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毎日新聞によると大串博志氏も「#」と発音したらしい

重ねての疑問です。「#」って、肉声でいったいどう発音するのでしょうか?先週の『朝日新聞によると、安住淳氏は「#」と発音したらしい』では、安住淳・国体院長が記者団に対し「いずれ補正予算案の質疑の見通しが立ったら、『#国会を止めるな』運動をしたい」と述べた、とする話題を紹介したのですが、本日、毎日新聞には『#国会を止めるな コロナ対策など問題次々 首相は説明責任果たせ』という、大串博志・立憲民主党衆議院議員のインタビュー記事が出ています。

「#」ってどう発音するんですか?

最近、立憲民主党の議員を中心に「#」と発音するのが流行しているのでしょうか。

当ウェブサイトでは先週の『朝日新聞によると、安住淳氏は「#」と発音したらしい』でも紹介しましたが、立憲民主党の安住淳・国会対策委員長が8日、記者団に対し

いずれ補正予算案の質疑の見通しが立ったら、『#国会を止めるな』運動をしたい

と述べたそうです。「#」を肉声でどう発音するのかは存じ上げません。「しゃーぷ」、でしょうか、それとも「いげた」、でしょうか。安住氏が記者団に対し、「いげたこっかいをとめるな」、「しゃーぷこっかいをとめるな」、などと発言している姿を想像すると、何やらシュールですね。

ただ、ツイッターなどのSNSに詳しい方ならご存知かと思いますが、この「#」マーク、「ハッシュタグ(検索ワード)」として認識されます。すなわち、「#国会を止めるな」とツイッターなどでつぶやくと、「#」マーク以降にある「国会を止めるな」が検索ワードとしてカウントされる、という仕組みです。

これを悪用したのが「ハッシュタグ事件」です。これは、以前の『「東京脱出」をSNSで拡散したのは、メディア自身?』でも紹介したとおり、政府が緊急事態宣言を出した当日の4月7日、朝日新聞が「ツイッターで『#東京脱出』というハッシュタグ(検索ワード)が拡散されている」と報じた、という話題です。

これについては当ウェブサイトを含め、いくつかのウェブ評論サイト、ブログサイト等で検証されているとおり、「#東京脱出」が流行し始めたのが、同記事が同社ウェブサイトに掲載されて以降である、という点が判明しています。わかりやすくいえば、「自作自演」ですね。

もっとも、朝日新聞の該当する記事は、現時点では修正され、タイトルから「#」は削除されているそうですが…。

安住さんに続き大串さんも!

そして、このハッシュタグ事件に「続報」(?)があったようです。

#国会を止めるな コロナ対策など問題次々 首相は説明責任果たせ(2020年6月16日付 毎日新聞デジタル日本語版より)

今度は、大串博志衆議院議員、つまり同じく立憲民主党の議員です。つまり、毎日新聞によると、安住淳氏に続き、大串氏が「#国会を止めるな」と発言したのだそうですが、重ね重ね、この「#国会を止めるな」、いったいどういう発音なのか気になりますね。

(※どうでも良いですが、審議拒否で国会を止めまくっていた立憲民主党の議員が「国会を止めるな」とは、たちの悪いブラックジョークにしか見えません。)

ちなみに、個人的にこの記事に気付いたのは、やはりツイッターのトレンド欄に「#国会を止めるな」というハッシュタグが挙がっていたからです。この「#国会を止めるな」自体はかなり以前からツイッターで流されているので、毎日新聞のこの記事がきっかけだ、というわけではないと思います。

しかし、記事のタイトルにハッシュタグを付けるとは、朝日新聞が4月にインターネット上で批判されたという事実からまったく学んでいないように思えてなりません。というのも、朝日新聞の方は、現在、タイトルに「#」を含む記事の配信を控えているように見えるからです。

もしかすると、「『桜を見る会』で内閣府に忖度シュレッダーさせた」だの、「黒川検事長の定年延長を無理やり行い検察法改正を試みた」だのといった「安倍疑惑」をを騒ぎ立てても、多くの国民がそのような虚報に惑わされなくなっているのに対し、一部メディアも焦りを感じているのでしょうか?

