韓国は「自由で開かれたインド太平洋」に敵対する側だ
韓国メディア『朝鮮日報』(日本語版)に昨日、韓国メディアにしてはめずらしく、「米中対立局面において韓国が中立を保つことは中国の肩を持っているのと同じ」、「韓米同盟を堅固にし、地域覇権の登場を阻止する国家との連帯を強化することが、韓国の死活的利益となる」などとする論考が掲載されました。ただ、せっかくそこまで書いておきながら、肝心の「日本との連携が韓国にとっての利益」という点に触れられていないのは、いかにも韓国人らしい論考だと思う次第です。
目次
外交はだれにでも議論する資格がある
いつも当ウェブサイトで申し上げている話ですが、外交について考え、議論するのは、べつに外交の専門家・政治家・学者らの特権ではありません。
「外交」というと、何やら難しそうな話だと思ってしまう人も多いと思いますが、平たく言えば、「国と国とのおつき合い」のことです。そして、国が人間の集合体である以上、「外交=国と国とのおつき合い」も、個人的な人間関係、つまり「人と人とのおつき合い」の延長で考えて間違いありません。
私たち個人のレベルで、だれか他人と付き合うときには、家族・親戚などを別にすれば、たいていの場合は①友人か、②利害関係のおつき合いのどちらかに分類できます。
友人とは「仲が良い人」という意味ですが、これは、多くの場合、相手とウマが合う、話が通じる、わかりあえることが必要であり、そのためにはその友人と同じような価値観を持っていなければなりません。
国の場合も同じで、「友人」といえるほど仲が良くなるためには、「いちど約束したことは守らなきゃだめだよね」、「法律はちゃんと守らないとだめだよね」、「人権侵害をしちゃだめだよね」、「民主的な投票で決まったら従わなきゃだめだよね」、など、基本的な部分で価値観を共有していなければなりません。
日本と中国が心の底からわかりあえない最大の理由は、まさにこの基本的な価値を共有していないからであり、また、日本が錚々たる欧米諸国とともに、G7参加国の一角を占めているのも、究極的には日本が欧米諸国と基本的な価値を共有しているからです。
もっとも、基本的価値を共有することは大事ですが、世の中は理想論では動きません。人間関係でも、「なんだかあの人の価値観にはついていけないなぁ」、「自分とは価値観がまったく違うなぁ」、という人と、うまく付き合っていかねばならないことだってあります。
たとえば、自分が通っている学校の先生、自分が働いている会社などの上司、結婚相手の実家の親戚、ご近所さんなどのように、気に入らない部分があったとしても、うまく折り合いをつけておつき合いしていかねばならないこともあります。
国と国とのおつき合いもまったく同じであり、日本は中国、ロシアのような無法国家とも、うまく付き合っていかねばなりません。とくに、相手が無法国家だと、こちらが望んでいなくても相手から戦争を仕掛けてくることもあるかもしれませんので、そのような状態にならないよう、普段から関係を管理しなければなりません。
だからこそ、どんな国であっても、「①その国と基本的な価値を共有しているかどうか」、「②利害関係上、その国とおつき合いしなければならなかどうか」、という2つの軸で、外交上の重要性を判断していくべきでしょう。
あるいは、もっと言えば、どんな国であっても、地球上に自国の味方を増やし、敵を減らしていく努力が必要です。その意味では、多くの国々に受け入れられる価値観を大事にしている国は、それだけで多くの国から支持され、生き延びやすくなるはずです。
コウモリ外交の末路
外交は人間関係とまったく同じ
そして、ここから先は個人的な持論ですが、人間関係でも長続きする関係は①の「ウマが合う」というパターンであり、②のように「利害関係上、仕方なしにおつき合いしている」というようなケースでは、その理由が消滅した瞬間、人間関係も消滅します(たとえば職場を辞めれば嫌な上司と会わなくて済みます)。
外交もこれとまったく同じで、基本的な価値も共有しておらず、尊敬もできないような国とは、「カネの切れ目が縁の切れ目」となりがちです。
