【滅びゆくメディア】テレビ局の「無礼な取材」の原因
テレビ朝日がゴールデンウィーク中、とある作家の方にツイッターを通じて業務依頼をしてきたため、この作家の方が仕事を受ける条件を問い合わせたところ、テレ朝側からはそれっきり返事がなかったという、大変無礼な事件が発生しています。これに関連し、『弁護士ドットコム』が土曜日に配信した記事では、こうした無礼な取材が行われる理由を「行き過ぎた分業制」にあると述べています。ただ、これに関しては「分業制」というよりも、テレビ局側の特権意識に基づく一種の傲慢さがあるのではないでしょうか?
目次
テレビは特別な存在だった
ひと昔前であれば、私たちのような一般人がテレビに出るためには、かなり特殊な条件がそろうことが必要だったことは間違いありません。
「俺をテレビに出せ」、などとテレビ局に電話しても、テレビに出られるわけではなく、考えられるとしたら素人を集めた番組(たとえばステージ上でカラオケを歌わせる、仮装させる、空中を飛行させる、など)に応募するなどの例外を除けば、せいぜい、運よく街角インタビューに出演するくらいしかなかったのです。
著者自身の記憶ベースで恐縮ですが、アニメにもなった某・国民的人気マンガでむかし、こんなシーンがありました。
「あ、このテレビに出てる人、私の知り合いだ!」
これは、主人公の女子小学生と同居するおばあちゃんが朝の情報番組を見ているときに発したもので、おばあちゃんのこの発言を受けて、家族全員がワラワラとテレビの前に集まってくる、というものです。
アニメの舞台となった某県のローカル番組で、しかも「おばあちゃんの知り合い」という、正直、かなり遠い関係ですが、それでも主人公の女子小学生らが目をキラキラさせて、食い入るようにテレビを見つめるシーンは、なかなかの笑いどころです(ただし、正確なセリフなどについてはあやふやですので、ご了解ください)。
昭和時代、あるいは平成時代になってもしばらくの間は、「テレビに出る」というのは、かなり特別な機会だったことは間違いありません。
ちなみに著者自身も大学生時代、自称公共放送が制作した「学生ディベート番組」にギャラリーとして出演したことがありますが(※全国放送されました)、10時間近く拘束され、出演料は交通費相当額としてたった1,000円で、その自称公共放送の外国人のディレクターに苦言を呈したことは苦い思い出です。
(※どうでもよいのですが、その放送局は少なくとも前世紀には外国人の職員を雇い入れていた、という意味ですが、今になって冷静に考えてみると、放送局に外国人がディレクターなどとして入り込むこと自体、いかがなものかと思います。)
ネットに敗北しつつあるテレビ
いまや誰もがスマホを持つ時代:テレビは「特別な存在」ではなくなった
もっとも、こうした「テレビに出るのが特別な経験である」という状況は、いつのまにか過去のものとなりつつあります。
なぜなら、世の中の68.3%の人がスマートフォンを持っているからです(※2020年時点、出所は令和3年版情報通信白書)。
実際、スマートフォンが1台あれば、じつに多くのことができます。最近ではツイッターやTikTok、YouTubeといったSNSや動画投稿サイトも充実しており、それらの多くは無料でアカウントを開設することが可能ですし、動画のアップロードも本当に簡単です。
じっさい、ツイッター上ではときどき、事件や事故、災害などの現場を撮影した動画もアップロードされるようになっており、それらの動画が「バズ」を起こすことも、よくあります(たいていの場合、それらの動画にはテレビ局の関係者らから「テレビ番組で使わせてほしい」というリプライがついています)。
あるいは、「ユーチューバー」と呼ばれる職業が成り立つ時代になりましたので、その気になれば、動画を作ってYouTubeにアップすれば、それだけで生活していくことだってできます(ただし、動画の再生数が稼げるかどうかは本人の努力と才能次第かもしれませんが)。
