韓国メディアに接していると、日々、「馬に食わすほどの駄文」に出くわします。ただ、確かに韓国が文在寅(ぶん・ざいいん)政権下で外交的に行き詰っているようにも見えるのですが、もう1つ重要な事実があるとすれば、南北揃って米中露3大国と首脳会談を頻繁に実施している、という点にあります。朝鮮半島の歴史は周辺大国をブンブン振り回す歴史であり、朝鮮半島には歴代、奸智に長けた王朝が続いているという点については、あまり甘く見ない方が良いでしょう。
目次
馬に食わすほどの駄文
日韓関係が悪化しているなかで、韓国側の「保守派」(?)メディアからは、連日、「韓日関係改善が必要だ」「そのためには韓日両国の努力が必要だ」などと主張する「駄文」が、それこそ馬に食わせる(※)ほど出て来ます。
(※なお、「馬に食わせるほど」とは、もとは「有り余るほどたくさんある状況」のことですが、ここでは「人間が食べるはずの食料が、馬に食わせるほど有り余っている状態」をイメージしていただければ、何となく当ウェブサイトの主張のニュアンスが伝わるでしょうか。)
敢えてこれらを「馬に食わせるほどの駄文」と決めつける理由は、これらの記事の大部分が、「日韓関係を破壊したのが一方的に自分たち韓国の側である」という事実から目を背けているか、あるいはごまかしているからです。
思えば文在寅(ぶん・ざいいん)政権成立後に生じた、「▼旭日旗騒動、▼レーダー照射事件、▼慰安婦財団解散、▼国会議長による天皇陛下侮辱発言」などの事件は、いずれも、外交関係者や専門家だけでなく、一般の日本国民の感情を深く傷つける深刻なものばかりです。
しかし、すでに文在寅政権以前から、韓国は日本に対して、「▼日本海呼称問題、▼竹島領有権問題、▼日本大使館跡地と日本総領事館前の慰安婦像の問題、▼仏像窃盗問題、▼中国人靖国放火犯の引き渡し問題」などの不法行為を仕掛けて来ていました。
こうしたさまざまな不法行為を無視し、あたかも「日本が加害者」「韓国が被害者」であるかのような前提を当然視して議論をしたとしても、説得力などかけらもありませんし、日本人の心に響くこともないでしょう。
中央日報の報道
これが「論説委員」の文章?
しかし、それをまったく理解していないのか、今朝もこんなコラムが『中央日報』(日本語版)に掲載されていました。
【コラム】解決法のない韓日葛藤の解決法(1)(2019年06月25日07時09分付 中央日報日本語版より)
末尾には「ペ・ミョンボク/中央日報論説委員・コラムニスト」とあります(漢字が分からないので、以下「ペ・ミョンボク氏」とでも表現したいと思います)。ただ、まことに申し訳ないのですが、中央日報という大手メディアの論説委員を務められているとは思えないほど、心に響いてこない文章です。
ペ・ミョンボク氏は記事の冒頭で、東アジア研究院理事長による
「韓国が日本を容赦できず、日本が反省できない以上、韓日葛藤は決して短期間で終わる問題ではない」
という発言を引用しているのですが、そもそもこの発言自体が間違っています。
日韓間で法的にすべて決着がついた過去の問題を、なぜ日本がいつまでも反省し続けなければならないのでしょうか?(※もちろん、「そもそも反省する必要があったのか」、という疑問もありますが、ここではその点については脇に置くとしましょう。)
実は、この「日本が反省しなければならない」というキーワードこそが、現代韓国を貫く「反日」という歪んだ病理にほかならず、また、多くの日本国民が強い違和感を抱くポイントなのです。
ペ・ミョンボク氏は「大阪G20での首脳会談の実現が難しい」だの、「慰安婦問題や徴用工問題が韓日関係に津波として襲い掛かっている」だのと述べていますが、「韓国が国際法、条約、約束を破ったこと」については、次のとおり、あたかも日本にも責任があるかのように述べます。
「慰安婦や強制徴用の問題は1965年両国が国交を正常化しながら締結した韓日基本条約の盲点に起因する。歴史に対する明らかな認識の違いを、両国は互いに解釈を異にすることもできる余地を残すことで縫合し、日本の侵略と支配、謝罪と反省を明示しなかった中途半端な条約文に署名した。5億ドルの援助を受ける対価として、日本に対する韓国国民の財産・権利・利益の請求権問題が完全かつ最終的に解決されたという内容の請求権協定にも印鑑を押した。当時としては避けられない側面もなくはなかったが、拙速合意で生じた火種はいつまでも韓日関係の足を引っ張っている。」
