無法国家にG7への参加資格なし

以前からしばしば繰り返しているとおり、外交とは基本的な価値観と戦略的な利益を共有するかどうかという2つの軸で理解するとわかりやすいと思います。こうしたなか、少し前からごく一部の国が騒ぎ立てているのが、「G7拡大」という論点です。当たり前の話ですが、G7は「基本的価値を共有する国同士が国際社会の諸問題を自由闊達に議論する場」であって、国際法を無視するような国は、そもそもG7への参加資格などないのです。

価値と利益の同盟

価値と利益のマトリックス

当ウェブサイトでは普段からしばしば報告しているとおり、外交とは、べつに何も難しいものではありません。ごくわかりやすくいえば、「自分の国の国益を最大化するために外国とお付き合いすること」です。もちろん、ここでいう「国益」とは、「平和と繁栄」のことです。

そして、外交をするうえで重視しなければならない2つの軸が、その相手国と「基本的価値を共有しているかどうか」という視点と、「戦略的利益を共有しているか(=その国と付き合うことが戦略的利益に合致しているか)」という視点です。この2つの視点からは、次のようなマトリックスを作ることができます(図表)。

図表 外交のマトリックス
 価値を共有する価値を共有しない
利益を共有する①基本的価値、戦略的利益を共有する相手国②基本的価値を共有しないが、戦略的利益を共有する相手国
利益を共有しない③基本的価値を共有するが、戦略的利益を共有しない相手国③基本的価値、戦略的利益を共有しない相手国

(【出所】著者作成)

古今東西共通する公式

このうち、一番重視すべき相手は①です。

共通の価値観で話ができ、かつ、その国と付き合うことでわが国の利益も最大化されるのですから、その国との関係を最も良好に保つことが何よりも重要ですし、また、価値観を共有しているがために、話が通じやすいという国でもあります。

しかし、一番気を遣うべきは、②の相手国でしょう。その国と下手な付き合いをすると国益を損ねる可能性があるからです。

それに、相手国とは価値を共有していない以上、話も通じませんし、相手と信頼関係を築き上げることは非常に難しいと言わざるを得ません。だからこそ、②のような相手国とは、一番優秀な外交官を充てつつ、表面上はにこやかに握手しながらテーブルの下で常に相手の足を蹴っ飛ばすくらいでなければなりません。

なお、③のような相手国に関しては、関係が悪化しない程度でそこそこにお付き合いしていれば良いと思いますし、④のような国とは、極端な話、国交や交流を断絶をしても構わないくらいでしょう。

いずれにせよ、上記①~④のマトリックスは、およそ「国」が存在する限りは、古今東西を問わず成り立つ図式です(※余談ですが、こうした図式を無視して善隣友好外交を展開するという発想自体、まことに愚かな行動です)。

G7とG20

さて、あくまでも当ウェブサイトの理解に基づけば、現在の世界で「価値を共有する国」同士が作り上げた連合体のひとつがG7(主要7ヵ国サミット)の枠組みであり、「価値を共有するとは限らないが利益を共有する国」同士が作り上げた連合体のひとつがG20の枠組みです。

  • G7…日米英仏独伊加の7ヵ国+欧州連合(EU)
  • G20…G7に加え、アルゼンチン、豪州、ブラジル、中国、インド、インドネシア、韓国、メキシコ、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、トルコの12ヵ国

このG20諸国のなかには、G7と似たような価値観を持つ国もあれば、まったく異なる価値観を持つ国も存在してます。したがって、G7諸国にとっては、「価値観を共有するG7諸国でしっかりと共通の戦略を立て、G20を主導する」というインセンティブが存在しているはずです。

ただ、今年に入って、ドナルド・J・トランプ米大統領から、やや唐突に出てきた構想が、「G11」ないしは「G12」構想です。

これは、G7に豪州、ブラジル、インド、ロシアなどを加えて「G11」あるいは「G12」に拡大する、という発想ですが、ナンセンスというほかありません。なぜなら、豪州はともかく、名前が挙がっているブラジル、インド、ロシアはいずれもG7と基本的価値を共有する国とは言い難いからです。

