ネット調査で「24時間テレビを見る予定」が少数派に
高齢者に偏るテレビ視聴者
現代社会に生じている変化といえば、テレビの社会的影響力の急降下でしょう。こうしたなか、『オールアバウト』というウェブサイトが実施したネット上のアンケートによると、日本テレビ系列で8月26日から27日にかけて放送される予定の『24時間テレビ』を「見る予定」と答えた人が23%に過ぎなかったのだそうですが、その視聴しない「理由」については、「そもそもテレビを見る習慣がない」といったものも多く見られたのだそうです。
目次
高齢層はテレビ好き
現代社会における高年層と若年層の大きな違いのひとつは、インターネットに対する需要度ではないでしょうか。
以前の『全年代ネットが初めてオールドメディア超え=利用時間』などでも触れたとおり、総務省『情報通信白書』に掲載された調査によれば、とくに高齢層を中心にテレビの社会的影響力は依然として大きいものの、テレビと新聞は、若年層からはほとんど相手にされなくなりつつあります。
問題の図表を再掲しておきましょう。
まず、図表1は、平日の60代のメディア平均利用時間です。
図表1 60代・メディアの平均利用時間(平日、単位:分)
(【出所】過年度の『情報通信白書』等を参考に著者作成)
基本的に、高齢層はテレビ好きです。そしてこの10年間に関しても、年により多少の変動はあり、また、オールドメディアの利用時間数はほんの少し減っているものの、60代のメディア利用時間の割合は、大きく変化したとは言い難いものです。
利用時間で比べるとオールドメディアはネットの3倍=60代
すなわち、テレビは277分(うちリアルタイムが257分)から275分(うちリアルタイム視聴244分)、新聞が28分から18分、ラジオが21分から17分に減ったものの、オールドメディアの利用時間の合計【A】は325分から309分に減ったにすぎません。
また、ネット利用時間【B】は37分から103分へと、およそ3倍に増えていますが、それでもオールドメディア利用時間合計【A】は、依然として3倍です(図表2)。
図表2 60代・メディアの平均利用時間(平日)の変動
区分 | 2013年 | 2022年 |
TV | 257分 | 244分 |
TV(録画) | 20分 | 31分 |
新聞 | 28分 | 18分 |
ラジオ | 21分 | 17分 |
オールドメディア計【A】 | 325分 | 309分 |
ネット【B】 | 37分 | 103分 |
【A÷B】 | 8.86倍 | 3.00倍 |
(【出所】過年度の『情報通信白書』等を参考に著者作成)
若年層は真逆:TV視聴時間はネット利用時間の3分の1以下
しかし、これが若年層だと、結果は真逆になります。10代に限定していえば、オールドメディアの利用時間数はネットのわずか3分の1以下なのです。
図表1のデータを10代に入れ替えてみると、図表3のとおり、10年前の時点ですでにネット利用時間がテレビ視聴時間と拮抗していたことがわかります。そして、年を経るごとにその差は開いているのです。
図表3 10代・メディアの平均利用時間(平日)
(【出所】過年度の『情報通信白書』等を参考に著者作成)
同じく、細かい時間で比較しておくと、10代に関しては10年前の2013年時点で、テレビ視聴時間が120分(うちリアルタイム視聴が103分)でしたが、これが2022年には53分(うちリアルタイム46分)とおよそ半分以下に減少。
これに対しネット利用時間は99分から195分へとおよそ倍増し、その結果、オールドメディア利用時間はネット利用時間の3分の1にも満たないのです(図表4)。
図表4 10代・メディアの平均利用時間(平日)の変動
区分 | 2013年 | 2022年 |
TV | 103分 | 46分 |
TV(録画) | 18分 | 7分 |
新聞 | 1分 | 1分 |
ラジオ | 0分 | 1分 |
オールドメディア計【A】 | 121分 | 55分 |
ネット【B】 | 99分 | 195分 |
【A÷B】 | 1.22倍 | 0.28倍 |
(【出所】過年度の『情報通信白書』等を参考に著者作成)
全年代で初めて「ネット」が「オールドメディア」を上回る
ちなみに「全年代」で見ると、2022年は史上初めて、わずかではありますが、ネット利用時間がオールドメディア利用時間を上回った(図表5)という意味で、非常に画期的な年でもあります。
