「日本が北朝鮮に対して1兆円を経済支援するだろう」。「いや、1兆円は『はしたカネ』であり、日本が支援する額は最低2兆円だ」。「いや、200兆円だ」…。何を荒唐無稽なことを、と笑った方もいらっしゃるかもしれませんが、笑わないでください。自称「日本を代表する経済新聞」が、こんな荒唐無稽な主張をしているからです。はてさて、その前に、この「日本を代表する経済新聞」とやらが、本当に信頼に値するメディアなのでしょうか?
目次
日経新聞の想い出
「日経が誤報」に気付いた
私のように1970年代に生まれ、金融危機のまっただなかの1990年代に社会に放り出されたような人間にとって、日本経済新聞とは「神」のような存在でした。私自身、国家Ⅰ種を受験し、同時に官庁訪問をしていたので、訪問先の官庁で話題についていくために、必死に日経を読んだものです。
その後、せっかく国家Ⅰ種に合格したのに、希望する官庁の内定を得ることができなかったため、方向転換し、働きながら公認会計士の資格を取得することを選択。やがて、公認会計士の資格試験に合格し、監査法人で働きながら、企業会計・監査の実務に携わるようになりました。
そんな私にとって、日経は相変わらず、社会を知るための重要な窓であり、毎朝、毎夕、欠かさずに日経を読み込む日々でした。日経を読んでいなければ、仕事先での話題にもついていけませんでしたし、何より、日経に書かれた情報をいち早く知ることが、周りのライバルに差を付ける近道だと信じていたのです。
ただ、そんな「日経信仰」に転機が訪れたのが、2005年に発生した、「三井住友フィナンシャルグループと大和証券グループ本社が経営統合する」という、極めて悪質かつ大胆なウソ報道事件です(※日本経済新聞社はいまだに、このウソ報道について撤回も謝罪もしていません)。
また、同じ時期、私はとある事情で、新聞業界の深刻な捏造報道体質の実態を知りました。それは、新宿にある某バーで、某地方紙の記者と知り合いになったことがきっかけです。この人間は、日経を初めとする大手紙が、ろくに取材もせずに記事を書くことがあるという実態を赤裸々に教えてくれました。
つまり、自分の目で「SMFGと大和証券グループ本社の経営統合」という飛ばし報道の実態に触れ、新聞記者との個人的な接点を持ったことで、「天下の日経新聞」の記事ですら、鵜呑みにしてはならないという、今の私にとっては「ごく当たり前のこと」に、初めて気づいたのです。
「時価会計停止」捏造報道
その後、日経の報道姿勢を疑ってかかるようになると、「気になる報道」があれば、その記事の日付、タイトル、記事の概要をメモするようになったのです。もっとも、当時のメディアは紙媒体だったので、記事を保存するには物理的に紙でスクラップするか、それともPCに手打ちするしか方法がありませんでした。
ただ、そのクリッピングを始めると、出るわ出るわ、細かい誤報、大胆な誤報にどんどん気付くようになったのです。折しも私は監査法人を退職し、某社に転職したのですが、この「記事のクリッピング作業」は、転職しても続けました。
この会社には結局、約10年ほど勤めたのですが、結果的に、その「記事のクリッピング作業」により、私は非常に大きく成長できたと思います。今からちょうど3年前、起業するために退職したのですが、現在の仕事の大半は、この会社で培った知識をベースに引き受けているからです。
このなかで、私の中で絶対に忘れられないほど大きな捏造報道事件がありました。それが、「時価会計停止捏造報道事件」です。記事の日付は2008年10月17日、タイトルは
『時価会計 一部凍結へ/地域金融機関健全化へ「劇薬」 金融庁、適用時期など焦点に』
です。
2008年といえば、9月に米大手投資銀行「リーマン・ブラザーズ」の経営破綻が発生。この日経の記事は、「地銀からの要望により、金融庁が時価会計の凍結を決めた」などとしています。
考えてみれば、この日経記者は、驚くほど頭が悪かったのではないでしょうか?