もちろん、これら3ヵ国はいずれも大国であるとともに(見た目は)民主主義国ですが、民主主義・法治主義などの仕組みが成熟しているとは言い難く、さらにはロシアに関しては2014年に武力をチラつかせて国境を強引に変更する、ということをしました。

正直、G7を拡大するだけのコンセンサスが、G7諸国に得られているとは言い難いでしょう。

もちろん、G7サミットにG7以外の国を「招待する」というのは、議長国の権限で可能ですので、もしトランプ氏がどうしてもG7以外の国を会議に参加させたいなら、今年の議長国として、今年限定で招けば良いだけの話です。

あくまでも個人的な感想ですが、G20諸国のなかで豪州を加えてG8に昇格させるという構想は「あり」だと思いますが、G7をG11やG12に拡大する、あるいはG7とG20が存在しているなかで、改めてG11やG12を作る、という発想は、あまり好ましいものではありません。

中国包囲網

ABCD包囲網は改めて作ればよい

では、今回のトランプ氏のG11~G12構想は、いったい何が目的なのでしょうか。

その目的は、「中国包囲網」でしょう。実際、トランプ氏が参加を呼び掛けた国のうち、ロシアとインドがG7に参加すれば、中国を南北から挟み込む形となります。かつての日本に対する「ABCD包囲網」のようなものでしょう。

しかし、先述のとおり、G7はあくまでも「価値連合」であり、ここにまったく異なる目的の「包囲網」としての機能を混ぜ込むのは適切ではありません。もしどうしても、かつての「ABCD包囲」を作るつもりがあるのなら、まったく別の機構を創設するのが筋です。

たとえば、旧ソ連に対抗するために、米国と西欧諸国が作った仕組みが北大西洋条約機構(NATO)ですが、同様に、「西太平洋条約機構(WPTO)」のような仕組みを作り、そこに日本、豪州、台湾、ASEAN諸国などが参加する形を取れば良い話です。

あるいは、個人的には日本がNATOに加わり、英国がWPTOに加わるという形で、事実上の「日米英欧軍事同盟」を成立させても良いかもしれません。

さらにいえば、『中国共産党が恐れる「シックスアイズ」こそ日本の進路』でも触れた、「ファイブアイズ諸国」に日本を加えた「シックスアイズ」を、包括的な情報保護協定から軍事同盟にまで進展させることも有益でしょう。

そして、とても当たり前の話ですが、これらの連合には「価値を共有する国同士」が参加すべきですし、日本が主体性を発揮すべきでしょう。

具体的には、今この瞬間、国際秩序を破って世界を支配しようとしている邪悪な国の暴発を抑え込むことが最優先課題であり、その意味では、日本にこそ、その主軸を担う資格がありますし、また、その義務があります。

このように考えていくならば、G11ないしG12構想が出たことを契機に、むしろ日本が積極的に、G7諸国に対し、あらたな国際枠組の創設を呼び掛けるべきだ、という言い方をしても良いのだと思う次第です。

G7メンバーシップ拡大はあり得ないのに…

さて、G11ないしG12構想では、最近、なにやら隣国のメディアからやたらと関連報道が出てくるようになりました。たとえば、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に昨日、トランプ大統領が今年のG7で、非メンバー国も招待する、との構想を示したとの話題が取り上げられています。

トランプ大統領、「大統領選挙後、G7を開きたい…G7以外の国も招待するだろう」

ドナルド・トランプ米国大統領は10日(現地時間)、今年主要7カ国(G7)首脳会議を11月3日に予定されている米大統領選挙後に開催したいという意向を明らかにした。<<…続きを読む>>
―――2020.08.11 11:34付 中央日報日本語版より

なぜ中央日報がこの話題を取り上げているのかといえば、おそらく、文在寅(ぶん・ざいいん)韓国大統領がG7に招待されるであろうという点を強調するためでしょう。実際、中央日報の記事では、末尾に

もう韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領をはじめ、オーストラリアとインドの首脳も参加するという立場を伝えた。

とあります。

ただ、中央日報の記事ではわかり辛いのですが、これはあくまでも、議長権限としてトランプ氏が「今年限りで招待する」と言っているだけの話であり、べつに豪州、インドなどの首脳が恒久的にG7に加わる、などという話ではありません。

