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朝日新聞が「頭を冷やして報復を撤回せよ」と要求

経産省の対韓輸出規制強化に対し、ついに「あの新聞」が日本政府に対し「報復の応酬に陥りかねない」、「報復を即時撤回せよ」、などと主張し始めました。慰安婦問題を捏造し、日韓関係を破壊するきっかけを作ったメディアにそんなことを言われたくもありません。同社説では末尾で「日韓両政府は頭を冷やす時だ」と注文を付けているのですが、この場合、むしろ「頭を冷やす」べきなのは韓国政府であり、朝日新聞であり、そして社説の執筆者でしょう。

経産省措置は「報復」というには力不足

最近、この話題ばかりで恐縮です。

7月1日に経済産業省が韓国に対する輸出管理の厳格化措置を打ち出したことをめぐって、これが「(自称元徴用工問題を受けた)韓国に対する報復だ」、といった認識が非常に広がっているようです。

当ウェブサイトとしては『フッ酸輸出規制は「経済制裁」としては不十分だが…』などで一貫して申し上げているとおり、今回の措置は確かに短期的には韓国の産業に大きなインパクトを与えかねないものの、「経済制裁」ないし「報復」というには力不足です。

一部の嫌韓サイトでは、「これこそ日本からの経済制裁だ」だの、「韓国ざまミロ」だのと狂喜乱舞しているようですが、少し冷静になっていただきたいところです。

今回、経産省が対韓輸出制限を導入するのは3品目であり、しかも「禁輸」ではなく「輸出規制」ですし、『「キャッチオール規制」上のホワイト国から韓国を外すべき?』でも申し上げたとおり、韓国を「ホワイト国」から外したところで、それは「リスト規制」とは無関係の話です。

経産省が許可を出さないという裁量を持っていることは事実ですが、無制限に禁輸措置などができるわけでもありません(もっとも、『自称元徴用工側の言い分は、まるで北朝鮮そっくり』などで触れたとおり、今回の措置に韓国側はパニックになっているようですが…)。

むしろ、韓国にとって本当に効く制裁措置は、外為法第48条(モノの流れの制限)や第16条(カネの流れの制限)、韓国国民に対する在留ビザ・観光ビザ・商用ビザなどの厳格化(カネの流れの制限)などであり、現在の措置などまったく「報復」とは言えない状況です。

その意味で、『経産省措置は「韓国セカンダリー・サンクション」の走り?』でも申し上げたとおり、今回の措置はあくまでも「第1弾」として、「北朝鮮との関連で日本政府がこれから発動する一連の制裁のテストラン」のようなものではないかと思うのです。

朝日新聞が「報復を即時撤回せよ」

ただ、今回の措置は非常に緩いものであるにもかかわらず、「ATM」の一角を占める「あの新聞」が、こんな社説を出してきました。

(社説)対韓輸出規制 「報復」を即時撤回せよ(2019年7月3日05時00分付 朝日新聞デジタル日本語版より)

朝日新聞は今回の措置について、自称元徴用工の問題と絡めて「事実上の対抗措置」と決めつけたうえで、「政治的な目的に貿易を使う愚行」「自由貿易の原則をねじ曲げる措置」と舌鋒鋭く批判し、「即時撤回を」と求めているのです。

本当にわかりやすいですね(笑)

さて、この社説の執筆者が、もし外為法第48条第1項を理解していなくてこれを書いたならば、この社説は「不勉強」「稚拙」としかいえませんが、もし社説の主が外為法を理解してこれを書いているならば、読者を意図的にミスリードする、きわめて悪意に満ちた記事でもあります。

しかも、朝日新聞の社説では、

日韓には、戦時中に朝鮮半島から労務動員された元徴用工への補償問題がくすぶっている

と記載されているのですが、現在、韓国国内で日本政府を訴えている自称元徴用工らが、本当に「朝鮮半島から強制労働させられた被害者」なのか、その事実認定が無視されている時点でお話になりません。

また、朝日新聞は今回の措置が「自由貿易を軽んじる身勝手な姿をさらした」ものだと決めつけたうえで、

  • 中国のレアアースの対日輸出停止
  • 米トランプ政権の鉄鋼などに対する関税適用

などと同列に位置付け、あたかも日本が米中貿易戦争と同じようなことをしているかのように印象操作しているのです。

まったく説得力がない、無責任なのは朝日新聞の方

朝日新聞は、こう続けます。

日本政府は徴用工問題を背景に認めつつ、「韓国への対抗措置ではない」などとしている。全く説得力に欠ける。なぜいま規制なのか、なぜ安全保障に関わるのか、具体的な理由を国内外に堂々と表明すべきだ。

