中央日報が「日本が7割負担の韓日トンネル」解説記事

どんなバカらしい話であっても、いちおうは合理的に検討しておくというのも有益です。合理的に検討した結果、デメリットが多すぎるということをちゃんと理解することで、改めて現状を正確に理解することができることもあるからです。こうしたなか、『韓国よ、トンネル以前に約束守れ』でも言及した「日韓トンネル構想」を巡り、韓国メディア『中央日報』に昨日、長文の解説記事が掲載されていました。

韓国野党幹部の「日韓トンネル」構想の波紋

ちょうど先週火曜日の『韓国よ、トンネル以前に約束守れ』では、韓国の野党「国民の力」の金鐘仁(きん・しょうじん)非常対策委員長が釜山の市長選の政権公約で、唐突に「日韓トンネル」に言及した、とする話題を取り上げました。

また、『日韓トンネル構想巡り韓国与党が間接的に「日本は敵」』でも触れたとおり、これが韓国国内で批判されるや、この方はさらに火に油を注ぐような発言をしました。

韓国メディア韓国メディア『中央日報』(日本語版)の2月3日付の『金鍾仁「海底トンネル、親日と関係ない…日本を利用できなければ」』という記事によると、金鐘仁氏はこの構想について、「韓国の目的のために日本をどう利用するかという考えをすべき」、などと述べたというのです。

まさに、「親日派?正体見たり、用日派」でしょう。

さらには、同じく韓国メディア『ハンギョレ新聞』(日本語版)の2月4日付の『「韓日海底トンネル」にとんでもない「イデオロギー論」』という記事によれば、韓国の左派政党である与党「ともに民主党」の政策委員長は海底トンネル構想について、次のように述べたのだそうです。

海底トンネルを通じて私たちが得る収益は、日本に車で行くということしかないが、日本は、我が国と北朝鮮を経て、中国、ロシア、欧州にまで行くことができる道が開かれる。私たちが得る収益がおよそ5であるならば、日本が得る収益はおよそ500以上になるだろう。これこそ、金鐘仁委員長がおっしゃった利敵行為に近いことだ」。

この人物が、そもそも現状、韓国から北朝鮮に入国できないという事実を無視している点もさることながら、文在寅(ぶん・ざいいん)大統領の出身母体でもある政党の幹部が、日本を念頭に置いて「利敵行為」などと表現すること自体、尋常ではありません。

いちおう、形の上では日韓両国は友好国であり、また、米国を通じた間接的な同盟国ですし、『電話首脳会談に関する米韓両国の発表内容が違い過ぎる』でも触れたとおり、文在寅大統領ご自身も「日米韓3ヵ国連携が重要だ」とジョー・バイデン米大統領に述べたと韓国政府が発表しているほどです。

そんな相手国に対し、与党幹部が「利敵行為」とは、正直、恐れ入ります。

余談ですが、この手の話題を眺めていると、いくら日本の側から「日韓友好」を願ったところで、それはしょせん幻想に過ぎないと思います。韓国で主流を占めているのは、公然と「日本を利用しろ」と主張する勢力(用日派)や、純粋に日本を敵視する勢力(反日派)だからです。

日韓トンネルの経済性をマジメに議論してみた?

さて、韓国が国同士の約束すらマトモに守ろうとしないのに、日韓トンネル構想を議論するという事自体、どうにも理解に苦しむ点ではありますが、ただ、海底トンネル構想は、それを作ることによるメリット、デメリットをマジメに議論しておいても損ではありません。

あるいは、「日本が陸路でユーラシア大陸で繋がることの経済波及効果(たとえば物流コストの削減効果)と建設コストを比較検討する」、と言い換えた方が正確でしょうか。

こうしたなか、中央日報日本語版に昨日、こんな記事が掲載されていました。

韓国野党幹部が言及した韓日海底トンネル…「飛行機に乗ったほうがいい」「日本は無関心」(1)

―――2021.02.08 15:26付 中央日報日本語版より

記事の文字数は4000文字を超える「力作」です。といっても、ところどころ初歩的な事実誤認や首をかしげざるを得ない記述も多々ありますが、「現状の技術力、地理的条件、建設コストと経済効果に照らし、日韓トンネル構想は非現実的」という結論には同意したいと思います。

中央日報の記事をベースに、日韓トンネル案についての経緯をまとめると、次のとおりです。

  • 1917年、日本の陸軍参謀本部で対馬トンネル建設が議論される
  • 1935年、内務省土木国道路課で自動車トンネル(工期25年)が計画される
  • 1938年、同構想が「朝鮮海峡鉄道トンネル」として具体化される
  • 1948年、鉄道省が東京~下関間の新幹線建設基準を策定した際、付帯事項として韓日海底トンネル建設が提案された
  • 1983年、統一教会が『日韓トンネル第1次基本構想』を策定
  • 1986年、統一教会が『日韓トンネルの交通需要予測』を公表
  • 1989年、統一教会が『日韓トンネル施工のための注入工法に関する研究』を公表
  • 1996年、統一教会が『日韓トンネルの経済評価』で3本のルートを公表
  • 2003年、『日韓トンネルの経済評価』に対し韓国交通研究院が「経済性がない」と結論を下す
  • 2009年、釜山発展研究院が『韓日トンネルと北東アジア統合交通網構築のための基礎研究』で自主的な代案ルートを提示
  • 2011年、韓国政府・国土海洋部は日韓海底トンネル、中韓海底トンネルにはともに経済性がないと発表

上記、記事には「1948年に鉄道省が…」など、歴史的事実と異なる記述もありますが(※「鉄道省」は戦時中に「運輸通信省」に改組されています)、「第二次世界大戦が1945年に終結した」などのという歴史的事実を無視した記述が出て来るのは韓国メディアの常ですので、あまり気にしないことにしましょう。