国際関係においては、お互いに不満があったとしても、合意が結ばれた時点でそれを守る必要があります。したがって、「韓日関係の足を引っ張っている」のは日本ではなく、100%、韓国の側です。
中央日報さんの前言を確認しておきましょう
しかも、日韓関係が破綻した場合、韓国の側により大きな損害が生じると自分で述べておきながら、記事の末尾では、こう言い放ちます。
「ない解決策をあえて探そうと無駄な力を使って戦うのではなく、現状態から強制徴用と慰安婦問題の凍結および無期限猶予を両国が宣言すればどうだろうか。風呂敷に包んで棚に上げておこうという話だ。この問題がまるで存在しないように、互いに取り上げないで正常な隣国としてつきあってみるのだ。そのような状態で棚に白く埃が積もる程の歳月が流れたとき、問題はすでに消えてなくなっているかもしれない。韓日指導者と議会の政治的決断が必要だ。」
要するに、自国の不法行為のことは棚に上げ、「日韓双方が」譲歩しろ、と言っているのです。まったく話にならないとは、このペ・ミョンボク氏のコラムのことを言っているのではないでしょうか。
ただ、このペ・ミョンボク氏のコラムを読んでいると、日本政府がなにやら唐突に、韓国に対して譲歩を迫ったかのように読めなくもありませんが、これは事実でしょうか?
ここで、唐突に時計の針を今年4月3日に戻しましょう。中央日報は、こんな記事を掲載しました。
日本の韓日関係改善デッドライン、6月28日の大阪G20首脳会議(2019年04月03日06時36分付 中央日報日本語版より)
中央日報は、6月28日から29日にかけて大阪で開催されるG20サミットを「韓日関係改善の期限とみる雰囲気だ」と報じました。
この「~とみる雰囲気だ」という表現には主語がないのですが、おそらく記事執筆者の意見でしょう。ただし、執筆者の署名が入っていないので、この「~とみる雰囲気だ」は、中央日報としての意見と考えて間違いありません。
中央日報がこのように述べた根拠は、日本のある外交筋が4月2日、中央日報の記者に対し「G20までに状況が変わることを期待する」「両国関係がこのまま持続すれば我々もいくつかのことを考慮せざるを得ない」などと発言したことにあります。
こうした報道が出て来ること自体、すでにこの時点で日本政府が韓国政府・韓国メディア関係者などに対し、「G20までに韓国の対応を促す」というメッセージを積極的に発信していた証拠でしょう。
「米国の仲裁」の答え合わせ
これに加え、中央日報の記事では、米国の「仲裁」にも「注目される」として、日米韓3ヵ国連携を唱える米国が、日韓双方に対して「日米韓の結束」と日韓関係の仲介に乗り出す可能性がある、とも示唆していました。
それでは、このうち、後者の方から先に答え合わせをしておきましょう。
『わが目を疑う文在寅の行動 G20を前に「平和宣言」とは?』の『駐韓米大使が韓国に不快感』でも触れましたが、ハリー・ハリス駐韓米大使は6月7日のカンファレンスで、韓国に対し「日韓間の問題が日米韓3ヵ国協力の妨害になってはならない」と述べたのだそうです。
一方、ハガティ駐日米大使が日本政府に対して似たような苦言を呈したという話は寡聞にして知りません。
それどころか、ドナルド・J・トランプ米大統領が5月下旬に訪日した際にも、トランプ氏が安倍総理に対し、文在寅氏から「『来てくれ、来てくれ』と再三にわたり訪韓要請を受けた」のだとか(2019.5.27付 産経ニュース『トランプ氏、安倍首相に韓国への困惑伝える 「北と全く話進まなくなった」』参照)。
つまり、実際には「米国の仲介」どころか「米国からのダメ出し」が突き付けられたというわけですね。
日韓首脳会談見送り観測
共同通信「日韓首脳会談見送りの方向」
次に、「日韓首脳会談を巡る丁々発止」を巡っても、現段階での「答え合わせ」をしておきましょう。
昨日の夜になって出て来たのが、共同通信による次の記事です。
首相、日韓会談見送りの方向/文大統領への不信感を強める(2019/6/24 19:30付 共同通信より)
