日韓関係を拡大するか、消滅させるかは韓国の行動次第

長年、コリア・ウォッチングをやっていると、次第に「あぁ、そういうことなのか!」と膝を打つことが増えてきます。私たち日本国民の多くは、「約束も守らない」、「平気でウソをつく」という文化には拒絶環を持つと思いますが、それはあくまでも文化の違いであって、良い、悪いの問題ではありません。来日中の韓日議連会長の発言を読んで、そのことを改めて痛感します。

何をしにニッポンへ?

さっそくぶちかましてくれた金振杓氏

どうでも良い話ですが、本日は「13日の金曜日」ですね。

昨日は韓国の国会議員らで作る「韓日議連」に所属する7人が来日。成田空港から入国した金振杓(きん・しんひょう)会長は、さっそく、大変に面白い見解をぶちかましてくれました。ここでは韓国メディア『中央日報』(日本語版)の昨日夕方の記事を紹介しましょう。

訪日中の韓日議員連盟課長「韓日首脳決断時期」…あす菅首相と面談

日本を訪問した韓日議員連盟の金振杓(キム・ジンピョ)会長は12日、「韓日間の懸案に対し両国首脳が会って政治的決断をする時期になった」と話した。<<…続きを読む>>
―――2020.11.12 17:08付 中央日報日本語版より

記事タイトルに「課長」とありますが、おそらくこれは「会長」の間違いでしょう。

ただ、中央日報の読者コメント欄を読むと、昨日深夜時点で、この誤植について指摘しているコメントはひとつもありませんでした。おそらくその理由は簡単で、記事タイトルの誤植などどうでも良いと感じるくらい、金振杓氏の発言内容のインパクトが凄かったからでしょう。

中央日報が報じた金振杓氏の発言は、次のようなものです。

韓日間の懸案に対し両国首脳が会って政治的決断をする時期になった。両国の指導者が速やかに選択し政治的決断を下せるよう、韓日・日韓議員連盟が中心となって友好的な環境になるよう努力したい」。

はて。

現在、日韓間に横たわっている諸懸案は、「政治的決断」とやらで解決できるとでもいうのでしょうか。なかなか面白いことをいう人ですね(※誉め言葉ではありません)。

ホンネは言葉の端々に出る

ちなみに『この期に及んで、まだ水面下アプローチにこだわる韓国』でも触れたとおり、この金振杓氏は9日、与党「ともに民主党」の李洛淵(り・らくえん)代表(前首相)との会談後に、「韓日両国の懸案は一括で妥結すべき」などと述べた人物でもあります。

ある意味でハチャメチャな発言をするであろうことは予想していたことでもありますが、来日して開口一番にこれが来るとは、いろいろな意味で考えさせられます。

いちおうマジメに突っ込んでおきましょう。少なくとも自称元徴用工問題を筆頭とする多くの諸懸案の本質は、国際法違反、条約違反、約束破りなどの状況を、韓国側が作り出したことに尽きます。どうしてこの状態を是正するのに「政治的決断」とやらが必要なのでしょうか?

その理由は恐らく、金振杓氏自身、無意識のうちに、「韓日関係の膠着状況を打破するためには、日本が政治的決断により、判決などを受け入れるしかない」と考えているからでしょう。人間のホンネというものは、得てしてちょっとした言葉の端々に出てくるものです。

いつも当ウェブサイトで申し上げていることですが、自称元徴用工問題に象徴される日韓間の諸懸案を巡っては、次の3つしか「落としどころ」はありません。

  • ①韓国が国際法や約束をきちんと守る方向に舵を切ることで、日韓関係の破綻を避ける
  • ②日本が原理原則を捻じ曲げ、韓国に対して譲歩することで、日韓関係の破綻を避ける
  • ③韓国が国際法違反を続け、日本が韓国に譲歩しないことで、日韓関係が破綻する

このため、金振杓氏の発言にいう「政治的決断」とは、「日本が②を政治的に決断すること」を指しているのは明らかでしょう。

ブラックジョークとしか思えない、金振杓氏の発言

金振杓氏が暗黙の裡に、日本の譲歩を前提としているであろうと考えられる証拠は、ほかにもあります。それが、次の一文です。

金会長は当面の懸案である強制徴用被害者賠償問題と関連しては『具体的なことを話すのは欠礼』として返事を避けた」。

強制徴用被害者賠償問題とは、自称元徴用工問題の間違いです。

金振杓氏が自称元徴用工問題について、具体的なことを話すことができないのは、「その具体的な解決策を自分自身で考えていない」からなのか、それとも「具体的なことは思いついているが、それをこの場で明らかにすることは不適切」と考えたのか、どちらなのかはわかりません。