また、1980年代以降は、統一教会の名前がやたらと挙がって来ますが、中央日報によれば、同教会が「九州の佐賀県唐津市に570メートルの調査トンネルを掘ったこともある」などと述べています。

さらには、中央日報は日韓の政界では過去に何度か日韓トンネル構想が出て来たとしており、実際に盧泰愚(ろ・たいぐ)、金泳三(きん・えいさん)、金大中(きん・だいちゅう)の各元大統領に加え、森喜朗元首相などもその「必要性に言及した」、としています。

日韓トンネルが実現しない理由は、「経済性」だけではない

ただし、ここで面白いのは、中央日報の指摘です。

事業がなぜ第一歩すら踏み出すことができないまま現在に至ったのか。それは一重に莫大な費用がかかるのに期待効果はそれほど高くないという判断のためだった。一言で言えば経済性が低いということだ」。

ここで、中央日報が紹介するのは、先ほどの研究のうち、2003年の交通研究院による3ルートの経済性比較です。「3ルート」とは、それぞれ次のとおりです。

  • Aルート:唐津~壱岐~対馬・下島~巨済
  • Bルート:唐津~壱岐~対馬(下島)~対馬(上島)~巨済
  • Cルート:唐津~壱岐~対馬(下島)~対馬(上島)~釜山

ルートにより異なるものの、全長は209~231キロメートル、海底区間は128~145キロメートルで、最大水深は155~220メートルだそうです。

ちなみに現状、世界最長の海底トンネルといえば青函トンネルですが、北海道旅客鉄道株式会社のウェブサイト『青函トンネルの構造』によれば、青函トンネルは全長が53.85キロメートル、最大水深が140メートルです。

日韓トンネルは1本の海底トンネルではなく、途中数ヵ所でいったん地上に出るという特徴はありますが、いずれにせよ、日韓トンネルを掘ると考えるならば、青函トンネルを超える建設費と維持管理費が必要となるであろうことは、想像に難くありません。

さらには、鉄道トンネルに本線トンネル2本と非常用トンネル1本を併設するならば、コストは飛躍的に高まるでしょう。そのうえ中央日報の記事でさらに理解に苦しむのは、その建設コストの負担に関する次の記述です。

もちろん事業費を韓国側がすべて負担するわけではない。日本が70%、韓国が30%程度負担することを前提としている」。

こういう記述がナチュラルに出てくるあたり、正直「バカらしくて付き合っていられない」と感じる人が多くても仕方がないでしょう。

重要な前提条件が抜けている:「韓国は陸の孤島」

ただし、日韓トンネルを完成にこぎつけたとして、それを運用する段階になると、真っ先に浮上するのは採算性です。その際、中央日報には鉄道貨物輸送、高速旅客鉄道などの議論も出て来るのですが、本来、無視できないのは、韓国が「陸の孤島」であるという事実です。

しかし、中央日報の記事には、この非常に重要な前提条件がスッポリと抜け落ちています。

現状、38度線で韓国の鉄道はユーラシア大陸から隔絶しており、ここがつながらない限り、仮に日韓トンネルが誕生したとしても、「鉄道でユーラシア大陸を横断する」という構想は実現しません。

「日本から陸路でユーラシア大陸を横断する」という目的だけを達成するのであれば、わざわざ技術的にも経済的にも困難な日韓トンネルにこだわるのではなく、北海道、樺太、沿岸州に宗谷海峡・間宮海峡を渡るためのトンネルないし橋梁を建設する方が遥かに合理的です。

(※もちろん、個人的にはロシアとの間で陸路の輸送手段を開くことには反対ですが。)

この点、中央日報は日韓海底トンネルを巡って、「航空より競争力低いため日本政府は無関心」などとしていますが、経済合理性に照らせば当たり前の話でしょう。それなのに、中央日報の記事は、次のように締められています。

一部の専門家は未来に備えて北東アジア国際交通網次元で韓日海底トンネル問題を深く扱うべきだと話す。亜洲(アジュ)大学のユ・ジョンフン教授は『北東アジア国際交通インフラの重要な議題である以上、専門家的な見解で落ち着いて議論してみるべきだ』とし『だが(選挙を前にして)とても良くない時点に言及したせいで、韓日感情問題としてのみ扱われるようで残念』と話した」。

どうにも理解に苦しみます。経済合理性に反するなどしたトンネル構想を「日韓の感情問題」に転嫁しているのは、どちらかというと、この論者の方でしょう。

日韓海底トンネルは、それを実現するための技術的課題、経済性の問題もさることながら、韓国自身が陸の孤島であるという事実、約束を守らない国であるという事実、用日にしろ反日にしろ、理不尽な対日攻撃を仕掛けてくる国であるという事実に照らすならば、「検討以前」の構想でしょう。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 立ち寄り人 より:

    毎日の更新御疲れ様です。南朝鮮にとってトンネルが完成する事自体に興味はないのでは?
    工事費をポッケナイナイする事が主目的であり、途中で工事中止すら想定していると思います。

  2. 七味 より:

    >「日本から陸路でユーラシア大陸を横断する」
    この前提がそもそもダメな気がするのです♪

    目的は「日本からユーラシア大陸を横断する」ことであって、「陸路で」っのは手段に過ぎないと思うのです♪
    だから、比較するなら、まず「陸路で」という手段を、「海路で」や「空路で」って手段と比較しなきゃだと思うのです♪

    感覚的なもので申し訳ないのですが、みっつを比較すると
    海路 大量の貨物や人を、時間はかかるけど低コストで輸送できる。必要な技術は既にあって実現の障害はない
    空路 少量の貨物や人を、コストは高いけど短時間で輸送できる。必要な技術は既にあって実現の障害はない。
    陸路 そこそこの貨物や人を、そこそこのコストで、海路よりは早く輸送できるかもしれない。
    長大なトンネルを掘るという技術的な障壁のほか、必ずしも有効的でない国(ロシア、中国、北朝鮮、韓国)を通過するという政治家な障害もある。