実際、G7参加国の拡大となれば、G7参加国すべての了承が必要でしょうし、そうなると、米国以外の国が首を縦に振る可能性は非常に低いです。とくに、日本政府はこれまで、ロシアを名指しこそしていませんが、たとえば茂木敏充外相は6月30日の記者会見で、次のような趣旨の内容を述べています。

  • G7は国際社会が直面する課題について基本的価値を共有する参加国の首脳が自由闊達な議論を行うことに意義がある
  • G7がこのような枠組みを維持することが極めて重要だというのは、わが国だけでなく、G7共通の認識である
  • ただし、G7にメンバー外の国や国際機関が招待されるということはあり得る話であり、今年のG7がどういう形式になるかについては、最終的には今年の議長国である米国が調整するだろう

また、こうした見解を示したのは、日本だけではありません。ドイツのハイコ・ヨーゼフ・マアス(Heiko Josef Maas)外相は先月、独ライニッシェ・ポスト紙(die Rheinische Post)のインタビューで、次のように答えています(独テレビ局『zdfホイテ』より抜粋)。

“Wir brauchen nicht noch G11 oder G12”(我々はゲー・エルフ、あるいはゲー・ツヴォルフなどを必要としていない。)

要するに、G7を拡大するという構想には、かなりのハードルがあると考えて良いでしょう。

康京和氏が落胆?

こうしたなか、この武漢コロナ禍の最中にも関わらず、韓国の康京和(こう・きょうわ)外交部長官はドイツを訪問したようですが、その訪問日程を終えて韓国に戻り、仁川(じんせん)国際空港で会見に応じたようです。

訪独後に帰国した康京和外交長官「G7、韓国の参加を歓迎するらしい」加盟は別

康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が11日、ドイツ訪問日程を終えて仁川(インチョン)国際空港を通して帰国した。<<…続きを読む>>
―――2020.08.12 06:51付 中央日報日本語版より

中央日報によると、康京和氏は取材に応じ、

韓国のG7首脳会議の招請に対してドイツも歓迎し、韓国の参加が多くの寄与をしそうだと話した

などと述べたのだそうです。

ただし、この「歓迎する」は、おそらく、「G7の恒常的なメンバー国に参加すること」ではなく、「今年限りのゲスト国として参加すること」でしょう。なぜなら、マアス外相が、例の “Wir brauchen nicht noch G11 oder G12” とする発言を撤回したという報道はないからです。

実際、中央日報によれば、康京和氏も次のように述べているそうです。

  • 今回の会議を越えてメンバーシップを拡大する問題は別の問題
  • (加盟は)加盟国間の多くの議論と協議が必要だということをマース外相が説明し、私もそれに十分に共感した

この点については、当ウェブサイトではすでに5月の時点で申し上げて来たことですが、「何をいまさら」、というのが個人的な感想です。

韓国にG7の参加資格なし

くどいようですが、G7とは「基本的価値を共有する諸国が国際社会の諸問題を自由闊達に議論するための場」です。国際法違反の判決などを放置し、その解決に向けた日本の努力を無視し続ける韓国は、そもそもG7諸国と基本的価値を共有していません。

とくに、昨年7月19日に自称元徴用工問題を巡って韓国政府が日韓請求権協定に基づく解決の呼びかけを無視したという事案については、韓国による国際法破りの典型的な事例です。そして、日本を含めたG7諸国が、そんな国と連合して中国に対抗できるとも考えられません。

いずれにせよ、私たち西側諸国と韓国が基本的な価値観を共有していないという事実については、日本政府がもっと本腰を入れて全世界に向けて広報すべきでしょう。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

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読者コメント一覧

  1. カズ より:

    彼らは「栄誉には責任が伴う」ってことを、きちんと理解してるのでしょうか?

