【読者投稿】工学研究者の武漢肺炎考

以前から当ウェブサイトでは読者投稿を常時受け付けており、昨日の『【読者投稿】「安心より安全を」理系研究者の緊急提言』では理系研究者という立場の方からの寄稿記事を掲載したのですが、本日はまた違った視点から、興味深い論考を頂きました。以前の『【読者投稿】韓国はダヤニ一族への賠償問題を解決せよ』でも紹介した、「イーシャ」様という方から、ご自身のブログ記事の転載依頼を頂いたのです。

2020/02/18 22:37追記

投稿者ご本人様からのご指摘に基づき、一箇所、修正を加えております。イーシャ様、ご指摘大変ありがとうございました。

読者投稿

お知らせ:読者投稿を常設化します』などでお知らせしたとおり、当ウェブサイトでは昨年以来、「読者の皆さまからの記事投稿窓口」を常設化しており、読者投稿を歓迎しております。なお、その投稿要領、過去の読者投稿については、それぞれ次のページにまとめております。

必ずご確認ください(2019/12/16日版)
過去の読者投稿

こうしたなか、コロナウィルスに関連し、現役の医師の方や理系研究者の方から、相次いでコロナウィルス関連でのご投稿を頂いています。

【読者投稿】新型肺炎、日本は「いつもどおり」で良い(2020/01/31 10:30付 当ウェブサイトより)
【読者投稿】コロナウィルス、まだ慌てる時間じゃない(2020/02/06 05:00付 当ウェブサイトより)
【読者投稿】理系研究者の新型コロナウイルス考察(2020/02/10 12:00付 当ウェブサイトより)
【読者投稿】「安心より安全を」理系研究者の緊急提言(2020/02/16 22:00付 当ウェブサイトより)

いずれの論考についても、一部の何やら感情的なコメントを除けば、ちゃんと読んで下さった方からはおおむね好評をいただいているようです。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

さて、こうしたなか、当ウェブサイトでは一貫して、「さまざまな方がさまざまな立場から自由に意見を発信するのが重要だ」と考えて来たのですが、本日は『夏は涼しく過ごそう ~快適節電ライフ~』という個人ブログを運営される「イーシャ」様という方から、ブログのエントリーの転載依頼をいただきました。

工学研究者の武漢肺炎考

私は、情報・電子工学系の研究者として、民間の研究所に長年勤務してきました。準基礎研究から商品に直結する開発まで、いろいろ手がけてきました。その中には遠隔医療関係の仕事も含みますが、基本的に、医療や病理学、防疫に関しては素人です。そのことを踏まえた上で、読み進めていただきたいと思います。<<…続きを読む>>
―――2020.02.17 13:00付 楽天ブログ『夏は涼しく過ごそう ~快適節電ライフ~』より

イーシャ様は「医療や病理学、防疫に関しては素人」とおっしゃっていますが、それでも「工学研究者」という立場で、民間の研究所に長年勤務されてきたという方でもあります。

リンク先は個人ブログ記事であり、どなたでも閲覧することができるので、もし興味があればイーシャ様のほかの記事についてもフォローしてみてください。

(ここから先が、イーシャ様の原文です。ただし、本稿ではリンク先のすべてを転載するのではなく、前半部分のみの転載とさせていただいています。また、転載に当たって原文の表現等については当ウェブサイトの体裁にあわせて修整している部分がありますので、ご了承ください。)

工学研究者の武漢肺炎考

プロフィール

私は、情報・電子工学系の研究者として、民間の研究所に長年勤務してきました。準基礎研究から商品に直結する開発まで、いろいろ手がけてきました。その中には遠隔医療関係の仕事も含みますが、基本的に、医療や病理学、防疫に関しては素人です。そのことを踏まえた上で、読み進めていただきたいと思います。

この記事は、

をベースに、追記、整理し直したものです。

本来は、

中国で何故あれほど広がってしまったのか?

を含め、武漢肺炎がどういう条件の下で広がりやすいかを考察する章を加えてまとめたかったのですが、調べるのに予想以上の時間がかかり、その間にも日本国内、世界の情勢がどんどん変わっています。

考え直してみると、上記考察は、後日検証可能であることを目指した仮説であり、研究者の性[さが]、自己満足として行う部分が大きいものです。そして、元来、ブログなんて自己満足に過ぎません。とくに、医療や病理学、防疫の専門家でない私にとっては。

加えて、私ごとですが、確定申告以外にも、例年はない事務処理が3件もまとめて発生してしまい、なかなか時間を取れません。こうしたことから、「非専門家の立場から見た武漢肺炎」に絞って、論点整理してみたいと思います。

武漢肺炎を従来の肺炎と比べると

中国共産党と習隠蔽近平国家主席におもねるWHOは、武漢肺炎の公式名称を COVID-19 と決め、病名に『武漢』の名を使わない方針を示していて、日本のオールドメディアもそれにならう姿勢を示しています。

しかし、武漢市と中国当局の発表が遅れた結果、アウトブレイク(既にパンデミック?)につながったことを記憶にとどめるために、ここでは敢えて武漢肺炎と呼びます

武漢肺炎に関して、中国の情報がどこまで公表されているかには疑問があります。人類が初めて出合うウイルスである以上、免疫を有する人がおらず、広く流行する恐れがあるのも事実です。一方、中国以外での発生状況から、エボラのような恐怖の対象ではないとの見方も広まりつつあります。

ワイドショーや、視聴率を気にしてワイドショー化したニュース番組では、不安を扇ったり噂レベルの話を取り上げがちです。オールドメディアへの信頼を失った日本では、比較的冷静な国民性も相まって、あまり大きな騒ぎにはなっていないのは幸いなことです。

(※花粉症の季節だというのにマスクを入手し難いのは大問題ですが…)

私自身、肺炎そのものについてよく知らなかったこともあり、この機会に調べてみました。その結果、武漢肺炎の特徴は、従来の肺炎とほとんど同じではないかと考えるに至りました。

肺炎は死因上位に入る病気

厚生労働省の資料 死因順位(第5位まで)別にみた『死亡数・死亡率(人口10万対)の年次推移』によると、肺炎(※)は、1975年から2009年にかけて、ずっと死因順位第4位にありました(※厳密には、1975年から1994年は「肺炎及び気管支炎」と分類されています)。