    ・・・・・細かいこと考えなくても陸路ってダメでしょう♪
    せめて目的地が、海路と競合しない内陸部ならともかく、一番行きたいのは欧州なんだし・・・・
    (。´-ㅅ-) =3ハァ
    だいたい、日本からの目的地を韓国にしても、高速船で十分だと思うのです♪

    1. 七味 より:

      自己レスなのです♪

      韓国にとっては、日本との間にトンネル掘るより、中国との間に掘ることを考えた方が建設的だと思うのです♪
      資金は、AIIBから引っ張れば、なんとでもなると思うのです♪

      1. だんな より:

        七味さま
        話が、だいぶ飛躍しましたね。
        トンネル工事は、何処の国向けでも「建設的」。

        1. 門外漢 より:

          そりゃあそーだ。

        2. 七味 より:

          だんな様

          うまいのです♪
              ▲∞Λ
            (´・ ω ・)
            ( つ旦O
            と_)_)
          彡(____ミ/)ミ
          彡(____ミ/)ミ
          彡(____ミ/)ミ
          彡(____ミ/)ミ
          彡(____ミ/)ミ
          彡(____ミ/)ミ
          彡(____ミ/)ミ
          彡(____ミ/)ミ
          彡(____ミ/)ミ
          彡(____ミ/.。.:*♡

          1. だんな より:

            七味さま
            嬉しい😊

          2. ちかの より:

            七味様
            お上手~♪パチパチ♪

  3. めたぼーん より:

    ナチュラルに嘘をつけるのは、詐欺師の得意技ですね。よってそういうことですね。まあ、韓国の場合は自分は詐欺師だがと公言した上で、この話は棚上げ、この話は信用してくれって言う謎のツートラック思考の持ち主ですからね。

  4. 引きこもり中年 より:

     独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
    (そう自分に言い聞かせないと、韓国と違って、自分は間違えない存在と自惚れそうなので)
     鈴置説のように日米が韓国を切り離すとしても、韓国は「日本が韓国との海底トンネルを求めている」と信じているのでしょうか。
     駄文にて失礼しました。

    1. ななし より:

      かの国の価値観では「島国が大陸と直接繋がることは悲願である」というのは当然のことなのです。理屈とか関係ない、本能に基づくもの。
      だからその成就のためには費用を多く負担するのは当然だし、多少の無理も通るだろうと皮算用するわけですね。
      もし大陸と繋がりたいのなら、サハリン経由でシベリア鉄道と接続するルートの方がずっと合理的で経済的だと思います。ヨーロッパまで敷設済の路線で繋がりますし、リスクの高い国を余分に2つ(または3つ)通るよりマシです

      1. 伊江太 より:

        ななし様

        >「島国が大陸と直接繋がることは悲願である」というのは当然のこと

        ウリナラファンタジーこそが歴史と信じるカノ国ではあるんですが、ある程度の歴史的事実に基づいている部分もあると思います。

        戦前、日本の一部であった朝鮮半島は当然のこと、一応独立国の体裁を取っていた満州国も実質は属領で、さらに中国、シベリア、仏領インド支那へと進出を進める日本にとって、玄界灘、対馬海峡は膨張する軍事補給上の隘路であり、鉄道輸送が主体であった当時では、国内の弾丸列車計画とともに、日韓トンネルで朝鮮鉄道、満州鉄道をつなぐというのは、具現化の可能性はともかく、重要検討課題ではあった、それは事実です。

        ただし、これはあくまで当時の日本の版図内の問題であって、カノ国の思惑なんぞが紛れ込む余地はみじんもないもの。一体この霧散した計画のどこが彼らの気を引くのでしょう。日本国内で未だに熾火のようにくすぶっているらしきこの与太話が、統一協会がらみというのが気になります。

        ひょっとして、唐津だか下関辺りに開通したトンネルの出口から、彼の地を覆おうおぞましき邪気が吹きだし、日本を侵食していく将来でも夢見ているのでは、などと嫌悪感しかわかない話題です。

        1. だんな より:

          伊江太さま
          ふと思ったんですが、陸の孤島の悲願かな。

          1. 伊江太 より:

            だんな様

            いよいよ落城となったときに備えて、脱出用の抜け穴を用意しておく、みたいな?(笑)

    2. 引きこもり中年 より:

       すみません。追加です。
      (ふと、思ったのですが)日本の建設業を救うために、(実現するかは分かりませんが)老朽化した高速道路をすべて作り直すと言い出す政治家が出てくる可能性もあるのではないでしょうか。それでも、日韓海底トンネルよりはマシかと、思うのですが。
       駄文にて失礼しました。

  5. パーヨクのエ作員 より:

    いつも知的好奇心を刺激する記事の配信ありがとうございます。

    皆様に質問です。

    仮に日韓トンネルが出来たとして、ケンチャナヨとポッケナイナイのヒトが作った区間が含まれたこのトンネルを、「皆様は毎日利用」できますか(笑)

    その答えが日本が考えるトンネルへの評価ですよね(笑)。

    1. 匿名 より:

      毎日は使いたくありませんが一度だけならエクストリームツーリングとしてつべに動画上げてもいいかもw

  6. お虎 より:

    こんなものは、「韓国は、日本にいろいろと提案してるんだけど、日本が頑固で話を聞いてくれないんですよ」というアリバイづくりに過ぎない。

    そんな韓国でも、まがりなりにも米韓同盟が生きていればこそ、黄海上での中国空海軍の圧力を「一応」受けてくれている。
    韓国が中国の軍門に降れば、釜山やその周辺を基地とする中国海空軍の圧力を、日本はまともに受けざるをえないのは明らか。
    ゆえにバイデン政権が、文ざいいん政権に引導を渡し、つぎの韓国大統領に「保守派」から当選させようと画策するのは、アメリカにとっても日本にとっても正解だと思う。

    韓国はまことにうざったい国民・国であるが、こんなのを適当にあやしてころがすだけの政治力を身に付けないと、将来、東南アジア諸国やインドとまともにわたりあえなくなる。

    「韓国かかわらず」論は、情緒的にはわからないでもないが、実態は現実逃避に過ぎない。

    1. 七味 より:

      お虎様

      >韓国が中国の軍門に降れば、釜山やその周辺を基地とする中国海空軍の圧力を、日本はまともに受けざるをえないのは明らか。

      おっしゃることは、そのとおりなんだと思うのですが、中国海空軍の圧力を受けるのは「誰なのか」ってのは置いといて、中国海空軍の圧力を「何処で」受けるのが良いのかって地理的な問題として考えたとき、韓国で受けるのって日本で受けるよりも、対処がしやすいものなのでしょうか?

