米国の「中国孤立」ネットワークに参加求められる韓国
当ウェブサイトでは『米中対立局面で日韓関係をあまり「放置」できない理由』などでも触れて来たとおり、米中対立局面の激化は韓国の二股外交が日本の国益を侵害する動きに出てくる危機でもあります。こうしたなか、韓国メディア『朝鮮日報』(日本語版)に本日、「米国が韓国に対し、米国中心の経済ブロックへの参加を求めて来た」という話題が掲載されています。これをどう考えるべきでしょうか。
無能な味方は有能な敵を上回る脅威
「無能な味方は有能な敵を上回る脅威である」――。
むかしの人は、なかなか面白いことをいうものだと思います。
以前から当ウェブサイトでは、「なぜ日本が韓国に対して甘い顔をするのか」という論点について、その原因が大きく2つあると考えて来ました。
ひとつめは、「日本は過去に朝鮮半島を植民地支配するなど、彼らに対して悪いことをした」という贖罪意識ですが、もう一つは日本国内で信じられている、「朝鮮半島生命線説」のような幻想です。
朝鮮半島生命線説とは?
- ①地理的に近い朝鮮半島が日本の敵対勢力に入れば、日本の安全保障に深刻な脅威をもたらす
- ②だからこそ、日本はあらゆるコストを払ってでも、朝鮮半島を日本の友好国に引きとどめておかなければならない
ここで根底にあるのは、「朝鮮半島は日本にとっての生命線であり、大事な地域だ」、「だからこそ日本の友好国かつ経済大国になってもらうために、日本としては支援を惜しんではならない」、といった発想でしょう。
そして、むかしの日本人は、「韓国が日本と並んで世界に伍する経済大国となったあかつきには、日韓で同盟を組み、世界に対し、アジアの立場を強く発信していく」といった発想もどこかにあったのではないでしょうか。
ただ、現実には、「日韓同盟」なるものは存在していませんし、それ以前に韓国は日本の「友好国」どころか、非合理で理不尽な行動を繰り返す、「モンスター反日国家」と化している状況にあります。
表向き、韓国は日本とともに「米国の同盟国」という地位にありますので、間接的に日韓は「準同盟国」のような関係にあります。それにも関わらず、韓国は陰に陽に、日本の国益を阻害し、日本に敵対しているのです。
では、いったいどこが間違いだったのでしょうか。
いちおう真面目に考えておくと、「朝鮮半島生命線説」のうち、①については、ある意味では正しいです。地理的に近い朝鮮半島が日本に敵対する勢力の支配下に入り、日本に公然と敵意を向け始めれば、日本は国防体制の抜本的な再構築をしなければならなくなるからです。
しかし、この①の考え方が正しいからといって、自動的に②の考え方につながるわけではありません。
とくに、「味方」だと思っていたら、思わず背中から撃たれる、ということも発生するからです。
日米中露「おしくらまんじゅう」仮説
ここで視点を変えましょう。
日米、日中、日露、日韓、日朝などを問わず、どんな国との関係にも言えることですが、2国間関係を議論する際には、かならず「縦軸」と「横軸」で見ていく必要があります。「縦軸」とは時間の流れ・歴史であり、「横軸」とは地理的・経済的・軍事的などの関係です。
まず、「縦軸」に関して言えば、2度の世界大戦を除けば、日本が関わった大規模な対外戦役は、そのほとんどが朝鮮半島と関わっています。
古くは白村江の戦いに始まり、2度に及ぶ元寇、豊臣秀吉の朝鮮出兵、さらには近代の日清・日露戦争は、いずれも朝鮮半島を経由して日本が対外戦役に関わった事例です(※どちらが攻めたかは別として)。
また、あまり知られていませんが、朝鮮戦争の際には九州にも大量の避難民が押し寄せていたようであり、また、もしも釜山が北朝鮮の手に落ちていれば、そのまま対馬、九州に攻め込まれていたとしても不思議ではありません。
(※もっとも、韓国軍が釜山周辺に追い込まれていた際、李承晩が九州や山口県あたりに「大韓民国亡命政府」の樹立を画策していた、という話もあるようです。真相は定かではありませんが…。)
その一方で「横軸」に関して言えば、朝鮮半島は日中露という3ヵ国の勢力が均衡する場所に位置しており、日中露3ヵ国が一種の「おしくらまんじゅう」をする際の緩衝地帯でもありますが、戦後はこの「おしくらまんじゅう」に、さらに米国が加わりました。
しかも厄介なことに、朝鮮半島は現在、南北に分裂しており、北朝鮮は北朝鮮で、韓国は韓国で、それぞれ周辺国を巻き込みながら、さまざまなトラブルの火種をばら撒いている状況です。
