「6つの視点から不正選挙を読む」=ナバロ・レポート

トランプ政権下のピーター・ナバロ大統領補佐官は12月17日付で、6つの視点からの米大統領選の不正疑惑に関するレポートを公表しています。本稿ではそのごくさわりの部分についての概要を紹介するとともに、今回の米大統領選が米国という国の民主主義の権威を貶めたものとなる可能性についても考察してみたいと思います。

ナバロ・レポート「大統領選の欺瞞」

トランプ大統領のピーター・ナバロ補佐官は12月17日付で米大統領選に関するレポート(ナバロ・レポート)を公表しました。

原題は “THE IMMACULATE DECEPTION / Six Key Dimentions of Election Irregularities” 、意訳すれば『まっさらな欺瞞/選挙の不規則性を示す6つの重要な視点』、といったところでしょうか。

これは、①不正投票疑惑、②投票用紙の不適切な扱い、③選挙の手続違反、④「投票の平等」条項違反、⑤投票機械の不規則性、⑥統計上の異常、という6つの視点で、6つの激戦州での不正疑惑に関する調査をもとに、2020年大統領選における公正さと潔癖さを評価する、というものです。

具体的にはその際、50の訴訟と司法判決、数千という宣誓供述書と宣言、さまざまな州における証言、さまざまなシンクタンク・法務事務所・ビデオ・写真などの分析をこのレポートの「証拠」として用いている、としています。

図表1 ナバロ・レポートのサマリー
 視点AZGAMINVPAWI

(【出所】2020/12/17付『ナバロ・レポート』P2。ただし、スペースの都合上、略称を用いている。具体的には①が “Outright Voter Fraud” 、②が “Ballot Mishandling” 、③が “Contestable Process Fouts” 、④が “Equal Protection Clause Violations” 、⑤が “Voting Machine Irregularities” 、⑥が “Significant Statistical Anomalies” で、AZはアリゾナ、GAはジョージア、MIはミシガン、NVはネバダ、PAはペンシルベニア、WIはウィスコンシン。また、「○」は「広範囲な証拠」、「▲」は「いくばくかの証拠」)

ナバロ氏の主張

ナバロ氏は、次のように述べます。

  • これらの証拠や不規則性のパターンの重みを考えるなら、とくにメインストリームのメディアが不正や不規則性の『証拠がない』と主張するのは無責任である
  • 選挙の不規則性が問題となっている投票用紙については、これらの比較的小さな部分であっても違法と裁定された場合、トランプ大統領に有利に結果を左右するには十分以上のものである
  • レポートで取り上げた6州では、かならずしも「6つの視点」のすべての特徴を満たしているわけではなく、各州において不正の在り方は異なる。このことは不正選挙が単独犯ではなく、複数犯であったことを示唆している
  • 反トランプメディアとソーシャルメディアの検閲は、アメリカ国民を真実から遮蔽することに加担しているが、これはメディアの信頼性と政治体制や共和国の安定性を同時に損なう危険なこころみだ
  • 現在、「バイデン氏の勝利」に加担しているジャーナリストや評論家、政治指導者らは、不正選挙の6つの次元を認め、選挙の真実を見極めるための調査を行うべきだ。就任式の日までにこれが行われなければ、米国民の支持を欠いた違法な大統領に権力を与える危険性がある
  • この報告書で評価された選挙不正の6つの次元を積極的かつ完全に調査することを拒否すれば、それは反トランプの主流メディアとソーシャルメディアの検閲だけでなく、立法府と司法府の両方にとっても失敗を意味する

この点、『いつからメディアが大統領を指名するようになったのか』などでも紹介したとおり、たしかにメインストリームのメディアはかなり早い段階で「バイデン氏が次期大統領に当選した」「トランプ氏の敗北が決まった」などと報じていました。

また、当ウェブサイトでも、トランプ氏の会見をNBCニュースが強引に打ち切ったという話題を『捏造、隠蔽、つまみ食い…メディアの劣化は止まらない』でも紹介しましたが、メディアが自分の勝手な判断で「根拠に乏しい」などとして映像を打ち切る行為自体、情報の隠蔽であり、ファシズムそのものです。

その意味では、このナバロ氏のレポートは、個人的に米大統領選に対して感じていた「モヤモヤ」のヒントでもあります。

「バイデン政権が誕生、はい一件落着!」ではない!