      韓国の黄海側の海岸線より、日本の日本海側の海岸線の方が長い分、韓国で受けた方が受けやすい気もするけど、今ひとつ良くわかんないのです♪

      1. お虎 より:

        尖閣諸島という狭い領域で、日本は中国海軍海警の圧力を受けているのだけれど、それでも負担感がありますね。
        そのような圧力は、少なくとも黄海方面では今後も韓国が受け続けた方が、日本は楽でしょう。

    2. クロワッサン より:

      お虎 さん

      >韓国はまことにうざったい国民・国であるが、こんなのを適当にあやしてころがすだけの政治力を身に付けないと、将来、東南アジア諸国やインドとまともにわたりあえなくなる。

      中国の軍門に降った韓国と、中国の圧力に硬軟併せ持つ強かな外交を行う国々を同列には扱えないですね。

      韓国や朝鮮の姿勢って東方礼儀の国つまり「我は偉大なる中華人民共和国様のいちの家来なるぞ!」ですけど、東南アジア諸国やインドって中国の忠実なる属国である事を他国に誇ったりはして無いようですね。

      1. お虎 より:

        韓国は、わかりやすい国。アメリカや日本が必要としているのは韓国という場所であって、文ざいいん政権とイコールではない。
        「日本は韓国から毎年2兆円の利益をあげているのだから、韓国の面倒をみてやれ」というのが、これまでのアメリカと日本における対韓政策。
        あなたが「中国の圧力に硬軟併せ持つ強かな外交を行う国々・・」と認識しているように、したたかな外交力を持つ国ってのは、交渉が面倒な相手。そういう国々が、今後は日本の重要な通称相手国になってくる(すでになり始めている)。だから、日本の外交力を高めましょう、そのためには韓国あたりに手を焼いているようでは困りますよ、という意。

    3. 門外漢 より:

      お虎 様

      >釜山やその周辺を基地とする中国海空軍の圧力を、日本はまともに受けざるをえない

      お花畑で申し訳ないのですが、
      中国海空軍の根源を叩く場合、現状ですと黄海奥深く侵入しなければなりません。韓国軍が代わりにやって呉れるとは思えないのです。初戦はやるかも分かりませんが、直ぐに在日米軍やJ隊にお鉢が回ってくるのは目に見えてます。
      韓国内の基地なんて何時寝返るか分からないし、北の砲撃だけで壊滅しそうですから、場合によっては空母を出さないと難しい作戦になります。
      釜山や済州島の基地なら本土基地から直接狙えます。尤も相手からも狙われるんですけどね。
      受け身で考えると不味いですが、攻撃で考えると、案外その方がケリが早く付くのかも知れません。

      1. お虎 より:

        中国軍の基地を直接攻撃する蛮勇をもつ国は、現時点では存在しないと思いますよ。まして先制攻撃など。
        中国軍はそれを認識しているから、自らの力を試したくて冒険的な行動に出ている。そして、それを習近平指導部は抑えられない。ロシアが極東陸軍を1個師団だけ増強したりしているのは、中国の内部事情を知っているから。

        >案外その方がケリが早く付くのかも・・

        アメリカが本気で中国をつぶすつもりなら、対峙は長引く。かつてのソ連は、軍備拡張を30年続けた末に破綻したが、これは、ベトナムで傷を負ったアメリカにとって輝かしい勝利体験。だから、中国に対しても時間をかけて窒息させるやり方を採用すると思う。
        問題は、その長い時間のあいだ、どのように過ごすのが日本にとって得策なのか、ということ。イギリス、フランス、ドイツは、早くもカネのにおいを嗅ぎつけてやってくる。
        ことはあまりにも複雑かつ壮大なので、防衛装備に絞ってみると、日本がとるべき道は、日本資本の防衛産業の再建だと思う。
        イージスアショアの件は、日本の防衛政策当局の無力さ、海と陸との間で知見の共有ができていないことをさらしてしまった。
        推測だが、日本の防衛装備企画は、売ることを考えていない。自衛隊というわずかな需要だけで、今後、防衛産業を維持していくのは困難。(これまで武器輸出を禁じてきたのは、防衛産業をつぶそうとする悪意)
        あれもこれもと着手する国力は、すでに日本にはない。であれば、打ち上げたF3計画だけに資金を絞って、何とかうまくやってもらいたい(三菱の衰えをみると不安がいっぱいだが)。

    4. 名古屋の住人 より:

      お虎様

      >黄海上での中国空海軍の圧力を「一応」受けてくれている。
      中国人民解放軍の脅威は決して空軍・海軍だけはありません。むしろ陸海空軍とは別の組織であるロケット軍が所持する各種弾道ミサイルは大陸から日本列島に向けて直接かつ大量に発射することができ、それは黄海上で韓国軍が防げるものではありません。

      また、秦に恐れるべきは有能な敵ではなく、無能な味方です。朝鮮戦争勃発時、北朝鮮軍の侵攻に対して一目散に敵前逃亡を図り、セウォル号の海難事故発生時、乗客乗員を見捨てて真っ先に避難する等、全く以て当てにできるような相手ではありません。