というよりも、古今東西を問わず、強大国のはざまに接する弱小国は、強大国どうしの勢力争いをうまく利用して生き延びるとうい性質を持っています。朝鮮半島もまた、こうした性質とは無縁ではないのです。
米国がちゃんと理解しているのか
こうした状況を自然と理解しているのが、韓国と北朝鮮でしょう。
南北朝鮮のうち、とくに韓国は、「強大国に囲まれた弱小国」としての地位を最大限活用し、自分たちの潜在的な国力(軍事力、技術力、経済力)などと比べ、国際社会で圧倒的に有利な地位を手に入れています。
逆に、東アジアにおいてどうも心もとないのが、米国です。
むかし当ウェブサイトの読者コメント欄で、どなたかが次のような趣旨のことを指摘されていました。
「そもそも米国は軍事的にも経済的にもあまりにも強すぎるため、外国との関係も国力を背景にごり押しできてしまうため、一流の外交専門家が育つ土壌がない」。
まったくそのとおりだと思います。
というのも、韓国は米国の同盟国であるにも関わらず、米国の潜在的な敵対国である中国との関係を深めようとしているからです。
昨今、例の武漢コロナ蔓延などの影響を受け、米中関係は非常に悪化しています。
とくにドナルド・J・トランプ米大統領は中国に対し、損害賠償を要求するなどの動き(『中国の外貨準備没収は可能か、そして新たな中国関係論』等参照)を見せていることに加え、先日は「米中断交」に言及したほどです(『トランプ氏「米中断交すれば5000億ドル節約」』参照)。
こうしたなか、状況がさらにややこしいのは、韓国の保守層などから「米中天秤外交」という主張が出て来ていることです。その典型例が、先日の『米中対立局面で日韓関係をあまり「放置」できない理由』でも紹介した、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に掲載された次の社説です。
【社説】米中のポスト・コロナ覇権争い、韓国は準備ができているのか
新型肺炎事態が米中葛藤の激化につながっている。ウイルス発源地である中国の責任論攻防から始まった対立は新型コロナが落ち着くと同時に差し迫ってくる世界経済と国際秩序の再編に備えた覇権競争に拡大する兆しだ。<<…続きを読む>>
―――2020.05.18 10:21付 中央日報日本語版より
中央日報の5月18日付社説の主張をわかりやすくいえば、
「韓国経済は中国に深く依存していて、中国との断絶が発生した場合の不利益は米国とはけた違いに大きい。だからこそ、米国か中国かという二者択一の選択を強要されるのは避けなければならない」
というものです。
そんな都合の良い主張が、国際社会に対して通用するわけなどないのに…。
米国、「経済ブロック」への参加を要請
こうした文脈でしょうか、韓国メディア『朝鮮日報』(日本語版)に昨日、こんな記事が出ていました。
米国、韓国に「中国孤立」用経済ブロックへの参加求める
米国政府が、韓国に対し、米国中心の経済ブロック「経済繁栄ネットワーク(EPN、Economic Prosperity Network)」の構築を提案・論議したと20日(現地時間)明らかにした。<<…続きを読む>>
―――2020/05/21 20:00付 朝鮮日報日本語版より
リンク先記事によると、この「EPN構想」は、キース・クラーク米国務省経済次官が現地時間20日に明らかにしたもので、「世界で同じ考えを持つ国、企業、市民社会などで構成され、民主的価値によって運営される」ネットワークだそうです。
米国の同盟国でありながら、経済面で中国への依存を強めて来た韓国にとって、こうした「踏み絵」はまことに都合が悪いものです。ただ、韓国の側に「中国との関係を断ち切ってEPNに全面参加しよう」という機運が発生するとも思えません。
実際、朝鮮日報の記事でも、、EPNへの参加について韓国政府・外交部は「まだそれを論じる段階ではない」と話した、としています。いわば「逃げた」格好ですね。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
さて、個人的な感想を申し上げておくと、米中対立が深化する局面で、米国はこれからどんどん、同盟国に対しても「米国か、中国か」という選択を迫ると考えられます。こうしたなか、韓国は米中対立から逃げる際に、その「言い訳」として、「日本との関係悪化」を持ち出す可能性が十分にあります。