現在、中国が主導して設立された「AIIB(※)」にアジア開発銀行(ADB)を上回る参加国があることに代表されるように、世界には中国になびく国がたくさんあることは事実ですが、それらの国々が本心から中国を尊敬し、中国と価値観を共有しているかどうかは微妙でしょう。
※どなたかがAIIBを「アジア・インチキ・イカサマ銀行」と呼んでいましたが、AIIBとは「アジアインフラ投資銀行」のことですので、いちおう念のためにご注意を願います。
こうしたなか、昨日の『茂木外相「ドイツの要請で」日独テレビ外相会談を実施』でもお伝えしましたが、「自由で開かれたインド太平洋」構想は、安倍政権の重要な置き土産のひとつであり、菅義偉政権にしっかりと引き継がれている部分です。
そして、この「自由で開かれたインド太平洋」構想の土台にあるのは、「価値観外交」です。
具体的には、「自由主義、民主主義、法治主義、基本的人権の尊重」など、多くの人々が憧れているであろう価値観を前面に押し出し、これらの価値観を共有する国同士、仲良くしていきましょうという考え方です。
勝手な印象で恐縮ですが、誰だって「全体主義、独裁主義、人治主義、基本的人権の軽視」といった国に住みたくはないでしょうし、自由で民主的な社会で権力の弾圧に怯えることなく伸び伸びと暮らしたいと思うはずです。
つまり、安倍外交とは、究極的には「自由、民主主義、法の支配、人権」などの価値観を共有する国と1ヵ国でも多く連携するとともに、こうした価値観を共有しない国の生存空間を狭めていく、という戦略だと理解することができます。
あるいは、ある国の政府が「自由、民主主義、法の支配、人権」などの価値観を受け入れていなかったとしても、その国の国民がこれらの価値観に憧れを持っていれば、その国と日本が何らかの争いになった際、自国政府ではなく日本のことを支持してくれるかもしれません。
安倍政権が強力に推し進めた「価値観外交」とは、端的にいえば、無法国家の国際社会における生存空間を狭めていくことで、結果的に軍事力をできるだけ使わずに日本の安全を高めていくという努力なのだと考えればわかりやすいでしょう。
インチキ外交の国・韓国
こうしたなか、自由・民主主義圏に属することの恩恵を最大限受けてきながら、こうした価値観を受け入れようとしない中国とのあいだで、どっちつかずの態度を取り続けている国が1ヵ国あります。
それが、韓国です。
当ウェブサイトではときどき、韓国(やその「北の片割れ」である北朝鮮)が、だいたい次のようなインチキ外交を好むと指摘してきました。
【参考】韓国と北朝鮮が大好きな5つのインチキ外交
- ①ウソツキ外交…あることないこと織り交ぜて相手国を揺さぶる外交
- ②告げ口外交…国際社会に対してロビー活動を行い、相手国を貶める外交
- ③瀬戸際外交…協定・条約の破棄、ミサイル発射、資産売却などの不法行為をチラつかせる外交
- ④コウモリ外交…主要国間でどっちつかずの態度を取り、それぞれの国に良い顔をする外交
- ⑤食い逃げ外交…先に権利だけ行使して義務を果たさない外交、あるいはドロボー外交
たとえば、2018年12月に発生した、韓国海軍駆逐艦による火器管制レーダー照射事件と、その後の韓国政府の対応は、見え透いたウソをついて日本に逆ギレしたすえ、日韓両国政府の交渉を韓国側が勝手にバラすなどの行動を取りました。
この火器管制レーダー照射事件が発生したことで、私たちはもう堂々と、韓国のことを「ウソツキ国家だ」と断定することができるようになったと思います。
あるいは、事実無根の(従軍)慰安婦問題、自称元徴用工問題などをでっち上げ、それをもとに国際社会に日本の非道性を訴えて回るという「告げ口外交」は、世界中に建立されつつある慰安婦像の問題とともに、もはや心ある日本人のなかで、知らぬ人はいないでしょう。
さらに、重要な軍事協定などの破棄をチラつかせるなどの「瀬戸際外交」、権利だけ享受して義務をはたさずに逃げる「食い逃げ外交」も、韓国(や北朝鮮)の「得意技」であり、お手の物です。
