自分自身と立場がまったく違うメディアなり、評論なりを読むと、新たな着想が得られ、非常に参考になると感じることがあります。そうした記事の1つを、昨日、韓国メディア『ハンギョレ新聞』(日本語版)に発見しました。執筆者のキル・ユンヒョン記者は、中央日報や朝鮮日報にありがちな「用日派」ともまったく異なる視点で、文在寅(ぶん・ざいいん)政権のことを「無責任」と批判します。そして、この記事から得られる着想とは、「どうせ日韓関係は遅かれ早かれ清算を余儀なくされるのだとしたら、日本も国益を最大化するという視点から、「純粋反日派」と「用日派」の対立を、もっと戦略的に利用すべきではないか」という教訓です。
目次
ハンギョレの「やや意外な記事」
日本政府の「対抗措置」に怯える韓国
韓国メディア『ハンギョレ新聞』の日本語版に昨日、「やや意外な記事」が掲載されました。
[記者手帳]日本は本当に韓国との対立を望んでいるのか(2019-03-16 09:28付 ハンギョレ新聞より)
「やや意外」と申し上げた理由は、同紙が韓国内における「左派」、あるいは「純粋反日派」の代表格のメディアであるとともに、普段からの論調や報道姿勢なども、文在寅(ぶん・ざいいん)政権の立場と非常に近いからです。
記事執筆者の署名は「キル・ユンヒョン国際ニュースチーム記者」とあります(漢字が表記されていないため、本稿では以下「キル記者」と呼びます)。
キル記者はまず、日本の衆院財務委員会で「日本維新の会」所属の丸山穂高議員の質問に対し、麻生太郎総理が「いろいろな対抗措置がある。関税に限らず送金の停止、ビザの発給停止などいろいろな報復措置があろうかと思う」と述べた話題を紹介。これについて
「麻生財務相のこの発言をめぐり、韓国では日本が本当に関税引き上げなど報復措置を断行するかをめぐり、あらゆる意見が行き交った。正解は何だろうか。質疑応答の中にすべての内容が込められている」
としたうえで、
「日本は韓国と不必要な摩擦を望まない。世界3位の経済大国である日本と、10位の中堅国である韓国は、情報技術(IT)、化学、先端素材分野で、互いに死活的な「サプライチェーン」を維持している。急な関税引き上げはこのサプライチェーンを錯乱させる」
と述べています。
この丸山議員と麻生総理のやり取り(正確な発言など)を巡っては、当ウェブサイトでも『【速報】麻生太郎総理が関税、送金停止、ビザ発給停止に言及』でお伝えしたとおりですので、本稿では繰り返しません。
しかし、この麻生総理の発言以降、韓国メディア(や反日的な日本メディア)は相次いで、「日韓経済は切っても切れない関係」「両国による報復・対抗措置の応酬が現実になりかねない」など、日本政府による韓国への報復・制裁措置などに対する警戒を示しています。
(※これらのうち、時事通信と中央日報の報道と、それに対する私自身の見解については、3月14日に掲載した次の2つの記事をご参照ください。)
- 時事「『韓国も』対抗措置を検討」 どうせやるなら徹底的に(2019/03/14 12:00付 当ウェブサイトより)
- 「韓国制裁なら日本にも打撃」?ええ、もちろん覚悟の上です(2019/03/14 22:22付 当ウェブサイトより)
なぜハンギョレがこんなに「冷静」なのか?