たとえば、韓国政府は日本政府による輸出管理適正化措置を「輸出『規制』」と称し、その全面的な撤回を求めていますし、自称元徴用工問題を巡っても日本の譲歩をしつこく迫っています。
米国に対しても「米韓協力をしてほしければ日本に対して圧力をかけてほしい」などの要望を出して来るのではないでしょうか。
その意味でも、米中対立と韓国の二股外交については、非常に気になる論点と言わざるを得ないのです。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
中国がコロナをどこまで外交・派遣の武器として考えているかはともかく、ちょうどこの時期に日本に尾身先生をはじめとする専門家雌雄弾がいらっしゃったのは本当に幸いですね。コロナに対するイージスシステムみたいです。
訂正です。
雌雄弾→集団
「中国が武漢ウィルスを公表せずに医療資材の輸出制限・買い占めを行っていた」というリーク記事は、「イラクに大量破壊兵器がある」と同じ性格のアングルです。
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200505/mcb2005051520010-n1.htm
「ということにしたいのですね」というやつです。
そうしたストリーに沿った三文芝居を始めるという宣言であり、馬鹿の故事のように、「ハイハイ、馬ですね」という国と「鹿じゃねえの」という国の踏み絵。
イラク戦争だって、本当に大量破壊兵器があると思って参加した国なんか無いでしょう。
日本も「日本を包囲網に参加させたいというなら、韓国をなんとかしろ」くらい言えれば頼もしいのですが・・・。
包囲網に韓国が参加するのと日本が参加するのとではまったく効果が違います。
それを無条件に日本が追従するのは国益を無視した愚行です。
りょうちんさま
日本も「日本を包囲網に参加させたいというなら、韓国をなんとかしろ」は、良いアイデアというか、それくらいは言わないといけないように思います。
不祥🐒もそう思います。
タイミングとしても米国が韓国に対して辟易している頃合いだと思えるので今が唯一の絶好のチャンスではないのかな?…と思います。
りょうちん様、だんな殿、れんげ草様
外交は貸し借り関係です。
韓国ごときで借りを作るのは賢明ではないでしょう。
> 米国に対して「米韓協力をしてほしければ日本に対して圧力をかけてほしい」旨の要望を出す
このような要望は出すでしょうが、米民主党のような中国の袖の下を懐に入れ国民の利益を顧みない輩ではない米国ファーストのトランプさんは、日本に圧力をかけるでしょうか。その前にすでに南鮮の魂胆は最近の経過(THAAD、GSOMIA)を見てわかっているはずです。
話は飛びますが、その意味で米大統領選挙はぜひトランプさんに勝ってもらいたいです。
輸出管理(韓国では輸出規制と主張)の件は、藪蛇になるので言えないかも知れません。事の発端がイスラエルからの情報だったりした日には、アメリカとしても無視はできませんので。
EPN構築の話が出る前から日本は、中国包囲網へ首を突っ込んでいると考えております。
明治以前には、我が国は鎖国政策を取っていたから除外するとして、我が国自身も大きな外交的前進が無いようにも見えます。日清戦争も朝鮮半島が起因でしたし、日露戦争は東北満州遼東の奪い合いであったとも言えます。朝鮮半島は生命線、満蒙は生命線と言い、海洋国家で有る日本が大陸に手を出す度に、戦争をしたり痛い目にあっているのは事実でしょう。大陸軍(人数では無く、装備等も含めて)を保有できない海洋国家日本は、端的に言って大陸にチョッカイを出してはイケないのだと考えます。
江戸時代とは違い、海が防壁にならなくなったのはもちろんですが、それでも難民や外国軍が大量に入ってくるのは、海岸からになるのです。ですから海軍力を保持し、他の海洋国家との強力な同盟を作り上げることが、唯一の生きる道だと思います。大陸人の考えを理解しようとか、相手を変えようなんて考えるだけ無駄。数十年前には敵国であった米英、オセアニア諸国と同一の利害関係を作り上げ、海空軍力(同盟)と経済の結びつき(関税廃止、相互スワップ、相互移民制限軽量化など)を強くする、これが我が国が目指さなければならない方向では無いでしょうか?