2015年12月の日韓慰安婦合意で10億円のカネと安倍晋三内閣総理大臣の謝罪を受け取っておきながら、自分たちが負っている義務をはたさずに、勝手に慰安婦財団を解散してしまった事例など、その「食い逃げ外交」の典型例でしょう。
ちょっとだけ余談です。
こうした韓国の姿勢を、日本語では「卑劣だ」、「卑劣だ」などと呼ぶことがあります。なぜなら、ウソをつくのも、約束を破るのも、日本の価値観に照らせば卑劣で卑怯だからです。
しかし、当ウエブサイトとしては、日本人の価値観に照らして、相手をどうのこうのと判断するのは適切ではないと考えています。なぜなら、「相手を変える」ということはできないからであり、相手が卑劣な存在であるということを理解したうえで、是々非々でおつき合いするのが正解だからです。
つまり、私たち日本人は、韓国がウソつきで傲慢、卑劣な国であるという前提を置いたうえで、わが国の国益が侵されないように注意しながら行動すべきなのです。
コウモリ外交の何がいけないのか
余談は以上にして本筋に戻りましょう。
先ほど挙げた「5つのインチキ外交」のうち、①、②、⑤あたりは、多くの人にはスッと理解していただけると思いますが、③、④については、人によっては「小国としての生存戦術としてはべつに責められるべきものではない」、「そんなこと、どこの国でもやっている」、と思うかもしれません。
このうち③については、当ウェブサイトとしては「わざわざ咎める話ではない」とする見解には同意しませんが、④の「コウモリ外交」については、一理あります。というのも、歴史上、小国であればあるほど、自国の近所にある2つの大国のどちらの味方をしようかと悩むものだからです。
この点、1992年の中韓国交正常化以降、韓国が一貫してやっているのは、「米国との軍事同盟を維持しつつ、中国との経済的関係を強化する」という行動です。
韓国はいうまでもなく、米国から国土を守ってもらっているという恩恵を受けている国ですが、そうでありながら米国の仮想敵国でもある中国との関係を深めるという態度は、米国にとっては決して良い気分はしないでしょう。
この点、べつに当ウェブサイトの著者は韓国政府当局者と直接話をしたわけではないのですが、韓国のことであれば、この点について見解をただしてみると、「力のある国同士でバランス外交をして何が悪い?」と開き直るような気がしてなりません。
というよりも、コウモリ外交(あるいはバランス外交)は、やり様によっては2つの大国からそれぞれうまく利益を引き出すことができるかもしれませんし、そうすることで、自国の価値を高めることができることもあるのかもしれないからです。
ただし、この「コウモリ外交」が機能するとしたら、2つの大国のそれぞれが正面切って対立しているという状況にないことが必要であり、米中双方が対立を深めている現在の状況に照らして、はたしてそれが機能するのかどうかは微妙です。
いや、『鈴置論考が示唆する「日韓関係破綻」の在り方』などでも紹介したとおり、日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏に言わせれば、中立はときとして、対立する大国のうちの片方を激怒させることもあります。
(ちなみにその鈴置氏といえば、韓国の「米中二股外交」を、かなり早い時期から指摘してきた数少ない人物の1人でもあります。)
その意味では、米中コウモリ外交は韓国自身、あるいは韓国の周辺国にとっても無益であるだけでなく、ときとして有害ですらあるのですが、彼らがそれに気づいているフシはありません。いや、気付いているのかもしれませんが、もしそうだとしても、彼らにはそれをやめるだけの勇気も能力もないことは間違いないでしょう。
尹徳敏氏の議論と評価
朝鮮日報『中国の餌食となった韓国のバランス外交』
こうしたなか、韓国のなかには、韓国自身のコウモリ外交が、いまや韓国を滅ぼしかねないという点に気付く人が出てきたようです。
韓国外国語大学碩座(せきざ)教授で元国立外交院院長でもある尹徳敏(いん・とくびん)氏です。
尹徳敏氏は韓国メディア『朝鮮日報』に対し、『中国の餌食になった韓国のバランス外交』という記事を寄稿し、同メディアの日本語版にその内容が翻訳され、掲載されています。