図表5 全年代・メディアの平均利用時間(平日)
(【出所】過年度の『情報通信白書』等を参考に著者作成)
平日の平均値ベースで見て、2013年のオールドメディア利用時間総数は214分であり、ネット(78分)の3倍近くでしたが、これが2022年には168分に減っており、ネット利用時間がこれをほんの少し上回る175分となりました(図表6)。
図表6 全年代・メディアの平均利用時間(平日)の変動
区分 | 2013年 | 2022年 |
TV | 168分 | 136分 |
TV(録画) | 18分 | 18分 |
新聞 | 12分 | 6分 |
ラジオ | 16分 | 8分 |
オールドメディア計【A】 | 214分 | 168分 |
ネット【B】 | 78分 | 175分 |
【A÷B】 | 2.75倍 | 0.96倍 |
(【出所】過年度の『情報通信白書』等を参考に著者作成)
若年層ほどネット利用時間が多い
ついでに年代別のメディア利用時間について、2013年、2022年をそれぞれグラフ化しておきましょう(図表7)。
図表7-1 年代別メディア利用時間(2013年)
図表7-2 年代別メディア利用時間(2022年)
(【出所】過年度の『情報通信白書』等を参考に著者作成)
異常より、この調査から判明する事実は、次の2点です。
- 若年層ほどオールドメディア利用時間が短く、ネット利用時間が長い(=高年層ほどオールドメディア利用時間が長く、ネット利用時間が短い)
- 年が経つごとに、オールドメディア利用時間は減り、ネット利用時間は増える
この傾向が続けば、ネット利用時間の増加とオールドメディア利用時間の減少はさらに続き、両者の逆転は、早ければあと数年で50代に及ぶことは間違いありません。テレビはいまや、「年寄りのためのメディア」と化しているのです。
『24時間テレビ』、見ますか?→8割近くが「見ない」「分からない」
さて、こうしたなか、テレビを代表する「大型イベント」があるとしたら、各局系列が力を入れて放送する特別番組でしょう。さしずめFNNは夏の『27時間テレビ』、NHKは年末の『紅白歌合戦』、といったところでしょうか。
こうしたなか、『オールアバウト』というウェブサイトに、ちょっと気になる記事が掲載されていました。
今年の24時間テレビ、8割近くが「見ない」「分からない」と回答。その理由は?【2023年調査】
―――2023.08.19付 All About Newsより
同サイトによると、毎年日本テレビ系列で夏に放送されている『24時間テレビ 愛は地球を救う』(2023年の放送は8月26日から27日を予定)を巡って、All About編集部が全国10~70代の男女500人を対象に、インターネットでアンケートを実施したそうです。
これによると、結果はこんな具合だったのだとか。
2023年の『24時間テレビ』は見る予定ですか?
- 見る予定…23%
- 見ない予定…40%
- 分からない…37%
テレビを見る習慣自体がない
ちなみに同記事によると、「見ない予定」と答えた人のコメントのなかには、「おもしろくないし、偽善者ぽい(50代女性/鹿児島県)」などの回答もさることながら、「そもそもテレビを見ていない」というコメントが多く見られたのだそうです。
- 「テレビ自体をほとんど見ないため(40代女性/神奈川県)」
- 「そもそもテレビをつけない、見てて不快(10代女性/福岡県)」
- 「最近、テレビをみる習慣がないので(40代女性/東京都)」
また、同記事では番組の出演者や内容を巡って、こんな批判もあったと指摘しています。
- 「ジャニーズがこれだけ問題になっているのに、メインパーソナリティーにそのままジャニーズ起用。見る気が起きない(30代女性/神奈川県)」
- 「お涙頂戴で、番組に対して嫌悪感があるため(20代女性/神奈川県)」
- 「マンネリ化しているから(50代女性/広島県)」
- 「チャリティを餌に番組を作るのはどうかとおもうので(40代男性/大阪府)」
- 「ボランティア目的ならテレビを見る必要はない(50代女性/高知県)」
もちろん、「番組を見る」と答えた20%の層のなかには、番組の内容を「楽しみにしている」とする趣旨のコメントを返した人もいたようですが、やはり「そもそもテレビを見る習慣がない」、あるいは「テレビを視聴すること自体が不快だ」とするコメントがあったのは、興味深い現象です。
