「簡単、そして絶対に儲かる」の罠

インターネット時代になっても変わらないのは、「楽をして儲けたい」という人間の心理を悪用した詐欺です。「絶対に儲ける方法を教えます!めちゃめちゃ簡単で時間も手間もかかりません!!私もこれで毎月30万円、儲けています!やらないと絶対に損ですよ…」。そこで、本日は「楽をして儲ける」という思想が行き着く先が、どの程度悲惨な結果をもたらすかという観点から、小論を展開してみたいと思います。

「絶対に儲かる!」

「絶対に儲ける方法を教えます!めちゃめちゃ簡単で時間も手間もかかりません!!私もこれで毎月30万円、儲けています!」

…。いかがでしょうか?こんな文章、インターネット上で見かけたことはありませんか?この手のリンクがいうように、「めちゃめちゃ簡単で時間も手間もかからず絶対に儲かる」方法がもしあるのなら、逆にそれは「やらないと損だ」、となるはずですね。果たして、このようにうまい方法が、世の中にあるものなのでしょうか?

実は、存在します。存在しますが、それはある意味でインターネットの「広告・アフィリエイト」の仕組みを悪用するものであり、リスクが極めて高く、決して推奨できる代物ではありません。本日は、インターネット業界でよく見かける、この手の「詐欺まがいの商法」を手掛かりに、「楽をして儲ける」という発想の危険性を考察してみたいと思います。

本当に「リスクなしで絶対に儲かる」なら他人に教えない

そもそも論ですが、「リスクなしで簡単かつ絶対に儲かる」方法が仮に世の中にあり、それを自分が知っていたとして、他人に教えるでしょうか?自分自身の立場になって考えてみると分かりますが、教えるはずなどありません。

儲けたい人から儲ける

人間であれば誰しも、心のどこかでは「楽をして儲けたい」などと考えているものですが、実は、「儲けたい人から儲ける」というのは、「確実に儲ける方法」の一つです。たとえば、2020年に東京五輪が開かれますが、多くの外国人観光客が東京にやってくるのを当て込んでホテルを開業しようとする人も増えるかもしれません。そうした時に、「ホテルのノウハウ一式を伝授します」、などとセミナーを開けば、ほとんど元手ゼロで儲かるかもしれません。つまり、「外国人を当て込んでホテルを開けば(オリンピック期間中だけは)絶対に儲かる」、と他人を焚き付けるのです(ちなみに、事実かどうかは存じ上げませんが、1981年に発行された「財産づくりの100カ条」という書籍に、「1975年の沖縄海洋博の際に、ホテルの設備業者が大儲けした」という話が掲載されています)。

ただ、実際にはホテルを新規開業するのは結構難しいようです。私自身、自分が居住しているマンションが「民泊」に悪用されている関係もあり、つい最近も旅館業法などを調べたところなのですが、実際にホテルを開業するためには地元の自治体の許可が必要ですし、ホテルに適している場所は地価も高く、必然的に、開業まで一筋縄では行きません。そこで、今だと、東京五輪までには部分解禁されるとみられる「民泊」に参入するという選択肢があり得るでしょう。東京五輪直前になれば、「民泊で儲けましょう」などの「民泊コンサルタント」が大活躍するのではないかと思います。ただし、民泊の開業に漕ぎ着け、ノウハウもない人がオリンピック需要だけを当て込んで設備投資を行ったとしても、その後も継続的に儲けていくことができるかどうかは微妙だと思いますが…。

自己アフィリエイトの悪用

「儲けたい人から儲ける」という手口を巡り、インターネット時代で増えているのが、「アフィリエイトを悪用した稼ぎ方」です。これは、次のような手法です。

  1. 自分自身が開設したウェブサイトに、「FX口座」や「美容整形」、「出会い系」などの申し込み広告バナーを設置する
  2. ダミーのブログサイト(アメブロ)などで「簡単な方法で儲けたくないですか?」などとサクラを募る
  3. 応募してきたサクラに、自分のウェブサイトの広告バナーを通じて申し込みをさせる
  4. 広告主から報酬を受け取り、その報酬をサクラに支払う
  5. サクラは自分が申し込んだサービス(例:FX口座開設)をすぐに解約する

などの手口だそうです。保険の勧誘で「ダミーでも良いから名前だけ書いて」と言われたことがある、という経験をした人も多いと思いますが、それのインターネット版だといえばわかりやすいでしょうか?