この点、「不適切な事案が発生した」ことの具体的な説明がなされていないなど、日本政府の今回の措置に関する説明が十分であるとはいえない点については、確かにそのとおりです。

しかし、「なぜいまこの規制を導入するのか」については、昨日、菅義偉(すが・よしひで)内閣官房長官が、朝日新聞の記者の質問に対してきちんと答えている(『官房長官「韓国がG20までに解決案持ってこなかった」』)のを、この社説の執筆者は100回くらい読み返してみてはいかがでしょうか。

そのうえで、朝日新聞は、次のように、日本政府の説明を「無責任」と断言します。

日本は今後の貿易をめぐる国際論議で信用を落としかねないうえ、日韓双方の経済活動に悪影響をおよぼす。そんな規制に矛盾した説明で踏み切るのは、無責任というほかない。

しかし、一般人が質問に参加できない「内閣官房長官記者会見」という場に特権的に参加できる立場にありながら、日本政府の説明を故意に捻じ曲げて社説に仕立てるのは、報道機関として無責任というほかありません。

報復の応酬はむしろ歓迎

さて、朝日新聞の社説では、

しかし、今回の性急な動きは事態を一層こじらせている。機を合わせるように、韓国の司法当局は日本企業の株式を現金化する手続きを一歩進めた。韓国は世界貿易機関(WTO)への提訴も検討するといい、報復の応酬に陥りかねない」(※下線部は引用者による加工)

と述べているのですが、この点については、たしかにそのとおりでしょう。実際、『まだやってたの? 自称元徴用工の株式売却は破滅への道』や『自称元徴用工側の言い分は、まるで北朝鮮そっくり』などでも触れたとおり、自称元徴用工の側は、資産売却を止める気配はありません。

ただ、もし自称元徴用工の側が日本企業の資産の現金化を実行してしまえば、それこそ日本政府は「自称元徴用工問題での対韓報復」を準備しているはずです。

また、韓国がWTOに提訴したところで、今回の措置はあくまでも「民生品の軍事転用を防ぐための仕組みの運用」であり、自由貿易云々の話とは無関係です。もし韓国がWTOに提訴し、WTOが提訴を受理したら、それこそWTOこそが批判を浴び、解体されかねないでしょう。

そして、この社説が意図的に隠しているのは、日韓の信頼関係を破壊する動きは、いずれも韓国の方から一方的に出て来たという事実であり、しかも、朝日新聞自身が慰安婦問題捏造事件などで日韓関係破綻の動きに加担していることを棚に上げるのは卑怯というほかありません。

それなのに、この社説の末尾は

日韓両政府は頭を冷やす時だ。外交当局の高官協議で打開の模索を急ぐべきである。国交正常化から半世紀以上、隣国間で積み上げた信頼と交流の蓄積を破壊してはならない。

と、「謎の上から目線」で締められているのですが、頭を冷やすべきなのは日本政府ではなく韓国政府であり、朝日新聞社であり、そしてこの文章を書いた人物でしょう。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

ただ、朝日新聞の社説が懸念するとおり、日本が韓国に対する制裁措置を導入していけば、そのこと自体、韓国に輸出する日本企業が損害を被ることは間違いありませんし、さらに副次的な効果として、韓国側が日本に対して何らかの報復をしてくる可能性もあります。

日韓両国が1965年に国交を回復して以来の50余年、それなりに両国間で交流が続けられ、日韓関係にはそれなりの深みが生じていることも事実であり、その意味で、朝日新聞が懸念する「報復の応酬」は、杞憂とはいえません。

しかし、私などは、「日本が国益を犠牲にし、無理をしてまで日韓関係を維持することはできない」と考えていますし、また、一部の日本企業が「日韓の報復の応酬」に巻き込まれた場合、不可抗力で損害を受けた日本企業に対する補償は問題となり得ると思います。

(※もっとも、基本的に経済活動は自己責任であり、韓国に好き好んで進出したことによって「不可抗力」以上の損害を受けたとしても、それはその個別企業の損害ということで、一定の線引きをすることは必要だと思いますが…。)

その意味で、「報復の応酬」は、日韓関係の「真の健全化」という意味では、むしろ歓迎すべきことではないでしょうか。

新宿会計士:

View Comments (66)

