早いもので、当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』を立ち上げてから、もうすぐ3年が経過します。最近では当ウェブサイトのページビュー(PV)数が、多いときで1日10万件を突破するほど、多くの方々が訪れてくださるようになりました。本当にありがたい限りです。本日は「もうすぐ3年」という機会でもあるため、なぜ私がインターネットを通じた情報発信をやろうと思ったのか、そのきっかけと狙いについて、簡単にまとめておきたいと思います。
目次
もうすぐ満3年
当ウェブサイトを開設して、今月でちょうど3年が経過します。
といっても、厳密にいえば、最初の記事を投稿したのは2016年7月21日のことであり、「満3年」となるのは次の日曜日ですが、当日は参議院議員通常選挙の投開票日でもあるため、少し前倒しで「満3年記念」をしておきたいと思います。
さて、当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』の目的は、「読んで下さった方々の知的好奇心を刺激すること」、これに尽きます。そして、一貫してこの方針を取り続けたためでしょうか、最近、当ウェブサイトへのページビュー(PV)数が、多い日で1日10万件を超えるまでになりました。
世の中で何が発生しているのか、世の中で何が話題になっているのかを知りたいと思うのならば、わざわざこんなウェブサイトを訪れる必要などありません。どこかのポータルサイトでニュース一覧を読んでおけば、それで十分です。
しかし、私自身、「人々は知的好奇心に飢えている」という仮説を持っています。
そして、世の中のニューズ・メディア(とくに新聞やテレビ)は、長年の独占競争の弊害が出ていて、この「人々の知的好奇心を刺激する」という側面が決定的に弱いように思えてならないのです。
IFRS
インチキ会計基準・IFRSを告発する!
さて、当ウェブサイトの前身は、大手ブログサービスを使い、2010年7月に開設した個人ブログです。
当時、私自身は某企業に勤務しており(※辞めた会社ですが、迷惑が掛かっては困りますので、業種、会社名、職種などについては申し上げるつもりはありません)、実名で情報発信できなかったため、「新宿会計士」というペンネームでブログを始めたのです。
ブログを開始したきっかけは、2つあります。
1つ目は、2008年9月に発生した、リーマン・ブラザーズの経営破綻に端を発する金融危機です(日本語で「リーマン・ショック」とも俗称されています)。
この「リーマン・ショック」により、全世界の金融市場が凍りつき、欧州の金融機関のなかには経営危機に突入する社が続出したのですが(※そのうちの1社が、某ドイツ国の某銀行です)、その際、欧州の金融機関が経営危機を避けるために採用した「ウルトラC」が、「合法的粉飾」です。
欧州が採用している会計基準・財務報告基準を「IFRS」(アイエファールエス:国際財務報告基準)と呼びますが、2008年10月の「金融商品会計(IAS39)改定」により、損失が発生した金融商品の時価評価損計上をしなくてもよいことになりました。
また、2009年11月には、「IFRS9」という、「醜悪」と呼ぶ以外に形容手段がないハチャメチャな会計基準が導入され、それにより、全世界にさらなる混乱が生じようとしていました(※実際、当時私が懸念したとおり、D銀行も現在、巨額の不良資産を抱えているようです)。
それなのに、西川郁生(にしかわ・いくお)会長(当時)率いる企業会計基準委員会、山崎彰三会長(当時)率いる日本公認会計士協会は狂ったようにIFRS採用に向けて暴走しており、さらには金融庁の三井秀範開示課長(当時)がそうした動きを後押ししていました。
ただ、とくに金融商品会計の分野におけるIFRSのインチキぶりについては、あまりにも酷く、当時から金融規制の専門家だった私は、どうしても黙っていることができずに、やむなくこの「新宿会計士」というペンネームでブログを開設しようと思ったのです。
最初のブログ記事
その結果、開設したブログサイトに投稿したのは、『IFRS9という闇』という記事で、投稿したのは2010年7月22日のことです。原文どおりに再録しておきます。
はじめまして皆様、新宿会計士です。ブログは初めてなので、色々読みにくいかもしれませんが、少しずつ勉強して、一日でも早くネット世論の形成に一石を投じる立場になれたら嬉しいです。