厚生労働省の『人口動態調査 人口動態統計(確定数)の概況』から各年度をたどって調べたところ、

その後も傾向は変わらず、肺炎の死因順位は以下のように推移しています。

  • 2012年…3位
  • 2013年…3位
  • 2014年…3位
  • 2015年…3位
  • 2016年…3位
  • 2017年…5位
  • 2018年…5位

(※2010年と2011年のデータはみつけられませんでした)

このように、肺炎そのものは、昔から日本人の死因上位に入る病気なのです。

もう少し詳しく見てみましょう。

平成30年(2018)人口動態統計月報年計(概数)の概況』の『第7表 死亡数・死亡率(人口10万対),性・年齢(5歳階級)・死因順位別』をもとに、肺炎に関するデータを抜粋すると、次の図表1のとおりです。

図表1 2018年肺炎による死亡者数
年齢順位人数
総数第5位94,654
1~4歳第5位23
65~69歳第5位2,519
70~74歳第4位4,361
75~79歳第4位8,533
80~84歳第4位16,279
85~89歳第3位24,523
90~94歳第4位23,236
95~99歳第3位10,640
100歳以上第3位2,474

(【出所】『平成30年(2018)人口動態統計月報年計(概数)の概況』表3-1より)

65歳以上の死亡者数の累計は92565人となり、肺炎による総死亡者数94654人の約97.8%を占めています。なお、人数自体は23人と少ないものの、1〜4歳の死亡原因の上位に肺炎が含まれていることには注意すべきでしょう。

一方、男女別内訳は次のとおり、55.1%を男性が占めています。

2018年肺炎による死亡者数(男女別総数)
  • 総数(表3-1)…94654人(第5位)
  • 男(表3-2)…52149人(第4位)
  • 女(表3-3)…42505人(第5位)

肺炎の症状と高齢者

肺炎の症状は風邪に似ていますが、違いは症状の重さです。

健康長寿ネット』というウェブサイトに、両者の違いがまとめられています(図表2)。

図表2 肺炎と風邪の違い
症状期間
風邪鼻水、くしゃみ、せき、のどの痛み38℃くらいまで数日から1週間くらい
肺炎胸に鋭い痛み、熱、悪寒、息切れ、せき、全身のだるさ、黄色~緑色や鉄さび色のたん、顔や唇が紫色、呼吸困難38℃以上の高熱長く続く

(【出所】健康長寿ネット『肺炎の症状』

なお、同サイトによると、風邪の場合はおおよそ38度前後で治まりますが、インフルエンザでは39度以上の高熱が出ることもあります。しかし、高齢者の場合、あまり高い熱が出ないケースもあるようです。

私見ですが、熱については個人差があると思います。

私の場合は平熱が比較的高く、37℃近くありますが、最近は平熱が 36℃ 未満の人も多いと聞きます。発熱に関しては、平熱を知った上で、どれくらい上昇しているかで判断すべきかと思います。

肺炎が重症化しやすいのは免疫力が低下した人

他の病気と同様、免疫力が低下していると、肺炎も重症化しやすくなります。

この点、免疫力が低下しがちなのは、高齢者と慢性疾患がある人だといわれています。では、何故、高齢者と慢性疾患がある人は、免疫力が低下しがちなのでしょう?

風邪をひいたときなどに、発熱し体温が上昇するのはよく経験することです。平常時より体温を上昇させる方が、免疫機能がはたらきやすいからです。そして、体温を上昇させるには、エネルギーが必要となります。

これに関して、前出の『健康長寿ネット』のページには、次のように記されています。

慢性的な疾患があると、それに対抗すべく、体はより多くのエネルギーなどを必要とします。さらに高齢になると食事などからエネルギーを上手く取り込むことが難しくなり、免疫力にまでエネルギーが行きわたりにくくなります。(中略)高齢者が肺炎になっても、あまり高い熱を出さない理由もここにあります。人の体を発熱させるには多くのエネルギーを必要としますが、高齢者になるとこの『発熱させる』機能が十分に働かず、免疫力がその機能を十分に発揮するまで、体温を上げることが難しくなるのです。

つまり、高齢者が肺炎になってもあまり高熱を出さない理由とは、

  • 体温を上昇させ、免疫機能がはたらきやすくするにはエネルギーが必要。
  • だけど、エネルギーに十分な余力がないと無理。

というものです。わかりやすいですね。

武漢肺炎と従来の肺炎 基本は同じ

武漢肺炎に関して、報道されている特徴を抽出し、従来の肺炎と比べてみましょう。

たとえば、次のような記事が参考になります。

(※後者2件は有料会員限定記事のようですが、公開部分のタイトルのみ引用しています)

前者2件は、「高齢者が危険だ!」ととらえればセンセーショナルな記事ですが、肺炎の一般的傾向としてとらえれば、特筆するほどのことではありませんが、「男女比は2:1」については、日本の過去のデータでは、それほど大きな差異はないものの、男性の方が多い傾向はあります。

3つ目の記事についても、『1.3. 肺炎の症状と高齢者の場合』に記したことから明らかで、タイトルに敢えて『新型肺炎』として記事にするほどのことなのかなぁ、と感じてしまいます。これらは

従来の肺炎にも言えることですが、武漢肺炎の場合も、同じことに気をつけましょう

と主張する方が正しいように思います(こういうところに、オールドメディアの無知さ、バラエティー化を感じるのは私だけでしょうか?)。

正しく知り、冷静に警戒しましょう

武漢肺炎は、免疫を有する人がいない肺炎として警戒する必要があり、死亡率も若干高目になる恐れはあります。現時点では予防接種も特効薬もなく、自分の免疫で回復するしかないのも事実です。しかし、上で述べたことから考えると、武漢肺炎だからとパニックになる必要はないのではないでしょうか?