    • 世耕さんのTwitterを信用する限り、確実にメディアは不勉強、あるいはミスリードな報道をしています。

      不勉強で申し訳ないのですが、
      世耕さんのTwitterを読むまではメディアの言う制裁にあたると考えていました。
      驚いたのはEUが韓国を非ホワイト国に認定していること。
      あの人権にうるさく、ドイツもいるEUが、という感じです。

      メディアは日本と韓国間の常識を元に撤回しろだの、冷静になれだの言ってますが、実に空虚です。

      • もう CNNもNHKも、ましてや朝日新聞も不要。政治家はトランプを見習って、直接 Twitter で情報発信すりゃいいんじゃないですかね。まあ、福島みずほ氏のようにシュールなのもあるけど、日本の有権者は心が広いから、あれはあれで許容できると思いますよ。頭が不自由だからといって排除したりはしません。

    • >そもそも日本は2004年まで韓国を非ホワイト国としてきました。日本から見て安全保障上の輸出管理体制が不十分と判断されていたからです。(セコウ氏)

      逆に、どういう議論をしてホワイト国に格上げしたのか知りたいものです。
      どうせ韓国からのロビー活動や、日韓議連の利権漁りの賜物と思われます。
      是非経緯を検証して今後の対韓政策に資して欲しいと思います。

  • 確かに、ちゃんと調べてから報道しろよな、って感じですね。
    いずれ明らかになってくるとは思いますが、今回の措置は本当の先端技術のものだけで、量産品メモリなどの生産に影響を与えるものではありませんから。本当にマスゴミですなぁ。
    問題は非ホワイト国化の方ですが、これは世耕大臣もおっしゃっている様に、中国、台湾、シンガポール、インド、タイなどど同じ待遇になるということですね。但し、非ホワイト国になってしまうと、対象品目の行き先がトレースされちゃいますから、迂回輸出や瀬取名人のかの国にとっては一大事かもしれませんけどね。

    • 敢えて安全保障問題である事を隠しているのでしょう。
      核兵器関連であれば誰も反対できなくなります。
      朝日新聞であろうと韓国政府であろうと...

  • ホントに効きまくってるみたいですね。
    まずはジャブ一発って感じなのにもう韓国は足にガタガタきてるみたいです。

    • 一発どころか、まだファイティングポーズ取っただけです
      ジャブのジャの字も打ってないw

      • ファイティングポーズどころか、試合の調印式会場で顔を合わせた段階だと思います

  • 日本政府が「報復ではない」と明言しているのに、「『経済制裁』ないし『報復』というには力不足です。」って、日本人の記述とは思えませんな。(かなり汚鮮されている)

    「経済制裁」とか「報復」とか言っているのは日韓のマスコミだけだ。文在寅すらそんなこと言ってない。

    朝日こそ、フェイクニュースばかり流してないで、頭冷やして、「日本が戦略物資輸出国としての義務を、遅れ馳せながら果たし始めた。」と正しく報道しなさい。

  • 初めてコメントします。
    当方も鈴置氏の大ファンで、鈴置氏の日経ビジネス最終記事でご紹介されてからこちらに窺うようになり、普段から拝見しています。

    さて、今回の優遇措置撤廃については各報道機関の論調が千差万別であり、韓国側の報道や本記事で紹介されている朝日新聞だけでなく、読売新聞の記事でもいろいろ突っ込みどころが多くなかなか腑に落ちなかったのですが、日経ビジネスで非常に参考になりすっきりに腑に落ちる記事がありましたので紹介します。

    https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00133/00013/?P=2&mds
    誤解だらけの「韓国に対する輸出規制発動」

    > ホワイト国として特別優遇するためには、相手国が厳格に輸出管理をしているかどうかを確認するための協議をするのが通常だ。
    > そうした協議を、日本は欧州など他のホワイト国と実施してきている。しかし近年、韓国だけはどういうわけか、日本との輸出管理の協議に応じていないようだ。政府が、「優遇した手続きの前提になる輸出管理の信頼関係が崩れている」としていることから想像するに難くない。

    当然、韓国による一連の国際法や慣習に反した日本攻撃も理由の一つでしょうし、もしかしたら瀬取りの証拠を押さえているかもしれません。またこの時期に実施する事になったのは参院選も影響しているとは思いますが、それらと「2004年から特別に優遇して簡略化していた手続きを、2003年までの普通の手続きに戻す」という今回の日本政府の対応は、少し整合性が取れていないように感じられます。
    やはりここは、「輸出管理がきちんと実施されている国を優遇する」という優遇措置の前提条件に、韓国政府が反しているからだと考えると、政府の説明との整合性も含め非常すっきりと納得できます。

