マネージの本当の意味は、「日韓関係の秩序ある破綻処理」?

先月30日の徴用工判決から丸2日が経過しましたが、相変わらず、わが国のインターネット上では韓国に対する怒りや憤りの声が渦巻いていますし、中には「日韓断交」といった不穏当な発言を堂々と主張する人も少しずつ出始めています。そこで、先ほども『「債権差押」爆弾は日本企業撤退招く?徴用工巡る韓国式思考』を掲載したばかりではありますが、もう1つ、本日の韓国メディアの凄まじい記事群を紹介するとともに、「日韓関係の今後」について、私見を提示しておきたいと思います。

いい加減、同じ話題ばかりですが…

当ウェブサイトはあくまでも「読んで下さった方々の知的好奇心を刺激すること」を目的に運営している独立系ビジネス評論サイトであり、「韓国専門サイト」として運営しているつもりはありません。

しかし、ここ数日に限定して言えば、韓国に関連した記事が激増しています。

その理由は、やはり、現在の日韓関係に関して、読者の皆様の関心が非常に高いからです。そして、私は読者の皆様の反応を見ながら記事を執筆しているため、どうしても似たような記事を多く提供してしまうのですが、裏を返して言えば、世の中の人々がそれだけ強い関心を抱いている、ということでもあります。

おりしも、先月30日の徴用工判決から、丸2日が経過しました。

判決があまりにも非常識だったことに加え、これに対する韓国側の反応についても私たち日本人の想像を絶するものだったためでしょうか、わが国のインターネット上ではいまだに韓国に対する怒りや憤りの意見が渦巻いており、中には「日韓断交しろ!」といった極論を唱える人もじわりと増えています。

この点、私自身も日本国民の1人です(血統的には日韓ハーフではありますが…)。

1人の日本国民の感情として、韓国が日本に対して公然と侮辱して来ることに強い憤りを感じていることは事実ですし、正直に申し上げれば、感情の赴くままに、いっそのこと「日韓断交しろ」だの、「韓国を叩いて躾けろ」だのと叫びたくなる気持ちはゼロではありません。

しかし、私自身のウェブ評論家としての役割とは、「冷静に事実を観察し、事態に備えるための判断材料を提供すること」です。ウェブ評論家の端くれとして、安易な日韓断交論などに与するつもりはありませんし、相手が国際法を破っているからといって、日本も同じことをすべきだとは思いません。

あくまでも日本は、主張すべきところは主張しつつも、冷静沈着に対処すべきです。

中央日報の香ばしい記事3連発

中央日報社説「韓日両国が知恵を絞れ」

さて、今朝方、『「債権差押」爆弾は日本企業撤退招く?徴用工巡る韓国式思考』で指摘したばかりですが、韓国メディアの社説を眺めていると、どうも韓国の新聞社には、今回の徴用工判決自体が「国際法に照らして明らかにおかしい」という点を理解している人がほとんどいないように思えてなりません。

それだけではありません。

「今回の事態を招いたのは日本にも責任がある」とする「逆ギレ論」や、「韓日関係の破滅を防ぐためには韓日両国が知恵を絞るべきだ」といった「共同責任論」などが堂々と語られている始末です。読んでいて、本当に疲れます。

さて、こうしたなか、当ウェブサイトにいつもシャープな意見を寄せてくださる「りょうちん」様からは、本日の韓国メディア『中央日報』(日本語版)のウェブサイトに「愉快なニュース」(※)がてんこ盛りだ、というご指摘を頂きました。

(※といっても、ここでいう「愉快な」、とは、本来の意味の「愉快な」ではなく、あまりにもバカらしくて笑ってしまうしかない、という状況を皮肉った表現のことだと思います。)

どんなニュースがあるのでしょうか?

