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中央日報「安倍の右傾化政策が韓日両国の対立の核心」

一見すると「量産型の反日記事」、だけれども、よく読むと日本社会にも問題があることがわかる。そんな珍しい記事を、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に発見しました。それが、『韓日過去史の「遠心力」大きくなり安保・経済の「求心力」消える』という記事です。コラム執筆者は9ヵ月間、わが国に「訪問学者」として滞在した韓国人だそうですが、残念ながら中身は「アベの極右政策が悪い」という判で押したような文章であり、参考になる下りはほとんどありません。しかし、そんな記事であっても、ごく一部にヒントとなる下りがあれば、読む価値が皆無とはいえません。

即位礼正殿の儀控えピリピリする都内

明日はいよいよ天皇陛下の御即位に関する即位礼正殿の儀が執り行われますが、これにあわせて外国からも、王族、国家元首、首脳など、数多くの賓客が来日します。このため、東京都内(とくに都心部)では、警戒・警備で緊張した雰囲気も伝わって来ます。

今回、わが国は国交を結んでいる195ヵ国のすべて(※)に招待状を発送したこともあり、平成時代の天皇陛下(現在の上皇陛下)のときを上回る外国賓客が日本を訪れる、との報道もあります。

(※もっとも、『天皇陛下の即位式に呼ばれていない国』でも紹介したとおり、日本政府が招待状を発送したのは1ヵ国を除く194ヵ国、との報道もあるようですが…。)

これらの賓客のなかには、日本にとっては重要な友好国もあれば、そうでない国もありますが、それでも新しい天皇陛下の御即位という慶事に際し、多くの国々から賓客がいらっしゃること自体は、「一般論としては」、素直に歓迎すべきことであることは間違いありません。

ただし、ここで「一般論としては」、と申し上げるのには、きちんとした理由があります。

外国賓客のなかには、明らかに「違う目的」で来ると思しき人物がいるからです。

今回、わが国が外国賓客を丁重に扱わねばならない理由は、ひとえにこれらの外国賓客が、新しい天皇陛下の御即位を私たち日本国民と祝って下さるからであり、万が一、「お祝いの気持ち」よりも自分たちの都合を最優先にしているのだとしたら、日本国民の一人としては決して嬉しくありません。

自分で期待値高める韓国メディア

こうしたなか、先週金曜日くらいからでしょうか、韓国メディアでやたらと登場し始めた人物が、李洛淵(り・らくえん)韓国首相です。具体的には、李洛淵氏は「膠着状況にある韓日関係を打開するため」に「文在寅(ぶん・ざいいん)大統領の親書を携えて来日する」、などと報じられています。

李洛淵氏の来日を巡っては、先週末から昨日にかけて、当ウェブサイトでもいくつかの記事で取り上げています。

たとえば、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に、「大統領の親書によって韓日関係打開」などとする記事が掲載された、という話題については、『韓国メディア「首相訪日と親書外交で韓日関係打開?」』で触れています。

といっても、あそこまでこじれにこじれた日韓関係が、李洛淵首相「ごとき」軽量級の人物の来日で解決の端緒を掴めるとも思えません。

ただ、今回、韓国首相の来日と日韓「首相」会談を日本が受け入れた(※)とする話題については、個人的にはむしろ安倍総理側に「何らかの狙い」があると考えています(詳しくは『韓国首相来日を「日韓関係破綻」の布石と見る理由』で紹介したとおりです)。

(※もっとも、当ウェブサイトが調べたところ、24日に日韓「首相」会談が行われるとする情報は、現在のところは日本政府の公式発表ではないようですが…。)

いずれにせよ、李洛淵氏の訪日をはじめとするさまざまな話題に関しては、本日以降、再び情報が出て来ると思いますので、注目したいと考えています。

中央日報「韓日は遠心力が求心力を上回った」

こうしたなか、中央日報には日曜日、こんな記事も掲載されていました。

【コラム】韓日過去史の「遠心力」大きくなり安保・経済の「求心力」消える(2019.10.20 10:18付 中央日報日本語版より)

リンク先のコラム記事、末尾には「イ・ミョンチャン/北東アジア歴史財団研究委員」とあります(ここでは漢字がわからないので、原文どおり「イ・ミョンチャン氏」とでも表記したいと思います)。

イ・ミョンチャン氏はコラム冒頭で、9ヵ月間にわたり「慶応大学(※)」という大学で「訪問学者」として活動したと述べており、その立場から「現地の政治家、学者、ジャーナリストと会い、日本の本音が何なのかを探求してみた」と述べます。

