本日、ウェブ評論サイト『デイリー新潮』に、日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏が、なにやらきになる論考を寄稿されています。記事タイトルは「独裁へ突き進む文在寅」というやや過激なものですが、内容は非常に説得力があります。こうしたなか、手前味噌で恐縮ですが、韓国政府が昨年8月に日韓GSOMIAの破棄を通告した際、当ウェブサイトで議論した『GSOMIAでまた瀬戸際外交 「相手にしない」が鉄則』という論考についても、あわせて紹介したいと思います。
歴史に学ぶべき理由
歴史をしっかりと学ぶことが重要だという点は、かなり以前から当ウェブサイトでも何度か指摘して来ました。
たとえば、韓国政府が昨年8月、『秘密軍事情報の保護に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定』(いわゆる「日韓GSOMIA」)を終了すると決定し、日本に通知してきた際に、当ウェブサイトでは『GSOMIAでまた瀬戸際外交 「相手にしない」が鉄則』という記事を掲載しました。
これは、「山川出版社」などが発行した文科省検定済みの高校教科書をもとに、日清・日露戦争前後の朝鮮半島の状況についての記述を拾い、これをもとに李氏朝鮮(あるいは「大韓帝国」)は、当時から4つのインチキ外交を繰り広げて来たのではないか、と報告しました。
ここで、李氏朝鮮が繰り広げた「4つのインチキ外交」とは、だいたい次のような行動です。
李氏朝鮮の「4つのインチキ外交」
- ①あることないこと織り交ぜて相手国を揺さぶる「ウソツキ外交」
- ②国際社会に対してロビー活動をして、ウソを交えつつ「相手国の不当性」を強調する「告げ口外交」
- ③国際協定や国際条約の破棄、外国公館包囲などの不法行為をチラつかせる「瀬戸際外交」
- ④主要国間でバランスを取る「コウモリ外交」
とくに「ハーグ密使事件」(韓国皇帝高宗が、1907(明治40)年にオランダのハーグで開かれた第2回万国平和会議に密使を送って第二次日韓協約に抗議したが、列国に無視された事件のこと)などは、「告げ口外交」の典型例といえるでしょう。
外国を巻き込む国
さて、そんな李氏朝鮮のもうひとつの特徴は、「国内の勢力争いに外国を巻き込むこと」にあります。その典型例が、「壬午事変」「甲申事変」でしょう。
1876(明治9)年に日本が日朝修好条規によって朝鮮を開国させて以後、朝鮮国内では親日派勢力が台頭してきた。しかし1882(明治15)年に朝鮮では、日本への接近を進める国王高宗の外戚閔氏一族に反対する大院君を支持する軍隊が漢城で反乱を起こし、これに呼応して民衆が日本公使館を包囲した(壬午軍乱、または壬午事変)。反乱は失敗に終わったが、これ以後、閔氏一族の政権は日本から離れて清国に依存し始めた。
これに対し、日本と結んで朝鮮の近代化をはかろうとした金玉均らの親日改革派(独立党)は、1884(明治17)年の清仏戦争での清国の敗北を改革の好機と判断し、日本公使館が援助するなかクーデタをおこしたが、清国軍の来援で失敗した(甲申事変)。
(2006年3月20日文部科学省検定済・山川出版社『詳説日本史 改訂版』P265より)
山川出版社の歴史教科書によれば、壬午事変は日本に急接近を進める閔氏一族と太院君との争いであり、また、甲申事変は独立派(親日派)と事大派(親清派)の争いだったといえます。
そして、この2回の事変を経て朝鮮半島への影響力を巡る日清対立が激化していたところ、1894年に発生した甲午農民戦争(東学党の乱)を契機に日清両国が朝鮮半島に出兵し、これがそのまま日清戦争に発展してしまったのです。
日本が明治維新で「富国強兵」と近代化への道を邁進していたころ、李氏朝鮮は近代化を拒み、国内の派閥がそれぞれ清、日本の両国を味方につけて朝鮮半島内で「代理戦争」を戦わせる、という展開ですね。
結局、日本は朝鮮半島のために、やらなくても良い戦争を2回もやり、最後は朝鮮半島併合にまで追い込まれたのですが、これも下手に朝鮮半島と関わったがために生じた悲劇ではないでしょうか。
瀬戸際外交は静観が正解