まず、企業会計基準を設定している主体は金融庁ではなく、企業会計基準委員会(ASBJ)です。また、金融商品会計の分野だと、日本公認会計士協会が整備する「金融商品会計に関する実務指針」もあり、緊急避難的に会計基準を変更するならば、基準設定主体間での調整が必要です。
したがって、これは「誤報」というよりも、悪質な「捏造」記事の類いではないかとすら思えます。
「FRB長官にサマーズ氏」
私が前の会社に在職中に発見した、誤報・捏造報道の類いは、これだけではありません。
たとえば、ワシントン在勤の矢沢俊樹記者が世界に向けて華々しく配信したのが、2013年9月のこの記事です。
FRB議長、サマーズ氏指名へ最終調整/副議長にブレイナード氏(2013/9/13付 日本経済新聞電子版より)
バラク・オバマ米大統領(当時)が、米国の中央銀行にあたるFRBのベン・バーナンキ議長(当時)の後任として、元財務長官のローレンス・サマーズ氏を指名する方向で「最終調整に入った」とするのが、この記事の要諦です。
また、私はこの記事が日経から出てきたときの英米メディアの反応を手元に残しているのですが、たとえば、ロイターが報じた “Obama to nominate Summers as Fed chief: Nikkei” (米国時間2013/09/13 06:05付)という記事によれば、
U.S. President Barack Obama will name former Treasury Secretary Lawrence Summers as chairman of the Federal Reserve Board, Japan’s Nikkei newspaper said on Friday.
と、「日本の日経がそう報じた」としていますし、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)による “Obama picking Summers for Fed chief — if Nikkeihas it right, that is” (2013/09/13 07:33付、リンク切れ)も
Citing unnamedsources, a report on its website Friday says Larry Summers will be tapped tobecome the next Fed chief by President Obama, possibly by the end of next week. (同社は金曜日、匿名の情報源を引用する形で、ローレンス・サマーズがオバマ大統領により、恐らくは来週末頃に次期FRB議長として指名されると報じた。)
Buzzing about overnightwas a potential scoop coming from Japan’s Nikkei newspaper. (この報道が事実だったとすれば、日本の日経による一大スクープだ。)
などと、(やや冷ややかに)報じているのです。
しかし、現実にバーナンキ議長の後任に指名されたのはサマーズ氏ではなく、ジャネット・イエレン副議長(当時)でした(※そのイエレン氏は2014年から18年まで議長を務め、現在はジェローム・パウエル氏がイエレン氏の後任として、議長に就任しています)。
「富田メモ」、「日本銀行直接引受け」
日経といえば、他にも「富田メモ」事件というものを発生させています。これは、2006年7月に日経が報じたもので、「昭和天皇の侍従長だった故・富田朝彦氏が記していたメモに、『昭和天皇が靖国神社へのA級戦犯の合祀に不快感を示していた』と書かれていた」とする記事です。
ただ、日経はこの「富田メモ」について、「メモを遺族から入手した」などと述べているのですが、それにしては全文がいまだに公開されておらず、このメモが富田氏本人によるものかどうか、日本経済新聞社以外の第三者による客観的な筆跡鑑定などの検証すら受けていません。