共同通信は「複数の政府筋が24日に明らかにした」情報として、安倍総理がG20での日韓首脳会談の開催を「見送る方向で調整に入った」と報じました。
この「~の方向で調整に入った」とする報道は、共同通信をはじめとするわが国のメディアではよく見られる表現で、あとから振り返ったら「誤報だった」というケースも多々ある点には注意が必要でしょう。
しかし、共同通信は韓国側が(自称元)徴用工問題で「日本が受け入れ可能な解決策を示していない」として、安倍総理が文在寅氏に対する不信感を強めたと指摘。サミット開幕時に各国首脳を出迎える際に握手し、あいさつするのを除けば、基本的には会談をしない方針だと述べています。
ただ、共同通信の記事の末尾には、
「1965年の日韓請求権協定に違反する形で徴用工問題を蒸し返したとして対韓姿勢を硬化させる政府は、日韓双方の企業に相当額を出資させるとした19日発表の韓国側の解決案を拒んでいる。」
とありますが、この書き方だと、あたかも「韓国が提案した解決策を日本が拒否した」のが「首脳会談見送りの背景」であると読めてしまい、問題です。
実態はそうではなく、そもそも昨年10月30日の大法院(※最高裁に相当)による新日鐵住金(現・日本製鉄)に対する判決自体が国際法違反であるにも関わらず、それを8ヵ月近くも放置してきたこと自体が問題の本質です。
(※余談ですが、その意味において、共同通信の報道はさりげなく実態を歪めているように思えてならないのです。)
中央日報が日韓首脳会談に期待
ただ、この共同通信の記事が出た直後であるにも関わらず、韓国側では依然として、日韓首脳会談に対して期待を寄せる記事を配信しています。
「日本、韓国に『G20サミットで首脳会談できない』伝達…立ち話程度は可能」(2019年06月25日07時54分付 中央日報日本語版より)
中央日報は上記の共同通信の報道などを引用し、「日本政府が大阪G20サミット時の韓日首脳会談開催は難しいと韓国政府にすでに伝えていた」としつつも、「出迎え時とは別に、文在寅氏と立ち話を交わす形で短時間で接触する可能性は残っている」としています。
もっとも、私が確認したところ、「立ち話」云々の記載は共同通信の記事には含まれていませんでしたので、この下りに出所については、おそらく共同通信以外のメディアの報道(あるいは中央日報の希望的観測)なのでしょう。
こうしたなか、日韓首脳会談を巡っては、少なくとも先月末のトランプ氏訪日直前までは、韓国政府側から「韓日首脳会談を強く期待する」というメッセージは記憶にありません。
しかし、トランプ氏の国賓訪日が大成功に終わったためでしょうか、途端に韓国が焦り出し、ついには大統領府の報道官が「韓日首脳会談が行われることを望む」と発言しました(『勝手に首脳会談を日本の外交カード化してくれた韓国』参照)。
しかし、これに対して安倍総理側は、地上波テレビ番組で「議長国であり多忙のため時間がない」と応じ、これに対し朝鮮日報は韓国政府関係者が「我々だって時間がない」と言い返した、と報じています(『武藤正敏氏、文在寅外交は「行き当たりばったり」』参照)。
まさに行き当たりばったり外交ですね。
そして、韓国側が「何が日韓関係の問題なのか」を理解していない(理解しようとしない)以上は、日本がこれ以上、韓国に対して歩み寄ることも難しいのが現状といえるでしょう。その意味で、安倍総理が日韓首脳会談を見送ると述べたのなら、日本の有権者の1人としては、その判断を尊重したいと思います。
米中露と韓国・北朝鮮
ただし、ここで「韓国は愚かだ」とバカにして楽しむことはできません。困ったことが1つあるからです。
それは、韓国(あるいは北朝鮮、さらには歴代朝鮮王朝)は、自国で混乱が生じると、外国勢力を国内の混乱に引き込むという「伝統」を持っている、という事実です。
韓国メディア『東亜日報』(日本語版)の次の記事によると、韓国は大阪G20で、現在のところ、中国、ロシア、カナダ、インドネシアの4ヵ国と首脳会談を実施するそうです。
北朝鮮核問題、G20外交戦でも存在感のない韓国外交(2019/06/24 07:25付 東亜日報日本語版より)
ここで気になるのは、ロシアの存在です。
