先ほどの『中央日報「韓日両国首脳が目を覚ますことを望む」』で予告したとおり、本日深夜12時に失効を予定している日韓GSOMIAを巡り、悲鳴、逆ギレ、断末魔のような記事が、韓国メディアに大量に掲載され始めているようです。そこで、本稿ではこれまでの経緯に加え、韓国メディアの記事の一部について取り上げるとともに、あらためて明日以降の「焦点」についても再確認してみたいと思います。
目次
あと9時間半
断末魔?
韓国政府の8月22日の決定に従うならば、本日の深夜0時をもって『秘密軍事情報の保護に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定』(俗に「日韓GSOMIA」)が終了します。
これまでのパターンに照らして、韓国政府が土壇場でこの決定を撤回するとも思えません(たとえば『「韓国が日韓請求権協定無視」、ほぼ確定へ』でも触れた、自称元徴用工判決に関する日韓請求権協定第3条に基づく仲裁手続がそうでした)。
ただし、世の中に「絶対」というものは存在しませんので、日韓GSOMIAが無事(?)に消滅するかどうかは、本日が終わるまではまだわかりません。
こうしたなか、先日から予想していたとおり、とくに昨日から本日に掛けて、おもに韓国メディアから日韓GSOMIAに関する「悲鳴」、あるいは「断末魔」にも似た報道記事が相次いで出て来ている状況にあります。
韓国社会の病巣
さて、以前、『真の親日派とは、文在寅氏その人だ』のなかで、文在寅氏のやっていることは、長い目で見たら結果的に日本の国益上昇につながる可能性もあるため、「文在寅政権がこのまま任期いっぱい続くというのも興味深いことだ」と申し上げたことがあります。
このときにも議論したのですが、日韓GSOMIAに限らず、日韓関係、米韓関係、南北関係など全般にいえることですが、韓国国内には大きく分けて「保守派」と「親北派」という2つの勢力があるようです。
保守派とは、「親米、恐中、用日、反北」を掲げる勢力であり、親北派とは「反米、親中、反日、親北」を掲げる勢力です。
- 保守派…親米、恐中、用日、反北
- 親北派…反米、親中、反日、親北
といっても、これは当ウェブサイトが作った便宜的な分類であり、冷静に観察すると、彼らは決して一枚岩ではありません。
たとえば「保守派」のなかにも朴槿恵(ぼく・きんけい)前大統領のように「反日」「親中」を掲げる人物もいれば、李洛淵(り・らくえん)現首相のように、左派であっても米韓同盟がいきなり消滅するのは困る、と考えている人物もいるようですので、それぞれ一枚岩ではありません。
ただし、両者に共通しているのは、日本とは対立を好む、という点です。
保守派は「都合が良い局面で日本を利用しつつ、歴史問題で日本に精神的優位に立とう」という考え方(いわゆるツートラック、あるいは権利だけ享受して義務を果たさない「食い逃げ外交」的な姿勢)を重視しています(日本にとっては却って始末に負えない存在ともいえるかもしれません)。
その一方で、文在寅(ぶん・ざいいん)韓国大統領自身を含めた親北派の間では、あまり「日本を利用しよう」とうい発想は見当たらず、どちらかといえばその反日姿勢は「親中・親北」の反射効果のようなものであり、本質的には「反日」ではなく「反米」ではないでしょうか。
ちなみに当ウェブサイトとしては、韓国政府が今回、日韓GSOMIAの破棄を打ち出している目的については、
- ①日本に輸出管理適正化措置を撤回させるため
- ②南北統一の障害となる米韓同盟をなくすため
という2つがないまぜになっているのではないか、と考えていますが、とくに②のように考える根拠については、『GSOMIA破棄で「反米」の正体を現した文在寅政権』あたりで説明していますので、ご興味があればご一読ください。
いくつかの報道を眺める
朝鮮日報「本日最終決定」
さて、この日韓GSOMIA破棄問題を巡り、先ほどから当ウェブサイトでもいくつかの記事を紹介しているのですが、「新情報」をひとつ紹介しておきたいと思います。