【寄稿】中国の餌食となった韓国のバランス外交
米中間の経済・軍事衝突が激化、冷戦2.0時代に突入/「バランス外交・中堅国外交」の主張は中国側の肩を持つのと同じ/米による対中デカップリング措置は国内産業にとって新たなチャンスとなる<<…続きを読む>>
―――2020/10/02 17:29付 朝鮮日報日本語版より
朝鮮日報の場合、記事が掲載されてから数日後には読めなくなってしまうようですので、もし原文を確認してみたいという方は、なるべく早めにリンク先を直接クリックして確かめてください。
このリンク先の記事、文字数でいえば2000文字を少し超えるなど、韓国メディアにしては長めの記事であり、また韓国メディアにはありがちな無駄な修飾や事実誤認なども見られるなど、若干読み辛い部分はありますが、それでも韓国の「コウモリ外交」の末路をだいたい正確に言い当てている記事です。
とくに、韓国メディアに掲載された記事の中で、中国に傾斜することの危険性を正面から主張する記事はさほど多くない気がするのですが、この尹徳敏氏の記事はその例外であり、「バランス外交」は結果的に米国から見て「中国の肩を持っているのと同じだ」と指摘しています。
すなわち、現在の韓国が現在の米中冷戦構造において、万が一軍事衝突が発生した場合、「北朝鮮にだけすべてを投入」するという現在の韓国政府の姿勢は、朝鮮戦争以来、最も大きな試練をもたらしかねないというのです。
そのうえで、尹徳敏氏は現在の韓国政府が志向している「米韓同盟の解消」と「南北平和共同体性」については、その本質が「米韓同盟に代わって中国主導型の秩序を受け入れようということに他ならない」と断じています。
この部分については、韓国人識者にしては珍しく、冷徹な現状分析だと考えて良いでしょう。
では、尹徳敏氏のいうところの「バランス外交」は、果たして可能なのでしょうか。
尹徳敏氏は、こう指摘します。
「韓国よりはるかに国力の強い日本やインドもバランス外交を掲げておらず、米国との戦略連帯を強化している。米ソ冷戦の経験から見るなら、事案別に韓国の立場を決めるのも容易でない。バランス外交を横目で見つめつつ、中国はすでに韓国を米国の対中包囲網を破る最も弱いリンクと考え、今も攻略中だ。」
要するに、韓国のコウモリ外交は、米国からも日本からも見透かされているだけでなく、対中包囲網を自国の脅威と感じる中国にとっては、海洋同盟勢力の結束の「弱点」が韓国であると見抜き、引き抜き工作に邁進している、というわけです。
そして、尹徳敏氏は「中国がアジアを支配することは、韓国にとって本当にいいこととはいえない」、「韓米同盟を堅固にし、地域覇権の登場を阻止する国家との連帯を強化することが、韓国の死活的利益」とまで言ってみせるのです。
日本との連携には言及せず
ただし、文中でやたらと日本の事例に言及しているわりには、尹徳敏氏の論考では「日本との連携」に対する言及はありません。
米国の立場からすれば、米韓同盟はそれ単独で意味のあるものではなく、あくまでも日米同盟とセットで初めてうまく機能するものです。また、日本にとっても、日米同盟が基軸にあることは間違いありませんが、それを補完する意味で、これまで日米韓3ヵ国連携が重視されてきたのもまた事実でしょう。
それなのに、尹徳敏氏の「結局、韓米同盟を堅固にし、地域覇権の登場を阻止する国家との連帯を強化することが、韓国の死活的利益となる」という一文は、「日本との連携が重要だ」という点にまで踏み込んでいないのです。
問題は、これだけではありません。
米国で中国バッシングの動きが出ていることから、「未来の世界経済を左右するデジタルプラットフォーム競争で優位に立てる千載一遇のチャンスを韓国は得ている」というのが、尹徳敏氏の見解なのですが、このくだりで思わず苦笑してしまいます。
米国が旗幟鮮明にしない韓国に、「未来の世界経済を左右するデジタルプラットフォーム」の基幹デバイスを握ることを許すとでも思っているのでしょうか。これはあまりにも甘すぎる発想でしょう。
しょせん、韓国メディアの論考ですので、これが限界なのでしょう。
韓国は「包囲される側」?