また、仮にこのメモが本当に富田氏の手によるものだったとしても、昭和天皇が本当に不快感を示されたのかというのは別問題です。
それよりも、2006年といえば、小泉純一郎首相(当時)が中韓の反対を押し切り、毎年、靖国参拝を行っていて、この年は8月15日に参拝するのではないかと見られていたことから、私はこの記事について、日経が首相の靖国参拝をやめさせるために仕掛けた「報道テロ」の一種ではないかと疑っています。
日経は1990年代後半から2000年代までを通じ、しつこく「日本は中国に投資すべきだ」と煽っていた新聞なので、中国に進出していた企業から小泉首相に対して「日中関係を荒立てないために、靖国参拝を控えさせてほしい」という要望が、日本経済新聞社に寄せられていたとしても不思議ではありません。
また、日経は「アベ嫌い」が講じたのでしょうか、2012年11月17日付の『「日銀の建設国債引き受け」安倍氏発言に賛否』という記事の中で、
「安倍晋三・自民党総裁は熊本市内の講演で、建設国債を日銀に全額買ってもらうと述べた」
といった、極めて悪質な誤報を垂れ流しています(もっとも、建設国債の日銀直接引受と報じたメディアは日経だけではありませんでしたが…)。
(※なお、現在の安倍晋三総理は、当時はまだ野党・自民党の総裁という身分であり、当時は野田佳彦前首相による民主党政権が続いていました。)
こうした「富田メモ」や「日銀引受発言」のように、日経には相当に悪質な誤報・捏造報道の前科がたくさんあるのです。これらをまとめておきましょう。
華々しい日経の誤報・捏造報道・疑わしい報道の経歴
- 2005年…SMFGと大和証券グループ本社が経営統合(大ウソ)
- 2006年…富田メモ報道事件(真偽不詳)
- 2008年…「時価会計停止」捏造報道事件(大ウソ)
- 2012年…自民党・安倍総裁が建設国債の日銀直接引受を表明(大ウソ)
- 2013年…バラク・オバマ米大統領、サマーズ氏をFRB議長に指名(大ウソ)
これが「日本を代表する経済紙」とやらの実態なのです。
日経が「1兆円支援」説
「日本が北朝鮮に1兆円支援」
さて、すっかり前置きが長くなってしまいましたが、日経も「悪質な誤報、捏造、あるいは極めて疑わしいプロパガンダ記事」などを流してきたという前科を持っているという点についてはご理解いただけたと思います。
こうした中、昨日、日経がまたしても意味不明な記事を配信しているようです。
拉致問題にちらつく1兆円 日朝、経済協力切り札に/国交正常化へ巨額拠出、世論・財源が壁(2018/8/16 17:00付 日本経済新聞電子版より)
これは、昨日、日経電子版に配信されたもので、記事の末尾には地曳航也記者と、ソウルの恩地洋介記者の使命がクレジットされています。
日経の記事の書き出しは、いきなりこれです。
「日本人拉致問題の解決に向け、政府が北朝鮮との接触を探っている。交渉カードになりそうなのが2002年の日朝平壌宣言で約束した国交正常化後の経済協力だ。日本円換算で1兆円超となる「100億ドル」という数字が浮上している。」
なんと、北朝鮮に対していきなり1兆円の経済協力を提供する話が浮上している、というのです。日経によれば、「外務省内で韓国の例が目安になる」との見方があると主張。
「1965年の日韓基本条約で韓国と国交を結んだ際に提供した金額」が、「当時の韓国の国家予算の1.5倍だったこと」をベースに、現在の北朝鮮の国家予算(推計値)72.9億ドルの1.5倍が109.3億ドルだ、という計算が外務省内で行われているのだと述べています。
また、1965年に韓国に提供された有償・無償支援の5億ドルを当時の為替相場(1ドル=360円)で換算した金額に、その後のわが国における消費者物価の変動(約4倍)を乗じて約67億ドル、などという、意味不明の試算も紹介されています。
日経新聞さん、こんな記事載せて大丈夫ですか?(笑)
「日本が1兆円支援」の元ネタはこれ?