早速、同ウェブサイトを開いてみると、こんな記事が目に飛び込んで来ました。

【社説】危機の韓日関係、未来に向かって知恵を絞る時(2018年11月01日08時42分付 中央日報日本語版より)

社説と言ってもダラダラいろんなことが書かれている割には中身はスカスカであり、おそらく、彼らが一番言いたいことは、末尾のこの文章に集約されているのだと思います。

北朝鮮の核問題と米中貿易戦争など対外環境が厳しい時、韓日間に再び激しい波が打ち寄せている。北東アジアで民主主義と市場の価値を共有する韓日両国がもう一度、未来のために知恵を絞る時だ」(※下線部は引用者による加工)

はい、出ましたね。

これが典型的な「日韓共同責任論」です。

もちろん、私自身は安易な日韓断交論に与するつもりはありませんが、それと同時に、「日韓関係を維持するためには日本側があらゆる犠牲を払うべきだ」とも考えていません。

だいいち、安倍総理自身の施政方針演説などから判断する限り、現在の日本政府は、日本と韓国が「基本的価値」を共有する関係にあるとは考えていないことは明らかです。価値を共有もしておらず、過去ばかり見て未来志向がない相手と「未来」を騙り合えるとは思えません。

このままでは日韓関係の破滅が避けられない可能性が高い、という点については同意しますが、それを避けるために必要なことは、「日韓両国が知恵を絞る」ことではありません。「韓国が約束を守ること」に尽きます。

「日本は韓国の敵」?それは韓国次第です

香ばしいという意味では、この記事についても取り上げておきたいと思います。

【噴水台】日本、韓国の敵なのか(2018年11月01日08時32分付 中央日報日本語版より)

リンク先の記事は、文学的な表現を多用しようとして、結果的に論旨不明になってしまっているという、韓国メディアにありがちなものです。ただ、タイトルにある「日本は韓国の敵なのか?」という問いかけに対して、私はあえて、次のように突き放してみたいと思います。

日本を韓国の敵と思いたいのならば勝手にすれば良い。

歴史的事実を述べるならば、日本が1910年から35年間の朝鮮半島統治を行ったことで、朝鮮半島の人口は倍増しましたし、道路、港湾、鉄道、学校、電気、上下水道といった近代国家としてのインフラは急速に整えられました。

また、1965年の日韓基本条約にともなう日本から政府、民間による有償・無償協力は10億ドルを超えましたし、その後も日本は官民を挙げて、韓国に対して多大な支援をしてきました。

こうした支援を行ってきた日本を、「過去に植民地支配を行った悪辣な国」と恨みたいのであれば、どうぞ勝手にしてください、と言いたいと思います。ただ、彼らが日本を「韓国の敵だ」と公言し始めれば、私たち日本国民も、韓国が日本を「韓国の敵だ」とみなしているという事実を認識するだけの話だと思います。

韓国に対して脅威を与えている北朝鮮や中国にはヒトコトも文句を言わないのに、韓国に対して何ら脅威を与えていないどころか、多大な経済支援を与えて来た日本を「敵国だ」と言い放ってはばからないのであれば、そのことは結局、韓国自身に跳ね返っていくように思えてならないのです。

訴訟ラッシュ?おもわず苦笑

一方、思わず苦笑してしまったのが、次の記事です。

「うちの祖父も徴用、訴訟を起こせばよいのか」…韓国政府に問い合わせ殺到(2018年11月01日07時57分付 中央日報日本語版より)

記事を書いている本人は真面目な記事のつもりなのかもしれませんが、韓国政府に「私も訴訟を起こせばおカネを貰えるの?」との韓国国民からの問い合わせが殺到しているという状況は、なかなかシュールな光景だと思います。

あるいは、先月30日の訴訟については、韓国国民による訴訟ラッシュという「パンドラの箱」を開いたものだった、という言い方をしても良いと思いますが、私はひと昔前のどこかのB級映画でゾンビがショッピングセンターに群がる光景を思い出してしまいました。

なお、記事自体については論評の価値もありませんので、抜粋も要約もしません。本文が読みたいという方はどうぞご自身でリンク先をクリックしてお読みください。

日韓関係の「秩序ある破綻」?

メガトン爆弾はこれだけではない!