ところで、国際財務報告基準、って聞いたことありますか?アルファベットで「IFRS」または「IFRSs」とも言います。読み方は「アイファース」「イファース」「いふるす」等、様々ですが、各種経済紙を読んでいると「IFRS」という言葉を目にしない日はありません。
それでは、なぜこの「いふるす」がここまで急速に注目を集めるようになったのでしょうか?それは、企業会計基準委員会(ASBJ)と国際会計基準審議会(IASB、本部・ロンドン)が、日本で使われている企業会計の基準(J-GAAP)と欧州を中心に利用されているIFRSの重要な差異をなくすこと、すなわち「コンバージェンスの加速」で合意したためです。この合意は2007年8月の「東京合意」と呼ばれています。そして、コンバージェンスの期限は2011年6月までに設定されています。
話をややこしくしている要因は二点あります。
①2008年9月のリーマンショック
2008年9月14日、リーマン・ブラザーズが経営破綻し、これにより金融市場が凍りつきました。それまで市場で取引されていた金融商品のうち、流動性の低いもの(特にCDSやバンクローン等)の価格が大きく低迷し、このままでは欧州金融機関は決算が出来なくなる!という状況に陥ったのです。
そこで、IASBは2008年10月13日に、保有する金融商品を「トレーディング」から「満期保有」の区分に変更することを容認する金融商品会計の改悪を突如公表。これにより欧州金融機関は相次いで「トレーディング」の不良資産を「満期保有・貸付金区分」に変更し、時価会計逃れを行いました。
その後もIASBは金融商品会計の改正(というか、改悪)に関する議論を続けており、2009年11月には金融商品の保有目的区分を「償却原価区分」と「公正価値区分」の二つに限定することを柱とした「IFRS9金融商品」を公表。しかし、その基準の内容があまりにも杜撰であるため、世界各国から批判を受けています。つまり、このIFRS9は欧州金融機関が保有するバンクローン等の不良資産を会計上、塩漬けにすることを容認する基準なのです。
②日本の金融庁によるIFRS「強制適用」の動き
金融庁は2010年3月期決算より、日本の上場会社に対し「IFRS」に基づく開示を容認しました。また、全ての上場会社に対しIFRSを強制適用するかどうかは2012年を目途に判断することとしており、その場合は2015年ないし16年からIFRSが日本企業に強制適用されるそうです。
ついでに言うと、日本の場合、J-SOXを導入した際に公認会計士を合格させすぎて、監査業界では人が余っているので、今度は「IFRS特需」を起こそうという監査業界サイドのお財布事情も、IFRS導入という主要因なのかもしれません。
ちなみに明日(7月23日)、欧州金融機関を巡るストレス・テストの結果が公表されますが、どうせ結果は「シャンシャン」で終わるのでしょう。なぜなら、欧州金融機関が抱える不良資産はあまりにも量が多すぎて、日本の基準でまともにテストすると殆どの金融機関が倒産します。取り敢えず、マーケットのユーロ圏に対する不安心理を(一時的にせよ)落ち着かせるような内容となるに違いありません。具体的には、数行の欧州金融機関に公的資金を注入して終了、といったところでしょうか。
漢字仮名遣いなどが現在とまったく異なりますし、また、一般の人々に向けて、「IFRS」だの「J-SOX」だのといった専門用語を、何の断りもなくいきなり使っているなど、非常に読み辛い文章だと思いますが、これこそ私自身の「原点」だと思います。
日本におけるIFRS強制適用の動きは、2011年6月に、当時「国民新党」から民主党・菅政権に入閣していた自見庄三郎・金融担当特命大臣が(おそらく独断で)「IFRSの強制適用は考えていない」と発言したことで立ち消えになりました。
自見さんが私のブログを読んで下さっていたのかどうかは存じ上げませんが、この「IFRS強制適用中止」は、3年3ヵ月の民主党政権における、おそらくは唯一の功績でしょう。
現在は『新宿会計士の政治経済評論』に完全移行したこともあり、該当するブログの更新を完全にやめてしまっていますが、現在でもときどき、当ウェブサイトでIFRSについて取り上げることがあるのは、このときの名残なのです(『欧州発の金融危機?インチキ会計基準IFRSと欠陥通貨ユーロ』等)。
