ネットサーフィンをしていると、さまざまな情報にぶち当たります。私など現在は韓国による日本に対するさまざまな不法行為に強い関心を持っているため、関連する記事を検索しているのですが、こうしたなか、『安倍内閣、韓国渡航制限を検討!!!』という、明らかに悪質なフェイク・ニューズ・ブログを発見しました。もう看過できないので、実名を挙げます。そのサイトの名前は『あじあにゅーす2ちゃんねる』です。
目次
韓国への経済制裁論
なぜ韓国への経済制裁が必要なのか?
昨年秋口に発生した「旭日旗騒動」を端緒に、韓国側で日本との関係を破壊しかねない動きが相次いでいるという件については、かねてより当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』としても注目しています。
とりわけ、10月30日に韓国大法院(※最高裁に相当)が下した「徴用工判決」と、12月20日に発生した韓国海軍駆逐艦による自衛隊哨戒機に対する「レーダー照射事件」は、いずれも明確な敵対行為です。
つまり、日韓関係のベースとなる国際条約や国家間の信頼関係を破壊しかねない、極めて無責任かつ支離滅裂な行為でもありますし、これらの行為を仕掛けてくる韓国が、日本の友好国としての資格を持っているかどうかという点だけでなく、国際社会の一員としての資格すら疑わしいものです。
今後の日韓関係をめぐっては、軽々しく「日韓断交」などと口にすることは不適切ですが、それと同時に、「日韓友好」が自己目的化し、韓国に対して主張すべきも主張しないような体たらくはいただけません。ここまでくれば、何らかの対抗措置、あるいは制裁措置が必要です。
安倍総理が具体的方針を指示
もっとも、韓国に対して経済制裁を加えた場合には、日本経済にもそれなりの打撃が跳ね返ってくる可能性はあります。しかし、彼らによる一連の敵対行為に対しては、もう覚悟を決めて、ある程度の経済制裁を適用しなければならないと考えているのです。
これらについての詳しい内容と、日韓それぞれに対する影響については、『韓国に対する経済制裁、考えられる5つのパターンとその可能性』や『日本が本気で経済制裁すれば、数字の上では韓国経済崩壊か?』などで議論していますので、是非、ご参照ください。
こうしたなか、共同通信は今朝、安倍晋三総理大臣が6日放送のNHKの番組で、「具体的な措置の検討を関係省庁に指示した」と述べた、と報じています。
韓国差し押さえ申請、対抗措置検討と首相(2019/1/6 09:51付 共同通信より)
共同通信の短い記事だと内容はよくわかりませんが、具体的にどのような措置が検討されているのかについては非常に気になるところです。来週以降、その具体的な動きが出てくるのではないかと思いますので、これについては慎重に見極めたいところです。
長尾敬衆議院議員の正論
ところで、自民党の衆議院議員の長尾敬(ながお・たかし)氏が1月4日に、ツイッター上でこんなツイートを発信しています。
レーダー照射といい、偽徴用工問題といい、明確な敵対行為として認識すべきです。もはや友好国としてお相手出来る国家ではない、いや、国家としての体もなしていない。何を仕掛けて来るかわかりません。渡航制限等の措置や、経済的措置も検討されるべきです。/これが私の一貫した主張です。(2019/01/04 22:48付 ツイッターより)
私もこの長尾議員の見解は非常に妥当なものだと思います。