これを踏まえて、ハンギョレの記事を眺めてみましょう。
キル記者は、「日本が対韓制裁措置として韓国からの輸入品に対する関税引き上げなどを検討している」などと報じられた点を巡り、
- 急な関税引き上げはこのサプライチェーンを錯乱させるが、責任ある国家ならこのような混乱を避ける
- 関税引き上げのためには日本の関税法も改定しなければならず、多くの時間がかかる複雑な問題
- 韓国は日本にとって依然として魅力的な貿易相手国であり投資先でもある
などと指摘します。
ここまでは、先日紹介した『中央日報』(日本語版)の『「韓国を制裁すれば日本にも莫大な被害」…日本でも経済報復無用論』とほぼ同じ指摘です。しかし、キル記者の優れている点は、もっと踏み込んで、日本が「外交的な解決策」を諦めて、報復措置を講じる可能性に言及しているからです。
- 「それなら日本は何の処置もしないだろうか。そうではない。「外交的な解決策」が導き出されない状況で、韓国の原告団が日本企業の資産を現金化すれば、結局は報復措置を取らざるを得ない。これは“正義”ではなく冷酷な“国益”の世界だ。」
- 「日本政府はこうした状況を避けようと、1月10日、韓日請求権協定に規定された紛争解決手続きに従って韓国政府に「外交協議」を要請した。(中略)しかし、韓国政府は日本の要請をつぶし続け、麻生副首相の発言が出た直後の14日、初めて両国間の局長級協議に応じた。」
この「14日の両国間の局長級協議」とは、『日韓関係:今後予想される仲裁手続と制裁、そして日本の覚悟』でも紹介した、金杉憲治・外務省アジア大洋州局長と韓国政府外交部の金容吉(きん・ようきち)東北アジア局長の会談のことを指しているのでしょう。
(※余談ですが、キル記者はこれが「強制動員被害者問題の解決に向けた両国間の『協議の枠組み』になる可能性が高い」と述べているのですが、この点については同意しません。なぜなら、私はこれが日本から韓国への「最後通牒」だった可能性があるとすら考えているからです。)
「日本による対韓制裁」を巡り、韓国国内の「保守メディア」とされる中央日報ですら、やや冷静さに欠いた論調を掲載しているにも関わらず、中央日報よりも冷静さを欠くことが多いはずのハンギョレ新聞に、こんな記事が掲載されるのは意外です。
ハンギョレ新聞、いったいどうなってしまったのでしょうか?(笑)
キル記者、文在寅氏を「無責任」と批判!
さて、キル記者は記事の末尾で、「徴用工判決」の原告側が日本企業の在韓資産を現金化すれば、日本は報復するとの見通しを示したうえで、文在寅政権を次のように批判します。
「最悪の状況を避けるためには、政府が乗り出して原告団を説得するしかない。それでも韓日が貿易戦争に至るようになれば、その責任は原告団ではなく政府が負わなければならない。文在寅(ムン・ジェイン)政府は、両国関係に大きな波紋をもたらしかねない困難な決定の責任を、高齢の遺族と若い弁護士たちに転嫁している。これは“無責任”としか言いようがない非常に失望すべき態度だ。」
なんと、政権に近いはずのハンギョレ新聞が、文在寅氏を「無責任」と批判したのです!
政権に批判的な『朝鮮日報』あたりがこれを出して来るのならばまだ理解できますが、ハンギョレ新聞にもこんな記事を書く人物がいたとは、これはある意味、新鮮な驚きです。
ただ、どんな腐ったメディアにも優秀な人物はいます。たとえば、見識ある記事を執筆する長谷川幸洋氏はかつて東京新聞に在籍していましたし、私は個人的に、朝日新聞の牧野愛博氏や毎日新聞の秋山信一氏が執筆した記事を「参考になる」と感じたこともあります。
キル・ユンヒョン氏が「心ある記事」を書く人物なのかどうかは、記事を1本読んだだけでは判断できませんが、少なくともこの記事については、中央日報の「コ・デフン首席論説委員」の『韓国、憎くて遣る瀬なくても日本と親しくなれ』というメチャクチャな記事と比べれば、はるかに信頼性がある議論だと思います。
市民活動家は日韓共通?
パフォーマンスが大好きな人たち
ところで、このハンギョレ新聞の記事の冒頭には、1枚の興味深い写真が掲載されています。
この写真を見ると、「徴用工判決」の「原告側の代理人と韓日市民団体の活動家」らが故人の遺影と思しきものを掲げて、ヨコ一列になって歩いています。ということは、当然、日本国内にも韓国人の活動を手引きする者がいる、という意味でしょう。
私はこの写真を見て、昨年4月にわが国の特定野党の議員らが行った「MeToo運動」のパフォーマンス行進を思い出してしまいました。
(※余談ですが、男性である柚木道義議員が「MeToo」のプラカードを持って歩いているのを見ると、これは「私もセクハラ加害者です」、という意味になるような気がするのですが、いかがでしょうか?)