さて、ここで少し視点を変えましょう。

私の持論ですが、日韓関係に打撃を与えかねない話題は、今年9月以降に限定しても3つありました。ここ数日取り上げている「徴用工問題」はそのうちの1つに過ぎず、これ以外に「旭日旗騒動」と「慰安婦問題」があります。

このうち「旭日旗騒動」については、10月11日に韓国政府が主催した国際観艦式で、日本が自衛艦旗を掲揚しないように要求され、それを突っぱねて不参加に終わったというオチがつきました。本件は日韓防衛協力に深刻な打撃を与えたものの、ひとまずは小康状態にあります。

しかし、今般の「徴用工問題」に加え、ごく近いうちに日韓関係に投下されると予想される「メガトン爆弾」が、「慰安婦合意蒸し返し問題」です。

当ウェブサイトの愛読者の皆様ならご存知の通り、いわゆる「(従軍)慰安婦問題」は、2015年12月28日に、当時の岸田文雄外相と韓国の尹炳世(いん・へいせい)外交部長官(外相に相当)が合意した日韓慰安婦合意により、日韓両国政府間では「最終的かつ不可逆的に解決」しています。

ところが、2017年5月に発足した文在寅(ぶん・ざいいん)現政権は、この慰安婦合意を全力で反故にしようとしており、昨年12月頃にもいちど、慰安婦問題を巡って日本との再交渉を検討しました。

しかし、その時には日本政府側は、「日韓合意は1ミリも動かない」と述べて再交渉を一切拒絶し、それ以降も「慰安婦合意の誠実かつ着実な履行が必要だ」(※)、とする見解を繰り返しています(※意訳すれば「韓国は合意をさっさと履行しろ」、という意味でしょう)。

しかし、今度は韓国政府側で「和解・癒やし財団」(通称「慰安婦財団」)を解散するという動きが出ており、以前からの報道だと、11月上旬には韓国政府がその概要を決めて公表するとしています。

慰安婦財団が解散された場合、やり方次第では日本政府が「韓国は慰安婦合意を破棄した」と受け止める可能性もあり、そうなった場合には、今回の徴用工判決に加えて、「慰安婦合意蒸し返し問題」が日韓関係にかなりの打撃を与えることになりかねません。

参考画像 昨年5月に大統領特使として安倍総理を表敬した文喜相(ぶん・きそう)氏

(【出所】外務省)

「管理する」の本当の意味

では、日本政府はこうした動きに、どう対処するつもりでしょうか?

そのヒントが、「マネージ(管理)する」、という言葉の本当の意味ではないかと思います。

安倍晋三総理大臣、河野太郎外相らは、日韓関係について、常々、「マネージ(管理)する」関係にあると述べています。

(※ちなみに、「管理」を英単語の「マネージ」にわざわざ置き換えて表現した理由について、当ウェブサイトの読者コメント欄では「日本語の『管理』を英語で意図的に誤訳されることを防ぐためではないか?」といったご指摘がありましたが、おそらく、そのご指摘が正しいのだと思います。)

それはさておき、この「管理する」とは、「日韓関係がこれ以上悪化しないように管理する」、という意味合いももちろん含まれていると思いますが、最近になって私は、「日韓関係が破滅に向かうのが不可避になったとしても、ハードランディングは避ける」という意味合いもあるのではないかと思うようになりました。

つまり、「日韓関係の破綻を管理し、秩序ある破滅を実現する」、という意味です。

さすがに私は10月30日の判決以前には、安易に「日韓断交」という単語を多用すること自主的に規制してきたつもりですが、ここにきて、「日韓断交」を公言する人がじわりと増えているという印象があります。すくなくとも判決前後で「日韓断交」という言葉の重みが変わったことは間違いありません。

そうなってくれば、日本はいよいよ韓国との関係の清算を余儀なくされる可能性を、視野に入れ始めなければならない、ということです。

この点、私が知る限り、10月30日の判決以降に安倍総理と河野外相が「マネージ」という言葉を口にしたことはありませんが、もし今後、安倍、河野両氏が「日韓関係は引き続きマネージが必要だ」などと言及したとすれば、そこには「日韓関係の秩序ある破綻」という意味が含まれることになるのかもしれません。

その意味で、今後の日韓関係を予測するうえでは、慰安婦財団の取扱いに加え、安倍総理、河野外相、菅官房長官らの発言にも注目する価値があるといえるでしょう。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

このエントリーをはてなブックマークに追加    

読者コメント一覧

  1. 阿野煮鱒 より:

    毎日の更新ありがとうございます。

    > 「未来」を騙り合える

    思わず吹き出しました。
    「語り合う」の誤変換だとは思いますが、こっちの方が現実に沿っていますね。

    http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/10/31/2018103100931.html
    朝鮮日報だけが、日韓併合は合法であること、朝鮮は日本と戦争をしていないので、損害賠償請求権が無いこと、1965年の請求権協定は経済協力金になったこと、「補償金を国の資格で請求するので、個人については国内で処理したい」という韓国の意向があったこと、などをを記事にしました。