昨日の『GSOMIA終了前提?聯合ニュース、続々記事配信中』でも「速報」的にお伝えしたとおり、昨日、韓国で開催された国家安保会議(NSC)常任委員会では結局、日韓GSOMIAの破棄を撤回するかどうかの決定はなされなかったようです。
ところが、韓国メディア『朝鮮日報』(日本語版)に掲載された次の記事によれば、NSCは本日再び開催され、これを受けて文在寅大統領自身が最終的な決定をするのだそうです。
きょうGSOMIA運命の日…韓国政府「日本の態度に変化ない限り終了」(2019/11/22 08:20付 朝鮮日報日本語版より)
ということは、本日、もう一度「韓国政府が正式にGSOMIA破棄を決定!」という記事が出て来るのでしょうか。
感情的な記事が多い韓国メディアのなかで、最近の朝鮮日報は、韓国メディアにしては客観的な記事が多いような気がします。実際、この朝鮮日報の記事にも
- 「青瓦台と政府はGSOMIAを予定通り終了させ、今後は日本の態度の変化に応じて協定を再び結ぶ案を好んでいることが分かった。外交消息筋は『米国の反発も問題だが、日本の態度の変化なしにむやみに決定を覆せば、中核的な支持層の反発が起こることの方を青瓦台は懸念している』と語った。」
- 「韓国政府は同日も日本と水面下で大詰めの話し合いをした。韓国政府の『先に経済報復措置を撤回せよ』という要求に、日本は『先に強制徴用被害補償問題を解決せよ』と対抗したという。」
といった記述がありますが、このあたりの記載は、これまでの日韓両国政府の動きとも整合するものであり、特段目新しいものではないにせよ、きちんと記載している点については評価に値すると思います。
(※もっとも、輸出管理適正化措置を「経済報復措置」、自称元徴用工問題を「強制徴用問題」と誤記するあたりは、しょせんは朝鮮日報も韓国メディアなのか、という気もしますが…。)
まるで中国や北朝鮮の報道官みたい
一方で、韓国の政治家からは、「すべての原因と責任が日本にある」式の批判が出て来ました。
韓国与党代表、「GSOMIA終了のすべての原因と責任は日本にある」(2019.11.22 10:55付 中央日報日本語版より)
韓国メディア『中央日報』(日本語版)によれば、与党・「ともに民主党」の李海瓚(り・かいさん)代表は22日、GSOMIA終了について「すべての原因と責任は日本にある」と述べたのだそうです。
李海瓚のこの発言は、日韓GSOMIA破棄回避に向けて「韓国政府は多様なルートを通じて外交的努力を持続してきたが、日本政府は不動の姿勢なので遺憾だ」という文脈で出て来たものだそうですが、それにしても酷い逆ギレですね。
李海瓚氏はまた、日韓GSOMIAが「韓国の安保には必要不可欠なものではない」とも発言したようですが、そのご認識が事実ならば、日韓GSOMIAなど消滅しても何ら問題ないはずですし、そもそもそこまで日本に対し逆ギレする意味がわかりません。
ちなみにこの「すべて日本が悪い」式の発言、まるで華春瑩(か・しゅんえい)中国外交部報道官の発言を聞いているような気がしますね。
【参考】華春瑩(か・しゅんえい)中国外交部報道官
(【出所】中国政府外交部HP)
ちなみに調べてみると、中国や北朝鮮は数ヵ月に1回以上の頻度で「(A)なのは(B)のせいだ」、式の報道発表を行っているようです。
中国、通商協議暗転したのは米国の責任と主張(2019年7月31日 16:58付 ロイターより)
米朝首脳会談から1年、北朝鮮「破綻の責任は米国にある」(2019.6.12 14:26付 産経ニュースより)
(A)には「米中通商協議」や「非核化交渉」、「香港民主化デモ」や「日韓GSOMIA」を入れ、(B)には「米国」や「日本」、「香港市民」などを入れます。ためしに例文を作ってみましょう。
- 米中通商協議が決裂したすべての原因と責任は米国にある。
- 米朝非核化協議が決裂したすべての原因と責任は米国にある。
- 香港情勢が悪化したすべての原因と責任は香港市民にある。
- 日韓GSOMIA破棄を韓国政府が決定したすべての原因と責任は日本政府にある。
いかがでしょうか?
こうした中朝韓の「逆ギレ」メンタリティは、少なくとも私たち日本人にはなかなか受け入れられない、というのが実情に近いのではないでしょうか。
「わずかな隙」…はて?