民主党への政権交代とマスコミの腐敗
ただ、私が2010年7月にブログを開設したきっかけは、「インチキ会計基準・IFRS」だけではありません。
もう1つの重要なきっかけは、2009年8月30日の衆議院議員総選挙で、麻生太郎総理が率いる自民党が歴史的な大敗を喫し、鳩山由紀夫代表が率いる民主党が政権を奪取したことにあります。
もちろん、この2009年の総選挙では、日本国民が民主的に投票した結果、政権交代が発生したものではありますが、私自身、それにどうしても納得がいかない思いを抱えていました。
そもそも、総選挙に先立つ2009年8月12日に「21世紀臨調」が開催した『麻生内閣総理大臣と鳩山民主党代表による党首討論』では、これをまともに聞いた人は誰もが「麻生の勝利、鳩山の敗北だ」と感じたのではないかと思います。
しかし、当時、新聞からテレビに至るまで、マスコミ各社は一斉にこの21世紀臨調の党首討論を無視。生中継したのはニコニコ動画くらいなものでしたが、当時のインターネット回線だと画質も粗く、また、スマートフォンが本格的に普及する前だったので、視聴した人は非常に少なかったのではないかと思います。
これが「報道しない自由」です。
また、新聞・テレビの偏向報道が有権者の投票行動を歪めたという証拠は、ほかにもあります。
それが、「日本経済研究センター」という組織が2009年9月10日付で発表した「経済政策と投票行動に関する調査」というレポートです。
経済政策と投票行動に関する調査 「子ども手当支持」は3割、政策には厳しい目(2009年9月10日付 社団法人日本経済研究センターHPより)
この調査によれば、テレビや新聞を信頼して投票した人ほど、2009年8月の衆院選では、比例区で民主党に投票したことが示されています(図表)。
図表 情報源と比例区投票先の関係
(【出所】(社)日本経済研究のレポートのP7を参考に著者作成)
マスコミ論
マスコミは変わったのか?
さて、今年は自民党が下野したあの「政権交代選挙」から、ちょうど10年目の節目でもあります。
民主党政権の3年3ヵ月があまりにも酷すぎたためでしょうか、その後2012年12月の衆議院議員総選挙では民主党は大敗を喫し、その後はアメーバのように分裂と野合を繰り返し、いまや準泡沫政党に成り果てようとしています。
片や、2009年にマスコミによって潰された麻生太郎総理は、2012年12月に再登板した安倍晋三総理を「副総理兼財相」として支えており、「安倍・麻生連立政権」は史上最長の長期政権を視野に入れているほどです。
私自身、現在の自民党の政策(とくに消費増税など)については無条件に100%賛成するつもりはありませんし、安倍総理、麻生総理などの政策や政治姿勢のすべてを支持するものでもありません。
しかし、安倍総理も「第一次政権」(2006年9月~2007年9月)のときには、マスコミの酷い偏向報道によって潰されたようなものですし、麻生総理などはあきらかにマスコミの偏向報道によって潰されたわけですから、両総理がマスコミ偏向報道をはねのけて長期政権を維持していることは、尊敬に値します。
これに対し、この10年間でまったく変わろうとしないのがマスコミです。
いや、この10年で質の劣化がよりいっそう激しくなった、といえば良いでしょうか。
たとえば、最近、インターネット論壇を賑わせている話題の1つが、韓国に対する経産省の輸出規制ですが、これについては当ウェブサイトで「ATM」と呼んでいるメディア(朝日新聞、東京新聞、毎日新聞)がそろって「韓国に対する輸出規制」を批判しました。
これについては、日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏が金曜日に『デイリー新潮』に寄稿された、次の記事の2ページ目あたりが参考になります。
北朝鮮への「横流し疑惑」で、韓国半導体産業の終わりの始まり(2019年7月12日付 デイリー新潮より)
また、朝日新聞といえば、日韓関係を木端微塵に破壊するきっかけの1つとなった「慰安婦問題」において、おおもとの事実を捏造して報道し続けたメディアでもあります。
最近だと、2017年2月ごろから、安倍政権の倒閣を目指して繰り広げられた、いわゆる「もりかけ問題」も、朝日新聞の報道が引き金となっています。
事実と意見を混同するな!