      いくら平時において中国空海軍に対峙しているとしても、有事に機能しなければ全く意味がありません。その有事において真っ先に敵前逃亡して無用な混乱を引き起こすなら、最初からない方がよほどマシです。下手に見掛け倒しの抑止力があるように見えるからこそ、反日勢力に平和ボケしている日本がいいように弄ばされる原因の一つになっているのではないでしょうか。

      1. お虎 より:

        仲間が全員精鋭であれば結構なんですが。現実にはしょうもないやつ・欠点だらけのやつが大勢いるのは仕方がないこと。
        アメリカ兄貴も国内がぼろぼろだから(貧富の格差がすさまじいのはその一例)、中国を押さえつける根気がいつまでつづくかわからないのだが、一応、30-50年対峙すると期待してモノを考えてみたい。
        クズであろうと何であろうと、役割を割り振るプロデュース能力を発揮するのは、いまでしょ。そういうのはアメリカ兄貴が得意なんだが、日本もこの機会に学んでおきたいところ。
        オーストラリアは、中国と戦う気などまるでない。中国なしでは成り立たない経済構造になってしまっている。それでも直接脅威を受ける立ち位置でないから、強い姿勢を演出しているだけのこと。それは中国に見透かされている。
        インドなんてのは油断も隙も無い国。これと防衛機密を共有するなんてのはあり得ない。それでも中国南西部を牽制するくらいは働きそうだから仲間に入れているだけであって。

        こう考えていくと、文ざいいん政権は困ったものだが、韓国そのものはまだまだ役に立つ。もうすこしましな政権ができたら、この方面の先頭に立たせておけばいい。

        日本は、兄貴に全面的に協力するそぶりをとりつづけながらも、最前線に立つのは避けるべきだ。むしろ、この米中対峙を利用して、衰えた国力を再建する算段をしたい。そのために、現行憲法は役に立つ。70年以上前に、当時の米軍によって指導された憲法なのだから「あなたたちの先輩が添削してくれた、この美しい文章がですね・・」といって面倒を避けつつ、日本の都合に合わせて憲法解釈を変更すればよいのであって。

        1. お虎 より:

          ・・と、こう考えていくと、国防ではF3への注力、民生では電気自動車への注力、ということに帰結するのだが。
          10年くらい前に埼玉県に大きな工場をもつ大手自動車会社の事業所見学会に参加した際に、ご意見欄に「水素自動車なんかで遊んでいると、とりかえしかつかないどころか、最悪、会社がなくなるよ」と書いたら、広報から「ご意見うけたまわりたく」とメールが来たので、電気、ガス、上下水道のインフラ整備に日本は何年費やしたか、水素という取り扱い危険物の供給インフラが簡単に整うわけがないだろう、あれは経産省の遊びにすぎない、それよりはEVに注力しなさい、と返信したことがあった。
          ふりかえれば、120年前、自動車の揺籃期には、ガソリン、スチーム、電気の3形式が併存していた。アメリカ国内で大油田が次々と発見されたことでガソリンが極低廉化したことでいったん勝負がつき、蓄電池の技術進歩はまことに遅遅としていたわけだ。

          ところが「環境バカ」たちが世界の潮流をひっくり返したことで、自動車産業は出直しを強いられる。ハードウエアとしての新個体電池開発も重要だが、発電蓄電回収といったソフトウエアの開発が勝負を決めるのだろう。その世界標準を握った会社は、マイクロソフトをはるかに超える超企業になれる。

      2. より:

        日本にとって、現実的な中国の軍事的脅威というと、陸軍の人海戦術とミサイルでしょう。海空に関しては、シーレーンを維持できている限り、日本の国土に対する直接的な脅威とはなりません(被害の可能性がゼロと言っているわけではない)。そして、現時点で推測しうる中国の渡海派兵能力を考えれば、たとえ朝鮮半島南岸からと考えても、日本が領空の制空権を完全に失うような事態にならない限り、1個師団を上陸させるのも容易ではなく、つまりは日本の領域内で人海戦術をとることはほぼ不可能と考えても良いと思います。ミサイルの飽和攻撃に関しては現状対処不能と思われますが、わざわざ朝鮮半島南部に発射基地を構える意味はありません。
        以上のように考えると、仮に韓国が中国に呑み込まれ、済州や金海に中国軍基地が作られた場合でも、小煩くなり、負担が増えることは否定できませんが、国土防衛という観点から見て、脅威の度合いが大きく増すというほどのことはないと考えます。
        従って、朝鮮半島南部が確実に「こちら側」というのであれば、全くの無意味ではないものの、名古屋の住民様が言われるように、現時点では全く信用ならず、むしろ足手まといにしかならない可能性の方が高いでしょう。言い換えれば、現状の朝鮮半島南部は、日本の安全保障戦略上、プラスに作用する可能性は低く、むしろマイナスに作用する可能性の方が高いと思われます。
        ゆえに、日本の安全保障政策を検討するにあたっては、朝鮮半島南部が「こちら側」ではないとの前提に立って進められなければなりません。朝鮮半島南部が「こちら側」であってほしいとか、あるように努めるべきとかいう議論は、単なる現実逃避のお花畑思考であると断じます。安全保障政策において、「タラレバ」論こそが最も危険であることは、歴史が証明しています。

        ただし、実際に朝鮮半島南部が「あちら側」として機能するのかどうかについては、アメリカの出方次第というところがあります。在韓米軍が存在し、米韓相互防衛条約が生きている限り、あからさまに「あちら側」として振舞うことは流石にできないでしょう。しかし、米韓同盟の消滅が現実的可能性として語られるようになり、さらに現状でも「こちら側」としての機能が期待できない以上、日本の安全保障政策としては、対馬と南西諸島を最前線として構築されるものでなければならないと考えます。韓国に何かの役割を期待する方が間違いです。
        実際に、