新日鐵住金の本社に向かって遺影を掲げて行進しているこの集団を構成する「日本の市民団体」とやらが、「MeToo」に参加した特定野党の議員どもや、その他の反日的な市民活動家らと、やはり、根っ子でつながっているように思えてなりません。
そういえば、私は昨日、羽田空港から新宿に戻る際、「辺野古埋め立て反対」「ジュゴンを守れ」「反原発」「核廃絶」「反戦」などのプラカードを掲げ、人の往来の激しい新宿西口で「反戦ソング」を歌っている高齢者の一団を見掛けました。
私自身を含めた圧倒的多数の通行人が冷ややかな目で眺める中、この高齢者たちは楽しそうに反戦ソングを歌っていました(※北朝鮮による日本人拉致事件などの明らかな犯罪行為や金正恩らの独裁者に対して、なぜ抗議の声を上げないのか、私には不思議でなりません)。
歌や踊り、あるいはシンプルなスローガンの連呼で参加者の思考を停止させるのは、日本のサヨク的活動家らの常套手段でしょう。昨日の『サヨクの皆さんの主張がつまらないのは議論を拒否するからだ』でも申し上げたとおり、この手の連中は議論することを極端に嫌います。
「具体的な解決策を提示されると困る」
私は、「徴用工問題」や「慰安婦問題」を巡っては、日本国内から呼応して入れ知恵を行うような者が、間違いなく存在すると考えています。というのも、日本国内の反日活動家と、韓国における「徴用工判決」「慰安婦問題」などの活動家らには、著しい共通点があるからです。
その具体的共通点とは、「問題を解決されたら困る」、という点です。
たとえば、沖縄県普天間飛行場の辺野古への移設を巡っては、住宅密集地にあって「世界一危険な飛行場」と呼ばれている普天間飛行場が移転してしまえば、「沖縄県における米軍基地問題」のなかの、非常に大きな項目が「解決」してしまいます。
日本共産党が中心となった反社会的勢力が、沖縄県で違法な私的検問活動を含めた辺野古移設反対活動を行っている理由は、究極的には、「沖縄県における米軍基地問題」自体の解決を阻むことにあると見て間違いないでしょう。
また、徴用工判決問題についても、仮に原告側の弁護士らが、本気で「原告の利益」を考えるのであれば、日本企業の在韓資産の差し押さえをするならば、非上場株式や特許権などではなく、もっと換金可能性が高い資産(たとえば売掛債権)を差し押さえる方がはるかに現実的ですし、楽です。
実際、当ウェブサイトでも以前、『徴用工判決問題、三菱重工の知財差押えという動きをどう見るか』のなかで、「どうも徴用工訴訟の原告側は、わざわざ換金困難な資産を選んでいるようにしか見えない」と申し上げました。
これもやはり、韓国側の弁護士らが、「本気で原告側の利益を考えてあげている」のではなく、日本側の活動家らと結託し、わざと日韓関係を破壊するつもりでやっているのではないか、という疑問を抱かざるを得ないのです。
(※もっとも、「わざと換金困難な資産を選んでいる」理由は、時間稼ぎすることで日本の企業社会が韓国に折れてくれて、「日韓賠償基金」のようなものを設立してくれることを期待しているからだ、という説明も成り立ちますが…。)
冷静な見極めが大事
さて、「韓国は反日国だ」という点については、もはや論を俟たない事実だと言っても差し支えないでしょう。ただ、「韓国は反日国だ」で議論が終わってしまうのは不適切であり、もう少し深く掘り下げて理解する努力が必要です。
私の理解が正しければ、韓国国内には、大きく2つの勢力があります。
1つ目は、「純粋な反日派」、あるいは「反日原理主義者」のような勢力です。この勢力は、ひたすら日韓関係を破壊するような動きを続け(たとえば、大使館前に慰安婦像を設置する、など)、また、国際社会で「旭日旗は戦犯旗」といったウソ、捏造を広めて日本の名誉を貶めようとします。
2つ目は、「用日派」です。これは、「日本に対しては過去の歴史問題では謝罪を求め続けるが、自分たちにとって都合が良い部分では日本を利用する」、という勢力です。『政経分離?「日韓民間交流を後退させるな」論への違和感』で触れた韓国の経済団体など、その典型例でしょう。
また、日本の方にも、「日韓友好派」には、2つの勢力があります。
1つ目は、「対韓追随論」とでも言えばよいのでしょうか、朝日新聞や毎日新聞、東京新聞(いわゆるATM)などの反日メディアや反日市民活動家らがとなえる、「韓国がもう良いというまで過去の不幸な歴史を反省し、謝罪し続けるべきだ」という立場です。
2つ目は、「対韓配慮論」、すなわち、外務省や経団連、日経新聞、自民党二階派、額賀派などの「日韓両国は過去の一時期に不幸な歴史もあったことを踏まえ、日本がある程度、韓国に配慮することで、名よりも実を取ることを目指すべきだ」という立場です。
つまり、韓国国内の「純粋反日派」に対応するのが日本国内の「対韓追随論者」、韓国国内の「用日派」に対応するのが日本国内の「対韓配慮論者」なのです。
どちらの方が有害か?