ここから先は当ウェブサイトの「主観」で恐縮ですが、結局のところ、この10年あまりで生じた社会的変化は、テレビのように「受け身」で情報が垂れ流されてくる「箱」ではなく、ネットのように「みずから主体的に情報を取りに行かなければならないデバイス」が普及したことに尽きるのではないでしょうか。
ネットではさまざまな情報が流れていて、これらについては基本的に、自分自身で取捨選択しなければなりませんので、「あちらから情報を選んで流してくれる」というテレビは、ものぐさな人(?)にとっては楽なメディアといえるのかもしれません。
実際、先ほどの『オールアバウト』の記事には、『24時間テレビを視聴する』と答えた意見のなかに、こんなものがあったと記載されています。
- 「何やってるかなんとなくつけると思う(30代女性/大阪府)」
- 「毎年見てるから(30代男性/静岡県)」
要するに、テレビを点ける人は、それ自体が一種の「習慣」のようになっているケースが多いのではないか、という仮説が成り立つゆえんでしょう。
いずれにせよ、さまざまな調査、報告などから判断し、テレビは依然として、一定の社会的影響力を保っていることは間違いありませんが、徐々に衰退していくこともまた間違いなさそうです。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
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今日、市役所に行ってきた。先日、ここの欄で教えてもらった、NHKの割引についての相談をしに行ったのだ。半額になるという。おれは、聴覚障害3級があるから、脳出血での手帳は持ってない。だから、新しく申請は、しなくていなんだが、(しても級はかわらないらしい)最初からだとやれ!診断書だぁ!のやれ、確定申告書だぁの、やれ、役所で講習会だの、、、なんとか、ならんかね?大体カネがない人間は診断書1つ5000円なんて、払えやしない。あぁ、、テレビの話だったな。下らない内容で変わらないメンバーで、、、だけど民放は只だから、みなくても損はないが「皆様のNHK」は税金とかわらん。あれ、なんとかなんないのか?暴力団のみかじめ料とかわらない。
NHKより暴力団の方が若干良心的感じがしないでもないですね(笑)
毎日食べてるコンビニ弁当。おかずがすこしづつ小さく、まずくなり、時々変なにおいがする。腐ってるのかもしれない。となりを見るとビュッフェ。数えきれない料理のなかから好きなものを好きなだけ食べている。きっと高いんだろうな~。聞いてみたらなんと無料。
コンビニ弁当をぶん投げてビュッフェに行った。これ民放テレビとインターネットのこと。
当然コンビニ弁当が民放テレビ。
この例えは、極めて秀逸だと思います。ただ、コンビニ弁当にNが入ってないの?
もしかして、Nは元から食べ物じゃないって?
酷すぎる気がするが、当たっているかもしれない所が怖い!
「ニンチド調査ショー」なる番組の
明らかに60歳以上を対象としたヨイショ臭が香ばしいです。
内容が”バブルのエピソード”だの”昭和世代が伝えたい曲”等
視聴世代を限定しているのはいっそ清々しいと考えるべきでしょうか?
昭和世代が伝えたいことは平成令和世代に聞かせなければ意味が無いのですが、
昭和「おお、そうだそうだこれこれ!」
という共感を目的にしている昭和世代向け番組なので、まぁなんだかんだ正しいのかもしれませんね。 ……先は無いけど。きよきよしいと言えそうですね。
ここのコメントでも、あーだこーだ文句言いながら払ってる人いるけど、単なるNHKのカモだと早く気づいてね笑
日本の足引っ張るのはあなたのその行動力の欠如だよ。
実はオレ。ヤフーコメントに出入り禁止をくらっている。連発してコメントをいれたのが悪いのか。で、ここで遊ばして貰っている。全然記事とは、関係ないんだが、朝鮮日報の記事に「在日米軍」「在日国連軍」は「朝鮮有事」に出撃するのか?って記事がでている。あれだけ反日に勤しんだ上に、竹島を占領している国を助ける為に、なんで日本が在日基地の使用を認めなきゃいかんのよ。岸田リスクは「訪朝」だけじゃない。ATMだけじゃいけないらしい。このアホ総理、なにが「日米韓」だ!アメリカもアメリカだ!韓をいれるなら日は抜けるわ!