北朝鮮の核問題をめぐる緊張が高まった2017年以降、不思議なことに、朝鮮半島情勢におけるロシアのプレゼンスはあまり感じられなかったのですが、北朝鮮の独裁者である金正恩(きん・しょうおん)が今年4月25日に入り、唐突にウラジミル・プーチン大統領と会談をしました。
図表 2018年3月~2019年2月の金正恩の動き(表中敬称略、数字は面会回数)
時点 | 会談相手 | 面会場所 |
---|---|---|
2018年3月26~27日 | 習近平と1回目の会談 | 中国・北京 |
4月27日 | 文在寅と1回目の会談 | 板門店 |
5月7~8日 | 習近平と2回目の会談 | 大連 |
5月26日 | 文在寅と2回目の会談 | 板門店 |
6月12日 | トランプと1回目の会談 | シンガポール |
6月19日~20日 | 習近平と3回目の会談 | 北京 |
9月18~19日 | 文在寅と3回目の会談 | 平壌(へいじょう) |
2019年1月8~10日 | 習近平と4回目の会談 | 北京 |
2月27~28日 | トランプと2回目の会談 | ベトナム・ハノイ |
4月25日 | プーチンと1回目の会談 | ロシア・ウラジオストク |
6月20~21日 | 習近平と5回目の会談 | 平壌 |
(【出所】著者調べ)
図表を見ていただければわかりますが、金正恩は昨年3月以降、すでに米中露3ヵ国の首脳とは延べ8回も顔を合わせており、とくに習近平(しゅう・きんぺい)中国国家主席とは、何だかんだ言いながらもすでに5回、首脳会談を行っています。
これに加えて中央日報は昨日、トランプ大統領がG20終了直後に1泊2日で韓国を訪問する予定だと報じています。
トランプ氏、29~30日訪韓…今度はDMZ訪問か(2019年06月24日19時05分付 中央日報日本語版より)
文在寅氏が大阪G20で中国とロシアの2ヵ国との首脳会談を取り付けたことは、この人物が本能的に「周辺大国を朝鮮半島問題に関わらせよう」とする奸智に長けていることを意味しているように思えてなりません。
つまり、「外交的に孤立」しているとされる割には、文在寅氏が米中露3ヵ国の首脳とうまく会談のアポを取り付けたこと自体、やはり文在寅氏自身が「無能」という話ではなく、むしろ本能的に、米中露3ヵ国を争わせようという「朝鮮民族の指導者としてのDNA」を受け継いでいるのではないでしょうか。
さらに、「日本は無関係」を決め込もうと思ったとしても、日米同盟と米韓同盟を通じてどうしても韓国と関わらざるを得ないし、北朝鮮のように事実上の断交状態になっても、あちらの方から日本人拉致事件、核開発などの問題を起こしてくる以上、関わらざるを得ないのです。
その意味で、今回の大阪G20における韓国の振る舞いについては、日本の国益という観点からは、決して警戒を怠らないことが大事ですし、「韓国は無能だ」と決めつけてバカにして溜飲を下げる、といった見方をすべきではないのです。
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>韓国(あるいは北朝鮮、さらには歴代朝鮮王朝)は、自国で混乱が生じると、外国勢力を国内の混乱に引き込むという「伝統」を持っている、という事実です。
おっしゃる通りだと思います。
時代を超えて、朝鮮人のお家芸が始まりました。
ただ、韓国が他国を巻き込もうとするのは、韓国が一歩押し込まれた証でもあります。
つまり、日本がこれまでの韓国外交とは決別し、韓国に圧力をかける方針は有効なのでしょう。
日本国内でも、在日韓国人による「日本大好き」アピールが目立つようになってきました。
日本国内の親韓派に呼びかけて、一昔前の日韓関係に戻そうとする動きですね。
在日韓国人と韓国人が、日本人から好きなだけ搾り取れる日韓関係です。
外国の抱き込み工作だけではなく、在日韓国人組織を中心とした国内の動きにも注意が必要かと思います。
戦前から続く共産党との共同活動も活発化するでしょう。
先手を読んで潰していきたいところです。
マスコミが役に立たない以上、ネットで頑張るしかないのですが、どれだけのことができるでしょうか・・・
とは言え、朝鮮がロシアを抱き込もうとするのは興味深いですね。
ロシアの方が明らかに役者が上ですが、頼らざるを得ないのでしょう。
伊東博文が聞いたら、どう思うでしょうか?