ところで、『GSOMIAでまた瀬戸際外交 「相手にしない」が鉄則』で主張した内容を要約すると、
瀬戸際外交の最大の目的は「相手を動揺させること」にある。したがって、瀬戸際外交への理想の対処法とは「相手の土俵に乗らないこと」以外にはない
というものでした。
非常に僭越ながら、結果的に当ウェブサイトで主張した内容が正解だったようです。
韓国が日韓GSOMIAの破棄を通告してきた目的は、日本の輸出管理の運用体制を7月1日以前の状態に戻すことにありましたが、これについては結局、失効直前で破棄通告の事実上の撤回に追い込まれたからです(『韓国の「GSOMIA瀬戸際外交」は日本の勝利だが…』参照)。
しかし、話はそこで終わりません。
今度は、韓国政府は輸出管理を元に戻させるために、「日韓GSOMIAについては韓国政府の判断でいつでも終了させることができる」というわけのわからない論理を持ち出し、日本をゆすって来ています(『韓国外相「日本の態度次第ではGSOMIA終了」』等参照)。
もっとも、日本政府はもう「GSOMIA騒動」については完全に相手にしていません。
これに加え、自称元徴用工問題にしたって、文喜相(ぶん・きそう)国会議長の提唱する基金構想を巡っても、表立って「ユニクロにカネを出させる」などと息巻いているのは、もはや河村建夫日韓議連幹事長くらいなものでしょう(『河村建夫氏の寄付金発言を正確にはどう読むべきか』参照)。
さらには、昨年冬には北朝鮮がICBMを発射するなどと米国を脅しましたが、結局、米国はこの「発射するする詐欺」は相手にされず、それどころかイランのスレイマニ革命防衛隊司令官殺害で、北朝鮮はすっかり萎縮してしまった格好です(『北朝鮮を制裁したらイランのミサイル開発が遅延した?』等参照)。
その意味で、韓国や北朝鮮が仕掛けてくる瀬戸際外交については、日本や米国はもう騙されなくなりつつあるのかもしれませんね。
歴史は繰り返す
ただし、韓国や北朝鮮がさまざまなインチキ外交を仕掛けてくる国であることを巡っては、もはや議論を待ちませんが、「瀬戸際外交は無視する」「ウソツキ外交には逐一反論する」といった態度だけでは不十分です。
というのも、韓国は自国内でも苛烈な争いを繰り広げるからです。
そのことを痛感させる記事が、『デイリー新潮』に掲載されています。
独裁へ突き進む文在寅 青瓦台の不正を捜査中の検事を“大虐殺”(2020年1月21日掲載付 デイリー新潮より)
論考は図表を除いて約5000文字という長文ですが、議論がすっきりしているためでしょうか、あいかわらず非常に読みやすい秀逸な論考です。
記事のテーマは鈴置氏が1月7日付で『デイリー新潮』に寄稿した『文在寅政権が韓国の三権分立を崩壊させた日 「高官不正捜査庁」はゲシュタポか』の続編で、例の「高官不正捜査庁」設置を巡る騒動について取り上げたものです。
ご興味がある方は、是非、リンク先記事を直接読んで下さい。きっと納得できるに違いありません(※どうでも良いのですが、なぜか大手メディアがこの論点をあまり取り上げている形跡はありません。鈴置氏の指摘どおり、韓国が民主国家ではなくなるかどうかの瀬戸際にあるにもかかわらず、です)。
先祖返りする韓国
この論考のなかで、当ウェブサイトとして注目したいのは、『権力の私物化、李朝時代に戻った』という指摘です。
鈴置氏によると、今回の「高官不正捜査庁」設置を巡って、韓国の保守メディア各紙は文在寅(ぶん・ざいいん)政権による検察人事などを巡り、いっせいに社説で批判。
これに対し、政権に近い左派系紙の『ハンギョレ新聞』は、曺国(そう・こく)前法務部長官の疑惑をほとんど報じなかったわりに「検察による公正な捜査は保障されねばならない」などと主張する「アリバイ社説」を掲載するに留めたようです。
それどころか、鈴置氏によると、ハンギョレは今回の検察改革を巡っても文在寅大統領の説明をそのまま繰り返したうえ、「三権分立が危機に瀕し民主化が後退している」という現実を一切指摘しなかったそうです。民主化の旗手を自認しているくせに、です。
こうした記載のすえに、鈴置氏はこんなことを指摘します。
「そもそも、ハンギョレの記者たちにはそんな認識がないのかもしれません。韓国人は党争――仲間内の争いに陥ると、周りが見えなくなってしまう。そうやって自ら国を滅ぼしてきたのです。」