    大部分の韓国人は、この記事を読んでいないか、読んでも脳まで届かないうちに理解を閉ざすと思いますが、保守派を自認する朝鮮日報としては、レゾンデートルのために一応言っておかないといけないと考えたのでしょう。

    http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/11/01/2018110101110.html
    —-
    外交部は、来年の「三・一運動と臨時政府樹立100周年記念行事」の予算39億ウォン(約3億9000万円)のうち、14億ウォン(約1億4000万円)を「在外公館祝日行事開催支援」名目で組んだ。需要調査を経て、世界50カ所以上の在外公館で記念行事を推進するという。この中には東京都内の駐日韓国大使館も含まれている。—-

    またも「近づく反日」です。日本人が無視したくとも向こうからやってきます。
    韓国の暴走は誰にも止められません。
    行くところまで行くしかないでしょう。

  2. 匿名 より:

    いつも興味深く見ております。
    現在「日韓断交」と言っている方は、
    今までの、怒りによる「日韓断交」とは異なり、
    悲観的に「事実上日韓断交とならざるを得ない」と言っている方も
    いらっしゃるように感じます。
     
    どちらも本質としては「約束を守れない国とはつきあえない」という意図でしょうが、
    「出来るだけ関係を維持しよう」と努力している方達も、
    悲観論として「断交」を視野に入れはじめたという印象です。
     
    拙文、失礼致しました。

  3. ヒロ より:

    文大統領の支持率が55.5%になったとか。まだ徴用工の裁判結果が反映されていないのかな? それともこれだけではまだ不満? いずれにしろ、過半数割れ間近ですし、北朝鮮関連は米国との関係であまり進められませんから、また反日が強くなるんでしょうね。慰安婦の財団の解散ももうすぐ発表されそうですしね。

  4. めがねのおやじ より:

    < 更新ありがとうございます。

    < じゃまくせー国だな、韓国は。

    < これから12月にも三菱重工業の判決もあるし、公館前の汚い像の撤去も全くしないし、日本には、ナンボでも言い放題、難癖付け放題と思っています。

    < もう、そうなるとマネージするべき相手国でも無くなる。なんやろ?日本が生きて行くには、正味、邪魔な存在です。日本企業で戦時徴用工は2兆2千億円の賠償金になるとか。ありえん‼︎絶対阻止。

    < やはり韓国は、嫌いだ。卑怯だもん、やり口が。日本のように或いは他国のように、謝罪は一度、水で流す、あっさり終わる、という事が一切無い。常に日本が乙、朝鮮は甲。逆やろ。いつの時代も丙か丁のクセに。

    < 北朝鮮問題があるから、すぐに断交は言いませんが、半島はすべて敵性国でヨシ。シナが可愛がってくれるよ。躾して貰え!

    1. りょうちん より:

      >常に日本が乙、朝鮮は甲。逆やろ。いつの時代も丙か丁のクセに。

      そこは、「白丁のクセに。」の方が韓国人には響きますよw
      しかし21世紀になってもカースト制度に基づく罵倒語が残っている社会って・・・。
      北朝鮮ですら「出身成分」とかいう近代的概念に置換しているのに。

      1. めがねのおやじ より:

        < ごもっとも。白丁です!

        < 今は皆んな両班で、科挙に合格した気分なんでしょ。気分だけは(乾いた笑)。

  5. 阿野煮鱒 より:

    http://blog.livedoor.jp/kaikaihanno/archives/54372574.html
    (速報)韓国政府、420年ぶりに日本を相手取り壬辰倭乱被害補償訴訟決定」

    イルベで韓国人が、徴用工裁判の判決を下敷きにして遊んでいます。
    ある種の自虐ネタですね。

    韓国在住日本人様が、一般の韓国人はこの裁判に興味がないと仰っていましたが、このように他人事として遊ぶ余裕があるようです。韓国人も一枚岩ではないということですね。

    とはいえ、大法院(最高裁)と政府が関わる一大事です。当事者意識がない国民も、この判決の影響を免れることはできません。そこまで分かった上での自虐ネタかもしれませんが。