    G7の壇上には、踏み絵をせずに駆け込める保健室は存在しないってことも・・。

  2. だんな より:

    ドイツが、G7の枠組みを変えることに反対。
    →カン婆さん大慌てでドイツに行く
    →今回は、参加しても良いけど、G7の加盟は、他の加盟国の同意が必要だと諭される
    →帰ったら、トランプ大統領「G7は、11月に延期な」
    今ココ。
    先日、韓国の外交を歴史的観点から、妄想したコメントを書きました。
    価値観の相違については、新宿会計士さんが書いています。
    韓国が、G7の加盟について、どう考えているかを妄想します。
    韓国人の相対的剥奪感から来る、他国からの認証欲求を満足させる物で、「韓国の加盟を邪魔する日本より、韓国の方がG7メンバーに相応しい」位は、考えているでしょう。
    新宿会計士さんのようにG7は、価値観を共有しているという理解では無く、G7は、ただ「先進国首脳会議」という理解でしょう(価値観について書かれた、韓国メディアの記事は見たこと有りません)。
    要は「先進国首脳会議」の「『先進国』として認められたいニダ」なんだと思います。
    そこで、「日本は、韓国が先進国として認められる事を、邪魔しているニダ」とか、「日本の韓国に対する劣等感ニダ」、「日本は朝鮮半島を、恐れているニダ」という話になって来る訳です。

    G7が11月と延期なると、韓国が年内に実現を目指している「習近平主席の訪韓」と時期が、重なって来ます。
    私の常識で、この二つを両立させる事は、相当難しいと思います。
    韓国は、「国際法」とか「自由民主主義」という、価値観で思考、行動しているのでは有りません。韓国の価値観は「全てを機会として、リスクを最小化して、最大限の利益を追求する」で、それに基づいて、思考、行動するのだと思います。
    結論は、新宿会計士さんと同じで「韓国にG7加盟の資格無し」で、良いニカ?

    1. 心配性のおばさん より:

      だんな様 コメント欄の非表示。PCが壊れたのかと思いましたわよ(笑)。

      >→帰ったら、トランプ大統領「G7は、11月に延期な」今ココ。

      多分ですが、トランプさん、大統領選で忙しいのでG7どころではないのでは?
      もちろん、G11拡大は、コロナで中国憎しの思い付きだと思います。だれも止める人がいなかったのかしら。そちらのほうが心配。
      まあ、止めなくとも止まりますけどね。アメリカのG7じゃありませんので。

      韓国?放っておけばよろしいわ。

      1. だんな より:

        心配性のおばさん さま
        トランプ大統領が、思いつきで話すのは、誰も止められないでしょう。
        そのかわり、玉石混合だと思います。

  3. G より:

    G7って西側先進国、もっと言えばヨーロッパ先進国の集まりなんだと思います。そこにアメリカと日本を加えて(カナダも)世界の先進国の会議に仕立てて、ヨーロッパの国々が「先進国」の地位を確立した、そんな会議です。

    だから、G7に関する重要事項はヨーロッパの価値判断で決まります。日本もですが、たぶんアメリカも蚊帳の外なような気がします。

    まあ、このままG7諸国が没落して、顧みられない会議になってしまうことは想定されますが、それでも参加国拡大はないでしょう。ロシアを一時期入れてしまった反省もあるでしょうし。

    1. 町戸松庵 より:

      G様、
      私は朝鮮半島の皆さんとG7先進国は「価値観」等と言う高尚な思考力のレベルではなく、もっと基本的で原始的なレベルでの決定的な違いがあると思っています。

      有体に言ってそれは「現状認識能力」です。

      「現実を現実として、主観と思い込みと願望を排して、そのまま観察・認識する能力」の事です。

      日本が直面する韓国との問題は全て朝鮮半島の思考回路(”日本は絶対悪であり、我々は正義の具現者である”)の問題よりもっと深刻な韓国人の皆さんの「現状認識能力の欠如」にあると思います。

      論理的な思考は最初に「大前提「」が有り、それに「観察された現実」が加わり、それらを因果関係で結び付ける為に「仮説」を構築し、これらを全て総括する結びとしての「結論」が出て来ます。

      普通の西側の論理体系では「大前提」はスターティング・ポイントではありますが、「絶対的に変える事が出来ない真実」ではありませんし、「仮説」もその名の通り、証明される迄は「思考実験の一つ」でしかありません。

      韓国の国としての行動を眺めていると、「大前提」と「結論」は既に不動で、「仮説」と「観察された現実」を自由自在に都合のように改竄してしまうので、「相互理解」どころでは無く、「現状認識」の段階で意思疎通が出来なくなってしまいます。