ただ、こうしたハンギョレ新聞はさておき、保守派メディアが舌鋒鋭く政権批判を繰り広げた結果、文在寅政権が検察改革の手を緩めたかといえば話は真逆で、1月13日になって、国会は
「捜査指揮権を廃止して検察を弱体化する一方、警察の権限を強化する法案」
を可決してしまいました。与党の「共に民主党」は過半数を持っていないものの、昨年末の選挙法改正で抱き込んだ小政党も賛成に回った結果だとか。これに対し、保守側は「保守大合同」に活路を見出そうとしているようですが、状況は芳しくありません。
徹底して距離を置くことが重要
こうした鈴置氏の論考を読んで、こう感じる方もいらっしゃるかもしれません。
「保守派勢力が負けそうになっている、これは大変だ。日本としても保守派を助けなければならない」
ただ、これについて鈴置氏は、次のように述べます。
- 次の大統領選挙で保守が勝てば、韓国に三権分立が戻るのでしょうか。
- 鈴置:そう訊くと首を横に振る韓国人がほとんどです。まず、保守派は「そもそも、このまま行けば我々は大統領選挙で勝てない。左派政権が警察を使って選挙に介入して来るからだ」と説明します。
- 確かに、今回の検察人事で捜査を妨害された蔚山市長事件。青瓦台が警察を使って対立候補を陥れ、文在寅大統領の支持者を当選させた、との疑いが持たれています。
- 一地方都市の首長選挙でも介入したのですから、大統領選挙ともなれば、警察あげての大規模な妨害工作が起きて不思議ではありません。
- 一方、普通の人は「保守が次の政権を取っても、もう、元には戻らない」と言います。司法も立法もコントロールできる――。政権にとってこれ以上に都合のいい話はない。保守の側だっていったん政権を取れば、こんな便利な武器は握って放さない、というわけです。
要するに、誰が政権に就こうが、韓国の民主主義は壊れていくという運命にあるのでしょう。これを巡って鈴置氏は次のように述べます。
鈴置:(略)もう一度言います。韓国人は党争――仲間内の争いに陥ると、周りが見えなくなってしまう。そうやって自ら国を滅ぼしてきたのです。
考えてみれば、外交で失敗続きの現在の韓国にとっては、保守派は政権の揚げ足を取ろうとするでしょうし、左派は権力基盤を徹底的に固めようとするでしょう。
場合によっては、李氏朝鮮時代末期のように、国内の政争のために、外国勢力(とくに日本)を引き入れようとする者が出始めないともいえません。結局のところ、無用な混乱に巻き込まれるのを防ぐためには、徹底的に距離を置くしかないのではないかと思います。
View Comments (38)
先祖返りなんかしていません。
ずっと変わっていないだけです。
「民主主義w」でラッピングしていたところで、本質は変わっていないのです。
りょうちんさま
日本併合時代に、良くなったのが、元に戻ったとみるべきと思います。
日本併合時代に良くなったのではなく、日本は朝鮮民族に身の丈に合わない事物を与え過ぎたのですよ。
誰であってもどんな事物であっても、その人の身の丈に余る事物は、周りの誰かが手取り足取りして面倒をみてやっていればともかく、独り立ちしたら決して維持できません。
直近の韓国国内の政治の動きで実証されたのは朝鮮民族の精神の発達水準にとって民主制は完全に身の丈に余る高度過ぎて維持不能な政治制度だったということです。
韓国の民主制を今後も維持するにはアメリカが悪者になる覚悟がない限り不可能でしょうね。
アメリカが悪者になるとは次の意味でです。即ち、現在の韓国軍は鈴置氏が以前の論考で述べていた通り自分の判断でクーデターを起こすだけの強い国防意識は既に喪われています。ですから、アメリカが韓国軍に半ば命令同然の形でクーデターを起こさせ、実質的にはアメリカの管理の下でクーデターで成立した軍事政権が大統領の権限を徹底的に削減した憲法へと改正し従北勢力(全教祖を含め)を公職から徹底的に排除した上で、適切な頃合いを見計らって民政化に戻すということです。
しかしベトナム戦争の頃までならともかく、現在のアメリカに内政干渉の誹りを受けてまで韓国のために楼をとるモチベーションがあるわけもありません。まして現在のアメリカ大統領はモンロー主義急進派とでも言うべきトランプ氏ですし。
