周回遅れの「韓日お互い反省せよ」 韓国は日本の友邦ではない

三々五々で恐縮ですが、隣国の関係でもう1つ、紹介しておきたい話題があります。それは、韓国メディア『中央日報』のワシントン総局長という「要職」にある人物が執筆した、「2045年に韓日は和解しているだろうか」とする論考です。「和解」の意味もよくわかりませんが、そもそも将来の日韓関係を気にする前に、2045年に大韓民国という国が存在しているのかどうかを気にした方が早いような気がするのは私だけではないでしょう。

ワシントン総局長の説がこれとは…

韓国メディア『中央日報』(日本語版)に今朝、こんな記事が掲載されていました。

【時視各角】2045年に韓日は和解しているだろうか(2019年01月30日07時33分付 中央日報日本語版より)

執筆したのはワシントン総局長の金玄基(きん・げんき)氏です。

ワシントン総局長を務めるほどの方ですから、「かなりの見識をお持ちなのだろう」と期待して読んでしまいましたが、結論からいえば彼の議論は周回遅れも良いところです。

ただ、敢えてこの記事を紹介する理由は、現時点においてもなお、「韓国一流の言論人」(?)が、「韓日双方がお互いを必要としており、お互いに反省すべき点を持っている」という甘ったれた考え方を持っているという証拠にもなるからです。

金氏の議論の流れは、次のとおりです(※ただし、原文については日本語表現を修正しているほか、かなり要約しています)。

  • ワシントンを舞台に日韓の神経戦が続いており、米政府関係者も日韓関係に慰安婦合意破棄、徴用工判決、レーダー照射、低空威嚇飛行など、いつのまにかマグマが沸騰していることに呆れている
  • ただオバマ政権下で韓国に「道徳的優位」があったころと比べ、この神経戦は韓国に有利ではなく、結局、日韓二国間で解決を図るしかない。米国は義理より約束を、特殊性より普遍性を尊重するため、たとえば徴用工判決や慰安婦問題についてもワシントンは「韓国特有の事情」と見るからだ
  • 韓国は日本に感情の蓄積があるのと同様、日本は韓国に「いつも謝罪を要求して約束を覆す」という不信の蓄積があるが、これに加えて文在寅政権以降、「韓国は日米側ではなく中朝側」という不信が新たに加わった
  • この解決法は簡単だ。韓国は日本に友邦国という信頼を与え、日本はすぐに国際法に言及する癖を直すことだ。お互いそれが嫌なら、お互い敗者になり、その場合の勝者は中国と北朝鮮だ
  • 思想家の蓮實重彦元東京大学総長はいつか私に「日韓の真の和解は戦後100年が過ぎてこそくる」と話したが、蓮實元総長が述べた2045年が過ぎてもこのまま続くのではと考えたりする今日この頃だ

…。

いかがでしょうか?

韓国が日米両国の不信を買っているという点に加え、ワシントンで「韓国疲れ」が出ているというに認識は、おおむね正確だと思います。

しかし、その原因は「日韓双方」にあるのではありません。

100%、韓国のみにあります。

金氏は自身で「米国は義理よりも約束を、特殊性よりも普遍性を尊重する(国である)」と書いておきながら、どうして「道徳的優位性」を押し通す韓国流の外交が米国で受け入れられない、という事実に気付かないのでしょうか?

「お互い悪い」の詭弁が出る法則

ついでに、金氏の論説を読んでいると、同氏がしきりに強調しているのは「韓日お互いに悪い点がある」、という主張です。

金氏の言葉で言えば、「日本はすぐに国際法に言及する」、という点ですが、これは、言い換えれば「国際法、国際的なルール、普遍的な価値観」を突きつけられると、韓国の拠って立つ基盤なり、アイデンティティなりが崩壊してしまう、ということでもあります。

当ウェブサイトでも以前から『韓国との外交では、「道徳外交」「密室外交」を完全否定せよ』などで指摘してきたとおり、韓国が日本に対して押し付けて来るのは「道徳的優位性」に基づく外交であり、また、「密室外交」です。

韓国との外交では、「道徳外交」「密室外交」を完全否定せよ

この「道徳的優位性」とは、「日本は朝鮮半島を植民地支配した悪辣な国であり、加害者だ」という基本認識のもと、「加害者は被害者(=韓国)の言うことを聞かなければならない」という、まことに前近代的かつ歪んだ価値観です。

