【夕刊】浮き足立つ韓国
平昌(へいしょう)冬季五輪の開会式直前になり、韓国が明らかに浮き足立ってきました。
浮き足立つ韓国メディア
平昌五輪、もうグダグダ?
明日から韓国・平昌(へいしょう)で冬季五輪が始まります。
新聞、テレビもずいぶんと「五輪ムード」を煽っているようですが、しかし、少なくとも私の周囲では、あまり盛り上がっている気がしません。
こうしたなか、関連する報道をピックアップしても、
…等々、開会前からグダグダぶりを発揮しています。
日本選手団のために、日本オリンピック委員会(JOC)のオフィシャルパートナーの味の素の協力を得て、現地に日本食施設が設置された、という報道もありますが、私などはこの報道を見て、
「そりゃノロウィルスが蔓延する国で選手に万が一のことがあっては困るよね」
と思ってしまったクチです。
平昌五輪は一事が万事、こういう状況であり、正直、「史上最悪の五輪」という記録を塗り替えることになりやしないかと、私自身は強く警戒しています。
安倍総理訪韓を韓国の政治家らが警戒?
その一方で、平昌五輪開会式に主要国首脳が軒並み参加を見送る中、わが国からは安倍総理が出席を予定しています。
当初、この安倍総理の開会式参加を韓国メディアはこぞって大歓迎していたのですが、明日の開会式を控え、安倍総理訪韓に対し、相次いで警戒の声が聞こえてきました。
元韓国統一部長官「安倍は米国の子分」(2018年02月07日13時11分付 中央日報日本語版より)
昨日、韓国メディア『中央日報』(日本語版)が報じた内容によれば、盧武鉉(ろ・ぶげん)政権下で統一部長官を務めた丁世鉉(てい・せげん)氏は6日、ラジオで次のように語りました。
- 「日本は卑怯で、安倍首相は身の程知らずではないか」
- 「自分を何様だと思ってしゃしゃり出てくるのか。自分は韓米の操縦者か」
- 「米国の前に立ち、後ろにいる親分(米国)が痛い目に遭わせてくれるだろうと考えて前で大声を出す子分と同じ」
- 「この人(安倍氏)は韓半島(朝鮮半島)の軍事的危機が高まり、(日本が)平和憲法を改正して自衛隊の海外進出を可能にすることができると信じて努力している」
実に酷い暴言です。
自国が開催する五輪の開会式に来てくれる、隣国の総理大臣に対する発言とは思えません。ただ、丁氏はまだ民間人ですから、こうした暴言も聞き流せばよいのではないか、という考え方もあるかもしれません。
しかし、文在寅大統領の出身母体である「ともに民主党」の所属議員からも、酷い暴言が相次いでいます。
「ペンスは宴会場で慟哭、安倍は人の褌で相撲」…韓国与党要人の日米批判相次ぐ(2018年02月07日07時50分付 中央日報日本語版より)
同じく『中央日報』(日本語版)の記事によれば、「ともに民主党」に所属する李錫玄(り・しゃくげん)議員はツイッター上で
- 「ペンス副大統領は宴会場に慟哭しに来て、(日本の)安倍首相は人の褌(ふんどし)で相撲を取る腹積もり」
- 「平昌が終わると同時にすぐに韓米合同軍事演習をしろとは内政干渉も甚だしい」
と放言。同党所属の魏聖坤(ぎ・せいこん)議員も会議で
- 「韓米軍事訓練を、いつ・どのようにするかは韓米両国間の協議によって決めること」
- 「日本政府がつべこべ言う筋合いはない」
と激高したそうです。
どこか怯えている韓国の政治家
ただ、非常に身もふたもない言い方かもしれませんが、韓国の政治家らによるこうした発言を見ていると、その威勢の良さと裏腹に、どこか「怯え」を感じてしまうのも事実です。
私は安倍総理の訪韓を巡って、今ひとつ、確固たる理由を掴みかねているのも事実ですが、安倍総理の訪韓目的には、文在寅氏に対して直接、「耳に痛いこと」を言いに行くことは間違いないでしょう。
そのことが韓国メディアの間でも広まり始めたのは今週に入ってからのことですが、安倍総理が「米韓合同軍事演習の再開を求めに行く」と産経新聞が報じたことで、韓国メディアがにわかに浮き足立ち始めたのです。
そして、韓国メディア側は、安倍総理の「気迫」に「ただものではない何か」を感じ取ったのでしょう。こうした安倍総理の方針に反発をする政治家が相次いでいる格好ですが、それとともに、「押しても引いても一切、韓国に配慮してくれないこと」に対し、韓国側の政治家が怯え始めている、と私は感じるのです。
韓国を嘲笑う北朝鮮の軍事パレード
こうしたなか、本日午前、北朝鮮では首都・平壌(へいじょう)の金日成(きん・にっせい)広場で軍事パレードが行われ、将兵約1.3万人を含め、5万人が動員されたと産経ニュースが報じています。
【平昌五輪】/北が軍事パレード実施 5万人動員、ミサイルも登場か 韓国報道(2018.2.8 14:22付 産経ニュースより)
米国からすれば、韓国の「懇願」を受け、せっかく韓国と北朝鮮に配慮して五輪前の米韓合同軍事演習を延期してやったにも関わらず、その結果がこれです。
いわば、米国は完全にメンツを潰された格好になっていますが、これについて文在寅氏はどう落とし前をつけるつもりなのでしょうか?