    1. 非国民 より:

      日本は元寇被害補償請求でもしますか。だいぶ昔なので利息はすごいですよ。

  6. りょうちん より:

    おかわり分です。

    https://japanese.joins.com/article/692/246692.html?servcode=A00&sectcode=A10&cloc=jp
    マーク・ナッパー米国務次官補代理「韓日、前進する道を見つけてほしい」

    > 米国のマーク・ナッパー国務次官補代理(日本・韓国担当)が韓国大法院(最高裁に相当)の徴用判決に関連して「両国が前進する道を見つけることを心から願っている」と話したと読売新聞が1日、報じた。

    > これについて同紙は「日韓両政府に対し、対立を激化させないよう促す考えを示した」と伝えた。
    >また「米政府は、日韓両政府が2015年に慰安婦問題で『最終的かつ不可逆的な解決』を確認する合意に達したことを評価し、歓迎してきた」とし「歴史問題の対立によって北朝鮮の核問題などで日米韓の足並みが乱れることを懸念している」としている。
    >したがって、今回の判決に対しても、米国政府が歴史問題をめぐる対立が緩和されるよう韓日両政府に促していくものとみられるとした。

    いやどうみたって、「お前ら決着したことをこの大事な時期に蒸し返してんじゃねえよ・・・」と呆れているとしか聞こえないんですがw
    一般の韓国人ならともかく、外交問題に関心を持っている韓国人ですら、ニュアンスとかノンバーバルランゲージをリーディングするアビリティがナッシングなのかしら。

    こんな記事もありましたよ。
    https://japanese.joins.com/article/618/246618.html
    <韓国、徴用工判決>握手もしなかった河野外相、駐日大使発言時には日本取材陣は退場

    >河野太郎外相は李大使と握手さえせずに不満を示した。
    >河野外相は冒頭発言で「国際社会の常識では考えられないことが起きている」という強硬なメッセージを伝えた。
    >続いて李大使が冒頭発言をしようとすると、突然非公開面談となり、取材陣は退場したという。

    どこかで、河野太郎外務大臣が20度ふんぞり返った写真というのを載せてましたが、見当たらず。
    保存しとくんだったw
    椅子の高さとか色まで気にする韓国には衝撃的な絵面だったんでしょうかねえ。
    中国だったら、韓国大使は立たせたままで、通告文を座ったまま読むくらいのことはやりそう。
    韓国大使の発言を報道させなかったのは武士の情けだったんでしょうけど、たぶん気がついていないと思われ。

  7. 右派 より:

    朝日、毎日は立場上触れていましたが、ネット界隈のいわゆる偽リベラル諸氏は全くこの件に触れていません。昨日も今日も安倍総理憎しの大合唱です。
    触れたくないのでしょうが、いずれ日本からの反撃が始まれば嫌でも触れざるを得なくなると思います。

    最近の韓国の動きは異常にダイナミックで、コリアウォチャーならずとも耳目を集めるものがあるため、会計士様が取り上げるのも仕方のないことと思います。韓国のことばかり取り上げたくはないが、どうしても取り上げざるを得ないというのは行間から見えますが。
    今や韓国は極東で最も注目を集める国になったと思います。『北と一緒に』ですが。

    最近の動きは小説でもここまではないと思うほどで、瞬く間に状況が変化するため、付いていくのがやっとです。米軍は撤退を視野に入れて作戦権の返上について話し合い、日本は政財界ともに冷えた眼差しを送り、中国からは犬でも扱うようにぞんざいに扱われ、ヨーロッパからは拒絶、ロシアは沈黙。

    唯一親しいのは北ですが、その北は韓国をパペットか腹話術の人形のように扱う。

    ほんの十年前までそれなりの国として存在していた国がこんな事になるなんて想像もしませんでした。生きているうちにあれほどの国の滅びを目にする可能性が高い確率で出てくるとは。
    世の中わからないものです。

  8. 匿名.com より:

    ブログ主さん、お忙しい中金融の専門知識を生かされた記事を配信して下さり、有り難う御座います。
    ご存じと思いますが、今 保守速報 もえるあじあ など多数の保守サイトと呼ばれているまとめブログが、執拗なサイバー攻撃でダウンしています。昨日までは午前中に一時繋がる事が有りましたが、今日はずーと繋がりません。もう1週間にもなる異常事態。
    言論弾圧ばかりか、業務妨害の犯罪です。
    当ブログで取り上げて下さい。