良いこと言いますね!
テレビ番組の半分はワイドショーで、3割がバラエティや通販、ドラマが1割で報道は1割有るかないかといった所でしょうか。ワイドショーもプロのアナウンサーではなく芸人さんが司会してコメンテーターも専門外のワイドショー学者やタレント弁護士なので、バラエティの括りですね。これで「報道機関」とか「ジャーナリズム」とか名乗って良いのでしょうか。
同居の老母がそれこそ起きている間ずっと大音量でテレビをつけてますが、部屋から聞こえてくるテレビの音は下卑た笑い声ばかりで、聞いていてイライラします。NHKの番組でさえ民放みたいに、裏方スタッフの馬鹿笑い声が響いています。
何十年も同じスタイルでやっているのでしょうが、国民の意識の変化に追いついていない。報道は偏っているし、中身のない下らない番組ばかりだし、唯一見ていたスポーツ中継も今やネットだし。テレビが衰退するのも当然の事です。
テレビの視聴時間が減り広告収入が減っている現実を直視し、不偏不党、公正明大な番組作りに取り組むことが、テレビ業界の生き残る道かと思います。ウェブ化とか、そういう小手先の事では無いと思います。
実はオレ。ヤフーコメントに出入り禁止をくらっている。連発してコメントをいれたのが悪いのか。で、ここで遊ばして貰っている。全然記事とは、関係ないんだが、朝鮮日報の記事に「在日米軍」「在日国連軍」は「朝鮮有事」に出撃するのか?って記事がでている。あれだけ反日に勤しんだ上に、竹島を占領している国を助ける為に、なんで日本が在日基地の使用を認めなきゃいかんのよ。岸田リスクは「訪朝」だけじゃない。ATMだけじゃいけないらしい。このアホ総理、なにが「日米韓」だ!アメリカもアメリカだ!韓をいれるなら日は抜けるわ!
私、たろうちゃんファンになりました。
ありがとうございます。寝たきりの私には、なによりものはげましです。ありがとうございます。
素朴な感想ですけど、24時間テレビというビジネスモデル(?)が古くなったのに、アップグレードも捨てることも出来なくなっているのでは、ないでしょうか。
毎度、ばかばかしいお話しを。
テレビ局トップ:「24時間テレビを成功させろ。俺たちの若い頃はなあ、成功させるために全力を尽くしたものだ」
当時と今とでは、テレビの信用度が違うと思いますが。
新宿会計士様 要約
>テレビのように「受け身」で情報が垂れ流されてくる「箱」ではなく、ネットのように「みずから主体的に情報を取りに行かなければならないデバイス」が普及したことに尽きるのではないでしょうか。
>要するに、テレビを点ける人は、それ自体が一種の「習慣」のようになっているケースが多いのではないか
「受け身」で情報が流されてくる「箱」を眺めながら時間を過ごす「習慣」というのは、ネット社会においても言えるかも知れません。
コミュニティノートの実装以来のX(Twitter)民ですが、最近イーロン・マスク氏がブロック機能を廃止する(かも)というポストをしたことで色々と考えています。
所謂左翼の人たち(を主に考えていますが勿論他のクラスタでも根底は同じです)は、ブロックで他者の反論を許さない言論空間を形成し、ソコ以外の情報を見ないことによるエコーチェンバー効果により純粋に極論に向かっているのではないかという仮説です。
「役に立ったコミュノート」をフォローすることで流れてくる情報では、結構「反ワク」「反原発」あたりで固まってる気はします。今後は「反ブロック廃止」クラスタができるかも知れませんw
Xの相互フォローとブロックによる閉鎖言論空間の形成でも、Youtubeの訪問ちゃんねるの固定による情報固定化でも、周回ブログやコメント勢の固定化でも同じですが、
ネット周回場所・発言場所が固定化して習慣されてしまえば、それはテレビ垂れ流し情報を受ける習慣と本質は変わらないんじゃないかもとか思います。
X初心者の私ですが、イーロン氏のコミュノート貼り付けとブロック機能の廃止というのは、こういう閉鎖空間が他者からの批判にさらされることにより、言論空間の正常化を狙っているのなら素晴らしい試みだと考えています。