ともかく、自分のウェブサイトに設置した広告バナーを通じて誰かが申し込みをしてくれた場合、広告主から自分に「成功報酬」が支払われます。しかし、この「申し込んでくれる人」は、「本当の申し込み」をしている訳ではありません。そうなると、このアフィリエイトの悪用とは、半ば広告主に対する詐欺のようなものではないでしょうか?もちろん、中には本当に申し込んでいる人もいるかもしれませんし、広告主の会社も「すぐに解約されても良いからとにかく口座を開設して欲しい」などの需要もあるかもしれません。したがって、これが「明らかな詐欺犯罪」なのかといわれれば、必ずしも「詐欺だ」といえない事例もあるでしょう。しかし、このような行為は極めて不誠実であることに間違いはありません。

ズルをして儲ける

それでは、「めちゃめちゃ簡単で時間も手間もかからずに絶対に儲ける」という論調、いったいどこに問題があるのでしょうか?まず、「簡単で時間も手間もかからない」という下りを、もう少し正確に、「金儲けのための努力が必要ない」という意味だ、と仮定してみましょう。すると、

「他人ほどの努力をしていないのに、他人よりもたくさんのお金を儲けることができる」

と言い換えることができます。

我々の常識だと、「お金を儲ける」ためには、「何らかの努力」が必要です。たとえば、働いて30万円を稼ぐためには、時給千円の仕事があったとすれば300時間の労働が、日給一万円の仕事があったとすれば30日間の労働が、それぞれ必要です。これに対して、「一日二~三分の労働で一か月に30万円を稼ぐ」ためには、何が必要でしょうか?

一つ考えられるのは、「悪質な方法」、もっといえば詐欺などの不法行為がらみです。さきほど、「儲けたいと思う人から儲ける」のは一つの有力な方法だと指摘しましたが、「楽をして儲ける」ことを売り文句に詐欺的なウェブサイトを運営し、アメブロなどの大手ブログサービスを活用して集客し、個人メールアドレス等を収集する…、といった手法などが考えられます。

「好き」を仕事にしてしまう方法

もう一つ、「楽してお金を稼ぐ」という表現を、「苦しいと感じることなくお金を稼ぐ」、と言い換えると、今度は割と真っ当な主張に変わります。

例えば、「人の役に立ちたくて仕方がない」「他人に喜んでもらえると嬉しい」という人がいたとすれば、たとえばホテルのコンシェルジュや学校・予備校の先生、医者などが考えられます。あるいは、「緻密に証拠を集めるのが好き」「他人と論戦をして絶対に負けない自信がある」などの人は、弁護士や検事などに向いているのかもしれません。

同じ時給の仕事が二つあったとして、片方が自分に向いている仕事、もう片方が自分に向いていない仕事だとすれば、自分に向いている方の仕事をした方が、「苦痛なく」お金を稼ぐことができるはずです。その意味で、「本当に自分が好きなこと」を仕事にするならば、これほど幸せなことはありません。すなわち、「自分に向いた仕事で一生懸命頑張る」ということは「真っ当な努力」です。

しかし、本日議論するのは、もっと単純に、「他人よりもたくさんお金を稼ぐこと」です。

他人よりたくさんのお金を稼ぐ三つの方法

仮にある人の能力が世の中の平均並みだったとすれば、その人が「他人よりたくさんのお金を稼ぐ」ためには、究極的には次の三つの方法しかありません。

  1. 幸運をつかむこと
  2. ズルをすること
  3. 他人よりも一生懸命、努力をすること

このうち、「幸運をつかむこと」については、たとえば宝くじなどが考えられます。年末ジャンボなどで一等賞を当てることができれば、数億円という大金を手にすることはできます。しかし、「運任せ」で大金を手にすることができる可能性は極めて低いですし、また、普通の人が数億円という大金を手にしてしまうと、残念ながら多くの場合、浪費癖が付くなどしてあっという間に散在し、結局は不幸な人生を歩むことになってしまいます。