      韓国の日本が含まれた事項での言動では以下の「大前提」と「結論」は絶対に変えてはいけないモノなのです:

      大前提 → 日本は絶対悪である
      結論 → 韓国は絶対正義である

      この「朝鮮半島思考回路」を適用すると
      レーダー照射事件:
      大前提: 日本は絶対悪である(絶対疑ってはいけない真理)
      結論: 韓国は絶対正義である(絶対疑ってはいけない真理)

      この大前提と結論を両立させる為に韓国は政府の正式コメントとして以下の互いに矛盾する「現状認識」をしています。

      A) 駆逐艦はレーダーを照射していない。
      B) 駆逐艦は漁船を捜索する為に荒天下でレーダーを照射した。
      C) 駆逐艦はレーダーを照射していないし、自衛隊哨戒機が危険な敵対行動をとった。

      つまり、韓国の皆さんは「日本は絶対悪である」という前提と「韓国は絶対正義である」と言う結論は変える心算はないので、必然的に「現状認識・或いは歴史的事実」を歪曲・捏造する必要があり、またそれをする事に対して違和感を感じないと言う事です。

      これで自称慰安婦・自称徴用工・旭日旗・輸出管理適正化・WTO事務局長選などの問題を見るにつけ、韓国が国として妄想世界の住民である事の説明がつきます。

      現状認識が出来ない国家民族とは建設的な関係の構築は至難の業です。

  4. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。

    エッと。何やら勘違い国が、、。「G7に恒久的に入れる。G8ニダ!」ちゃうちゃう、韓国はG20も危ういが(笑)。韓国にG7の参加資格ないわ。

    徴用工判決で国際法違反の判決を放置し、解決に向けた日本の努力を無視し続ける韓国。

    そもそもG7と基本的価値を共有していない。自称元徴用工問題しかり、偽慰安婦像問題しかり、海自哨戒機レーダー照射事件しかり、反日不買運動しかり、仏像パクリしかり、あ〜もっともっとたくさんい〜っぱいの日本に対する侮辱。

    G7諸国が、そんな国と連合して中国に対抗出来ません。永遠にハズレです!ハズします!

    トランプ大統領も下朝鮮やインド、豪を招待して対中への絆を見せつけようというのは分かるが、下朝鮮はジョーカーだ。どちらにも付くよ(もっともジョーカー程強くないので自由主義側なら♣️の3ぐらいか(笑)。シナに付いたらもう少し強くなる♣️4。変わらんネ)。

    但し正式メンバーとして豪州を迎えるのは賛成です。一時、シナに寄ってましたが、完全に切れたみたいだし。英国連邦国として、日本の後方を守ってくれる重要なパートナーです。G8はアリ、G11やらは無し!

  5. 自転車の修理ばかりしている より:

    実力も覚悟もなく大舞台に上がるのは、恥をかくだけで本人のためにもなりません。心の傷を負うようなリスクを見逃すのは、先人としていかがなものかと思います。たとえ今は恨まれても、分不相応ということを教え諭すべきでしょう。

    これはいま甲子園で代替試合が行われている「春の甲子園」の21世期枠に対する感想です。時々ボロ負け試合になるのは見ている方も辛いのです。やはり勝ち上がって出場権を獲得して欲しいという私的意見に過ぎません。実在の人物や団体、勘違い国とは関係が…少ししかありません。

    1. 心配性のおばさん より:

      >心の傷を負うようなリスクを見逃すのは、先人としていかがなものかと思います。
      >たとえ今は恨まれても、分不相応ということを教え諭すべきでしょう。

      自転車の修理ばかりしている様の優しさが、半島の人々に伝わることは多分ないと存じます。
      なぜなら、彼らにとって恥をかくのは他人のせいであって、自分のせいではないからです。

      それが乗り越えられたら、教え諭されるまでもなく自分で気付きます。

      1. 自転車の修理ばかりしている より:

        心配性のおばさん様

        >彼らにとって恥をかくのは他人のせいであって、自分のせいではない

        そうなんですよ。彼らには反省からの改善というものが見込めません。そのせいで前段の私の結論も自信なさげになっているのです…。

      2. より:

        よく言われることですが、韓国人にとって、恥はかかされるものであって、かくものではありません。ゆえに、恨はあっても反省はないのです。

        日本では猿だって反省するというのにね。

  6. 捨韓人 より:

    そもそもトランプ氏の「思い付き」に過ぎず、国際的に「終わった」話です.
    韓国政府(とマスコミ)が(よく読みこまないとドイツ要人などが「G7(ゲスト)参加歓迎」と言ったのを「G7(拡大)歓迎」と誤読を誘うような巧妙に仕掛けを入れた発表や報道で)G7拡大論議の灯を絶やさない必死の努力をしています.
    日本の官房長官が「G7の枠組みは重要」と原則論で淡々に会見しているのに過度に食いついて「日本の嫉妬」と喚くのも「終わった話」に火を灯けようとする必死な足掻きです.
    なので、こういった韓国側の挑発には一々応じず、重要なポイントのときだけ明確に「G7はG7、この枠組みの拡大はない」と言明するのみです.

  7. たい より:

    最強かつ偉大な大韓民国にあられましては、拡大G7などという欧米諸国の驥尾に付する様な真似はやめた方がいいです。
    大韓国共栄圏を提唱しましょう。
    参加国としてはインド、ラオス、パラオやマレーシアあたりが最初は適当かと。
    あ、イランや、北朝鮮も相応しいですね。
    康京和長官に初代の大韓国共栄圏長官を兼任していただきましょう。
    重大任務ですが彼女ならやり遂げるでしょう。
    次第に日本や欧米諸国、中国も韓国の徳を慕って参加するに違いありません。
    影の正式名称は韓国被害者共の会なのは内緒です。

  8. 心配性のおばさん より:

    TV、新聞とも日本のメディアではほとんど報じられることのない米中戦争の熾烈さ。
    むろん、政府は把握しているのかもしれないけど、企業はどうなのかしら?
    もっとも、いやしくも企業トップであれば、日本のメディアがメディアとして用をなしてないことは承知しているべきことですが。

    “米中メディア戦争”熾烈化!米、中国スパイ記者を追放 共産党の工作は日本にも…メディアはいつまで“死んだふり”するのか
    https://www.zakzak.co.jp/soc/news/200812/for2008120007-n1.html

    >中国の崔天凱駐米大使は先月21日、中国中央テレビ(CCTV)との独占インタビューで、「米中は今、対話さえ持てない異常な状況」だと語った。

    日本の安全保障は半島どころではないと思うのですが‥。

    1. はにわファクトリー より:

      大姐のご心配のごとく

      「アメリカ兄貴」の真似をしないとキツいシバきに遭わんとばかりの昨今趨勢、ヌルい経済新聞社記事を真に受けて逃げ遅れてしまう企業経営者が続出しそうな西暦2020年8月ですね。

  9. 簿記3級 より:

    マトリクスにQA法、グラフも出ますし次は何が出てくるでしょう。
    QAは論点の整理と喝破にとても秀逸だと思いました。

  10. 匿名 より:

    色々ぶっ壊してくれるトランプは面白い。

    1. 心配性のおばさん より:

      うーん。トランプさんの破壊力は、中国によって機能しなくなった国際組織を再構築するには必要なものではあるとは思いますが・・・。
      でも、壊した後に再構築する構想がトランプさんにあるのかしら?そこどう思います?

      1. 匿名 より:

        トランプの構想があったとしてもとりあえず無視で良いんじゃないですかね。せっかくぶっ壊してくれるんだから、トランプをなだめすかしつつ自分たちの都合の良いように変えていく。TPPみたいに。

        1. 心配性のおばさん より:

          匿名様

          >TPPみたいに。

          あなた(アメリカ)壊す人。私(日本)作る人。という理解でようございますか(笑)?
          偶然でしょうが、日米安保の盾と矛と同期して、面白い。

  11. 自転車の修理ばかりしている より:

    思うに、米国はG7の枠組みさえもしがらみが強すぎると感じているのかもしれません。シックス・アイズの件が取り沙汰されるのは、G7から仏独伊を排除した枠組みを再構築しようという考えが根底にあるような気がします。