メディアの利用時間:高齢層はまだまだ「オールドメディア」が優勢
そして、動画の「作り手」の側が多様化すると当時に、情報の「受け手」の側の行動も、間違いなく変化しています。
『利用時間数でネットに敗北しつつあるオールドメディア』でも取り上げたとおり、総務省が情報通信白書などで公表している調査によれば、テレビの視聴時間(と新聞の購読時間)は、全世代平均で見ると、(少なくとも平日に関しては)ネットに抜かれつつあるのです。
ここで「平日」のデータに限定し、10代から60代までのメディアの平均利用時間をグラフ化してみたものを、再掲しておきたいと思います(ただしこれらの出所はすべて総務省『令和4年版情報通信白書』図表3-8-1-3)。
まずは、60代(図表1)と50代(図表2)です。
図表1 メディアの平均利用時間(平日・60代)
図表2 メディアの平均利用時間(平日・50代)
60代に関しては、やはりテレビ視聴(とくにリアルタイム)の時間数は依然として多く、2021年においてもネットの約2.5倍に達していることがわかりますが、それでも年々ネット利用時間が少しずつ増えているのが印象的です。
また、50代に関しては、2017年ごろはネット利用時間がテレビ(リアルタイム)視聴時間の半分にも達していませんでしたが、これが2021年に入ると、ネットの利用時間が急速に伸び、テレビ(リアルタイム)視聴時間に肉薄してきていることがわかります。
40代以下でネットとテレビが完全逆転
ところが、これが40代以下になると、見事にテレビとネットの逆転が生じます。
図表3を見てください。
図表3 メディアの平均利用時間(平日・40代)
40代のメディアの利用時間、2020年時点でネット利用時間がテレビ(リアルタイム)視聴時間を抜き、21年時点ではこれにテレビ(録画)、新聞、ラジオのすべてを合計した時間を、ネット利用時間が抜き去ってしまいました。
なんとも衝撃的です。
すでに現時点においては、40代以下は利用時間ベースでネットがテレビ(とそれ以外のメディア)の利用時間を(小幅とはいえ)凌駕してしまっているのです。おそらくネットの伸び率などを考えると、この逆転は今後、拡大することはあっても解消することはないのではないでしょうか。
さらに衝撃的な数値があるとしたら、30代以下です。
図表4 メディアの平均利用時間(平日・30代)
まず、30代(図表4)に関しては、2017年時点ですでにネット利用時間がテレビ(リアルタイム)視聴時間とほぼ等しかったのですが、2018年にいったんテレビ(リアルタイム)視聴時間に抜かれたものの、2019年に入り、ネット利用時間がオールドメディアの合計利用時間とほぼ均衡。
2020年には一気に水をあけ、21年に至ってはネット利用時間が全オールドメディア利用時間の約1.5倍に達するほどに、格差が膨らんでいます。
利用時間:20代だとネットがオールドメディアの3倍に!
そして、完全に逆転が生じているのは、20代(図表5)と10代(図表6)です。
図表5 メディアの平均利用時間(平日・20代)
図表6 メディアの平均利用時間(平日・10代)
いかがでしょうか。
20代に関していえば、少なくとも2017年以降、利用時間では全オールドメディアがネットを上回ったことがただの1回もなく、それどころか格差は年々開き、2021年においてはネットだけで全オールドメディア合計の、じつに3倍近くに達しています。
10代に関しては、「ネット/オールドメディア」の利用時間格差はむしろ20代よりも若干緩やかです。その詳しい理由についてはよくわかりませんが、もしかすると10代といえば学生が多く、ネット、オールドメディアともに利用している暇がない、といった事情でもあるのかもしれません。
