【読者投稿】理系研究者の新型コロナウイルス考察

コロナウィルス騒動に伴い、当ウェブサイトでも1月下旬からしばらく、これらに関する話題を取り上げているのですが、非常にうれしいことに、専門家の方からのご投稿を頂くことが増えています。先日の『【読者投稿】コロナウィルス、まだ慌てる時間じゃない』などでは現役の医師の方からご投稿を頂いたのですが、本日は「理系の研究者」という立場の方から、また違った切り口でコロナウィルス騒動についての見解を頂きました。

読者投稿

以前の『お知らせ:読者投稿を常設化します』でもお知らせしたとおり、当ウェブサイトでは昨年以来、「読者の皆さまからの記事投稿窓口」を常設化しており、読者投稿を歓迎しております。なお、その投稿要領、過去の読者投稿については、それぞれ次のページにまとめております。

必ずご確認ください(2019/12/16日版)
過去の読者投稿

こうしたなか、最近、新型コロナウィルスの蔓延に伴い、世の中には科学的知見に基づかない、なかば常軌を逸した論調も蔓延しているようです。こうしたなか、当ウェブサイトに「りょうちん」というペンネームでコメントを下さる現役医師の方から、相次いで次のような読者投稿をいただいています。

【読者投稿】新型肺炎、日本は「いつもどおり」で良い(2020/01/31 10:30付 当ウェブサイトより)
【読者投稿】コロナウィルス、まだ慌てる時間じゃない(2020/02/06 05:00付 当ウェブサイトより)

リンク先記事を読んでいただければよくわかるのですが、非常に冷静な議論です。

また、読者コメント欄も大盛況となっているのですが、こうしたなか、本日は「ケロお」様と名乗るコメント主様から、「理系研究者」という立場で論考を頂きました。

(※なお、ケロお様の希望する記事のタイトルは『【読者投稿】理系研究者の新型コロナウイルス考察』でしたが、当ウェブサイトの文字数などの都合で記事タイトルを変更していますのでご了承ください。また、記事本文は大意を変更しない範囲で適宜修正を加えています。ここから先が投稿です。)

理系研究者の新型コロナウイルス考察

自己紹介

本題に入る前に軽く自己紹介です。ハンドルネーム「ケロお」という者です。

最近はバイオ系研究者としての新型コロナに対するコメントを書かせて頂いてました。政治経済に関しては素人なので、新宿会計士さんの鋭い分析を興味深く読ませていただいてます。このブログの読者層は、ミリオタのお医者さんとか、韓国在住の人とか、なかなか個性的な多分野のプロがたくさんいて、興味深いです。

職業は生物系分野の研究者ですが、仕事内容自体はちょっと特殊です。

調査研究が主要業務ですが、行政機関への情報および技術提供を前提としており、さらに一般の「お客様」への啓蒙活動のような仕事もしているため、いわゆる「文系」の人(または「一般」の人)に対し、わかりやすく専門知識を伝達することが求められます。

専門分野自体は医学系ではありませんが、安全保障、リスクマネジメントに関わっています(※今回の投稿とは関係ないので詳細は割愛します)。

また、ホラー小説ファンがこうじて、個人的には「安全保障マニア」です。人が安全に生きていけるのはなぜか、人の生命を脅かすもの、リスク要因について考察するのが趣味です。

研究者というか「理系」の人って「難しいことを小難しく言う」のは得意なんですけど、「難しいことをわかりやすく言う」のが苦手な傾向があるような気がします。そういう人は私の職場では苦労します。

この投稿では、今話題の「新型コロナウイルス」について私が考えたこと・思ったこと・感じたことをわかりやすく伝えられればいいな、と思います。

中国武漢市で謎の肺炎が流行

わたしにとっての今回の新型コロナウイルスについての第一報は、正月休み中のネットニュースでした。どこの配信か、今となっては確認できないのが残念ですが、非常に情報量の少ない報道がいくつかあった記憶です。

  • 中国で肺炎が流行
  • 武漢市の海鮮市場関係者に肺炎患者が続出で重症の患者も
  • 未知のコロナウイルスが流行

SARSの再来か、次世代SARSがついに現れたか、と戦慄したのですが、中国政府のアナウンスは奇妙なものでした。

  • 重症者は少なく死亡者はいない
  • 患者のほとんどが海鮮市場関係者かその付近に立ち寄った人に限定される
  • 市場で扱っている動物から人に伝染したと思われ、人から人への感染は確認されていない
  • 媒介動物は不明

「海鮮市場で扱っている動物?魚?エビカニ?」

「ベータコロナウイルスを媒介するのは哺乳類だけじゃなかったっけ?」

最初の疑問は検索してすぐに解消しました。

海鮮市場ではSARSで有名になったハクビシンなどの野生動物が売買されていたから、それらの哺乳動物が疑われているらしいと。

余談ですが、「ハクビシンSARS原因」説も、単純にヒト由来SARSウイルスとハクビシン由来SARSウイルスの遺伝子が一致したというだけであり、「濡れ衣」っぽいんですけどね。

ハクビシンからヒトに感染したとは限らず、ヒトからハクビシンに感染した可能性があるわけです(市場の檻の中のハクビシンさんは「ヒトから移されただけ」説が濃厚です)。もし「ハクビシンSARS原因」説を証明するなら、完全な野生のハクビシンからウイルスをゲットしないとね。

今回のコロナウイルスについても現在では感染源がコウモリ(中間媒介は不明)とされていますが、今回も最初にいろんな動物が根拠なく疑われたわけです。

中国政府の基本態度は12月下旬か1月上旬には決定していた?

この正月休み時点でのバイオ専門家の目から見た奇妙な点、疑問点を列記します。

  • ①未知のウイルスに数十人が集団感染し一部が重症って大ニュースなのに、死亡者がいない、だから大丈夫って?
  • ②媒介動物が不明なのに、動物から感染ってほぼ断定してるけど、なんで?
  • ③患者のほとんどが市場関係者ということは、無関係な人も感染しているという意味で、その人は何から感染したの?

上記疑問点について、わたしの考察は以下のようになります。これらは推測にすぎないのですが、2月上旬現在でも特に矛盾がない推論だと思います。

まず①ですが、要は「ものすごいやばいニュース」だから、「死んでないから大丈夫」って言ってるだけという意味かなと思います。

死亡者がでたら、「死亡者は少ないから大丈夫」と言い張るか、「死亡者はじつは感染していなかった」ことにするか、あるいは死亡者の情報は徹底的に隠すか。「このウイルスはSARSではないから大丈夫」、または、「SARSだけど死亡率が低いヤツだから大丈夫」と言い張るか。

これに関する中国政府の対応はすでに決定されているのではないでしょうか。

次に②については、「媒介動物は確定できていないし、確定の見込みもない」、という意味でしょう。だけど、「動物から人に感染しただけだから大丈夫」。そういうふうに中国政府の対応は既に決定されているのだと思います。

動物から未知のウイルスが集団感染って、ふれあい動物公園かな?それともムツゴロウさんみたいな動物大好きな人がたくさんいたのかな?絶対違うよね。初期の感染者は動物からかもしれないけど、つまり、その動物はもう市場の客の胃袋の中に入っちゃってて分析サンプルが無いということですよね。

12月末に市場閉鎖したけどその時点で回収した動物からはウイルス見つからなかった、残念!ってことでしょうね。

③についても②セットで、「人から人への感染はないから大丈夫」、「あっても少ないから大丈夫」。

そういうふうに中国政府の対応は既に決定(以下略)。

いくらなんでも無理ありすぎます。ムツゴロウさんみたいなのがたくさんいない限り、中間媒介動物からの感染が数十人もいるほうが不自然です(武漢の市場でムツゴロウさんが数十人で「かわいいですねー。オーよしよし(ペロペロペロ)」って、別の意味でヤバい)。

12月後半の時点での感染者のほとんどが人から人への感染者でほぼ間違いないです。中国政府、嘘つくの下手すぎ。ああ、嘘だと指摘した人はいなくなるから大丈夫なのか、中国国内的には。

一旦まとめますと、初期の時点では、中国政府は「動物からSARS近縁のコロナウイルスが人に感染して流行している。重症化している人もいるし、SARSのように死者もでるかもしれないけど、大丈夫ということにしよう」、そうとしか思えなかったのです。ちょっと意味がわからない。

コロナウイルス感染症?SARS再来?

コロナウイルスといったら、風邪のウイルス(「ヒトコロナウイルス」と呼ばれるのが4種類)か、大騒ぎになって多数の死亡者も出たSARSとMERSを思い浮かべますが、いずれもコロナウイルスのうち、ベータコロナウイルスと呼ばれるグループに属します。

アルファとベータは、哺乳類、ほとんどがコウモリ、ヒト、家畜で確認されてます。デルタコロナウイルスとかもあるんですが、鳥類で確認されてます。これらコロナウイルス大多数の共通の特徴が、呼吸器に感染して症状をあらわす点です。

群れで生活しお互いに飛沫感染させる動物で見つかるわけです。コロナウイルスと群れで暮らす動物は切り離せない、共存していくしかないわけです。

さて、SARSは重症呼吸器症候群というストレートなネーミングの病気です。2002年末頃中国で発生して、その後半年程度で世界中に広まり、8000人程度の感染者で800人弱が死亡するという、呼吸器系のコロナウイルス感染症としては、死亡率10%級と桁違いに凶悪なヤツです。

近代最悪のパンデミック、1918年の「スペイン風邪」が世界人口20億人に対し、5億人の感染者で5000万人の死亡者ですから、SARSは死亡率でいえばレジェンドクラスに並ぶわけです。

ちなみに普通の季節性インフルは、日本国内で1000万人の感染者で1000~1万人程度が死亡していると推定されています。普通の統計での死亡者1000人で関連死的なのも入れると1万人ということらしいです。

(※インフルエンザは死亡率でいうと0.1~0.01%であり、これだけだと「雑魚」っぽいですが、インフルエンザは、わたし的には天然痘、狂犬病とならぶウイルス四天王の1つです。)

第2のSARSがMERSだとすると、第3のSARSがついに来た。

それなら、かなりやばいことになります。飛沫感染と接触感染で致死率10%クラスがパンデミックになったら、グローバル化で世界中の人の動きが100年前とは桁違いに多いので、スペイン風邪の比ではない大惨事もありえます。

SARSと違って大都市武漢で既に十数人規模の感染者がいるわけですから。未確認感染者も含めれば推定100人規模、エピデミック(地域限定の大流行)初期と見るべきです。春節寸前なので、対応を誤ればパンデミック一直線です。中国政府は何考えてるのか。

SARSのようでSARSじゃない

そういうなかで、ヒト由来の新型コロナウイルスの全遺伝子配列決定の報がもたらされ、新たな疑問が生じました。

  • ④ウイルス全遺伝子配列決定、早すぎない?

「最初から配列わかってたのか?まさか、動物由来でなく研究室由来?生物兵器という噂もあるけど、だとしたら配列を公開するわけがない。武漢を焼き払ってでも隠蔽しかねない」…、などとハラハラしていたら、論文が発表されました。

Discovery of a novel coronavirus associated with the recent pneumonia outbreak in humans and its potential bat origin

読んでみたら、一目瞭然、もともとSARSを研究していたわけです。論文のトーナメント表っぽい図(※)は系統樹っていうものです。

図表

(※新宿会計士注:論文の242行目、PDFファイルでいうP10に掲載されている図表のうち、右側の図表のこと。ケロお様からは図表を切り取ったファイルも頂いているのですが、当ウェブサイトでは転載の著作権的な判断がつかなかったため、掲載を見送っています。)

左が樹の根元で枝分かれしながら右に伸びてます。近くの枝が遺伝的に近縁であることを示します。赤字が武漢ベータコロナウイルス(BetaCoV/Wuhan)5株と近縁のコウモリ由来ウイルス(Bat CoV RaTG13)です。

その上にコウモリSARS関係コロナウイルス(Bat SARSr-CoV)7種類がずらりと並んでます。問題のウイルスよりもSARS関係ウイルスのほうが多いって、SARS研究してたこと隠す気もまったくない。SARS研究しててSARSに近いウイルスをコウモリから集めて調べていた。そこまでは確定事項でしょう。

純粋にSARSの大元のウイルスや、将来あらわれることが想定できる次世代SARSを探して研究していたのか、なにか他の目的でウイルスを収集していたのか。

この論文は未査読ですが、観察事実、調査結果を淡々と羅列しているものであり、特に珍奇な考察がなされているわけでもなく方法論もまっとうです。以下、要旨を箇条書きします。

  • 肺炎患者の患部を網羅的に遺伝子解析した結果、SARS近縁のウイルスが優占していた
  • そのウイルスの全遺伝子配列を決定した(※30000塩基程度と短いウイルスですので、全配列決定は容易でした、知りませんでした。)
  • 今まで知られているウイルスの中ではSARSに比較的近縁だけどSARSとは明らかに違うウイルスで、ごく近縁なウイルスはコウモリ由来の1種だけで、既知のヒトコロナウイルスとも全く異なる
  • 下気道と口腔からは多数のウイルスが得られ、両方にウイルスが多い患者がほとんどだけど、どちらか片方だけの患者もいる(※喉の拭い取りでは検出できなかったけど痰から新たに検出したら陽性になった患者さんが日本にもいましたね。合致してます)
  • 10日程度後、口内、肛門、血液中のウイルス検出量は減少する

その他には、免疫グロブリン濃度の変化、細胞に感染させた電子顕微鏡写真、ウイルスと結合するヒトの受容体の決定、RT-PCRによる遺伝子の増幅方法など。

この論文を読む限り、「SARSウイルスを研究していたら新型のコロナウイルスが流行したので調査しました。結果を発表します。このウイルスを新型コロナウイルス2019(nCoV-2019)と仮に呼びます」。それだけです。

わたしの見解としましては、nCoV-2019は人工のウイルスではありません。偶発的に人に感染したコウモリ由来のウイルスです。

生物兵器でもありません(生物兵器に使うつもりなのに遺伝子配列とかいろいろな情報をすぐに公開するなんて、新兵器の設計図を公開するようなものであり、極めて不自然です)。生物兵器である可能性はゼロではないでしょうけど。

ちなみに、理系研究者が「可能性はゼロではない」と言ったら、それは「可能性ほぼゼロです。でも完全にゼロって言い切るとゼロである根拠とか説明する責任みたいのがでてくるでしょ。だからちょっとぼかすよ」ってニュアンスです。

残る疑いは、SARS研究の過程で集めたコウモリ由来コロナウイルスの一種を、なんらかの事故か過失で研究所外に逸出させてしまったという可能性です。これは非常に有り得そうです。

生物兵器としてのウイルス

ちょっと話は脱線しますが、どのようなウイルスが生物兵器として使われる可能性があるかを完全に主観に基づいて解説します。

最強は天然痘です。感染力が強く空気感染して致死率数10%。人にしか感染しないので、生態系に優しいエコなウイルスです。欠点は強すぎて禁止するしか無いとこです。

アメリカソビエトが協力して根絶するレベルですから、核兵器以上にリスキーとみなされたわけです。既に根絶されているので、兵器として使ったら即バレです。

次点が狂犬病です。致死率およそ100%です。感染哺乳動物に噛まれて感染します。哺乳類すべてに感染しますので、人的被害だけでなく家畜被害も引き起こして敵国の食料供給能力も削れます。地球上のほとんどの地域に土着ですので、兵器利用しても発覚しにくいと思います。