では、この「対韓追随論」と「対韓配慮論」、どちらの立場のほうが、日本の国益にかなうのでしょうか?
結論的に言えば、この両者、「どちらも日本の国益を毀損している」、です。
ただ、これだと「どっちも望ましくない」で終わってしまい、やや正確な理解ができません。そこで、質問を少し変えて、「どちらの方が有害か?」と問うと、その答えがおぼろげながら見えて来ます。
私は敢えて、「対韓配慮論」の方が遥かに有害だと申し上げたいと思います。というのも、きょうび「対韓追随論」に騙される日本国民の数はそれほど多くないと思われる一方、「対韓配慮論」には一見すると説得力があるからです。
「対韓配慮論」とは、言い換えれば、「日韓関係を壊さないために、日本が少しだけ韓国に譲歩してやることで、万事うまくいく」、という発想に基づく考え方ですが、今日の日韓関係の惨状を招いている根本原因は、まさにこの「対韓配慮論」にあります。
つまり、日韓関係は「日本がちょっとずつ韓国に譲歩する」を繰り返し、その弊害が溜まりに溜まって爆発寸前になっている、ということなのです。その意味で、日韓関係を破綻に追い込もうとしているのは、むしろ「対韓配慮論者」の方であり、彼らの責任は極めて重いと思います。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
ただ、ここでもっと踏み込んで申し上げるならば、「日本が一方的に韓国に配慮する」という形での日韓関係については、いっそのことこれを好機として一気に清算してしまう、というのも1つの方策です。
というよりも、韓国に対する対抗措置・経済制裁についても、「北朝鮮核問題」という危機を逆に利用して、韓国に対するセカンダリー・サンクションの一環として実施する、という考え方は成り立つでしょう。この場合、韓国に対する報復、制裁には、むしろ、
- 無法国家である韓国がこれ以上、日本に対して不法行為を仕掛けられないよう、叩いて躾ける
- 北朝鮮の核武装を陰に陽に支援している韓国に対し、安全保障という観点から圧迫を加える
- 「核武装した経済大国」の出現を阻止するために、予防的に韓国の産業競争力を大きく削ぎ落とす
といった意味があるのです。
日韓関係が危うくなったときには、日本の「対韓配慮論者」たちは、日本がわざと悪者になることで、韓国国内の「用日派」の立場を支援する、という行動を繰り返してきました。しかし、そのような配慮はもはや無用であり、いっそのこと私は、「用日派」よりも「純粋反日派」を助けるべきではないかとすら考えています。
韓国で「純粋反日派」の力が強くなる一方、日本国内で「対韓追随論者」の力が弱くなれば、そのこと自体、日韓関係を清算に向かわせる推進力となるでしょう。
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1952年に韓国は、李承晩ラインを勝手に引き日本の漁船300隻を拿捕し、4000人の漁師を不当に抑留し銃撃などで44人の死傷者が出た。 漁師たちは、1965年まで13年間も拘留された。
これら大量の日本人を人質にして、1965年の「日韓基本条約」と「日韓法的地位協定」の交渉を進めた。いわゆる人質外交である。協定によって、在日はその子孫までも永住許可を得る。さらに、あろうことか刑務所に収監されていた韓国・北朝鮮の犯罪者500人の釈放と在留特別許可まで日本に認めさせた。現在は北朝鮮に多数の人質がとらわれて人質外交を行っている。今も昔も朝鮮民族(やチャイナ)は人質外交真っ盛りである。
島根鳥取県民の皆さんはまさかこの歴史を忘れてはいまいが はたして一般の日本国民でこの歴史的事実を知っているのはどれくらいだろうか?ましてや韓国国民の中で知っている者は一人もいないかも・・。
400人の人質ビジネスとは・・・ISも真っ青。
4000人です。