テレ朝の無礼な依頼事件
弁護士ドットコム「テレビ局の失礼な取材依頼」
いずれにせよ、テレビ(や新聞)の社会的地位は低下する一方、というわけですが、残念ながら、テレビ局の側は、意識が現実に追い付いていないフシがあります。
その証拠でしょうか、『弁護士ドットコムニュース』が土曜日に配信したこんな記事が、なんとも興味深いのです。
テレビ局の「失礼な取材依頼」はなぜ繰り返されるのか? 背景に「行きすぎた分業制」プロデューサー指摘
―――2023/05/13 9:03付 Yahoo!ニュースより【弁護士ドットコムニュース配信】
この記事はテレビプロデューサーの方が執筆したものだそうですが、テーマはテレビ朝日の『グッド!モーニング』という番組から取材を受けた作家の男性が発信したツイートに関するものです(該当するツイートは次のものです)。
【拡散希望】
テレビ朝日「グッド!モーニング」という番組から、失礼な依頼&仕打ちを受けました。下記にその詳細をまとめました。謝罪を要求したいのではなく、本文にある通り、テレビ界の被害者を1人でも減らしたい。その一心で書きました。繰り返しますが拡散希望です。https://t.co/dF8VXwwloJ https://t.co/4yzyVBw3QO— カルロス矢吹@新刊「ピエール瀧の23区23時 2020-2022」発売中‼︎ (@yabukih) May 5, 2023
『弁護士ドットコム』の記事によると、作家のカルロス矢吹氏が『グッド!モーニング』からツイッター経由で規格への協力依頼を受けたため、報酬などの諸条件を確認したところ、それっきり相手からの返信が途絶えた、というものです。
じつは、カルロス矢吹氏のこのツイートは、noteの記事『テレビ朝日「グッド!モーニング」からの失礼な依頼に関して(2023年5月13日12:30に追記)』とともにゴールデンウィーク中に発信されているため、すでに一読したという方もいらっしゃるでしょう。
(※余談ですが、こちらのnoteの記事では、カルロス矢吹氏がテレ朝から依頼を受けたのがゴールデンウィークの最中だった、といった事情なども詳しく書かれているため、『弁護士ドットコム』の記事とあわせて確認すると、テレ朝の非常識さに関する理解も深まるかもしれません。)
丸投げアタックと無礼な取材
それはともかく、『弁護士ドットコム』の記事では、こんなことが記載されています。
「こうした問題は何度も繰り返されてきた。このテレビ業界の『欠陥』とも言える事態の理由は、番組を効率的かつ安価に、しかも継続的に制作するため『あまりにも分業制が進みすぎた』ことにある」。
この記事の執筆者の見解によると、ニューズ番組やワイドショーなどはタイムリーな話題を取り上げることが多いことから、通常で半年、長くても1~2日の準備で番組を制作しているのだそうです。その結果発生するのは、「識者選定→依頼→取材完了」までの「丸投げタイムアタック」です。
「制作現場は時間との闘いのため、外部の専門家などに取材協力を依頼する場合には、『お願いしてからOKをもらって取材完了までの時間』をとにかく縮めるのがキモになる」。
ちなみに「丸投げタイムアタック」とは、プロデューサーやチーフディレクターなどが企画した内容に基づき、ディレクターが政策を担当し、アシスタント・ディレクター(AD)やリサーチャーなどに取材の依頼作業を「丸投げ」するという構造のことだそうです。
これについて執筆者の方は、問題のカルロス矢吹氏に対する依頼主も、「ADたちかもしれない」、と述べますが、その際に問題となるのは、その「ADたち」が時間に追われながら作業しているため、肝心の「規格の詳しい内容や必要とされている協力者の条件」を深く理解していないことが多い、という点なのだとか。