        > 平時において中国空海軍に対峙しているとしても

        対峙なんかしていません。黄海上で中国漁船がどれほど乱暴狼藉を働こうが、韓国海空軍は指をくわえて眺めているだけです。

        1. お虎 より:

          あなたの長文の中に、おらが述べたいことが断片として存在していますね。

          韓国は敵として準備を進めつつ、表面的にはしれっとして「こちら側」として働かせるのが良いと思います。
          それが「あやす」ということでしょうか。

        2. りょうちん より:

          中国の人海戦術は過去のもので、もう実行できません。
          一人っ子政策、軍の近代化によるコスト増で、「畑から兵士を穫る」という時代ではなくなっています。

          1. 匿名 より:

            いやまだチベットウイグルからはいくらでも…w

        3. へちまはたわしのみに非ず より:

          龍 様

          韓国が中国に飲み込まれた場合、そこが策源地となる危険もさることながら、日本にとって朝鮮半島以北以西のブラックアウトが主要な危険と私は考えます。

          朝鮮半島はシーレーン上のチョークポイントたる対馬海峡の目と鼻の先にあり、これは少々古い概念で言えば第一列島線のA2/AD喪失、つまりは日本南西方面のシーレーン喪失に他ならないためです。
          黄海、東シナ海、日本海が中国の浴槽になれば、お説のシーレーン維持は叶いません。

          また、ロシアのクリミア侵攻、アゼルバイジャンのアルメニア侵攻など現代戦は基本局地紛争です。よって緩衝地帯を喪失し、攻撃意思のある国と接すること自体が脅威ですし、それ以前に韓国を制圧しているなら攻撃意思は明瞭です。今や(奥の手とか示威としての値打ちはありますが)戦略ロケットの時代は過ぎて超高速巡行ミサイルにドローンが持て囃されることも、時代の変遷の証左です。

          つまり、先日の龍様は縦横家を論じておられるところ、現代の秦に対し燕は斉を切り捨てるべきとお考えでしょうか。

  7. 農民 より:

     戦前まで持ち出されていますが、その頃の目的地としては「フロンティア」であった満州なのでは?
     低コスト大量輸送の海運、長距離高速の空運は日本的には主には国外輸送に向きます。陸運は海空で運んだあとの分配であったり、国境などの障壁が無く最低限の道さえあれば隅々まで運べるので国内向きです。鉄道であれば旧満州あたりまでなら効率も良いでしょう。満州に限れば海運はありえず、当時は航空輸送などありませんし。朝鮮半島も日本国だったので、それも含めて検討の価値があったのでしょう。

     ならば現在では?コスト、リスク、お馴染みの貿易統計のお寒い数字……お互いに何一つメリットがない。強いて言えば、楽韓さんで言及されていた、巨大事業になる→あちらの選挙対策、くらいですね。

    1. 農民 より:

       あ、大連あたりは旧満州国に含まれるので海運がありえないってことは無かったですね。

  8. だんな より:

    楽韓さんが書いてる通り「釜山市長選」向けのヨタ話で、実現することは有りません。
    ハンギョレの記事です。
    [寄稿]韓日海底トンネルは優先すべき課題か
    https://news.yahoo.co.jp/articles/f0c01850933e0f0012a83dabab4ed9f19564e61d
    最後の方の
    「韓中日3カ国が共同で北東アジア高速鉄道ネットワークを構築するプロジェクトを構想してみてはどうだろう。」
    以下の文章が、寄生虫の新しい妄想です。

  9. だんな より:

    そういえば、北極海の氷が減って、北極航路でヨーロッパに船便で行けるようになったとか。
    北朝鮮内は、時速40キロが限界らしいからね。

  10. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。

    日韓トンネル、、、。作るなら作るで、中央日報の記事では、その建設コストの負担は「日本が70%、韓国が30%程度負担」(笑)。

    オイオイ、どっから出た数字や?また日韓間で、儲けは「韓国が5なら日本が500」?そこまで数字を盛るかな(笑)。1日何台通るのん?フツーに考えても全線乗ると高速代とトンネル代で2万円超える。往復ガソリン代込みで6万円?土産物屋で1〜2万円、メシが2万円、日帰りにしても最低10万円かかる。

    何も無い釜山市内見ても、日本人は行かないヨ。日本は韓国や北朝鮮と陸路でダイレクトに結ばれる事を夢に見ているんじゃないヨ。中国もしかり。出来れば、この特亜3国とは一切触れ合わずに欧州、西アジアに行きたいんだヨ〜。分かってないな。

    妥当な所は空路拡充かな。トンネルやら巨大な橋梁作っても黒字化は無理です。

  11. れんげ草 より:

    ハワイ直通のトンネルで且つ工費の心配をしなくてよいのなら賛同する。そのトンネルでリニアでハワイに行けるなら飛行機が未だに信用出来ず100%船酔いする私には利用価値有り。
    半島?すぐ隣にある◯▲□に?罰ゲームですか?一体何に負けたと言うのですか?

    1. にゃ様 より:

      ハワイ直通ならよいですね
      グアムでもいいなあ

      韓国?
      いらないですねー

  12. より:

    現時点で、日本からヨーロッパまで極力陸路でとなれば、経済性を考えると、「新潟港ーウラジオストック港ーシベリア鉄道」か「稚内港ーソヴィエツカヤ・ガヴァニ港ーバム鉄道」というロシア経由のルートが一番現実的だと思われます。
    新潟ーウラジオストック航路が約27時間、ウラジオストックーモスクワが1週間ですので、日本からヨーロッパまで、10日から2週間程度で結ぶことが可能になります。また、現状「稚内ーソヴィエツカヤ・ガヴァニ」航路は開設されていませんが、距離的には新潟ルートより短いので、若干の時間短縮は可能と思われます。ロシアは土地だけは余りまくっているので、広大な貨物ヤードの確保も難しくないでしょうし、何より、極東地域開発をしたくて仕方がないロシアにとっても悪い話ではないでしょう。