過去の日本の過ちを再び繰り返さない、すなわち「韓国を二度と助けない」ことこそ重要ですね。
韓国特技(うそつき、うらぎり)と文氏の目的(赤化統一)+下記の動きを見ると、勝手に自爆するかもしれません。
(下記読者雑談より転載)
■投稿日: 2019年6月21日 投稿者: sincerelee
「韓国市民団体、国連本部で「43事件での米国の責任」を強調」
■「文在寅政権が有力支持労組とついに決裂 委員長逮捕でゼネストを予告」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190623-00010000-asiap-kr
(通りすがりのA様2019/06/23 at 06:42よりコピペさせて頂きました)
■「 韓国経済 大統領府政策室長 キム・サンジョ 財閥絶対殺すマンが就任」
楽韓web2019年06月24日
しかし、習近平が北朝鮮に電撃訪問した以上、トランプが韓国によっといでして、何を話すのかなあ。
話題無くて気詰まりだと思うんですがw
米軍基地から青瓦台の道のりで、反米デモと愛車「ビースト」に生卵を投げつけられるくらいだったら、もう米軍基地にだけ滞在して帰った方が不愉快な思いをしなくて済むと思うのですが。
それに米軍基地からまったく出ないんだったら、「ビースト」を空輸するお金も節約できますよ!
まあ、夫人を伴った会談に引き続き、周囲に何百人もの米軍兵士に囲まれた首脳会談というのも斬新でいいと思います。
https://mainichi.jp/articles/20180503/ddm/007/030/038000c
しかし、この記事の写真の真ん中の兵士の気の毒さwww。
とんでもないスクープが飛んで参りました。
トランプ大統領、日米安保条約破棄の考え側近に示していた-関係者Bloomberg3491
(ブルームバーグ): トランプ米大統領が最近、日本との安全保障条約を破棄する可能性についての考えを側近に示していたことが分かった。
為替ドル/円はこのニュースに敏感に反応し、すごい勢いで下げております。
SNSでは、為替相場で損したプレーヤーの恨み節が安倍に対して吹き出しており、
日経平均株価まで暴落したら、もう参院選前に自民の勝ちは無くなるでしょう。
米国から梯子を外された形の安倍、どうにも、文在寅を笑えない状況です。
もしG20後に、金正恩、トランプ、文在寅、の3者会談が板門店で・・・なんてことになったら、「外交の安倍」ってワードは、最高のジョークになり、後世まで永遠に語り継がれることでしょう。
いつも興味深く読ませていただいております。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-06-25/PTMUOE6TTDS801
ソースは、こちらの記事でしょうか。
たしかにこちらだけ見ると、日米安保(同盟)破棄をトランプ氏が考えているように読めますが
https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-06-25/trump-muses-privately-about-ending-postwar-japan-defense-pact
原文を読むと、同盟破棄というよりも日米安保の改正もとい「互恵的な同盟関係」を望んでいるというようなニュアンスに思えます。
そしてこれは、今までトランプ氏自身から言及されたことで、また安倍総理自身も、戦後レジームからの脱却と標していたようにそのような環境づくりをしてきたように思えます。
むしろこの参議院選前にこういった話が出るのは、トランプ氏からの安倍総理に対する応援にも見えます。
もっとも、このあまりにざっくりした日本語訳は逆効果になっているようですが......まあ、ここ最近飛ばし記事をやらかしまくっているブルームバーグですしね