あさぼらけ 様
鋭いコメント大変ありがとうございます。
拝領したコメント、どこかで使わせていただきます。
引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。
あさぼらけ様
>難民や外国軍が大量に入ってくるのは、海岸からになるのです。
米中の対立が激化するなか、そろそろ、準備しておかなくてはならないことですね。
コロナの収束が見えないなか、各国で経済再開の動きがありますが、おいそれと元には戻りません。経済悪化の怨嗟の声は政権に向かいます。そういう場合、余裕を持たない政権は国民の怒りを外に導きます。ハードウォーの条件が揃ってしまいました。
半島もそうですが、中露には火事場泥棒にいそしむ性格があります。中国がまず狙うとしたら台湾でしょう。沖縄には在日米軍の駐留があり、勢いで尖閣、沖縄と続くのは難しい。がアメリカとの戦線に不法占拠している南沙諸島を使うと思います。
半島は難民にかこつけて、対馬を狙うと思います。ロシアもどさくさに紛れて在韓米軍の駐留のない北海道を狙うやもしれません。
日本一国では対応できません。中国の脅威に対峙する台湾、東南アジア諸国と同盟ができれば戦えるのですがね。
日本も覚悟決めないと
確か、米国との貿易交渉で自動車
関税は先送りのままだったはず
日本にとって大事な基幹産業と
そうでないものを分けて米中の
戦争を乗り切るしかないか
韓国はうざいことしそう
また調子にのってGSOMIA破棄
をちらつかせてこないかな
>あまり知られていませんが、朝鮮戦争の際には九州にも大量の避難民が押し寄せていたようであり、また、もしも釜山が北朝鮮の手に落ちていれば、そのまま対馬、九州に攻め込まれていたとしても不思議ではありません。
有事の際の北朝鮮・韓国からの避難民対応
中国に全部行ってくれればよいのですがw
政府はリスク管理できているのでしょうか?
EPNの中に韓国の席は、まだあるんですね。
韓国は、悠長な話をしていますが、構想は随分前から有ります。アメリカ的には、優しく言ってるうちにと、考えてると思います。
韓国は、検討中だなんだと言い続けて、公式な態度を表明する事は無く、コウモリ外交を続けるでしょう。
結局は、ブルー、レッドのどっちに行っても、末席になるんだと思います。
だんな さま
>結局は、ブルー、レッドのどっちに行っても、末席になるんだと思います。
韓国から中国へとすり寄れば、100%「主従関係の再開で始まる序列最下位の物語」なんですよね。
だから、頬を赤らめ秋波を送りながら「中国からの陣営入りのお誘い」を待ち焦がれてるんですよね。
青瓦台(ブルーハウス)の呼称も赤く変わってしまうのかもです。屋根瓦の葺き替えを伴いながら・・。
カズさま
中国のお誘いは、今も有るんでしょう。
韓国国民が、受け入れられないから、文政権は徐々に反米、親中に追っていこうとしているんだと思います。
ウォンが、地味に1235を超えました。
今さっき、1237で~す。
ちかのさま
1238までは、行ったようですね。
一寸昔なら大騒ぎする数字ですが、まだまだですね。
1239で攻防戦らしき感じですね。
>だんな様
1240いったーw
ちかのさま
抜けましたね。
1250目指すにせよ、もう金曜日の夜ですからね。
これが月曜なら、ウオッチ週間なんですが。
>米国に対しても「米韓協力をしてほしければ日本に対して圧力をかけてほしい」などの要望を出して来るのではないでしょうか。
恐らくそうなるでしょう。そしてアメリカがそれにうかうかと乗った時に、日本の外交は試練に立たされるのと同時にチャンスも得るんでしょう。
いつまでも韓国の拙い外交折衝に煮え湯を呑まされるのは日本の主体性を欠いた態度に原因があるのであって、遅かれ早かれそこからの脱却はせねばなりません。韓国に関する問題など、脱却のための踏み台に過ぎません。
失敗しても大した問題にはならない相手なんですし、国力と与えられてる条件の差から失敗はほぼ有り得ないでしょう。
朴槿恵の頃から「バランサー」とかうそぶいて失敗してる韓国の外交ですし。
明治維新で日本が地域大国になった時から朝鮮の生き延びる道は「親日」しかなかったはずだと思います。距離が近いですから。
日本も朝鮮が親日国家でありさえすれば併呑する事も無かったでしょう。当時の日本に必要だったのは領土や領地ではなく、西欧植民地体制の軛からアジアを解放するための「仲間」だったはずだからです。
しかし朝鮮は当時の清帝国やロシア帝国を頼った。想像するに朝鮮半島と陸続きの大帝国だったからでしょうね。
李氏朝鮮王朝は恐らく、 帆走和船の時代の考え方だったんでしょうね。汽船の輸送能力とかスピードを甘く見ていたんじゃないかと思います。
ブルー様
明治維新当時の半島を買いかぶり過ぎてると思います。
当時の記録を見ると、日本の平安時代以下かもしれません。
まともな国があれば、日本は介入しなかったと思います。
>世界で同じ考えを持つ国、企業、市民社会などで構成され、民主的価値によって運営される
その時点で韓国はもうダメじゃないですか~
世界は韓国から孤立してますからね。
「約束破りは韓国の文化」とかゆっちゃう国が価値観共有なんてwww
更新ありがとうございます。
踏み絵ですね。日本は米国から直接こんな疑いをかけられた事が無い「西側最優等生国」ですから、カンケーありませんが、韓国はまたウヤムヤに捨て置く態度取るでしょう。それはもう通じないって!