あと、どうでも良い話ですが、金振杓氏のいう「欠礼」が、「誰に対してどう失礼なのか」はよくわかりませんが、普段から日本に対して無礼な行為ばかり働いている韓国の国会議員様の口から「欠礼」という言葉を聞くというのも、なんだかブラックジョークにしか見えません。

また、金振杓氏は東京五輪を巡って、

南北、韓日、北東アジア関係改善の大きな契機になることを期待する。東京五輪が平和の五輪になるよう積極的に支援する考えだ

とも述べたそうですが、その韓国が過去に行った「東京五輪潰し」を、私たち日本国民は忘れてはなりません。

2020年の五輪開催都市を決めるためのIOC総会が、2013年9月7日にアルゼンチンのブエノスアイレスで開催されました。しかし、その会合の直前の9月6日、韓国政府は突如として、日本の8県の水産物に対する輸入規制措置を講じ、全世界に向けて大々的に発表したのです。

(※なお、韓国が講じた措置と、これに対する世界貿易機関(WTO)パネルの結果については、2018年2月23日付水産庁『韓国による日本産水産物等の輸入規制に関するWTOパネル報告書の公表について』に詳しく記載されています。)

この措置は東日本大震災の発生から2年半も経過した時点で突如として発表・発動されているという不自然さなども踏まえれば、この措置は合理的な理由ではなく、日本に対して「放射能汚染」という不評被害を生じさせることを狙ったものであることは明らかです。

そのように東京五輪潰しを画策した国の政治家の口から、「東京五輪が南北、韓日、北東アジア関係改善の大きな契機になることを期待する」とは、盗人猛々しいとしか言いようがありません。まずは自国の輸入規制について詫びを入れることが先ではないでしょうか。

しかも、さりげなく「南北」という単語を入れてくるあたり、韓国側が東京五輪を政治利用し、南北融和のために使おうとしているというのにも呆れます。日本人拉致事件をめぐって居直りを続ける北朝鮮を支援するような場を、なぜ日本が提供しなければならないというのでしょうか。

そもそもの常識が違う

「政治決断」を法治国家の常識に照らして考えると…?

さて、くどいようですが、法治国家において「政治的決断」が必要な局面は、基本的に、「既存の法に従っていたら実現できないようなことを、政治的な責任を伴って実行するとき」です。

たとえば、自称元徴用工問題に関しては、国際法上は、日韓請求権協定で完全かつ最終的に決着がついている請求権を、日韓請求権協定に違反して日本企業に対して行使しようとしている問題だ、と整理できます。

日本が「政治決断」するとしたら、「日韓請求権協定で片付いているはずの請求に対し、日本があらためて応じること」であり、場合によってはときの政権の決断だけでなく、何らかの特別立法も必要となるかもしれません。

要するに、「1965年の日韓請求権協定で完全かつ最終的に決着がついている請求権のうち、自称元徴用工問題については日本側は韓国の要求に応じる」、などの特別法を定めるのです。そんなことを、日本の有権者が許すとお思いでしょうか?

当たり前ですが、日本の国会がそんな法律を通そうとするならば、少なくとも当ウェブサイトは、そのような法案を提出した人間(国会議員?内閣法制局?)のことを全力で批判するつもりですし、賛同した議員に対しては次の選挙で落選運動を仕掛けるつもりです。

これに対し、法治国家においては、「国際法を守ること」、「条約を守ること」、「約束を守ること」に対し、別に政治的決断など不要です。

国内的にも「2018年10月と11月の大法院判決は国際法や韓日請求権協定に違反しているので、そのような判決は無効」として、粛々と手続を進めればよいだけの話でしょう。

(※もっとも、韓国の国内法上は、判決を無効にするための特別立法が必要になるかもしれませんし、判決に関わった裁判官の職権を停止して弾劾訴追しなければならないかもしれませんが、それは韓国の国内手続の話です。私たち日本国民に関係するのは「韓国が日本との条約を守るか、守らないか」の一転であり、韓国国内の事情、あるいは細かい手続については、私たち日本国民にはまったく関係のない話です。)

そもそも韓国って、法治国家でしたっけ?

