自由と繁栄の弧:ASEAN外交で米国に先行する日本の活躍
マイク・ポンペオ米国務長官が東南アジア3ヵ国を歴訪し、ASEAN外相会談で「開かれたインド太平洋戦略」への協力を呼びかけました。しかし、ASEAN諸国の反応は今ひとつであり、ポンペオ氏は肩透かしを食らった格好です。ただ、ASEAN外交では実は米国よりもはるかに先行している国があります。その国とは、…何と、わが日本国なのです!
目次
米国のASEAN取り込みは難しい
ポンペオ長官の「自由で開かれたインド太平洋」
マイク・ポンペオ米国務長官は今月、マレーシア、シンガポール、インドネシアの3ヵ国を訪問し、とくにシンガポールでは東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会談で演説を行いました。
Press Availability at the 51st ASEAN Foreign Ministers’ Meeting and Related Meetings(2018/08/04付 米国務省HPより)
米国務省のウェブサイトに掲載されたポンペオ長官の演説のなかから、安全保障に関連する部分を抜き出して私自身の文責で要約すると、だいたい次のとおりです。
- 米国とASEANとの友好関係はとくに米国のインド・太平洋戦略における安全保障面から重要だ
- ロシアが国連安保理決議に反して北朝鮮との合弁事業を立ち上げているとの報道もあるが、北朝鮮の非核化に向けてASEAN諸国が同国に対する最大限の圧力で協力することを期待する
- ASEAN諸国は南シナ海における中国の海洋進出という脅威に直面している
- これらの問題に加え我々はテロ対策、サイバーテロ対策でも連携することが必要だ
- 自由で開かれたインド太平洋のために、これらの安全保障上の問題でASEANが問題解決の中心にあることを期待する
- カンボジアにおける選挙が自由でも公正でもなかったことは残念だ
- しかしASEAN諸国を含めたインド太平洋諸国は世界の経済成長の核となる地域であり、トランプ政権としても長期的な視座でその戦略的重要性を認識している
この演説の中核を占めているのは、「自由で開かれたインド・太平洋 (a free and open Indo-Pacific)」という表現です。いわば、「自由主義、民主主義などの価値を共有する諸国が、自由、公正な貿易体制でともに発展していくべきだ」、とする主張だと考えればわかりやすいでしょう。
戦略的な利益を共有する理由
ただ、ここで1つ、ポンペオ長官の演説に対して私自身にも違和感はあります。
ASEANは東南アジア10ヵ国から構成される連合体ですが、ここには比較的、日本やアメリカに近い形の民主主義国家もあれば、なかば公然と独裁体制を敷いている国家もあり、価値は一様ではありません。たとえば、
- 立憲君主制国家(タイ、マレーシア、カンボジア)
- 民主共和制国家(インドネシア、フィリピン)
- 人民社会主義国(ベトナム、ミャンマー、ラオス)
- 絶対君主制国家(ブルネイ)
という具合に、政治体制もバラバラならば言語も宗教もバラバラで、とうてい、価値を共有する地域ではありません。ポンペオ長官は「自由で公正、開かれた地域」と述べましたが、ASEAN諸国がこうした米国流の価値をそのまま共有するとは限らない点については十分な注意が必要です。
日経報道「ASEAN諸国に警戒感」
ポンペオ氏の演説では「米国の利益」、「インド太平洋戦略」というキー・フレーズが飛び出したためでしょうか、昨日の日経は「ASEAN諸国に警戒感が出ている」と報じています。
米、「インド太平洋戦略」肉付け急ぐ ASEAN諸国には警戒感も(2018/8/6 10:00付 日本経済新聞電子版より)
普段、私は日経の報道に賛同しないことが多いのですが、この記事については比較的バランスよく書かれていると思います。
日経はポンペオ氏が「トランプ大統領が掲げる「インド太平洋戦略」の具体化に向け、経済、安全保障両面で米国の関与を強める方針を鮮明にした」と報じていますが、この点については先ほど紹介した米国務省のウェブサイトからも確認できる点です。
しかし、日経によると「東南アジア諸国連合(ASEAN)には貿易戦争などで激しさを増す米中対立への懸念も広がっている」とし、「ASEAN各国は米中双方との距離感に腐心」しているなどとして、米国のインド太平洋戦略へのASEAN諸国の関与が一筋縄ではいかないことを示唆しています。
私自身にもASEAN諸国で活躍している某ファンド・マネージャーや為替ディーラーなどの知り合いがいるのですが、彼らは一様に、ASEAN諸国は「中国に付くべきか、日本(や米国)に付くべきかを慎重に見極めようとしている」、と述べています。