    もちろん、ロシアは政治的な怪しさが多々あり、経済面だけでは議論できませんし、戦略物資の輸送ルートとするには少なからず剣呑ですが、日韓トンネルについて検討するよりも遥かに建設的であると思います。おまけに、仮に日韓トンネルができ、さらに北の障害が無くなったとしても、最終的にはシベリア鉄道経由になるので、同じことになります。ならば、経由国が少ない方が何かと面倒が少なくなるでしょう。
    ということで、日韓トンネルなどという益体もない話に頭を使うよりも、日本海航路について考える方が、遥かに現実性があると考えます。もっとも、実際に新潟県庁による以下のような事業計画案も公表されていますが、実現には至ってないようです(そりゃそうだ)。

    https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/65338.pdf

  13. 門外漢 より:

    百一歩譲って、列島・大陸間を繋ぐメリットがあるとしましょうか。個人的には日欧間の貨物輸送に利用できなくも無いと思ってます。
    しかしそれなら日韓トンネルよりも、宗谷&間宮トンネルの方が実現性は高いと思います。対馬経由より遥かに短く、浅くで可能です。
    ロシアが敵地だからと言って見ても、韓国・北朝鮮・中国も敵地であるのは同じなのですから。

    勿論そんな金があれば、第二青函や四国新幹線に投じた方がマシなのは申すまでもありません。

  14. G より:

    私はこの記事を見て「えっ3割も出すつもりでいたの?嘘つけ」って感じました。

    日本が10割、少なくとも9割以上は出す前提で話をしていると思ってました。そうでないと利益のない超不採算事業ですからね。そもそも全額日本に出させるから得に決まってて計算すらしていないという無茶苦茶な検討状況なんでしょう。

    はっきりいってあり得ないのは間違いないとして、単なる思考実験として日本側から日韓トンネルを考えてみたいです。
    まずもって対馬を経由する意味がわかりません。日本からみれば目的はユーラシア大陸経由ヨーロッパへの鉄路確保ですからわざわざ深く掘り下げたトンネルを対馬で地上に持ってくるのは非常に効率悪いです。対馬とつないだところでなんの経済メリットがあるのでしょう。意味不明です。

    同じ理由で韓国にある島を経由するのも無駄です。ただし、これは半島から島までの距離が短く、トンネルによらず橋梁で繋げるのならコスト的に可能性あります。

    で、トンネルだけ掘って終わりではありません。韓国国内、北朝鮮国内、中国またはロシア国内、これらの鉄道を全て建設しきってはじめて意味を為します。全ての路線、ロシア国外に出るまで日本の手により整備します。

    そして、整備した鉄道敷地内、線路から100m以内を全て日本領とします。これはかつてのパナマ運河とその周辺がアメリカ領だったのをイメージしています。それくらい出来ないと安定しませんね。

    もちろん鉄道を沿線国も利用できます。ただ、日本領の施設なので入国手続きが必要です。然るべき手続きを踏んで対価を払った上でどんどん利用してください。北朝鮮は日本と国交がないので利用出来ないってことになりますね。致し方ない。

    妄想ですけどね。韓国の人たちが日韓トンネルを妄想しているのと同じことを日本の立場でしてみました。

    1. 誤星紅旗 より:

      30年以上前の記憶が甦りました。
      パナマ運河について、アメリカからパナマに返還される前は、(運河沿いの)アメリカの管理区域か否かは一目で分かり歴然としていました。返還されてからパナマ政府では管理しきれずにだいぶ荒廃してしまう結果に。ゴルフのグリーンの様に見渡す限り手入れされていた草地や居住地が雑草伸び放題のスラム街の様に。国力の差を子供ながらに感じさせられたのを思い出しました。
      半島の与太話にまともに付き合うのはごめんですが、日本が管理する半島横断のユーラシアオリエント急行の妄想を堪能させていただきました。

  15. Dora より:

    毎日の更新ご苦労様です。
    1938年までの構想は理解できますね。
    当時の日本陸軍が考えそうな事。
    完成していれば、中国方面の戦局が変わったかもしれません。

    1983年~ 統一教会が・・・・・
    「山口百恵世」代の私には、「桜田淳子」しか思い浮かびません。

    1. Dora より:

      訂正します。
      誤:「山口百恵世」代の私には、「桜田淳子」しか思い浮かびません。
      正:「山口百恵」世代の私には、「桜田淳子」しか思い浮かびません。
      失礼しました。

  16. 愛知県東部在住 より:

    相変わらず不勉強で突っ込みどころ満載の韓国メディアですね。

    「鉄道でユーラシア大陸を横断する」 >

    (白昼)夢を語るのは止めやしませんが、そもそも論としまして、朝鮮半島の鉄道幅は1435ミリの標準軌で、ロシアのシベリア鉄道は一つ上のサイズの1520ミリです。なので台車を替えない限り相互の乗り入れは不可能です。

    台車交換に要する時間で、飛行機でならモスクワまで、あるいはもっと先まで行けるかもしれませんね。(笑)

    1. 匿名 より:

      そしてさらに日本は狭軌ときますしw
      あと車も右ハンドル左ハンドルだし
      (流石に車直接通すことはしないだろうけど…)

    2. めがねのおやじ より:

      愛知県東部在住様

      横から突っ込みましてごめんなさい。

      軌間が違うなら、フリーゲージトレインというのもありますヨ。日本と同軌間の間はそのまま走り、広軌軌間には軌間可変電車(ディーゼルでも蓄電池式のターボ電源車でもいいですが)で対応する。ホーム幅はロシアに合わせて、日本と韓国の間は隙間が出来るので、ステップが出るようにする、、、とココまで書きながら「イカンイカン!陸続きは駄目!」と思い直しました(笑)。

      私は、無駄と言えば日韓トンネルもそうなんですが、日本の「リニア」もどうかな〜と思い直し始めてます。テレワークが進んだら、バカ高い料金を払ってくれる企業はあるのか?