つまり、法治国家どうしで「政治的決断」という表現が出てきたときには、片方の国がイーブンな状態から他方の国に譲歩するときの話であり、今回の自称元徴用工判決問題に関しては、韓国が日本の権利を侵害しているという状態ですので、必然的に「日本が政治決断をする」、という意味になるのです。

もっとも、いちおう別の解釈が成り立つ余地もあります。

それは、「韓国が国際法を守る方向に舵を切る」というのが、「韓国国内では政治的決断を要する行為である」、という意味を含んでいる、という可能性です。この場合、金振杓氏の言う「政治的決断」には、「韓国が政治的決断によって、日本との国際条約を守る方向に舵を切る」を意味しているかもしれません。

もちろん、こんなメチャクチャな解釈、法治国家では成り立ちません。

しかし、それと同時に気を付けねばならないのは、韓国の国としてのふるまい自体、法治国家のそれとは言えない、という点でしょう。

日韓両国は、玄界灘を挟んで向かい合う隣国であり、また、朝鮮半島は1910年からの35年間、大日本帝国の統治下にあり、1965年の日韓基本条約以来、韓国は日本からさまざまな影響を受けてきた国です。

このため、日韓両国は、たとえば貨幣のデザイン、道路、港湾、上下水道、鉄道などの規格、民法や商法などの基本的な法律、社会科学・人文科学・自然科学などに関するさまざまな専門用語など、社会の隅々にわたって非常によく似ているのです。

(※「日本が韓国に似ている」というよりは、「韓国が日本をベンチマーキングした」、という方が実態に近いのかもしれませんが…。)

表面が似ていても、「同じ国」ではありえない

しかし、表面上はよく似ているとしても、日韓両国は成り立ちから地理的・歴史的特徴、伝統文化、基本的な考え方などがまったく異なっており、その意味ではお互いにれっきとした「外国」です。

日本が西洋的な自由、民主主義、法の支配などの価値観を受け入れたのは明治維新にさかのぼりますが、韓国がそれに追従したのは1910年の日韓併合時であり、交流が再開したのも、戦後の混乱期を挟んで1965年の日韓基本条約以降の話です。

このため、同じ「法治主義」または「法の支配」という言葉を使っていても、それらに対する理解・実践には大きな落差が生まれていても不思議ではありませんし、実際、大きな落差が存在しています。

なにより、外交においては相手国を変えることなどできません。

「日本が韓国に働きかけて、文在寅(ぶん・ざいいん)政権の次には親日的・親米的な政権が立つように努力すべきだ」、などとしたり顔で主張する人もいるのですが、そんな方法があるのならば、ぜひとも教えていただきたいと思います。

というよりも、苛烈な反日政策を推し進めた朴槿恵(ぼく・きんけい)前大統領に対しても、日本国内では当初、「朴正煕(ぼく・せいき)の娘だから親日的に違いない」、などとする根拠のない期待があったという事実を忘れてはなりません。

いずれにせよ、遅くともあと1年半後には任期満了を迎えて退任するであろう文在寅氏の「次」が、左派政治家なのか、右派政治家なのかは知りませんが、「親日的な政権」が立つ可能性は極めて低いと考えた方が良いでしょう。

日韓関係は「関係深化」のときではなく…

さて、ここから先は、いつもの持論です。

先日の韓国国家情報院長の朴智元(ぼく・ちげん)氏の来日を含め、韓国側からやたらと政治家が日本にやってきているというのは、韓国側が自称元徴用工問題を筆頭に、膠着する日韓関係で困り始めている証拠だ、と見ることもできます。

そして、韓国側から「韓日関係の改善が必要だ」、「韓日関係の深化が必要だ」、といった発言が出てくる局面というのは、得てして彼らが日本からの協力を必要としているときであり、一方的に日本を利用したいと思っているときだと考えて間違いありません。

では、日本はこの韓国側の申し出に、どう対応すべきなのでしょうか。

くどいようですが、外交の世界では、相手国は自国の利益の最大化を図ってきます。そして、外交の場では、相手を変えることができるとは思わない方が良いでしょう。以上を踏まえると、日本がやるべきことは、ただひとつしかありません。