ということで韓国の民主制は今度の総選挙で完全に崩壊するのは確実です。
日本にとっては韓国から用日が消えて明確な反日一色に染まり日本国民にとって誰が敵か現状以上に更に明確になるので、ある意味では日本にとって望ましい状況と言えます。但し、対馬海峡を挟んで明確に日本を敵視する国になる訳ですから、日本は一瞬たりとも油断することが許されなくなりますが。
その場合、日本は韓国と北朝鮮との統合を何としても阻止せねばなりません。核を持ったまま統一朝鮮が成立すれば、シンシアリー氏が以前から指摘している通り、本気で日本への核攻撃を国民の大多数が願っている核保有国が誕生することになりますから。
ですから、日本自身の戦力増強もさることながら、アメリカに核武装した統一朝鮮の脅威を繰り返し説明し、日本に核報復力の保有を認め日本の核保有にアメリカが協力するか、統一前に北朝鮮の核を強制排除するための軍事行動をアメリカ主導で(もちろん日本も参戦して)行うか、その何れかを確実に果たさねばなりません。
私も文大統領とその一味と賛成する者は統一の後は、日本に因縁をつけて金をださせる。
ださないなら、核で脅迫する。
核を持って瀬戸際外交をする。
彼らはそれぐらいイカれていると感じます。
ウソの反日教育のせいです。
そのパターンしか、考えられません。
日本単は、日本を守るため戦うしかない。
できれば朝鮮半島対国際社会の一員として戦う方が、私は心強いです。
韓国が国際法を破ったときから、彼らは腹の中でそう考えていると感じます。
仲良くしようはフェイクであると、感じています。
行動を見れば、明らかです。
文大統領は、たまに口でも理不尽な事を日本に言ってますが。
j様へ
≫仲良くしようはフェイクであると、感じています。
行動を見れば、明らかです。
文大統領は、たまに口でも理不尽な事を日本に言ってますが。
英語にはピッタリの新造語がありますね…
Frenemy フレネミー
一般には、友を装う敵、という意味です。
相手のご機嫌を窺う風を装うのは、相手の油断を作りつつ、相手の寝首を掻けるチャンスを今か今かと待ちわびているのが本心であるからでしょう。
朝鮮半島の歴史上、ほとんどのクーデター計画が事前に露見しているとも言いますが、その最大の原因はこうした人物が朝鮮半島に充満しているからだ、と考えます。
好きにしてくれて何にも問題はない。ただ、難民になって日本に来ることだけは止めて欲しい。陸続きのところに歩いて行って欲しい。いずれにしろ、関わりたくない。
鈴置論考読みました。
韓国の民主主義や三権分立は、以前から壊れ始めていましたので、順当な所だと思います。
法治国家に成りきれなかった、民族性の問題だと思います。
ブルーチームに居ながらにして、国際的な価値観を身につける事は、出来ませんてしたね。
最後の「そうやって自ら国を滅ぼしてきたのです。」の所は、私の持論「朝鮮半島は、朝鮮人が滅ぼす」と共通するようで安心しました。
ごめんなさい。今回の鈴置論考も、私には響きませんでした。
何故かしら、と二度読みして気付きました。日本に関する考察が無いのです。
私は日本人なので、基本、外国の現状については、日本に対する影響という視点でのみの関心となります。
建国以来、日本に対してあらゆる不法行為を重ねてきた国がどうなろうと、日本に害が及ばないならどうでもよろしいのです。おかげさまで、この一年で、あの国に粛清の嵐が吹き荒れようと、経済が崩壊しようと、ちくりとも心が痛まなくなりました。
ひとつだけ、今回の鈴置論考で私に残ったのは
≫一方、普通の人は「保守が次の政権を取っても、もう、元には戻らない」と言います。
≫司法も立法もコントロールできる――。政権にとってこれ以上に都合のいい話はない。
≫保守の側だっていったん政権を取れば、こんな便利な武器は握って放さない、というわけです。
つまり、韓国は戻れない道を渡り切ったということで、ございましょう?
まあ、半島民の民族性から見て、当然の帰結かも知れません。というのが、私の感想です。
>つまり、韓国は戻れない道を渡り切ったということで、ございましょう?