逆に、気にしなさ過ぎるのも禁物です。

肺炎は、重症化すると風邪よりもはるかに重い症状が出ます。また、これまであった病気に加えて、新たな病気が人類に襲いかかっているという側面もあります。蔓延させることなく封じ込め、終息させることができれば、それに越したことはありません。

終息を目指しつつも、エボラのような惨劇を招く病気ではないことを認識し、冷静に警戒しましょう。

中国のように肺炎が爆発的に広がり、医療現場が麻痺するような状況に陥らない限り、

日本の医療は武漢肺炎にも対応できます。冷静に行動しましょう。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

もっとも、肺炎が重症化し、入院している方にとっては、冷静にというのは難しいことかも知れません。

先ほどの「肺炎は死因上位に入る病気」でも述べたように、肺炎というものは、死亡率が高い病気であることは事実ですが、ただ、それは、従来の肺炎でも同じなのです。「武漢肺炎だから」とパニックにならないようお願いします。

なお、個人的には、今回の騒ぎで予防につとめる人が増えた結果、肺炎による今年の死亡者は、例年より減るのではないかと予想しています。<了>

読後感

…。

いかがでしょうか。

じつは、原文はもう少し続いていて、中見出しでいえば『肺炎対策 個人でできること』、『付録 パルスオキシメーターについて』などの記述があります。大変申し訳ないことに、本稿では割愛させていただいたのですが、いずれも興味のある方は、ぜひ、原文を直接お読みください。

昨日の『【読者投稿】「安心より安全を」理系研究者の緊急提言』などでも報告したのですが、やはり、過度に恐怖を煽るのではなく、客観的なデータを集めたうえで、「正しく恐れる」という態度が重要なのではないかと思う次第です。

イーシャ様からは、過去に何度か当ウェブサイトにご自身のブログ投稿の転載依頼を頂いていますが、今回も非常に参考になる記事を大変ありがとうございました。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

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読者コメント一覧

  1. 匿名 より:

    【新型コロナ速報】人為的に操作された痕跡?医師が指摘する「武漢肺炎/COVID-19の疑惑」 – Dr.林が語る”自然界には存在しないタンパク質”とは? (TVが報じない新型コロナの真実①)
    https://www.youtube.com/watch?v=ZOB5I_ADF9I
    元東大の研究者のようですが、本日の虎8の石平氏のコメントと併せて専門家のコメントをお願いします。
    お二人とも反中共なので、割り引く必要あるかもしれませんが、陰謀論で片付けられないリアリティーを感じますのでよろしくお願いします。武漢P4の何らかの事故と隠ぺいは公開情報からもありえそうです。

  2. 矢塚 より:

    政府の専門家会議が受診目安を出しましたね。

    一番怖いのは『医療機関に対する患者からの飽和攻撃』と思っていたので
    良い傾向かなと思います。
    これなら、オールドメディアも役に立つかもしれません。

  3. ラジオはMMT より:

    笑える。

    「韓国でマスク300万枚を狂ったように買い漁った」

    http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/02/17/2020021780061.html

  4. ブリジット より:

    イーシャ様。

    詳しく調べていただきありがとうございます。

    日本国内でもぼちぼち感染が増えつつあります。
    院内感染も心配される状況ですが、病院に入院している方に限っては、感染した場合すぐ対処してもらえると言えなくもないかなと。

    症状が個人差というのもわかります。
    私も20代の時、風邪をこじらせ41度熱が出た事があります。
    さすがに真っ直ぐ歩けませんでしたが、病院にいかず、自宅療養で4日ほどで回復しました。

    あるサイトのコメ欄で市場に勤める方から豊洲市場でも感染者が出たとの投稿を見かけました。まだニュースにはなってないので、真相は不明です。

  5. 匿名 より:

    父が肺気腫で肺炎は即 死の危険がある状態ですので
    「大したことは無い」「問題ない」と言われても全く安心できません。

    通常の肺炎ならば予防接種や治療薬が存在するので
    まだ助かる見込みがあるのですが、それもありませんし。

    まぁ、もうどうしようも無いほど広まってるから
    何もできることは無いので死んだら運が悪かったと思って
    諦めましょうって事かもしれませんけど。

  6. だんな より:

    イーシャさま
    お忙しい所、読者投稿ありがとうございました。 
    事実を客観化することからスタートするのは、何の研究でも共通だと思います。
    まあ、色んな専門家が居て、結構な事だと思います。

  7. 凱方楠 より:

    パニックを起こさず正しく恐れるのは大事だとは思いますが、どうにも気になります。
    感染経路が明確になるのは結構ですが、ヒトヒト感染なしが濃厚接触になり、やがてエアロゾル感染、粘膜接触感染になりました。エアロゾル感染って、飛沫に接触せずとも一定期間空気中にウイルスが漂っている状態って専門的な見地はともかくとして、一般的な認識として言えば空気感染ですよね。医療資材を適切に使用しないと感染を防げない状態って、それはヤバいとしか言えません。

    日本でも感染拡大中、強権的措置を執った中国でさえいまだ感染の拡大は制圧できていない状況です。そりゃまあ医療従事者まで感染するほど感染力が強いなら封じ込めは一筋縄ではいかないでしょう。満員電車に揺られ、能天気に各種イベントが開催されるようではむしろ感染を助長しているようにも見えます。意識のある医療機関や防備を整えた要員でさえ感染するならそれらは培養といって差し支えないのでは。

    一方で国内でインフルエンザが少なくむしろアメリカでの流行と死者を取り上げて恐怖心を和らげる工夫は結構ですが、上の通り自然環境での高い耐久性と潜伏期間中の感染や無症候性の存在など抜群の感染力で死亡率3%は十分警戒に値するのではないでしょうか。何しろ見かけ上SARSの10%には相当見劣りする致死率ですが感染力が違えば死者数を率で理解する範囲で収まらない恐れがありますから。平常時の死者数への加算なら3%にはならないでしょうが、それでも仮に千万人の0.3%でもヤバいですよね。
    確率としては些少ではありますが、お気楽に対策するうち感染者数が増加して強毒性の突然変異が生じたらもう最悪、目もあてられません。

    あと、気になるのは快癒者のインタビューが少ないことから快癒後の免疫は発揮されるのか、つまり再感染は防げるのだろうかといった点と重篤者の後遺症の有無あたりですかね。中国の報道で幾つか退院した人を見たぐらいですが国内ではプライバシー的にアレなのでしょうか。肺炎が収まっても高熱が続けば無事で済まない場合もあるでしょう。その点はこの病気に限ったことではありませんが、そのあたりの話があまり聞こえてこないのは私の見聞が浅いだけならいいのですが。