ただ、日経が報じるまでもなく、この「1兆円」という数字は、意外な人物がすでに明らかにしています。その人物とは、立憲民主党の逢坂誠二衆議院議員です。同議員が6月27日付で提出した、次の「質問主意書」が参考になります。
北朝鮮への経済支援に関する質問主意書(衆議院ウェブサイト「平成三十年六月二十七日提出 質問第四一五号」より)
ただ、この質問書は無駄に長く、意味がない質問が延々と書き連ねられています。その具体的な内容と、これに対するツッコミについては、当ウェブサイトではすでに先月、『「日本が1兆円の北朝鮮支援」と勝手に決めつける韓国メディア』という記事の中で取り上げていますので、本日は割愛します。
ここでは、逢坂議員の質問のなかから、「北朝鮮への1兆円支援説」の根拠となったと思われる部分だけ抜粋しておきましょう。
海外への経済援助として、1965年の日韓国交正常化の協定に関わる取り極めの例がある。当時、3億ドル相当の生産物及び役務の無償提供(1965年当時の1ドル=約360円)、2億ドルの円有償金、3億ドル以上の民間借款が約束され、合計約11億ドルにものぼっている。当時の韓国の国家予算は3.5億ドルであることから、韓国の国家予算の3倍以上の経済援助を日本政府は約束した。北朝鮮の国家予算については明らかになっていないことが多いが、研究者によると約200億~300億ウォンと推定されており、日本円で約2千~3千億円と推定される。これを1965年の韓国への経済援助の規模を単純に当てはめると約6千億~1兆円規模と考えられる。(※下線部は引用者による加工)
先ほど引用した日経の記事は「外務省内でこのような試算がある」などと報じているのですが、本当の出所は「外務省内の試算」などではなく、まさにこの逢坂誠二議員の非常に稚拙な計算こそが、日経記事の「元ネタ」ではないでしょうか?
これこそまさに、日経新聞と立憲民主党が結託している証拠といえるかもしれません。
2兆円、220兆円など、荒唐無稽な試算も
ただ、「北朝鮮支援」を巡り、明らかに「荒唐無稽」と呼ぶしかない試算も、たくさん出ていることは事実です。たとえば、韓国メディア『中央日報』(日本語版)は6月14日付で、「北朝鮮が200億ドルの対日請求権を持っている」とする、韓国の「サムスン証券」のレポートを報じています。
「対日請求権200億ドル、北朝鮮再建の『種銭』可能」(2018年06月14日09時01分付 中央日報日本語版より)
もっとも、タイトルにある「対日請求権200億ドル」(日本円にして2兆円超)という金額の根拠については、中央日報の記事を読んでも今ひとつ支離滅裂であり、こんなものは「試算」ではなく「妄想」の域を出ませんが、韓国内ではこの「200億ドル」が独り歩きしているようにも見受けられます。
さらに、中央日報は北朝鮮の核廃棄に「今後10年間で2兆ドル(約220兆円)が必要」とする記事も掲載しています。
韓経:北朝鮮の核廃棄に数百兆ウォン必要…韓国が70%以上抱える可能性も(2018年06月05日10時44分付 中央日報日本語版より)
(※余談ですが、記事タイトルには「数百兆ウォン」とあるので、これをそのまま円換算すれば「数十兆円」となるはずですが、記事本文は「220兆円」だそうです。ただし、「タイトルと記事本文で数字が矛盾する」といった矛盾を気にしていたら、韓国メディアなど読めませんので、ここはスルーしましょう。)
北朝鮮の核廃棄の見返りとして、数百兆円というとてつもない金額を北朝鮮・金正恩に与えるくらいなら、北朝鮮に戦争を仕掛け、朝鮮半島を焦土にして金正恩を殺害するための戦費に充てる方が、はるかに安上がりで合理的だと思います。
しかも1兆円を「はしたカネ」と言い放つ日経の不見識
これに関連して、先ほどから問題視している日経の記事では、
「平壌宣言を出した02年当時、日本はアジア最大の経済大国だった。いまは中国だ。在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の関係者は「中国から北朝鮮に巨額の支援が期待できる。日本が100億ドル程度を出しても『はした金』だ」と語る。」(※下線部は引用者による加工)
と述べています。
私など、「100億ドルが『はしたカネ』だ」と言い出すのなら、出しても出さなくても同じ、ということです。あるいは、同じ100億ドルを使うのならば、北朝鮮に経済支援として与えるのではなく、米軍に100億ドルを支援して、北朝鮮を焦土にしてもらう方が、カネの使い方としては賢いと思ってしまいます。
また、日経は
「安倍晋三首相は「日本の経済協力は北朝鮮が明るい未来に向かって発展していく上で必要不可欠だ」と訴える。裏返せば、日本の有力カードは経済協力くらいしかない。関係国は日本の足元を見ているようにも映る。」