    ここからは個人的な推測ですが、なぜ日本政府がホワイト国から除外する理由を曖昧にしているかというと、パブコメを経て正式にホワイト国から除外するまでに、韓国政府が優遇措置の前提条件を無理やり満たしにこられると困るからではないかと愚考します。

  • まだ始まったばかりですが、朝日新聞が馬脚を現しましたね。
    韓国政府の発表よりも、上から目線でたちが悪いかもしれません。
    今週の報道で、大声で騒ぐ、論点をすり替える、韓国特有の対応が散見されましたが、日本政府の意向を踏まえ建設的に解決する報道は、一つもありませんでしたね。
    このままだと、まさにチキンゲームになる様相です。
    ここで疑問なのは、韓国がギブアップする事があるのか?それはどんなものなのか?
    単純に徴用工問題の責任を韓国政府が払うことにしただけで、日本政府は解決とするのか?
    それとも、今回の規制強化のようなものは、残すのか?
    いずれにせよ、進んでしまった分の制裁を全部解除することはあり得ないと思います。
    想像力のたくましい方が、いらっしゃいましたら教えてください。

    • > 単純に徴用工問題の責任を韓国政府が払うことにしただけで、日本政府は解決とするのか?

      何故そういうマスコミ寄りの話になるのですか?

      日本政府が言っているのは、韓国は国際条約や国家間の取り決めを守らない→信頼関係が毀損した→ホワイト国から普通の国へ変更する、という話です。

      従って、韓国は、国際条約や国家間の取り決め等を全て遵守してます、韓国が一方的に廃止した財団等も全て復元しました、という状態になるのがゴールでしょう。

      政府の言う事より、マスコミの言う事を信用するって、完全にマスコミの術中に堕ちてませんか?

      • 返信ありがとうございます。
        ご意見ごもっともで、私も徴用工の判決を韓国政府が、対応するだけで済むとは思っておりません。
        ただ、政府の発言から、政府が考える落としどころが、そうなのかなと、考えていた為の質問でした。
        まあ、それさえも韓国が履行するイメージが有りません。
        要は韓国がギブアップするステップを、想像出来ないのです。
        まあ、普通は決裂して、断交になると思っていればいいんでしょうが、気になるんですよね。

      • 墺を見倣え様へ

        >韓国が一方的に廃止した財団等も全て復元しました、という状態になるのがゴールでしょう

        ゴールが奈辺にあるかは言わぬが花。韓国に考えさせてやらせれば良いのです。
        その後で、ゴールをちょっと動かしてやる。

        いやあ、良い時代になったものです(笑)。

  • >なぜ安全保障に関わるのか、具体的な理由を国内外に堂々と表明すべきだ

    そもそもその「具体的な理由」について正面から聞いた記者っていましたっけ?

  • えー.....こちらの場で表明するのは大変言いづらいのですが、朝日新聞を我が家では紙媒体で購読しています。
    ただし、私自身は朝日新聞の論調に賛同している訳ではありません。
    その上で、朝日新聞の擁護をする気は毛頭ありませんが
    正直なところ、朝日新聞にしてはかなり抑えた論考だなと思いました。

    例えば
    >確かに徴用工問題での韓国政府の対応には問題がある。先月に示した解決への提案は、日本企業の資金が前提で、日本側には受け入れがたいものだ。

    以前の朝日新聞なら、敵の敵は味方と言わんばかりに、韓国の新聞の論調に同調していたと思うのですが
    今回はあくまで性急な(?)政権側の対応の批判に留めているようにみえます。

    しかも、昨日今回の件を一面トップで報じて置きながら
    次の日に社説を出すあたり、よほど反応に難儀してるんだなというのが伺えます(苦笑)

    朝日新聞を、保守の視点で眺めていると、昔よりはずいぶん読める記事になったと印象があります。
    確かに政権(自民党)に批判的ですが、それが絡まない場面においてはかなり鋭い意見も見られるように感じます。

    また今回に関しては、正直右派左派問わず、どのメディアもまともな論考ができてない、下手するとこの新宿会計士様が一番、深く掘り下げられてるのではとすら思います 笑

    これは個人的な意見であり、押し付ける気はないのですが、朝日新聞は今「まともな左派系」となれるかの瀬戸際にあると思います。
    いかんせん、今の左派は論壇にすら立っていない、議論にすらならない輩が多すぎます。
    これは長期的には右派や保守派にとっても大きな問題です。