一方、発症するまで数年かかるのが欠点です。ワクチンで予防できるのも欠点ですが、バレなきゃ予防措置も取らない可能性が高いです。実際に使う場面では、感染媒介動物を大量に放すやり方が考えられます。

媒介動物としては、人の近くにいても不自然でなく、大量に増やしやすく、人に噛み付く。猫が最適です。犬は平時から要警戒なのでイマイチです。コウモリやネズミでは人への接触機会が少ないのでダメです。急に野良猫が増えたらちょっと警戒したほうがいいかもしれませんよ。

私が地味に危ないと思っているのは「四天王」の一角、節足動物媒介脳炎ウイルスです。

節足動物というのは昆虫とかダニとかのことです。蚊が媒介する日本脳炎とかダニ媒介性脳炎とかです。致死率が高く後遺症も重篤、潜伏期間も数週と短く、人から人への直接感染がないので兵器としてのコントロールがしやすいのが長所です。

蚊やダニを大量飼育できれば哺乳動物と組み合わせてウイルスをもった虫を大量生産できます。猫と違って大量に放しても気が付かれにくいのも好都合です。バレた場合ワクチンで予防できるのと、殺虫剤の大規模散布で抑制できる可能性があるのが欠点です。

HIVは論外です。四天王には入れません。感染させるのが難しいですから。性行為か血液で感染するので、かなり特殊な状況でしか蔓延してくれません。コンドームと適切な医療環境で蔓延防止可能です。

インフルエンザも強いんですが、何もしなくても数千数万勝手に殺すウイルスをわざわざ兵器として使っても、コントロールしにくいというか、ダメージがあるのかないのか判定できないのが難点です。治療薬とワクチンがあるのも兵器としては欠点です。

以上をふまえますと、コントロールしにくく、致命的でもないコロナウイルスを兵器化するメリットはなにもありません。使うなら致死率の高いSARSかMERSですよ。

研究所からの逸出の場合、中国政府はどう対応するか

話を戻します。

SARSに近いウイルスを研究所から漏らしてしまった場合、中国政府はどのように対応するか推測します。ウイルス逸出事故は隠したい、そう考えるのは当然です。肺炎流行はばれてしまったが、しょせんコロナウイルス、飛沫感染と接触感染だけで空気感染するわけでもない。

患者の経過を見るとSARSほど危険ではないことがわかったので、騒ぎを大きくしないで終息させたい。もみ消したい。そんなところでしょう。

勝手な想像ですが、こんなやり取りがあったのかもしれません。

  • 政治家「SARSじゃないなら、危険ではないよな?大丈夫だよな?」
  • 研究者「(SARSみたいに死にまくるウイルスじゃないので)危険ではないです。(コロナウイルスは通常の感染防止対策で対応できますので)大丈夫です」(大丈夫って言わないとヤバい!)
  • 政治家「よしそうか!はい!安全!」(武漢で新型の風邪が流行るだけで済むならほっとけばいいかな)
  • 医者「なんか、重症化した肺炎患者がたくさん来るんだけど..」
  • 研究者「風邪みたいなものだから、悪化すれば肺炎になります。」
  • 役所「武漢で肺炎が流行してるけど、余計なこと言わないこと」→文書流出
  • 政治家「大丈夫。動物からうつっただけで、人から人の感染は限定的。死者はいないしSARSとは違う」
  • 人民「政府は信じられないけど、SARSじゃないなら平気かな?マスク?手洗い?気にしすぎwww」
  • 習近平「念の為、武漢封鎖!外国に文句言われると嫌だから団体旅行禁止!情報公開のフリしてそれっぽい数字を発表しとけ!WHOに根回しすれば完璧だ!」

うん、ありそう。海鮮市場由来の証拠はない、というか既に徹底的に「消毒」済みっぽい(証拠隠滅?)。海鮮市場由来ではないという証拠もない。全ては闇の中、50%50%ですね、状況的に。

新型コロナウイルスにまつわる噂

ここで、チャイナウオッチャー福島香織氏の記事を紹介します。コリアウオッチャーといえば新宿会計士さんがよく取り上げる鈴置高史氏が有名ですが、中国関係なら福島氏が有名です。

記事のタイトルは、『「新型ウイルスはバイオ兵器?」の噂が囁かれる背景/疑いの目が向けられるバイオ研究所の存在と中国のいびつな対応』。噂に過ぎない新型ウイルス生物兵器説が流布する背景を紹介しています。

わかりやすいです。

北京のバイオ研究所のSARSウイルス逸出事故、中国系研究者のカナダからのエボラウイルス盗難疑惑、注目を集めている武漢の研究所の管理体制の甘さ、中国政府の不自然な対応、安全だというアナウンスと裏腹の武漢封鎖や渡航禁止などの強硬策は人民解放軍絡みの事件だから…。

そういう疑惑があるという記事内容です。噂に過ぎないが、中国政府はまだなにか重要な情報を隠していると疑われるのは仕方がないと、述べています。

恥ずかしながら武漢のラボの管理能力の低さや、エボラ関係の疑惑はほぼ何も知りませんでした。とはいえ、ウイルス逸出があながち根拠のない話でもない、現実的に考えられるというお話でした。

中国政府は危険性は低いとみなしてもみ消すつもりだった

結局、新型コロナウイルスの感染ルートは2通り考えられるけど、どちらでもウイルス自体は同じこと。

  • A.コウモリ→野生動物→(海鮮市場)→感染者X→市場関係者など→武漢市内
  • B.コウモリ→(研究所)→感染者X→市場関係者など→武漢市内

中国政府の1つ目の誤算。

市場関係者に流行してウイルスを確認した時点で、SARSほど危険はない(=致死性が低い)ため、ウイルスのアウトブレイクリスク(=一般的な中国人の衛生状態ではウイルスが急激に蔓延する)を過小評価して、保身のため、医療関係者および一般国民への情報提供を意図的におこなわなかった。

その結果、武漢市でのアウトブレイクを引き起こしたことです。

2つ目の誤算は、もしこれが生物兵器の逸出事故であったなら武漢市を焼き尽くしてでも隠蔽したかもしれないが、ただのコウモリ由来の風邪ウイルスなので、人の移動を制限すれば流行は終息すると見誤ったことです。

いま現在も、2つ目の誤算を認められずに、各地で都市封鎖を実施しているようです。

習近平が初動に至らない点があったと認めたことが話題になりましたが、自分の責任ではなく十分な対応をしなかった者を後で処罰するという宣言にすぎないでしょう。世界の感染症関係の責任者であるWHOのトップが、習近平の対応は素晴らしかったと絶賛しているのですから、保険はもうかけてあるわけです。

習近平としては中国人の命など、「どうせ2%しか死なない」とでも思っているのかもしれません(というか死亡者の50倍の人数の感染者数を発表しているだけかもね)。

それよりWHOのナントカさんが失脚しないように全力を尽くしているはずです(※このの人の首が飛べば習近平も危うい状況となっているのですけどね)。

感染者数と死亡者数の推移は、数字上はものすごく完璧にコントロールされています。

1月中旬突然感染者が増え始めます。感染症のアウトブレイクなので感染者数は、理論上、指数的に増加します。10、20、30、40と増えるのではなく、10、20,ときたら40,80という感じです。10の何乗か、たとえば1000人なら10の3乗といった感じで縦軸を取ると、1月下旬まで、感染者数は笑っちゃうくらいに指数プロットで直線的増加をしていました。完璧に理論通りでした。

数字を考える人が真面目すぎです。中国ってそういうとこありますよね、経済成長率の統計を取ったら目標成長率の数字にピタリとハマったり。死亡者数もそういうことでしょう。死亡率は2%と決めてあって、数字を考える担当の人は言われたとおりキッチリ仕事をする。結果、毎日2.0±0.1%で安定すると。

各国は自国でデータ取るしか無いと覚悟して、日本なら武漢引揚者とか大型客船乗客乗員とか、徹底的にデータ取る気だと思いますよ。彼らは残念ながらしばらく自由は制限されます。日本にしてはよくやっていると思います。思い切ったことしてますよ。

武漢からの観光客とその接触者ではデータが上手く取れなかったのだから仕方ないです。データが無ければ、どうしたらいいか判断材料がないのですから。いろいろ細かい不手際はあって、ベストとは言えなくとも、トータルではベターな対応ができていると思います。

新型コロナウイルスは本当に生物兵器じゃないの?

最後に私の妄想を垂れ流します。まあSFホラーのネタみたいなものです。

新型コロナウイルスが生物兵器だとすると、ひとつだけ、懸念するシナリオがあります。nCoV-2019は致死率が低いウイルスですが、致死率の高い新型コロナから作られた弱毒化ウイルスなのではという疑念です。

仮想高致死率新型コロナをnCoV-2020と呼ぶとします。2種類のnCoVは極めて似ていて、片方に感染した人は両方に免疫がつくとします。というか、nCoV-2019はその目的で厳選されたウイルスと仮定します。

中国ではnCoV-2019は蔓延してますが、これはシナリオ通り。狙いは中国人にnCoVに対する免疫をつけるため。外国、特に先進国はnCoV-2019の蔓延防止をして、結果nCoVへの免疫がついた人は極めて少ない状態となります。

そこで、真打ちのnCoV-2020を先進国に秘密裏にばらまきます。こっちが本当の生物兵器です。

表面上はnCoV-2019が変異して致死率が上がってしまったように見えます。もちろん中国でも免疫のつかなかった人にnCoV-2020が散発して多少の犠牲者はでます。しかし、被害が深刻なのはnCoV-2019の蔓延を阻止できた先進国でしょう。

治療薬とワクチンの開発・大量生産までに中国人の大多数にnCoVの免疫がつけば実行可能です。当初の目論見は弱毒化SARS変異株でこのシナリオを実行しようとしていたけれど、オリジナルのSARSが先に流出して失敗に終わっていたのかもしれません。

そういう目的で探しだした第2のSARSこそnCoV-2020なのです。

(このnCoV-2020は完全に私個人の空想の話です。nCoV-2020をばらまく手段はどうするのとか、治療薬自体先に中国で開発済みでないといけないし、nCoV-2019だけで中国経済に悪影響が出ているのもちょっとお粗末すぎですし、ツッコミどころは満載です。まあ、HIVとのキメラウイルスだとかいう論文を出して、総ツッコミを受けて撤回するよりかは、ネタとしては面白いと思いますよ。)<了>

読後感

…。

いかがでしょうか。

もともとの文章が長文であり、投稿者様からは「前篇、後篇に分けても良いです」とのお申し出も頂いていたのですが、内容的に前後に分けてしまうと読み辛くなると思ったので、思い切って一気に掲載した次第です。

正直、私自身は理系研究者ではありませんし、保健衛生などに関する危機管理の専門家でもありませんので、いただいた論考が100%正しいのかどうかを判断するだけの知見などありません。この文章の妥当性に関しては読んだ方々がご判断頂きたいと思います。

ただ、文章自体は平易でわかりやすく、かつ、説明は自然なものですので、文章の長さのわりにすんなりと読めたという方は多いのではないでしょうか。

実際、当ウェブサイトに掲載するに当たり、論考の出だし部分については語順を入れ替えるなどの添削を加えましたが、中盤以降については、ほぼ原文どおりに掲載しています(※改行、1行当たりの文字数の調整などを除く)。

コロナウィルス騒動についての読み物のひとつとして、是非、ご参照くだされば幸いです。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

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読者コメント一覧

  1. イーシャ より:

    > 第一報は、正月休み中
    私が昨日調べた範囲では、1月6日に厚生労働省の海外感染症発生情報に一報がありました。
    厚労省としては素早い対応だったようですね。
    専門分野は異なれど、理系の立場で別の視点から考察を試みておりますが、こちらに転載依頼できるレベルにまとめるのは難しそうです。どうしても推測・憶測ばかりになりそうで。

    1. 一読者 より:

      >ケロ夫さん、
      読みやすくて面白かったです。

      >イーシャさん、
      まあそう言わないで是非とも投稿してくださいな。読者の立場としてはいろんな人の意見を読みたいですからね。

  2. クロワッサン より:

    更新ありがとうございます!

    所々に入ってる自己ツッコミとか、程々に脱線しつつ脱線先も面白く、読んでて面白かったです。

    >感染者数と死亡者数の推移は、数字上はものすごく完璧にコントロールされています。

    この点、BLOGOSだったかでやまもといちろう氏も言及してましたね。
    操作されていると思しき数字が発表されるところ、武漢肺炎への恐怖をむしろ煽りそうな気もしたり。

  3. 茶筒 より:

    更新ありがとうございます。
    内容を見るに
    「危険性が少なく、適切な判断をしていればここまで死ぬことが無いウィルスだったのに、
     中国政府がアウトブレイクに向けた適切な準備をしなかったために、
     医療に関するインフラが崩壊し、結果、「本来なら助かったはずの方が亡くなっている」
     と言う状態」
    ということで認識は合っているでしょうか。
     
    その上で
    「中国の感染者数や死亡者数は(数も、環境も)参考にならないので、
     日本は日本できちんと各国と連携して、危険性に関するデータを取得するべき」
    と言うことと、
    「不安を煽るような陰謀説には、冷静な対応が必要」
    と。
     
    未だに、累計の感染者数と死亡者数の垂れ流ししかしてないマスコミはあてにならないので、
    「冷静に事実としての情報だけを提供する信頼できる箇所」
    が欲しい所ですね・・・
    (河野大臣が、定期的に日本の感染者の人数と状況についてはツイートされていますが・・・)

    1. ケロお より:

      茶筒さま

      危険性が少ないか否かは、その国の医療能力や社会の衛生状況や国民の行動にかかっている部分が大きいと思います。
      「ウイルスのアウトブレイクリスク(=一般的な中国人の衛生状態ではウイルスが急激に蔓延する)」と書いた通り、中国ではあるていど危険性が高いとみなすか、危険性は現時点では正確に評価できないので念の為にハイリスクなものとして扱うのが適切だったかと。

      ・研究者「(SARSみたいに死にまくるウイルスじゃないので)危険ではないです。(コロナウイルスは通常の感染防止対策で対応できますので)大丈夫です」(大丈夫って言わないとヤバい!)
      専門家がこのような考えたとして、前提となる「通常の感染防止対策」が困難だったということです。
      アウトブレイクに向けた適切な準備、のいちばん大事なところは国民の衛生観念かもしれませんね。もちろん医療体制とかも大事ですけど。

      日本はそういう意味で、基本はできてるのですよ。国民の衛生観念も、医療体制も。超大国のアメリカでさえ、貧困層は病院にかかることすらできないというのに。国としては、可能な範囲内の侵入防止、臨床データの蓄積、国民と医療現場への正確な情報提供、診断・治療法の確立などなど。これらを可能とする立法措置と予算措置。

      情報については、国立感染症研究所(専門的)、日本環境感染学会(わかりやすい)がおすすめです。

  4. りょうちん より:

    いや日本がダイヤモンドプリンセス号の全頭検査できないのにどうして中国に武漢市の感染者数が挙げられるのか、説明可能なのは感染者数、死亡者数どっちも嘘説が濃厚ですね。

    1. H より:

      りょうちん先生

      中国語がわからないですが
      中国発表のデータグラフを見ると
      素人考えですがきれいな線を
      描いてるように見えます
      中国政府による大本営発表と
      いうことでしょうか

      https://ncov.dxy.cn/ncovh5/view/pneumonia

      1. H より:

        自己スレ

        ケロお様の言われる
        完璧にコントロールされている
        ということかもしれません

      2. りょうちん より:

        中国政府「武漢の新型肺炎は完全にコントロール下にアル!」

      3. 老害 より:

        H さま

        実験に失敗した学生が、(適当に分散させながら)理論式通りにプロットした感じでしょうか。

    2. しきしま より:

      りょうちん様

      仮に中国政府に隠蔽の意図がなかったとしても、お金がなくて病院に行けず新型コロナウィルスかどうかすらわからずに亡くなった人もいるでしょうね。
      あとは、隔離されたくないので熱があっても病院に行かない自己中バカとか、本人は軽症で気付かずににウィルス撒き散らす人とか。

      1. 匿名 より:

        コロナ患者が集まる病院なんか行ったらコロナうつされるアル
        と考えている中国人もいるようです

    3. ケロお より:

      どうやって、確定診断する患者と、確定診断せずに放置、じゃなかった経過観察する患者を仕分けているか謎なんですよね。
      現場は野戦病院状態で、上からは絶対的な命令が下ってきたりで、カオスな状況だと想像されるのですが。
      PCR自体は設備と試薬と人員があれば、ものすごい数できるとは思うんですよ、正確性と信頼性はおいといて。検体の収集と整理というか、患者と診断結果の紐付けを正確に維持できないという問題が生じてくるはずで、そうなるとせっかく検査してもデータとしてはあまり意味がないわけですよね。本当にどういうふうに検査業務をマネージメントしているのか謎。

      病院が数字を報告しても、中間集計する市や省も混乱していて、数日間放置しちゃったり、二重に計上されたりとかありそうだと思うんですよね。国の最終集計なんて、1週間くらい前の数字をまとめるのが限界のはずなので、毎日数字を更新なんて無駄なんですよ。上から、毎日数字を更新しろと命令されたら、やらないわけにはいかないでしょうけど正確さは期待できないですよね。だとしたら、集計した数字と、発表する数字は、別々に処理してると考えるのが自然かなと。

  5. だんな より:

    ケロおさま
    読者投稿ありがとうございました。
    これだけの長文を書くには、知識だけで無く文才も無いと書けないと思います。
    中国政府にマークされないように、ご注意下さい(笑)

    1. 老害 より:

      〉中国政府にマークされないように、ご注意下さい

      スカウトと称する、拉致監禁ですかね。

    2. ケロお より:

      (怖い)
      まあ、顔出しで批判している人もたくさんいるから…(震え声)

  6. 農民 より:

    相対的な危険度や専門家の見解も助かりますが、生物兵器にしてはびっみょ…てところも気になっていたところでした。ご解説ありがとうございました。

    未知や新種という不安からくる騒動ではあるものの、最大の悪要素は「中国」だったって面がありますねぇ。
    そして様々な立場の方から中国共産党の失敗を指摘されていますが、WHOは習近平政権の対応を満点ベタ褒め。翻って日本へは対応を非難、WHOの仕事であろう提言や指導などのそぶりも見せずに「なんとかしろ」とのありがてー御勧告。

    不謹慎な政治発言という批難を恐れず言えば、世界が中国の危険性を再認識したんじゃないでしょうか。関係各国の態度から外交情勢も垣間見れましたしね。

  7. はぐれ鳥 より:

    ウ~ン、最後の「ケロおさんの空想」はSF小説のシナリオとしては非常に秀逸だと思います。ですが、現実としては、にわかには信じ難いですね。もしこの空想が事実だとすれば、中国人を除く全人類に対する絶滅作戦が、研究・計画ではなく実戦準備段階にあったという事で、考えるだに恐ろしいです。もっとも細菌兵器とはそういうものだと言われればそれまでですが。ただこの、ケロおさんの投稿は、平和ボケ日本人に細菌兵器を認識させる上で非常に有益だと思います。一般日本人にとって、細菌兵器を実戦配備するということが、兵器そのものの生産だけでなく、自国民に予め免疫を付けさせておくことを含む、ということまではなかなか考えが及びませんから。

    1. 伊江太 より:

      はぐれ鳥様

      >兵器そのものの生産だけでなく、自国民に予め免疫を付けさせておくことを含む、ということまではなかなか考えが及びませんから。

      旧ソ連が崩壊した当時,混乱の中で秘密都市にあった製造備蓄施設から痘瘡(天然痘)散布を目的とした生物兵器が持ち出されたというかなり信憑性が高い噂がありました.イラクとか北朝鮮に渡ったとまことしやかに言われたのですが,これを主な根拠に痘瘡の研究はまだ必要という理由で,米露は自然界の痘瘡根絶の後WHOが要請した手持ちの痘瘡ウイルスの廃棄に応じず,また相当量の種痘のストックを保持していますし,非常時の使用に備えての演習も行っています.日本にしたところで,毒性を最小限にまで低減した改良種痘株を開発し実用の一歩手前まで持って行っていたのですが,種痘廃止で結局無駄になってしまったそのストックを,その後も廃棄せず持ち続けると決定しています.防疫担当部局,とくに軍関係のそれに関わる人達は,痘瘡に限らず,危険な病原微生物に対して,決してナイーブな考えはもっていないし,常時国際間の情報交換も行っていると思います.まあ,我々市井の民は,そんな謀略まがいのことばかりを気にしない方がいいとは思いますが.

      1. はぐれ鳥 より:

        伊江太様

        レス有難うございます。

        >防疫担当部局,とくに軍関係のそれに関わる人達は,痘瘡に限らず,危険な病原微生物に対して,決してナイーブな考えはもっていないし・・・

        私も、特に国家安全保障にかかわる人たちには、現実に対し冷徹であって欲しいと思いますし、実際にもそのはずです。
        それにしても、我国における、危機管理に関する、余りにも非理性的な空想論(軍隊反対、原発反対などが代表)の横行は、日本文化に根差したものとはいえ、嘆かわしいです。ですから、このようなクリティカルな状況に関する議論がもっともっと広がれば良いと思っています。

    2. ケロお より:

      はぐれ鳥さま

      最後のはほんとに空想ということで。「新型コロナウイルスが細菌兵器だとして日本にとって最悪なのはどういうシナリオか」を考えた結果のものです。
      現実的には「収集していたコウモリ由来ウイルスを漏らしてしまった」と「本当に偶発的に発生」のどちらかだと思います。
      生物兵器説に関しては、今回の投稿は「ウイルス」限定です。「細菌」を含めると、炭疽菌という実用的なものがありますから、ウイルスの出番はないと思ってます。

      1. はぐれ鳥 より:

        ケロお様

        上記小生コメントでは、細菌とウィルスを混同してました。お恥ずかしい限りです。

        それはともかく、将来、この「ウィルス兵器」が人工的に設計できるようになると、もっと様々な使い方が可能になる気がします。一例でいえば、感染すると単に宿主を死なせるのではなく、無気力にさせたり、正常な社会生活ができないようにさせる、または不妊にさせるなどして、敵対民族・国、或いは国内での望ましからぬ勢力を知らず知らず衰亡に追い込むような形態のものです。

        これに似たものは、既に麻薬として世界中に蔓延していますが、ウイルスでこのような事ができないとも限りません。そうなると空恐ろしい事になるでしょう。そうなると今度は、そのウイルスと戦う麻薬取締りウィルスが開発されたりして、可能なのかどうか知りませんが。

  8. 匿名 より:

    いやー、面白かった
    家族にも薦めます!

  9. ちかの より:

    ケロお様
    非常に興味深く、面白かったです。
    ホラー小説ファンとお書きのように、ムツゴロウさんが動物ペロペロw や、最後の考察もシュールでした。理系の人が図表を示しつつ語るホラーテイストの解説、最強です。
    まだ事態がどうおさまるのかわからないのに不謹慎ですが、チラッと、スティーブン・キング風のホラー映画が出来るほどの要素が沢山ある新型コロナウィルス騒動inチャイナ、かも?と思いました。

  10. 韓国在住日本人 より:

     非常に興味深く拝見しました。

     しかし、コロナの件で経済的見地から、医学的見地から、また今回は生物学的見地から、専門家のご意見を頂けるとはすごいサイトです。

     巷では本サイトが「嫌韓サイト」などと言う意見も垣間見えますが、他のサイトとは一線を画しています。

     今後とも、貴重な情報をお寄せ下さる様、お願い致します。

     駄文にて失礼します。

  11. じゃん より:

    ケロお さま

    解りやすい解説、ありがとうございます。
    最後の妄想は映画化してほしい~

    しっかし、人材の宝庫、すごいサイトだなぁ。
    小生のような凡才は恐れ入るばかりです。

  12. 伊江太 より:

    ケロお様

    興味深く読ませて戴きました.文中で紹介されている武漢国家生物安全実験室などに所属の中国人研究者数名を著者とする論文も読んでみましたが,言われるとおりこの新型コロナウイルスが人為的につくられたものではないのは間違いないでしょうね.著名な中国人ウイルス学者夫妻がカナダの国立微生物研究所から秘密裏に持ち出し武漢の施設に移したコロナウイルスと関係があるんじゃないかという疑惑も
    https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200204-00070210-gendaibiz-cn&p=1
    当の施設の研究者があっさりゲノムの全塩基配列を公表したっていうことは,これもゲスの勘ぐりの類いだったんでしょうね.

    ところで,今回の新型ウイルスが実はSARSへの免疫を自国民にあらかじめ付けておく弱毒ウイルスであったはずが,誤って出す順番が後先になってしまったという御説(もちろんエンタメネタでしょうが),はなしとしては非常に面白いのですが,先の論文では肝心の感染防御抗体を誘導するSタンパク質がSARSウイルスのものとはずいぶん違いがあるようです.ちょっとこれではワクチンとしての役には立たなさそうに見えます.

    1. クロワッサン より:

      伊江太 さん

      ケロおさんの最後のお話しでは、nCoV-2019もnCoV-2020もSARSと無関係なのでは?と思うのですが、いかがでしょうか?

      1. 伊江太 より:

        クロワッサン様

        ご指摘ありがとうございます.原文をしっかり読み込んでからでないと,うかつに批判的なことは言えないですね.後半部分は撤回いたします.

        1. クロワッサン より:

          伊江太 さん

          合ってて良かったです(*^_^)

  13. ボーンズ より:

    ケロお 様
    やけにキレイな罹患数のカーブ刃どう見ても怪しいですね。
    各国での罹患数と死亡率は、どれだけ早期に発見できて十分な
    治療ができるかで変わるので、ある意味その国の保健水準が
    顕在化するとも。
    (日本の数値は、ベストの体制でのリファレンスになるかも)

  14. 匿名 より:

    この流れだと物語後半で
    ウィルスが変異して抗体ある人にも
    感染し始めますなw

    主人公と特殊部隊の活躍に期待します

    1. ケロお より:

      匿名さま

      ウイルスものだとウイルスの変異はお約束なので、書き手としてはそこは使いたくないところですね。
      当初の目論見よりも中国国内での2019-nCoVの影響が大きくて(現実と同じ流れ)、中国政府は「プランB」の実行を検討しつつ、責任を追及されることを恐れたウイルス学者も独断で「プランB」とは異なる「プランC」を…。一方アメリカは、強毒型2020-nCoVの存在を知り、日系米人と日本人からなる極秘部隊を編成して中国国内へ侵入していた。みたいな感じで。

  15. 匿名老人 より:

    ケロお様

    「理系研究者の新型コロナウイルス考察」たいへん興味深く読ませていただきました。やや長文ですが元技術者の私には全く苦になりませんでした。説得力のあるお話と思います。

    実は少し前のりょうちん様の「コロナウィルス、まだ慌てる時間じゃない」に陰謀論めいた投稿をしたのですが、それに関連して疑問がありますので(どなたか)お答えいただければ幸いです。

    ○習近平「念の為、武漢封鎖!・・・」
    とお書きになっていますが、不良債権に火が付きかけている状態での武漢封鎖は悪手としか言いようがありません。中国経済に致命的な影響を予測するのが普通でしょう。別情報によれば封鎖が実行されるまでに500万人の武漢人が脱出したとのこと。本気でウイルスを封鎖する気が無いように見えます。

    そうするとなぜあっさりと「武漢封鎖」を実行したのか? 私はウイルスの流行を利用した「軍隊を使わない戒厳令」かもしれないと思うのですが、賢明なる皆様のご意見をいただければ幸いです。

    1. 名無しA より:

      >そうするとなぜあっさりと「武漢封鎖」を実行したのか? 
      私はウイルスの流行を利用した「軍隊を使わない戒厳令」
      かもしれないと思うのですが

      ⇒ そうかもしれないですね。
        辛亥革命も武昌(現武漢の一部)から起こったんじゃ
        なかったですかね。気の荒い気風らしいですよ。

        BSプライムニュースでゲストの中国人が言ってました。
       「武漢封鎖をあまり長引かせると、連中暴れだしますよ」

    2. 山田内膳 より:

      匿名老人様

      中国政府にとって最重要事項は「共産党独裁体制の維持」です。経済より優先されます。
      対応内容を見ても、大々的に報じられた病院建設も、「政府がきちんと対策をしている」というアピールです。アピール目的ですから実効性は問いません。地方政府の対策もあくまで共産党政府に対するアピールですから実効性は関係ありません。
      何としても独裁体制を守るため、人民世論を慰撫する必要があります。疫病の流行から王朝が倒れた例は枚挙に暇がありません。
      政府が誤りを認めたのも慰撫工作の一環でしょう。メンツより体制維持が大事です。

      共産党政府はこの事態に対処するために専門部会を立ち上げました。メンバーには公衆衛生の専門家はいません。代わりに治安担当と広報担当が入ってました。人選から目的が透けて見えます。
      この部会のトップは李克強です。習近平の政治的ライバルですから失敗を押し付けるのに最適です。こんな時でも政争が最優先です。尻に火が付いてるのは確かでしょうが。

      先進国では致死率2%と言えば大きな脅威です。しかし途上国の考えでは生存率98%です。東南アジアの国々が楽観的に見える要因の1つです。命の値段は国によって違います。

    3. とある福岡市民 より:

      匿名老人様

      >なぜあっさりと「武漢封鎖」を実行したのか?