こうした朝日新聞の報道姿勢は論外ですが、では朝日新聞以外の新聞、テレビの報道が真実を伝えているのかといえば、それも非常に怪しいところです。というよりも、そもそもマスコミ各社が、2009年8月に自分たちがいったい何をやったのか、その検証報道をやったという話を、寡聞にして知りません。
当ウェブサイトにはときどき、マスコミ産業からも心ある方々がコンタクトを取って来られますが、彼らにマスコミ産業の内情をお伺いすると、「記者クラブ制度」などを通して特権的に情報を得ることができるという立場にあぐらをかいて、最近の記者のなかにはろくに取材もしない者も少なくない、と教えてくださいます。
ここで大事な点は、世の中のありとあらゆる情報には、
- 客観的事実
- 主観的意見
という2つの要素が入っている、ということです。
このうちの「客観的事実」とは、「いつ、どこで、誰が、何を、どのように、どうした」(いわゆる5W1H)といった、「誰が書いてもだいたい同じ内容になる情報」のことですが、「主観的意見」とは、「書いた人によって内容が異なる情報」のことです。
たとえば今月1日に経産省が打ち出した『大韓民国向け輸出管理の運用の見直しについて』という措置については、客観的事実を述べると、
「経産省は7月1日、『大韓民国向け輸出管理の運用の見直しについて』というウェブページを公表した。」
ですが、これについての主観的意見は、
- 「この措置は明らかに韓国に対する日本からの経済制裁の一種であり、WTOルールにも反する暴挙だ。」
- 「この措置は明らかに韓国に対する日本からの経済制裁ではないし、WTOルールにもまったく反しない措置だ。」
という具合に、書く人によって真逆の評価が下されることもあります。
報道するメディアの役割とは、「何が客観的事実で、何が主観的意見なのか、読み手がハッキリと判断できるように整理して記事を執筆すること」ではないかと思います。しかし、先ほども例に挙げたとおり、「ATM」を中心とするメディアは、どうもこうした「事実と意見を分ける」ということが苦手なようです。
(※ただし、ATM以外のメディアがまともなのかといえば、必ずしもそうとはいえないのですが、この点についてはまた機会があれば随時、別稿にて説明していきたいと思います。)
腐敗するマスコミ
ただ、私自身、どうもマスコミ産業を眺めていると、この業界には自浄作用がないどころか、腐敗がますます進行しているのではないかと感じざるを得ないエピソードをいくつも発見してしまいます。
その具体的事例が、「国民の代表」です。
最近、どの官庁でも記者会見の模様を広く国民に向けて公表し始めているのですが、どうもマスコミの関係者は自分たちを「国民の代表」だと勘違いしているようなのです。
河野外相会見で勝手に国民の代表名乗るマスコミ記者の傲慢さ(2018/12/20 05:00付 当ウェブサイトより)
「国民の代表」を騙る新聞記者、そして「国民の敵」(2019/02/21 10:45付 当ウェブサイトより)
すべてのマスコミ産業関係者がそのような勘違いをしているとは信じたくありません。
しかし、記者会見の場で、あるいは声明文などで、自分たちを「国民の代表」と位置付けるのは、傲慢以外の何者でもありません。少なくとも私自身はマスコミ記者らを「国民の代表」として何らかのミッションを負託した覚えはありませんし、そんな制度、わが国には存在しません。
「国民の代表」とは、私たち日本国民が、有権者として投票権を行使した結果、組閣された安倍晋三政権にこそ相応しい称号であって、マスコミ関係者ごときがそれを僭称してよいものではないのです。
インターネット時代
さて、政権交代が発生した10年前と比べて最大の違いは、インターネット環境にアクセスできる人が激増している、という点でしょう。
私のような専門家だと、仕事がら、当時からインターネットを通じて官庁や業界団体などが発表する専門情報、外国のメディアなどに直接アクセスし、情報を得ていましたが、一般の人々はやはり新聞、テレビなどのマスコミから情報を得ていたのではないかと思います。