(※どうでも良い話ですが、日本には「慶應義塾大学」という大学は存在しますが、記事本文に出てくる「慶応大学」なる大学は存在しません。少なくとも大学名くらいは正確に記してほしいと思います。)

ただ、非常に残念ながら、イ・ミョンチャン氏の結論も、まことに月並みなものです。それは、日韓両国の対立の核心が

安倍政権のいわゆる右傾化政策とそれに対する韓国の激しい反発

にある、と決めつけているからです。

どの政策がどのような意味で「右傾化政策」なのか、その具体的説明も考察もまったく欠落したままで、「安倍政権のいわゆる右傾化政策」などと決めつけられても、正直、読者としては困惑するばかりです。これが本当に「学者」の文章なのでしょうか?

せっかく9ヵ月間も日本にいながらにして、どうしてそんな結論になってしまったのでしょうか。これについては、イ・ミョンチャン氏のコラムにある、次のような下りを読めば、何となく理解できます。

  • 「朝日新聞の箱田哲也論説委員は『韓日関係悪化は韓国側の日本に対する無知と日本側の悪意が作り出した共同作品』と話した」
  • 「日本メディアは哨戒機問題の際に安倍総理室が岩屋毅前防衛相の意見を無視して強硬対応を主導したと報道した」
  • 「東京大学の木宮正史教授は5月に対談で文在寅政権に対し『反日政府だとはみないがとても無責任な政府だ(略)』と批判した」

要するに「話を聞いた相手が悪かった」のでしょう。

「経済成長を遂げた韓国に対し、日本がさびしさ感じる」

また、イ・ミョンチャン氏のコラムには、

  • 「韓国が経済成長で国力をつける一方、世界における日本の相対的地位が下がったこと」が韓国への否定的言論の広がりの原因(東京工業大学の中島岳志教授)
  • 「日本社会全般に広まっている『潜在的嫉妬』の感情が韓日関係を難しくする」(筑波大学の進藤榮一名誉教授)

といった具合に、「経済成長を遂げた韓国に対し、日本がさびしさを感じている」、「韓国が成長し食べられるようになったので復興を助けた日本に感じていたありがたみを忘れたのではないかと考えているのかもしれない」式の分析(というよりも思い込み)が見られるのも特徴です。

しかし、非常に不思議なことに、安倍政権などが韓国政府に対して求めている、

韓国は国際的な約束を守れ

という点については、このイ・ミョンチャン氏のコラムではほぼ無視されています。

とくに、韓国が日本に対して仕掛けてきた、日韓請求権協定を蹂躙するような自称元徴用工判決を筆頭とするさまざまな不法行為のなかには、放置し続ければ日韓関係を破滅に導きかねないものもありますが、これらに関して究極的には

  • ①韓国が国際法や約束をきちんと守る方向に舵を切ることで、日韓関係の破綻を避ける
  • ②日本が原理原則を捻じ曲げ、韓国に対して譲歩することで、日韓関係の破綻を避ける
  • ③韓国が国際法を破り続け、日本が原理原則を貫き続けることで、日韓関係が破綻する

のいずれかしか着地点はありません。

それなのに、「韓国が加害者だ」という視点が決定的に欠落している時点で、まことに残念なコラムだとしか言い様がないのです。

参考になる下りもないわけではない

ただし、これだけだとただの「量産型反日記事」のひとつに過ぎませんが、記事を読み進めていくと、参考になる下りがないわけではありません。

ここまで両国関係が奈落に落ちることになった裏にはどのような要因が作用したのだろうか。6月7日に慶応大学で開催された日韓ジャーナリストシンポジウムで静岡県立大学の奥薗秀樹教授は、両国は互いに対する信頼が崩れた状況だと診断した。冷戦終息後に両国間に過去史という遠心力が大きくなり、安保や経済のような求心力となっていた共通分母が消えた。日本が絶対的に韓国に必要な存在だった時代は過ぎ去ったが、日本はそうした過渡期にある韓国と日本の関係性をうまく受容することも消化することもできていないという主張だ。

この下り、あながちピント外れではありません。

もちろん、「過去史」にこだわっているのは一方的に韓国の側であり、日本が韓国に対して激怒している点は「韓国が現在進行形で国際法を蹂躙していること」である、という点において、事実認定が間違っているというきらいはあります。