次に、「ズルをすること」です。冒頭に示した

「絶対に儲ける方法を教えます!めちゃめちゃ簡単で時間も手間もかかりません!!私もこれで毎月30万円、儲けています!」

といった勧誘は、多くの場合、ズル(不法行為、違法行為、反社会的な行為など)をやらせようとするものです。「自己アフィリエイトの悪用」も、法律上は不法行為すれすれの行為です。悪いことは言いません、そんなウェブサイト、関わるだけ無駄です。また、ちょっとした「小遣い稼ぎ」の目的で、違法行為に手を染めてしまうと、やがて人生が破綻するかもしれません。

というわけで、月並みな結論ですが、「普通の人」が「他人よりもたくさんのお金を稼ぎ」、その後も幸せな人生を歩むためには、「他人よりも一生懸命、努力をする」という以外に方法はありません。そして、「できるだけ楽しく苦労する(?)」というのが正解です。

金が欲しくば努力しなさい

私自身は現在、ほぼ一年前に設立した会社の仕事を一生懸命こなしています。一般企業に勤めていた頃と比べて年収は激減しましたし、まだまだ事業が軌道に乗るというものでもなく、他人様に偉そうに高説を垂れるほどの稼ぎがあるわけでもありません。ただ、一つだけ自慢できることがあるとすれば、「自分自身の専門分野」を見つけて、その分野で食って行こうとしている、という点です。確かに、細かい条文を読み込んだり、それを資料に落とし込んだり、と、それなりに苦労は多いのですが、自分の専門分野ですから、きちんとした成果物が出来上がれば大きな満足が得られます。

もちろん、専門分野など、すぐに見つけたわけではなく、最初はいろいろと苦労したことも事実です。たとえば、大手監査法人では慣れない銀行経理と格闘しましたし、金融の世界に入ってからも、バーゼル規制などの独特の用語になかなか慣れることができませんでした。しかし、PCのスキルを磨き、情報収集の技法を独習し、仕事とプライベート両面で文章作成の訓練を積み、少しずつ、今の形に落ち着いてきたのです。

ブログのアクセス・アップ術?

こちらの専門評論サイトについても、少しずつですが、読んでくださる方が増えているようであり、本当にありがたい限りです。ちなみに、「ブログのアクセス数アップ」で検索すると、ランキング上位に乗るようなテクニックの数々が紹介されています。これらの方法の中には、正当な手法だけでなく、「不正操作まがい」の手法もあるようであり、まさに「玉石混交」です。中には

  • 大手ブログサイトで、読んでもいない他人のブログにコメントをつけまくる
  • 片っ端から読者登録をしまくる
  • アメブロだと「ペタ」をつけまくる、「いいね!」を押しまくる、「アメンバー承認」をしまくる

などの手法が紹介されているケースもありますが、そこまでして読者を獲得するという手法はいかがなものかと思います。中には数千人の「読者」を獲得しているユーザーもいるようですが、そんな人の記事を読んでみても、多くの場合、大して価値もない記事(酷い場合には自動生成記事)ばかりです。スパム・コメントで自分のウェブサイトなりブログサイトなりに他人を誘導し、そして詐欺的な手法でお金儲けを持ちかける―。こんなブログなど、世の中のためになりません。

一方、これに対して、

  • 読者や検索エンジンが理解しやすいシンプルなウェブ構造にする
  • 関連する過去記事のリンクを張るなどして、内部リンクを充実させる
  • 検索エンジンなどで流行している言葉を調べる

といった工夫は、結果的にウェブサイトの使いやすさや価値を向上させるため、とても有益です。特に、「自分の専門分野に近い検索トレンドを調べる」という行為は重要だと思います。というのも、多くの人が検索している内容とは、それだけ「知りたい」という需要が多いという意味でもあるからです。そして、「自分が書きたいこと」ばかりを書くのではなく、「世の中の人が求めている内容」を愚直に提供し続けていくというやり方が、地道ではありますが、私には一番向いているような気がします。ただし、私の欠点は「文章が堅苦しい」という点でしょうか。専門的な情報をできるだけわかりやすい言葉で説明する工夫を続けたいと思います。