それは、「日本の利益を最大化すること」、です。

日本にとって韓国の利用価値があるならば利用すれば良く、その価値がないならば関わらなければ良い」。

ただ、それだけです。

もちろん、『FOIPが教える「日本が中韓と距離を置くべき理由」』などのシリーズでも触れたとおり、今この瞬間、日本が韓国との関係を断絶すれば、日本経済にも少なからぬ打撃が生じることは言うまでもありません。

FOIPが教える「日本が中韓と距離を置くべき理由」

ただし、国を挙げて、ヒト、モノ、カネという経済交流を少しずつ絞り、関係を薄めていくということは可能でしょう。

その意味で、1年、2年という短い期間での日韓関係の破綻、日韓断交については避けねばならないのですが、それと並行して、むしろ50年先、あるいは100年先を見据えて、日本は基本的価値を共有する国々との関係を深め、そうでない国々との関係については希薄化すべきです。

韓国が日本との関係を深めるに値する相手国なのか、希薄化すべき相手国なのかについては、それこそ今後の韓国の行動にかかっている、と断言して差し支えないでしょう。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. イーシャ より:

    > 拒絶環
    どうせなら拒絶韓の方がしっくりくるような。

    1. イーシャ より:

      私が浅はかでした。これで合ってます。

      世界にひろげよう拒絶の環。
      世界にひろげよう嫌韓の環。

  2. マサ厨摂津 より:

    <サイト主様>
    「約束も守らない」、「平気でウソをつく」という文化には拒絶環を持つと思いますが、それはあくまでも文化の違いであって、良い、悪いの問題ではありません。
    </サイト主様>

    いや、私は文化を超えた善悪そのものの問題だと思います。

    一般的にいって違約は民法、虚偽の言動は刑法で罰則が規定されている行動ですので、法治国家では道徳的に悪であるばかりでは無く、犯罪となり得る事柄です。

    即ち『「約束も守らない」、「平気でウソをつく」という文化を持つ国・民族』は法治国家ではあり得ません。

    1. 価値観が違いすぎる より:

      マサ厨摂津様
      もちろん日本という法治国家の中でおっしゃるような不義がなされたならば、犯罪とも言えるようなものでしょう。

      しかし、法治国家とは思えないそういった不義がまかりとおる国に対しては、もうそういった価値観を持った人々がいる国として、理解し対応するしかないと思います。
      他国の事なので価値観を変えることは出来ないので、いたずらにそれは悪いことであると非難しても仕方ないと思います。

      1. マサ厨摂津 より:

        価値観が違いすぎる様、
        ご返信を有難う御座います。

        韓国には独特である幼稚な「思考回路」はありますが、文明国のような「一貫した価値観」は存在しません。

        私の持論ですが、日本と韓国の根本的な違いの一つは「価値観」でも「善悪の判断基準」でもなく、「内輪の人間と他人には全く異なった判断基準を適用する事」です。

        別の言い方をすると「嫌いな人(ナム))に対しては常に悪(有罪)となるような判断基準をでっち上げ、好みの人(ウリ)に対しては善(無罪)となるようなその場凌ぎの言い訳を作り出す」と言う事です。

        彼等の根本にあるのは「価値観の文化」ではなく「身内=善、他人=悪」の幼稚なワンパターン反応です。

        だから、韓国人には「確固とした価値観」も「一貫した善悪の基準」も彼等の持っている理解能力を超えていますし、朝鮮半島住人同士の潰し合いの限りない応酬は避けられないし、結果として朝鮮半島には碌な文化も文化財も残りません。

  3. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。

    2020年東京五輪を執拗に潰しに来た韓国など、2021年開催にまさかとは思うが、「南北、韓日、北東アジア関係改善の大きな契機になることを期待する」と、南北統一朝鮮などというゲテモノで入場するつもりか?金振杓氏は東京五輪を巡って、それで参加させるつもりだろう。

    それなら招待しない。日本は一部世界の何も知らん国や知北朝鮮シンパ国からパッシングを受けるかも知れないが、こと北朝鮮が絡むとなると話は変わる。参加しないで貰いたい。

    あと、会計士さんは、「約束も守らない、平気でウソをつくという文化には拒絶感を持つと思いますが、それはあくまでも文化の違いであって、良い、悪いの問題ではありません」。

    いや〜やはり『悪い』『人としてどうよ』という事ではないですか。国内で嘘、ハッタリ、騙し、見栄張り、盗み、何でもやって上の方が裁定しないのなら、民族内限定でやって下さい。