ただ、それと同時に、わが国の側では「韓国が日本にとって必要だ」と勘違いする人も多く、酷いときには自称「保守派」の論客ですら、そのように主張しているほどです(たとえば『「日韓GSOMIA破棄は安倍外交の失敗」という珍説』)。

このような立場からすれば、「日韓はいずれもお互いを必要としている」、「だけれども韓国側が経済発展し、日本に対する依存度が低くなったことで、韓国が日本に対する反日を強化している」、という構図が見えてしまうのではないでしょうか。

その結果、日本側でもごく一部の学者や経営者が、「韓国経済における日本の重要性が再び高まるように、頑張ろう」、などと考えてしまうようになっているのかもしれません。

この思考プロセス、「ばかげている」と笑うことはできません。

実際、経団連や経済同友会などの「重鎮」と名乗るサラリーマン経営者らが中国や韓国に入れ込んでいるという話は枚挙にいとまがありません(その典型例は、『経済をぶっ壊して増税する セイレーンの誘惑とは増税』でも紹介した、増税プロパガンダのお先棒を担いだ榊原定征氏でしょう)。

やはり、日本のサラリーマン経営者養成システムの問題点とは、受験塾などで受験のための勉強をし、一流大学を出て、確たる国家観を持たないままサラリーマンとして就職し、結果的に大企業を経営してしまう、という点にあるのかもしれません。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

もっとも、「国家観がない」という意味では、このイ・ミョンチャン氏も五十歩百歩です。

コラム記事は

米中貿易戦争の長期化と覇権争い、北朝鮮と韓半島(朝鮮半島)問題などを考えると、韓国と日本両国が緊密に協力すべき必要性は依然として存在する。それが互いにウィンウィンとなり両国とも効果的なレバレッジを持つことができる道だ。

と締め括られていますが、私などは「米中貿易戦争」というキーワードが出て来た瞬間、日韓は「協力関係」ではなく、むしろ「米中代理戦争」の当事者になるのではないかと感じてしまいます。

ちなみにこのイ・ミョンチャン氏という人物、韓国からわが国に訪問学者としてやってくるほどですから、韓国のオピニオン界からはそれなりの期待を背負っているのだと思うのですが、その人物にしてこの認識です。

やはり将来を予想するに、「アベの極右政策」とやらが行われるかどうかとは無関係に、日韓両国の「国民世論レベル」で、今後、認識が離れることはあっても近づくことはもうないのだと思わざるを得ないのです。

新宿会計士:

View Comments (25)

  • まあ横島でないという意味では目くじらを立てるほどではないですが、皇室外交にかこつけて普段不義理しがちな国同士がついでに会談を持つなんてのは、ありますね。
    ヤクザの義理事みたいなもんです。

  • 更新ありがとうございます。

    やれやれ。イ・ミョンチャム氏という期待の慶応大学に訪問留学された方でも、この認識ですか(嘲笑)。失礼ながら慶応大学は日本の各種専門学校かなんかですか?会計士さん言われた通り、慶応義塾大学は超難関校で存在します。

    例えば青山学院大学を青山大学とは言いませんね。関西学院大学を関西大学とは言いませんね(どこかの阿呆アメフトHCが『かんさいがくいん』って連呼してましたが(笑)。

    同じくもし日本人が『京城帝国大学』なんて書くと、火病起こすでしょ?旧は本当だからいいんだけど、物事は正式名称を記述しましょうね。小学生からやり直しです。

    昨日の議論、「ハングルが思考力を無くした」に行き着くかもしれません。日本人もひらがなだけなら苦労する。漢字、カタカナ、ひらがな、ローマ字、あらゆるものを一番あった形で表現する。

    ハングルはそれ単一では分かりづらい、前後の文意で解釈するなんて、いちいち時間取られ、合理的じゃない。それが識字率高くても、込み入った話が出来ないという現れです。

    経済成長を遂げた韓国に対し、日本がさびしさを感じている」、ナイナイ(大笑)。何を上から目線で?『韓国が日本にとって、必要だ』なんて思い上がりは、呉々もなさらないのがダメージを小さくすると思います。

    • > ハングルはそれ単一では分かりづらい、前後の文意で解釈するなんて、いちいち時間取られ、合理的じゃない。それが識字率高くても、込み入った話が出来ないという現れです。