しかし、最近だと、どうも「人々が情報を得る手段」としては、新聞が大きく地位を落とす一方で、インターネットが大きな力を得て来たという気がするのです。
私自身、最近は通勤電車に乗ることがなくなってしまいましたが、それでも機会を見て、顧客訪問などで外出する際に利用する交通機関(地下鉄、JR、私鉄、新幹線の車内、空港のラウンジなど)で、それぞれ人々の行動を観察しています。
数日前、朝の中央線の車内で周囲20人を観察したところ、
「▼スポーツ紙を読んでいる人が1人、▼小説を読んでいる人が1人、▼何もしていない人が12人(寝ている、景色を見ている、など)」
で、残り6人がスマートフォンをいじっていました。
観察するタイミングや場所で、スマートフォンをいじっている人の割合は増えたり減ったりするのですが、新聞を読んでいる人をめっきり見かけなくなりました。
また、『埼玉県民様から:ことしも「日本の広告費2018」を読む』でも確認しましたが、まさにあと1~2年以内に、インターネット広告費が新聞、テレビなどのマスコミ媒体すべての広告費を追い抜くのではないか、という勢いにあります。
間違いなく、時代が動き始めているのです。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
私自身、ただの中小企業経営者に過ぎず、また、マスコミ産業とは何のかかわりもない人間ですが、そんな人間がこんなウェブ評論サイトを運営して1日10万前後のページビュー(PV)を頂いているというのも驚きです。
最近私は当ウェブサイトを運営していて、確実に手ごたえを感じ始めています。
いただく読者コメントを拝読していると、マスコミ報道に対する失望とともに、ウェブ言論空間のなかにこそ、自由に議論を交わすプラットフォームが出現し始めていることへの期待が寄せられているからです。
当ウェブサイトごときが世の中を変えていくとは思いませんが、それでも似たようなサイトがたくさん立ち上がり、それらのサイトを読む人が増えていけば、それこそ日本は良い方向に変わっていくのだと思います。
なお、日本を良い方向に変えていくことができる「唯一の人物」とは誰で、「唯一の方法」とは何か、それを知りたい方は、当ウェブサイトの次の記事も、是非、ご高覧下さい。
真の国民の敵とはNHKと財務省 解決する唯一の方法と人物(2019/05/12 05:00付 当ウェブサイトより)
引き続き、当ウェブサイトのご愛読ならびにお気軽なコメントを賜りますよう、あらためて何卒よろしくお願い申し上げます。
View Comments (34)
毎日の更新お疲れ様です。貴方のサイトに気付いてから毎回欠かさず拝見させて頂いております。これからも活発な執筆を頑張ってくださいませ。
三周年おめでとうございます。着々とご発展の由、お喜び申し上げます。
振り返れば、悪夢の民主党政権誕生からもうすぐ十年ですね。あの時の絶望感は忘れられません。また、自分の周囲で「これで日本が変わる!」と喜んでいた人々の高揚感も忘れられません。「日本人って、騙されやすいんだなあ」とつくづく思いました。
おりしも、映画版「20世紀少年」最終章が公開された直後の衆議院選挙であったため、私の脳内では民主党と友民党が重なり、再生ピッチを下げた「ボクがハトヤマだよ」の音声が鳴り響いていました。
十年経ってもマスコミは変わりません。TVしか観ない人々の意識は変わりません。しかし「あの時民主党に投票したけれど、直ぐにそれが間違いだったと気付いた」と私に告白してくれた人も沢山いました。
騙されやすいのは某国民と同じだとしても、何度でも同じパターンを繰り返し、大統領選挙の度に謎の勝利感と高揚感で日本を見下しながら、やがて自分で選んだ大統領を弾劾するどこかの国と違って、我が国の人々は反省し教訓を得ることができます。