もっとも、長尾議員は「渡航制限等の措置」、「経済的措置」などと発言していますが、文脈から判断して、おそらく「渡航制限等の措置」とは、韓国国民に対して認められている「観光ビザ免除措置」の見直し、一時中断、凍結などのことを指しているのだと思います。
実際、当ウェブサイトでは『日本が本気で経済制裁すれば、数字の上では韓国経済崩壊か?』などでも議論したとおり、観光ビザ免除措置については日本の行政による一方的措置です。このため、べつに国会で法律を決めなくても、政府の一存でビザ免除制度を凍結、変更することは可能です。
また、長尾議員が述べた「経済的措置」の具体的な内容は、この短いツイート上は明らかではありませんが、日韓の経済関係においては日本が韓国に対して一方的な優位にあるため、日本が韓国に対し、ほんの一部の物資提供を絞れば、韓国経済を行き詰らせる程度のことはできてしまいます。
いずれにせよ、長尾議員の主張する通り、日本政府は韓国に対する厳格な経済的措置、渡航制限等の措置を、是非とも検討して欲しいと思います。
ウソのニュースサイト
『あじあにゅーす2ちゃんねる』のウソ記事
さて、前置きが少し長くなりましたが、以上の議論を踏まえて、深刻なウソ記事がありました。
次のリンクをご覧ください。
安倍内閣、韓国渡航制限を検討!!!(2019/01/05 22:05付 あじあにゅーす2ちゃんねるより)
あまりにも酷いので、もう実名を出すことにしました。
そのウソニュースサイトの名前は、『あじあにゅーす2ちゃんねる』です。
問題の記事は、先ほど紹介した長尾敬議員のツイートの内容を冒頭に記載したうえで、『2ちゃんねる』だか『5ちゃんねる』だかの匿名掲示板の議論を延々と転載しているだけの代物です。
はて、『あじあにゅーす2ちゃんねる』さん、「安倍内閣が韓国渡航制限を検討」という記事タイトルの情報源、いったいどこにあるのですかね?
どのメディアがいつ、そんなことを報道したのですか?
いい加減なウソ記事を垂れ流すのはたいがいにしてはいかがですか?
フェイク・ニューズだらけ!
実は、『あじあにゅーす2ちゃんねる』のゴミのようなウソ記事は、これが初めてではありません。私が見たところ、いくつもの前例があります。
当ウェブサイトではこれまで、同サイトの名前を伏せて、同サイトが垂れ流したフェイク・ニューズのタイトルだけを紹介して来たのですが、この際なので、該当するリンクを含めてすべて公表しておきます(※もっとも、昨年1月の「河野太郎閣下、韓国との断交を決意」についてはリンク切れのようですが…)。
ちなみに「河野太郎閣下、韓国との断交を決意」との記事は昨年1月のものです。『あじあにゅーす2ちゃんねる』さん、いったいいつになったら「河野太郎閣下」が「韓国との断交を決意した」という情報源を出してくれるのですかね?
また、昨年7月のラオスのダム事故では、『あじあにゅーす2ちゃんねる』は「SK建設が鹿島建設に責任を押し付けはじめた」と報じましたが、「鹿島建設」という実在する上場会社の名前を使ってウソを垂れ流したのですから、金商法上の風説の流布で管理者が逮捕されても文句は言えませんよ?
さらに、小野寺五典(おのでら・いつのり)防衛相(当時)が韓国側に「旭日旗を自粛するわけねーだろバーカ」と発言したという事実は、私自身、寡聞にして知りませんし、その後韓国が日本に対し日韓断交を申し入れたという事実もありません。
この『あじあにゅーす2ちゃんねる』、本当に低レベルかつ軽蔑に値するサイトです。
なぜ保守速報が攻撃されたのか?