    1. ケロお より:

      凱方楠さま

      エアロゾルという言葉に粒子径を規定する意味は全く含まれていません。空気中に分散した状態という意味だけです。飛沫核感染(空気感染)では4マイクロメートル以下、飛沫感染では5マイクロメートル以上、の大きさの病原体を含む粒子による感染をいいます。「エアロゾル感染」という言葉には、「飛沫感染もしくは飛沫核感染のどちらか」という意味しかありません。感染経路の話ではなく単に言葉の定義が曖昧なよくわからないワードが出てきたので話題になっただけです。飛沫核感染をする根拠は一切ありません。無責任な発言に右往左往して恐怖する必要はないのです。
      また、死亡率についても本来は
      (死亡者数)÷(死亡者数+回復者数)
      で算出するべきところを、暫定的に
      (死亡者数)÷(全感染者数)
      で計算しているので、あくまで仮の数字です。
      しかも、医療崩壊した武漢市での数値にかなり大きな影響を受けています。
      中国政府が信用のおける数値を発表してくれないのが、恐怖心を煽る結果になっていますが、そもそも、中国の発表する数字って大体はインチキですよね(偏見)。
      落ち着いて、クルーズ船や日本国内での感染者の経過を見ると良いと思います。
      日本政府の言うことを信用するかしないかは置いといて、まあ、死亡した人を存在しなかったことにしたり、政治イベントがあるときだけ数字が良くなったり、そういうヤバい感じとかが日本での発表にあるかないか。

      それと、普通、病気になって治っても、インタビューとか受けないですから。

      再感染するかしないかは、今後あきらかにされますが、「免疫ができない」などと口走ったのは確か武漢市内の医療機関でパニックになった医療関係者では?パニックって伝染するですよ。で、パニックになった人の言うことは話半分で聞いておきましょう。

      1. anion より:

        (死亡者数)÷(全感染者数)
        上記で求めた現状の真値があると仮定して、
        上記式は死亡者以外は仮の回復者としての計算になるので、最終的には死亡率は上がりますね。

        (死亡者数)÷(潜在感染者+診断された感染者)
        なら死亡率は下がる可能性ありかと。

    2. 屋形船乗ってみたい より:

      凱方楠さま

      医療従事者の防疫の知識など、毎日ワイドショー見てる人と変わりませんよ。
      毎年インフルエンザのワクチンはうちますし、麻疹、風疹等の抗体検査もするので通常の感染症に対しては一般の方よりも強いかもしれませんが、今回のように新規のウイルスに対しては無力です。

      むしろ、感染者と接する機会が多い分感染しやすいかもしれません。

      医療従事者の感染を目安に感染力を推定すると、過大評価に繋がるかと思います。

      医療従事者より

    3. ギジュツーシャ より:

      ウィルス粒子が一定時間感染性を保った状態で空気中に浮遊するのだったら人込みの中では通常のマスクでの防御策は無意味に近いと思います。

      ただし、「高い伝染性」と「高い病毒性」は別物ですので、そこの所を混同したメディアの報道が多いのが気になります。

      もし私に商才があったら強力な紫外線を装着車の鼻と口に照射するLED式のヘッドライトを販売して大儲けをするかもしれません。

    4. namuny より:

      >仮に千万人の0.3%でもヤバいですよね
      それくらいはやばい範囲に入らないと思います。(3万人)

      実際、現在の1年あたりの肺炎による死者数は10万人弱とのことだそうですが
      http://www.tokyo-eiken.go.jp/sage/sage2018/

      今回は封じ込めに失敗した結果、数十万くらいは死者が出るかもしれないと勝手に思っています。
      理由
      入院するほどひどくなる率 25% 別の疾患を持っている割合~高齢者の人口比率程度
      肺炎で入院した人の死亡率 ・・・5%~10% 今までの統計から
      http://www.seirei.or.jp/hamamatsu/hama/clinical_indicator/PDF/41.pdf
      今回の肺炎の罹患率 30% (スペイン風邪の罹患率と同じとして)

      単純計算で1.2億人に対し45~90万人

      日本の場合、環境は良いけれど高齢者の割合も高いので・・・・

  8. 七味 より:

    現状で国は何すべきかって議論には、よくわかんないってのが正直なところなのです♪

    だからといって、これをやってれば大丈夫みたいなのもわかんないので、自分ができることをやっておくしかないのかなって感じなのです♪

    個人としては、できるだけ人混みを避けて、手洗い、うがいに加えて、お茶なんかを飲む頻度を上げる。遅くまでのお仕事や夜ふかしで体調を崩さないように規則正しい生活をする。もし、体調が悪いかなって思ったら無理をしないで、お休み取ったりするってくらいなのです♪

    で、組織人としては、注意喚起のほか、後回しできそうな仕事は後回しできるように根回しして、全体の業務量を減らす♪ お休みになる人の数に応じて、優先度の低いお仕事から止めて、継続しなきゃいけない仕事に回せるように、お仕事の仕分けと、必要人数を確認しとく。で、お休み取ってる人の数を毎日確認して、やばそうなときには、最小体制に移れるように、心構えを持っておく♪

    ・・・・・う〜ん。あんまり新鮮味はないですねm(_ _)m

    1. だんな より:

      七味さま
      いや、堅実な日本人らしくて、良いと思います。

      1. 農民 より:

        七味様 だんな様
        横から失礼。お二人のコメを並べて見て、まさにイーシャ様の論旨通りなのだなと感じました。

        単に韓国お笑い情報を拾うために保守速あたりも見るのですが、あちらの武漢肺炎関連コメ欄ではこういった論調に対して、覚えたばっかの言葉を抑えきれない子供のように「正常化バイアスだ!」などと叩いてる始末なので…しかしおそらくそういったコメ主さんも普通の日常生活を送り特別なことはしていないでしょう。

        余談
        とはいえ議員とると、実際にやることがないにしても問題に取り組んでいる姿勢を見せるだけは見せておかねばならないと思いますが、蓮舫議員が「武漢熱などという差別表現が」とまた妙なところで騒ぎ立てていますね。
        イーシャ様の仰るような趣旨もありますし、今後は武漢熱・武漢肺炎と呼称していきたいと思いマス。

        余余談
        てかNHKさんはじめ報道各社さぁ…日本政府がイスラム教圏の国への配慮として「イスラミックステイト、ISIL」と呼称してください、て要請は頑なに無視して「イスラム国」って報道し続けてたよね?中国の要請は爆速で受け入れて武漢使わないんだ?ふーん?