ただ、こんな歪んだ独善的な価値観が国際社会で通用するはずなどないということに、韓国政府の歴代外交当局者も気付いていたはずです。だからこそ、韓国が要求する無茶な内容については、非公開ベースで(つまり密室で)処理することを日本に求めて来たのです。

しかし、2017年1月の「慰安婦像への対抗措置」のあたりから、日本政府は韓国に対して「道徳的密室外交」をやめ、「国際的なルールに基づくオープン外交」に舵を切ったのです。

日韓関係の「悪化」の真の要因は、判断基準を「韓国の独自ルール」から「国際ルール」に置き換えたことと、日韓外交を日韓両国民と全世界に「公表する」という日本政府の姿勢変化にあり、それに対して韓国側がキレているだけの話なのです。

不誠実の塊・大韓民国

さて、表題の「2045年に韓日は和解しているか」、について、私なりの答えは、

そもそも2045年に大韓民国が存在していない可能性が高い

です。

考えてみればわかりますが、韓国が建国されたのは、当時の米軍の軍政下から「タナボタ」式に独立した1948年のことです。また、朝鮮戦争では真っ先に首都を捨てて逃走した李承晩(り・しょうばん)の代わりに、米国や国連軍に国土を回復してもらいました。

つまり、建国当初から韓国は米国に多大な恩を受けており、米国にとってみれば、「若い米国人の血を流してまで守ってやった国」でもあります。そんな米国に対し、韓国は中国に近寄ったり、北朝鮮に近寄ったりすることで、脅威を与えている状況にあります。

一方、日韓国交正常化は1965年の話ですが、それ以前も朝鮮戦争の動乱などを逃れるために、大量の韓国人が日本に密入国しており、日本に多大な迷惑をかけて来ました。そればかりか、島根県竹島を不法占領し、多くの漁民を拘束し、危害を加えて来ました。

日本はそんな韓国と国交正常化を果たし、「経済協力金」名目で多額の金銭を支払い、技術を供与してきたのですが、韓国はその金銭と技術によって先進国にのし上がり、今や日本の産業に脅威を与えている状況にあります。

つまり、韓国とは米国、日本の両国が存在しなければ、現在のように独立国を形成して豊かな暮らしを営むことなどできなかったはずの国です。それなのに、韓国は日米両国の期待と信頼を裏切り続けているのです。

日米両国は韓国に対し、とうの昔に愛想を尽かしているのです。

そんな国が、本来ならば北朝鮮の核武装という脅威にともに対処しなければならない立場にあるにもかかわらず、いまや公然と北朝鮮との合邦を模索している始末です。

戦略論的な立場からすれば、日米両国は核の脅威に対処するために、韓国と「断交」するだけでは足りません。むしろ、韓国が北朝鮮との合邦を目指すなら、北朝鮮に経済力を付けさせないために、経済、金融、技術などの面で韓国を「叩き潰しておく」ことが必要ですらあります。

日米が合理的に判断する国であれば、韓国から技術を引き上げ、資産を凍結するなどの措置を講じたうえで、中露との協議を経て北朝鮮から核兵器を取り上げたうえでの合邦を許すのではないかと思います。いずれにせよ2045年までに「大韓民国」が現在のままの姿で存在するとは、私には思えないのです。

日米は真の意味で価値を共有している

ところで、この金氏の文章を読んで私が痛感した点は、もう1つあります。

それは、日米両国が本当の意味で「基本的価値」を共有している、という点です。

世の中の思想家の中には、「日本は神道の国であり、米国はキリスト教の国だから、日米両国は絶対に分かり合えっこない」としたり顔で指摘する人もいるようですが、私はこうした点には賛成しません。

確かに言語、宗教、文化的背景などについてはまったく異なりますが、異なる文化的基盤を持ちながらも、「法により統治される現代国際社会」という仕組みについては、日米は世界中のどこの国よりも大切にしているのです。

日本は韓国に対し、本来であればする必要のない謝罪をし、する必要のない「実質的な賠償」を行ってきました。これは日本としての誠意(あるいはバカ正直さ)のあらわれですが、言い換えれば、「約束した以上は履行する」という「法治国家」としての基本的な態度でもあります。