さて、GSOMIA関連ではこんな記事も取り上げておきましょう。
韓経:「日本、立場を変えなければ」vs「韓国、賢明な対応を」…GSOMIA「最後の反転」わずかな隙も(2019.11.22 11:26付 中央日報日本語版より)
掲載されたメディアは中央日報ですが、タイトルに「韓経」とあり、記事末尾に韓国経済新聞(韓経)のクレジットが表示されているとおり、オリジナル記事の配信元は韓経です。韓経はこの日韓GSOMIAについて、
「現在では反転なしに終止符を打つものとみられるが、劇的な妥結の可能性も排除できないという分析が出ている。」
と述べます。そして、その「劇的な妥結」とやらの根拠として挙げられているのは、おそらく次の下りではないかと思います。
「日本政府と政界は『GSOMIAが維持されるよう願う』という立場だった。河野太郎防衛相は21日、参議院外交防衛委員会に出席して『北朝鮮の威嚇に日米韓がしっかりと対応できるように韓国が賢明な対応を取ることを求める』と主張した。安倍晋三首相も『(韓国と)協議してまだ諦めてどうこうという段階ではない』とし、『ギリギリまで協議している』と話したと伝えられた。」
つまり、韓経がいう「劇的な妥結」とは、「日本がギリギリになって輸出『規制』(?)の撤回を表明する」、あるいは「韓国にとって受け入れ可能な『名分』を日本政府が出してくる」、ということを期待しているようですね。
そこで、そんな韓経さんに、本日午前の記者会見で菅義偉(すが・よしひで)内閣官房長官が述べた、次の言葉をお贈りしておきたいと思います(※動画の1:10~)。
「韓国側に賢明な対応を求めるとの立場に変わりない。」
要は、日本から譲歩することはない、ということであり、この菅官房長官の発言がすべてでしょう。
マイケル・グリーン氏が米軍撤退を警告したが…
さて、本日の中央日報などは「ネタの宝庫」のような状況であり、本当は紹介したい記事がほかにもたくさんあるのですが、キリがないので、本稿では次の記事を取り上げておきたいと思います。
【グローバルフォーカス】GSOMIA破棄、米軍撤収を招くことも(2019.11.22 10:57付 中央日報日本語版より)
リンク先の記事は米戦略国際問題研究所(CSIS)副所長でもあるマイケル・グリーン氏が中央日報に寄稿したものです。
グリーン氏といえば、先週金曜日に『マイケル・グリーン氏、「日本が譲歩すべき」の無責任』でも紹介したとおり、この期に及んで「日本が譲歩すべき」などとする無責任な主張を展開した人物でもありますが、今回の中央日報への寄稿ではどんなことを書いているのでしょうか。
グリーン氏はまず、日韓GSOMIAの失効は日韓関係に限らず、米韓同盟自体に打撃を与える決定であると批判したうえで、韓国大統領府が「その深刻性を十分に認識できていない」、「米国の高官・将官、シンクタンク専門家、議員らはこの点に例外なく深い懸念を示した」と指摘します。
その懸念とは、大きく次の2つだそうです。
- ①北朝鮮の挑発に機敏に対応できないこと
- ②米韓同盟の亀裂を狙う中国がGSOMIA破棄を戦略上の青信号として受け止める可能性が高いこと
要するに、従来から米国政府関係者が繰り返し韓国に警告してきた、「GSOMIA破棄で喜ぶのは中朝だけだ」、とする指摘を、わかりやすく繰り返してくれている、ということです。しかも、グリーン氏は日米韓の情報共有に関する取り決め(TISA)を巡っては、
「米国を通した間接共有方式であるため、米国の負担が増えるだけでなく情報伝達速度も遅い」
と述べているのですが、そのホンネを忖度(そんたく)して申し上げるならば、
「韓国のような厄介な国の扱いは、本当は日本に丸投げしたいのに、GSOMIAを破棄されればわが米国が直接日韓間の情報のやり取りをコントロールしなければならなくなる」
というウンザリ感が伝わって来ます。
これに加えて、ドナルド・J・トランプ米大統領は1990年から現在に至るまで、在韓米軍の必要性に異議を提起した回数は30回を超えるとも指摘(※ビクター・チャ教授の集計)したうえで、防衛費分担金が米国の求める50億ドルに達しない場合には「トランプ大統領は怒りを表出する」と警告します。
日韓GSOMIA破棄を回避するために「日本が譲歩すべき」などと言い放ったグリーン氏の論考ですが、韓国に対して向けられているこの論考については、いちおう、マトモなことが書かれていると言って良いでしょう。
ただし、この論考が韓国人の心に刺さるかどうかは、別問題ですが…。
焦点はむしろ来週以降
いずれにせよ、日韓GSOMIAが終了するまでのあと9時間半、もしかするとまたしても波乱があるかもしれませんし、仮に波乱がなかったとしても、今度は日韓GSOMIA終了後に、早ければ来週以降、韓国に何らかの金融の混乱が生じるかもしれません。
いや、むしろ焦点は「来週以降、米国が経済面で韓国に何らかの制裁を加えるかどうか」、といったところなのかもしれませんが…。
View Comments (22)
「○の責任は全て△にある」論法は、共産圏では非常に頻用されたフレーズです。
え?韓国?w
りょうちんさま
もう北も南もいう事は、同じですから。
同じ穴の貉です。
お疲れ様です
いやぁ、韓国紙は言わずもがなですが
国内メディアも中々すごい報道姿勢(悪い意味で)になってますねぇ・・・特に共同。
日韓両国が交渉中という事になっているそうですが、本当ですかね?