とんでもないことで卑怯千万。彼ら(北も南も)のやり口は、今日に至るまで全く変わっていませんね。歴史のねつ造や被害者ビジネスとは違うようにみえますが、やはり根っこは一つ。私も仕事上何度かお付き合いしたことがありますが、欧米人と違って打ち解けることはありませんでしたね、隣国同士なのに。韓国や中国を回ってきた欧米の人、特に若い女性の方々が「日本とは全然違う、好きになれないし嫌いだ、人が違うから」と言っていたのを思い出しました。本ブログで多々ご指摘がなされているとおりだと思います。
キル記者の記事ですが一見すると政権批判のようですが、必ずしもそうとも言い切れないと感じます。
記事では、政府が原告に責任を転嫁しようとしていると書かれていますが、そもそも国際問題に発展したのは韓国の裁判所が異常な判決を出したせいであって、原告ではありません。どんな訴えであっても訴える事は自由です。もちろん内容次第では誣告罪や反訴される事はあるでしょうが、個人の問題です。
日韓関係を毀損した最大の責任は韓国司法にあるはずですが、その事実に焦点が合うと政府の責任を追求される事になる可能性があり、それを避けようとしているようにも読めます。三権分立と主張していますが、ムン政権が司法に介入しているのは明らかですから。
>最悪の状況を避けるためには、政府が乗り出して原告団を説得するしかない。
これも実におかしな話で、勝訴した原告に勝訴は無かったことにしてくれと政府が説得するべきだというのでしょうか。判決によって問題がおきたのなら、そもそも判決がおかしかったという結論になるはずですが、裁判所の責任にはなぜか全く触れません。裁判所の判決を否定すると、日本を責める根拠も無くなるという事かもしれません。
いずれにしても、キル記者の意見は原告に圧力をかけて行動を封じるべき、だと私には読めました。
>「具体的な解決策を提示されると困る」
その通りです。
日韓双方の活動家たちは、問題が本当に解決してしまえば、自らの存在意義が消滅してしまうのですからね。
もはや、活動の目的は「被害者の救済ではなくって、自らの利権(食い扶持)」でしかないのですよね。
>キル記者、文在寅氏を「無責任」と批判!
これは、麻生副総理の言及により「政権の危機」を機微に感じ取ったハンギョレ新聞によるパフォーマンス記事に思えてなりません。(現政権に見切りをつけたのかもですね)
「正義の活動家(原告団)への責任転嫁」との政権批判報道は、政権崩壊後に、国民世論からの「報道姿勢への追及」をかわすための『責任転嫁記事』のような気がします。(誰しも、自己保身が最優先ですからね)
民族の本質(無責任=責任転嫁)は、そんな簡単に変わるものでは無いのですから・・。
>「報道姿勢への追及」をかわすための『責任転嫁記事』ほぼ同意します。
後日言い訳するためのアドバルーン。こんなことも主張していましたとするためのアリバイ作り。
このハンギョレ新聞の記事は 韓国語版にも存在するんでしょうか。そこで文大統領に対して無責任という言葉を使用しているなら大したものだと思います。
http://www.hani.co.kr/arti/international/japan/886156.html
反日的な市民活動家らと、やはり、根っ子でつながっている
https://twitter.com/mynamekamikaze?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
カミカゼさんがその繋がりを、度々指摘して居られます。
辻元の関西生コン(朝鮮、沖縄基地反対活動との関係)
鳩山由紀夫(帰化議員)
https://ameblo.jp/yukibakda/entry-12441902745.html
日本は本当に韓国との対立を望んでいるのか3
https://ameblo.jp/yukibakda/entry-12447408181.html
韓国人コメント数は数人で日本人コメント数が多いと万単位と比べると韓国人は興味がないのか?