確かにトランプ氏からの安倍総理に対する「憲法改正への」応援かもしれません。
ブルームバーグ日本語版のトップページの右にある協力会社、なんと朝日でしたね。
通りすがりの若輩者に同意です。
この話がすすめば憲法9条改正への追い風になり、日本もようやく自国を守れる普通の国になれるのかなと思います。
すいません、通りすがりの若輩者さんを呼び捨てにしてしまいましたm(_ _)m
通りすがりの若輩者様。
同意します。
トランプさんと安倍総理との間で話が出来ているような気がします。
どこかのスレで、トランプさんが日本をNATOに加盟させたいからでは?ってコメントされてる方がいました。
かの国への前フリ、圧力かも。考え過ぎかな笑
NATOはヨーロッパ周辺にしか適応しにくい理念なので(それでドイツなんかはもめた)、NATOは発展的解消し、例えば「武力による国境変更・テロを許さない自由・民主国家同盟」みたいな理念の軍事同盟に、昇華するのはアリだと思います。
国連軍は、拒否権のある国が真っ先にこの理念を否定するので機能不全です。
英文の方の記事を読んでみましたが、記者もトランプ大統領が何をしたいのかわかってないようですね。
日米安保条約の完全破棄なのか、双務的に変えたいのか。
完全破棄を考えていたとしても、その実行はかなり難しいようですね。また米国のアジア太平洋戦略の基盤になっている同盟ですから、代替案がいります。その代替案がない限り同盟破棄は行えないですね。
「同盟やめた、1秒後に兵士全部撤退完了」と、魔法のようにできるわけではありません。日本における中国や北朝鮮の脅威はアメリカにとっても他人ごとではないですし、そもそも日本が核武装の口実なるならそれにも無関心ではいられません。
ま、何より重要なことは、このニュースがアメリカで全く注目度を浴びてないということでしょうか。
日本絡みで言えば、G20や中国と日本の接近の方がよほど大きな関心事のようですね。
トランプの気まぐれぶりは今に始まったことではないので、この程度のニュースで騒いでいても意味がないということではないでしょうか。
皆様
シンゾー。早くしないと時間がないぞ。とかじゃないですかね(笑)。
でも、たしかに、中国、半島からプスプス煙が立っています。日本の命脈、イランにも。
一緒に戦えるような同盟関係が望ましいって事じゃないですかね。
日本の憲法改正への後押しと、米韓同盟消滅と中国の脅威が関係あるのではとも思いました。
ツイッターである台湾人の方がアメリカが大日本帝國の復活を容認したとツイートされていて
なるほど、そのような見方もあると思いました。
カニ太郎様、この記事の著者は米国の田舎のローカル紙出身の「誰がああ言った、彼がこう言った、しかし匿名の誰それはそれを否定した」と言う事を無定見に垂れ流しするだけの器量しかない「番記者」にすぎません。
特にこの記者サンは「トランプ大統領がNATOを解体・脱退する事迄考慮に入れている」を知らずにこの記事を書いた事は明白で、それだけでもこの記者の無能さが分かると思います。
The New York Times:
『By Julian E. Barnes and Helene Cooper
Jan. 14, 2019
WASHINGTON — There are few things that President Vladimir V. Putin of Russia desires more than the weakening of NATO, the military alliance among the United States, Europe and Canada that has deterred Soviet and Russian aggression for 70 years.