まぁ、明日以降どうなるか実物なのは間違いないでしょう。
しかし、こんな時代が来るなんて
10年前には思いもしませんでしたよ。
> こんな時代が来るなんて
確かに… 変化が日々の変化の積み重ねなので、私などつい現状を当然視し、それどころか「生ぬるい」と不満を持ちますが、十年前、2009年の民主党政権発直後を思い返せば隔世の感がありますね。昨年の韓国軍によるFCレーダー照射事件と、尖閣諸島中国漁船衝突映像流出事件の時の政府の対応を比べると、物足りないと不平を言うのが贅沢なことを実感します。
まだまだ満足すべき状態ではないものの、着実に日本が良い方向に変わりつつあることは喜びたいと思います。
阿野煮鱒さん
ご返信ありがとございます。
そうなんですよね、今は当時とは違う方向で麻痺している事を
今回の件でようやく自覚したというか・・・。
この良い流れを今後生かすもコロすも、我々有権者にかかっているとも言えるので
これから先、交代しても外交レベルを落とさずにいられるよう
ノイズに惑わされず票と選択を大切にしていきたいと思います。
明日に早速北朝鮮がミサイル発射実験したらとても面白い
韓国と打ち合わせの上での茶番劇というパターンもあるし
本日の中央日報のコラム、大田総局長のキム・バンヒョンという人物の執筆。
タイトルは「日本製徴用労働者像と『日本人モデル』論争」。
内容はコメントする価値もないものだと思いますが、注目したのは文中に出てくるフレーズ。
たとえば、・・反日はもちろん、「克日」しようというのに反対する国民はいないだろう・・や、私たちは日本に敵意を持っているが、・・といった。
彼等の日本に対して抱いている”敵愾心”、心底からの反日、を改めて認識させられます。
主要紙の紙面にここまで書くのか、といった気もしますが、書かずにおれないのでしょうね。
目下のところ治療方法のない”恨”の病と”火病”に多くの国民が罹患していますので。
一国民さま
この記事は、最後の部分も欠かせません。
以下引用します。
私たちは日本に敵意を持っているが、109年前に日本に国を奪われた原因も十分に知っている人は稀だ。反日にも学びと関心が必要な時だ。幸いにも竹槍歌を叫び、反日を扇動していた人たちも姿が見えなくなった。
引用ここまで。
日本に併合された原因は、韓国ではファンタジーになっていますので、知っても意味が有りません。日本人は、知っておいた方がいいとは、思います。
竹槍歌を叫び反日を扇動しているのは、文政権です。
もう、社会が反日に覆われて、良く見えなくなっているのでしょう。
一国民さま
この記事は、最後の部分も欠かせません。
以下引用します。
私たちは日本に敵意を持っているが、109年前に日本に国を奪われた原因も十分に知っている人は稀だ。反日にも学びと関心が必要な時だ。幸いにも竹槍歌を叫び、反日を扇動していた人たちも姿が見えなくなった。
引用ここまで。
日本に併合された原因は、韓国ではファンタジーです。
竹槍歌を叫び反日を扇動しているのは、文政権です。
もう 終わりだね
君が 小さく見える
僕は思わず 君を
蹴り飛ばしたくなる
私は 折れないから
このまま 甘やかしておいて
君の口から 愚痴が
流れては 落ちる
近くて 遠い隣国
いつか そう話したね
まるで 今日のことなんて
思いも しないで
さよなら さよなら さよなら
もうすぐ外は パーフェクトストーム
壊したのは たしかに 君だけ
責任は 君だけ
オフコース様、申し訳ありません。
著作権に問題があれば、即刻消してください。
自転車の修理ばかりしているさま
完成してくださいまして、ありがとうございました。
最初だけ、「もう終わりダニ」にしてもらえませんでしょうか。
だんな様
そんなダニに失礼なことはできません。
社会のダニとして、謝罪と賠償を要求します。
いつもありがとうございます。
【朝鮮日報の記事】