    1. すまないさん より:

      匿名.comさん

      本日早朝に記事に書かれていたと思います。

      何と月間PVが70万件に!保守系言論サイトの話題あれこれ
      https://shinjukuacc.com/20181101-01/

  9. 埼玉県民 より:

    毎日の更新ありがとございます。

    安倍首相「原告は徴用工ではない」「国際裁判も視野に対応」
    http://www.zakzak.co.jp/soc/news/181101/soc1811010016-n1.html?ownedref=not%20set_main_newsTop

    安倍首相も原告は徴用工でないと言ってますが、
    バカにもわかるように出稼ぎ労働者だといった方が良いでしょう。 
    今こそ捏造慰安婦どもの大半は、朝鮮戦争の米軍売春婦で買っていたのは、
    米兵で管理しては韓国だとはっきり言うときが来たようです。
    全て火元は日本発で、最も責任があるのは、中国や北の工作員と思しき、
    反日パヨク弁護士や西早稲田系の反日団体です。

  10. 匿名 より:

    今朝の辛坊治郎氏の解説の中で、日本の反日弁護士が韓国の徴用工を探し出して訴訟を起こさせたとの情報がありました。獅子心中の虫がまずは害毒を垂れ流している。慰安婦問題しかり。靖国問題しかり。教科書問題しかり。
    烏合国家である韓国は、全く良い面の皮だと思います。
    韓国がんばれ

    1. 引きこもり中年 より:

      独断と偏見かもしれないとお断りして、コメントさせていただきます。

      もし、その弁護士の情報が正しければ、慰安婦問題と同じく、二匹目の
      ドジョウを狙っているのでしょう。日本も弁護士が増えすぎたのか、実
      情は弁護士界も格差の時代になったようです。アメリカの弁護士と同じ
      くマッチポンプでしょうか。
      もしかしたら、弁護士の社会的地位が下がったら、弁護士の特別扱いを
      考えなければないないのかも、しれません。

      駄文にて失礼しました。

      1. 埼玉県民 より:

        レスありがとうございます。
        これは、高木健一、戸塚悦郎、福島瑞穂らの、反日訴訟ビジネスモデルです。
        https://blog.goo.ne.jp/nagatachoucafe7/e/537cd91cb8cf2da4fa3df41cbde32fb1

        捏造徴用工訴訟の日本の弁護団を探したのですが、見つかりませでした。
        ご存知の方がいたら拡散して、顧問企業がありましたら、重大なコンプライアンス違反リスクが
        あると指摘してあげましょう。

  11. ファンタ生捨 より:

    すいません。

    >「私が知る限り、10月30日の判決以降に安倍総理と河野外相が「マネージ」という言葉を口にしたことはありませんが」

    この発言についてなのですが、
    下の日テレの動画にもあります通り、本日午前10時よりの衆院予算委員会にて
    岸田政調会長の質問に答える形で、安倍首相が「マネージ」という言葉を使っていた模様です。

    安倍首相「韓国政府に前向きな対応を期待」11/1(木) 12:39配信 日テレNEWS24
    http://www.news24.jp/articles/2018/11/01/04408190.html

    >岸田政調会長「最近の日韓関係、好ましくない事態、立て続けに起こっています。日韓関係、どのようにマネージしていくのか」
    >安倍首相はさらに「日韓の困難な諸課題をマネージしていくためには、韓国側の尽力も必要不可欠」だと指摘

  12. 黄昏せんべい より:

    さて、いわゆる「慰安婦問題」に関しては、わたしに一案があります。とても単純で簡単な対応です。

    ・日本にいる韓国人売春婦を毎日一人検挙して、これに「平和の少女」と名付けて本国に送還する

    これだけです(笑)

    日本政府は、韓国人売春婦を毎日一人検挙して、強制送還するのを繰り返せばいいのです。ただし、氏名、年齢、顔写真を公表します。そして、ポイントは、強制送還する女性を「平和の少女」と名付けることです。これを毎日毎日、粛々と、淡々と繰り返します。
    「本日の平和の少女」と銘打って、政府のホームページに氏名、年齢、顔写真をアップし、毎日更新し、マスコミにも積極的に発表します。「みなさまのNHK」の朝昼夕のニュースでは、天気予報の次が「本日の平和の少女」になりますが、我慢してくださいw 韓国や中国でもNHKは見られますので、かの国でも耳目を集めるでしょう。