もっとも、『米メディアが「トランプは万策尽きる」「狂っている」』などでも繰り返し触れてきたとおり、現在のところ、米大統領選の結果を覆すような不正は、裁判では認定されていません。

また、先日の選挙人投票でもバイデン氏が全米で当選に必要な票(306票)を確保したとみられており、「法形式の上では」バイデン氏が次期米大統領当選者である、という状況が確定していることは事実でしょう。

ただ、おもにインターネット空間において「不正選挙の証拠」が大きく話題となっている背景には、「もしも本当に不正があったにも関わらず、米国の司法はそれらを不正と認定してくれない」という人々のいら立ちがあるように思えてなりません。

あくまでも個人的な感想を申し上げておくならば、今回の大統領選では、残る手続は来年1月6日の米議会による選挙人の票の集計だけであり、これが無事に行われれば、バイデン氏が次期米国大統領に就任することはほぼ間違いないでしょう。

もちろん、1月6日ないし20日に向けて、ワシントンでは大勢の抗議者があらわれる、との観測もあるようですが、さすがに「トランプ氏が軍隊を出して合衆国憲法を停止する」、などの事態が生じるのかどうかについては微妙でしょう。

とはいえ、「不正の確たる証拠がなかった」というのはあくまでも裁判上の話に過ぎず、今回の大統領選で大規模な不正があったのかどうかについて、米国という国自身が何らかの方法で明らかにすることができなければ、人々は米国の民主主義に対し、強い不信を抱いた状態が続くかもしれません。

さらにいえば、もしも来年1月20日の大統領就任式が終わり、ジョー・バイデン氏が次期米国大統領に就任しても、バイデン政権自身がその法的正当性を巡る疑念を払拭できず、最悪の場合は就任早々にレームダック化する、といった展開もあり得るでしょう。

そのような混乱が生じることによって喜ぶ国は、もちろん、中国です。

その意味では、「バイデン政権誕生、はい、一件落着!」ではないのかもしれません。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 匿名 より:

    親玉のアメリカがこのざまで
    日本の民主主義は大丈夫とはならんでしょう。
    日本は独自路線でなく欧米を目標にしてきたのだから。

  2. イーシャ より:

    米国ではかなり緊張が高まっているようで、銃器が飛ぶように売れ、銃弾は手に入りにくくなっていると語る現地の人もいます。
    物騒な話のように聞こえますが、今回の選挙不正(疑惑)が中共により仕組まれたものであるなら、憲法修正第2条の存在意義が発揮されるのかもしれません。

    米国で銃があるが故の事故・犯罪が絶えないことは事実ですが、一方、日本の平和惚けも心配です。
    私自身は米国でリボルバーの射撃練習をさせてもらったことがあります。38口径でダブルアクションなら 10m くらい離れても人の頭くらいは撃ち抜けそうでしたが、シングルアクションや45口径以上では反動が大きくて狙いが定まりませんでした。22口径だと反動はほとんどありませんが威力もなさそうに感じました。
    自動小銃やショットガンが必要にならないことを祈ります。

    1. 引っ掛かったオタク より:

      リボルバー、一般的なモノならダブルアクションで撃つよりハンマーコックしてシングルアクション状態で撃つ方がトリガーストロークも短いしトリガープルも軽いから良く当たる気が…

      1. ちかの より:

        引っ掛かったオタク様
        横から失礼します。
        先日、自宅で刃物振りまわしていた男に、通報で駆けつけた警官が発泡して命中。男は死亡。
        これって、警官の腕が良かったと言うべき?

        1. ちかの より:

          発泡×
          発砲○
          m(_ _)m

        2. 引っ掛かったオタク より:

          結果のこともありますし状況が判らないので軽々なことは…

          ただ、太ももの動脈やっちゃって失血で…てわけでもなさそうなので…
          いろんな意味で訓練足らんかったんやないと?
          状況判断どうやったんかね~?
          とかは無責任に思っちゃったりしまする
          致命傷負わせるべき状況やったんかいね~??