      そもそも山ん中走って何兆円使ってどうする?全線トンネルらしいし。もう中止にすることは出来ないのでしょうか?両端の駅乗り換えも地中深く、不便だそうですが。

      1. 門外漢 より:

        メガネのおやじ様
        関東軍の軍用車両は満鉄(準軌)とシベリア鉄道(露軌)のフリーゲージでした。

      2. きたたろう より:

        マジでリニアが心配になってきました。テレワークという強敵がこれ程急速に現れるとは予想できませんでした。
        商談も会議もテレワークでできるなら、乗客が沢山集められるかなぁ⋅⋅⋅
        心配だナァ⋅⋅⋅⋅⋅

        1. HN忘れた より:

          めがねのおやじ様
          きたたろう様
          リニアは要りませんねえ。ボクはリニアのために掘ったトンネルの使い道に何が良いだろうといつも思いを巡らせています。何かの物理実験施設とか、貯蔵庫とか …

          日韓トンネルの日本側出口(入口)を少し掘ってあるのを昔TVで見ました。唐津のどこかにその跡があるはず。

    3. 愛知県東部在住 より:

      深夜就眠前に訪れたら、いろんなご意見を頂いたようで、ありがとうございます。

      ただ私個人としては、いろいろな細かい技術的なところは正直言ってどうでもよかったのです。ただ単純にこの時代に於いて経済的にユーラシア大陸を横断する鉄道が、必要なのかどうかを問いたいと考えていました。台車を交換する費用と時間のロスもその要素の一つです

      つまり費用対投資効果の単純な比較にすぎません。ただ、韓国人が投資費用の七割(或いはそれ以上)を日本に負担させるつもりならば、それに見合うだけのリターンが日本側にあるかかどうかを、冷静に考えればいいだけのことでしょう。

      おそらく、このような無謀な「投機」を引き受ける「お馬鹿」な投資家は日本にはいないと思われます。(笑)

      その「お馬鹿な投機」を日本に向けて真面目(な振りをして)に提案し得る、あの国の信じられないほどの「無神経さ」については、ここではこれ以上の言及を控えることにします。

      それを語り尽くそうとすれば、おそらく夜を徹しても時間は足りず、それは明日に控えている私の、月に2回の愉しみな時間に悪影響を及ぼしかねないからです。

  17. 匿名 より:

    我が国が今でも満州や朝鮮を支配していたならありうる。

  18. 匿名 より:

    まあ流石にどんなバカでも実現しないのは分かっているでしょう
    選挙対策とあわよくばポッケナイナイ狙い以外考えてないでしょう(言っている人間は)
    ただそれに騙される馬鹿な国民がいるってだけで
    (ホルホルするためなら自ら騙されに行くスタイルw)

  19. 禹 範坤 より:

    対馬海峡トンネルが最初に出たのは弾丸列車計画だったかな
    当時、朝鮮半島は日本国の朝鮮地方だったから出た話ですな
    どうやって、蒸気機関車走らせたかはともかくw
    さて、航空機よりも遅く、船より高く辿り着けるのは朝鮮半島南部だけの施設で
    建設維持管理費をどう捻り出せるのか、納得できる説明を聞いた試しがない

    ま、半島〜済州島トンネルを掘って維持管理してから、妄想を騙りましょうや

  20. 匿名29号 より:

    K国の地図には日本の国土が記されていないので、出口は海ですよ。

    1. j より:

      賛成です。
      トンネル掘りたきゃ韓国領海内に海ホタルのようなものを、勝手に作ればいい。
      日本のEEZには、絶対入ってくるな。
      日本国民の税金を使うとなると、国会議員もこの問題には触れられないと思います。
      国会議員の職業を失うから。

  21. sey g より:

    隣あってる家がありまして、隣の人が玄関から入って色々物を盗ってる所、間にある塀に扉をつけてもっと出入りしやすくしましょう。と。
    いや、こっちから隣の家に行く用は無いけど、そっちがこっちの家に来て悪さするだけやん。
    しかも工事費用こっち持ちやて。
    なんで、金出してドロボー入りやすくせなアカンねん。隣人、うちの事バカにしてるやろ。
    昔やるって言ってたやん?
    いや、昔はその家うちのんやし、今はドロボー住んでるやん。

    1. れんげ草 より:

      sey g 様
      ほんに!ほんに!┐(-。-;)┌

  22. より:

    ふと思いついた韓国の思惑。
    「釜山ー対馬を繋ぐトンネルができれば、陸軍をすばやく展開させて、対馬を容易に占領できるではないか。しかも、費用も施工も日本持ちだ。なんと天才的なアイディアなのだろう!!」

    ……さすがに書いててアホらしくなってきた。でも、実際にこの程度だったりして。

  23. Yaab より:

    「国境の長いトンネルを抜けるとキムチ臭い尊大な嘘つき国であった」ではモティベーションが上がりません。

  24. はるちゃん より:

    >でも、実際にこの程度だったりして。

    龍様
    全く同感です。
    ウリは天才ニダくらいの発想でしょうね。
    朝鮮人を沢山日本に送り込んで朝鮮人が支配する日本を実現する事を夢に見ているのでしょうね。

    NHKや日経新聞を始めとするマスメディアは既に支配完了なので次は物理的な日本侵攻政策を検討する段階になったのか知れません。

  25. 老害 より:

    ボタン一押しで水没させる仕様でないと、難民が押し寄せますね。

  26. りょうちん より:

    青函トンネルは、日本の穀倉地帯である北海道との物流という錦の御旗がありましたが、韓国の主たる産物は、航空便でも元が取れる半導体です。その先の中国の輸出品も加工食品など冷凍船便で済む類のもので、経済的合理性を求めるのにはかなりの無理があります。

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