      仰る通りだと思います。正しく解釈する為に、いちいち時間をかけて文脈を解析するという習慣が無いのだと思われます。

      反日教育において、先生は「安重根義士」と教えます。生徒は「安重根医師」(ハングルでは同字)だと思って習います。その程度の違いは、彼の国では、互いに確認を要さない、「ケンチャナヨ」の範囲なのです。だから、生徒は「安重根医師」だと信じて卒業しますし、先生もそれで卒業させて全く気にならない。

      一事が万事これですから、本を読んでも、著者の意図通り理解している人が何%居るのやらと言う状況だと推測されます。著者の方も重々それを認識しているので、「ケンチャナヨ」な文章しか書かなくなるのでしょう。

    • めがねのおやじ様
      「ハングルが思考力を無くした」
      最近いろいろ思うのですが、卵が先か鶏が先か、半島の人々の思考レベルがハングルの限界なのでは?と。
      もともと、漢字どころか9割以上の国民がハングルさえ知らずに暮らしていたわけですから。耳から入る話し言葉だけが、意思伝達のすべて、だったと思います。

  • 日本の保守の一部が韓国を切り捨てられないのは、日本が韓国抜きで自国の安全保障体制を築かなければならないという現実を直視したくないからではないかと思ったりします。見たくない現実から目を逸らすために、韓国という幻想にすがりたいのではないでしょうか。

    願望が元になって、結論が先に決まり、結論に当てはまるように話を作るという論法は、左のお家芸という訳ではなさそうです。

    • 阿野煮鱒様へ

      戦後において、日本の保守を代表する論客には真の保守は存在しない、というのが自分の持論です。
      日本のメディアに露出できる保守論客は、親韓派由来の営業保守、または北朝鮮由来の偽装保守しか存在しないようです…
      敗戦後の公職追放はそれだけ苛烈だったということでしょう。

      産經新聞ですら、その布陣は親米左翼(グローバル派)と親韓派の巣窟です。加藤達也・元ソウル支局長が韓国地検に拘束された際には、グローバル派が親韓派の論調をおさえて凱歌を上げたようです。

      現在は保守の大御所とされる中西輝政・京大名誉教授ですら、冷戦体制が続く間は、朝日新聞や岩波書店の御用学者を務めていたほどです。(どこかにソースがあるはずなのですが、出てこない…)
      田原総一朗氏が中西教授にインタビューをしているのですが、『転向したのか?』と聞かれて、『94年から95年頃に転向した』と自身が証言しているのですよね…
      中共が六・四天安門事件を起こし、ソ連が崩壊した後は、いかなる価値をメディアの座標に据えればいいのかに迷い、日本の論壇は漂流しました。その際、大量の転向組が生まれましたが、中西教授もまたその一人なのでしょう。
      現在、大手メディアに大々的に取り上げられる日本の営業保守は、こうした元アカばかりなのです。こうした事情を知っていて、『中西教授はまたまた転向しやがった』と非難しているのが、『あの』小林よしのりという体たらく…

      日本の営業保守の多くが親韓派由来であることがわかれば、韓国という国をそう簡単には切り捨てることができない事情も想像できると思います。
      また、韓国の保守派も、親韓派由来の営業保守たちが韓国の肩を一方的に持ってくれることを期待して、日本に上から乞食をしに来るのです。これが戦後の日本の売国列伝の構図なのでしょう。

  • 韓国の記事は、全て韓国は変わらないから、日本が譲歩しろといった内容ばかりで、見飽きました。首相に託す大統領の親書についても、親日的行為だと批判されるんだから、日本が譲歩しても解決するわけがない。
    早く経済破綻して、日本のありがたみを、少しでも身に染みるようになれば良いのに。
    米軍基地が撤退して、アメリカのありがたみが、分かれば良いと思います。

    • 朝鮮人にとって「ありがたみがわかる」ということは、相手に負い目を感じると言うことであり、自分が道徳的劣位に立つということと等価なので、受け入れがたいものです。

      経韓国に経済破綻が起こるならば、日本のありがたみを感じるどころか、全ての原因を日本に求め、被害者として自分の地位を高めつつ、日本ををさんざん非難した挙げ句に「救済させてやるから助けろ」と上から目線で命令してきます。なぜなら、日本に韓国を助けさせて ア・ゲ・ル ことは、日本の道徳的劣位を減じさせて ア・ゲ・ル 施しの意味があるからです。

      米国に対しても同じ。世界一道徳性の高いウリミンジョクに奉仕するのがその他の国々の役割です。(中国・北朝鮮を除く)