「EPN構想」で、韓国をブッタ切って下さい。日本も関知しないが、米国に援助します。4強国の狭間に居る徒花、緩衝帯にもなり得ず、日本への背面攻撃ばかりした報いは、もう十分受けて貰えるゾ!
普通に考えると『踏み絵』ですよね。
一般のアメリカ人はともかく、トランプ大統領は文在寅政権とそれを支持している韓国民を信頼していません。この『踏み絵』の目的は、中国に見せるためですわよね。「ここは、アメリカの勢力圏だ。」ということではないかしら?
日韓関係の悪化というのは、トランプ大統領への言い訳には使えないと思いますよ。それが通るのであれば、去年の日韓GSAMIA破棄も通ったハズでございましょう?
そして、在韓米軍駐留費妥結に至らないままですが、米軍は撤収しておりません。韓国守護というより、韓国監視のためですわね。
アメリカに為替スワップをつけてもらっている現状で、文在寅政権がどのようにアメリカの手を振り払うことができるか見物でございます。
韓国がアメリカにとって充分信頼に値する国なら、日本に圧力をかけて譲歩させようとするでしょう。
でも実際信頼できますでしょうか?
それと今の日韓関係、国民感情はそれぞれ悪化していて非常に修正困難です。無理にとりもたせたらそれぞれの政権が崩壊する可能すらあると思っています。
またもし万一軍事的共同作戦をとるとしても、旧日本陸海軍w以上に統制がとれない状態になりそうです。
とはいえアメリカ側からしたら、何もせずに中国側に行かれても困るのは困りますね。
味方にしても頼りないし敵にしても鬱陶しい、扱いかねてる状態かと推測してます。
米中半導体戦争も、結局重要なのは台湾みたいですし、最前線の米軍基地がある以上の価値がアメリカから見ても無さそうですけどねー韓国。
日本海のあちらとコチラが両方我が勢力によって抑えられているのは大事。それによって日本海を『内海化』する事が出来る。最悪、朝鮮半島南端に米海軍基地があるだけでもその目的は達成可能。なので、中長期的には某『グアンタナモ基地』の如くなる可能性がある。それが済州島なのか釜山なのかは知らんが。対馬〜尖閣諸島〜沖縄のラインまでそれが押し下げられると面倒ではある。
>米国に対しても「米韓協力をしてほしければ日本に対して圧力をかけてほしい」などの要望を出して来るのではないでしょうか。
大いに有り得ると思いますね。
現在韓国は、米中対立の帰趨が明確になるまで、米中間でできるだけ曖昧な立場をとり続けるつもりです。歴史的に半島はそのような局面に何度も遭ってきましたからその辺りの外交ノウハウと言うか手練手管は持っています。現在も既にバランス外交と称しやってますし。
それで、このような外交では、米国から忠誠を迫られる時には、①表面的にだけ忠誠を誓い違う行動をとる(面従腹背)、②開き直って中国側につくと脅す(瀬戸際外交)するか、③日韓問題への介入など米国にとって厄介な条件をつけ時間稼ぎするかですね。ただ、①はすぐ米国に見破られるし、②は勇気が要るので決心がつかないでしょう。となると、やはり③の、日本をダシに遅滞戦術というのが最も可能性が高いかも知れません。
で、今回の米中対立は、米国のもともとの、習近平の覇権主義に対する危機感に加え、今般のコロナ禍に関する感情的被害意識が重畳していますので一層鋭いものになると思います。であれば、韓国に対する踏絵もより厳しいものになるでしょう。そそうなると、韓国が上記③戦術を採用するに当たっては、より解決の難しい日韓問題への米国の介入を持ち出す可能性があります。
それは、所謂、徴用工問題かも知れませんし或いは竹島問題かもしれません。その時の韓国側のセリフはこうです。
→「徴用工問題、竹島問題、他の日韓間の問題の解決(韓国にとって有利な)のために米国が介入してくれれば、韓米同盟はより強固になり、我国の中国包囲網への参加も容易になるでしょう。米国陣営に敵対的な日本がいる限り、日本に敵愾心を抱く我国世論を説得する自信が持てません!」。
はぐれ鳥 さま
米国の圧力を利用する可能性が高いと言う考えは賛成です
久保田貫一郎外務省参与の言葉の意訳
韓国の独立は1948年8月15日
この時日本は占領下
日韓併合により韓国も占領下である
日本は1949年4月28日のサンフランシスコ条約により国家として成立
筋としては日本→韓国
日本の一部である韓国が日本を差し置いて独立するのは異例
なぜ異例なことが起こったか?