      私の解釈と推測でよろしいでしょうか?といってもすでに何度か書いた事がありますので簡単にまとめます。

      1、中共のトップに感染症や公衆衛生について理解している輩が一人もいない
      2、中共に限らず、共産主義者は人民を家畜と同様に考えている

       まず1について。
       ダイヤモンドプリンセスの件でもお分かりでしょうが、コロナウイルスは1ヶ所に集めるとアウトブレイクを起こしやすいです。アウトブレイクを起こすと手がつけられなくなりますから、隔離が逆効果になる事だってあります。どうしても隔離が必要なら自宅内でも良いので、たくさん分散させた方がいいです。武漢市全部や湖北省丸ごとの封鎖など大悪手、無意味、かつ逆効果でさえあります。
       本気で敵(コロナウイルス)を倒すなら敵の特徴をよく知った上でそれに応じた戦い方を取るべきなのです。しかし武漢閉鎖のやり方は反乱軍鎮圧のそれ。一体何を敵として戦っているのやら。
       党中枢には感染症の事が分かる奴が一人もいないんだろうな、と思ってましたが、山田内膳様の書かれた「専門部会」の面子から確信に変わりました。

       次に2について。
       畜産農家は口蹄疫、豚コレラ、鳥インフルエンザが1件でも出てきたら同じ小屋の動物全てを隔離し、殺処分します。重症の個体はわかりやすいのでともかくとして、軽症の個体、不顕生感染中の個体、回復した個体、未感染の個体を正確に区別する事が困難ですので、全個体が感染しているという前提で小屋を包囲し、他の小屋や他所の農家へ伝染する前に殺処分するのです。
       共産圏で人民の強制収容所送りや虐殺が繰り返されるのは、普段から人民を家畜の如き扱いにしているから、と私は考えます。党の兵士は、銃を向ける相手が自分と同じ人間ではなく、党命に従って処分するべき家畜だと考えるから、平気で虐殺もこなせるのでしょう。

    4. ケロお より:

      匿名老人さま

      わたしも武漢封鎖の真意は捉えかねるところです。
      いくつか可能性は考えられるのですが、
      ①封鎖すれば春節おわりかその数週後には終息可能と見込んでいた。
      ②封鎖するくらいしか案がなかったからとりあえずやってみた。
      ③武漢の状況を国内外に見せたくなかった。
      いずれも前提として、政権の保身優先、感染症への理解不足、人民軽視があります。

      ①も②も、上がなんとかしろと言ったら下はなんとかするもの、それでなんとかなってきた。上が封鎖しろといったので下は封鎖してみただけ。交通網の遮断をしろという指示があったのでそうしただけで、なぜ遮断しなければいけないかを考えたりしないので500万人も脱出できてしまった。違いは、①はうまくいくと思ってやった、②はダメ元でやった、ということ。
      ③は、感染症の制圧などどうでも良くて、武漢の惨状を他の地域に見せたくない、外国に知られたくないということが第一に来てしまった。最悪、武漢が全滅しても、たった1100万人、ほかから人を連れ得てくればいい的な、大陸的なおおらかさ(?)。

      中国ではアフリカ豚コレラ(アフリカ豚熱)の流行で豚の飼育頭数が半減したともいわれてますし、感染症に無頓着なんでしょうね。たとえ1億人死んでも、13億人残ってるからOKなんでしょう。

    5. 匿名 より:

      名無しA様、山田内膳様、とある福岡市民様、ケロお様

      私の稚拙な質問にお答えくださり真にありがとうございます。お答えに有ったように「政権の保身優先、感染症への理解不足、人民軽視」がキーファクターであることは間違いないと思います。これらがいったいどのように展開してゆくのか全く未知数ですが、これからも注意深く情報収集に励みたいと思います。

      どうも有難うございました

  16. りょうちん より:

    学生時代、Phylogenetic analysisを自由研究でやったのですが、すっかり忘れています。
    当時は、ミトコンドリアの遺伝子配列の文字列をNeWSワークステーションにぶち込んで半日とかかかった記憶が・・・。
    あんまり遅いので当時は速かった486DX2 66MHzの自分で組んだIBM-PCでやり直しました。

    論文中のMEGA6を検索したら
    http://evolgen.biol.se.tmu.ac.jp/MEGA/
    >最初のバージョンは1993年に開発され、IBM PC-DOS(DOS/Vの英語モード)上で動作しました。

    そうそうたしかこれだったような気が・・・。
    過去バージョンは無料DLできたのでDOSbox下で起動してみましたが、まさかン十年経って再び出会うとは。

  17. めがねのおやじ より:

    「ケロお」様

    面白かったです。長文でも1回読み切りの方がズボラな私には合っています(笑)。また新型コロナウイルスの発生、国内への伝染も、そして真相の解明について、日本は日本なりによくやっているという評価、心強いです。

    日本は武漢からの引揚者とか大型客船乗客乗員とか、徹底的にデータ取る。『しばらく自由は制限される』が、『日本にしてはよくやっている』なるほど、そうですね。

    あと、中国による世界の先進国を葬り去るような、ウイルステロとでも言うか、絨毯攻撃ならば、怖いハナシです。あのシナならやりかねない(笑)。そして中国共産党自身、13億人も無事で無くて良い、せめて3億人が生き残ればOK!とでも思っているのでしょうか。

    1. クロワッサン より:

      めがねのおやじ さん

      >そして中国共産党自身、13億人も無事で無くて良い、せめて3億人が生き残ればOK!とでも思っているのでしょうか。

      毛沢東が「たかが核戦争ではないか。核戦争がなんだと言うのだ。世界には27億人いるから、半分死んでも半分は生き残る。中国人は6億人だから、半分死んでも3億は残る」と1957年だかに既に述べているのです・・・((((;゚Д゚)))))))

      1. とある福岡市民 より:

        クロワッサン様

        それ、私も高校の倫理の参考書で読みました。うろ覚えですがこんな感じでした。

        「人口9億人の中国が人口3億人のアメリカと戦い、アメリカ人を皆殺しにすれば、中国人も倍の6億人は死ぬであろう。しかし中国はまだ3億人残っているからそれでアメリカ全土を我が物にできる」

        そんな訳で毛沢東は多産多児を奨励してました。戦前の日本もやってた「産メヨ増ヤセヨ」政策ですね。その結果、1949年では約5億人だった人口は文革期に9億人を超えました。少し遡りますが、大躍進政策の時は産まれすぎた子供達が次回に植えるための種子まで食べちゃって大飢饉に拍車がかかったという間抜けな話があります。
        さすがにまずい、と一人っ子政策が始まったのは1979年ですね。

        あと、こんな事も言ってましたね。
        「私は秦始皇よりも多くの人間を殺した。私の成した事は秦始皇どころではないのだ」
        その通り、現生人類20万年の歴史で最多の6000万人を殺した、空前絶後の大殺人鬼となりました。
        しかし始皇帝は悪評こそありながら現代に多大な良い影響を残しています。毛沢東は何か良い影響を残しましたっけ?

        余談ですが、

        1. とある福岡市民 より:

          すみません。最後の余談ですが、は消し忘れです。

        2. クロワッサン より:

          とある福岡市民 さん

          アメリカとの戦争verもあったんですね。
          ヤバイ奴と思わせる事を狙ってたのか、本気でそう思ってたのか・・・千人だか1万人だか殺せば英雄と置く中国の言い回しを考えると、多分後者なんだろうなぁと。

  18. 田舎人 より:

    最後の件、いやあ、妄想にしては実に恐ろしい話ですが、十分にあり得ることだと思います。

    古今東西、敵対勢力を打ちのめすには化かし合いで先制を期してきたことが多かったわけですが、近未来戦においては特に核ミサイルかIT・人工知能がそうなのだと思っていました。
    しかしながら、前者は完全な破滅をもたらし、後者は対抗勢力にそれなりの準備・対応がなされつつあり、いずれもそう簡単にはいきません。化学兵器も核兵器並みなのかななどと・・。

    そんな中、生物兵器については、自ら被害する可能性が高くて使えるものではない、ある意味、核兵器と似たようなものだ、と考えていました。

    そうした中、自国民には一定の犠牲を強いりつつも事前に抗体を獲得させた上で、自国民には対抗できて他国民には致命傷を与えるという生物兵器の特徴を踏まえた戦法、それがあるとすれば、独裁政権ならやりそうなことです。
    と言いいますか、こうした手法以外に生物兵器の活用法はないと思います。

    全くの余談ですが、私の住んでいる地域は、島津の領地だったところ。
    戦国の世、島津は島津の退き口、釣り野伏せなど、一定程度の人数を討ち死にさせながら、決して負けない戦法を採ったことで有名です。そのことで生き残ることができ、明治維新で徳川に引導を渡すことになりました。

    現代も闘いの渦中にあると捉えれば、勝とうとすれば、必ず想定死傷者をカウントして作戦を立て実行しなければ成りません。無傷はあり得ません。

    14億の民を抱え権力闘争の激しく、覇権国家を指向することが至上命題である中国において、政権が生き残りをかけるなら、このような策を用いることは大いにありだと考えます。

    対する米国、お説の”妄想”、まさか予想していないということはないでしょうね。

  19. 名無Uさん より:

    いやあ、今回の記事は楽しませてもらいました。
    自分にとっては『愉悦』とも言える記事でした。
    決定的な証拠はどこにもない。だが、状況証拠ならば多数揃っている。そこで、人々は好奇心をくすぐられて、様々な要因を探ろうとするわけです。こここそが、歴史を考察する上での最大の醍醐味だと、自分は思っています。
    歴史はけして暗記ものではありません。この記事におけるような『考察』こそが、歴史の本当の面白みなのです。
    ですが、昨今の世間(メディア)というものは、この過程を『陰謀論』の一言で終わらせようとしてしまうわけですよね…
    明智光秀が織田信長を弑した本当の要因なんて、現代においては全てが『陰謀論』の範疇です。本能寺の変の定説なんてどこにもない。ですが、定説がないところにこそ、多くの人々はロマンをそそられるわけです。多くの想像力が否応なく働かされるわけです。
    決定的な証拠が世間に出た瞬間に、世間の人々は安心して、一斉に『思考停止』してしまうわけです。皮肉なことです。

    中共にとっては、本当に厳しい時代が招来したものだと思いますよ…
    ワシントン・タイムズが取り上げている時点では、笑い話で済んだことでしょう。ですが、産經新聞の古森義久氏が武漢の研究所からウイルスが漏れた仮説を取り上げた瞬間、この仮説は全く意味が異なって来ました。
    それはメディアが積極的に取り上げて行きたい『陰謀論』であることが明確になったと自分は捉えています。
    この記事と似たような内容はこれから、世界各国の多くの人々に流布されることになるでしょう。さながら、コミンテルン陰謀論、慰安婦問題やアウシュビッツ、米同時多発テロにおける世界貿易センタービル崩壊自演説のようなものです。

    ≫中国ではnCoV-2019は蔓延してますが、これはシナリオ通り。狙いは中国人にnCoVに対する免疫をつけるため。外国、特に先進国はnCoV-2019の蔓延防止をして、結果nCoVへの免疫がついた人は極めて少ない状態となります。
    そこで、真打ちのnCoV-2020を先進国に秘密裏にばらまきます。こっちが本当の生物兵器です。
    表面上はnCoV-2019が変異して致死率が上がってしまったように見えます。もちろん中国でも免疫のつかなかった人にnCoV-2020が散発して多少の犠牲者はでます。しかし、被害が深刻なのはnCoV-2019の蔓延を阻止できた先進国でしょう。

    この部分なんて、自分が最も好きな(悪魔の)思考回路です。『そんな馬鹿な…』と、一笑に付すことができますが、『まさか』という部分があります。
    そして、その『まさか』と笑って済ませられないところが、昨今のマスゴミの動向には多数あるわけです…

  20. 長政 より:

     本文も投稿も面白くて、一気に読めました。

    目が悪いので最近は全部読むのが難しいので。

  21. クロワッサン より:

    皆さんが言及している「nCoV-2019からのnCoV-202x」、中国政府がそれを意図して流出させたケースだけでなく、起きてしまったnCoV-2019の流出からのリカバリー策として事後に起案される可能性もあるでしょうし。

    自衛隊とか米軍とかで「参謀会議」的な感じでそんな想定をシミュレーションしてたりするのかなぁ、と戦争アニメチックな絵面を想像しちゃいますね。

  22. ワヤンゴレ より:

    製薬会社で一時風邪薬(大衆薬)の開発をしていました。そのときウィルスも調べて、コロナウィルスはありふれた弱毒性ウィルスであることを覚えていました。だからなぜ大騒ぎするのか不思議に思ったのが最初。日本で流行(パンデミック)しても年寄り以外は大丈夫でしょう。中国でなぜ大流行、死者がでたのか?これは社会的的背景が大きいとみています。農村から農村戸籍のひとたちが都市に流入した。マルクス主義お得意のルンペンプロレタリアート。僅かなコロナウィルス感染が、浮浪者失礼ルンペンプロレタリアートに蔓延して、堅気のひとたちにも類が及んだのでは・・・と推理しています。では治療にあたった李眼科医がなぜ亡くなったのか?それは暇な下級官吏から拷問を受けたのが「遠因」となって抵抗力が衰えて亡くなったのではと想像しています。死者が全人口のたった2%、大したことない・・・と習近平が判断したというケロお様の推理に同意いたします。

  23. epicurian より:

    ケロお様

    主論から生物兵器説まで楽しく読まさせて頂きました。

    しかし、生物兵器説を思考する上でちょっと気になったことが、
    今回の流行が中国人民に対する免疫付与だとするとちょっと影響が大き過ぎる気がします。

    あらゆる点で全くの素人の私ですが、仮に計画をするとしたら、
    先ず、刑務所や政治犯収容所でウィルスの伝染力と症状、治癒率の試験をします。
    そのうえで新疆ウイグル自治区等封鎖のし易い地域で自然感染力の広がりを調査します。
    その上で地方都市から順に感染を広げてゆきます。

    現状、地方・中央政府共に右往左往しているようで、
    中央政府(人民軍)による統制の取れた策謀という可能性は少ないのではないでしょうか?
    中央政府(習近平体制)に不満を持つ人民軍機関の策謀という可能性の方が高いように思います。
    又は、弱毒のウィルスを撒く予定が間違って強毒を撒いてしまったとか。
    (そんなばかなー。でも歴史上それに類する事は現実にあったように思います)
    若しくは先の実験中に不測の事態で広がってしまったか、なんて妄想も膨らみます。

    しかし、ウィルスの変異はこれまでも自然にあったことで、
    村が滅びて収束するか、交通機関の発達で世界に拡散するか。
    予防という概念がなく神に祈るのみか、衛生管理を徹底するか。
    そういう事でしかないってのは甘い認識でしょうか?

    あと、陰謀論的に言うと、少子高齢化が日本以上に進む中国で、高齢者の介護負担を減らすため、
    ある程度の混乱を覚悟のうえで政府が新型ウィルスを拡散させた、なんえいうことがあってもいいのかもしれません。

    失礼しました。

    1. 匿名 より:

      少子高齢化問題を解決する手段としても、有効な方法じゃないかと思いました。
      頭でっかちの人口ピラミッドを、時間経過を待つことなく修正できるかもしれません。

    2. ケロお より:

      epicurianさま

      >高齢者の介護負担を減らすため、ある程度の混乱を覚悟のうえで政府が新型ウィルスを拡散させた

      わたしの妄想の中では、ウイグルでは既に実験済みで、ろくに治療しなくても生産年齢層の死亡率は0.1%程度で、既往症持ち高齢者での死亡率は高いことは織り込み済みとしています。指摘どおりの一石二鳥ねらいです。田舎の小村でいくつか試して、計画通りにいったので大都市でやることにしたと。国境および沿岸部から遠く、北京から遠い、さらにBSL4の研究所もある武漢が選ばれたわけです。

  24. りょうちん より:

    ちなみに人種別に感受性の違うウィルスをばらまくネタは、実は1996年のこの小説で描かれています。

    https://ja.wikipedia.org/wiki/レインボーシックス#小説版

    この場合、白人だけが生き残るシナリオでしたが・・・。
    トム・クランシーの軍事スリラーは、軍オタ連中はリアリティに欠けると、みんな小馬鹿にしていたのに、911でまったく小説通りのテロが起きて、みんなごめんなさいしたのが思い出されます。

  25. j より:

    クルーズ船を見る限り、感染力はかなり強いとおもいます。
    中国の都市封鎖の対応、患者の隔離をみても、整合性がとれています。

    致死率は高いと考えてます。致死率が低かったら、中国は経済を止めてまでの対応をしていないとおもいます。
    火葬の数が急激に増えたのも、たぶんコロナウイルスで亡くなったかたが多いのだとおもいます。
    それ以外の理由がないので。

  26. halt より:

    他では聞けないのでここでお聞きします。

    フェイク?
    ・中国の看護師さんが泣きながら免疫ができない?2回めの感染が怖いと。
    ・空気感染が起こる?
    ・研究所から廃棄処分の実験生物を市場で売った噂。意図しない人為的な拡散?
     C.(研究所)→コウモリ?→市場→感染者X→武漢市内
    ・プリンセス国内ではパンデミックに近い状態?