努力するのが良い理由

私は「楽をして金儲けする」という考え方にはとても批判的ですが、その理由は必ずしも、「自分自身が努力してきたからだ」、という奢った気持ちによるものではありません。社会には私などより遥かに多くの努力を積んでいる方もたくさんいらっしゃいますし、実によく勉強をされている方にお会いすることもあります。その意味でも、私などまだまだ努力不足だと痛感しています。

しかし、世の中には、逆に努力なしにお金を稼いできた人、あるいは運良く時流に乗ってきた人などがいることも事実です。そして、「大した努力もなしに大成功した人」ほど、ちょっとした不祥事が原因で、仕事が全くなくなってしまうケースだってあるようです。そういえば、つい最近も、ある有名人が自身のブログで「人工透析患者は自業自得だ」などの暴言を吐き、テレビ業界から干されたという事例がありました。私はこの有名人が「努力して来なかった」などと吐き捨てるつもりなどありませんが、やはり、ちょっとした発言により仕事がすべてなくなるというのも異例です。

また、テレビ業界に多いのですが、イケメン・美女である、などの理由で、歌手・タレントなどとして若いうちにテレビで「大ブレイク」したものの、少し年を取ると全く売れなくなってしまう、というケースもあります。このような場合、贅沢癖がついているためでしょうか、生活に困窮してしまうような人も多いようです。ある意味で「宝くじで大金を当てた人」に似ていますね。実際、私の会社にも、落ち目の有名人を使った「取材商法」の申し込みがありました(詳しくは「取材商法などに見る商道徳」もご参照ください)。

これに対して、(あくまでも一般論ですが、)「裸一貫」でビジネスを始め、自分で一生懸命努力してビジネスを拡大していったような人だと、まず、「お金の使い方」がしっかりしています。ビジネスには好不調の波があることもわかっているため、無茶なお金の使い方をしません(もっとも、中には財を成すと派手に散在してしまうような人もいるようですが…)。

したがって、同じ「お金持ちになる」にしても、「宝くじで大金を掴む」などの幸運にすがるとか、「ずるいことをする」とかではなく、「自分で愚直に努力してお金持ちになる」ほうが良いに決まっているのです。

真摯な努力を怠る業界は崩壊する

一方、業界を挙げて全く努力をしなくなった人たちも存在しますし、自分の業界の「既得権益」を守り、さらに業界益を推進するという歪んだ行動に出た業界もあります。

努力をしない業界

私自身も長年、某会社で様々な業界の方とお会いしてきたのですが、経験上、ダントツに「努力も勉強もしない」人たちがいます。その典型例は、新聞とテレビです。

マス・メディア業界に属する人とお話をしていると、某大手経済紙、某全国紙、某地方紙を問わず、また、キー局・地方局を問わず、総じて新聞記者やテレビ局員の知的レベルが非常に低いという印象を受けます。私自身も大学生時代、「新聞奨学生」として新聞業界に関わっていた経験もあるため、新聞業界の「闇」の側面には随分と関心を払ってきました。その後、私は国家Ⅰ種、公認会計士などの試験を受け、キャリアを積んで「金融専門の会計士」として少しずつ知名度を上げた関係もあり、過去に何度か、某有名経済紙から専門分野で取材を受けた経験もあるのですが、出来上がった記事を読んでみると自分が話した内容と全く異なる仕上がりになっていたという経験もしています。つまり、「特に新聞記者には全く理解力がない」と痛感するのです。

また、別の最近の例で申し上げますと、先日、ノーベル生理学・医学賞を受賞した東京工業大学の大隅良典栄誉教授は記者会見で、

「(ノーベル賞は)私は少年時代にはまさしく夢だったように記憶しておりますが、実際に研究生活に入ってからは、ノーベル賞は私のまったく意識の外にありました」

と述べたのですが、これを報道した記事の一つは、

「少年時代からの夢だった」と大隅氏(2016年10月3日 20:23付 沖縄タイムス・ほか多数=共同通信配信)