私は米国の黙認があったからだと思います
日韓条約に関しても米国の圧力があったのではないか?と疑念を感じてます
日米共に「アメ」ばかりを与えた結果が現在ではないでしょうか?
わんわん様
レス有難うございます。
私も当時の経緯の詳細は良く知りません。ただ当時、米国の存在は絶大であり、その米国は、日本の再起を恐れ二度と戦前のような力を持たないように様々な手を打ったはずです。その一つが、韓国を日本の牽制勢力として育てること、しかも日本の手によってだったと思います。いわば、日本の腹中に、日本を内側から喰いやぶるであろう寄生虫を棲みつかせるという、いかにも、肉食人種が考えつきそうなことです。それが、日韓基本条約であり請求権協定であったように思います。
ですから米国が、韓国にアメを与えたとすれば、その目的は、韓国に日本の栄養を吸い取らせ、日本をある一定以上には強大にならないようにすることでしょう。日本は、そんな米国の意図を見抜けず、せっせと韓国にエサを与え大きくし太らせてきたということです。
そんな韓国は、今、米国からも離れようとしていますが、米国さんはどうするんですかね?今まで通り日本をダシになだめるか、或いは基本方針を転換して厳しく罰するかですが、私には分かりません。(笑)
8月13日ですよ、アメリカが朝鮮半島の下半分を独立させたのは。
アメリカが。アメリカから朝鮮半島を独立させたのですよ、日本から独立したのではない。
アメリカは、大日本帝国が統治していた朝鮮半島に進駐してアメリカの植民地とした。
しかし、朝鮮半島の統治が面倒になり1948年8月13日に半島をアメリカけら独立させた。
このアメリカからの独立を日本が承認したのもサンフランシスコ講和条約であり、台湾等々の権益放棄を承認したのもサンフランシスコ講和条約だ。
1948年8月13日まで朝鮮半島はアメリカのものだった。
日本は関係ない。アメリカがアメリカの植民地半島を独立させたぞ。それを認めろ、OKそれでいいよ。と大歓迎したのもサンフランシスコ講和条約の一部。
アメリカの大統領も任期がありますし、支持母体の票のために妥協する部分もあるでしょう。政権が変われば方針やアプローチも変わりますよね。アメリカ人と言っても出自も様々で幅があるでしょう。日本としては他に選択肢はなく同盟関係は大事にするべきと思いますが、それだけではダメでやはり外交や防衛の自立が求められていると思います。そこを飛ばしてアメリカの依存を減らす対抗軸は中国に擦り寄ることではないですよね。
本題から外れてしまいますが、関連ということでお許しください。
本日の産経新聞に、「中国海軍 海自より大幅優位」と題する記事が載りました。
米国安全保障機関の調査報告書の内容を報じたもので、米国における中国海洋戦略研究の権威と言われる人物(日系)が中心となって、中国側の資料に基づきまとめたもののようです。
・・・「日本の海洋パワーに対する中国の見解」~戦略予算評価センター(CSBA)・・・
たとえば、尖閣に限っては、中国側は、米軍に介入させない具体的なシナリオを策定しており、中国軍による迅速な奪取がなされた場合、(もはや)米軍は介入しない(介入できない?)設定になっているとのこと。
内容を読む限り、かなり現実味を帯び始めてきたなと感じた次第です。
武漢ウィルスへの不透明な対応等で、一挙に世界中から不信をかうことになった中国、今後どのように覇権戦略を展開していくのか、注視し、備えをしなければならないのではと思うところです。
新宿会計士様、韓国もさることながら、そろそろ中国についても語り始めるようにされたら如何でしょうか・・大変僭越ではありますが。
一国民さま
ご指摘の記事、心配しながら読みました。
コロナ騒動のどさくさの中、我が国の領海に入り込み無防備の漁船にちょっかい出すなどやりたい放題などに怒りを覚えます。
今後ますますエスカレートするのではと危惧しています。
抗議だけで終わりで、それ相当の対抗措置を執らない無為無策、会計士様の言じゃないですが、憲法9条があるから大丈夫とでも思っているのでしょうか。
小さい例ですが最近日本に到着したオスプレイも佐賀に配備できず木更津に持っていくなど、政治家、国民に危機感が無さ過ぎると思っています。
>韓国もさることながら、そろそろ中国についても語り始めるようにされたら如何でしょうか
隣国なんて相手にもならない屑ですよね。本当の敵は中共と思います。