      • 匿名さま
        そうでしたね。
        どっちも無くなると、恨がつのるんでした。

      • あ、ハンドリネームを入れ忘れました。毎度の論調からご推察かもしれませんが、阿野煮鱒でした。

        • 阿野煮鱒さま
          分からんかった。
          直後の匿名さんと、同じ人じゃないよなぁと思ってました。

      • 追い詰められた人間は、自分に無関心な人間より手を差し伸べてくれた人間の施しの不十分さを憎むそうです。
        半島の人間とは絶対に関わり合いになってはいけません。
        全ての善意は仇となります。

    • よく韓国政府・メディアは、自分らは一貫して韓日友好政策を取っており、ツートラックで対立点は切り離してきたと主張して、現状の亀裂の原因を「日本(安倍政権)の右傾化」というフレーズに集約させていますが、単に真理が見えてない自己中の「天動説」に過ぎません.

      そういえば、「世界がウリナラ(韓国)から孤立している」というネットスラングがありますが、まさに言い得てだと思います.

      • 捨韓人さま
        阿野煮鱒さん流に言うと「韓国人は、全て自分が正義と思っているから」、と言った所でしょうか。

  • 韓国はそろそろ本当の原因に気付いて欲しい。自分たちがやるべきことから目を逸らしているうちは何も解決しない。日本の朝日新聞の様な反日フェイクニュースを垂れ流すメディアを鵜呑みにし、都合が悪くなると何でも日本のせいにする。日本に頼り切っているのに自力でやっていたかのように思い込む。まさに反日依存症。日本からしたら何もしないのに勝手に自滅してくれるのでこんなに楽な事はない。

  • 共同通信の集計による、北密輸船の日本の港への寄港回数が、Yニュースに出ていたが、何か意図的なものを感じる。韓国の港への寄港回数は、はるかに多いと推量できるし、何故、日本だけを問題にするのだろう?
    こんな仔細な部分でさえ、情報戦ではないか。

    • 通りすがりBさま
      韓国に入港禁止にしている船が、日本に入港してるという話ですので、韓国への入港回数が多いとは分からないと思います。
      日本が、韓国に輸出手続きの厳格化をした理由が、安全保障上の問題とした事。あの時韓国は、勝手に北朝鮮への横流しと思い反応してました。その後、日本から制裁品が、北朝鮮に入っており(規制前)、韓国は厳密に輸出管理をしていると言いはりました。
      韓国より日本の方が、輸出管理、北朝鮮への制裁措置に関して管理が出来ていないとしたいのではと思います。

  • Web主様は、イ・ミョンチャン氏なる学者の見識を嘆かれていますが、それを、建国以来、彼の国で行われている反日教育の深さだと見るのは私だけでしょうか?
    それは、戦後日本でおこなわれた日教組教員による9条教育の比ではありません。私は少なくとも特定の国家の縛りを受けませんでした。韓国で教育を受けた学生は、国外に留学しても、それを越えられません。他人事ながら恐ろしいことです。

    彼らが反日で漂流し、どこにも到達できない理由がそこにあると私は見ています。
    目指すところに到達するためには、現在位置を正しく知る必要があります。歴史、政治、経済など、自身の現在位置を正しく知ることを受け入れるところに立たなければ、韓国は目指すどこにも到達できません。

    まあ、ここに至っては手遅れかもしれません。文在寅政権の動きがとても速いのです。この動きが北朝鮮による韓国併合へと続くとしたら、反日を言っている場合じゃない。大虐殺となります。
    日本に逃げることを検討しているかもしれませんが、日本は受け入れないと思います。政府もそうですが、なにより日本国民が受け入れません。

    あなたがたに希望があるとすれば、かつてのイスラエルの民のように棄国し、流浪して、先に述べた正しい見識を得ることです。再び、棄てた国を取り戻すことができるとは保証できません。あなたがたがイスラエルの民のような英明を手に入れ、建国までの強い意志を持つことができるのかは判りませんので。

    • > かつてのイスラエルの民のように棄国し、流浪して、先に述べた正しい見識を得ることです。

      いやー、それはどうでしょう。旧約聖書を素直に読んだだけでも、選民意識は鼻につくは、やたらに自己評価だけは高いは、どこに行ってもウリ式の流儀を押し通して現地に馴染もうとしないは、いろいろ拗らせている厄介な連中ですよ。あ、もちろんユダヤ人の事です。韓国人さん、ごめんなさい。