と、大隅教授が述べた内容と真逆の内容をタイトルにして配信しています。ツイッターでどなたかがマス・メディア人らに対する「国語教育が必要だ」と述べておられましたが、私もまったく同意見です。さらに、フジテレビが「豊洲市場」の柱が傾いているかのように画像を「加工」したとされる問題でも、「自分たちに都合が良い風に写真を改竄する」のがマス・メディアの常套手段となっているのではないかとの疑いを持たざるを得ません。

柱の傾き強調、フジ「誤解招いた」…豊洲番組で(2016年10月10日 01時27分付 読売新聞より)

マス・メディアも「既得権益」にアグラをかき、長年、努力を怠ってきたことが、ここに来て大きな逆風となり始めているのではないでしょうか?

社会が必要としていない「IFRS」

また、お恥ずかしい話ですが、私が所属する公認会計士業界も、数年前に、世間を非常に騒がせたことがあります。次の図表は、公認会計士試験の合格者の推移です(図表)。

図表 公認会計士試験の合格者の推移

20160729CPA

これを見て頂くと、2007年と2008年の公認会計士試験合格者が、そのほかの年度と比べて突出して多いことがお分かり頂けるかと思います。一言でいえば金融庁の政策ミスなのですが、要するに公認会計士試験合格者が大量にあふれ、職に就けない「待機合格者」が大量に出現してしまったのです。この余剰人員を吸収するために、公認会計士業界と金融庁が目をつけたのが、「インチキ会計基準」であるIFRS(国際財務報告基準)だった、というのが私の仮説です。

公認会計士業界はJ-SOX(日本版内部統制監査制度)に続き、社会的な公認会計士需要を激増させるための方策としてIFRS(国際財務報告基準)推進を図り、これで「一儲け」を企みました。しかし、「インチキ会計基準」であるIFRS推進の旗振り役の一人だった日本公認会計士協会の山崎彰三会長(当時)は、前代未聞の「退任署名」を突きつけられましたし、同じく企業会計基準委員会の当時の委員長だった西川郁生氏も、産業界から不信任を突きつけられていたと聞きます。税理士業界との「縄張り争い」をしている間に、会計士業界はすっかり社会からの信頼を失い、公認会計士試験の受験者数も減少していると聞きますが、ある意味では公認会計士業界の「自業自得」のようなものでしょう。

ちなみに、インチキ会計基準であるIFRSを採用した企業・これから採用する企業の数が100社を超えているようですが、特に金融商品会計基準が支離滅裂なIFRSを多くの企業がこぞって採用するとは、正気の沙汰とは思えません。また、M&Aに詳しい方ならご存知の通り、IFRSでは「のれんの償却」が行われません。したがって、企業買収により業態を拡大している企業にとっては、IFRSの方が何かと「連結財務諸表の見栄えが良い」ようです。逆に言えば、株式市場の投資家としては、IFRS採用企業が「のれん」(連結調整勘定)をどのていど計上しているのか、注意を払って見極める必要がありそうです。

※なお、監査業界では未だに「IFRS」を「いふぁーす」と発音しているようですが、英語にこんな発音は存在しません。会計士業界の皆さん、日本人としてとっても恥ずかしいので、どうか「いふぁぁす」という発音はやめましょうね。

最後に勝つのは逃げずに努力を続けた人

私には一つ、信念があります。それは、「努力し続けなければ成功しない」、というものです。もちろん、努力し続けることは時として苦しいですし、楽をしたいと思うこともあります。しかし、一生懸命に仕事をし、勉強をすることでこそ、人間は生きていけるのだと思います。「山ほどお金を持って、一生楽をして暮らす」という生活にあこがれる人も多いですし、「既得権益」にアグラをかいてしまう業界もあります。マス・メディアにしろわが公認会計士業界にしろ、真摯な努力を怠る業界は、社会から拒絶される憂き目に遭います。そして、「楽をして儲ける」という思想の末路は悲惨なのです。

私は「楽をして儲ける」よりも、生きている限り、社会に認められるために努力を続けるという社会人であり続けたいと思うのです。

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