  9. 名無しのPCパーツ より:

    死因順位のデータ見たけど、インフルエンザはランクインしてないんだね。
    そういう意味ではインフルエンザより危険なのかも。

    1. ケロお より:

      名無しのPCパーツさま

      インフルにかかった結果、肺炎で亡くなれば、「死因」としては「肺炎」になりますね。基本的に「死因」は、「その重要臓器がダメになったため死んでしまったか」的な判定です。たとえば、腎臓病の人がインフルにかかって、最期は腎臓の機能が生命維持できなくなれば「腎不全」ですし、いろいろな臓器が同時多発的にダメになれば「多臓器不全」ですが、死因的には看取った医師の判断で「心不全」と判定されたりするわけですよね。
      感染症の専門家が感染症の研究のために統計を取れば、「死因:インフルエンザ」とかになるかもですね。感染症の研究で統計取るなら、心臓だろうが腎臓だろうが肺だろうが、まず先にどの病原体によって死んでしまったかが知りたいわけなので。そのあと、細目分けして、肺炎とかインフルエンザ脳炎とか分けて数字を集計することになるでしょう。

      ガンの場合は、ガン自体が致命的な病気なので「〇〇ガン」という死因で統計が取られますけど。

  10. 愛読者 より:

    既に削除されているのでキャッシュで読んでほしい記事です。
    https://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:j2EUZvXmHkcJ:https://www.excite.co.jp/news/article/Escala_20130613_122956/+&cd=3&hl=ja&ct=clnk&gl=jp
    電車,地下鉄,バスで通勤している人は,他の方法で通勤している人よりインフルエンザにかかる確率が低い,というイギリスでの研究があります。Dr.アドラーとDr.イーメスによると,電車などの公共交通機関内には病原菌がいっぱい住んでいるので,通勤者は高い免疫力を持っている,ということで私の書き込みと大体一致しています。多分,首都圏の電車通勤者の多くは知らないうちにコロナウイルスに感染して,症状が出ないうちに完治してしまっていると,想像しています。こういう人達は,人混みに出かけても全然平気だと思うのですが。屋形船の皆様も,検査したので運悪く見つかってしまった,という気がします。
    日本で新型コロナウイスルによる死者が少ない理由の無責任な想像ですが,そのちょっと前にインフルエンザが流行したために,免疫力の低い方々でコロナウイルスで亡くなりそうな方々の大半が,既にインフルエンザのほうで亡くなってしまったので,コロナのほうで亡くなる方が少ないのではないかと。

  11. 通りすがり より:

    別に「武漢肺炎だから」パニックっているわけじゃないし大騒ぎしているわけでもないです。 

    それに大騒ぎしているのはマスコミやネットサイトを運営している人やブログを作って発信している人たちの方で、大方の日本人は冷静に日常を送っていますし振舞っています。

    マスクを求めて店先でケンカする人もないし、「ウィルス怖い!」とヒステリックに道路で叫ぶ女の人もいません。中国人を出ていけと言って、よってたかって殴る日本人グループも出ていません。

    ただ政治家でも医療専門家でもない普通の日本国民は、近未来に得体の知れないウィルスが国中に蔓延するかもしれないという可能性に怯えていることは確かです。お隣の中国のような悲惨な事態になるんじゃないのか?と。

    実際、すぐ隣の国の中国全土が、新型コロナウィルスのために悲惨なあり様になっていることをSNSの動画や現地報告者から直に見聞きするからこそ日本人の多くが怯えているのです。そしてこの怯えは普通の人間ならばごくごく当たり前の反応であり騒いでいるとかパニクッているとかではないでしょう。

    こちらの投稿者さんや医師の方が、数字を挙げて武漢肺炎は従来のコロナウィルスに比べて危険度は高くない、普通だよ・・・冷静に・・・と言われても

    「じゃあ、中国のあり様は?あれは何? 心配ない、普通のウィルス疾患なら中国国民も政府も不必要な騒ぎ方をしてるわけ?」という素朴な疑問への答えにはなっていません。

    「普通のウィルス肺炎と危険性が変わらないならなんで隣の国はなんであんな酷いあり様なの? 中国政府はなんで大騒ぎして各都市を閉鎖してるの?」となっちゃうわけで、そこを説明できなくて「知らん、中国に聞いてくれ」というような答えしかでないのならば結局のところ科学的な理屈を言ってもあまり一般の方への説得力はないような気がしています。

    1. 匿名 より:

      中国で今起きているアレは、一言でいうと「医療崩壊」です。受け入れ側の医療供給キャパに対して、それを大幅に上回る患者需要が生じて対応できず、パニックになっている状態。聞いたところによると、30人の医療スタッフの病院に2万人の患者が押し寄せたともいわれています。そんなのさばき切れませんよね?

      疾患というより、医療供給体制、それ以前に公衆衛生、情報統制が原因でしょう。共産党独裁体制で情報を隠蔽し強権発動してばかりいるので、そもそも政府は信用されていないし、正確な情報が入ってこないのでよけい不安が募り、恐慌に至るわけです。

      残念ながら日本でも感染者が増えそうですが、医療機関に過大な負荷をかけないよう患者側で配慮する必要があります。厚労省は専用の「相談窓口」を用意したようですので、罹患が疑われる場合まずそちらに相談して指示を仰ぐ必要があります。

    2. ROM専 より:

      同じように考えておりましたのでたいへん共感しました。
      科学的な論拠も大変参考にはなりますが、
      中国に異常な対応と情報の少なさからの怯えを感じるのは正直なところです。
      科学的な論拠に大衆に刷り込ませるプラスアルファが欲しいと思いました。

  12. 匿名 より:

    死者1万人超「米国インフル猛威」は新型コロナかもしれない
    ttps://president.jp/articles/-/33051

    現在USは15だけど、これ↓大幅に変わる可能性が出てきた

    Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
    ttps://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6

    1. とある福岡市民 より:

      コロナウイルスに感染した愛知県の男性はハワイから帰国した時に感染してましたが、感染経路がわかってませんでした。ところが、今日になってハワイでコロナウイルスの感染者が見つかり、そこから移された可能性があります。

      もしアメリカ本土で「インフルエンザと思ったけど実はコロナウイルスだった」とわかれば大パニックですね。水際作戦も中国人入国拒否も何の意味もない事になります。むしろ日本には偉そうに批判してたくせに自国のコロナウイルス感染者を見落としていたCDCとしては大失態となります。

      まあ、まだ確定ではないんですけどね。前からおかしいとは思ってましたが、コロナウイルスの患者さんにインフルエンザの治療をしたら効くわけがありません。そりゃ死者も増えます。

      1. とある福岡市民 より:

        訂正します。
        今日になってハワイでコロナウイルスの感染者が見つかり、そこから移された可能性があります。

        今日になってハワイでコロナウイルスの感染者が見つかりました。愛知県の男性はそこからうつされた可能性が出てきました。

  13. 屋形船乗ってみたい より:

    RSNA(北米放射線学会)のHPで、COVID-19と検索するとコロナウイルスに罹患した方の肺のCT画像を見ることができます。

    通常の肺炎の画像も、Googleで検索すればすぐに見ることができます。

    医学的知識はないけど何となく専門家の意見は信用できないという方は、一度ご自分の目で確かめてみるのもいいかと思います。

    1. りょうちん より:

      なんの特異性もないウィルス性肺炎の像ですな。

      1. 屋形船 より:

        りょうちんさま

        現在、中国ではこのCT画像だけで確定診断をつけているようです。

        おそらく臨床判断(肺炎がある人はPCR検査でも大体陽性だった)によるものだと思われますが、ここで懸念されるのは、ウイルスとは関係ない疾患をもつ方の医療はどうなっているのかということです。

        肺炎というのは一般によく見られる病態のはずですが、それがノイズとなるほどにコロナウイルスの患者を検査している状態で、適切な医療が施されているとは思いません。

        火葬場での焼却数からコロナウイルスの致死率がもっと高いという記事が流行りましたが、ウイルスとは関係ない方の死亡率も上がっているのではないかと。

    2. とある福岡市民 より:

      特徴がなさ過ぎて困ります。
      PCR以外に何か特異的な所見が知りたいです。よく言われる「肺のすりガラス陰影」じゃ他の肺炎でも見つかります。

    3. 愛読者 より:

      ネットで探してもわからないのですが,新型コロナウイルスの前に,武漢あたりでインフルエンザの流行がありましたか? 1年前の流行記事(今年は小規模という内容)しかひかかってこなくて。例年ならインフルエンザで亡くなる人達が新型コロナウイスルで亡くなっているのではないか,という可能もあります。もしかすると,新型コロナウイルスは肺炎を引き起こす確率が高いものの,毒性はインフルエンザと大差ないかそれ以下である可能性が高いのではないかと。
      ただ,武漢以外の中国で死者がこんなに少ないのか説明が難しいです。(高齢者は何かの感染症で亡くなる方が毎年一定数いらっしゃるはずなので)
      日本は直前にインフルエンザが流行しましたから,コロナの死者は出にくいでしょう。
      何十年か前なら,新型コロナウイルスは「風邪」で片付けられていたものかもしれない,という気もして。もしかすると特異所見は当面見つからなくて,(ここ1年くらいは)遺伝子解析しか特定方法はないとか。

      1. りょうちん より:

        するどい御意見ですね。その通りだと思いますよ。

        繰り返し書いていますが、新型コロナウィルスで死ぬ人は、インフルエンザでもまず死にます。
        逆も真だと思います。インフルエンザで片付けられていた死亡例の中に他のウィルス性肺炎が紛れていた可能性は常にあります。
        新型コロナウィルスとインフルエンザウィルスと細菌感染のドリームチームの存在も既に報告されています。

        米国CDCが、

        「あれ?もしかしてうちらの今年のインフルエンザ大流行って、まったく調べてなかったけどSARS-CoV-2もあったんじゃね・・・ヤベェ」

        と焦りだしたところのようです。
        ちなみにこの焦りは、流行した事実に対する焦りではなくて、スルーして見逃していたことに対する焦りだと思われ。

  14. ボーンズ より:

    私の親父も肺炎に罹ってかなり危険な状態になりました。
    (現在は回復しております)

    通常の肺炎球菌の場合、ワクチンなどである程度予防
    あるいは症状の軽減が可能ですが、今回の疾病はまだ
    ワクチンが無い状況なので、いかにして早く治療を
    開始できるかが勝負所と言えますね。

    迅速判定キットが完成した暁には、通常の肺炎の診断と
    組み合わせて使われる事になるのではないかと考えて
    おります。

  15. TDa より:

    このブログでは既に周回遅れかもしれないですけど、中国人の入国制限について以下の論点がごっちゃになっている気がします。

    ①水際対策
     これが対して意味がないことはこれまでの記事で議論されてきました。

    ②医療リソース問題
     国の医療費、医療資源を日本人に優先配分したいという観点
     外国人の医療費踏み倒し問題などについては考えるべきかと思います。
     中国や日本からの渡航者を制限して難民化するケースがあり得る。実際武漢在住の中国人が
     武漢に戻れなくなったために在留延長が認められたケースが有るようです。
     そうならないように入国を拒否するのは合理的だと思います。

    ③グローバルサプライチェーンからの中国外し
     米中貿易戦争絡みですが、彼の国の邪悪さを考えれば、米国と裏で手をにぎることを考えてもいいのでは。
     そうでもしないとしぶといから。

  16. 農家の三男坊 より:

     イーシャ様 参考になる考察・情報ありがとうございます。りょうちん様、ケロお様他皆さん、さすが専門家の視点は参考になります。あとは、感染者に免疫ができるのか否かが今後を占うカギですね。またオキシメータの使い方参考になりました。騒ぎが一段落したら購入しようと思います。家庭では山登り用としてしか使えないと考えて居ました。
    ところで、アメリカ以外でもダイアモンドプリンセスの乗客・乗員の救出に手を貸してくれるところが出てきたようなのでどんどん連れ帰ってほしいものです。これによって日本国の医療負担が下がることは喜ばしい。
    加えて、
    http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/02/17/2020021780277.html
    ”横浜クルーズ船乗客 18日にも軍用機で国内移送=韓国当局”
    はナイスなお話です。
    当然、”韓国からの日本国民避難時の自衛隊機受け入れとバーター”にしているでしょうね外務省さん!