        3. 引っ掛かったオタク より:

          ちかの様
          先ほどのレスでは回答となっておりませんでした。失礼しました。
          >警官の腕が良かったと言うべき?
          通り一辺の報道から私が拾えた情報からのみの見解でありますご容赦ください。
          銃は所詮道具に過ぎません。
          射手として評価するならば、当該警官が何を意図して発砲したかによります。
          射手としてミニマムに意図した結果を達成しておれば、「下手くそではない」と言えると思います。この場合は射殺です。
          警官、特に“日本のお巡りさん”として評価するならば、銃の使い方としては「下手くそだった」と思います。
          報道されている内容(記者クラブネタなんだろうと思うとどうなんだろうなと思いますが…)からは、警察組織としては「銃の使用は適正であった」とする内容だと思います。(以下ゲスパーネタになったので消去省略しまする)
          が、(少なくとも私が知っていた範囲の警察組織が変わりなければ)彼は居づらい環境におかれるのではないかと思います。

      2. ひろた より:

        私もガンクラブに通いましたが、最初はそんな感じです。銃の扱いかた仕組み、ルールなどはリボルバー。コックしてからトリガーの順でならいました。結構当たりますよ。
        慣れれば、大口径や連射できるものへと好みに応じて選んだりします。
        たまにしか行かないのでいつもそこからです。
        初心者コースから時間が開かなければ中級コースへ。みたいな感じでしょうか。
        9mmのSMGなどはフルオートだとあっという間に終わりますが扱いは難しくなかったです。
        M-16とか大きくなると緊張もします。

      3. イーシャ より:

        引っ掛かったオタク 様
        ご指摘ありがとうございます。
        シングルアクションとダブルアクションをアベコベに記憶していたようです。
        予め撃鉄を手動で起こしておいてから撃つシングルアクションの方が正確に狙えます。

  3. 引きこもり中年 より:

     独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
    (なにしろ、素人考えなので)
     アメリカに反発している国のメディアから米大統領選疑惑情報が世界に拡散した場合、バイデン次期大統領は、ベラルーシ大統領選挙から派生した問題やベネズエラ議会選の問題に、どう対応するのでしょうか。(アメリカのNYT、CNNなどのメディアは、トランプ大統領側が提示した問題そのものを、(批判的かもしれませんが)報道しているのでしょうか)
     蛇足ですが、アメリカの制度は、一般人が大統領選挙人を選んで、その大統領選挙人が大統領を選ぶというシステムです。ということは、大統領選挙人を選ぶ過程に不正があっても、大統領選挙人が大統領選を選ぶ過程に不正がなければ、大統領自体に正当性があると言い張るのでしょうか。
     駄文にて失礼しました。

    1. 引っ掛かったオタク より:

      その選ばれた選挙人の投票が有効か否かを連邦議会で云々するのが明けて1/6だそうですよ

    2. ひろた より:

      FOX,Newsmaxは報道してます。
      今高視聴率の番組です。
      Axsiosも注目のニュースメディアですね。
      CNNは、低迷していて身売りの噂があるくらい低視聴率です。
      不正があるかどうかの裁判所の判断はこれからです。
      戒厳令などの噂はありますが返ってバイデン陣営からバカにされる始末でトランプ陣営も否定しています。

  4. 匿名 より:

    支持率で上回ってたバイデン氏がなぜ不正を行なったのでしょうか?
    普通逆ですよね。
    何もしなくても勝てたのに。

    多分、支持率調査自体がフェイクニュースなんでしょうね。

    1. 匿名 より:

      根本原因を探るのは面白いかもですね。
      不正選挙疑惑
      フェイクニュース
      黒人差別(ポリコレ)
      、、、

  5. 名無Uさん より:

    ≫ただ、おもにインターネット空間において「不正選挙の証拠」が大きく話題となっている背景には、「もしも本当に不正があったにも関わらず、米国の司法はそれらを不正と認定してくれない」という人々のいら立ちがあるように思えてなりません。

    新宿会計士様も勝負を賭けてきましたね…
    ですが、この勝負に乗りきれない常連コメンターたちが多数います…(笑)