    しかし他民族、特に日本を含む自由民主主義国では、そんなの人間扱いされませんよ。だから朝鮮人と後ろ指指される訳で、アイツらは人の顔した人非人です。

  4. はにわファクトリー より:

    2022年冬季オリンピックは中国の首都北京で開催される予定になっています。参加拒否する国が続出して国際政治問題化する予感がします。延期になって開催不透明な東京はもはやしょうがないですよね。では、2022年北京は果たして開催可能でしょうか。次の数年をにらんだ極東情勢うらないを始めておくべきです。鈴置氏が一刀両断してくれるのではないかなあ(ちらっ)

  5. だんな より:

    韓国の概念、価値観として、法よりも道徳(韓国人に都合の良い妄想)が上に有るのは、龍さんもコメントしており、韓国が法治国家ではなく、情治国家で有る所以です。
    また、看板の自由民主主義も、北朝鮮の様に民族主義を主体とする独裁主義になりつつ有ります。
    要は価値観の面で、日韓が相互を理解しても、受け入れる余地は、無いという事です。

    韓日議連の金氏の発言は、道徳(都合の良い理屈=韓国が国際法違反では無いという前提)で日本を丸め込んで利益を得たいと言ってるだけです。
    東京オリンピックの協力をというのは、南北融和に利用し、日本が放射能汚染されてると世界に広める為の口実です。防護服を着た東京オリンピックポスターをVANKが、作成していた事を忘れてはいけません。
    このように韓国の言っている協力は、日本が決める事を韓国が押し付けようとするだけだから、日本側は関わらない様にしなければなりません。

    韓日議連の訪日については、国内情勢で気になる事が二つ。
    一つは、昨日菅総理と二階氏が、昼食、夕食を共にしています。
    もう一つは、昨日二階氏と安倍前首相が、総選挙で勝てば、自民党総裁選無しに、菅総裁を信任することを発言しています。
    安倍前首相からは、来年1月の解散総選挙の観測気球が上がりましたが、コロナの第3波の拡大懸念が有り得ますので、どうなのかと思います。
    この二つ、二階氏と安倍氏は、菅総理誕生に深く関わっている事と、同じ時期に韓国の訪日が重なる事について、嫌な感じがしています。

    1. ちかの より:

      だんな様
      韓国人に都合のいい妄想=K道徳、ですね。
      ところで、今夜のBSフジプライムニュースは二階幹事長です。

    2. 元左派系?の初老 より:

      だんな さん、危惧ごもっとも。
      韓国内の事は、マサ厨摂津さんや旦那さんが言われている様な文化/妄想含め、どうでも良いと思っております、頭を使う価値無しと。
      日本の路を動かす層の頭の中に、そう遠く無い内にも彼等と付き合わないと言う選択肢がある事を願っています。
      ただ、恒常的光景であっただろう彼等の妄想行為に慣れ親しんだが故に、親しんで来なかった日本人が思う「こりゃ無理だ付き合うのは」と言う素朴な信条/心情の脳内の位置が低いと想像出来ます。
      二階がのさばっている様に観える自民政治、昔嫌悪した私利私欲の政治を思い出しました、やはり変わっていないのが実情なんでしょう。
      プライムnewsで真田さんが菅さんはバイデン早すぎ?結果は?と言ってました、周りに明るいことが無い国際状況で、本当に重要な二階の中共の事もあります。現実は秋田の農家出身の菅さんやブレーンを信じるしか無いのですが、日本のありようにも問題大ですね、かなりの時間を要するでしょうが改善出来ると信じたい?
      まさか、そんなバカな事を、誰がしたと言うことが生じない事を願いまして、理解不能な人間がのさばっている層という思い込みが強い者の、信じたい/願いのコメントを終了します。

  6. 匿名 より:

    石破ならこのアホどもにすり寄って、我々の血税をこの人畜共に渡して無駄にしただろうね

  7. 七味 より:

    どーでもいいことだけど、
    >金振杓(キム・ジンピョ)会長
    この人の名前をあたしは「キン・シンシャク」って読んでたのです♪

    文大統領の心中を慮って、こっそりおねだりしに来たのかな?だったら、なかなか上手い配役なんだなって思ってたのです♪

    閑話休題 𓂃εïз ꕤ…˖

    まぁ政治的決断って、いつものごとく、ツートラックだの、問題があっても協力は大事だのって、宣言しましょうってことなんだろうなって思うのです♪

    良くわかんないのは、
    「強制徴用問題を解決するためには、被害者たちの意思と合意が何よりも重要」(【独自】「韓日関係は容易でない」 本音を漏らした文大統領http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/11/11/2020111180296.html)
    なんてなことを言ってるのに、自称元徴用工の人たちと、解決策について協議とか調整もせずに、首脳会談なんかしたって、意味がないだろうって事なのです♪

    どんな決断をしたところで、まずは、彼らとお話して、どこまでなら呑めるのかをちゃんと調整しといてもらわないと、反対にあって反故にするしかなくなるだけだと思うのです♪

    韓国立場で真面目な話し合いをするなら、自称元徴用工の不当裁判・不当判決を解決しようとするんじゃなくて、現金化までは既定事項として、その後の対応なんだと思うのです♪
    韓国としてされたら本当に困ることを挙げて、「これだけは勘弁してください。あとは何をされても逆ギレしません」って報告をすれば、「安倍内閣よりも開かれている」(by上の記事)菅内閣だったら、手札から切るのを待ってくれるかもしれないのです♪

  8. だいたい溶けてる より:

    個人的には、本当に個人的にはですが、受け身の関係構築が出来る期間はもう過ぎたと思っております。
    例えあちらから利益を提供してきたとしても、受け取る事すら最早不要だと思われます。
    先日の訪日団も、会うことなく理由は何でもいいので追返すのが正しい反応です。

    国外で仕事をした時に感じた日本と北米での文化の違いは、Dealに対する考え方です。
    あくまで映像やゲーム業界での話ですが、北米でのDealは必ず完遂する事が絶対でした。それが出来なかった人間とのその後のあらゆる交渉は、そのDealが履行されるまで持たれる事はありませんでした。

    日本は甘過ぎます。
    今は関係構築の可能性を残す事すら不要と言うのが私の考えです。
    これは感情的な話では無く、日本がその場その場で対応するから、相手に過去のミスを帳消しに出来ると勘違いさせてしまうのです。
    ミスは帳消しに出来ます。ただミスは勝手に消える訳ではありません。精算して初めて帳消しに出来るのです。
    相手が帳消し出来るまで、一切の交渉を無くすのが妥当だと思います。

  9. 伊江太 より:

    価値観、道徳観の違いなど、今更云々しても仕方ありません。だけど、

    これだけ反日事案を一方的に積み重ねた挙げ句なんだから、少しでも片付けておかないと、この上日本からエサもらおうってのは、いくら何でも無理っしょ

    くらいの、極浅い人間関係においてすら当然の常識を、おそらく全く分かってない人種がこの世に存在するなど、普通の日本人には想像すらつかなかったのも無理ないかも知れません。だからこそ、一方的なやらずぶったくりをこれまで許してきた。

    ところが、彼らなりの「常識」が通用しなくなる対応を日本がとりだした途端、周章狼狽、初めはNO JAPANだ、なんだと逆ギレして見せたものの、事態が長引くにつれ、どちらが不利なのかは火を見るより明らか。このところやたらに政府要人だの議員団体だの、念の入ったことに札付きの反日思想を持ってることはバレバレの人物ばかり、を送りつけてくるのは、もはや居ても立ってもいられなくないほど、焦りまくってることの顕われなんでしょう。

    それにしても、その連中が持ってきた土産というのが、東京五輪への「協力」だったとは。五輪招致活動の際には散々妨害工作に励み、東京に決まった後はでたらめなデータをでっち上げて「放射能五輪」なるレッテル貼りに狂奔した、そんなことは日本では周知のこと。おおよそ口にすらできない事柄のはずです。それを臆面もなくw。そんな腐った饅頭、持っていったら相手を怒らすだけ、と注意できるほどの人材にも欠けるのか。乾いた笑いどころか憫笑モノですね。

    まともな思考回路、記憶領域をもった脳に改造した上で、「霊的に生まれ変わる」ことがカノ国の人間には必要不可欠なんでしょうが、それこそわれわれ日本人にとっては、知ったこっちゃない、でしょう。