反省のその次に、マスコミに依存せず、自分で考え自分で選択するための道標として、本サイトのように良質な評論記事は貴重な存在です。本サイトのPVが増え続けるのは、日本人が進歩できる国民であるからでしょう。
激動する国際情勢に国民の意識が対応し切れているとは言いがたい状態ですが、自ら学び考えられる国民性に期待し、一時の絶望感にかられることなく、本サイトを応援したいと思います。
3周年おめでとうございます。これからも益々ご活躍ください。応援しています。
3周年、おめでとうございます。
今後、益々のご活躍をお祈り申し上げます。
阿野煮鱒様へ
ああ、20世紀少年…
懐かしいです…
民主党政権の誕生を予言していた、不思議な価値を持つ漫画(映画)だったと思います。
ともだち民主党と聞いて、鳩山の友愛と結び付けた人は多かったと思います。自分もその一人でありました。
土建業者の知人は、仕事がみるみるうちに減って行き、従業員が可哀想でならないことを嘆いていました。
彼らの民主党政権誕生のショックは、当時の自分の認識よりもはるかに深刻であったことを覚えています。
自分といえば、ノムたん(盧武鉉)がミミズク岩からダイブして、『ガハハハ!』と笑っているだけの青二才でありました。(笑)
はじめてコメントします。いつも鋭い切り口で、胸がスーッとします。また、色々な時勢に関してお教え下さい。
下記項目に関する記事
https://monqu.web.fc2.com/mokji.html
についてのご批判、ご指摘を歓迎します。
掲示板
http://cgi.bookstudio.com/new5/user/gch1ly.html
に投稿してくださいませんでしょうか?
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・ベーシックインカム
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・宮内庁への問合せ
・皇室関連虚報
・東宮御所正門盗用
・上級国民批判
愚塵様へ
野中広務にだけ答えさせていただきます。
野中広務は、田中角栄から可愛いがられた議員ですね…
彼の本分は、1990年に金丸訪朝団の一員として参加し、金日成に拝謁したことにあるでしょう。
また、選挙区である舞鶴に多くの北朝鮮船舶を迎え入れて来た人物であります。1999年には、北朝鮮からの不審船に対して、当時内閣官房長官であった野中は、海上警備行動の発令を阻止して、不審船追跡打ち切りを先導しました。
当時の麻生太郎総理との対決姿勢が鮮明で、安倍総理を背中から撃つ石破茂と重なることが多い人物です。
共産党や公明党などに選挙応援のために近づき、その実、選挙妨害を仕掛けるような人物でもありました。
断言できますが、野中広務は北朝鮮シンパ、北朝鮮人であります。
本筋から外れますが、舞鶴が選挙区だったのは中選挙区の旧京都2区時代で、得票数を見るとほぼ京都4区で得ています。町長だった旧園部町が岩盤です。
舞鶴を含む丹後地域は谷垣さんの地盤なので、舞鶴への影響力はさほどではなかったと思っています。
園部と福知山・綾部・舞鶴との間はあまり繋がりが濃くないです。
いつもありがとうございます。
御本業と更新で睡眠時間はあるのだろうかと勝手に心配しています。
今後ともよろしくお願い致します。
3周年おめでとうございます。
小生の話になりますが、民主党政権からのここ10年で一番のライフスタイルの変化は「テレビを観なくなった」「新聞を読まなくなった」ということです。
面白いことにそれで自身の日常生活には全く困らないという点ですね(笑)
いかに日本の大手メディアが信用できないかというのを学習しました。
最近の「ホワイト国除外」について大手メディアの記事をざっと見てもそれを実感します。
大手メディアを全面的に否定するのは極端としても鵜呑みにするのは危険だなあと本当に思う今日この頃です。
三周年おめでとうございます♪ これからも興味深い記事の執筆をお願いしますねm(_ _)m
3周年おめでとうございます!