ネット工作活動の正体が気になる

さて、あくまでも当ウェブサイトなりの見解ですが、一部のメディアや一部のノイジーマイノリティがこの「ハッシュタグ」を使ってトレンド操作を行っていると思しき事件は、最近になって随分と増えて来た気がします。その一例が、『ハッシュタグ事件は世論操作手段をネットに移しただけ』で取り上げた「検察庁法改正案」です。

この検察庁法改正案とは、検察官の定年を65歳にまで延長するなどの改正を盛り込んだ法案のことですが、個人的にはこの「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグを広めたのは、立憲民主党や日本共産党の支持者、関係者と思しき人たちではないかと見ています。

もっとも、この検察庁法云々に関しては、『検察庁法改正案で大騒ぎした挙句に自爆した立憲民主党』などで取り上げたとおり、国家公務員法改正案ともども、検察庁法改正案を安倍政権がひっこめたことで立憲民主党が盛大に自爆してしまいました。

というのも、「#検察庁法改正案案に抗議します」というハッシュタグで大騒ぎしてしまった結果、立憲民主党の支持母体でもある自治労が実現を目指していた「65歳定年制」そのものも同時に撤回されてしまったからです。いわば、立憲民主党にとっては自滅と同じ効果をもたらした格好ですね。

しかし、どうも最近、一部のメディアと一部の野党(あるいは一部の外国勢力)が結託し、新聞社などの大手メディアから明らかな虚報を流し、それをツイッター上でトレンド化して大騒ぎする(あるいは政治家の発言をメディアが取り上げてトレンド化する)、といった事例が増えて来た気がするのです。

こうしたネット世論工作は、最近、激しさを増しているのではないでしょうか。

工作を見抜くのは意外と簡単

もっとも、これもあくまでも個人的な印象ですが、「ネット世論工作」は、一般的に非常に短い言葉で行われます。

当ウェブサイトの場合も、『足を引っ張る野党とメディア、まったく休まぬ安倍総理』に対し、匿名でこんなコメントが付きました。

安倍マンセーも度が過ぎると気持ち悪いですな。/世界最強のリーダーとか釣りでしょ

この手のコメントを付した人物は、おそらく、「安倍政権を支持しない」という立場なのだと思いますが、何ら具体的なことを指摘せずに「気持ち悪い」、「釣り」など、相手を罵倒する単語だけを付して書き逃げていくという点は、まさにネット世論工作の典型例に見受けられるのです。

(※いや、このコメントを書いた人物が中国などの意向を受けたネット世論工作員だと決めつけるつもりはありません。単純に「頭が弱いだけ」、という可能性もあるでしょう。)

そういえば、かなり以前、『「安倍総理は独裁者」と主張する方とツイッターで対話してみた』や『韓国、財務省、NHK、共産党の共通点は議論の拒否』などでも報告したのですが、一般に共産主義者、左派は議論を極端に嫌います。

「安倍マンセーも度が過ぎると気持ち悪いですな」の人物も、たいていの場合は、「何が気持ち悪いのですか?」「なぜあなたは『安倍総理は世界最強のリーダー』を『釣り』と考えたのですか?」と問い詰めはじめると、しっぽを巻いて逃げてしまうことが多いようです。

また、稀に議論に応じてくれることもあるのですが、経験上、たいていの場合、最後は論点をズラして議論をグダグダにして逃亡を図ることが多いようです。まさにどこかの国とソックリですね(笑)

いずれにせよ、最近何となく傾向としてわかってきたのは、「反アベ」界隈の方々は、「#東京脱出」だの「#国会を止めるな」だの、「#もりかけ」だの「#桜を見る会」だの、とにかく短い表現で安倍政権や安倍総理を批判し、具体的な問題点には絶対に踏み込まない、という点でしょう。