    上記の中でも、陰謀論と言われればそれまでですが、免疫と空気感染には特に恐怖します。

    1. halt より:

      フェイク? もう一点忘れておりました。

      ・生後30時間で発症が確認された母子の垂直感染?(でも、これは嘘っぽい)

    2. とある福岡市民 より:

      halt様

      陰謀論を持ち出さなくても現行の医学で概ね説明できます。

      > 免疫ができない?2回めの感染が怖いと。

       コロナウイルスは風邪の原因ウイルスの一つです。遺伝子がRNAなので比較的変異を起こしやすく、一度かかって治ったとしても、遺伝情報が微妙に異なるウイルスに暴露されれば何度も感染します。実際、一年に何度も風邪をひく人だっているでしょう?コロナウイルスかどうか知りませんが、私も過去1年で3度も風邪をひいてます。でも変異によって毒性が強くならない限りは自己免疫で完治しますので心配いりません。
       武漢の病院では患者が殺到しすぎ、コロナウイルスが院内でアウトブレイクを起こし、ウイルスが想像もつかない量に増え続けているのでしょう。そんな時にストレス過多で抵抗力が落ちれば何度も感染する事は起こります。

      > 空気感染が起こる?
       飛沫感染と接触感染が中心のようです。コロナウイルスは飛沫の核になって周囲に広がる事が多いですので。
       また、コロナウイルスのアウトブレイクが起きればそこらじゅうがウイルスだらけになるので、飲食や排泄の前にどこを触っても接触感染になりますし、マスクせずに誰かの唾や咳を浴びれば飛沫感染を起こします。それが空気感染のように同じ空間にいるだけで感染するように見えたのでしょう。
       エアロゾルによる感染は空気感染とまた違うものです。これについては今後の詳しい情報を待ちたいと思います。
       空調の不十分な清掃、不衛生な飲料水や加湿器、多過ぎる患者さんの大量の飛沫が原因でエアロゾルができ、そこにコロナウイルスが紛れ込んだのかな、と今のところは考えてます。違うかもしれませんけど。

      > 研究所から廃棄処分の実験生物を市場で売った噂。意図しない人為的な拡散?
       C.(研究所)→コウモリ?→市場→感染者X→武漢市内

      武漢肺炎は生物兵器だ、と疑い出したらあらゆる噂がそれっぽく見えますね。古事成語の「疑心暗鬼」、心理学用語の「カラーバス効果 Color bath effect」ですね。
      ただ、そもそも武漢肺炎ウイルスは生物兵器なのでしょうか?
      武漢から帰国した人の疫学データから、感染率は1〜2%、致死率は今のところ0%と推測されます。感染率1〜2%で致死率が0%に近い病原体ってのは生物兵器として使い物になるんでしょうかね?味方も感染するリスク高いですし、ワクチンも治療薬もない病原体を兵器目的で使うのは自爆行為でしょう。
      生物兵器として使うなら「感染力は強いが毒性は低い」病原体より、鳥インフルエンザH5N1のような「感染力は低いが毒性は高い」病原体を使った方がいいのでは?インフルエンザならワクチンも治療薬もありますから。

      > プリンセス国内ではパンデミックに近い状態?

      パンデミックは2ヶ国以上で持続的なヒトーヒト感染が起きている状態を指しますので、このような言い方はしません。「アウトブレイクに近い状態?」なら間違いではありません。ただ、それでも乗客の4%程度ですからアウトブレイクと言い切っていいものかどうか疑問です。

       ちなみに、奈良県の運転手さん、大阪府のバスガイドさんが軽症とは言え、ヒトーヒト感染を起こしましたので、「中国と日本の2ヶ国で持続的なヒトーヒト感染を確認」でき、パンデミックの定義を満たしました。これを以ってWHOが非常事態宣言をようやく出せた、とも言えます。

      > 生後30時間で発症が確認された母子の垂直感染?

      コロナウイルスは呼吸器感染症です。垂直感染だと妊娠中か、出産直後に産声を上げる「前」に感染している可能性がある事になります。でも産まれるまで肺を使った肺呼吸をしてない赤ちゃんが呼吸器感染を起こしますかね?
      感染した母親から移されたなら、母親の唾やくしゃみを浴びたか、ウイルスまみれの手で触られたかのどちらかでしょう。それなら前者を飛沫感染、後者を接触感染と呼びますので、垂直感染とは言いません。

      1. halt より:

        とある福岡市民 様

        > 陰謀論を持ち出さなくても現行の医学で概ね説明できます。

        至極冷静なご回答ありがとうございます。

        > 遺伝子がRNAなので比較的変異を起こしやすく、
        > でも変異によって毒性が強くならない限りは自己免疫で完治しますので心配いりません。

        おっしゃるとおり毒性が強くならないことを祈るばかりです。

        > 武漢の病院では患者が殺到しすぎ、
        > 空気感染のように同じ空間にいるだけで感染するように見えたのでしょう。
        > 多過ぎる患者さんの大量の飛沫が原因でエアロゾルができ、そこにコロナウイルスが紛れ込んだのかな、

        体育館のようなところに何百というベットが並ぶ写真は見ているだけで寒気がします。

        > 武漢から帰国した人の疫学データから、感染率は1〜2%、致死率は今のところ0%と推測されます。

        中国の衛生状態&医療体制と日本のそれを比べると理解することができました。
        1月にお亡くなりになられた中国医師の忠告どおり、感染者が少ない段階で初動態勢がとれれば事態が変わっていたかも。
        12月よりかなり前に感染が発生していた可能性があり、素直にあの中国の中央も初動の誤りを認めざるを得なかったんでしょうね。

        諸外国は迎撃体制で罹患者を受け入れ、国内感染のバスの運転手さんを含め致死率は0%
        陰謀論は辞めにします。

        >> 生後30時間で発症が確認された母子の垂直感染?

        エイズウイルスの遺伝子配列が混入された人為的なウイルスの報道から派生した?これこそフェイクのような気がしています。

        遅い時間であったにもかかわらず、大変ありがとうございました。

  27. 海コン より:

    ケロお 様
    (写)管理人様

    更新ありがとうございます。
    ケロお様のご投稿を読ませていただきまして
    小職の下らない妄想起源での一聯の過去の投稿を省みるとつくづく知らないうちに「中華系の工作人」に「天然でなっちまってるんだな」と反省する次第です。(ま、たぶん誰にも相手されてないんですけど。)
    知らず知らずのうちにそういった工作員にならないよう、今後は餃子と炒飯を自粛したく考えております。
    かつてニコニコ生放送の番組コメントで「国賓反対者は餃子食うな!!!」「お見舞いさえ申し上げられない奴が死者数をカウントして増えたからって喜ぶんじゃねーよ!」と脊髄反射で遊んでた自分を反省します。
    ま、アタクシ如きが真人間になってもたいして意味ないんですけど。

    ウイルスって触った瞬間即発病することがないだけでも、世の中の人につたわれば、餃子食ってればウイルスに罹患しないって事だけ伝われればありがたいなと妄想します。

    今般のコロナちゃんで、熱さまシートの売行きに影響があるのかないのかも知りたいですね。肺炎にならないと熱でませんもんで、それを冷ますためには需要が絶対増えますよね。SARSと比べて。マスクあんまり効果ないかもですよね。知らんけど。
    まぁSARSあのころは外側の布よりも、内側の冷えるジェル自体が日本でもできる比較的簡単で単純な合成やめて海外へ技術移管して、できものを逆輸入して日本で製品化して信頼性を得る粘着剤を「一刻も早く作らんかいおんどれー!」と、方々から脅迫されてたことを思い出します。
    ※個人の妄想です

    日本でも、熱さましーとが売れ出したら、パンデミックのはじまりなんかと妄想しながら、餃子を二度と食べないよう努力します。

    妄想すいませんです。

  28. 心配性のおばさん より:

    ケロお様 私、皆様に叱られながら陰謀論を捨てられませんでした。
    だって、感染発生後の習近平さんの政策??が不可解そのものでしたから。
    まるで、大慌てで、何かの証拠隠滅を図っているように見えました。

    さて、ケロお様の明朗な解説に加えて、本日の深層NEWSに出演されていた中国ウオッチャーであられる興梠教授の時系列のエビデンス開示でストンと腑に落ちました。
    感染源はいまだ明確ではありませんが、興梠教授が提示したメールや会議録のエビデンスでは、習近平氏は早くから感染症について報告を受けていた。がしかし、春節イベントで感染が拡大することに手を打たなかった。結果、拡大してから慌てた。それも、感染拡大のほうではなく、このことが体制危機の因となることのほうに慌てたということです。証拠として興梠教授は、感染拡大後に習近平が出した命令書のいくつかを挙げていました。それは、情報統制や不穏分子の取り締まりでした。

    武漢のウイルス研究所?が実験動物の杜撰な廃棄で感染源になったとの嫌疑は晴れていませんが、問題の大きなところは防疫の初動です。

    その失態を隠すための大騒ぎであるというのに納得はしましたが、納得はできません(笑)。だって、仮にも国家主席ですよ。

    本当に本当に、それだけのことであるなら、日本としてはこのことを契機として有事対応の法整備、体制作りに取り掛かるということですわね。

    1. 心配性のおばさん より:

      自己レス失礼いたします。また少し考えて見たのですが、根拠がはっきりしない情報で右往左往するのは、ムダであり愚かですが、逆も言えると思います。
      つまり、TVにご出演のお医者様方が、おっしゃるところの「インフルエンザより重症化しない」とか、「日本は医療制度が整っているので中国のような状態にはならない」とかも根拠がないのではないかと。
      未知のウイルスなのですよ!私たち一般人はそれこそ「おかみを信じて」冷静な行動とるべきかもしれませんが、おかみ(政府、医療関係者)はその逆に最悪を想定して行動すべきと考えます。
      中国や半島は、その「おかみを信じる」環境にはないらしい。それは、わかるような気がいたします。
      日本国内は大きな不安を抱えながら、今のところ「おかみを信じて」冷静を保っています。
      そのおかみが信じられないような失態(アンケートとか、検査の武漢しばりとか)をするたびに、私の信頼はともすれば、中国や半島のようになりますの。

      さて、沸きあがる不安や怒りを押し殺して、安倍内閣にはこの危機を機会にしていただきたいと考えています。国防に関与する外務省、防衛省、そして厚労省には、具体的な危機管理体制を準備していただきたいです。今回は検疫でしたが、身近にはテロ対策、こちらでは半島有事がよく話題になりますが、このパンデミックはひょっとするとですが中国体制崩壊の引金になるかもしれません。
      その場合の邦人救出は?難民対策は?防衛範囲と基準は?憲法改正を待っていられないほど東アジアは緊張しています。

      緊急事態法、たとえば、期間限定として緊急時には臨時の法を閣議決定できるとかは、すぐ必要になります。

      1. ケロお より:

        心配性のおばさんさま

        >そのおかみが信じられないような失態(アンケートとか、検査の武漢しばりとか)
        失態にしか見えないことは事実です。アンケートしかできないのは、平時から検疫官の人数が少ないという事情があります。検疫担当者を増員すればもうつこしマシな対応が可能ですが。検疫やったことがない人に、「新型ウイルスで人手が足りないから明日から検疫やってね」ってわけに行かないのです。採用や訓練など数年かけて体制を強化しないとダメです。現場の人は危機感を持っていて「検疫担当を増やしてほしい」、「こんな人数じゃなんかあったとき対応できない」と声をあげても、組織あり方を変えるような意思決定はすぐにはなされないのが実情です。これは政府レベルの話ではないのです。担当省庁と国会の専門委員会レベルでキッチリ議論してすすめる話です。本来、「検疫にもっと予算をまわさなくて大丈夫ですか?総理!答えてください!」みたいなことをできる野党がいれば、もう少しマシなんですが。
        検査の縛りも、検査体制の拡充と平行して進めないと難しいのです。検査の縛りを緩める速度と検査可能数を増やす速度のバランスです。これいついて批判するなら、保健衛生行政や衛生担当技術員の不足を批判するほうが正論です。しかしながら、やはりこれも、そのすぐ上の担当省庁とかが平時からなんとかしてくれていないとダメなのです。
        結局のところ、国家予算の配分を決定できる財務省に、いろいろな現場レベルの窮状を担当省庁が訴えても、「予算ほしいから言ってるだけだろ、いいから働け、予算は減らすけど今まで以上に働け」って返されてしまって、手も足も出ないんです。

        1. 心配性のおばさん より:

          ケロお様 レスありがとうございます。

          >現場の人は危機感を持っていて

          ええ、それは、よお~く分かります。ですからね、私か腹を立てたのは、政府にであって、現場ではありません。「日本を守る」とおっしゃって、私もこの政権しかそれを期待できないとしていた安倍政権の一角(加藤厚生大臣の事です。怒)の覚悟のなさです。
          彼は、どのような気持ちで厚生大臣を拝命したのかしら?国防を担うのは、なにも防衛省や外務省だけではありません。厚生省もそのはずです。
          厚生大臣としてこのような危機は想定しておかなくてはならないシナリオであったはずです。あら嫌だ。また腹が立ってきた(笑)。

          >みたいなことをできる野党がいれば、もう少しマシなんですが。

          野党に期待するのは時間と労力のムダというものです(笑)。むしろ、彼らに票を入れた私どもに非があると考えるほうが建設的です(笑)。

          >いろいろな現場レベルの窮状を担当省庁が訴えても、

          ウーン、結局はそこに行きつくのですね。財務省が権力を持ち過ぎている。
          システム改革が急務と言うことですかしら?
          アメリカはどうなのでしょう?参考にはできませんかしら?

  29. CB223 より:

    ケロお 様

     何度か読み直すうちに、数か所で笑い出してしましました。
     お見事です!
     理系の人が書いた文章とは思えない、と思わせておいて、でも理系の人でなきゃ書けない内容ですよね。小生も妻に読ませます!

     で、夜も更けたので「寝よう」と思ったところで、驚くべき(呆れる)記事がありました。yahooをホムペにしている方々は既に目にしていると思いますが・・・

    「エアロゾル」で新型に感染?超特大の宴会で拡大か
    https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20200210-00000072-ann-int
     実は今、中国のある伝統行事が大規模な感染拡大につながった疑いがあると指摘されています。それは4万世帯以上による大宴会。先月18日に武漢で行われた春節の到来を祝う「万家宴」です。中国南部の伝統行事で各家庭が自慢の手料理を持ち寄って皆で食べるというもので、今年も4万世帯以上が参加したといいます。この時、武漢市当局は41人の感染を発表し、ヒトからヒトへの感染は排除できないとしていた時期でした。しかし、宴会は予定通り行われたのです。

    まあ、良くも悪くも「大陸的な人たち」「アバウトな人たち」なんでしょうね。中国の人たちは!