    G7に追加招集しようというトランプ大統領の動機は、対中封じ込めのための動員ですので、追加4か国は言葉は悪いですが使い捨てです。今の7か国でさえ有効な合意が形成できずセレモニー化しているというのに、拡大する意味がありません。

    もし万が一メンバーの恒久的拡大を米国が言い出したなら、それはG7が米国の中での重要性を失った「どうでもいい儀礼的集まり」に堕したということの表れでしょう。

  12. より:

    > 米国はG7の枠組みさえもしがらみが強すぎると感じているのかもしれません。
    少なくともトランプ氏はそう思ってるでしょうね。ドイツをはじめとして、ちっとも言うことを聞いてくれない国がいくつもありますので。もっとも、それを言ったら、ロシアやインドはもっと言うことを聞いてくれそうもないですが。

    さて、何人かも指摘されている通り、韓国がG7正式参加を切望してやまないのは、G7のメンバーであること=先進国であると認められた証と思い込んでいるからです。
    文在寅大統領は盛んに「今や韓国は先進国なのだ」とことあるごとに叫んでおり、韓国人たちもそう思い込もうとしています。しかし、さすがの韓国人も”自称先進国”に過ぎないのではという疑いを密かに持っています。だからこそ、彼らはG7正式メンバーとして迎えられることで、世界をリードする先進国からも認められた先進国であることの証がどうしても欲しいのです。
    彼らが欲しいのは「先進国の証」だけであって、それ以上のことは何も考えていません。なぜならば、先進国の証を持つ韓国は他国を大っぴらに見下すことができる、見下すことが公認されると思っているからです。

    これ以上書くと、本ブログの品位を大きく損ないそうなのでこれくらいにしておきますが、韓国人の夜郎自大っぷり、増上慢は留まることを知らないということですね。

  13. りょうちん より:

    ファイブアイズにニュージーランドという違和感がありますが、同様にG7にPIIGS界の大物イタリアというのも違和感がありました。
    ふと調べてみたら、愉快な記事を発見w
    https://ja.wikipedia.org/wiki/G5
    >フランス、アメリカ、イギリス、西ドイツ、日本の5つの先進国の略称(Group of Five)。左記5カ国で首脳会議を開催することを決定したが、それを不服としたイタリアが1975年の第1回会議に乗り込み、欧州偏重を防ぐため翌年第2回にカナダを招聘したためG7になった。

    韓国もカナダと同じくらいのGDPなんで、カンヌに群がるワナビー女優のように毎回会場に現れていればいつかきっと・・・www

    1. 心配性のおばさん より:

      りょうちん様

      >それを不服としたイタリアが1975年の第1回会議に乗り込み、欧州偏重を防ぐため翌年第2回にカナダを招聘したためG7になった。

      そぉ言えば、イタリアも半島でございましたわね。
      でも、ローマ帝国末裔を名乗るイタリアを一度もそのような歴史をもてなかった朝鮮半島の同列にするには失礼の極みでしたわね(笑)。
      そうそう、イタリアは紀元前にヨーロッパ全域を支配したGでしたのよ。
      多分、当のイタリアもお忘れとは思いますが(笑)。

  14. サムライアベンジャー より:

     「G7」のWikipediaの項目を見てしまいました。韓国のお取り扱いについて引用・抜粋するとこんな感じです。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/G7


    ●2020年6月、アメリカのトランプ大統領は、ロシア、オーストラリア、インド、韓国を加えG10またはG11に拡大したい意向を示した。
    ●韓国に関しては中国メディアからは「韓国自体国力、影響力のない国」と批判された。
    ●日本政府高官が米政府に対し、北朝鮮問題との理由で韓国の参加を拒否を伝えたと日本のメディアは報じている。
    ●その後7月27日にはドイツが韓国の参加を拒否した。

    チャイナとドイツから拒否されていますから、味方が全然いないという感じですね。チャイナはG7ではありませんが。

    F1の時と同じで、「先進国になったんだ!」という思いを満足させるために、参加参加と言っているように聞こえます。それに伴う、責任や義務については全く考えている様子もないですね。

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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
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