  17. 非スーパースプレッダー より:

    久し振り3週間経ってますが、漸く世の中がこのサイトに追い付いてきたとの感が強く、「武漢封鎖始め中国の対応は後手後手、日本には既に相当入って来ている。水際防止で感染を防ぐのは不可能、対応するための時間的余裕が目的」等々、まさしく予想通りの展開です。

    さてCOVID19を説明する「見える化」で、素人ならではの粗々ですが、以下の図表を作ってみました。中国発表の数字に信頼性があるか否かはどうであれ、です。
       致死率 
        ↑
    エボラ |
    Mers |
     Sars |

    ────|────→感染力
        | COVID19
        | インフル
        | エンザ
    | 感冒
    COVID19の致死率は、武漢が含まれると高くなりますが中国以外ではインフルと同等か低いようです。また、高齢者、基礎疾患保有者が重篤となるようですが、そもそも死亡原因は肺炎が上位3位以内です(医師が理由として記すことが多い)。勿論、OVID19による肺炎発症につき、十分に注視・経過観察すべきと考えます。

    COVID19をMERSやSARSのように恐れるのですか?むしろインフルのように「隣に在る」感染症として捉えては如何でしょう。行動パターン、衛生観念、医療制度、上下水道の整備状況等々の条件が異なれば致死率も感染力も違います。我が国は中国ではありません。

    医療素人が独断で予想する今後のシナリオ
    ①3月中旬に向けて「感染者発表者数」がピークとなる。これは、より多くの人が検査を受けることこにより顕在化するもの。本当の感染は、第一次ピークは春節前=1月末まで、現在はこれらの発症と2次感染=流行中。

    ②3~4月の卒業、入学、入社、転勤シーズンで国内移動によるシャッフル、4月下旬ゴールデンウイーク前に国内あらゆる所(僻地でも)で感染者が確認される。

    ③この間、散発的な集団感染や、老人施設、介護施設、透析センターなどで肺炎が広がる。(これらの施設には是非ともご注意願いたいものです。)

    ④オリンピック・パラリンピックは予定通りに行われる。リオのジカ熱やミュンヘンのテロなど、COVID19以上の高リスク下でも挙行され、盛り上がっていました。

    ⑤野党は「政府対応が失敗、感染が防げなった、中国全土を入国禁止にしないアベが悪い、クルーズ船隔離は国際的に非難されている、PCR検査しないから国民が不安に思っている、云々」と主張。アンタら全て後出しジャンケン。

    ⑥習金平主席訪日延期を発表。「中日両国ともにCOVID19殲滅対応に専念」との大義名分。日本側が発表するものではないことに注目。

    ⑦米CDC失地挽回なるか(PCR検査キットでやらかし、中国から研究者派遣を拒否され、漸く流行インフルをCOVID19の視点で検査開始)、ダイヤモンドプリンセスから検体が運ばれましたか?発症しないプロセスが究明できましょうか?

    ⑧かかるべき人がかかり、取り敢えず収斂(収束ではなく)、多くの人が抗体を持つに至る。2021年春簡易検査キット・ワクチン完成、特効薬は治験中。長引く風邪の症状には、インフル検査にCOVID19検査が追加される。(健康保険適用)

    長々と冗舌失礼いたしました。

    1. ブリジット より:

      非スーパースプレッダー様。

      今後のシナリオ凄くわかりやすかったです。
      特に⑧がもう少し前倒しになれば良いなと。

      1. 非スーパースプレッダー より:

        ブリジット様
        コメントありがとうございます。

        ⑧の後段は早く実現してほしいのですが、最初の「かかるべき人」は相当に深刻な想定も、③に記した通りです。

    2. りょうちん より:

      もうしわけありませんが、プロの方がもうそういう図表を作成済みです。

      https://ameblo.jp/hisayacchi/entry-12573602610.html

      この先生、ツイ廃の高須院長にお馬鹿なカラミをして大炎上しましたw
      頭の良さと賢さはまた別物だと思いました。

      1. 非スーパースプレッダー より:

        りょうちん様 コメありがとうございます。どうしても夜分になりますのでご容赦を。また3週間前の、とある福岡市民様をはじめ皆様との、極めて論理的かつ現実的な論議を拝読していたもので、あらためて先見性と妥当性に感服しています。

        hisacchi氏および高須氏との炎上については不詳にてノーコメですが、それよりもリンク先の、2/5時点の岩田健太郎教授のインタービュー記事がストンと腑に落ち、ここの新宿会計士さまサイトで1/24には論議されていたことに、認識をあらたにしたところです。

        その図表についてですが、小生作成のはともかく、素人が一目でわかるCOVID19のリスク度合い、その広報・プレゼンが欲しいものです。1月には厚労省や厚労大臣のHP・Twitter・Facebokkを「木に鼻でくくった」と批判しました。言葉や数値の羅列だけでなく、どうして図表やグラフ、イラスト、あるいは動画を用いないのでしょうかね。

        「ケロお」様の「安心より安全を!」について一言(先方のコメが多量になりましたのでこちらにて)。主旨をザックバランに解けば「国民全員1億3千万人が安心を求めて検査を受けに医療機関に向かえば、その数が捌けず医療体制が崩壊して安全が損なわれる」ですね。全くその通りだと思います。武漢で、これに近いことが起こったのでしょう。

        「不安」について言えば、「中国」との単語だけで既に不信感が漂い、「コロナウイルス」でMERS、SARSの記憶を引き出し、この2語彙だけで相当に心を荒立たせましょう。さらに、SNSで武漢病院の動画拡散、李先生の死去、ジャーナリストが行方不明、等々のネガティヴ情報が不安を煽り立て、クルーズ船の毎日の感染者増加報告は「いつ終わるか判らない果てなき山に登る心情そのもの」でしょう。そして、効果的な治療薬のメドが付いておらず、ワクチンが無い上に、インフルのような簡易検査も未だできていない。