(どうでも良いですが、軍事パレードを報じる記事のタイトルに「平昌五輪」という文言を入れる産経ニュースのセンスに脱帽です。)
その一方で米国のペンス副大統領は、2日間の訪日日程を終えて、本日、韓国に向かいました。
安倍首相×ペンス米副大統領会談 異例の厚遇で対北連携アピール 韓国・文在寅大統領も牽制(2018.2.8 05:01付 産経ニュースより)
訪韓前にわざわざ日本を訪れたということは、このこと自体が北朝鮮と韓国に対する米国からの強いメッセージでしょう。
米国の意図は明確です。
「これ以上北朝鮮に近付くなら、韓国を北朝鮮と見なすぞ。」
おそらく、これが文在寅氏に対してペンス氏から伝えられるメッセージなのでしょう。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
平昌オリンピックのグダグダ報道に次の事件も追加できればと思います。
・平昌オリンピック:旧正月に開催で帰省客がKTX・高速バスを利用、海外旅行客は現地に行けず旅行断念も。
< 夕刊の配信ありがとうございます。
< 安倍首相の五輪出席と首脳会談に韓国議員や元高官などが、非礼な言葉で安倍首相を罵ってますね。酷いもんだ、あの民族は。日本に対しては礼儀も尊重もない。賤しい言い方で、本当に行儀の悪さ、育ちの悪さが分かります。自分らに弱点があれば、疑わしいところを見られたら、オドオドして逆に噛みつく。または喚き、わけわからんことを罵る。特に日本人になら。
< 南も北も所詮同族なんで、根っこは同じと思う。ややこしい連中は、半島もろとも霧散してくれるのが一番いいが、そうも行きません。五輪も結局見事に策略にハマリましたね。幼稚なダンスや舞踊や管弦楽団など、見ないが不愉快迷惑だ。招待したら、アイツらは必ずやそんな振る舞いをして、『目立とう』とする。韓国も招待すること自体間違っている。停戦中の敵だよ。半島のイザコザに世界は付き合ってられないの。2か国対抗戦でもやってなさい。
< いよいよ明日、安倍首相と文との会談、韓国側からドタキャンするような気もします。もし会談しても並行線でしょ。実戦前に、とりあえず通告はしたよ、というエクスキュースにはなりますがね。さ、日本も世論の風が吹いているうちに、改憲してしまおう。
< 失礼しました。
安倍首相の真意は全く見えないというか、米国に言われての日米共同での最後通告告知以外に行く意味は全くないと思います
逆に行かない方がいい理由の方はいくらでもある
正直今になってもこの件は全く支持出来ない
またアメリカの意向だとした場合、今回の件で万一慰安婦合意も含め南朝鮮がより調子づくなどした場合、日本人の対米感情の悪化もあり得る(というか私はそうなる)
どうもアメリカにとって慰安婦問題はどうでもいいイシューであり、日本人が感情面で多大な不満とストレスを感じている事を未だに甘く見てるいると思える
逆に最近の南朝鮮を見ていると、その反応の方向は兎も角、日米に見捨てられかけている事を漸く自覚し始めている様に見受けられる
これは、アメリカにとってはおそらくプラス方向の変化なのだろうが、日本にとっては寧ろマイナスでしかない
この流れでは今までの南朝鮮の日本に対する数々の卑劣下劣な行いもなぁなぁで流されてしまう恐れが強く、万一そうなった場合多くの日本国民も流されてしまい、朝鮮への警戒も忘れてしまう事が予想できる
ただしそうなった場合、所謂朝鮮ウオッチャー等と言われる人を中心に、一部国民には南朝鮮は言うまでもないが米国に対してもかなり悪感情は残るのではないか
今の日本が憲法改正などのまともな国になる為の作業を行うにはハードルは非常に高く、北朝鮮のミサイルを直接撃ち込まれでもしない限り無理だと思うが、上記の様な米国への疑念や反感はむしろ後押しになるかもしれない
日本の生きる道は米国との同盟以外考えられないが、同時にどの程度日本が独自の力を持つか、どこまで米国追随になるかにより広い選択肢を齎してくれるかもしれない
まぁ実際にはまた損な役目を押し付けられて、朝鮮が調子に乗るオチが予想されてしまうのだが
安倍首相、どうか私如きでは想像も出来ない絶妙の一手を売って欲しい