私など短気なので、「自由・民主主義国の日本と共産党一党軍事独裁国家の中国のどちらを選ぶのかが選択肢に上がる時点でおかしいのではないか?」と反論するのですが、実際、彼らの政治体制を見る限り、「自由・民主主義」が日本ほど高く評価されていないことは事実です。
日経もこの日の記事で、
「ポンペオ氏が今回の東南アジア訪問で狙ったのは、中国の広域経済圏構想「一帯一路」で薄れる懸念があった米国の影響力向上だった。「インド太平洋戦略のもとで、ASEANとの協力を維持していきたい」。シンガポールで3日開いた米ASEAN外相会議でポンペオ氏はこう呼びかけた。」/「中国は南シナ海で軍事拠点化を進めるとともに、国有企業を通じてスリランカの港の運営権を取得するなど、インドを取り囲むように港湾拠点の整備を進めている。ポンペオ氏はASEAN外相との会合でも「南シナ海での法の支配への支持を感謝したい」と述べ、南シナ海問題を当事者間の協議で解決したいとする中国の誘いに乗らないようクギを刺した。」
としつつも、
「中国は一帯一路構想の下、インド太平洋の各地で数千億円単位のプロジェクトを展開する。中国の王毅国務委員兼外相は4日の記者会見で、まだ1億ドルあまりの規模にとどまる米国のインド太平洋ファンドについて「米国は超大国なのだから、その10倍くらいは出したほうがいい」と皮肉った。」
と、中国が余裕を見せている姿を同時に報じています。
すなわち、ASEAN諸国に対して「開かれたインド太平洋戦略」への協力を呼びかけた米国に対し、ASEAN諸国は(今のところは)冷めた姿勢を示しているのです。
価値がダメなら戦略で行こう!
珍しく米国に先行する日本
この点、日本はASEAN諸国と非常にうまく付き合っています。
2012年12月に始動した第2次安倍政権は、「自由と繁栄の弧」構想を掲げ、一貫してASEAN諸国との関係強化を目指してきました。その際のキーワードが「戦略的利益の共有」です。
政治体制としては、日本は自由・民主主義国家であり、法治主義国家ですが、ASEAN諸国とは必ずしもこうした価値を共有しているとは限りません。そこで出て来たのが、「戦略的利益」、つまり、基本的な価値が一致していなくても、お互いにメリットがあるなら協力しましょう、という発想なのです。
実は、日本はこの「戦略的利益」という言葉をうまく使い、さまざまな国との関係をうまく築き上げています。たとえば、先日から当ウェブサイトで取り上げているラオスとの関係は「戦略的パートナーシップ」(外務省)ですし、こうした「戦略的」の文字は、ベトナムなどとの関係でも見られます。
これを一覧にまとめてみたものが、次の図表1です。
図表1 ASEAN諸国との関係
相手国 | 日本との関係 | その時期 |
---|---|---|
ベトナム | アジアにおける平和と繁栄のための広範な戦略的パートナーシップ | 2014年3月 |
ラオス | 戦略的パートナーシップ | 2015年3月 |
カンボジア | 戦略的パートナーシップ | 2013年12月 |
インドネシア | 平和で繁栄する未来へ向けての戦略的パートナーシップ | 2006年11月 |
シンガポール | TPP加盟国であり、「二国間関係は極めて良好」 | ― |
タイ | 皇室・王室同士の外交にくわえ、「戦略的パートナーシップ」 | 2013年1月 |
ブルネイ | 「活発な要人往来が行われる等両国関係は良好」 | 2013年10月 |
フィリピン | 戦略的パートナーシップ | 2011年9月 |
マレーシア | 戦略的パートナーシップについての日マレーシア共同声明 | 2015年 |
ミャンマー | 基本的な価値観を共有するパートナー | ― |
(【出所】外務省HPより著者作成)
この図表は、たとえば「2015年3月にラオスの首相が来日し、安倍総理との首脳会談の結果、両国関係を「戦略的パートナーシップ」の関係に格上げすることで合意した」といった記述をベースに、「2015年3月から日本とラオスは戦略的パートナーシップの関係にある」、と判断するためのものです。
シンガポールのように両国関係が「極めて良好」という相手国もあり、このような国は「関係の格上げのための首脳会談」についてはとくに明示していません。
(※余談ですが、ミャンマーについて日本は「基本的な価値観を共有するパートナー」と見ているようですが、さすがについ最近民主化されたばかりの国をここまで持ち上げるのは行き過ぎではないかとの気がする一方で、ミャンマーは対中牽制の鍵となる国でもあるため、安倍外交のセンスの良さを感じます。)
自由と繁栄の弧、あるいはセキュリティ・ダイヤモンド
あくまでも私の理解ですが、2012年12月に第二次安倍政権が発足して以来、安倍総理は一貫して「セキュリティ・ダイヤモンド」構想に従って動いて来ました。