ところで、「まとめサイト」にも玉石混交であり、この『あじあにゅーす2ちゃんねる』は特にクオリティが低いサイトですが、私が見たところ、政治系の「まとめサイト」には、比較的穏健なタイトルを付すサイトも存在しています。
そのなかで真っ先に思い出すのは、在日朝鮮人女性から名誉毀損で訴えられた『保守速報』というサイトです。このサイトは広告主をブロックされ、ブログの運営が厳しくなっているそうですが、逆に言えば、攻撃者から見て保守速報が「都合の悪いサイト」だという証拠です。
実際、あくまでも私がいくつかの記事をピックアップして眺めた限り、保守速報には『あじあにゅーす2ちゃんねる』のような極端なウソタイトルの記事は見当たりませんし、まとめ方も穏健です。
また、『あじあにゅーす2ちゃんねる』と名前は似ていますが、『もえるあじあ』というサイトはまったくの別物であり、こちらのサイトも、「極端なウソタイトルで読者を釣る」という姿勢は見られません。
そういえば、以前、『何と月間PVが70万件に!保守系言論サイトの話題あれこれ』のなかで、『保守速報』、『もえるあじあ』と並び、『Share News Japan』『アノニマスポスト』『netgeek』といった保守系のサイトが攻撃を受けてつながりにくくなっていた、という話題を紹介したことがあります。
これらのサイトについて、私はフォローしているわけではないため、詳しくは存じ上げませんが、私が見たところでは、ある程度事実に基づいて、愛国、保守的な論調の記事を掲載している、という特徴があるようです。だからこそ、攻撃されたのかもしれません。
逆に言えば、私が先ほどから批判している『あじあにゅーす2ちゃんねる』のようなサイトが攻撃対象になった、という話は聞きません。『保守速報』や『もえるあじあ』などを攻撃した勢力から見て、『あじあにゅーす2ちゃんねる』は攻撃する価値もないサイトだと見られている、ということではないでしょうか?
ネットでは自浄作用働くはず
ところで、私自身は自分を愛国者だと考えていますし、私の思考は結果的には「保守系」と呼ばれる人たちのものと類似しています。
しかし、「自分と同じような主義、主張の持ち主だから批判しない」、「自分と違う主義、主張の持ち主だから批判する」、という考え方は、非常に危険です。自分の主義、主張と似ていたとしても、議論が間違っていたら批判すべきですし、反対論でも傾聴に値する議論には敬意を払うべきです。
私が反日的な主張をする勢力を「サヨク的人士」と呼んで批判している理由の1つは、彼らが得てして、フェイク・ニューズや歪曲された情報などをまき散らしているからであり、保守系の論客の多くは客観的な事実をベースに議論しているため、結果的に私が滅多に批判しない、というだけの話です。
ちなみに私は「保守系メディア」とされる産経新聞のことを批判することもあります(その具体例については、日中為替スワップを巡り、いろいろと初歩的な事実誤認が酷い記事を執筆した産経新聞社の田村秀男氏を批判した『通貨スワップと為替スワップを混同した産経記事に反論する』があります)。
『あじあにゅーす2ちゃんねる』の場合は、あきらかなウソ情報をタイトルにでかでかと掲載しているのですが、これは読者を釣るためなのでしょうか?ここまで来ると、「保守的なサイト」ではなく、単なる「デマとヘイトをまき散らす公害サイト」です。
しかも、こんな低クオリティのサイトが多くのPVを集めれば、朝日新聞あたりから「インターネット上はヘイトやデマだらけだ」、との批判を招きかねません。こうした危機意識があるからこそ、私はあえて、なざしで『あじあにゅーす2ちゃんねる』の批判に踏み切った、という次第なのです。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
ただし、大手メディアが情報独占している大マスコミ(新聞社、テレビ局など)と異なり、インターネットの世界では自浄作用が働くはずです。『あじあにゅーす2ちゃんねる』のように、明らかなウソをまき散らすサイトは、いずれ読者を失い淘汰されていくことを期待したいと思います。