さて、昨日の『茂木外相「ドイツの要請で」日独テレビ外相会談を実施』などを含め、当ウェブサイトではしばしば言及しているとおり、日本は「自由、民主主義、法治主義(法の支配)、人権尊重」などを重視する社会です。
この自由・民主主義社会は、たんに「近代的な法体系を作り上げる」だけでなく、実際にそれを自力で運営していくことができて、初めて実現するものであり、また、社会の構成員である私たち一般国民の側にも、普段から法律や約束を守る姿勢が求められます。
これに対し、国際法など平気で蹂躙する国が中国やロシアですが、その中露両国の場合は、もともと西側諸国から同じ価値観を共有する国とはみなされていません。
しかし、一見すると西側諸国と同じ価値観を持っているかに見える韓国は、ある意味では質が悪く、厄介です。その韓国は、自称元徴用工判決問題を筆頭に、日本などとの条約や約束を平気で踏みにじる行為を仕掛けてきているからです。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
といっても、当たり前の話ですが、米韓同盟が維持されている現時点において、日本が公然と、韓国を「価値も利益も共有しない敵国だ」と宣言することは、なにかと問題があります。
だからこそ、日韓間の諸懸案を巡っては、韓国に対し「国際法や国際的な約束を守ることが大事だ」とだけ述べ、あとは積極的に放置しているのかもしれません。
むろん、日韓の諸懸案について、いつまでも放置して良いとは当ウェブサイトとしても思いませんが、それと同時に、くどいようですが外交の世界において「相手を変えることができる」とは考えるべきではありません。
韓国が日本との約束を果たす気がない以上、日本はいずれ、韓国を「約束破りのウソツキ国家」にふさわしく処遇すべきです。その意味で、「自由で開かれたインド太平洋」構想に照らすならば、韓国は「日本とともに参加すべき国」ではなく、むしろ「中国とともに封じ込められるべき国」ではないかと思う次第です。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
日本と聞けば口から泡を吹いて発狂する人達に無駄な期待をしてはいけません。
それにメディアの論考なんて日本も笑えるレベルのが多いし。
おはようございます。
そういえば親日称賛禁止法はどうなっているのでしょうか。
「親日称賛禁止法」について
https://ch.nicovideo.jp/ooguchib/blomaga/ar1908925
返還できなかった日本の時期、日本人隠匿財産40億ウォン達し
チョン・イルヨン、「日本人のリスト積極的に活用して親日清算しなければ」
http://www.incheontoday.com/news/articleView.html?idxno=203140
特に土地所有人資料の検討をさらに徹底して韓国人を日本人とみなす
https://namu.wiki/w/소급입법의 예시
本法は、公布した日から3年6月まで遡及して適用する。
親日称賛禁止法を使用して個人の財産を韓国政府が接収するようです。
孫正義さんこんなを見越し帰化したのですね。
更新ありがとうございます。
韓国のバランサー外交は「緩衝国」だから出来る外交であって、米韓同盟を結んでいる時点で「緩衝国」では無いのに「緩衝国」として行動するから駄目なんですよね。
それこそ、先日米国側が述べていた様に「韓国は既に選択を済ませた」訳だし。
なんだろう…結婚したのに不倫するようなもの?
多少浮ついてる程度なら肘鉄で許されるかもですが、完全に浮気したら制裁されても仕方ないよね、という。
「何かを選ぶという事は、何かを選ばないという事だ」という事が分からないんでしょうね。
まぁ、日本社会で日本国民と同じ扱いを受けないのは差別だと主張する在日コリアンにも通じる「調子の良い」「甘い」考えですね。
朝鮮人が反政権のまともな論考などしてはいけませんね。
ムーンにかわっておしおきよ!
こちら側にすり寄って法則発動されてはたまったものではありません。
韓国さん、わかってますか?
安倍さんの提案によるものですよ、「自由で開かれたインド太平洋」構想は。
インド洋って、インド以外の国は文句をつけないんですか?パキスタン海だとか、モルジブ海だとか、可笑しいなあ?
バスに乗り遅れている韓国ですが、間際にバスに乗り込んで、さも「俺が運転手だ」という態度をしてくると思う。
利には聡い国民。
文が今のままでは中国には行けないでしょう。
結局、彼はポピュリズムの首領であることには変わりないから。
こちらに来ても枠組みに貼り付けられたテープのような存在にすべきです。
古来より寝返った者は、先鋒として用いいられます。
裏切り者の処遇は総じて過酷なものです。
すでに、中国に行こうがアメリカに留まろうが、彼らが妄想するような良いことなんて起こりっこないわけで。
、それをもって「裏切られたー!」とアイゴーする。
そして「日本が!日本が!」と反日を叫ぶ。
そうなるのではないかと思っています。
自身が滅びるまで嘘を貫き通さなければならないのが宿命かな。
自力で国を成立維持できない力のなさをカバーする術とは言え、
周辺国から見れば迷惑千万。