中国にSAMSUNGとSKハイニックスを人質に取られているから最後まで逃げるでしょうね。交換条件で日本の○○を何とかしろと要求することもないのでは。日本がアメリカの説得を飲んでしまえば蝙蝠ではいられなくなり、中国のSAMSUNGとSKハイニックスを諦めることになる。HUAWEIとの取引は減らすからと守るつもりのない誓いを立てるくらいがせいぜいでは。
お題違いでございますが、こちらの方々も話題にされているウオンの暴落です。NewsUSさんが中国の全人代で香港に「国家安全法」が導入することが進められていることから、香港株が暴落、それが韓国ウォン暴落に繋がっていると分析されています。
経済オンチの私には「えっ!何故?」としか思えないのですが、香港の一国二制度の政治形態が維持できないとしたら、金融センターもかの地から撤収することになりますよね。それを覚悟でいるとしたら、中国はドル経済圏からの独立宣言をしたことになります。
また、一帯一路に組み込まれている中東ではコロナ禍に加え、原油安でもダメージを受けています。中国が無理くりにでも経済を再開させ、一帯一路で経済を動かせば、中東はコロナ賠償には目をつぶって中国側に付くでしょうね。いやぁ~な感じがいたします。それを見過ごせば、アメリカ側に勝ち目はありません。
心配性のおばさん様
なるほど。それでウォンもひっぱられて暴落しているんですね。今1240です。
ちかの様 何故なるほどなのかが判らない。置いていかないでぇ~(笑)。
こちらの方々からの聞きかじりなのですが、ウォン暴落に韓国政府が介入している気配はないのですか?
アメリカが今回、韓国に付けた為替スワップですが、韓国政府が保有しているアメリカ国債がそのテイトーと伺いました。それで、足りるのかしらと思っているのですが、文在寅政権がその為替スワップを踏み倒し、自国通貨ですら見放し、中国に走るというのは、ありえないシナリオですかしら。
心配性のおばさん様
いいえ、よくわからないのは同じなんですが。
昨日1233くらいで終わって、今日は昼頃から急に暴落してきたので何があったのかな?と、思っていたんですよー。
今週は1224前後をウロウロしていたんですが、昨日くらいからジワジワきて今さっき1240まできた、という感じです。
心配性さま>>
株価や通貨取引は、ある専門家の方の言葉を借りると「本当にギャンブル」ですよね。
ウォンは4月はかなり韓銀が介入したのか、2020台に持って行っていました。一息ついたつもりなのでしょうが、2040台と売り攻勢に負けている状態に見えますね。
会計士さんが疑問に思っておられるように、外為スワップがうまくどこかで働いているのでしょうか? 韓国経済に期待している投資家もいるほうがおかしいと思いますが。
コロナ騒動前にも下げ気味だった韓国株価も、ここ数か月極めて下げているわけではないように見えます。逆に戻してしまうという不思議…。
我々経済ウォッチャーも「もう終わりだろう」と思っていたのですが、なぜか戻ってしまった韓国株価。回復気味に動くことが奇跡に思えます。でも「ギャンブル」の世界ですから。
チャイナはドル経済圏から独立できません、独立する気もありません。
ドル経済圏から排除されたら貿易ができなくなる。世界中から相手にされなくなる。
チャイナの経済は、チャイナセブンの政争の結果でしかない。←立読みの記憶
なお、集近閉は若い頃文化大革命で下放され農業をやらされ欧米留学の経験もないとのこと。これじゃあ香港の価値など理解不能ですね。
アルゼンチンがデフォルトした。とこのと。
さあ、ウォン安がどうなるか楽しみですね。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
(前にもコメントしたかもしれませんが)所詮、日韓関係なぞ、米韓関
係(それに日米関係)の従属変数です。そのため、日韓が(事実上の)経
済ブロックのどこに参加するかで、日韓関係が決まるのではないでしょう
か。(東西冷戦自体は、大まかに西側経済圏と東側経済圏に分かれていま
した。今度は米ドル経済圏と人民元経済圏でしょうか)
蛇足ですが、21日の『プライムニュース』で、「将来的に韓国は経済は
中国、安全保障はロシアに頼ろうとする」との発言がありました。もしそ
うなれば、「韓国は中ロのバランサーだ」と言い出すでしょう。
駄文にて失礼しました。
引きこもり中年様 私も拝見したのですが。
>将来的に韓国は経済は中国、安全保障はロシアに頼ろうとする
私、戦慄いたしましたのよ。