  30. 還暦過ぎたエンジニア より:

     党の幹部なら、下っ端国民の免疫より、まず自分たちでしょう。まずは、党の no.10? くらいから現地視察して感染を恐れず激励する姿を見せる。視察者が感染しないで、免疫が有効であることを確認後、トップの現地視察。大躍進政策、文革、天安門と続く歴史を見れば、それくらいしかねない。
     ドクターの方々は、様々な要素から生物兵器ではないと判断されています。しかし、完成版でなく、開発途中の出来損ないウィルスが流出した可能性は否定できないでしょう。

     私もこんなことを信じているわけではありません。しかし、彼の国に対してはつい妄想をしてしまいま
    す。秘密主義を続ける限り、こうして痛くもない(ホントは痛い?)腹を探られつづけます。しかし、チェルノブイリ原発事故がソビエト崩壊のきっかけの一つでもあることを考えると、それでも党は隠し続けるでしよう。それがいつまで続くことか。東アジア大陸では、政変、王朝交代があると、往々にして国内で大虐殺が起きています。それだけはやめてほしいものです。

  31. ケロお より:

    楽しんでいただけて良かったです。中国の人たちの置かれている状況を考えると不謹慎かなという思いもあったのですが、こういうときでも、自由に議論したり、気楽に意見を言えるのこのブログは貴重だと思います。
    質問とかは、ちょっとずつお答えさせていただきます。すみません。
    どうでもいいけど、リンク貼った論文では「nCoV-2019」なのに、世の中では「2019-nCoV」なんですね。気が付かなかった。正式名称はまだだろうか。

  32. りちゃ より:

    ケロおさん。価値ある記事、たいへん興味深く読ませていただきました。

    ただ、よくわからない点があります。

    >> 左が樹の根元で枝分かれしながら右に伸びてます。
    >> 近くの枝が遺伝的に近縁であることを示します。
    >> 赤字が武漢ベータコロナウイルス(BetaCoV/Wuhan)5株
    >> と近縁のコウモリ由来ウイルス(Bat CoV RaTG13)です。

    >> わたしの見解としましては、nCoV-2019は人工の
    >> ウイルスではありません。偶発的に人に感染したコウモリ由来のウイルスです。

    こういう話なら「コウモリ怪しい」って話がいろいろ飛んでそうだが
    現状はそうなっていない・・・・不思議

    1. りちゃ より:

      コウモリの話は出てました
      【感染症】中国に出現した新興コロナウイルスの分析 | Nature | Nature Research
      https://www.natureasia.com/ja-jp/research/highlight/13204

    2. ケロお より:

      りちゃさま

      ある程度以上の知識がある人の中では、「断定はできないけど、おおもとはコウモリだろう。コウモリとヒトをつないだ中間媒介動物はなんだろうか?」という前提になっているのです。ハクビシン(ジャコウネコ)、タケネズミ、ヘビ(?)、センザンコウなど。ひょっとしたらコウモリからダイレクトかもしれないし。ちなみに、MERSではラクダでした。
      コロナウイルスに関しては、野生動物ではコウモリから見つかっている例が多く、その他は家畜かヒト。鳥とか飼育されていた野生動物もあるけど今回のウイルスとはちょっと遠縁です。
      コロナウイルス以外だとネズミとかも重要参考人になってはきて、種の壁のこえやすさでは猿も危ないかな。

      報道するメディアが前提を理解していないので、報道だけ見てるとなんか不思議な感じになってしまうのだと思います。

      1. りちゃ より:

        ケロおさま。丁寧な解説ありがとうございます。

        それともう1つわからないのは「生物兵器」と思いっきり言ってますが、
        この場合「コウモリからたまたま今回のコロナを入手した」
        「以前のコロナを改造して作った」などの方法があると思うのですが、
        こういう場合、どうやって能力を実験するイメージなのですか?

        バイオ専門家ならマウスの実験とかを目にする機会もあると思うのですが
        ウイルス能力を試す実験ってどんなイメージですか?

  33. はにわファクトリー より:

    すでにご指摘のかたがいらしたら気づかずすみません。TIME誌2020年2月17日号表紙、イケてますね。李文亮医師を悼んだTwitter投稿や、エチオピアのポチ男な彼を揶揄するTwitter投稿ももかなりなことになっています。

  34. 匿名 より:

    ご参考までに。

    アメリカでは、着々と情報が公開されているようですね。

    http://blog.livedoor.jp/kaikaihanno/archives/56413509.html

  35. 無言 より:

    興味深く拝読しました。
    最後の兵器としては…という所ですが、
    致死を目的とした対人兵器としてはダメなものだとしても、
    対流通・対経済兵器としては
    大変な効果がある事を中国自身が証明しているとも思えます。

    特に戦争中に相手の後方に対してこれを攻撃手段として用いれば…。
    何の用途に使うつもりだったかによって、その評価は分かれるでしょう。

  36. ブリジット より:

    ケロお様

    陰謀論も含めてなるほどと思える内容ありがとうございました。

    コウモリが由来で思い出したのですが、コウモリに噛まれた人が狂犬病だったというアメリカのドラマがありました。
    今回のコロナもコウモリ説が高いみたいですが、コウモリ自体は何でウィルスに影響されないんでしょう。共存出来るなら、最強だなと。
    コウモリを使って最強の薬とか作れないのか⇨冗談です。
    日本でもコウモリって見かけますので、怖いなぁ。シロウトの疑問失礼しました。

  37. 匿名 より:

    陰謀論、面白かったです。まあ、やっても旧日本軍の細菌戦みたいな結果に終わりそうですけど。

    カオリンも日経BPから他に移ってたんですね。通りで最近そっちで見かけないと思った。鈴置さんもNETアイ プロの視点の頃はどちらかというと中国痛って感じだったんですよね。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%81%8C%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC
    「そんな韓国の共同行動への呼びかけは、日本にとっては「一人で漂流するのは怖いから一緒に漂流してくれ」という「溺者の誘い」に映る。」とか書き出した頃から韓国批評の鋭さが際立ってきたような記憶があります。
    https://web.archive.org/web/20080518134717/http://www.nikkei.co.jp/neteye5/suzuoki/20070928n5a9s000_28.html

  38. 匿名 より:

    バイオ兵器の実戦準備。それじゃあ 春節で大量に日本へ送り出してるし 日本人にも免疫をつけさせてくれてるのかも。ニッチュウで世界征服だね。大東亜共栄圏復活。安倍さんが中国に忖度するはずだわな・・。国賓招待も読めた。

  39. namuny より:

    武漢での死者はすでに1万人を超えているという証拠が出てきました。

    https://www.taiwannews.com.tw/en/news/3874013

    上を見てからこちらを見ると、こちらの情報の信ぴょう性もそれなりに高そうに感じます。

    https://www.epochtimes.jp/p/2020/02/51595.html

    中国からの感染者数、死者数の発表情報が作り物である確率は非常に高いように感じます。

    1. りょうちん より:

      衛星に関してはデマです。

      そもそも武漢は人口の多い工業都市で、石炭暖房も多いです。
      https://togetter.com/li/1467725

      まあWindy.comは楽しくていろいろ遊びましたが、科学的なデータを得られるような性質のものではありませんでした。

  40. りょうちん より:

    週末のバラエティニュース番組は、ダイアモンドプリンス号一色の感がありました。
    ダイアモンドプリンス号自体が日本のシミュレーションなんだろうなあと思っていましたが、中の人の話を聞いていておやと思ったのは、診察を希望しても何時間も待たされるという談話でした。

    https://www.asahi.com/articles/ASN275T42N27UTIL02P.html
    防衛省、クルーズ船に医官5人派遣 自衛隊員40人も

    数人単位では、まったく需要に追いついていないのでしょうか。

    いつもならOTCで片付けていた風邪患者が医療機関に殺到する未来が幻視されます。

    1. りょうちん より:

      こんなネタまで・・・。

      https://togetter.com/li/1467935
      【悲報】崎陽軒さんのシウマイ弁当4000個、消費期限切れでダイヤモンドプリンセス号の乗客に届かず

      たった4000人のロジが破綻している事実。

      1. ケロお より:

        ロジステックスが破綻しているというか、シウマイ弁当屋さん側が「限られた人員で、個室に軟禁状態の4000人に弁当を配る」という作業が何時間かかるか想像ができていなかったのではないでしょうか。

        >12日に寄付されたシウマイ弁当の消費期限は同日午後4時だったため、消費期限を過ぎての提供は困難だ。シウマイ弁当は1食860円(税込み)で、提供された4000食は344万円相当だった。
        >崎陽軒の担当者は、取材に「搬入後の状況につきましては現状、分かりかねます」と困惑気味に話した。

        しらべてみたら、消費期限は非冷蔵で製造から17時間。シウマイ弁当屋さんは午前中に届けたという話なので仮に11:00に船にと届いたとしても、すでに製造から12時間経過した状態ということですね。昼飯用の消費期限のものを昼前に届けるのは通常なら正しい配送時間ですが、ちょっと想像力を働かせれば「船内で配布するには時間がかかるかもしれないから昼飯用の弁当は朝イチで4:00とか6:00に届けないと間に合わないかも」と思いつきそうなものです。
        もしくは、受け入れ側が、「食べる予定時刻の6時間前までに届けてください」とおねがいすれば良かったのだと思います。

        いずれにせよ、定型業務を回すのでいっぱいいっぱいなところに非定型業務をぶちこむのは、社会人的常識だとにはNGではないかと。善意の有無にかかわらず、急に降ってきた面倒な仕事となってしまうと思います。ロジはぎりぎり回ってたと思いますよ。善意の申し出だからむげにできずに、結果的に無駄になっただけで。こういうののマネジメントってクッソめんどくさいので、結構マジでありがた迷惑あったと思いますよ。

  41. りょうちん より:

    https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-02-13/Q5M3VZT0G1KZ01
    「死者数は遅行指数」、SARSよりインフルエンザと比較を-専門家

    特に新しいニュースはありませんが、

    新型肺炎の感染者数・死者数は「臨床的」基準が怪しく、まったく当てにならない。
    中国政府は武漢市への海外の専門家の入市を許可していない。

    という事実が追認。

    https://www.fmprc.gov.cn/mfa_eng/xwfw_665399/s2510_665401/2511_665403/t1743480.shtml

    で例のオバサンが、

    Q: An international team of experts led by the WHO is coming to Beijing to help tackle the outbreak. Do you have any information on if there’s any American experts among them?

    A: Acting in an open, transparent and responsible way, China has been sharing information and strengthening cooperation with WHO and the international community to jointly safeguard global and regional public health security.

    With regard to the WHO expert group, as far as I know, the advance team will arrive in Beijing today to discuss specific arrangements for the China-WHO joint mission. I’d like to reiterate that we welcome all foreign experts including those from the US to join. I would refer you to the NHC for more details.

    ———————————–

    実に外交官らしい物言いでアメリカ人の専門家が入市するのを制限しているとはいわないで誤魔化していますw
    WHOは実に「便利」ですねえ。

  42. 匿名 より:

    ダイヤモンド・プリンセス号に関して、まだ入国していない、日本国船籍ではないから法令が及ばない、などと仰る方が一部におられますので、あらためて海洋に関する国際法「国連海洋法条約」(正式名称:海洋法に関する国際連合条約)について記述します。
    ①領海(12海里以内)においては沿岸国の法律が適用されます。
    ②沿岸国の安全を害しない限り無害通航権が認められます。
    ③しかし、衛生上の法令に違反する人の積込み又は積卸し、は安全を害するものとされます

    特に様浜港・東京湾は「内水」であり領土とほぼ同じ扱いであり、日本国法令があまねく適用されます。例えば本船が横浜停泊中にカジノを開けば賭博罪、賭場提供で刑事事件となります。公海上であれば船籍国の法律が適用されます。従って、12海里離れればアメリカ船籍はOKでも、日本船籍では公海上でもバクチはご法度です。

    我が国では今月2019-nCoVを「指定感染症及び政令で定める検疫感染症」とし、現実に本船で当該感染者が発生していることを踏まえれば上記③に抵触するおそれ有り、からダイヤモンド・プリンセス号の無害通航権は失効中と解することが出来ましょう。

    (本件関連の国連海洋条約抜粋:日本語)
    https://www.meti.go.jp/policy/anpo/kanri/catch-all/shingikai/da2wg/shiryou5.pdf
    (原文全文300条以上有ります:英語)
    https://www.un.org/Depts/los/convention_agreements/texts/unclos/UNCLOS-TOC.htm
    日本の関連法規:領海及び接続水域に関する法律
    https://www1.kaiho.mlit.go.jp/JODC/ryokai/houritu/sea.html

    なお、軍艦、日本の自衛艦はその正当な所属旗を掲げて居る限り、旗国以外のいずれの国の管轄権からも完全に免除されます。艦船にとって国旗、軍艦旗は極めて重要です。(条約32条)

    さて、ご存知の方が多いでしょうが、検疫(quarantine)の語源は、14世紀ヴェネツィア共和国で黒死病の潜伏期間に等しい40日間(quarantena)、疑わしい船を強制的に停泊させるとの法律からです。現在では(quattordici)14日間でしょうかね。

    1. りょうちん より:

      なるほど、勉強になります。

      >ケロおさま

      なんで断らなかったのかなあというのが疑問ですね。
      最初から無理なら、こうやって騒がれるのも予想の範囲だと思うのですが。

      医官が5人では回らない船内になっていそうですが、医者が診察する時間なんてどうせ船内でできる検査などほとんど無い以上、限られたものでしかないはずなのに、診察まで数時間待たされるというのは、診察以前のシステムが回っていないと推測されます。
      もう「実験」は充分だと思うので、搬出フェーズに入ったようですが。

      1. ケロお より:

        3-4千人のる船だから船医さんが4-5人はいたんじゃないかと思っていたのですが、そういう情報は見つかりません。この人数規模だと医師+スタッフで数十人が必要ではないかと思うのですが。学校や会社の集団健康診断だって、100人被験者/10人スタッフくらいで回して、3時間くらいかかりますよね。問診とかメンタルケアにも時間をかけなくちゃいけない状況だから10人くらいじゃあ、数日かけて全員ひとまわりくらい?おわったら2回めの検診。エンドレスですね。

        1. りょうちん より:

          医官5人は、自衛隊の応援です。
          クルーズ船の船医は半分リタイヤ組ではないですかねえ。

  43. 匿名 より:

    ご参考までに。

    欧州のウィルス専門家、新型コロナウィルスに「消すことのできない人工的痕跡」

    https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.epochtimes.jp/2020/02/51700_amp.html%3Fusqp%3Dmq331AQNKAGYAaS1gerG6crcbQ%253D%253D

  44. りょうちん より:

    この人、中国本土を離れて中国がどういう国か忘れてしまったのかなあ・・・。

    大紀元なんかのインタビュー受けて、

    >80代の両親と他の親戚、兄弟は皆、都市封鎖措置が実施された湖北省黄岡市と武漢市に住んでいます。

    とか言って、

    >アメリカには、世界トップレベルのウイルスや伝染病の研究者がいます。アメリカ政府は、新型肺炎の感染拡大を阻止するために、中国や国際社会に協力する義務があると思います。

    とか、もう無邪気すぎる発言は、「しむらー」と言いたくなる心境です。
    発生場所が中国以外だったら、とっくにCDCの敏腕科学者が米軍機で駆けつけて現地でバリバリ仕事してますよ・・・。

    そして、この発言は事実上、中国の研究所での遺伝子操作を示唆しているようなものです。
    SARSワクチンの開発をしようとしたのでは・・・というのはダメコンなのかなあ。

    1. りょうちん より:

      前のコメントは

      >匿名
      >2020/02/14 at 11:30

      サマあてでした。
      同じ大紀元で、
      https://www.epochtimes.jp/p/2020/02/51755.html
      湖北省2地区、戦時管理を実施「外出禁止」生活用品は政府が配達

      実際のところ、もうこの二省以外の中国の各都市、日本なども同じ状況だと思うのですが、日本にはこんな便利な戦時法はありません。
      やるなら官邸主導の超法規的手法しかなく、意外と、「桜を見る会」なんてくだらない事案ではなくて、こっちの「戦争責任」による内閣辞職の可能性の方がよっぽど高くなるかもしれません。
      超法規的手法を採ることによる責任を回避するような安倍首相ではないでしょう。すっから菅とは違って。

      1. 還暦過ぎたエンジニア より:

        りょうちん 様

         名指しして失礼します。一週間ほど前に私は

        >(あと「コロナウィルス、まだ慌てる時間じゃない」の「まだ」というのも、気になりますが。)

        と書き込んだのですが、

        >実際のところ、もうこの二省以外の中国の各都市、日本なども同じ状況だと思うのですが、

        ということは、「もう」慌てないといけない状況であると考えている、ということでしょうか?