  10. HNわすれた より:

    「賛同した議員に対しては次の選挙で落選運動を仕掛けるつもりです。」
    運動に乗ります。
    昨日は、特に自称徴用工問題で、一歩でも譲歩したら50年ぶりにデモで押しかけるつもりだと、自民党に意見投稿しました。だれかがオルグしてくれるでしょうから駆けつけて一緒に行進するつもりです。蟷螂之斧であっても。

  11. はにわファクトリー より:

    HNわすれた様

    鯵テータは当方がお引き受けしましょう。ハンドマイクをよこせ。
    って、はにわこそ右傾かレイシストよばわりされそうです。
    デモ行進は今どきダサいっすというご意見もあるでしょう。フラッシュモブを敢行して Youtube なり Facebook なりで実時間拡散してもらうのはどうですか。5分間勝負です。アメリカのサヨク&破壊活動家はオンラインプロモーションが時代錯誤で下手ですね。

    1. HNわすれた より:

      はにわファクトリー様
      なんだか今どきのやり方がさっぱりわからないです。申し訳ない。
      大昔、石ころを2-3個投げて逃げたことがありますがヘタレでしたね。今から思うと投げる方向が逆だったかもしれません。

  12. はぐれ鳥 より:

    韓国は外交を、なかでも対日外交を「詐術」(人をだます手段)で行うものと考えているフシがあります。その理由は、日本に対しては自分の絶対正義を疑っていないと思われるからです。一般的に人は、正義が自分にあれば相手に譲ることはしません。譲ればその正義の冒とくになるからです。ただ一方で、現実の交渉ごとは相手があることなので、交渉術上、自分も譲ことが必要です。ここに韓国の対日外交の矛盾があります。そして、この矛盾を乗り越えようとして残された唯一の方法が詐術(虚偽主張、約束不履行、二重基準、問題点すり替え、ゴールポスト移動など)ということです。

    要するに、韓国の対日外交の要諦は、自分(韓国)が譲ったと見せかけて実質は譲らず、相手(日本)にのみ譲らせることです。それも、日本の最初の譲歩を些事に見せかけ誘導します。慰安婦問題での河野談話誘導、自称徴用工問題での韓国側からの様々な提案がその例です。いわば疑似餌で魚を釣るルアーフィッシング外交ということでしょうか。過去に日本は、何度もこの疑似餌に食い付く誤りをおかしましたが、これ以上この誤りを繰り返してはなりません。そのためには先ず、韓国を「全く譲る気の無い相手」として再認識する必要があります。つまり平和な交渉で取引可能な相手ではない、ということです。

    では日本として、このような非妥協の相手にどう対応すべきかですが、詐術に対して詐術で対するのも一法ですが、それではミイラ取りになりかねません。とすれば相手の詐術には踊らされず、徹底して正論と力で押し返し、「解決させない事を以って解決とする」又は「時間が解決する」の覚悟で表面的に相手すればいいでしょう。今の日本政府の方針もそうなっていると思いますが、今後もこれをブレず維持して欲しいと思います。

    1. だんな より:

      はぐれ鳥さま
      詐欺師と話せば話すだけ、リスクが増すだけです。一番確実なのは、会わない、対話しない、関わらない。

  13. 引きこもり中年 より:

     独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
    (なにしろ、素人考えなので)
     日韓関係がどうなるかは、米バイデン次期大統領が米韓同盟が、(名目的にはともかく)実質、存在していると考えるかどうかで決まるのではないでしょうか。
     蛇足ですが、米バイデン次期大統領は同盟関係を重視するとのことですが、それは米韓同盟だけでなく、日米同盟も重視するということを意味します。そして、同盟関係など、国益にならない(または破棄すれば後が面倒、維持しても害がない)と考えれば、(米韓同盟になるか、日米同盟になるかは分かりませんが)同盟を(事実上の)解消することもあり得ます。
     駄文にて失礼しました。

  14. 陽光 より:

    この記事と直接関係ないかもしれませんが、確か今年の冬か春先の19時半から始まるBSのニュース番組だったと記憶していますが、韓国大統領の側近で同じ名前の文という政治家がこれに出演しました。
    彼は日本からの10億円で設立した団体はこのままだとこの10億円が人件費などで減っていき、今でも半分近くになって来ているので解散しないといけないと発言していました。
    キャスターなどまわりは暫く黙りこくって次の話になりました。
    その後この発言に関する記事などは見ることはありませんでした。側近が発言したことなので事実そのもので、団体職員などの食い物になっているのだと実感しました。

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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
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