現状単独で大っぴらに殴ろうとすると、同盟国との間にも影響が
出るので、無視放置プレイが次善策なのは正解です。
武器を捨ててホンタイジに土下座することでなんとか生き延びることができた歴史を持ってますからね。コウモリの成れの果てに頭を踏みつけられてもこめかみをぐりぐりされても必死で土下座すれば今回も殺されずに済むかもしれません。
韓国の鶏肋力が試されるところですね。
匿名様
いや、K国に「鶏肋力」が備わっているかどうかはさておき、漢字が読めないK国民には「鶏肋」の意味も理解できないでしょう(棒)
朝鮮日報の記事を見て思ったのは、韓国にとって米中冷戦も韓国にとっては、機会にしなければならないという、何時ものイメージです。
韓国は、リスクを無視して、常に最大限の利益を追求するのが、国民性です。国が潰れたら、出て行けば良いという「利己主義の集団」です。
だから、変わらずにインチキ外交を、続けると思います。
韓国人の国や文化の連続性とか、愛国心とかについての考え方が、日本人の価値観と大きく異なるんだと思います。
だんな様
反射利益を得るのが大好きなんですよね。
自助努力を必要としないのですから・・。
法律や約束を守ることで得る信用よりも、約束を破ったり、嘘をついて得る目先の利益の方が大事なんでしょうね。信用が地に落ちようとも。
お金なんて頑張り次第でいくらでも取り戻せますが、失った信用は容易には取り戻せないのに。
難儀な国だと思います。社会全体もルール無視のやったもの勝ちが蔓延しているのだとしたら、なんとも暮らしにくいことでしょう。
全く理解も共感もできませんが、一連の行動は彼らには彼らの理屈?があってのことなのだと思います。価値観を共有しようと期待せず、近所のクレーマーだと思って最低限のおつきあいに留めていくしかないのですね。
まああの国、信用が役に立ちそうに無いからね。
あるのはウリナムのみ。
前政権のやったことは良し悪し関係なく根こそぎ全否定するお国柄なので・・・
>中国がアジアを支配することは、韓国にとって本当にいいことなのか。
との尹徳敏氏の問いかけなのです♪
ご本人は「いいことでない」として論を進めてるみたいだけど、あたしは「悪いことじゃない」と思うのです♪
千年以上、そんな状況の中、朝鮮半島の国々は、別に中国の諸王朝に反旗を翻すでもなく、それなりに華夷秩序の中で暮らしてたのです♪(あれ?迎恩門って、反旗を翻したら、こっぴどい懲罰を受けて、建てたものでしたったけ?)
100年に満たない米国との同盟関係と、そこからの自由主義陣営の一員としての経済的な利益の享受なんて、所詮は砂上の楼閣、泡沫の夢なんだと思うのです♪
だいたい、米国との同盟を維持してる限り、民族の悲観である南北統一は叶わいと思うのです♪(韓国が北朝鮮を攻める意思は無さそうだし、北朝鮮は米国と刃を交えてまで韓国を攻めないと思うのです♪)
だからこそ、韓国国民の熱狂的な支持を受けた文大統領は米韓同盟の解消して南北統一する日を見据えて、日夜頑張ってるんだと思うのです♪
>デジタルプラットフォーム競争で優位に立てる千載一遇のチャンスを韓国は得ている
と尹徳敏氏は言うけど、目先の競争の有利不利だけで見るのは、木を見て森をみない偏った見方だと思うのです♪
これもひとつの意見ではあるのでしょうが、それにとらわれることなく、韓国は韓国の進むべき道を、堂々と、歩んで欲しいと思うのです♪
・・・・・・せっかく正常化してきてるのに、何を言い出してるのでしょう♪
法則怖いのです♪
「自由主義、民主主義、法治主義、基本的人権の尊重」、「全体主義、独裁主義、人治主義、基本的人権の軽視」。どちらの陣営に入るにしても、約束を守るとか仲間を裏切らないとか筋を通すとか、そういうことができなければ信用は得られない。逆に約束は守り仲間を裏切らず筋を通せれば、たとえ敵陣営であっても一定の信用を得られる。
人間関係と同じですね。
かの国では、約束は守ったほうが損をして、仲間とはウリとナムのウリのことで信義で結びつく関係でなく利害をともにするだけの関係で、筋を通すことなどどうでもいい。そんな印象ですね。あくまで個人的な偏見ですが。お国柄というか国民性というか、一旦、他国に占領されて国としての権限全て取り上げられた上で、幼児教育からやり直さない限りダメでしょうね。それでも100年くらいは必要そうな気がします。
ケロお さま
日米には出来ませんが、中国は、朝鮮人をコントロールすることが出来ます。
元さやで、上手くいくと思います。
だんな 様へ
中国は、長い歴史の中で、朝鮮人の本質を見極め、トリセツを生み出したようですね。
【中国人がアドバイスする朝鮮人の扱い方】より
・馬鹿に情けをかけてはいけせん。
・日本人は朝鮮人に対して、優しすぎます。それは日本の為によくないことです。
そして、朝鮮人の為にも良くないです。
・朝鮮人は「優しい」と「弱い」の区別が出来ません。
又、「強い」と「悪い」と「正義」の区別も出来ないのです。
だから、朝鮮人と付き合うのはとても厄介です。
・中国人も朝鮮人とは関わりたくありません。しかし、我慢して
付き合わなくてはいけない状況です。
・朝鮮人は「対等」と言う概念を知りません。
・朝鮮人社会は個人同士、どちらが優位な立場に居るか?