その意味では、ネット工作を見抜くのは案外簡単なのかもしれませんね。

新宿会計士:

View Comments (14)

  • >(※どうでも良いですが、審議拒否で国会を止めまくっていた立憲民主党の議員が「国会を止めるな」とは、たちの悪いブラックジョークにしか見えません。)

     審議拒否のみならず、年端もいかない幼児なら判断能力が無いから仕方が無いけど、良い年コイたおっさん、おばさんがモリカケだの、サクラだのと言いがかりを付けて「検察ごっこ」というママゴト遊びにうつつを抜かし、国会を積極的に止めていたのは誰でしたかね。私は本当のことを報じないテレビを見ない、本当のことを書かない紙の新聞を読まないから具体的には知りませんが、何となく夜盗まがいのことをすることが多い野党のセンセイ方のような印象を受けますがね。

     子供なら検察ごっこをするのも仕方が無いけど、大人なら検察に告発すべきことを自分で追求できもしないのに自分達でやろうと言うことで国会を何度も意図的に止めることは犯罪じゃないでしょうかね。あんた方は立法作業が仕事なのに何で検察ごっこをやって楽しんでいるんですか。そのような不真面目な議員は仮に刑事責任まで問えなくても議員除名くらいの重罪に当たると思いますけどね。ブラックジョークくらいで済むものでしょうかね。

     「検察ごっこ」をどうしてもやりたいならやっても良いけど国会の勤務時間が終わってから、あるいは休会中にやったらどうですか。国会開会中は立法作業に専念してくださいよ。

  • 私はTwitterの1ユーザーなのですが、最近、本当に#国会をとめるななどといった、単語を流行らせる風潮がバカらしくて堪りません。
    Twitterでこんなに呟かれているから国民の声なんですよ!と国会で喚いた方がいらっしゃったようですが、SNSの?それも実名のFacebookではなく、匿名のTwitterで騒ぎ立てたから国民の声?

    民主主義がTwitterで騒ぎ立てて抗議することなら、今まで、たかがネットの戯れ言と自覚して発言してきた人をバカにするのみならず、正当な手段で政治を変えようとする全員に対する侮辱にすら聞こえます

    ただ、Twitterの1ユーザーとしては、Twitterのトレンドが政治系に染められていくこと、その意図を考えると果てしなくやるせない気持ちになるこの頃です

    • 何事も、過ぎたるは及ばざるが如し、ってなもんで
      君子危うきに近寄らず、中庸を保ちつつ生暖かくヲチしてみませう

  • 更新ありがとうございます。

    安住に続き大串も!
    毎日新聞には『#国会を止めるな 〜』と、大串博志立憲民主党議員のインタビュー。

    さーすが#毎日ショボ。誰も定期購読しない#毎日ショボ。誰もコンビニで買わない#毎日ショボ。駅売店でも買わない#毎日ショボ。図書館でも見る人いない#毎日ショボ。とうとう地元のコンビニから消えた#毎日ショボ(笑)。

    #をなんと読むか?イゲタ(正解)。シャープ(違う)。踏み切り(違う)。水栓(違う)。田んぼ(違う)。鉄道の交差(阪急西北にあったが、今は無い)。安住も大串も、まさか【ハッシュタグ】とは言わないだろう(嘲笑)。

  • イラストの選択がベリグー(笑)。
    野党もマスコミも半島クオリティー。
    ノイジーマイノリティ同士、引かれあうんですかね。

  • おお、私が口火を切ったコメントの「その後」が取り上げられている(笑)

