英国のEU最終日:生温かく英国を送り出すEU議会
本日の「速報」です。英国は本日をもって欧州連合(EU)から離脱するのですが、EU議会で行われた「サヨナラ演説」で、英国のブレグジット党のナイジェル・ファラージ党首が議会で「これが最後です」と別れの演説をしたところ、他の党員とともに英国国旗を振ったため、議事進行を采配していた副議長に規則違反だとマイクの音声を切られ、さらにEU議員らは日本では「蛍の光」としても知られるスコットランド民謡を歌って英国を生温かく送り出したようです。
EU、初の加盟国減少へ
私たち日本人にとってはあまりなじみはありませんが、欧州連合(EU)は、その名のとおり、「より強力な欧州」という理念のもとに欧州諸国がまとまるための枠組みです。
外務省『EU加盟国と地図』や欧州連合『EUはどのように拡大してきたのですか?』などのページによると、原加盟国は6ヵ国でしたが、その後、6次に渡る拡大により、加盟国は本日までに28ヵ国に増え、欧州の多くの国が参加するに至ったのです。
EU拡大の歴史
- 欧州石炭鉄鋼共同体の発足(1952年)…6ヵ国(ベルギー、ドイツ(※)、フランス、イタリア、ルクセンブルク、オランダ)※加盟当時は西ドイツ
- 第1次拡大(1973年)…3ヵ国(デンマーク、アイルランド、英国)
- 第2次拡大(1981年)…1ヵ国(ギリシャ)
- 第3次拡大(1986年)…2ヵ国(スペイン、ポルトガル)
- 第4次拡大(1995年)…3ヵ国(オーストリア、フィンランド、スウェーデン)
- 第5次拡大その①(2004年)…10ヵ国(チェコ、エストニア、キプロス、ラトビア、リトアニア、ハンガリー、マルタ、ポーランド、スロヴェニア、スロヴァキア)
- 第5次拡大その②(2007年)…2ヵ国(ブルガリア、ルーマニア)
- 第6次拡大(2013年)…1ヵ国(クロアチア)
別れの演説の最中にマイク切られる英代表
ところが、このEUの拡大の歴史も、本日、転機を迎えます。
いうまでもなく、英国が本日をもって、EUを出ていくからです。
これについて、心温まる(?)エピソードがありました。
ブレグジット推進したファラージ氏「最後です」 欧州議会で別れの演説(2020年01月30日付 BBCより)
BBCによると、欧州議会は29日、英国のEU離脱協定案を可決したのですが、それに先立って英ブレグジット党のナイジェル・ファラージ党首が議会で「これが最後です」と別れの演説をしたところ、他の党員とともに英国国旗を振ったため、
「議事進行を采配していた副議長に規則違反だとマイクの音声を切られる幕切れとなった」
のだそうです。
キャプチャ画像を貼り付けているツイター・ユーザーがいましたので、紹介しておきましょう(※ただし、オリジナルのツイートが削除されたら閲覧できなくなりますので、この点についてはご了承ください)。
英国は明日EUを離脱しますが、イギリスが最後の別れの挨拶として欧州議会で吐いた捨て台詞がこちらwww pic.twitter.com/1ExPNplE7n
— ユルクヤル、外国人から見た世界 (@Yurukuyaru) January 30, 2020
EU、崩壊学級みたいになっててワロタ pic.twitter.com/MPoXwCQ2rk
— トイレスタンプ香りジェル (@Conscript1942) January 30, 2020
これは議会なのでしょうか、それとも何かのコントなのでしょうか?
「蛍の光」でさようなら
一方、「心温まる」(?)エピソードのひとつは、これです。
欧州議会、英EU離脱案を承認 議員らが惜別の大合唱
欧州議会(European Parliament)は29日、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット、Brexit)協定案を承認した。議場では議員らが別れの歌を合唱するなど、感情的な光景が繰り広げられた。<<…続きを読む>>
―――2020年1月30日 6:32付 AFPBBニュースより
感情的な光景…!?