また、分からなければ口を閉じろ。 善良なチョッパリ(日本人の差別用語)は遅れをとったチョッパリだ
などです
>新宿西口で「反戦ソング」を歌っている高齢者の一団
1969年に二十歳なら、今や御年70歳
元気なジジイでええじゃないかw
https://www.youtube.com/watch?v=9O77o8v1iP0
香ばしいですよ
http://webneo.org/archives/26072/2
https://rooftop.cc/interview/140801173000.php
Bestialbitch1 年前
Ran Ito 大木晴子が所属していたベ平連はソ連崩壊に伴う情報公開で、KGBから資金提供を受けていた事が明らかになり、日本に於ては「極左団体」の指定を受けているれっきとした犯罪者集団だが、そういう基礎知識も無いのだろうね。安倍がテロリストだと主張するのは勝手だがいい加減「バカな大衆、お利口な僕達」という考えは捨てることだね。
若い世代には通用しないが、戦後生まれの同年代のお馬鹿な爺婆には十分通用します。彼らは安保や成田の闘争の総括すらやっておらず、ノスタルジーをおかずにして未だに自慰行為に耽っているのです。子供には到底見せられません。
更新ありがとうございます。
主様の速筆ぶりに週末になってやっと追いつくという形です。
対韓配慮論を警戒すべきとのご意見まったくもってその通りだと思います。ここで気を付けるべきは日本人の「誠意」好きなのでしょうね。誠意とは信頼関係の醸成、深化のための潤滑油のようなものだと考えます。信頼関係を構築できる相手同士では誠意を示しあうことがWin-win関係を築くことは、多くの人が経験していることでしょう。一方信頼関係を構築できない相手に誠意を見せることは百害あって一利なしです。
対等な人間関係では相手に示す誠意の量を少しずつ大きくすることにより信頼関係を高めていくものだと思います。一方親子、教師と生徒、上司と部下などの上限関係では最初から最大量の誠意を示すことでうまくいくことが多いようです(特に上に立つ側の立場では)。もちろん相手の出方を見て加減していく必要はありますが。問題は、政治家の先生というのはある意味親分であって、上下関係の人間関係の上の立場に慣れているという面を持っているということではないでしょうか。だから外務省がしっかりしないといけないのですが、あまり機能してこなかったようですね。蛇足ですが、安倍さんは誠意の通じる相手とそうでない相手を峻別し、それぞれに効果的な接し方をしているように思います。
時々韓国は中世か古代か、などと議論されることがあります。中世の封建制の下で日本人は誠意という社会性を育んできたように思います。ただ、「誠意」も他の多くの近代文明と同様に利便性と危険性の二面を持つことに気づき、意識的に使うことが必要なのだと思います。
封建制の歴史の有無が日韓の違いを説明する-中国と親和性の高い韓国
https://blog.goo.ne.jp/kuranishimasako/e/2d9437cbcbeaab46f40df9321c3ed44f
私の住んでいるところにも、毎週金曜日の人通りの多い夕方に、戦争反対、原発反対を叫ぶ高齢者の集団が出てきてアジ演説してます。インテリ風で身なりよし。教組系と思はれますが。何不自由のない生活のもとで、思想に酔っているようにみえます。
更新ありがとうございます。
キル記者の記事、韓国人がやっとここまで理解出来たのか、というのが正直なところですが、二度見するとやっぱり本質的には理解が足りないなと思う。中央日報や朝鮮日報ではなく、極左反日一辺倒のハンギョレだから、という点は認めますが、所詮【周回遅れ】【遅すぎ】感は否めません。
ましてや、本心かどうかも疑わしい。もし韓国の経済市況がもう少しマシなら、公然と文大統領を叩かないでしょう。要はコ・デフンもいればキルもいるという事で、いろんな見方が韓国メディアにある、というより自分の国に対する大局観を誰も持ち合わせてないのです。
新日鐵住金本社前で『ME TOO』とか日韓の市民団体がプラカードデモ(嘲笑)。ナニをやってんだか。ナゼ日本企業に仇する?既にオマエラが産まれる前、幼少時に決着した話だ。韓国はとにかくちゃぶ台返しの異常性格者、日本人でも行動を共にする者は敵性人と認定する。
それと新宿のフォーク集会(爆笑)、まだお達者だったんですね。激混みで危ないですし、『辺野古反対』なんてシュピレヒコールは、、トシで挙げれないか、誰も相手にしません。家の近所の川原でもやって下さい。
公園は駄目ですよ、子供達が居るから警察呼ぶで(笑)。かく言う私も中学生の頃、声かけして頂いて、その時の印象は『眼が逝ってるな』でした。とても不潔な服装してたのを覚えております。
*学校は卒業出来たのでしょうか?あの頃ゲバルト学生は、企業から門前払いでしたよね〜。教員でもなったのかな(失笑)それとも組合専従?
対韓配慮論者ーーーいつまでいや、永遠に韓国如きに相手に慮れと?
あり得ない!文大統領が危機的な四方塞がりの今こそ、助けない。更に加速もOK!