         立っていた人がいきなり卒倒しする、なんてのは「復活の日」を思わせます。
        変異したのか、ウィルスと相性が悪い人なのか—。

        1. りょうちん より:

          いや、不顕感染とか風邪で片付けられている症例がもう町中にわんさかいるだろうという意味です。
          実際に死亡率が高くて大騒ぎすべきなのかどうかは、「これから」わかると思いますが、死亡率が高かろうが低かろうが、できることを淡々とやってくしかないと思います。

        2. ポプラン より:

          還暦過ぎたエンジニア様
          りょうちん様

          「死亡率が高かろうが低かろうが、できることを淡々とやってくしかない。」
          ということですね。
          人の死に対しての感覚が人によって違うのが、議論のすれ違いになっているのかなと思います。

        3. 一見さん より:

          >>まだ慌てる時間じゃない
          このお話のタイムスタンプを見ると公開されてからまだ10日も経ってないんですよね。
          皆様の話が速くて情報量タップリですのでもっと時間が経ったものと錯覚していました
          その後はクルーズ船の状況に皆が注目してる隙にポツポツと各地で感染者が出てきました。
          我が麗しの故郷千葉県からも首都圏への電車通勤者から一人発生とか気になるニュースが出ております。
          後10日後、更に20日後にはどのように状況が変化してるかちょっと怖いですね。
          (勿論自分で出来るような対策は出来る限りはやってるんですが、地元での車通勤ですし。アレ?私の勤務先のお得意様の内の一社はファーウェイだったような気が??)
          自分のお住まいの県の感染症内科の病院・クリニックの検索結果くらいはブックマークしとくと少しは安心できるかも知れません。

      2. 名無しA より:

        >もうこの二省以外の中国の各都市、日本なども同じ状況

        ⇒ 日本人も米国、豪州から出禁食らいそうですね。
         

         

        1. りょうちん より:

          それぐらいの目に遭わないと、検疫体制の見直しなんてやらないでしょうねえ。

    2. ケロお より:

      CDCも今回やらかしてしまってるんですよね。コロナのRT-PCR、国内用200キットとそれと別に外国36カ国配布用(数十から数百キットくらい?)が「機能しない」ので作り直しです。新しく作って届けられるのはいつになるか未定。
      https://www.cnn.co.jp/usa/35149363.html
      結構な大チョンボなんだけど、報道が少ないように思えます。安倍政権の些末な瑕疵は無限の時間を費やす勢いなのに、本当に大事なことは報道しないマスゴミにはウンザリです。

      プライマーの配列間違えてしまったのかな?もしくは激安プライマー合成に頼んで不良品にあたったか。

      1. りょうちん より:

        「DNAシーケンサー」なんていうとSFオタにはたまらんガジェト感。
        ギブスンかスターリングかなんかの小説で、コンピュータウィルスかなんかで、DNAシーケンサーをハッキングして、猛毒のウィルスを作って敵を攻撃するなんてネタがありました。
        コンピュータウィルスで、濃縮ウラン用遠心分離機を破壊は実話だから怖い。

        1. ケロお より:

          りょうちんさん

          「次世代DNAシーケンサー」とか「第3世代DNAシーケンサー」とかいうワードもぐっときますね。
          分かる人にしかわからないけど、昔はシーケンス反応後の電気泳動ゲルをX線造影してから、人力で1塩基ずつ読んでしたですから。2人1組でX線フィルムから塩基を読み上げる役と、PCに打ち込む役が必要なんですよ。たった4半世紀(?)まえの話です。
          いまは、たった1分子のDNAの塩基配列を自動で解読できるようになりました。PCR増幅とかシーケンス反応とか一切なしの、ガチの1分子ですよ。ナノポアシーケンサーヤバい。ナノテク+バイオ。
          https://nanoporetech.com/jp/how-it-works
          たぶんちょっとした改良でRNAのダイレクトシーケンスも原理的に可能だから、ネット接続して相同性解析を自動化すれば、ウイルスを含むサンプルをかんたんな下処理して、RNA用改良ナノポアシーケンサーにかけるとその場でウイルス種の診断ができるようになります。

          SFがリアルの技術開発速度に追いつけていないくて、SF作家の想像力より技術者の開発力が上回っている状態ですよ。
          SF作家さんは勉強することたくさんありすぎ。

          先輩と一緒に「A,T,T,T,T,C,A…..」、「ATTTCA?」、「ん?A、TTTT、CAだよ、T4つ」なんてやってたのが懐かしい。

  45. 匿名 より:

    安倍さん、孤軍奮闘ですね。反対する人達って、目が雲ってて何を優先すべきか見えていない。足を引っ張っていますね。

    https://anonymous-post.mobi/archives/19702

  46. 老害 より:

    新型肺炎、来年、再来年も発生の可能性(コロナウイルスを発生・拡大させる中国の衛生環境)
    https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59329

    タイトルの根拠になる内容が書かれているかどうかは分かりませんが、中国が環境面で大きな問題を抱えたままなのは確かなのでしょう。毎年こういった騒動を繰り返すことになるのは勘弁してほしいですが。

  47. 名無しA より:

    しつこいようですが「中国全土からの入国禁止」は早期にやって
    おくべきだったのではないですかね。それで今出てきてる
    国内感染が防げたわけではないですが。

    入国規制拡大に限らず、クルーズ船対応を見ていても
    「甘く見てたら、感染力が予想以上に強くて、あたふたしてる」
    ようにしか見えないんですよ。その結果、国民が政府の対応能力に
    疑念を持ちつつある、パニックにつながりかねない事態だと
    思います。

    新しい感染症には「わからない時点では過剰に対応、わかって
    きたら緩和」で良いのですよ。まあ今更仕方ないので、
    国内感染を前提とした医療体制の整備はしっかりやってもらいたい。
    あとは夏場に収束するまで我慢するのみですね。

    1. りょうちん より:

      2009年にストレステストを施行済みですw

      1. 名無しA より:

        新型インフルの時ですね。

        これから3か月くらいは医療関係の方は大変だと
        思いますが、よろしくお願いします。

        自分はリタイアの身なので、引きこもります。

    2. とある福岡市民 より:

      名無しA様

      > しつこいようですが「中国全土からの入国禁止」は早期にやっておくべきだったのではないですかね。

       気持ちはわかりますが、それをやっても流行を数日遅らせるだけの効果しかありません。フィリピンと北朝鮮の例を挙げておきましょう。

       フィリピンが「中国からの入国禁止」を春節前に発表した時、「ドゥテルテ大統領は国民の命を守った英雄だ。支那に媚びる安倍は人殺しだ」という声がヤフコメで溢れかえってました。
       ところが、中国から香港経由で入国した人が持ち込んじゃったのです。感染者は3名ですが、フィリピンの医療はレベルも体制も悲惨なのでまともな治療が出来ず、すでに1人亡くなりました。今では「ドゥテルテは国民の命を守る気がないのか」と国内で批判されてます。

       北朝鮮は中国との貿易を禁止し、鎖国しました。右翼を自任する高須克弥先生が珍しく絶賛してましたが、残念ながらこの方、経営者や美容整形の医師としては大人物ですが、感染症の知識がアップデートできておらず、朝鮮ウォッチャーとしてはこのブログの読者に及ばないのですね。
       北朝鮮のコロナウイルス感染の実態はよくわかってません。しかし、感染疑いで強制収容所にて隔離された人が脱走したところ射殺された件、中国から帰国後に隔離された政府職員がこっそり銭湯へ出かけたために銃殺刑に処せられた件により、少なからず感染者がいると推測できます。今後は症状が出ても当局に申告せず、中国との密貿易や国内の闇ルートを通じてヒト、モノの流れと共にウイルスも広がるでしょう。

       以前書いた事の繰り返しになりますが、新興・再興感染症に備えてあらかじめ医療体制を整備する事は各国の医療保健行政に課せられた「宿題」です。フィリピンが入国拒否を早々と出したというのは「国内の感染症対策ができてない」=「先生!宿題やってませーん!お手上げでーす!」と言ってるのに等しいのです。
      また、コロナウイルスは風邪のウイルスですから、かからないようにする方法はありません。しかし、十分な栄養と睡眠を取って体力と免疫力をつけておけば、感染したとしても自己免疫で治せます。国民に十分な「栄養」が確保できないから感染疑いは射殺する、など論外です。
       なお、ロシアは入国拒否と感染疑い者のシベリア送りで感染者が少ないという記事がありますが、ロシアの情報もこれまた信用できませんので参考にしない方がいいです。

       「フィリピンは中国便だけを拒否したから、北朝鮮は中国と国境があるから防げなかった。日本は島国だから疑わしい国全ての便を拒否すればウイルスは防げたはずだ」と考えが出るかもしれません。そうなると究極には鎖国する事になります。グローバル社会で人の流れを完全に断ち切るのは非常に難しいですが、やろうと思えばできるでしょう。
       鎖国すればコロナウイルスの流入は防げるでしょうか?

       ……残念ながら防げません。コロナウイルスは人畜感染症です。中国から飛来する渡り鳥がウイルスを運び、飛沫感染、接触感染によりヒトに感染する可能性が高いです。インフルエンザウイルスはそのようにして日本へ運ばれております。逆に日本のインフルエンザウイルスも渡り鳥を介して海外へ運ばれていると思われます。

       グローバル化が進んだ時代に生きる私達は、日本史上最も豊かな生活を送っています。
       一般市民でも欲しいものが有ればクリック一つで予約し、全世界から品物を取り寄せる事ができます。前近代でこれができた人は織田信長と豊臣秀吉くらいです。
       反対に自前の通販サイトを立ち上げ、流通業者と提携し、外国語にも対応するよう努めれば、地球の裏側へ品物を届ける事ができます。その気になれば賃貸オフィスとパソコンだけで、呂宋助左衛門、高田屋嘉兵衛のような全国や海外をまたにかけた大商人になれます。
       情報やアクセスが充実した事で海外旅行が身近になり、世界一周旅行さえ手軽にできるようになりました。クルーズ船による世界一周もすっかりポピュラーですね。パスポートの申請がなかなか下りず、海外旅行が高嶺の花だった昭和30年代から見れば隔世の感があるでしょうし、命懸けの航海で唐に渡った遣唐使の留学生の思いなど想像すらできないでしょう。
       全世界のいいものが手軽に手に入り、こちらからも発送でき、行きたいところに行ける。それは裏返せば、局地的な流行で留まっていた感染症もあっさり全世界へ拡大する弊害もあるという事です。いい事ばかりではありません。しかしグローバル化の波を止める事は誰にもできませんし、拒否する事もできません。恩恵だけ受けて弊害を拒否する都合のいい方法はありません。
       それならばグローバルによる恩恵はきっちり受けて利益や情報を蓄え、それを弊害である感染症の対策に振り分け、いざ発生した時は情報に基づいた冷静な対処を行う、という道を選ぶより他に無いのです。

       幸い、今回は「感染力は強いが毒性の低い」ウイルスです。全世界からおいしいものを集めて十分に栄養を取り、全世界の情報を集めて対策を練り、十分に睡眠を取って免疫力をつけ、ウイルスに感染しても跳ね返せるようにして行こうではありませんか。

      1. 匿名 より:

        とある福岡市民様

        科学的知見に基づいた論理的なコメントをいつも興味深く拝読しております。
        重箱の隅をつつくようで恐縮ですが、お伺いいたします。

        > 十分な栄養と睡眠を取って体力と免疫力をつけておけば、感染したとしても自己免疫で治せます。
        「自己免疫」とは自己成分に対して免疫応答することの意味ではないでしょうか。ここでは「個体の免疫力」という意味でお使いだというのは文脈で理解できますが。

        > コロナウイルスは人畜感染症です。
        人獣共通感染症というのが一般的な用語ではないでしょうか。

        1. とある福岡市民 より:

          匿名様
          ご指摘いただきありがとうございます。概ね書かれている通りです。
          自己免疫、ではなく「自分の免疫力」と書くべきでした。
          また、人畜感染症は人畜共通感染症の誤りです。共通が編集中に欠落してました。訂正いたします。

  48. りょうちん より:

    https://breaking-news.jp/2020/02/14/053021
    高須院長に暴言吐きツイ消し 医師のHisada炎上「新型コロナ怖くない」

    あーあ。
    高須院長のイタイところなんて、指摘する方が野暮なんですが。
    サイバラのマンガ見てれば、親しい人もウンザリしているのがわかるのに。

    1. とある福岡市民 より:

      りょうちん先生

       Hisada先生の書き方もまずかったと思いますよ。無能共産党のまずい対応のせいとは言え、死者は出てるわけですから「コロナウイルスは怖くない」というのは言い過ぎです。まあ、私も「パニックになった人間の方がウイルスよりよっぽど怖い」とは書きましたけど。
      「怖いけれど今のところはインフルエンザと同じ対策でいい」くらいにしておけば良かったのではないかと思います。

       老害、と思うのは人の勝手ですが、公開するものに書くのは良くないですね。海堂尊先生も病理学会のお偉方の悪口をブログで書いたせいで病理医を辞めざるを得ず、持論であるAutopsy imagingの公費化から離れる事になったそうです。
       あれだけの文才を持ちながら実にもったいない。口は災いの元ですね……私も気をつけます。

       名無しA様へのコメントでも書きましたが、高須先生が大人物なのは間違いありません。技術、人脈、人情の機微、流行への嗅覚という、ビジネスの成功に欠かせないものをお持ちですし、バッシングを受けてもへこたれないパワーやエネルギーがすごいです。皇室への敬意も篤く、息子さん達も独立させるように育てており、紺綬褒章を繰り返し受ける程のの寄付をしてます。どれを取っても私は足元にも及びません。
       ただ、発信力が大きいからこそ、感染症やコロナウイルスについての情報をアップデートした上で冷静な対応を呼びかけていただきたいですね。人は不安になると悪い方の情報を選ぶ傾向がありますから、高須先生が冷静でないとフォロワーさんがパニックになります。

  49. 名無しA より:

    ◆新型肺炎】米政府、クルーズ船から自国民救出へ
     チャーター機準備
    https://www.asahi.com/articles/ASN2H42NSN2HUHBI00T.html

    本当なら、米国政府からダメ出しされたということかな。
    まあ培養器みたくなってる可能性高いので、船内の人数は
    減らした方がいいでしょう。

    日本人の入国制限も時間の問題かもしれない。

  50. ドイツ在住のおばさん より:

    りょうちん先生、ケロお様、コメント欄の皆様、コロナウィルスについて本当に最良の情報をご提供頂いて、まずは厚くお礼申し上げます。

    さてこちらドイツ、夫の勤務する会社では2月14日付、インドを除くアジア全域(勿論、日本も含まれます)への出張・旅行の中止が通告されたそうです。そしてクリーンルームではマスクは一人、1日、1個に限定、今までのように出入りの度に新しいマスクは使えなくなりました。半導体工場内でもマスク不足懸念が高まっているようです。一般市中でもマスクは完売。とはいえ、私の住む人口50万人の街で、今日までただの1人もマスクをした人は見ません。大学があり、中国人留学生が沢山おりますので、彼らが買い占めて、中国へ送った?というのが私の推理するところです。ドイツの片田舎の薬局ならあるかも?でも大学のあるような所ではマスクは完売、DIY、ホームセンターの粉塵除けマスクも全部、売り切れています。

    どこのコメントで見たのか忘れたのですが、栗の話です。シーズンになるとスーパーなどで売り出される生栗から加工品まで、ドイツでは栗はほとんどがイタリア産です。シシリアに旅行した際、あちこちで栗畑を目にしました。中国産の栗に代わって、イタリア産の栗もあるかもです。

    さて国内のウィルス騒ぎにもかかわらず、いえ却って?尖閣、台湾領空、中国軍の活動は相変わらず。2月3日付け、ニューヨークタイムズに人民解放軍 senior colonel, Zhou Bo なる人物がオピニオン欄に” China and America Can Compete and Coexist” なる寄稿をしています。https://www.nytimes.com/2020/02/03/opinion/pla-us-china-cold-war-military-sea.html
    こんな時期だからこそ?強面を保ちたいところなのでしょうか。ご参考まで。

  51. ドイツ在住のおばさん より:

    ひとつ、書き忘れました。老害様の中国の環境問題へのコメントについて。中国人の衛生観念の無さは理解の域を遙かに超えます。いつ、どんな病原菌が湧いて出てきても全く不思議ではないでしょう。幼児用の股割れズボンというのをご存知ですか。子供がしゃがむとズボンが割れて排泄物はその場へ。終わって立ち上がるとズボンは元通り、子供は平気で立ち去ります。実際に目にした時は「これが話に聞く股割れズボンか」なんて感心したのですが、お尻を拭く?手を洗う?そんな衛生観念ゼロで子供は育つのです。

    中国のトイレのひどさ、老害様が参照なさった記事に出ている写真のトイレはごく普通。田舎の村共有のトイレなどといったら・・・。チベットの片田舎で、着飾った中国人女性観光客数名が笑いさざめきながら出てきたトイレの建物、入れ替わりに入ろうとしたら、汚物で濡れた床、その床にずらっと開いている幾つもの穴、あの床に平気で足を踏み入れ、皆様、平気で連れしょん?出来る衛生感覚、到底、理解できるものではありません。トイレ内を一目見た私と、一緒だったチェコ女性、一歩だって入れるような床ではありません、二人で繁みを探しに行きました。あの床を踏んだ靴でレストランでもどこでも平気で、あの中国人女性たちは歩くのかと思ったら気が遠くなる思いでした。私は体験していませんが、友人はトイレの穴の下は豚小屋というトイレも体験したそうです。

    実は私は3日後にインド旅行に出掛けるのですが、インドは中国に比べて百倍、千倍清潔です。今だにトイレのない家に住む人も多いようですし、牛は本当にどこでもうろうろしてますが(高速道路でも出てきました!)。でもインド人には浄、不浄の観念がしっかり根付いています。左手はお尻を洗うから不浄、絶対、左手では食べないとか。でも中国人にはこの浄、不浄という観念自体がないのではないかと思えます。以前、住んでいたニューヨークでもチャイナタウンのレストラン、豪華な内装なのにトイレは不潔、という所がとても多かったです。

    股割れズボンでどこへでも垂れ流し、お尻も洗わず、手も洗わず(インド人はします)。都会で育つ中国人は少しは違うかもしれませんが、北京の裏町の不潔さを思うと、これも・・・。これから先もどんな病気が出てきても、中国なら不思議じゃありません!

    1. 匿名 より:

      >インドは中国に比べて百倍、千倍清潔です。

      五十歩百歩かと…。
      インドの旅行先で知り合った女性は、帰国後に腸チフスに罹っていました。都市の路上で寝起きしているホームレスの家族が、朝、側溝にそのまま大便をしている姿を何度も目撃しました。そもそも、初めてインドを訪れたなら、どんなに注意していても、シャワーの水1滴で、高確率で下痢に見舞われることはよくご存じでしょう。

      ムンバイの異常な海の色を見たなら、或いはヴァーラーナシーのガンガーを見たなら、環境が人に与える影響を何も考えていないことが、容易に推察できますよ。トリバンドラムのコヴァーラムビーチでは、狂犬病のワクチン未接種の野良犬が、その辺をウロチョロして観光客や現地の人に食べ物をねだっていますよ。公衆衛生意識の高い国では、こういうことは起こらないのです。

  52. 心配性のおばさん より:

    私ね。皆さんにどう嗤われようと、やはり陰謀論を捨てることはできません。
    なぜなら、これが、未知のものだからです。結果としてどう嗤われようと、最悪に備えるのが危機管理であり、根拠が薄いと有識者の皆さんがおっしゃるところの”根拠”も未知の存在においては、そこまで信が置けるのか判らない。

    ですからね。私、皆さんに嗤われる覚悟を致しました。
    そんな私の肩をやさしく叩いてくださるような論説が日比野庵さんから出ています。

    石正麗、誰でも騙されると思うなよ
    https://kotobukibune.at.webry.info/202002/article_16.html

    1. ケロお より:

      心配性のおばさんさま

      陰謀論を捨てきれない人を、笑える状況にない。そういう状態こそが良くないのですよね。
      専門知識の真偽を判定できる人は、笑うより前に丁寧な説明をしていくしか無いのですが、なかなか難しいことです。
      妄信的に偏執してる人は置いといて、心配性のおねえさんのように「未知のものに対する恐怖」が原因であれば、専門家は誠心誠意隠し事なしに丁寧に説明していくしか無いのです。
      「未知のものを既知のものにする」努力です。

      リンク先の記事で書いてある「新型ウイルスがHIVウイルス同様にT細胞を攻撃する能力」は現時点では未確認状態です。T細胞がウイルスにやられると免疫不全を引き起こすのですが、現在新型ウイルス感染では逆に免疫能力の暴走である「サイトカイン・ストーム」という現象が危惧されてます。これはSARSでも頻発して急激に症状が悪化する原因です。
      例のHIVハイブリッドウイルス説では、SARSウイルスにHIV性能をプラスしたかのようなことを示唆してますが、新型ウイルスの基本的な性質はこの点ではSARSとあまり変わらないのです。仮にHIVをプラスしようとした人工ウイルスだったとしても、企画だおれの失敗作です。その失敗作が漏出したのかどうかはわかりません。
      現在はむしろ、野生の未知のウイルスであることのほうが脅威なのかもしれません。野生ウイルスだとしたら、自然界には無数にこういった恐ろしいウイルスをストックしていることになるわけですから。

  53. 翻訳家 より:

    今日(16日)午前中、加藤厚生労働大臣が、テレビで、水際対策とは、そもそも感染拡大を遅らせるためのものだと説明し、感染そのものを防ぐよりも、重症化と死者をなるべく少なくするという方向に重点を置くことを表明しましたね。
     正直言って、”政府が一番冷静だったんだな”というのが感想ですし、またその大役を難なくこなしている加藤大臣は、なかなかのものだと思いました。
     初動の段階から、「水際対策というのは云々」というのは、政治的には言えないわけで、なるべく混乱を起こさないようにしつつ、限られたリソースの中で事態の推移に対して手を打っていくのは非常に難しいことは推測できますが、様々な無責任な放言というより、むしろ意図的に混乱を引きお香とでもしているかのように真偽取り混ぜた情報や、避難中傷が飛び交う中では、まあよくやっていると評価してしかるべきでしょう。
    あとは、我々の側が、注意を怠らず、合理的に行動し続けるということでしょう。

    1. ケロお より:

      翻訳家さま

      >今日(16日)午前中、加藤厚生労働大臣が、テレビで、水際対策とは、そもそも感染拡大を遅らせるためのものだと説明し、感染そのものを防ぐよりも、重症化と死者をなるべく少なくするという方向に重点を置くことを表明しましたね。

      安心しました。大臣(もしくは事務次官などの幹部)が専門家や技術系職員と適切に意思疎通できているということですね。

      >正直言って、”政府が一番冷静だったんだな”というのが感想ですし、またその大役を難なくこなしている加藤大臣は、なかなかのものだと思いました。

      加藤大臣はちょっと頼りなく感じていたのですが、本人が仮に傑物でなくとも(ちょっと失礼?)、下から上がってくる情報をきちんと整理して、組織をチームとして動かすための神輿としてちゃんと政治家としての役割を果たせていたのですね。

      1. 泣ける より:

        ケロお さま

        加藤厚生労働大臣と厚生官僚の意思疎通がとれているらしいことは良いことですが

        中国からの入国禁止手続きを速やかに行わなかったこと
        武漢関連者以外の肺炎検査を希望自治体にも11日以降まで実施させなかったこと

        人権重視で感染者の行動ルートを発表していない(各自治体任せ?)

        の対策がどのように有効な水際対策なのかをご教示ください

        1. ケロお より:

          泣けるさま

          中国からの入国制限はやらないよりかはやったほうがマシ程度のものです。もし、読者投稿第2回が掲載となりましたら、そのことにも触れてますのでご一読ください。
          入国制限は法的整備や中国の対応を見極めながらやることになります。一朝一夕に実施できるものではないのです。もし、1月23日の武漢封鎖ころに全中国人を入国禁止にしたら、中国政府の反発を招き、武漢に取り残された日本の出国はできなかったと思います。もし、そのような人たちは見捨てるべきというなら、別ですがそれは国家として許されません。
          実際問題すべての中国からの外国人の入国を拒否すると、社会への影響が大きすぎて、入国制限による防疫のメリット<社会的な混乱による悪影響、となってしまいます。
          まあ、もうちょっと制限が強めでもいいとは思いますけど

          感染者の行動ルートを発表しても、ただちに感染予防には繋がりませんよ。疫学的調査の一つとして必要だから実施しているのです。そして、接触した関係者から他の感染者を探し出すのに必要だからやっているのです。関係者の検査結果が出たときにセットで行動ルートを発表するのが、ベターだと思います。現在、国主導では各感染確認者の行動を追いきれないので、都道府県の協力で行動ルートを調べつつ検査を実施していると思われます。自治体によって発表の基準がぶれているのは、よろしくないですね。国主導で何をどこまで公開するのかを統一して行くべきだと思います。

          水際対策というのは、国境を超える人の移動に対する監視と制限にすぎません。残念ながら、完全に感染症を封じ込むこむための手段としては初めから期待できるようなものでないのです。なお、現代社会では人の移動の制限が非常に困難なので、完全に感染症を封じ込むこと自体が不可能なのです。北朝鮮や絶海の孤島でも無理です。北センチネル島レベルで人の移動が制限されないと無理です。日本を北センチネル島レベルにするのはちょっとキツイですね。

        2. だんな より:

          ケロおさま
          もし、1月23日の武漢封鎖ころに全中国人を入国禁止にしたら、中国政府の反発を招き、武漢に取り残された日本の出国はできなかったと思います。
          >3便が戻ってきたころから、バタバタと入国規制しましたので、私もそう思っていました。

    2. はぐれ鳥 より:

      翻訳家様

      TVは見ていなかったのですが、一般人が「水際対策」と聞くと、元寇を水際で撃退したことを連想し、外敵には日本の国土を一歩たりとも踏ませないという意味に受け取るでしょう。
      ですから、今日のTVでの加藤大臣発言は、このような一般人の受け止めを前提に、
      1)ウィルスの国内侵入を水際では防げなかった、
      2)今後国内で本ウィルスの本格流行が不可避の見通し、
      3)故に今後は重症化と死者を最少化する対策を重点に取り組む、
      という事を政府として公式に認めたもののように聞こえます。

      もしそうなら、ハッキリそういった方が良かったと思いますが、一方で、ハッキリ言うとパニックを呼び起こす可能性もあるので、こんな婉曲な言い回しになったのではないでしょうか?私も、これを書きながら少々心配になってきました。

  54. とある人 より:

    ウイルス学が専門ではありませんが、医学生物学分野の研究者をしています。

    中国に対する疑惑は、払拭できないと思います。白とも黒ともいえないが怪しい。
    というのが事実と思います。

     数年前、日本国内でインフルエンザの研究をしている中心的な研究室(影響が大きいので
    研究機関名は伏せます)に、中国は、毎年、留学生を送り込んでいました。この研究室は、
    新型インフルエンザのゲノム解析を米国と共同で行い、Nature誌に論文を執筆しました。
    Natureが、生物兵器への応用の可能性があると警告し、生物兵器への応用の可能性がある
    遺伝子配列は削除してNatureに掲載され、話題になり、新聞報道された論文でした。。

    中国が、留学生を使ってスパイさせる行為は、アメリカでも広く知られています。
    日本でも同様の行為があった可能性があります。

    現在の技術では、デザインされたウイルスを、百発百中で作ることは、できませんが、
    有害部分と想定されるDNA配列や、その制御部分と想定される配列を、別のDNA配列に
    入れ替えて、毒性をコントロールしたウイルスの候補を作ることは可能で、きわめて
    容易です。一般の大学の研究室レベルで可能です。無毒化したウイルスを
    使って、感染のメカニズムを調べる研究は、大学の研究室レベルで可能なのです。
    これは、すべてのウイルスで可能で同様です。

    感染症で話題になるP4という研究室は、配列を作り替えた、ウイルスや微生物が、外部に
    漏れない装置を備えた研究室です。逆に、外部に漏れることを容認すれば、一般の大学の
    研究室レベルで、ウイルスの遺伝子配列を、改変することは可能なのです。

    ーーー
    実際に、ウイルスを改変するとしたら、毒性に関わる部分のDNA配列をゼロから組み替える
    のではなく、他のウイルスで機能が分かっているDNA配列に入れ替える、もしくは
    DNA配列のごく一部を変更する、が、最初に行われると思います。
    (ただし、改変されたウイルスが、どのような特性を示すかは、動物や培養細胞に感染させないと
    わかりません。)

    第2ステップは細胞でウイルスを増やします。これは簡単だと思います

    第3ステップは、ウイルスを動物に感染させて効果を見ることです。

    この3つのステップを繰り返し、ウイルスの研究を進めます。

    P4という毒性の高いウイルスを扱う施設は、外部に漏れ出さない様に、ウイルスや微生物を
    封じ込める施設で、DNA配列の組み替える装置自体は、特別なものではないので、武漢の
    施設では、組み換え体(強毒か弱毒かは分からない)が、作られていたと、
    みるべきだと思います。
    (但し、証拠はありませし、漏れ出したか、確かめる方法はありません。)

    1. がぶりえる より:

      とある人様

      今回の新型コロナウイルスに関し、DMA配列組み換えの実験体ウイルスである可能性は小生も否定しませんが、
      素人故よくわかりません。

      しかし、素人ながら今回の新型コロナウイルスの特徴として、潜伏期間が長いという点と医療専門家も感染することから感染率と云うか感染者から排出されたウイルスが生存する生存率が、通常のインフルエンザと比べて高いと感じます。(故に医療関係者も接触感染を防げないのではと邪推してます)

      このように考えるとウイルスのタフネス性が組み換えによるものなのか気になるところです。
      DNA配列の組み替えに関してこのようなピンポイントの組み換えは可能なのでしょうか。
      それともベースとなったコロナウイルスの特性による自然由来で元々タフなだけか知りたいところです。

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