        以上は一般的な真っ当な不安感と思いますが、この他に、とにかく喚きたい人、何でも反論したがる人、反対するオレって恰好エーッの人、アベガーの人、不安煽りアナキーの人、新宿会計士さまサイトに火を点けたい人、このような別次元の人もおられましょう。つまり、安心を捉えるにはメンタル・マネジメントだけでなく、ソーシャル・マネジメント、ポリティカル・マネジメントも考慮せざるを得ません。

        さて、雛祭りまであと14日。甘酒や菱餅は別にして、よもぎ餅は好きです。皆様の所では流し雛=人形(ひとがた)流しの風習は有りますか?あるいは身代わり地蔵は居られますが?過去には安心=安全でしたのでしょうね(必ずしも事実として安全か否かは問わず)、さらに言えば祭政一致であり、言霊信仰ですね。清めたまえ祓いたまえ、SARS-CoV-2よ流れ去りたまえ。

        長冗舌失礼いたしました。

  18. 韓国在住日本人 より:

     本日から会社支給のマスクが不織布からKF94になりました。

     ところで何故に94と言う中途半端な数字なのでしょう?
     米国労働安全衛生研究所(NIOSH)のN95規格に合致しない(させない)のは何故だろう?
     韓国の規格は日本のマルパクリが殆どなのに何故DS2に該当しないのだろう?

     ここからは小生の心の声

     KF94はN95の不良品或いは規格外れか・・・。
     いやいや、韓国なら不良品だろうが規格外だろうがN95として販売するはずだが・・・。
     KF96ならまだ分かる気もする(例、日本:16茶、韓国:17茶)・・・。

     最近心が捻くれている小生でした。

     駄文にて失礼します。
     
     追伸
     ご参考までにマスク工業会の資料がありました。

     https://www.env.go.jp/air/osen/pm/info/cic/attach/briefing_h26-mat08.pdf

  19. ボーンズ より:

    技術的な観点から、モデルを作って感染者及び状況をシミュレーションしてみるのも良いかも。
    (色々言われるExcelがこういう時は便利(容易に可視化できる)ではないかと)
    政府内部では既にやっていると考えておりますが、変動するパラメーターが多くてとても
    一般に開示できないのかも知れません。

  20. クロワッサン より:

    イーシャ 様

    客観的な数値やデータ、説明等ありがとうございます。

    武漢肺炎の危険度の判断等、とても参考になりました。

  21. 中国・新型肺炎感染拡大!共産党独裁体制の限界再び~
    指数関数的感染拡大は春節大移動を併せて世界に拡散か
    https://www.youtube.com/watch?v=wuApXHy7_fU

    新型肺炎感染は中国の”チェルノブイリ事故”となるかPart1
    一党独裁による統制限界
    https://www.youtube.com/watch?v=Mvg5ffUdWqU

    新型肺炎感染は中国の”チェルノブイリ事故”となるかPart2
    一党独裁による統制限界
    https://www.youtube.com/watch?v=V-yqa5ZkvWA

    新型肺炎感染は中国の”チェルノブイリ事故”となるかPart3
    一党独裁による統制限界
    https://www.youtube.com/watch?v=rQEDGhsNRQA

    高橋洋一教授
    ロジスティック方程式的感染拡大
    死者数関数
    科学的な知見が無いと、皆すっごく変な事いう

    感染症の権威でベトナムでSARSを封じ込めた根路銘先生の新型コロナウイルス関連の記事を検索して読まれるといいと思います。
    コロナウイルスはインフルエンザよりもはるかに「脆い」。
    わずかな風でも表面の突起が壊れてしまい感染力が無くなる。
    つまりコロナウイルスは「換気」に弱い。
    手洗いとうがい以外に、こまめに「換気」をすることで予防できる。
    これに対して、無風の密室状態のクルーズ船はいわば院内感染に近い状態を作り出してしまっているので、あれほどの感染者を出しているということです。

  22. イーシャ より:

    皆様へ

    いろいろな観点からコメントをいただき、ありがとうございます。
    思うところがあって、自分で投稿した記事に対するコメントには、返事を控えさせていただいております。
    個別の返事をしておりませんこと、ご容赦ください。

    新宿会計士 様

    ともすれば不安に怯えがちな武漢肺炎のような問題に対して、私のような素人が見解を述べ、専門家の方々から有益なご意見をいただける場を提供していただき、ありがとうございます。
    それから、一点だけ気になることが。
    中国国家主席の姓と名の間の二文字、当方のブログでは「取消線を引く」という、ややこしいことをしております (削除せず、こんなことをしている理由は、多分ご想像の通りです)。
    こちらの記事では取消線はないようですが、よろしいのでしょうか?

    1. 新宿会計士 より:

      イーシャ 様

      いつもコメントありがとうございます。また、この度は貴重な論考のご投稿、大変ありがとうございました。
      ご指摘の箇所、確認いたしました。さっそく修正いたします。
      引き続きのご愛読とお気軽なコメント、そして(厚かましいお願いですが)お時間の許す限り、ご投稿を賜りますと幸いです。
      引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。

  23. 徳島県 より:

    これは仮説ですが、この新型肺炎は、肺に何らかの疾患を抱えている者ほど重症化しやすいのではないでしょうか。
    そうだとすると、中国で大量の死者が出ていることの説明がつきます。中国では大気汚染によって、肺に疾患を抱えた人がそれだけ多いということです。
    また、この仮説が正しければ、インド、タイ、ベトナム、インドネシアといった、大気汚染の酷い新興工業国で大量の死者が出ることが予想できますし、大気が清浄な国は死亡率が低く、大気汚染が深刻な国は死亡率が高くなるはずです。

  24. たろ より:

    すいません
    肺炎になる人は年間400万人これは日本国民の0.3パーセント
    入院にまで至るのはわずか60万人
    かかると20パーセントが重症化(肺炎化)するコロナこれは0.3パーセントの60倍以上なんですが

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

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