そうなると、対馬海峡の先に、ロシアの基地ができることになるのですよ。中国もそうですがロシアも、共産国家というのは他国の批判を気にしません。一瞬の隙を突いて攻撃してきます。
>「韓国は中ロのバランサーだ」と言い出すでしょう。
そんなこと、中露が許すものですか。韓国は国体そのものが無くなります。せいぜいよくって、自治区扱いとなるでしょう。それはどうでもよろしいですが、日本の安全保障はとても厳しいものになります。
時代は明治に逆戻りですね。
ただし日本は過去の轍を踏まないことが肝要かと思います。
冷静に日本の繁栄につながる針路を選択して頂きたいと思います。
生命線説、根強そうな気がしますね。
無人機・ドローン等の軍事技術の発達により、遠隔から攻撃できるので「地面に足を付けた」陸軍を駐留させる必要性がなくなってきています。アメリカの衛星でチャイナや北朝鮮の動きを把握でき、日本の地震計網もあわせると、海にも軍事船も勝手に航海させられません(把握しているはずなので、日本は中国にもっと強く抗議するべきです)。
無人機どころかもう始まってますからね、「情報戦」の時代です。韓国の必要性は…ないのを一番わかっているのは韓国軍の将校たちではないでしょうか。
その意味で韓国は昔から、「韓国を見捨てると、朝鮮戦争がまた始まるぞ!」と、日本どころかアメリカも脅してこれたのでしょう。日本では「軍人が戦争を始めるんだ!」というバカバカしい感情論が闊歩していますが、戦争を一番したくないのは軍人さんです。ましてや陸軍は汚い仕事をさせられる。陸軍だけはどうしてもいやな思いをせられるんです。ゲリラと称した制服も来てないし階級しょうもない奴らが、民間人の中から打ってきたりしますから。ベトナム戦争はアメリカの負けですが、ベトナム側も汚い戦争をしたので アメリカ人兵に一縷の同情を持ちたいものです。
この時代に来ても、どこか日本に厳しく韓国に甘いのがアメリカ。韓国のどこが魅力的なのでしょうかね?
このような目線で見るの人間はめったにいませんが、かつての朝鮮戦戦争でアメリカ兵は、戦争で行き場のなくなった韓国人女性や子供を米本国に連れ帰りました。今でも元・米軍兵(=ベテラン)の組織では、その血縁が残っていて韓国への同情が根強く残っている可能性があります。在米の日本人がこの点を指摘していました。マイナーな観点ですが十分あり得ます。
我々にできることと言えば、日本に来ているアメリカ軍人さんと仲良くなることです。軍人さんというと粗暴な輩、というイメージで見る人も多いと思いますが、医療関係者・広報・システム担当者がいたりと、別に皆が皆ガチムチな職のかたではありません。アメリカ人の中でだって、「沖縄住民をたくさん殺した!」と思っている自虐視感をお持ちの米兵さんもいらっしゃいます。もちろん、日本語を勉強している方もいらっしゃいますし、彼らと接するのが難しいことは何もありません。彼らの日本の味方にしてしまえばいいのです。
Facebookなどで愛国気取りの方を多く見かけますが、平和のための行動をじっさいに起こされているかが疑問です。やれることはまだあります。日本のビールは韓国で売れている、なんて話をしている時間はありません。
サムライアベンジャー様
>この時代に来ても、どこか日本に厳しく韓国に甘いのがアメリカ。韓国のどこが魅力的なのでしょうかね?
うーん。違ってるかもですが、日本が先の大戦でアメリカと互角に戦った相手であり、敗戦後は経済大国としてアメリカに迫った国だからではありませんかしら?韓国はどこまでいっても韓国で、アメリカに迫ることはあり得ません。
私ね、ごく最近ですが、慈善はある意味、マウントかも知れないと思うようになりました。自分より、弱い他者に救いの手を差し伸べる自分に酔う。そしてこれ、欧米によくあるパターンです。それは、弱い他者だからであり、強い他者だからではありません。
日本は、他国の慈善対象である必要はありません。自己を正しく評価し、それこそ、堂々と外交すればよいと思いますよ。
米中貿易戦争の火が次第に拡大。
米政府、中国の33企業・機関を禁輸対象に指定 人権弾圧や兵器開発で
https://www.sankei.com/world/news/200523/wor2005230007-n1.htm
日本だとEARのエンティティリスト改訂で影響が顕在化してきそう。
大手メーカーだと、新たにエンティティリストに追加されたメーカとの取引がないかという確認依頼が飛び交いますけど。