ただし、日本も国内の体制固めが必要だから、もう少し崩壊するなよ。北の核問題が頓挫した今こそ、文メッセンジャーは馘首、日本の安倍首相が金に拉致問題を提起すべきだ。その為には改憲以外妙案が無い。 以上。
とっても面白かったです。
前半のハンギョレ新聞の記事に対する分析も、凄く良かったのですが、私が今回もっとも面白いと感じたのは、後半の日本国内の親韓国勢力を2つに分けた部分です。
1つを『反日原理主義者』と呼び、もう1つを『配慮派』と呼ぶといったところなどは、主さまの整理力のスゴさを感じさせます。
私も、その言葉をこれから使わせていただきます。
ところで、今回の主さまのコラムの中で、広く日本国民が共感するには時間がかかりそうな部分が、対韓国配慮論者(配慮派)のメンバーの中に、二階派、額賀派といった自民党の派閥と日経新聞、経団連、外務省、を並べて入れた点ではないでしょうか。
つまりこれって『配慮派=既得権益』って意味ですよね。
ここで、個別企業名を入れていないのは、主さまの情けなのか、私の大きく違うところですが、それはさておき、私も常々、日韓関係の揉める本当の原因は、この経済的な既得権益の用日派と配慮派の繋がりの部分にこそあると思っていたので、主さまが対韓国配慮論でこの既得権益勢力を上げてくれたのを大変嬉しく思います。
つまりストレートに言うと、
麻生さんの発言は、二階派に向けられてもいる恫喝でもあるわけです。
そして今の私の興味は、果たして麻生さんは公明党にも喧嘩を売るのか?
の部分にあります(笑)
★韓国内の2大勢力
①「純粋な反日派」=「反日原理主義者」
②「用日派」=『政経分離?「日韓民間交流を後退させるな」』
★日本国内の2大勢力
③「対韓追随論」=「朝日新聞や毎日新聞、東京新聞」=『追随派』
④「対韓配慮論」=「外務省や経団連、日経新聞、自民党二階派、額賀派」=『配慮派』
⑤「対韓制裁強硬派」=「日本経済や企業にダメージがあっても韓国に経済制裁すべし」
日本共産党は③
立憲民主党も③
難しいのは自民党です。
ちょっと調べてみました。
現在自民党は6つの派閥に別れているようです。
額賀派は竹下派になってるんですね。
細田派(清和会)96人・・・⑤
麻生派(志公会)56人・・・⑤
竹下派(額賀派)(旧経世会)56人・・・④
岸田派(宏池会)48人・・・④
二階派(志帥会)44人・・・④
石破派(水月会)20人・・・④
石原派(近未来研究会)12人・・・④
これでいいのかな?????
あと、公明党の○○学会も④でいいのだろうか?
さっぱりわからない、
政治にまったく疎いので、誰か教えて😭⤵️
カニ太郎さんへ
公明党は②でしょ
後は知らない、政治に疎い
え~公明党は日本の政党ですよね。
あと、○○学会も日本の宗教法人法ですよ。
②は『用日派』です。
『用日派』=韓国保守派です。
だから②はあり得ません。
共産党が③(韓国追随派)なので、共産党と仲の悪い公明党は④(韓国配慮派)でいいんじゃないでしょうか。
それとも、今は公明党と共産党の仲は、悪くないのでしょうか。
出来れば両方とも似た者同士なので、対韓でも同じスタンスでいてほしいものです。
しかし、公明党とくっつく自民党ってのは、本当に妙な団体ですよね(笑)
権力の汁ってのは、そんなに甘いんですかね(笑)
聖教新聞はとても不思議な新聞です。
「日韓関係」と書くべきところを、なぜか「韓日関係」と表記します。本当に日本の新聞なのか?と、読んでいると頭がクラクラします。
内容も「韓日」友好が大切だという論調が支配的です。
公明党は、web版に『公明新聞』というのがありますが、中韓には非常に友好的な内容で埋められています。
去年の秋頃だったと記憶していますが、「AIIBに日本も参加したい」といまさら書いてありました。
私の印象だと、学会は③で、公明党は④・・・かな?
「カニは意外と凝り性」 メモメモ
>韓国国会議長の“噴飯要求”、発言撤回を阻止するマンガのような理由とは
韓国・北朝鮮2019年2月26日掲載 デイリー新調
対韓国配慮派の方々が何を考え行ってきたかの一例が示されています。但し、文/屋山太郎(政治評論家)なので、読み物としてみる必要があります。
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/02261200/?all=1&page=1