    犯罪者の人権が大好きな世界市民が騒ぐでしょうが「騒ぎ」になることがむしろ目的です。騒ぎ立てて世界中に周知させて頂きます。こんな時、法務大臣並びに外務大臣が「女性の人権問題を提起しているのだ」くらい、しれっと言えないでどうしますか?返す刀で「韓国には女性の人権を大切にしてもらいたい」と付け加えましょう。

    なぜ平和の少女と名付けるのか?と当然聞かれるでしょう。願ってもないことです。「そのわけは韓国の人に聞いてください」とにっこり笑って答えればいいのです。

    韓国人がいう「慰安婦」がどういうもので、彼ら彼女らが娯楽同然騒いで楽しんでる「慰安婦問題」が何なのか、そして臆面もなく銅像を建てまくってる「平和の少女」なる物が実は何者なのか、世界中の人々が知ることになるでしょう。

    一説によると、現在日本国内には韓国からの遠征売春婦が5万人はいるそうですので、周知が徹底するくらいの時間はたっぷりあります。なんちゃら財団なんかいくつ潰そうがへっちゃらなのです。

    1. クク より:

      「臆面もなく 銅像を立てまくっている」の 表現は秀逸ですが、ご意見には反対です。検挙しての強制送還にとどめるべきです。
      女性は守られるべき存在です。

    2. 野武士 より:

      いとおもろ! 全面的に支持します。

      失礼ながら、一見、妄想なような、夢のような話ではありますが、
      日本の偉業(例えば、青函トンネル、黒部ダム、瀬戸大橋等々)、人類の偉業(空を飛ぶ、月面着陸等々)は、
      その全てが妄想なような、夢のような話から始まっています。

      これを支持する者が燎原の火の如く拡がっていけば、実現できると思います。
      また、NHKにとっても国民のためになる仕事の第一歩とすることができるでしょう。

      実現できることを祈ります。

    3. ヒロ より:

      名前や写真まで公開する必要はないと思いますが、毎日逮捕して強制送還するというのは賛成です。ただ、1日1人では足りないでしょう。毎日100人くらい送還しても、数年はネタになるでしょう。本日○人送還、ということでも十分効果があります。

  13. 非国民 より:

    マネージでそれが英語だとすると「調教する。」じゃないでしょうか。困難なことをやりとげるというような意味もありますし。

  14. 憂国の志士 より:

    この件を感情論を外して眺めると,判決内容冒頭の「(日本の)不法な植民地支配により…」とあります。つまり日本による韓国併合期(=韓国側では「日帝強占期」)が「いま(=現代)」の規範には「不法行為」であるから請求権は有効である,としています。ここは非常に重要です。この理屈からなれば,過去には適法であった行為が今に照らして不法であれば全てが立件対象であり賠償請求可能となってしまいます。今後,韓国政府,文政権がこれを批准して実行,執行行為を進めるとなれば,これはおそらく世界で初めて「法の遡及行為で他外国の植民地支配を断罪し,損害賠償請求を行った事例」となります。遠く,大航海時代から欧州各国は覇を競い,世界中に植民地を広げ,それが国威となっていました。韓国は,それらすべての植民地施策を「悪(=不法行為)」として断罪しなければ,国際基準としての整合性がとれません。日本だけがダメ!では理屈に合いません。

    1. 阿野煮鱒 より:

      韓国人ですから、常に理屈が合わないのは仕様です。
      日本だけがダメなのです。
      他はどうでもいいのです。

      一方、欧州のかつての列強から見ると、今回の判決はゆゆしき事態かもしれません。
      植民地支配が不法であったという考えが国際常識になり、かつて植民地だった国の個人から損害賠償請求されたらたまったものではないからです。
      人頼みの情けない考えではありますが、英仏蘭西葡独伊あたりの国々に「ふざけんな、ごるぁ!」と恫喝していただきたい心情でございます。

  15. ぎんじ より:

    韓国では70社以上の日本企業が同様の訴訟を起こされている現状を踏まえ、憂慮されること・・・。
    ※足並みが乱れ、敗訴を受け入れ賠償金を、支払ってしまう企業が出現すること。 
    (中には、元鳩山総理のように”土下座”する経営者も出てくるかもしれません。)
    ※辺野古周辺にもたくさんいる”プロの活動家”による、デモあるいは企業周辺での座り込みテント村設立。
    ※中国の出方。
    etc…

  16. とある東京都民 より:

    >>マネージの本当の意味・・・。

    いやいや、この『マネージ』の”今現在から”の本当の意味は、こうだろ!!