Last year, President Trump suggested a move tantamount to destroying NATO: the withdrawal of the United States.…』
手直しした機械翻訳:
『2019年 1月14日
ワシントン :
ロシアのウラジミールV.プーチン大統領には70年間のソビエトとロシアの侵略を抑止してきたアメリカ、ヨーロッパとカナダの間のNATO軍事同盟の弱体化以上の朗報はないだろう。
昨年、トランプ大統領はNATOを破壊することに等しい動きを提案しました:米国の撤退。…』
トランプ大統領は軍事同盟さえも「対費用効果」の観点から見直ししていると言う事はぽっと出の田舎者記者以外にはニュースでもスクープでもありません。
共同の記事ですけど、まだこんなこと言ってるんですが
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190625-00000078-kyodonews-int
日韓首脳会談「明確に希望」 実現は日本次第と韓国外相
日韓首脳会談不成立の責任を日本になすりつけて被害者面するための、韓国内に向けての世論対策でしょう。
お気になさらないほうが良いかと思います。
引用元の彼女は、なぜこの職にいるか分からない不思議No.1で、ムンさんの人形ですから。
勝手に「明確に希望」されてもねえ・・・。文在寅が日本に対してやっているように無視していればよいのではないでしょうか。
それにしても今日の急激な円高は何なのでしょうか。
本日、外交部長官の康京和が、いわゆる徴用工訴訟に関し、日本からの報復に対しては黙っていない、と凄んだらしいです。
騒動の仕掛け人、確信犯のこの言葉、盗っ人猛々しいこと限りなし。
これですな。
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2019062580146
特に意味はなさそうです。
逃げと責任転嫁のいつもの反応です。これで平然とした顔が出来るのか韓国です。その前は財団解体しておいて財団作ろうと言う面白ネタはくれましたが、誰も笑わなかったので逆ギレしているのかもしれませんが。
>南北揃って米中露3大国と首脳会談を頻繁に実施している、という点にあります。
>文在寅氏が米中露3ヵ国の首脳とうまく会談のアポを取り付けたこと自体・・
核となって動いているのは、米中経済戦争で追い詰められている中国でしょうね。中国はアメリカに対抗するものとして、ロシアと半島国家を引き込もうとしています。
ロシアという国は”漁夫の利”を狙っているだけであり、半島国家は多分、アメリカに対抗するとまで考えていない。油断禁物ではありますが、あまりにもガタガタの同盟です。私は習近平さんがこのガタガタの同盟で、ロシアと半島を巻き込んで、アメリカに分不相応な戦いを挑もうとしているような嫌な気がしています。
別稿でもコメントいたしましたが、習近平さんというかたは、決して賢い人物ではない。状況を見てうまく”引く”ということができないと見ています。
プーチンさんは、その点大丈夫ですが、半島国家に思考能力はありません。中国に命じられるままに動いてしまう可能性が高い。
私たちは、あの国のメディアのガセにこれ以上振り回されている時ではありません。(ウオッチは必要ですよ。厄介な相手ですから)
アメリカと中国に軍事衝突が発生したら、日本が一番警戒しなくてはいけないのは半島国家です。
お世話になっております。
「プーサン禁止するオバカ習さん+外交Top(超やりて元駐日大使)」、「プーチン+外交Top(牙むきだし白狼)」に、「トランプと親友の安部さん+日本初のやりて大臣河野」は戦っていけると期待しています。
韓国ウオッチヤー引用数世界No.1のあの国のメディアですが、考えてみると中央日報さんなど、愛国だし、バイリンガルだし、コメント受け付けるし、朝日より、敵としてはるかにアッパレと思っています。
朝鮮産の駄文はお馬さんが可愛そうなので食べさせちゃダメです。
ま。ネタは置いておいて、
確かに米中露の首脳と会ってはいますが、私は大して気にしてません。
トランプが北鮮の完全非核化に妥協する理由が無いからです。
イランの事もあるし、この問題に関する限り議会ではあの民主党さえ強く支持をしています。
そうである以上、ムンも中露も動きの取りようがありません。
と、思います。
以下の展開を希望
ロシア プーチン遅刻からの
「金正恩がこの間来たけどお前のこと嫌いだってさ」
中国 「ファーウェイへの部品供給滞らせたら殺すからな」
ネシア「戦闘機どうなってるんだよ!金返せ!」
カナダ 話すことねえ~。なんで俺が相手しなくちゃいかんの。
米国 「ファーウェイ排除しない企業には制裁な」
「この前金正恩に在韓米軍撤退と非核化のバーター提案
したら喜んでたぞ。お前も大賛成だよな」
合計10分。
自己レスです、鈴置さんの最新論考が出ました。
<G20直前、金正恩がもらって小躍りした「トランプ親書」の中身は?>
現在の争点を巡り米国が譲歩したのではないとすると、別の次元で
金正恩委員長が「満足」するようなアメを米国が示したことになる。
もっともありそうな「アメ」が「在韓米軍の一部撤収」だ。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190625-00567682-shincho-kr&p=2
自分と全く同じことを書いてらっしゃいました。
ちょっと鈴置節に毒されすぎた気もします。
名無しA様 ありがとうございます。
早速、読んでみます。それでは。