    はっきり言わせていただきましょうか…
    トランプ大統領は今回の大統領選挙そのものにおいては敗北します。ですが、トランプ大統領が訴えてきた理念、その主張、あげてきた証拠は最終的に勝利します。
    バイデン候補が次期大統領に就任した上で、アメリカの多くの国民が銃器を携えて『トランプ命』を叫びながらバイデン大統領が居座るホワイトハウスを包囲・殲滅、政権を暴力的に打倒する手続きをとることこそが、共産主義者の真の目的でしょう。
    『トランプ』の名前は、長い歴史の評価においてナポレオンやレーニンたちと同格に位置づけられることになるでしょう。
    そのためには、トランプ大統領にいったん退いてもらわないとならない。同時に、バイデン大統領がアメリカ合衆国を売ろうとしていることも、アメリカや世界各国に周知させないとならない。そのために、遅ればせながらハンター・バイデン氏の醜聞とその検挙、エプスタイン島の醜聞などをネット空間で公に話せるにようにしてきたと言ってもいいでしょう。
    そして、シドニー・パウエル弁護士からの訴訟も来年1月以降にしか受けつけないことも、これに沿うものなのでしょう…

    ハンター・バイデン氏やエプスタイン島のことを知った皆々様方には、『プロレタリアート階級』としての勤めをしっかり果たしなさいよ、その上でバイデン政権(仮)をしっかり打倒してくださいよ、と…
    そういう期待が込められているからこそ、こうした情報がネットも含めたメディアから公になってきているという意味があるのだ、と自分は考えています。

    1. 匿名 より:

      すみません、相変わらず意味が分かりません。

      1. 名無Uさん より:

        匿名様へ

        意味がわからくてもいいのです。
        わかる人はわかってくれますから…

        1. 匿名 より:

          ここはあなたの自己満足で意味不明な書き込みをして良い場じゃないですよ。ブログ主にもほかの読者にも失礼だ。

          1. 匿名 より:

            バイデンに不利な書き込みがあると匿名で慌てて出て来るけど五毛?勝手に仕切られても困るわ

    2. 阿野煮鱒 より:

      名無Uさん様のファンとしては、私が理解できようができまいが、ハッタリだろうが思わせぶりだろうが、彼の示唆に富む言説は味わうべき珍味ですので、今後とも今のスタイルを維持していただきたいと望みます。

  6. 羊山羊 より:

    名著「米中もし戦わば」の著者ピーター・ナバロのレポートはかなりの分析力で重みがあります。
    ラトクリフの報告書の前座とするのには余りにも中身が濃い。
    トランプ陣営は法と秩序の元、ひとつひとつ積上げて行くのがわかります。

  7. パウロ より:

    前の投稿が別スレッドに移動してしまったようですので、改めて投稿します

    トランプ大統領の再選への道が開けてきました。あさって(書いている間にあすになりました)の23日に第一段階です。そのあとは1月6日です。
    http://totalnewsjp.com/2020/12/21/trump-366/

    また、超自然的になって恐縮ですが、以下の記事が2年前にありました。
    https://www.excite.co.jp/news/article/TokyoSports_1232101/

    それをまとめた動画があります。
    https://www.youtube.com/watch?v=OcYE_sK996Q

    この動画の中で、トランプ大統領は合計で5人の最高裁判事を指名すると預言されています。
    現在のところ、ゴーサッチ、カバノー、バレットの3人です。最高裁判事は終身制ですから死亡するか辞任するかしかありません。

    ところが、以下の記事が出ました。
    https://bonafidr.com/2020/12/17/%e9%80%a3%e9%82%a6%e6%9c%80%e9%ab%98%e8%a3%81%e3%81%ae%e3%82%b8%e3%83%a7%e3%83%b3%e3%83%bb%e3%83%ad%e3%83%90%e3%83%bc%e3%83%84%e5%88%a4%e4%ba%8b%e3%81%af%e8%85%90%e6%95%97%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%84/

    長官のロバーツにスキャンダルがあり、辞任に追い込まれるでしょう。

    もう一人、ブレイヤー判事にもロバーツに関連して次のツイートがあります。
    https://twitter.com/monchichi1620/status/1340128859690135552

    ですから、彼も辞任に追い込まれる可能性が大です。

    そうすると、5人を指名するという預言が成就することになります。

    以上、参考情報です。

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