AFPの記事によると、議員らはスコットランド民謡「オールド・ラング・サイン」を歌い始めたのだそうですが、問題のシーンは、BBCのツイッター・アカウントで見ることができます。
Singing of Auld Lang Syne starts in the European Parliament as the Brexit Withdrawal Agreement is approved by MEPshttps://t.co/tzNNPSGZXc pic.twitter.com/pTiLrW0Qlf
— BBC Politics (@BBCPolitics) January 29, 2020
はて。これを「感情的な光景」とは…。
実際に視聴しておわかりだと思いますが、この曲、わが国では卒業式などでよく歌われる「蛍の光」の原曲だそうです。
日本人がこの曲を聴くと、「あぁ、今日で英国も卒業なのか」と感慨を覚える方もいるかもしれませんが、ただ、見たところニヤニヤ笑いながら歌っている議員も多く、私の目には「感情的」というよりは「せいせいした表情」にしか見えません。
というのも、スコットランドといえば、2014年に英国からの独立を問う住民投票の結果、賛成46%、反対54%で英国に残留したという経緯があります。英国自身がEUから離脱した現在、スコットランドにとっては、英国から独立して改めてEUに加盟する、という機運が盛り上がる可能性もあるでしょう。
(※それが英国法で可能なのかどうかは別として。)
「終わりよければすべてよし」、のはずが…
世の中に、「終わりよければすべてよし」、という言葉がありますが、逆に言えば、去り際がここまで潔くない(?)というシーンも珍しいと思います。
いずれにせよ、英国にとって「欧州の一員である」というステータスは、耐えられなかったのでしょうか。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
さて、歴史は繰り返すという言葉があります。
ユーラシア大陸の西側にポツンと存在するグレートブリテン及び北部アイルランド連合王国は、このまま解体の危機に瀕するのか、それとも前々世紀のように、欧州大陸からの栄光ある孤立により、堂々と独立国として歩んでいくのでしょうか。
こうしたなか、EUを離脱した英国に、さっそく触手を伸ばしている国があります。
その国とは、われらが日本国です。
ジョンソン首相のもと、TPPに英国参加なら心から歓迎=安倍首相(2019年12月13日 13:29付 ロイターより)
ロイターの報道によると、安倍晋三総理大臣は昨年12月13日、総選挙を制したボリス・ジョンソン英首相に対し、「TPPに参加するなら心から歓迎する」と表明し、さっそく秋波を送った格好です。
日英同盟はもう100年以上前、第一次大戦直後に終了しましたが、せっかくなので、ユーラシア大陸の東端と西端の島国同士、経済協定(TPP)、軍事協定(第二次日英同盟)を復活させてもよいのかもしれませんね。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
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昨日テレビニュースで見ていた時は少し違うニュアンスでした。
ファラージともう一人、緑の党のモリー・スコット・ケイトー議員もその後演説しており、
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200131-00000004-binsider-int
「いつの日か我々がこの議場に戻って来られるという考えを心に留めている」
と述べて、演説が終わると涙を流して座り込んでしまいました。
議場の雰囲気には同情の目線があるようにも見えました。イギリス国内にもいろんな立場があることを理解している風情に見えました。(あくまでNHKの編集目線ですが)
ファラージと一味のbrexit派は退場し(副議長から旗持って帰れと言われてました)、その後残ったイギリス代表もいるところで蛍の光の合唱をしたようでした。
ファラージはbrexit国民投票の結果が出た後すぐ引退し、トンズラしました。
火中の栗を拾ったのはメイ首相。ボコボコでした。
ファラージは今度の総選挙でまた出てきました。その間のイギリス議会の混乱とは無縁です。
それで昨日のEU議会では「おれがbrexit決めてやったぜ、おめーらとはおさらばだ。ケッ」みたいな演説をぶったわけです。
下品なやつだと思います。
新宿会計士さま、更新有難うございます。
個人的にはEUは次の2つの致命的な間違いを犯してしまっていると考えています。