「韓国政府は同日も日本と水面下で大詰めの話し合いをした。韓国政府の『先に経済報復措置を撤回せよ』という要求に、日本は『先に強制徴用被害補償問題を解決せよ』と対抗したという。」
とありますが、日本政府は輸出管理適正化措置について、あくまでも自称徴用工問題の報復ではないと繰り返し述べているので、言質を与えるようなこういう返しをしないと思います。
なのでこれは作り話であり、水面下の話し合いは行われていないと感じました。
GSOMIA破棄→レッドチーム入りなんて言われてますが、このムンちゃん、日本よりむしろ中国、北朝鮮で全くの役立たずと見放されてるんじゃないのかなぁ。
国賓として意気揚々と中国に乗り込んだら、一人メシ待遇の上に、同行記者連がボコられて帰ってくる。習大人にG20前に立ち寄ってやるよと言われて、喜んで接遇の準備万端整えて待っていたら、ドタキャンの上、一言の詫びも無し。相手にする価値無しと見切られてるのか、それとももう完全に朝貢国としての躾け段階に入ってるのか。
平昌五輪の頃には、手を取り合ってジョンウン君から盟友扱いを受けてたはずが、今や使い捨てのぼろぞうきん扱い。日米に捨てられたら、生き血吸いたくてもスッカスカになるってことが、キタの方が良く理解してるってことなのかな。
国際会議の場でのトランプ氏の酷評なんて、まあ耳を塞ぎたくなるような代物だが、よくあれでまた会談してくれなんて言えるもんだと感心してしまう。プライドってものの感覚が常人とは違ってるんでしょうかね。
それに比べたら、安部さんなんて優しいもんだよ。少なくともムンちゃんを名指しで、無能だの、盗っ人猛々しいだのと罵ったりしたことはないんだから。その日本にだけ逆ギレしてどうすんのよ。
更新ありがとうございます、
全く中国、北朝鮮の報道官の発言って、誰が話しても同じ話し方、同じイントネーション、同じ論法、同じ結論の導き方です。
違うパターンでやると、全体のトーンが弱くなる、或いは間違えて本音が出てしまうのか(笑)。
ところで韓国政府はGSOMIAを終了させて、「今後は日本の態度の変化に応じて協定を再び結ぶ」ハラとか。厚かましいッ!しかし、この土壇場で『韓国政府が怖じ気づいた。最後で逆転もある』と会計士さんのコメントが今、来た。
中国と北朝鮮はGSOMIA継続よりは破棄を望んでいるでしょう。頼りになるヤツとは思ってないだろうが(笑)。
> ①日本に輸出管理適正化措置を撤回させるため
> ②南北統一の障害となる米韓同盟をなくすため
①は、責任転嫁の為に言っているだけで、文在寅に日本の態度変化位でGSOMIAを延長する気はないでしょう。(米国の態度変化なら考えられますが。)
だから、日本が輸出管理を元に戻した位では、「日本はまだ輸出管理している。」と主張すると思いますよ。
彼等から見れば、戦略物資をいつ・どこに・どれだけ輸出したか記録しているだけでも、輸出管理かも。
戦略物資を、ノーチェックで輸出するとかしない限り、「日本が輸出管理を止めた。」とは言わないんじゃないかな。
②と関連していると思いますが、文在寅としては、兎に角
③北京と平城が喜ぶ事をしたい
というのが本音カモ知れません。
速報です。
GSOMIA失効回避 条件付き期限延長
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%EF%BD%87%EF%BD%93%EF%BD%8F%EF%BD%8D%EF%BD%89%EF%BD%81失効回避-条件付き期限延長/ar-BBX9A1c?ocid=spartandhp
がっかりです。お祝いのワイン買っておいたのに。
えぇー? マジすか?
せっかく下に替え歌ではない曲を上げたのに。
私の予測は見事に外れました。
最後の望みは「誤報」と、日本の頑固な官僚主義による再締結手続き論です。
ま、USAが日本の抵抗を一蹴するでしょうが。
米国としては「条件付き」をどのように扱うのでしょうね。
ここでもたもたしている内に記事は進んでいました。
四の五の言わずに次に進みます。