*****
保有資産の評価方式は低価法基準が原則。 間違えても時価額を超えてはいけない。
粉飾会計は投資家や社会に対しての詐欺行為。明日沈む船に乗せられて「まだ沈んないから迷惑かけてない」って言われてるようなもの。
粉飾処理が合法だと誰もその行為を追及できないし、誰もその行為に責任を取らなくてよくなるのだろうか?
*そんなことが罷り通るなら、すべての数字に信頼が保てなくなってしまいます。
↑以前の投稿コメントのままなのですが、ずっと変わらない私の気持ちです。(会計処理は健全第一!!)
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良く考えると、韓国の政府や中央銀行も「インチキ会計基準・IFRS」を密かに準用してたりしてね。
外貨準備高もハイリスク運用の焦げ付きが1000億ドル規模で評価替え(損失計上)されずに放置されていると考えるのならば、執拗なスワップ要望論にも納得できるところがあるんですよね。
残高ばかり大きくても現金化できないと使えないですからね。・・あ、もちろん以前のように他の用途に使い込んでるのかも知れないんですけどね。
更新ありがとうございます。
さて国民が自分の意思を示す「あなた」の日が、あと1週間後になりました。私はもう期日前投票を済ませてますが、マスゴミの参議院選挙の当落予想、大変意図的な偏向が見られます。
特に朝日系列。公示日前は週刊朝日を使って、極めて数字操作的な野党推し。【本誌独自調査】とかで、「自民大惨敗、安倍首相の責任問う」「歴史的負け、立憲民主党は非改選を含め40台」は?(笑)。
ところが7月1日以後、韓国への輸出制限発表もあって、立場がマズくなると、先週日曜日は「自民、改選が半分の勢い」、でも「改憲勢力3分の2は微妙」(朝日新聞 大阪)。
更に今週など「自民1人区で28勝」「改憲勢力3分の2に迫る」だとか。いくら出口調査したとか電話調査したとは言え、あまりの変質ぶりに驚きました。
マスゴミ(あえて使います)は当落の予想屋じゃないんだから、各党の政見にメスを入れるべきだ。そんな◎、◯、 △+、△-、▲なんて、競馬予想紙並み(笑)。全国組織の割に地方票など1県に2〜3行しか説明がない。
また朝日新聞の先週日曜日は、「立憲民主党は改選9人が21人」、「公明党改選11が14人」、「共産党も1増(笑)」、「日本維新も1増」、さすがに庇いきれなかったのか「国民民主党は惨敗」。
正直、内容は週刊誌、新聞とも大したことないです。現実の日本の空気を考えれば、威勢の良い反自民プロパガンダはできない、という事でしょうが、まだまだ分かりません。
死んだふりして反日マスゴミは、一発逆転を狙っているかもしれませんよ。
訂正です。
20行目の「自民、改選が半分の勢い」は間違いで
「自民、改選67から59まで確保」です。
ブログ三周年おめでとうございます
益々の問題提議と各コメント主様方によるさらなる活発な議論を楽しみにさせていただき頂きます
思えば民主党への政権交代時は政治には特に何の関心もなかったものの、その後のあまりの酷さに一体どうなっているのかと思ったのが、いろいろと勉強するきっかけでした
歴史、環境、政治に関する報道に疑問を持つに至り、鈴置氏コラムを経て本ブログに至りました
周囲ではこういったことを気軽に話す機会はまだまだないものの、本サイトのように良質な評論記事は貴重であり、非常にありがたい存在です。
益々のPVの向上と活発な議論を楽しみにしています
重ねて御礼申し上げます