      • 阿野煮鱒様 お久しぶりです。

        >旧約聖書を素直に読んだだけでも、選民意識は鼻につくは、やたらに自己評価だけは高いは、

        私も旧約聖書を読んだことがあり、映画の「十戒」も見ました(笑)。彼らを流浪に追いやったのはエジプトということでしたをよね。ただ、彼らユダヤ民族は、反エジプトに縛られていません。そこが、彼らの力を世界に放った所以ではないかしら。

        阿野煮鱒様のおっしゃるように、彼らの選民意識が移民先に同化せずトラブルとなり、後にナチスの標的となったということもありましたが、彼らの商人としての優れた能力は、商業だけに止まらず世界政治を牛耳るところまでいきました。アメリカの政治を動かし、イスラエルを建国するまでにです。

        韓国の人々にそこまでの力があるとは保証できませんが、彼らが反日で自らを縛っている限りは望むべくもないと考える次第です。

  •  日韓の対立を、現政権や過去の歴史などのせいにしていますが、それは現実の経済的な利益を維持しようとしているだけで 、真の原因は凝り固まった反日種族主義ではないでしょうか。これは未来永劫変わることはないでしょう。
     馬鹿ン国の日本に対する変わることのない認識は、「自国が絶対善で、日本は絶対悪」です。なぜならこれが彼の種族の建国の理念だからです。馬鹿ン国が独立「させられた」時、独立の理念はなにもありませんでした。そもそも独立とは、「他国の支配によって、民族のアイデンティティが失われることに抵抗して行われる」行為だと思われます。ところが、彼の種族には守るべき立派なアイデンティティは何ひとつなく、抵抗と呼べる運動もありませんでした。あるとしたら、虚言と虚飾の才能(?)のみですが、流石にこれを独立の理念にするわけにはいきません。そこで考え出されたのが、反日種族主義です。悪の日本と戦ったという妄想を、国家理念の柱としたのです。従って、日本が良い国だなどとは、死んでも認める訳にはいきませんし、日本は未来永劫悪者でなくては困るのです。本来の日本を認めることは自らのアイデンティティを否定することになりますから、事実を語る者は売国奴となり、命を狙われるのです。
     以上は呉善花(オ・ソンファ)さんの著書を私なりに解釈した結論です。彼女の著書は彼の種族を理解するうえで非常に参考になります。著書を読んで、「韓国在住日本人」様の投稿を読むと、本当に納得できます。まだ読まれてない方には是非お勧めします。
     インターネットの時代になり、妄想はいずれ守りきれなくなくなるでしょう。現在はその過程で、妄想を守るための悪あがきが対立に見えているだけで、日本は対立といえるようなことは行っていません。妄想が消える時が、馬鹿ン国が崩壊するときでしょう。それまで日本がすべきことは、虚言を吐くスキを与えず、ひたすら事実を発信し、助けず、教えず、関わらないことだと思います。目先の経済的利益のために、彼の国の理念を認めてはいけません。ましてや某アパレル会長のように、売り上げのために日本人をヘイトするなぞは、言語道断です。日本でも不買運動をすべきです。
     

  • >どの政策がどのような意味で「右傾化政策」なのか、その具体的説明も考察もまったく欠落したままで、「安倍政権のいわゆる右傾化政策」などと決めつけられても、正直、読者としては困惑するばかりです。

    「右傾化政策」と書いてますけど、実際のところ言いたいのは「ナチス的政策」とか「戦犯的政策」とかじゃないですかね?
    マイナスイメージのレッテルに使えるワードなら何でも良いんですよ。

    >これが本当に「学者」の文章なのでしょうか?

    だって「韓国の」学者なんですから。

  • 韓国は皆さんご存じのように、まず結論ありきです。
    安部さんの右傾化政策のせいで、というのはもう何年も前から当たり前のように
    韓国メディアに出てきた言葉であり、今回の No Abeにも繋がっています。

    反面、結構安部さんは韓国で人気もあります。韓国の首脳があまり国益に繋がる
    結果を出せないと、安部さんを引き合いに出して、羨ましがるネット上のコメントを
    多く見ました。

    根底は安部憎しではあるのですが、これだけでも安部さんの実績だと思います。
    前大統領である朴槿恵の反日行動当たりから、多くの日本人が韓国の実態に気づき、
    嫌韓が一気に広がったと思います。
    お陰で、今は併合から慰安婦、徴用工まで、韓国の捏造を裏付けるような
    資料がネットに溢れるようになりましたね。