1.ヨーロッパ統合という理想(この理想に関しても個人的には疑問を抱いていますが、今はその疑問は脇に措いて取り敢えずはこの理想そのものは正しいと認めることにします)を余りにも性急に実現しようとする余り、EU拡大を急ぎ過ぎたこと。特に第5次拡大とそれ以降のそれまでの加盟国とはっきりと大きな経済格差のある国々を拙速に統合したこと。
2.通貨統合を行ったこと。これにより加盟諸国の経済力の違いを反映した為替レートによる域内貿易の自動調節機能を放棄しEUを経済大国ドイツ1国による草刈場にしてしまったこと。
EUとイギリスとの貿易をどうするかは今後1年間の交渉で決める訳ですが、EUはイギリスに続く離脱国が出るのを防ぐためにイギリスからの輸入に対して高い関税を主張する可能性が高いと予測しています。実際には、従来、イギリスとEUとの貿易ではEU側が黒字だった筈なので、EU側としては本来ならばイギリスに対して従来通りの無関税を求めるのが合理的なのですが、EUはイギリスを他の離脱予備軍に対する見せしめにするために高関税にしようとするのでしょうね。愚かしいことです。
しかしながら、EUがイギリスを見せしめにしようとも、ドイツのメルケル首相による大失策
3.域外からの無制限な「難民」の流入を許したこと。
がEUの域内の人の移動の自由の原則(これ自体は1の失敗がなかったならば、即ち経済的に同レベルの国々しかEU加盟を許していなければ、さほど無謀なものではないと個人的には考えています)と組み合わさった結果、EUに致命的な悪影響を生み出してしまい、ブリュッセルのEU官僚達がどう画策しようとも、長期的に見ればEUには確実に遠心力が働き今後も離脱国が現れ続けると私は予測しています。
ヨーロッパ諸国はその余りの強欲さ故に、第一次世界大戦を、そして、それでも強欲さを反省せずベルサイユ条約でドイツに過酷な賠償義務を背負わせた結果、第二次世界大戦をも引き起こすことでヨーロッパ諸国が世界を支配していた構造を自分達で破壊して没落してしまいました。
今度はヨーロッパ諸国は現実離れした極端な理想主義と余りの性急さ故に、EUというヨーロッパ統合の夢を最終的には自分達で壊すことになりそうですね。
いかにもヨーロッパらしいと言えばヨーロッパらしい。EUの官僚達は何故に現在のヨーロッパが国土の狭い多数の国々に分かれているという現実になっているのか、少しは頭を使って考えてみるべきだと思うのですが、どうも現実を虚心坦懐に見つめて現実に即して真剣に考えるのはお嫌いなようで。
頭の良さに自信のある理想主義者の集団らしいと言えばらしい話ですが、それに振り回される市井の人々は堪ったものではない。
この性根のねじくれ具合こそ英国ですよね。
今世紀に至っても際立つ性格の悪さ。
だからこそ、我が国は彼の国と手を結びたい。
白髭三千丈と渡り合うには学ぶところ大でしょう。
ボリス・ジョンソン氏って、イギリスのトランプって言われているらしいですが、私、イギリスが国民投票でEU離脱を決めた際、離脱を推進していた氏が逃亡したことを覚えておりますのよ。
政治に限らず、仕事は結果でございますので、氏のこれからを見るべきなのかもしれませんが、その前科に照らして不安定な様相を呈してきたグレートブリテン及び北部アイルランド連合を仕切ることができるのかは、甚だ疑問です。
ただ、TPP加盟をジョンソン氏に薦める安倍総理の目論見はなんとなく…。
アメリカでございません?イギリスが加盟すれば、アメリカが加盟しやすくなります。何故って宗主国でしょう?それだけしか分かりませんですけど(笑)。
心配性のお姉様
私が個人的に覚えているのは、彼がロンドン市長時代に来日し、日本のタッチラグビー(タックル禁止)少年を大人げなくぶっとばした記事デス。
よく言えば天衣無縫、悪く言えば傍若無人で、自国主義的であればすぐ〇〇のトランプ、とエジソンや寅さんのようによく使われる表現になった今日この頃ですが、同じ英首相チャーチルに近いという記事がありました。
経歴も似てる部分がありますが、庶民に好かれて戦時内閣向き、という感じでしょうか。チャーチルは戦後そっぽ向かれましたが。世界にとってはともかく、「英国人に今」求められてる仕事はするんじゃないでしょうかね。
あとルーツがジョージⅡ世系傍流、オスマン帝国宰相、アメリカ ロシア ユダヤととんでもないことになってるそうで。ほんのり注目してます。
イギリス人は年中、嫌味と皮肉を言ってるようですね。やはり賢い人はこれ見よがしに言いたくなるものなのでしょうか。そしてEU離脱を教科書で学ぶ小学、中学生はまた一つ覚える項目が増えましたね。
EUはローマにならず。しかし蛍の光は相変わらず素晴らしい。本日のイギリスの営業は○時を持ちました閉店させていただきます。といったところでしょうか。心に響く美しい歌です。
蛍の光は、あちらでは「旧友と再会の喜びを分かち合う歌」ではなかったでしょうか?