米国が中国や韓国を信頼せず、日本を深く信頼しているのも、おそらくは「約束を守る」という日本のこれまでの実績が評価されたという話でしょう。

日本は米国との関係を基軸としつつ、自由で開かれたインド・太平洋において、今後も世界のリーダーであり続けるべきなのですが、まことに残念ながら、現状で判断する限りは、「自由で開かれたインド・太平洋」に中国、ロシア、韓国、北朝鮮は含まれていないといえるでしょう。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 阿野煮鱒 より:

    日々の更新ありがとうございます。

    > 「韓国一流の言論人」

    といっても所詮はレガシーメディアの中の人ですから、状況に取り残されていることに気づかない間抜けの一人でしょう。

    > この解決法は簡単だ。韓国は日本に友邦国という信頼を与え、日本はすぐに国際法に言及する癖を直すことだ。

    いや、簡単じゃないし。韓国は一度たりとも「日本に友邦国という信頼を与え」た事などないし、「日本はすぐに国際法に言及する癖を直すことだ」というのは韓国が国際法を守る気がないと白状したに等しい。こんなメチャクチャで非対称のどこが「お互い様」なんだか。というわけで、見事に韓国人のテンプレートどおりでした。

    ま、韓国は今困ってるだよねぇ(チラッ)、昔のように甘えさせて欲しいなぁ(チラッ)ということでしょうね。

  2. 雪だるま より:

    コメントさせていただきます。

    国際法に言及するのを直すべき。
    このコメントを読んで、法治国家でないって事を自ら証明してしまったようなもの。
    そもそも韓国は、民主主義や法治国家が国民との相性?が合わないのではないのか?そう思う様になってきた。

    韓国国内の中で、このままだと今の日韓、米韓関係が崩壊し、中華人民共和国の傀儡国家か、北朝鮮と連邦制国家や金正恩の圧政国家になってしまう!ヤバいって危機感を持ってる人はどれくらいいるのか?

    日本人も、ちょっと感情的に即刻断交や経済制裁だって言い過ぎな感もあります。言いたい事は分かりますが、感情的になると韓国、韓国人と同じに見える。

    自分への反省も含め、冷静な判断と対応が必要かと思います。

  3. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。

    遠山の金さん、じゃなくワシントンの金さんって、偉いさんなんでしょうね、さぞかし(笑)。

    なんか『道徳的に韓国が上』『日本は国際法に言及する癖をやめろ』なーんて妄言連発してますが、所詮朝鮮系の方の浅はかな、歪んだ思考しか出来ないということが良く分かる論理です。

    東京大学の元総長の100年後〜は、今更誰に言っても例え話にもならない。えッ?そんなん信じてたの?(笑)かな。

    2045年に韓国という国体そのものが無いでしょう。今のまま行くとして、2年後も怪しい。文大統領など娘を『海外に避難』させている。英語得意な康長官も、子供は米国でしたっけ(笑)。皆、逃亡済みだ。

    だから、余計諸外国でゴミが滞留し、韓国人は手前勝手な事して嫌われる。コリアンタウンすぐ作るし。会計士さん、2周遅れ?いやーもう先進国はゴール済み!韓国は2周遅れてスパイク脱げて棄権みたいです(爆笑)。

  4. 権兵衛 より:

    150年前の幕末に日本人が国際法を非常に重視し、力がなければ国際法の裏付けにはならないと学んだわけですが、150年後の韓国は、国際法遵守の精神も裏付けとなる国の強化も全くできない。

  5. 匿名 より:

    こいつの記事は割と好きだよ。だって、はぁ〜どこまでアフォなんだよ〜とほのぼのさせてくれるからさ。ワシントンという土地柄なんだけど、情報をマネタイズするんだよな。財務省隣のウィラードホテルのロビィはロビィスト発祥だったりする。韓国人が好きなロビィ活動なんたらだよ。このおとぼけ特派員はおそらく誰とも情報交換なんざできてねぇことが透けて見えるわな。スタバで寂しく物思いに耽っているんじゃねぇの。まだ朝鮮日報の記者の方が格上なんだろうな。こいつは格下も格下、どうやってワシントンくんだりまで行けたのか不思議だよ。ま、このまんま駄文を書き続けてたのしませてくれや、だな。

  6. 初老_その1 より:

     これは笑えます。
    永らく在外邦人、今帰国1年余り。1年前だったら私もこう書くかもし
    れない。ワシントンでこの人物と合ったら意気投合するかも。

    今、アホかの一言。プラスして2045年に韓国存在してること祈る。
    これだけだね。

    ダメだ。笑いが止まらん。仕事休止で帰るかな。
    隣の若き工場長の目が、早くメシ食べろ、仕事しろ雰囲気なので以上です。

  7. とゆら より:

    「哀愁」

    文政権が日韓関係で非常に深くこだわってきたのが
    「日韓共同宣言 21世紀に向けた新たな日韓パートナーシップ1998年10月8日」です。
    その頃が韓国にとって、日本が一番都合良く動いてくれた時期。
    日本が密室道徳外交に付き合ってくれた時期でした。
    文政権はなんとかその頃に戻そうと努力してきたけど破綻しました。

    「日本の弱点」

    韓国は日本の弱点を目を皿のようにして探索しています。
    道徳的優位を維持するためです。
    日本の弱点は法治国家と民主主義です。
    国としての決定権が複雑でスピードが遅い、民衆扇動しやすいなど。
    中国、北朝鮮はトップダウンの指示で日本の弱点をついてきます。

    今は、韓国(自称法治民主主義国家)が
    その無法国家に倣って日本を攻撃しています。

    最後に
    無法国家にとって日本の弱点ではあるものの国際社会ではそこが強みであることも
    申し上げておきたい。

    1. とゆら より:

      >島根県竹島を不法占領し、多くの漁民を拘束し、危害を加えて
      日本人を捕まえて韓国は「人質外交」をしました。

      文政権は今後、韓国人を人質にした「人質外交」をしかけてくるかもしれません。
      韓国民を人民にしてしまうぞ、日米は譲歩しろ。
      韓国を北朝鮮に献上するぞ、日米は譲歩しろ。
      大陸勢力に飲み込まれるぞ、日米は譲歩しろ。
      韓国をもっと甘やかせ、

  8. 保守三郎 より:

    先日のBSTBS番組で レーダー事件に関して 民主党の(今は何と言う党か知らん)ナガツマ議員がしきりに「昔は水面下の交渉で解決してたが・・・」と繰り返していたのが印象的だった。 

    1. 匿名 より:

      そんなことばかりやってたから、韓国を付け上がらせることになったんだろ。
      自民党も同罪だけどww

  9. 未開土人大王艦長 より:

    ワシントン総支局というのは、使い物にならず本国にいると困るが、クビにするわけにもいかないという人を囲う所です。一応、名誉欲を満たしてやってるので、そこに飛ばされても文句を言わない。決してエース級が行くところとは限らないのですね。もっとも、エース級はマスコミにはいかないのでは。

    1. 未開土人大王艦長 より:

      朝鮮日報の日本語版に面白い記事がありますね。
      文在寅の娘は夫からマンションを贈与され、それを売却し、夫と子供と一緒に東南アジアの某国に移住したとか。2045でなく2025じゃあないのかね?

  10. 歴史好きな元中野区民 より:

    いつも拝見しております。
    貴重なお話しが聞けるとあって、楽しみにしております。

    この金総局長というのは、韓国でも数少ない
    しっかりとした見識を持った方だと思います。
    アメリカのこと、日本のこと、
    法治国家のことをしっかりと理解しています。

    ただ、支離滅裂な結論になっているのは、正論を書くと
    新聞が売れなくなると思っているからではないかと感じます。

    そう、あの朝日新聞が新聞の発行部数を伸ばそうと、
    最も戦争を煽り立てたように。

    そして、哨戒機低空威嚇飛行問題で韓国政府の見解を
    垂れ流している韓国のマスコミは大本営発表を喧騒していた
    戦前のマスコミに似ています。

    北朝鮮もそうですが、彼らが最も毛嫌いしているはずの
    戦前の日本が行なってきたことに、
    彼ら独自の筋を通さない文化の結晶なんでしょう。

    今後、日本が朝鮮半島を支配することはありませんが、
    これからの状況は明治末期に似てくるでしょう。

    山縣有朋は「朝鮮半島は日本の利益線」として、
    朝鮮半島を防衛線として日本の利益を得るように意見し、実行しました。

    日本が最大限の利益を得るために
    何をすべきかをしっかりと考えなくてはならないでしょうね。

  11. すまないさん より:

    記事更新ありがとうございます。

    この金さん検索してみたら元「中央日報東京総局長」なんですね
    現在はワシントンで仕事されてるのですか・・・
    記事は翻訳されてるから文面が汚く見えてるのかな? 元々?w

    「解決法は複雑なようで簡単だ」の記述部分を読みましたが、
    かの国は法治国家ですよね?(放置?) 不信を減らすとかブーメランですかねw
    政府が出来なければ民間とか凄い事言ってるし(ろうそく?)
    極めつけは「感性外交を通じて韓国の感情をなだめなければいけない。」とか
    どうかしてるとしか・・・2045年には地図から国名が消えてるかもね~

    缶詰類も危険な今日この頃の記事、不安しかないですね
    https://www.news-postseven.com/archives/20190130_857254.html

    駄文にて失礼します。

  12. 心配性のおばさん より:

    あの国の人々には、政治家や軍人、ジャーナリストは向かない職種ですね。
    いずれも、冷静沈着な気質が求められる職種です。

    アメリカも泣き付かれても、うっとしいだけでしょうね。
    でも、これまでなら、「うるさいから、なんとかして」と日本に我慢を強いていたアメリカも、今回はなにも言わない。
    これを私は、アメリカが韓国を甘やかしてやる必要がなくなった。と見ています。

    国際状況は複雑に変化します。今日の味方が明日は敵。というのは、国際社会の常です。
    この状況判断・対応を誤ると、自国を惨めな立場に追いやる。

    半島問題は、火種の1つですが、大きな構図として、忘れてはならないのが米中の対立です。
    日本も、半島問題だけに拘っていると、大局を見誤る。

    今日の報道に<米中貿易戦争で日本企業は「一人負け」する>という記事がありました。
    米中貿易戦争の始まりを漫然と見ていた日本企業は、対策らしい対策も打てず、これに準備していた欧米企業に負ける。といった内容です。

    政治家や軍人、ジャーナリスト、そして企業トップの方々は、半島問題について必要以上に熱くなることは、この状況判断・対応を鈍らせる。と思います。
    半島問題に限らず、必要な手をだけを冷静沈着に打っていくだけで良いと思います。

  13. 匿名 より:

    ここのリプというか読者欄はベキ論を展開する人が多いね。韓国人の毒気にやられたのかな。中央日報は記事の中身もなんだが、読者欄に気の利いたやつがあるので読んでるよ。中央日報は読者欄から情報を仕入れている感じがしないわけでもない。アンケート調査みたいなところを感じとる。ここもそうなんだろう?管理人さんよ。日本人は細けぇことを丁寧に教えてやるから便利だよな。それからどうする?なんて少し煽ってやればいくらでも意見が出てくる。韓国人の意見と比べてどうかね。お人好しカモな。

  14. 匿名 より:

    あの国に、小指の先程の謙虚さが見て取れればなぁ
    亡国になることも無かったんだろうなぁ…。

  15. 愚塵 より:

    文在寅大統領の娘ダヘ氏家族が昨年住んでいた家を売却し、現在海外在住という事実が明らかになった。自由韓国党の郭尚道議員はダヘ氏の小学生である息子が現在東南アジアにあるインターナショナルスクールに在学中だとし、その背景を明らかにすることを求めた。
    .
    https://japanese.joins.com/article/702/249702.html
    .
    韓国与党元党員の男らと共謀し、2017年の大統領選で文在寅大統領が当選するようインターネット上で世論操作を行うなどしたとして、業務妨害などの罪に問われた慶尚南道知事の金慶洙被告に対し、ソウル中央地裁は30日、懲役2年の実刑判決を言い渡した。金被告は法廷で拘束された。金被告は大統領選で文氏の陣営幹部を務めた文氏の最側近だけに、与党や文政権に打撃となりそうだ。
    .
    https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/asia/sankei-wor1901300010.html
    .
    韓国で何が起ころうとしているのでしょうか?

    1. 心配性のおばさん より:

      文在寅大統領を人身御供にして、韓国国民は、制裁破りの責任を回避したい。日本への不法な行為もドサクサに紛れて、なかったことにしたい。
      この国の人々は、自分たちが選んだ大統領を弾劾しても、選んだ自分たちの責任は取らない。そういう繰り返しですよね。
      でも、今回は、そんな逃げ切りを許してはならないと思います。文在寅大統領だけでなく、彼を選んだあなたがたにも責任を取って頂きたい。

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