と述べていますが、これもずばり、取材不足です。おそらく、安倍総理、河野外相、菅官房長官らの発言から判断すると、日本の北朝鮮支援は、次の3段階で構成されます。
- 第1段階:北朝鮮の非核化のためのコストを日本が負担すること
- 第2段階:北朝鮮に対する人道支援を行うこと
- 第3段階:北朝鮮の近代化のための投資を実施すること
日経が主張しているのはこのうち「第2段階」ないしは「第3段階」のことだと思いますが、日経の記事のどこを読んでみても、肝心の「第1段階」の部分には1行も触れられていません。
いずれにせよ、私自身はこの「3段階支援論」を強く支持しており、また、第2段階以降に移行するためには、すくなくとも
- 核兵器、ミサイル、生物・化学兵器などの大量破壊兵器のCVID ((CVIDとは、 ”Complete, Verifiable and Irreversible Dismantlement” 、つまり、「完全な、検証可能な、かつ不可逆な方法での廃棄」のこと。)) を実施すること
- すべての日本国民が納得できるような形で、日本人拉致問題の全容解明と完全解決を実施すること
の2点を条件にすべきであり、逆にこの2点が完了しない限りは、第2段階以降の支援については、1銭たりとも与えてはなりません。
そして、これらはどうせできない相談です。
ならば、この世から粛々と金正恩を排除するのが正解でしょう。
メディア・リテラシー
さて、昨日の『相変わらず立憲民主党・吉田統彦氏の疑惑を報じないマスコミ』に、「匿名.com」様から、こんなコメントを頂きました。
「管理人氏が理路整然と朝日新聞を追求する、その鋭い舌鋒には敬服致しております。
その矛先をNHKなどの放送媒体に向けないのは、何か理由が有るのでしょうが、とても違和感を覚えます。
スタンスをはっきりさす為にも、一筆賜ればと思います。」
「理路整然」、「舌鋒鋭い」など、過分なお褒めを賜り、大変ありがとうございます。ですが、私などは別に100%、自分自身のオリジナリティによって記事を執筆しているわけではなく、とくに当ウェブサイトに寄せて頂く読者コメントを大いに参考にしているというのも事実です。
それはさておき、このコメントは、「矛先をNHKなどの放送媒体に向けないのはなぜか?」というのがご質問の趣旨だと思います。ただ、お言葉ですが、コメント主様がお読みになった記事に、たまたま放送媒体の批判が書いていないだけであってはないでしょうか?
まず、「舌鋒鋭く」の部分については、慰安婦問題というとてつもない捏造報道事件を発生させた朝日新聞を「廃刊が相当だ」と指摘していることを指しているのだと思いますが、あえて申し上げれば、「より悪質な組織、団体」に対する批判がより強くなるのは当然のことです。
次に、私自身は普段からNHKを含めたテレビ局も批判の対象にしているつもりであり、とくに放送法改革とNHKの民営化ないしは解体は、私自身の持論です。
当ウェブサイトにおける具体的なNHK批判については、『超高給取りのNHK職員は「正当な努力」をしているのか?』『【夕刊】既得権にまみれたNHKと「NHKの映らないテレビ」』『【夕刊】NHKが潰すワンセグ携帯』なども是非ご一読頂ければ幸いです。
また、新聞、テレビなど「マス・メディア全般」に対する批判については、『RSFランキング最新版と倒産に向かうマスゴミ』などを含め、当ウェブサイトでは多数、掲載しているつもりです(※もしそれらを踏まえたうえでも「テレビ局批判が不足している」とご指摘になるならば、それはご自由にどうぞ、としか言えません)。
いずれにせよ、新聞社やテレビ局などのマス・メディアの問題点については、本日、もう1本記事を準備していますので、予定が変わらなければ本日午前10時頃をめどに公表したいと思います。
ご期待ください。
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日経は、NTTdocomoがiPhone の販売を開始する、という記事を何年も繰り返し報道していましたね。
最終的には実際にdocomoによるiPhoneの取り扱いが始まったわけですが、実現するまで延々と唱えていれば嘘報道ではない、とでも思っていたのでしょうか。
ネット時代だからこそ日経の誤報を記録化出来る
紙しかなかった頃はスクラップしてる人なんて殆ど居なかったからね。嘘付いたモン勝ちだったんだよ。
>在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の関係者は「中国から北朝鮮に巨額の支援が期待できる。日本が100億ドル程度を出しても『はした金』だ」と語る
そんな端金を受け取っても仕方ないと言うなら宗主国の中国様から拝領すればいいでしょう?