位置づけとしては「おめでたい歌」だったと思います。(確かに、いろんな意味でオメデタイ結末ですね)
去り行く者にありがちな2タイプ
①後を濁さない者
②置き土産を遺すもの
今回の光景を見る限り①は該当しないみたいですね。
②はどうでしょう?(悪い意味での)と、前置きが付いてしまうのでしょうか・・?
カズ様
Auld Lang Syneは正に旧友と幸せを分かち合う祝いの歌です。
実際は新年会とか誕生日会で歌われます。=私の経験なのでもっと歌われているかもしれません。
イギリスは誕生日会ガッツリやります。
新年だと日本はカウントダウンの前でしょうけれどイギリスだと年が明けた瞬間に歌います。
二番は少しテンポも上がって盛り上がったりします。
イギリスは2016年6月、国民投票でEU離脱の先鞭をつける投票結果が出ました。
その前年には欧州で難民危機があり、パリでは同時多発テロが起こりました。イギリスはシェンゲン協定に加盟していないのに、フランスとはドーバー海峡を挟んで難民の押しつけ合い…
さらにはテロリストまで、欧州大陸からグレートブリテン島に入ってくる恐怖を煽られました。なのに、イギリスメディアは博愛の精神で、難民にもテロリストにも寛容と来ている…(笑)
ニュースを読んだネットのコメント欄が、どういった内容のもので埋まるのかは想像がつくでしょう。
日本もシナ大陸や朝鮮半島から難民やテロリストが流入してくるとなれば、ネットのコメント欄がどういったものになるのか、想像がつくと思います。
それと同じことでしょうから、イギリスの決断には何の注文もつけたくはありません。
まあ、スコットランドには分離独立問題がくすぶっていますが、自分はスコットランドの独立には反対です。
新宿会計士様が言うところの『ユーラシア大陸の東端と西端の島国同士』、スコットランドが分離独立したならば、次にメディアが分離独立を煽って来るのはこの日本であることがわかりきっているからです。
沖縄や北海道などが分離独立できなければ、世界のメディアは『日本政府が独裁的であり、圧制者である』という印象でもって、一方的に圧力をかけて来るでしょう。
朝日新聞の社旗が、旭日旗を四分割している呪いが成就するわけです。
そんな扇動など、まっぴら御免蒙ります。
それにしても、このようなことが、平和裏に実現するというのは、さすがオトナの欧州人という気はしますよ。通常このような出来事には、旧時代の王朝や帝国の崩壊の例を見るまでもなく、革命・戦争・反乱などかなりの政治的混乱・流血がつきものです。確かに紆余曲折はあって4年近くもかかった訳ですが、最後には歌で送り出してもらえるとは・・・・我々、日本人が、政治的動物としてこの域に達するのに、あとどれだけ時間がかかるのか?と、つい思ってしまいます。
日本には一人、英国のTPP加盟を歓迎するハゲ親父🐧がいます。🐧
更新ありがとうございます。
昨日動画で拝見しました。中々、欧州人らしいお別れの仕方ですネ。その直前の英国側の発言も含めて。国内の投票から4年で、主張(わがまま?)を通す事が出来た。
まだ難題は山積です。アイルランドもそうだし、でもEUから離脱した方が、私は英国の為にはなると思う。日本は英国がTPP入りすることを歓迎すると共に、日英同盟2020年代版を作って欲しい。
触手を伸ばすとは、さすが日本、HENTAIの国ですね…!?(笑)
食指を伸ばすのことでしょうね、多分
ホントだ!誤植ですね。まぁ、ご愛嬌ということでお許しください。
これを貼れといわれたような気がしました!
https://edo-g.com/blog/2015/11/shunga.html/tako_to_ama_hokusai_l
触手ですね。
もしもアイルランドもスコットランドも独立してしまったら連合王国はウェールズとイングランドだけなんですか?
ユニオンジャックが無くなり 赤十字+レッドドラゴンですか?