SNS が憎くてしょうがない人たちがいるのです。
どうゆうひとたちか共通点を探ると、いわゆる健全な言論空間の形成というのが、権益保護権力擁護に他ならないことが浮かびあがって来るはずです。だから気を付けないと考えます。
今年は45回目だそう。「24時間テレビ」 が始まった45年前は、テレビが一晩中放送していること自体が新鮮だったな。まだ24時間営業のコンビニも、ほとんどなかった。セブンイレブンの営業時間は、名前のとおり 「午前7時から午後11時まで」 のところが多かった。
同じ時期に同じ日本テレビ系で始まった 「アメリカ横断ウルトラクイズ」 は1998年で終了。「24時間テレビ」 が続いているのは、儲かるからだろうな。出演者がボランティアじゃなくて、ギャラをもらっているのは有名な話だし。
>利用時間で比べるとオールドメディアはネットの3倍=60代
個人的には正反対ですね。
ネット・YOUTUBEは3時間テレビはニュースで1時間程度ですね。
今のテレビについていけないのと見たい番組はほぼないからね。
NHKもニュースの対価としてはどうなんだろう?
それを言えば、そもそもその調査が正しいのかという論点もありますね。テレビを全く見ない、ネットを活用する高齢者の方もいますし。
>「そもそもテレビをつけない、見てて不快(10代女性/福岡県)」
年代は違うけれど、感想は同じ。
この統計の枠組みも、もうひとひねり必要かもしれないですね。
TV(録画)の需要がネットに流れているのは明白です。
うちの子(今年21歳大学生)は、基本録画でなくTVerかアマゾンプライム等のオンデマンドで済ませています。基本話題のドラマやアニメのようですけど。
自分が、アニメや映画を録画してみていますが、バラエティーは、録画しないので見逃してもスルーですね。
他番組で時間がかぶってもTVer等で見返すかは微妙です。
ニュースもヤフー等で十分の場合が多いので、台風や豪雨関連の映像見たさで見ている場合が多くなりました。
ネットでの視聴内容が今後重要かもしれないですね。
気になったのですが、今の60代は10年前の図表中の「50代」だったはずなので、「60代のメディア利用傾向が10年前とさほどかわらない」ということなら、メディア利用傾向は個人につく部分だけではなく年齢につく部分(つまり同じ人が、年齢が上がると行動が変わって、60代にふさわしい??利用傾向になっていくという要素)が結構ある、ということはないでしょうか。
もしそうだとすれば、今テレビ・新聞を見る高齢層が退場し、今テレビ・新聞を見ない若者と入れ替わっていく、ということだけではなく、今テレビ・新聞を見ない例えば40代が20年後60代になると見るようになる、といった可能性を変数としてそこそこ考慮する必要があるということなのだろうか?
(20年後の60代は今の60代より人口が少ないので、仮に250分を維持できたとしてもオールドメディア自体は縮小するのですが)
図表7で、30代などですこしオールドメディアが増えていた10年前と比べて、図表7の今の60代未満のオールドメディアが直線的に減るようになっていること、60代のオールドメディア利用時間はあまりかわらないがネット利用時間は3倍に増えていること、などから「そのような60代は今の60代で最後」という感じなのかもしれないとも思います。
モーニング娘が好きだった頃、彼女たちが出演しそうな時間だけ録画して観ていた。
60台です。
テレビは結構見てますが、メインはjsports(有料)のスポーツ中継。アナウンサーと解説が好きなんですよ(でも、そこまで熱心でもない)。ウインタースポーツは興味ないので冬場は契約止めてますが。
あとはBSNHKの早朝クラッシックとかトレッキングレース(放送してるのに気が付いて興味ある時)とかワールドニュース。BSフジの、出演者が気になった時の報道番組。
9割はjsports、地上波はゼロ。
「テレビを視聴している」けど、中身は千差万別ですよね。