この「セキュリティ・ダイヤモンド」構想は、政権発足直後に安倍総理自身が外国のメディアに寄稿した文章でも内容を確認することができますが、簡単にいえば、日本、インド、オーストラリア、アメリカというダイヤモンド型の安全保障を地域で構築しましょう、という考え方です。
そして、これとよく似た構想が「自由と繁栄の弧」です。この「自由と繁栄の弧」構想は、もともとは麻生太郎総理の著書『自由と繁栄の弧』がその語源で、日本と欧州を南アジアでつなぎ、この一帯を自由と繁栄という共通の価値で結ぶ、という構想だと考えれば良いでしょう。
実は、現在の安倍政権自体、「安倍晋三=麻生太郎連立政権」という性格があります。安倍、麻生の両総理が結びつけば、外交から見て国益を最大化する方向に政策が動くのは、ある意味で当然と言えるのかもしれません。
日本が「仲良くすべき相手」
ところで、安倍政権を巡っては、経済政策がかならずしもうまくいっていない点、私の目から見て納得のいかない政策も多々ある点から、私は100%、支持しようとは思いません。とくに、消費税の増税については大反対です。
しかし、それと同時に外交面で見れば、民主党の3大政権(鳩山由紀夫、菅直人、野田佳彦の各元首相)の下でボロボロになった日本の外交が見事に立ち直り、日本という国がG7、G20、ASEAN+3、ASEMなどの国際会議でも圧倒的な存在感を放っていることは事実です。
その意味で、私は基本的に安倍政権の外交を支持しています(※対韓外交では一部、納得ができない政策もありましたが…)。
ところで、日本が仲良くすべき相手とは、いったい誰でしょうか?
古今東西、どんな外交であっても、「価値と利益を共有するかどうか」という軸から判断するのが有益です。これについてカテゴリーで区切ると、図表2のように分類できます。
図表2 価値と利益の基軸
分類 | 価値を共有する | 価値を共有しない |
---|---|---|
利益を共有する | ①価値と利益を共有する | ②価値は共有しないが利益を共有する |
利益を共有しない | ③利益は共有しないが価値を共有する | ④価値も利益も共有しない |
(【出所】著者作成)
日本が一番大切にすべきは「①価値と利益を共有する相手国」であることは間違いありません。また、それと同時に「④価値も利益も共有しない国」との関係は、そのような関係が続く限り、決定的に悪化しないようにマネージしつつ、将来的には関係を清算しなければなりません。
このうち「①価値と利益を共有している相手国」とは、米国、オーストラリア、インドであり、また、台湾も潜在的には同じ自由・民主主義国として、日本と価値・利益をともに共有する資格があります。
一方、「④価値と利益をいずれも共有していない相手国」の典型例は、仮想敵国、つまり北朝鮮のことであり、また、利害が対立する局面が多い中国あたりでしょう。最近だと、韓国もこの「価値と利益を共有していない国」に該当しています。
しかし、②や③の国とは、価値か利益のいずれかを共有しているのですから、できるだけ対話を通じて仲良くなるべきでしょう。とくにASEAN諸国の多くは上記②のカテゴリー(価値は共有しないが利益を共有している相手国)に該当します。
その意味で、②や③のような国との関係こそ、大切にすべきでしょう。
アメリカ任せからの脱却
さて、日本の外交は戦後長らく、ほとんど独自色を発揮して来ませんでした。国防をアメリカに任せっきり、という側面があり、仕方がなかったのかもしれませんが、しかし、国防から外交から、何でもかんでも外国に丸投げ、というのはもうやめるべきでしょう。
今回、ポンペオ米国務長官が東南アジア3ヵ国を歴訪したという報道に接して、私が真っ先に感じたのは、米国・トランプ政権の外交が珍しく日本を後追いしている、という点です。先ほどの図表1を見て頂いてもわかりますが、安倍総理はかなり以前から、ASEAN諸国との関係格上げを図って来ました。
こうした「安倍外交」については、新聞、テレビなどのマス・メディアがほとんど実態を報じていないため、インターネットにアクセスしない人からすれば、「よくわからない」という人も多いでしょう(だからこそ、当ウェブサイトでもこうやって図表にわかりやすくまとめているのですが…)。
いずれにせよ、現在の外交局面は、戦後の「アメリカ任せ」から脱却し、日米が対等な立場で協力しながら、自由、民主主義という価値観を軸に、中国やロシア、あるいは北朝鮮と対抗していく必要があります(残念ながら韓国は「中華陣営」に加わる可能性が高いようですが…)。
当然、日本国内でも朝日新聞社や日本共産党、立憲民主党などを中心に、日本が自立することを阻む勢力がいて、これからも全力で安倍政権の倒閣運動を続けるのだと思いますが、私たち一般の有権者がきちんと日本の役割を理解していれば、こうした倒閣運動に負けることはないと思います。