その結果発生するのが、「失礼な依頼」です。
「依頼を担当するADやリサーチャーが企画の内容や相手のことを理解しないまま声をかけてしまうので、『まだ採用されるかわかりません。謝礼も払えるかわかりません。でも、どういうことをご存知か詳しく教えてください』という失礼な依頼になるわけだ」。
なるほど、これは大変に無礼です。
余談を2つ
ここで、余談を2つほど。
カルロス矢吹氏のnoteを改めて読んでみると、5月13日12時30分付で追記がありました。
これによると、問題の取材に関連し、テレビ朝日側からは誠意がある謝罪自体はなされたのだそうであり、これを受けてカルロス矢吹氏は「改めて条件を提示していただいたうえで仕事を依頼された」ものの、「そちらはお断りした」、「僕としては、この件は以上」、などとしています。
したがって、「テレビ朝日がカルロス矢吹氏に謝罪をしていない」という話ではないことに関しては、公正さのため、いちおう付記しておく必要はあるでしょう。
その一方、著者自身も(詳しく触れることは控えますが)とあるビジネスを営んでいるのですが、ごくたまに、「大した内容じゃないので教えてほしい(けれどもおカネは払わない)」という、大変無礼な依頼が舞い込んでくることもあります(※ただし、そのような依頼をしてくる者はマスコミ関係者とは限りませんが…)。
正直、その相談内容が「大した内容」なのか、そうじゃないのかを決めるのは、こちらです。それに、基本的にはこの手の「専門家に専門知識を無料で聞く」という態度は、決して褒められたものではありません(もちろん、情報収集などの目的もあるので、無料相談に応じることがないわけではないのですが…)。
原因は「分業制」ではなく「特権意識」
それはともかくとして、この「テレビ局の無礼な取材依頼」が発生する原因について、『弁護士ドットコム』の記事では「分業制」に原因を求めているのですが、この点については、あまり共感できません。もう少しいえば、テレビ業界関係者の「特権意識」のようなものが原因ではないかとも思えるのです。
実際、『Yahoo!ニュース』の読者コメント欄を眺めていると、こんな趣旨の指摘が相次いでいます。
「テレビ局は過去の栄光を引きずったままなのではないか」。
この「過去の栄光」とは、「テレビに出ることが特別だった時代」のことです。冒頭の話題ではありませんがこのコメント主の方の指摘通り、たしかに昔はテレビカメラがあるだけで人だかりができていましたし、テレビで取り上げられたら「有名店」になったからです。
あるいは、「特権意識」ではなく「傲慢さ」とでもいえば良いでしょうか。
これに加え、こんな趣旨のコメントもありました。
「本来、細分化された分業制は、それ自体が悪いことではない。テレビ業界は『行き過ぎた分業制』が問題なのではなく、『行き過ぎた分業制の結果、テレビ業界では上から下まで無責任な体制が出来上がってしまっていること』が問題だ」。
このコメントが、個人的に最もしっくり来るものです。
そういえば、こうした「無責任さ」に関連し、もうひとつ思い出すのは『電話1本でアポを「ドタキャン」日本テレビの非常識さ』でも取り上げた、「中目黒の人気店がテレビ取材に合わせてフルーツサンドを1000個製造したところ、日テレ側が取材を直前で一方的に中止した」、という話題です。
それも、「いきなりアポを入れる」というのは、今回のテレ朝の事例とそっくりです。
さらには、「公共放送」を自称していながら、ドラマの撮影中に国の重要文化財である寺院の本堂の縁側で10人がダンスするシーンのリハーサル中に床を踏み抜くなどして貴重な文化遺産を破壊したNHK(『NHKがまた文化財を破壊し、薄っぺらい謝罪文を公表』等参照)という事例もあります。
どうでも良いのですが、これが本当の「NHKがぶっ壊す」、でしょうか?