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いわゆる『徴用工』問題にしても、今般の射撃管制レーダー照射事案にしても韓国政府の言動は個別には支離滅裂のように見えますが、私の見立てでは、文政権の反日的言動は一貫した目的を持ってのことなのではないかと。それは、文大統領の悲願と思われる南北朝鮮の一体化に向け、韓国内の世論や国際世論の支持・注目を集める手段としての北朝鮮と共同しての『抗日3.1運動百周年』を盛り上げるため、悪役の日本をできるだけ演出しておく必要があり、それには日本(政府・国民)を怒らせることをし続け、国際的には『加害者』日本、『被害者』韓国・北朝鮮という偽情報を発信し続けることが極めて有効、と判断しているのではないかと。
この厄介な隣国の愚行に対して、静観することは最悪であり、日本政府として韓国政府に向け粛々と抗議反論、対抗措置の準備をし、国際社会に対しは明確かつ効果的な手段で日本政府の立場を揺るぎないエビデンスとともに発信し続けることを要請したい。
「敵認定されてやっと一人前」って話なんですよね。
更新ありがとうございます。
『あじあ にゅーす 2ちゃんねる』は割合、旬のネタをタイトルに使っているので、全くのバガボンが作っている訳でもないでしょう。でも内容はスカスカで、見出しは煽るようなのが多いし(笑)、ちょいとまとめ方に関心のある方が運営しているんでしょう。
と言っても文章は他人が作ったヤツのコピペ(笑)。見る価値無し。最近は立ち寄りもしませんね〜。早よ消えて無くなって欲しいわ。
明けましておめでとうございます。
去年末より見かけましてから、興味深く拝見しております。
記載内容が充実しており、時々怒りを漂わせておりじつに人間味あると感じております。
今までは拝見するだけでしたが、意見交換をしてみたく存じますのでどうぞ宜しくお願いします。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
「あじあにゅーす2ちゃんねる」が、何故、このようなウソ記事を書い
たのかの仮設を立ててみました。
①単純に、これが事実だと信じてしまった。(だとすれば、これは能力の
問題です)
②こうあって欲しいとの願望から信じようとしてしまった。(だとすれば
韓国渡航制限を望んでいる人が、1人はいることになります)
③韓国渡航制限の記事によって、アクセス数を伸ばそうとした。(だとす
れば、韓国渡航制限を望んでいる人が複数いる、あるいは複数いると考え
たから。これは実際には、どの程度いるかは分かりません)
これによって、「韓国渡航制限を実現するため」の一助になると考えた
のかもしれません。
駄文にて失礼しました。
あのサイトは以前から煽り・フェイクタイトルで釣ろうとしている有名な悪質サイトです
そんなことまで考えているわけがありません
全てアクセス数稼ぎ目的です
同感です。
ただのPV目当て。放火の愉快犯的な側面もあるかもしれません。
新宿会計士さんが度々取り上げるのを「この程度のサイトをあまり相手にしなくても・・」と思っていましたが、「あそこはクズだよ」というアナウンスも使命だと感じておられるならアリかと感じました。
「あじあにゅーす2ちゃんねる」は民主党政権成立後あたりから過激な見出しが増加し、最近ではフェイクまで行うようになってきています。
それまでは「普通の」嫌韓サイトだったんですが…
あのサイトは以前「ローマ法王死亡」という、常軌を逸したタイトルでのアクセス数稼ぎまで行いました。
コメント主さまの見方はまったくの見当外れと、敢えて申し上げます。
あのサイトの運営者は、ただの金の亡者の俗物です。
嫌韓まとめブログ界の2大ゴミサイト「世界の憂鬱」「あじあにゅーす2ch」
世界の憂鬱はただ奴らの言いたいことをそのまま言って炎上させるだけだが
あじあにゅーすはタイトルで明白に捏造してくる有害無益っぷり
私も「穏健さ」加減の点で、同じ2つのサイトを見ています。
妨害されていた時期は他のサイトも見ていましたが、いかにもな主張ばかりで食傷気味でしたね。
意見に、絶望、怒り、攻撃などの要素が強すぎて、ちょっと賛同しがたい。
正当な主張をするのなら、表現の穏当さは要件だと思います。
上記は別記事「まとめサイトの・・・「もえるあじあ」・・」へのコメントでした。ごめんなさい。
サンフランシスコ条約で日本を支持し、解決済とした他の国々も嘘の日本に騙された、最も考えろと!と言ったのと同じ事。
「お前らは、頭が弱いから嘘条約を結んでいる、もう一度教えてやる、確り聞いとけ」と南朝鮮のメガネは言って要るのと同じ事
成る程