その意味で、当ウェブサイトでは引き続き、日本のマス・メディアが報じない「日本外交の強さ」について、しつこく取り上げ続けたいと思うのです。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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朴槿恵さんが任期の当初から慰安婦問題の解決なしに日本とは首脳会談をしないという方針によって
安倍総理が韓国に気をつかうことなくフリーハンドでインド・太平洋外交ができたのがすごく良かったと思います。
第二次安倍政権の地球儀俯瞰外交、価値観外交路線で種を撒き足場を固め、三次安倍政権で実を結ぶことを期待しています。
韓国は日本にとって靴の中の小石のようにうっとおしくて日本の外交にとってやっかいですが
しっかりと管理していきたいものです。
< 更新ありがとうございます。
< ASEANの連合旗って、なにやら日本国旗に似てますね。人口がおよそ6億人、東南アジアで加入してないのが東ティモールだけ(ま、いいだろう)。そもそも最初が自由主義国がソ連の防波堤として連携しようとして、途中でソ連の脅威が無くなって社会主義国も加入して今10か国、というやや複雑な構成ですね。
< でも、ポンペオ国務長官の言葉が、ASEAN側の心に響かなかったのは、アジア人と白人、亜細亜と米州という国の違い、また米国流の価値観が通用しないのでしょう。世界の超大国ですから『マユツバ』に聞こえたかもしれません。それになんだかんだ言って、中国とは深い繋がりがある国が多い。
< 日本人の感覚はアジアで異色なんで、迷わず米国を選ぶでしょう。その点、日本はASEAN諸国とは国ごとに対応を変えて、『戦略的パートナーシップ』をベースとして取り組んでいます。日本の語る事なら、相手国も耳を傾ける。ASEANの中にヘンな国が入ってないのは幸いです(ミャンマーは、?)。
< ASEANをシナの一帯一路、AIIBに取られないよう、見張り役であり保証人は日本です。しかしASEAN+3ってナニコレ?中国、韓国は不要。どうせ通貨危機になるのは韓国もだろ(笑)。 以上。
現状では中国は米国との対立に忙殺されて国外に力を発揮出来るか真価を試されているとも言えるでしょう。
しかしながら中国とは中国共産党による一党独裁の名の下に圧政下にあります。独裁政治では政権交代による不満解消も起きず民衆に不満が溜まり易く国内が不安定だと身動きが取れなくなります。
正に其れを象徴するかの様につい先日中国では粗悪ワクチン事件で抗議のデモが起きたばかりか、習近平を失脚させようとする暗闘が本格的に始まりました。社会不信によるデモばかりか権力闘争が起きては対外政策などまともに定まらず立っているのがやっとなのが現状の中国指導部でしょう。
この隙を突き東南アジアでの影響力の地図を再度塗り変えようとする米国、日本の戦略は正しいでしょうが問題になるのがどこまで中国を殴り続けるかです。中国共産党が滅びるまで殴り続けるのか、従順になるところで矛を納めるのか、それとも更にもっと未来を見据えて殴るのか。悩ましい問題です。
>つい先日中国では粗悪ワクチン事件で抗議のデモが起きたばかりか
お言葉ですが、中国のデモ・暴動は一日平均500件ある、どんぶりで勘定する様な日常茶飯事です。
武装警察が出動して、見せしめに何十人かタコ殴りにして、逮捕して散らすというまでが様式美。
中国のような政体で、デモをしたところで効果が全くある様には思えないのですが、まあなんというか自己表現とかガス抜きとか、理屈では理解不能な現象ではあります。
いつも知的好奇心を刺激する記事の配信ありがとうございます。
管理人様>「価値と利益を共有するかどうか」という軸から判断する
良質な記事と思いますが、もう一つ軸を設けて検討すべきかなと思います。
それは「国家戦略」を共有できるかどうかです。
日本の国家戦略は「「平和」の下での、貿易による共存共栄」です。
貿易を絶たれると75年前のようにアメリカにすら戦争を仕掛けないといけなくなります。
多くの国とはそれを共有できるのですが強国に事大する国家とは
それを共有できるのでしょうか?
事大を旨とする国が自国の勢力拡大のためには
・事大先を争わせて相手を倒し、自分がおこぼれに与る。
若しくは
・事大先を裏切り新たな事大先に自分を高く売りつける。
当方の貧困な発想ではこれくらいしか浮かばないのですが、
この状態の前提とは「争いがある」ということではないでしょうか。
さて、我が国の国家戦略ともいえる
「「平和」の下での、貿易による共存共栄。」
韓国と日本とは上記の方針を共有できるのでしょうか?
皆様も一度お考えいただければ。
最初から誤っているか、今は正しく見えるが将来間違うことになる虚言若しくは狂言は以上です。
駄文失礼しました。