マスゴミvsネット
さて、インターネット上で自然発生的に広まった用語に「マスゴミ」があります。
著者自身の理解に基づけば、もともとの意味合いは「ゴミのような情報ばかり垂れ流すこと」に対する一般国民の怒りを込めたネットスラングですが、最近だと新聞、テレビ関係者の不祥事、あるいは取材や番組制作無責任さに対しても、大変厳しい目が向けられていることは間違いありません。
こうしたなかで情報通信白書の話題に戻ると、若い層ほどテレビ(や新聞などのオールドメディア)を見ないこと、オールドメディアの利用時間は年々減少し、ネットの利用時間格差は年々増加するという傾向がみられることは、改めて指摘するまでもないでしょう。
こうしたなか、全世代の平均に関していえば、ネット利用時間は2020年時点で、テレビ(リアルタイム視聴)と逆転し、21年にはさらにオールドメディア利用時間が減っていますが、それでも辛うじてオールドメディア全体がネットを上回っていることが確認できます(図表7)。
図表7 メディアの平均利用時間(平日・全世代)
しかし、今年の夏にも公表されるであろう2022年の数値では、下手をすると「全世代においてネット利用時間がオールドメディアの合計利用時間を抜き去る」、という展開もあり得るかもしれません。
実際、すでに広告の世界では、2022年ではネット広告費がマスコミ4媒体(新聞、テレビ、雑誌、ラジオ)の広告費合計を抜き去り、どんどん差をつけている(『ネット広告費が史上初の3兆円台:マスコミ退勢は続く』参照)状況にあります。
さらには『チューナーレスTV普及促進でNHKが業界をぶっ壊す』などでも指摘したとおり、世の中には少しずつ、チューナーレステレビなる商品も出現し始めていますし、視聴者、広告主、クリエイターがテレビ業界からそっぽを向くという「三重苦」も広まっているようです。
新聞業界に関しては、遅くとも13.98年以内に、下手をするとそれよりもかなり早いタイミングで、多くのメディアで朝刊部数がゼロになると考えられますが(『新聞朝刊の寿命は13.98年?』等参照)、テレビ業界も案外、新聞業界と前後して寿命を迎えるのかもしれません。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
TVは、全く見ない、本当に要らない。
とにかく、見る番組が無いどころか、見たら気分が悪くなる、頭が溶解していくような低俗を通り越して、全く中身の無い番組ばかり。芸人の馬鹿げた番組、本当に誰が見ているのか?
若い人が見ないのは、良く分かる。若い人がこんなバカげた意味のない番組を見ていたら、国の将来が本当に危ぶまれる。老年者が居なくなれば、もう見る人は居ない。
老年者でも、ネットリテラシーのある人は、見ない。私も老年者だが、全く見ない。
NHKだけじゃなく民放も全部ぶっ潰して、地上波でインターネットが利用できるような技術を開発して、どこにいてもネットが利用できるようにしてすればいい。
NHKの存在理由の1つである 「放送技術の研究」 も、もはや必要ないかもしれませんね。それより有事や大規模災害発生時にもインターネットが使用不能にならないような技術の研究のほうが大事。
ホリエモンによれば、イーロン・マスクのスペースX社が実用化して、現在はウクライナにも提供されている衛星インターネットの 「スターリンク」 は、技術的にはそれほど難しいものではないそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=xjERqj8UYy0&t=1053s
いい情報を教えていただきありがとうございます。
そうでしたね。ウクライナに提供されて軍事作戦に使われていますね。
毎日、放送されている馬鹿げた番組を見ると、残念ながら、TVの必要性は感じられません。こんな番組を作るために、別の方が書いておられるようなカースト制のような人格を無視したような職場環境で働いている人達がいると考えると、つくづく気の毒です。
全く同感
まだテレビや新聞なんか見てる人は、本当に頭が悪いと思う
> まだテレビや新聞なんか見てる人は、本当に頭が悪い
そこまで言い切るからには、新聞社・通信社やテレビ局が編集・配信する情報はポータルサイト経由などのものも、また、これらを二次情報(三次、…)とするSNSはじめあらゆるWeb上の情報も、その一切を目にせず過ごしているんでしょうね。ちなみにこちらのサイトのコンテンツでもテレビや新聞が配信する情報を利用していますが、こちらを訪れる自身の言行に矛盾はないでしょうか。
>まだテレビや新聞なんか見てる人は、本当に頭が悪いと「思う」
「思う」と書いてある
つまり「それってあなたの感想ですよね」ってこと
だいたいコメントは個人の主観に基づく感想が主