    安倍政権を持ち上げ過ぎでは?とコメントしたのは私ですが、私の支持政党は自民党です。

    安倍総理も頑張っていると一定の評価をしてはいますが、ちょっと評価が高すぎるんじゃない?と感じてコメントした結果、場を荒らしてしまったようで申し訳ありません。

    • プラズマクラスター様

       いえいえ。貴方様の安倍総理への評価がやや低いし、「一定の評価はしている」というのも、文面からは見られないけどなぁ〜。自民支持で今の安倍総理が持ち上げすぎって、コメントしますか?なら、どなたなら宜しいんですか。

      まさかあの、後ろから撃つ奴、石破ですか?河村ですか?二階ですか?岸田ですか?セクシー大臣ですか?(嘲笑)

      河野氏、世耕氏、小野寺氏とかなら、分かりますけど。貴方は単に安倍総理オトシと昨日は見れましたが。正体不明ですネ。以上

      • めがねのおやじ様

        自民支持でも手放しで満点評価する人などいないのでは?
        コロナの経済政策など十分ではないと思いますし、部下になる省庁などの様々な失態や疑惑もトップの責任を免れないでしょうし。

        ただ、現状では安倍総理の変わりはいませんね。消去法になりますが。
        代わりがいないから政権を全肯定する、などというのもおかしな話ですよね。

        個人の考える是々非々的な観点ですし、政権批判コメントがご法度という訳でもないでしょう。

  • こんばんは。
    ラジオ等だと「#」は「ハッシュタグ」と読んでたりしますね。

    半匿名でBOT有りのTwitterで、流行らせようとするのは邪魔以外の何物でもないんですよね。
    短文なので、内容を端折った結果、役立たずになってる投稿とかもありますし。

    流行ったとしても、肯定だけでなく、否定の意見もあるはずなのに、なぜか全部肯定前提でカウントして、民意が~みたいな論調に持って行くのも有って「阿呆が」と言いたくなります。
    丁寧に意見を全てピックアップして纏めるならともかく、マスコミの皆様は都合のいい部分を切り取るだけ。
    しかも、やりっぱなしで、訂正・誤報も含め、フォローアップが非常に出来てない事も多いので、議論にならずノイズにしかなりませんし。

    マスコミなどの方々がハッシュタグを流行らせようとするのは、自分の力を確認したいと不安になってるのかなと考えています。
    「扇動する事で、自分は力を持っているんだと確認したい。」
    「注目されたい。」
    野党やマスコミ関係者の方々には、そんな心理が働いていませんか?と自問自答してほしいなぁ。
    まぁ、そんな事を解っていて、今後も新たなハッシュタグが作られて消費されて行くのでしょう。(諦)

  •  確かに私なら世界最強のリーダーは誰かと問われたら安倍総理ではなくプーチンを挙げますけどね
    #戦闘力

     さておき私は重視する分野の政策が多く安倍政権と一致し上手くまわっているので支持していますが(因果関係として当たり前すぎですね、一応前置きの表明)、評価できない分野も当然あります。政権評価は最終の投票ではゼロかイチかになるものの、柔軟な評価においては閾値が人それぞれになるでしょう。今が何点かの評価も異なるうえに、90点以上じゃないとダメなどという人は全政権を否定し続けているでしょうし、民主政治なんて10点分でも自分に合えば上等と達観していれば現状など神政権になりえるでしょうし。こちらのコメ欄の方で、100点主義なのに安倍政権支持、とまで仰る方は存じ上げません(むしろ多くは消費税議論などで酷評)。
     こういう評価の差と、日本人は身内を誉めまくる画を好まないのと、実際に工作員とやらが双方居るかもしれないのとが相俟って「持ち上げすぎ論争」は十分理解できます。該当ツリーは興味深く拝読させて頂きました。

     あ、記事タイトルの大串さん?どうも重視するものが違いすぎるようなのでどーでもいいです。

  •  実は、立憲民主党ではマスコミの取材の対して、改ざんされないため
    またはマスコミが文字にする手間を省略するために、ツイッターで回答
    しているのです(笑)。だから『#』を発音することは出来ません。
    (案外、これが真相だったりして)

     おあとがよろしいようで。