それが、最重要な関心事です。
・個人主義の中国人から見ても、異常性を感じる民族です。
この様な社会で生きる朝鮮人は、他人に対する思いやりや慈愛の精神は皆無です。
・従って、日本人が普遍的に持っている「平等感」や「対等」と言う気持ちや
態度は、朝鮮人は敗者の態度に見えてしまいます。
・中国人は朝鮮人の軽薄な精神性を良く理解していますが、日本人は朝鮮人をあまり
理解していません。
・日本人は朝鮮人を「まともな人間」だと思い、対応しているので、
問題が発生するのです。
・中国人から日本人に忠告します。「朝鮮人は犬だと思って付き合いなさい」
それが朝鮮人のためでもあります。謝ってはいけません。
・筋の通らない理屈を言ったら100倍制裁をしなさい。
・感謝の気持ちは、王が家来に褒美を与える様に接しなさい。
・正論や理屈は意味がありません。強制と命令で動かしなさい。
・裏切りに対して、温情は絶対にいけません。
・実行できない無理な命令を出して、出来ない事を責め続けなさい。
支配-隷属条件では、見た目うまく行っても本質は変わらないと思うのですよ。別に変わらなくてもいいといっちゃあそれまでですが。
朝鮮半島を中国が事実上支配下におきコントロールすること場合、事実上チベットやウイグル、モンゴルなどの「自治区」(と称する少数民族弾圧のための檻)と同等のことを黙認することになりましょう。個人的には、別に朝鮮半島に暮らす原住民族がどうなろうと構わないのですが、我が国が「自由主義、民主主義、法治主義、基本的人権の尊重」陣営である限り永遠に見て見ぬ振りをするわけにも行かないし、中国による人権無視の民族浄化は、中国包囲網の流れの中ではいつかはやめさせないといけないわけですよ。そうなると朝鮮半島は蛮族の国のままですね。うまいこと中国が基本的人権を尊重しながら厳格な法治主義によって朝鮮半島を矯正するようになれば儲けものですが、そんな都合のいいことに期待するのもどうかと思います。どっちにしろ日本は距離を取り続けたいですね。
更新ありがとうございます。
韓国外国語大学碩座教授の尹徳敏教授、『中国の餌食になった韓国のバランス外交』となかなか切り込んだ寄稿かと思いましたが、やはり片手落ち。一番密接に付き合うべき日本には何の言葉もありません。それほど反日、憎悪する相手なんでしょうか。愚民の声も怖いんだな。
また米中覇権戦争中で韓国がなんと、「未来の世界経済を左右するデジタルプラットフォーム競争で優位に立てる千載一遇のチャンス」(嘲笑)だとか。だから、キミ達は妄想人と言われるの!
今の立ち位置が全く分からないのか、又は大陸側の趨勢が不利になったら、日本に擦り寄ればいい、と思っているのか?(もう日本はネーヨ!)。
朝から阿呆の朝鮮紙の記事を読んで笑いをいただきました。
>「日本との連携が重要だ」という点にまで踏み込んでいないのです。
尹徳敏氏に同情する意見を述べるとすると「日本と連携」と言い出した途端に人権を剥奪されリンチにあうため、意図的にぼかしたのではないかと思います。あるいは寄稿を続けるために自粛した、朝鮮日報編集部が忖度して校閲した、という可能性もあります。
韓国においてはドグマが強固になりすぎて、それに反する少数派が意見を開陳することが事実上不可能になりつつあるように感じます。そのことの方が彼らにとって致命的な毒であると思います。
韓国人の「日本滅ぶべし!」の対日敵愾心は理屈ではないです。多分に誤解に基づいた復讐心にかられ日本を理性的に見ることができなくなっているようです。その結果、日本と手を結べば得られるであろう利益を失っても構わないとさえ思っているように見えます。日本がそれに忠言しようとすれば増々意固地になって反発するだけです。まったく、甘えてすねた子供も同然ですね。
こんな他者依存性の相手には冷たく厳しく突き放して対応するのみです。その点、今度のスガ政権は「自助」を標榜するだけあって、このような甘えに対してはより厳しい対応をとりそうな感じがします。既に報道のみですが、韓国訪問に韓国が受け入れ困難な条件をつけるなど、その片鱗を見せていますね。今後もこの対韓「冷酷厳酷路線」を維持して欲しいです。