オーストラリア国旗もニュージーランド国旗も困った状態になります(笑)
日英同盟、いつか成立したらええですね。日本人は何となく親近感を持っているし。歴史問題で向こうがどう思っているかはアレですが。
ですが、、とりわけ注目したいのは日本の次期戦闘機に英国のテンペスト計画がどう絡むのかなんですよね。好きな人しか興味ないだろうけど。ドンガラ自体は同じものは使用しないだろうけど、素材や中身は協力できる部分が多いワケで(とはいえ、稼働率に影響を与えない範囲かつ、改修の自由の確保の為に重要部分の国内開発は必要)。
というのも、単純な貿易だけではなく、同盟成立や長続きの為に経済的にも深く結びつくという意味で防衛産業にも期待したいところなので。
加えて、純日本製武器ってどうやっても輸出できないので、、部品単位で輸出するか、共同開発したものを輸出するしか道がないんですよね。なので、ミサイルの共同開発に続き、日本の次期戦闘機でもある程度の協力関係を構築して体制構築していって欲しいなと。機密保全基準問題があり、F-35の部品製造案件やFACO(最終組立検査施設)でも時間が掛かったようにすぐに出来るものではないですし。
と言う感じで、英国とWINWINになれば良いのですが、そも共同プロジェクトの難しさ、百戦錬磨の英防衛産業、米国への忖度、日中関係悪化時の英国の対応を考えると簡単にはいかないので、、
注)日本製武器ってどうやっても輸出できないっていうのは、生産数が少ないので価格はクソ高い、外から見ると性能は未知数、良いも悪いも日本仕様過ぎる、輸出仕様がない(技術移転問題)、サポート体制が難しい(政治的問題)、などなどという感じで悪意はありませんので怒らないで。
明らかなしこりを感じられる、双方が『感情的』な結末でしたね。
感動的でもなく、感傷的でもなく、理性的の対極、感情的。
いつも知的好奇心を刺激する記事の配信ありがとうございます。
管理人様>日英同盟
19世紀の日英同盟同様、軍事同盟には共通の目的が必要です。
しかし、上記の状況を実現するには日本の憲法はイギリスにとって足かせと見なされる可能性が高いと思います。
当方は国益の衝突の可能性が極めて低いことから外交上両者の関係をより緊密にする事が両国の国際地位の低下防止に役立つと思います。
もしイギリスが交渉を渋れば以下のセリフを囁けば良いのです(笑)
「貴国はスエズ動乱の屈辱をお忘れですか(笑)」
ソ連にロンドンに原爆落とすぞとドーカツされ尻尾を巻いて撤退した屈辱を当たり前と受け入れているならイギリスと組む価値はもうありませんが、誇りある大英帝国の末裔はそんな事はないでしょう。
さて戦略的目的が国際地位低下防止とした、日本とイギリスが今後の関係をより緊密にする具体策は以下です(笑)
①英国王室と皇室で婚姻関係を結ぶ
先ずは関係緊密にする方法で手っ取り早い方法は
政略結婚の語句がある通り婚姻関係の成立です。
両者嫁の交換が望ましいので必要なら男子がいる天皇の子孫を新設宮家にしてそこに嫁入りして頂くのが良いでしょう。
新設の宮家は皇位の継承順位がニミッツしますが、そこは英国王室への敬意です(笑)
万一、どちらかが敗戦亡国の際に亡命政府のお神輿として使えるのもメリットと思います。
②日英合同運用の新設防衛組織を立ち上げる
今後両国の国際地位が下がる要因として防衛組織がステルス兵器への対応可能な世代交代を予算不足でできなくなる事が一因になると思います。
従ってそういったモノを宇宙から監視、偵察、誘導、自己防衛する組織が必要と思います。
これは文字では簡単ですが非常にカネと技術を喰います(笑)
両国で共同でそういった組織を立ち上げて防衛組織を世代交代させれば良いのです。カネと技術は主に日本、戦略と情報運用のノウハウは主にイギリスから出すのが良いでしょう。この仮称UNITED Nations Spacyは人型ロボットに変形する戦闘機こそ持ちませんが従来の陸海空の防衛組織と連携させることでステルス兵器へ対処、破壊の可能性を持たせる事ができます。
これでロシアと中国になめられない列強水準の組織運用を確保可能と思います。
色々妄想を書いて見ました。戦略と手段の妥当性にコメント戴ければ。
以上です。駄文失礼しました。