いちいち個人の感想にかみつくのはいかがと思います
テレビ業界は、分業制というよりカースト制でしょう。
おそらくアシスタント・ディレクターやリサーチャーはテレビ局の社員ではなく、制作会社やフリーランスの外部スタッフで、日本国憲法で保障されている 「健康で文化的な最低限度の生活」 も送れていないと思います。
記者は無礼な職業集団です。
「お前の知っていることを教えろ」
これが彼らの基本態度です。
「一昨日来な、人に知って欲しいなら、勝手に発言するだけさね」
これが今のひとの平均的な反応なのが悔しくてしょうがないのです。
「匿名」が多いな、気持ち悪い。
若い人たちの間では、「昨日テレビでさ・・・」という会話も減っているんでしょうね。ツイッターなどのSNSや動画SNSの話題をテレビでするようになって、テレビも情報収集先が変わってきてますね。スピードではネットに勝てないんじゃないでしょうか。
個人的には、日本人はIT化対応が遅いと感じてますが。昔の携帯電話の時代は日本は間違いなくIT先進国でしたが、スマートフォン以降は新しいものに対する対応が遅いですね。
あるユーチューバーが言ってましたが、日本人から見てインドとか後進国というような目で見ているが、海外の方がIT化は早いと言っていました。日本はITではどんどん後進国化していると。
もっとも、ネット社会がいいとは言い切れません。ユーチューブも配信の内容によって止められたり、フェイスブック等のコメント欄も、問題と思われるコメントが削除されたり非表示にされたり、コメントの表示もSNSの自動的な制限によって一部しか表示されないなど、いわゆる悪いと思われるものは隠されて良いと思われるものが表示される「ホワイト化」が進んでいます。困ったことに、非表示にされる基準が不透明なことです。AIの何らかのアルゴリズムで表示・非表示が決められます。提供者側は「AIがそう判断したので」の言い訳で済ませちゃっていますし。
インドの IT 進化速度は速いです。新しもの好きの若い衆がどんどん取り入れて行って自己変革していくからです。
「年寄りが置き去りにされるって? そんなことは起きない。先に会得した集団が周囲に教えてあげるだけだ」
政府関係者の発言だったと記憶しますが、そういう意味の記事を以前読みました。若年層人口が厚い国は進歩をためらわないないのです。
はにわファクトリー様
>インドの IT 進化速度は速いです。新しもの好きの若い衆がどんどん取り入れて行って自己変革していくからです。
一昔前の在日インド人といえば、インド料理店とかで働いている人みたいなイメージが有りましたが、今はインド人といえば。IT関係者が多いとか。東京なんか歩いていると、スーツをバシッと着たインド人を確かによく見かけます。
インドにIT技術者が多いのは、カースト制度を無視して出世できるためと言われてますね。他の国でも、IT技術者なら学歴なんかより成果で評価されるから、必死で演る人が多いんでしょうね。個人的にもIT技術者さんを見てきた経験で言えば、できる人とできない人の差が大きいですね。
ロシアや北朝鮮なんかもハッキング能力が高いですから、日本も目を覚まさなければいけないと思うんですが。遅いんですよね、日本人。
そのyoutuber、後進的な頭してるね
日本は今かなり巻き返してるんだが、現実も見れないのかな?
そして、ソースはどこかな?自分にはあるが
インドは衰退した韓国を抜くどころか、日本や中国を抜くのは時間の問題なのは周知の事実でしょ
あなたのような悲観論のみで対案も出さない年寄りが減れば日本はさらに良くなるだろうね
サムライアベンジャー さま
>インドにIT技術者が多いのは、カースト制度を無視して出世できるためと言われてますね
そのとおりです。カーストの本質は世襲化された職業集団なのですが、カシラからシモまでが分業された結果、身分制と見分けがつかなくなっています。そして、新しく生まれた職業はそんな因習とはまるで関係がない。智慧を磨いて身を立てるという進取の精神は彼らの社会には徹底しています。知り合いのインド人高校生が IIT を狙っていますが、どこに入学するのか報告を心待ちにしているところです。
インド人は、DNAで数学が得意なんでしょう。インド式算数計算法、というものがあるくらいですから。
はにわファクトリー様
>そして、新しく生まれた職業はそんな因習とはまるで関係がない
そうですよね、新しい職業だからIT技術者だとカースト制度の影響を受けないと。
カースト制度は、イギリス統治時代に、イギリスが差別を強めてああいうふうになったと言われています。本来の姿ではないのでしょうね。
アメリカにいた頃、インド系のアメリカ人の友人がたくさんいて、みな理系で頭が良かったのを覚えています。いまのGoogleのCEOもインド系でしたっけ?