    『日本国と日本国民の名誉や立場、そして、思い考え発信する内容が、
    韓国こと南朝鮮をはじめとした国ぐるみでの『反日』を国是とする国々の連中の為に、
    不要・無用に世界中で、未来永劫、貶められる事のないよう、
    また、これ以上悪くならないように・・・、そして、良くなる方向に持っていけるように、
    『マネージメント』し続けていこう。』

    ・・・っていう、意味。

    これが、これからの『マネージメント』の本当の意味さ!

  17. りょうちん より:

    韓国の歴史問題は、結局のところ、古代ローマ時代からの問題と同じなのです。
    「パンとサーカス」のサーカスでしかないのです。
    経済的繁栄というパンを与えられない現実・ヘル朝鮮とまで自嘲する希望格差社会で、無料のコンテンツとして「歴史」は、お手軽なコンテンツなのです。
    歴史を娯楽のコンテンツにするのは、別に韓国だけの専売特許でもありません。
    欧米のドラマシリーズでも歴史物は大人気ですし、日本でも今年の大河ドラマは「○○」だ!オラが古里が大注目!とか恒例行事です。
    韓国でだって、史実に全く基づかない、ウリナラ歴史ファンタジーはお盛んです。
    逼塞した李氏朝鮮に化繊バリバリ極彩色の衣装を着た身分の低い少女が大活躍なんてあるわけないのが大人気。
    それが娯楽作品なら目くじらを立てるほどではありません。しかし、そのファンタジーを現実社会に持ち出して国際外交の場で行う狂気を持てる国は多くはありません。
    中国も一時期反日が猛威を振るいましたが、最近は下火です。
    天安門後の逼塞した時代に反日活動はピークを迎えましたし、国内経済格差が広がり国民が不満を燻らせたら再燃しました。
    しかし、中国人はそこまで愚かではない。
    国内で騒ぐ分には愛国無罪でも外交の場で弄ぶ真似はギリギリのところでやりません。
    現在のように米国でドラゴンスレイヤーが政権を占めれば、反日は封印して擦り寄るくらいの計算もしますし、安倍首相に煽られてもじっと我慢する。
    よく韓国の歴史問題を論じるときにドイツの賠償問題を引き合いに出しますが、その時に出てくる被害者国家は、どこも悲惨な負け犬国家です。昔の戦争に負けたという意味では無くて、現代のグローバリズム社会における負け犬カテゴリー。
    歴史問題は元手が要らずにお金を生み出すコンテンツだからでしょう。
    歴史を道具にする国家にはイスラエルがありますが、ユダヤ民族の被ったホロコーストを、現代において中東の人民を虐殺する免罪符のように使っています。彼らはお金は持っていますから歴史でお金を儲ける必要はないのでしょう。

    外交のステージで歴史問題を持ち出すのは諸刃の剣どころか、多くは有害です。
    また中国の例を出しますが、中国は外交のステージでは、歴史問題で相手を責めたりする愚を犯しませんでした。戦争賠償を放棄することで、当時の貧しかった日本から取れるであろう端金と桁が2つや3つは違うODAを引き出しました。
    それを韓国は、あとどれだけこのネタで引っ張る気なのか。自分らどころか自分らの祖父・祖母世代すら関与していない若者が主流になった現代に第二次世界大戦前のネタを延々と。
    想像してみてください。「NHKの大河ドラマは来年から”幕末”と”戦国時代”を隔年でやりまーす」とかなったら(あれ?・・・そのままかw)。
    まあ、そんな危険なお遊びは、北朝鮮とフュージョンするまでの執行猶予の期間にしかできません。
    北朝鮮には日本人拉致という「歴史」(被害者家族には現実)がありますから。

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。

※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。

当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
関連記事・スポンサーリンク・広告