韓国にとって自力で戻れない橋或いは川を渡り切った、って事だと思います。
で、「死にたく無ければ言う事に従え」と韓国に強制する強国が居れば戻れるでしょうけど、韓国が戻ろうとする側の強国に、今更そんな「骨折り損の草臥れ儲け」をする奇特な強国は居ないと思います。
以前鈴置さんが朴大統領は「ルビコン川を渡った」と言われたこたがありましたが今回は「三途の川を渡った」という事なのでしょうか?
はるちゃん さん
三途の川は運が良ければ自力で戻れる事になってる気がします。
自力では戻れないという意味で、point of no return(回帰不能点)を超えたって事だと思います。
ちなみに、確かエイリアンvsプレデターの1作目の序盤で使われて覚えましたw
韓国にはルビコン川がたくさんありすぎてどれが本当のルビコンか分からなくなります。一体いままでどれほど多くの川を渡ったのか、そしてこれからも渡るのか。
カエサルの場合兵士達に帰還不能限界点を越えたので各自奮起するようにという意志と覚悟を感じますが韓国の場合は川を行ったり来たりただその上で踊ってるように見えます。
賽は投げられた。しかし全力でルビコンを逆走する韓国人というカエサルもびっくりな展開を期待しています。
簿記3級様 縁起でもありません。本当になったらどうするんですか(怒)。
>しかし全力でルビコンを逆走する韓国人というカエサルもびっくりな展開を期待しています。
戻ってこられたら困ります。民族浄化とまでは、この時代申しませんが、最低限、日本が属する側には戻ってこられたら困ります。
今度こそ、今度こそ、戻って来ないで!
心配性のおばさん さま
>つまり、韓国は戻れない道を渡り切ったということで、ございましょう?
そうであるなら、その道は戻って来られないように破壊しないといけませんね。
韓国では現在、進歩派と保守が争っていますが。歴史的に拮抗した二つの勢力が争った場合は個人でもそうですがより悪意に満ちて攻撃性、陰湿性が強い方が最終的に勝つということが歴史的に言えるような気がします。
もっとも資金力や支持者の数、北の謀略50年の草の根のネットワーク等も影響しそうですけれども
外務省で対韓工作に従事している保守派よりの人がもしいるならとっくいくに左派の勝利であり彼らにとっては負けなのかもしれません。もっとも日本は民主主義の国なのでそういった謀略の工作に長けてないですしそういった工作機関もないでしょうし元々コントロールも不能でしょう。
在韓さんや鈴置さんが予見されるように保守がやられて左派独裁に走っていく内乱政治を日本人は生暖かく目で見ていくしかなさそうです。
>場合によっては、李氏朝鮮時代末期のように、国内の政争のために、外国勢力(とくに日本)を引き入れようとする者が出始めないともいえません。結局のところ、無用な混乱に巻き込まれるのを防ぐためには、徹底的に距離を置くしかないのではないかと思います。
韓国内の党争にどっぷり浸かっちゃってる河村建夫日韓議連幹事長の末路に期待してますw
韓国でクーデターが起きる可能性があるかも知れません。根拠は米国がそれを期待しているところが見られるからです。
軍部がクーデターを起こして仮に成功したとしても、自力で問題を解決できずに、中国人民解放軍の進駐を招くのがオチでしょう
晴れて南朝鮮自治州の誕生ですな
125年前の日本なら中国に対抗して介入したでしょうが、今の日本はもう半島に関わりたくないのでね
アメリカは内政干渉にはもう懲り懲りだと思います。
韓国に関しても放置でしょう。
民主主義が、三権分立が,、壊れていく・・・。
恐ろしい光景だと思います。
これを止める仕組み、機構が働かない、あるいは存在しない、ということでしょうか。
憲法があり、三権分立の仕組みがあり、表現の自由・言論の自由があっても、なお独裁の動きを止められない、本当に恐ろしい。
自分の国は、この日本は、大丈夫なのだろうか。お隣の国に起こっているこの出来事は、この国には起こらないと、安心していていいのだろうか。そういう心配の気持ちがどうしても起きてしまいます。
結局、独裁を止める最後の唯一の砦は、国民自身の自由と平和と民主主義に対する強い願望があるかどうか、になってしまうのではないでしょうか。
日本には、我々には、その願望があると信じたいものです。
日本のマスゴミや糞野党によると日本は既に安倍独裁国家になっているらしいです。