大体日韓国交正常化の際に、当時のパク政権に北朝鮮分も支払っている訳ですから、北朝鮮は韓国から利子分も付加して請求するべき話です。
某中央官庁の小役人が日経にはひっくり返るほど驚かされたことが3回あるとぼやいていたことを思い出します。でも抗議しないそうです。ブン屋さんの怖さを知っているからです。
マスコミ関係にいた経験から言うと新聞、雑誌等には結構誤報があります。記者や編集部の不注意によるものの他、第三者による誘導なんてあるそうで論外ですね。ただ十把一絡げにして「マスゴミ」呼ばわりは賛成できません。掃き溜めにもユリは咲きますから。
当時は需要が拡大し、5億ドルも出しても構わないという雰囲気でした。
供給過剰の現在はさて、1兆円を出せる環境はどのように構築されるか。相当な大惨事でしょうか。考えるだけで心が重いです。
< 更新ありがとうございます。
< 会計士様も大変ですね。読者からの要望がいろいろあって。最近ではないですが、以前『そんな事サイト主に聞いてナニになるねん?』と呆気に取られるのもありましたっけ(笑)。
< それで『自分で調べたら?』と書こうものなら、『貴方はジャマだ』『いつもサイト主の援護する』とか言われましたわ(笑)。
< 日経はね、以前から私は申し上げてるように、購読層が限られるから、広告ページを増やすしか売上げ、上がらないんですよ。だからスポンサー持ちの広告記事、提灯記事が多い。決して経済に詳しい執筆陣を抱えている訳ではないです。
< その割にサラリーマン社会、官公庁では『日経は必ず読む事』が不文律になっていた。朝礼の話題もそこから出る事もあった。今や他紙同様低調なのは、誤報多い、嘘つき新聞がバレつつあり、慶事と思います。
< 北朝鮮への支援、1兆円。それでもハシタ金?
ナニも動かない北朝鮮に、1円もやる必要ないです。日本としては①核の不可逆的破棄、CVID(する気100%無い)実施②拉致被害者の全員の奪還と主犯の拘束、全容解明ーー以外、カネメの話はしません。
< また金正恩に呉れてやるなら、それもお断り。体制が崩れたらハナシぐらい聞きましょうか。日本国の大切なお金、利益を生まない、親交を結ばない連中には今のところビタ一文ヤル必要ありませんし、誤報流すのは反日、安倍嫌いの連中です。 以上。
思えば社会人になったら日経、というのが大学の就職課の決まり文句でした。
自分の知識不足もありますが読んでいてつまらない新聞だなあと思ったものです。
(日経の記事で意外に面白かったのは文化欄だったりします。)
数年前にあるブログで「日経に誤報が多いのは内部リークを裏を取らずに記事にしているからで内部リークによる周囲の反応を観察する意味で読み甲斐がある」と主張していました。
でも報道機関としてそれってどうなのだろうと何かすっきりしない思いをした記憶があります。
そもそも 平壌宣言は北朝鮮の核開発によってとっくに反故になっています。日韓協定での「支援」は北朝鮮も含めての金額ですよ。日経新聞記者は記事を書く前に 協定をよく読んでね。
それどころか韓国は日韓協定をちゃぶ台返しにしちゃってますよ。ひっくり返すならアノ時の金も全部利子付けて返してね。
そもそも4000人の人質を返してもらうために韓国に全面的に譲歩したのがあの協定だよ。半島へ遺した残置資産も返しなさい。