さらにこのような韓国人の思い上がりは、韓国経済が史上初めて、最低限の衣食住を満たすだけの水準から脱したことで自信をつけたことで生じているようす。ですから日本としては、長期的にその自信を打ち砕くようにしていくべきです(具体的方法は様々あるでしょう)。それによって、韓国人の心に新たな復讐心が芽生えるのかもしれませんが、返り討ちすれば良いだけで、それは将来の日本が国力において韓国を上回っている限り可能なはずです。
はぐれ鳥さま
コメントを見て、ふと思ったんですが、韓国人は、まともに戦わないで、日本に逃げ出して来そうな気がしますわ。
戦うよりも、入ってこないようにするのが、大事だと思いました。
はぐれ鳥様
>日本と手を結べば得られるであろう利益を失っても構わないとさえ思っているように見えます。
そうですね。今は困っていないからでしょうね。
利益のためには、事実と異なっても戦勝国と称するし、朝日新聞の捏造記事を筋書きにして戦地では常識的な制約の中で将校以上の賃金をもらって商売していたにもかかわらず、あえてセックススレイブの衣を被っても構わないし、政権の揺るがぬ方式のためには国民が独裁国家から銃撃を受けて燃やされても肯諾するし、(さらに驚くには、政権の支持率が驚くほど下がらない)人権軽視の民族主義国家であるにも関わらず、世界に平和と人権を騙る。
困ったらなんでもしますよ。
そして、困らないと何もしません。
そういうことだと思います。
>5つのインチキ外交
いろいろ考えた結果「そもそも外交をしていない」という結論に至りました。
少なくとも一般的な近代国家が想像する外交ではありません。
彼の国の外交とは「ナムを喜ばせる手段」に過ぎず、実質は内政です。
インチキ外交も「外国を叩くことでナムを喜ばせる」のが目的であり、
叩く手段が5つあるという話です。
(中国やロシアを含めても)一般的な国家が想像する
「外交=外国との駆け引き」という定義からかけ離れたものです。
相手の反応を全く考慮しませんので、経済制裁や
相手が怒鳴り込んでくるまで相手のことなど気にしません。
しまったウリナム間違えた。
「ウリを喜ばせる手段」だった。
「ナムなんてどうなってもいい」が向こうの価値観。
誰の言葉だったか忘れてしまいましたが、「中立とは双方の見方になることではない、双方の敵になることなのだ」という言葉があります。つまり、中立を侵そうとするものを誰であれ自力で排除するだけの力を持たなければ、そもそも中立は成立しないのです。対立する二強から良いとこ取りしようなどという国家戦略など、最初から破綻を約束されたものでしかありません。
「軍事はアメリカ、経済は中国」という韓国の国家戦略は、米中対立が誰の眼にも隠しようがなくなった時点で不可能となったのですが、韓国人は目を瞑り続けました。今頃になって「あれ?もしかするとちょっとマズい?」などという疑問を持ち始めるだなんて、完全に手遅れです。逡巡してもたもたしていた分、より酷い目に遭わされる可能性が高くなったというべきでしょう。
実は、中立であるための要件にはもう一つの可能性があります。誰にとっても何の価値もない、軍事的にも、経済的にも全く価値のない小国であれば、そもそも中立であるかどうかなんて誰も気にしません。ならば、結果的に中立を維持することができるでしょう。その向背など何の影響も及ぼさないので。
韓国に自力で中立を侵すものを排除する能力がないことは一目瞭然です。韓国軍には在韓米軍の行動を抑止するどころか、掣肘することすらできないでしょう。ならば、そもそも韓国に中立という選択肢は最初から存在しないのです。
もっとも、穿った見方をすれば、文在寅政権は韓国経済を根本的に破壊し、米韓同盟を破棄することで、「第二の中立」を目指そうとしているのかもしれませんね。
龍様
「第二の中立」を目指すのであれば、中朝からも愛想をつかされなくては・・。(文政権は、まだまだ未熟です。)
西側諸国からの「法恥の果ての放置国家」は実現の可能性・・”大”ですね。
それは即ち中華圏への復帰。「主従の再開は序列の最下位」・・”犬”ですね。
m(_ _)m