鈴置氏の以前の記事によると、保守派は必死に抵抗したらしいですが、国民は無関心だったそうです。
多分、日本とは違うと思います。
更新ありがとうございます。
もう好きにしてくれ、朝鮮半島!ですね〜(笑)。李氏朝鮮時代も高宗や閔氏一族らも、いつの時代も他国に頼り(責任押し付け?)特に日本と中国の間で、蝙蝠外交したり。
太平洋戦争後、朝鮮戦争後は米国、日本、中国、北朝鮮との綱渡り。カネは日本から踏んだくれるし、武力政治力なら米国が付いてる。怖いもんナシでしたね。
でも国内はとっくにガタガタです。朴大統領が降りる前から韓国の経済はおかしくなり始めていた。そこに進歩系とやらの頭ん中スッカスッカの労組代表弁護士・文さん登場で加速しました。
媚北・統一以外関心無く、国内を進歩系の独裁に持って行った。いや〜韓国人諸君、見事であった。アホ丸出しやな。これで先祖返りが出来ましたね(爆笑)。
私ら日本人は一切関知しませんので、北朝鮮か米国か中国に、もたれかかりなさい(と言ってもまとわりつくが)。半島に関わったらロクな事が無い。塩撒いとこ。
>一方、普通の人は「保守が次の政権を取っても、もう、元には戻らない」と言います。司法も立法もコントロールできる――。政権にとってこれ以上に都合のいい話はない。保守の側だっていったん政権を取れば、こんな便利な武器は握って放さない、というわけです。
国民が選挙で政権交代をなし得ても、肝心な点を変えることができない、ということですか。
絶望的ですね。
日本は、敗戦でそれまでの自分たちの全てを否定され、そこから自力で今の国の体制を作り上げざるを得ませんでした。
お隣の国は、もしかして今の民主主義体制は、自分たちで作ったのではなく、与えられたものに過ぎないのでしょうかね。
匿名さま
善良な反体制が、政権を取って、三権分立のルールを確立すれば良いのです。
反体制が政権を取って、それを利用するから、どうにもならない話になります。
元々、平等よりも差別に向いた民族何だと思います。
だんな様
隣国の今の政治の場には、与野党含めて、「善良」な政党・政治家がいないことになりますね。
本来なら、政権の言いなりになる新たな検索機構を作ることは、三権分立の理念に反する、とか、憲法違反、とかの理由で阻止される仕組みがなければなりません。
しかし、どれだけ立派な「仕組み」があっても、それを正しく行使するのは政治家、ひいては国民です。
現在行われている政治劇を、国民はどう思って見ているのでしょうか。与党も野党も駄目なら、国民が声を挙げて、新たな政党を立ち上げるなり、行動を起こすべきです。
新たな検察機構は、国民にとっては恐怖でしかないと思えるのですが、そういう風には考えないのでしょうか。権力対国民と考えずに、自分が権力抗争の中に入ってしまっているのかな。
自由を希求し、正義を愛し、国を憂う、救国の志士は現れないのでしょうか。
私は、韓国の国民のなかに、何が正しいのか、と考える人の存在を信じたいと思います。
翻って、日本ならどうだろう、どうなるだろう、と考えてしまいます。
一国民さま
民主主義や三権分立、平等、法治主義を、善悪の判断基準とする善良な韓国人がいると、一国民さんは日本人の価値観で考えているのだと思います。
韓国の考え方は「自分が正義」がベースです。
今の野党(保守)が、政権を取っても、元のルールに戻さずに利用するというのは「自分の正義」を行使するのに便利だからで、日本人の価値観を判断基準にしていないと思います。
日韓両国は、価値観が違うので、日本人の価値観で韓国を考えても無駄だと思います。
一国民から一国民様へ
お説、拝読しました。
今、シンシアリー著「文在寅政権の末路」を読み始めたところですが、隣国の病根がよく分かる内容で、今回の鈴置高史氏の論考を裏付けるものにもなっていると感じております。
ところであなた様のハンドルネーム、以前からちょくちょく駄文・駄意見を投稿させていただています私のと同じになってしまいました。
今朝このサイトを見て、あれ、こんな時間に投稿したっけ、と思った次第です(笑い)
重ならない方がよいと思いますので、変更していただくか、私の方が変更したいと思いますので・・、コメントいただけたらありがたいです。
日本のマスゴミや糞野党など左巻き偽善者にとって憲法9条は日本の安全保障を真面目に考えている愛国者を叩くための都合の良い武器なんでしょうね。