    朝日新聞が仮に論考に値する左派系新聞に脱皮できるなら、あるいはそこから議論相手としての左派が生まれる可能性もあるのではないか
    と考えて、朝日新聞を読んでいます(ちなみに最初は嫌だったのですが妻が朝日の生活面が好きでどうしてもということで取り始めました、あとソウル支社の牧野さんの記事などを読んだこともきっかけです)。

    重ねて言いますが、朝日を支持しているわけではありません、しかし無条件に滅べとも思わないし
    むしろできることなら、まともな形で再生して欲しいというのが自分の意見です(無理なら滅べ、ですが)。

    • 現実に、マルクス主義が提唱されて以来、世界でどのように展開されてきたかを振り返れば、「まともな左派系」というものが存在しうるのか、そこが疑わしいですね。

      私は、精一杯好意的にいって「マルクス主義は根本から間違っていたが、資本主義が未熟で労働者が著しく不利な立場にあった間は一定の役割を果たした。今やその歴史的役割は終了しており害悪しか残っていない」と考えております。

      もう左右の対立なんて無意味です。だって、現実的に個人間でも国家間でも経済格差はなくなっていませんが、それに対して左翼が有効な解決策を提示できていますか? 中国って、あれでも一応共産主義国家なんですけど。

      え、何ですか、文在寅さん? 最低賃金を引き上げて財閥を解体すれば格差がなくなって国が豊かになれる? そうでした、そうでした。 頑張ってください、文在寅さん。応援しています。

      • 共産主義と言うことで…、一言、
        50年以上前になりますが、私が高校生の時、左翼の人達と知り合いになり、
        色々話をしているうち、共産主義って素晴らしいと、思う様になりました。
        もっと深く理解するには、何を読めば良いか聞いたところ、
        共産党宣言…、賃労働と資本⁇…、ドイツイデオロギー?…
        梅田の曽根崎書店に売ってる…、
        も〜昔の話で、記憶は定かでは無いですが
        革命的共産主義者同盟中核派?に所属していると、言っていました。

        ヨーロッパで妖怪が徘徊している…
        と言う、書き出しで始まったと、記憶していますが、
        読後感、…なんや、これは、…
        子供だまし…
        こんなん、当たり前やん、なにを偉そうに…
        幻滅しました。

        大阪万博の前年でしたが、その中核派の人達が
        大阪城公園で解放区を作ると張り切ってました。
        解放区って興味が有ったので行ってみたら、
        オレは東大全共闘や、って言うお兄ちゃんが、
        こんなのは解放区じゃ無い。
        オレ達は新宿西口で?解放区を作ったと…、わめいていました。
        共産主義には幻滅しました…
        ゴッコです…
        取り留めのない駄文で失礼いたしました

    • 国内外に向けて「国連にクマラスワミ報告撤回させます」宣言するくらいの矜持を見せてくれたら、生温かい目で期待してあげてもいいかなと思います。

      生活面で購読してる方、多いかもです。国際面なんかも意外と冷静な筆致だったと思います(東アジアねたは除く)。

      何年も読んでませんが、一般に折り込みチラシ、ラテ欄、4コママンガから始まって、社会、地域、スポーツ、経済、文化(この辺順序うろ覚えです)ときて、1面に近付くほどディープでアレな世界が色濃くなりますね。

      オオトリはキメの天声人語でドヤッ!

  • 真に日韓の軋轢を打開しようとするのであれば、マスコミは韓国の約束違反を列挙し、非を諭さねばならないのですが、今回の社説はその真逆です。まったくの無駄であるどころか、韓国メディアを誤解させるという点で、日韓関係を破綻へ導く好手だと言えるでしょう。彼らが「ひょっとしたら日本政府が方針撤回するかも」「WTOで勝ち目があるのかも」と一縷の望みを抱き、本質的対日対策を手遅れにしてしまうという、溺れる者がつかむ藁の役目を見事に果たしてくれそうです。

    日中戦争・太平洋戦争で国内輿論を煽って戦争へ導き、慰安婦捏造報道で韓国の敵意を醸成し、捏造を国内的には認めつつ対韓的には頬被りすることで日韓関係を悪化させ、そして韓国にぬか喜びさせることで破滅へと誘導する。本当に朝日新聞は大活躍ですね。戦犯紙という称号を贈呈します。今後はすべての罪を背負って会社ごと浄化されんことを祈っています。

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