インダス文明とかを始めかつては世界に影響を与えた文化をたくさん産み、ムガール帝国(=モンゴル帝国)だった時期もあった。もともとポテンシャルは高いと思うので、頑張ってほしい国ですね。
インドに話題が移りましたね。
インドで、0(ゼロの概念)が発見されたとも言われています。ですから、数学の脳力が高いのかもしれません。理系に強い先天的な脳力があるのでしょう。
米国人の貢献として発表される医学や科学の分野での実績も、実はインド系米国人が行ったものが多いようです。医学での実績は、我々日本人も既に多く恩恵を受けている極めて実際的な治療法もあるようです。
更に、仏教やヨガの発祥地でもあり、人間の根源に関わる哲学の分野でも世界に貢献しています。
つまり、インド人は、本質から考えることが得意のようです。
グーグルのCEOになった女性の方は、その優れた能力・脳力は勿論ですが、その人格・人柄によって、CEOに選ばれたと言われています。
総じて、インド人は、控えめで謙虚な印象があります。
日本は、仏教の影響を最も多く受けた国です。
インドとの親和性は良いと思います。
安倍首相は、インドとの友好を最も重視していたようです。
これからは、インドとの関係性をもっと研究して行くべきだと思っています。
サムライアベンジャー(「匿名」というHNは、在日コリアンの通名と同じ恥ずべき行為)様 とはにわファクトリー様のやりとりに割って入ろうとする「匿名」さんのずぶとさに思わず失笑。
横から突然失礼しました。
理系初老様
返信のラインを良く見て頂ければいいのですが、割り込んではいないと思いますが・・・。
それはともかく、せっかく読んでいただけたのであれば、この機会に、インドに注目し関心を持って頂ければ、と思います。
「だから、匿名だとわかんないんだってば。」とツッコんだ人多いでしょうね。
そのyoutuber、頭悪いんじゃね?何かデータあるんすか?(某ひろゆき並)
IT化が遅れてる〜とか言われてビリのドンケツから、かなり巻き返しつつあるのが今の日本なのに
かと言って、インドが後進国と思ってるのは情弱だけでしょ
衰退する韓国は抜き去って久しいし、もう日本や中国を抜き去るのも時間の問題なのに
還暦過ぎのジジイですがテレビ見るのは
スポーツのライブ観戦のときくらいです
あとはappleTVを繋いでyoutubeを見るモニターになってます
本題から少し逸れますが、チャットGPTがもっと進化したあかつきにはITがニュース番組を制作する時代が来るように思います(今でも自動音声によるニュースがありますが、あれは原稿を読み上げるだけ)。 ゲスト出演する専門家よりも更に幅広く専門的知識を国内外のネットから集めて優れた分析することも可能な筈であり、今回のように慌ただしく依頼をして、それっきりということもなくなるでしょう。
放送局としては、ニュース番組のアナウンサーはじめディレクター他アシスタント等の人件費を大幅にコストカットできるので、世界のどこかで既に開発が着手されているかもしれませんね。視聴者も明らかに即席で作ったと分かる薄っぺらいワイドショーなんか見たくないし。
そういうシンギュラリティポイントぎりぎりの世の中が目前に迫っているように感じます。
>ITがニュース番組を制作
AIがでたらめな情報を学習させられている分野(日韓関係、金融関係、環境問題など)ではかなり心配ですね。。
人間が作っている現在でも、同じかもしれませんよ。時々プロパガンダまがいの記事を目にします。例えば昨年の急な円安の際はマスコミ各社とも円安・日銀悪玉論一色でした。もしITがニュースを制作したとすると、どのようなものになるのか想像したりしています。
・悪い新聞記者と善い新聞記者
・ハカイダーとキカイダー
・ドクターキリコとブラックジャック
いちばん見ものなのはどれか、という設問が意味を持ってきそうです
個人的にも経験があります。
TV局ではなく新聞社ですが、役場経由で取材の申し入れがあり、役場担当から「連絡先(個人情報)を伝えても良いか」と訊かれました。正直大嫌いな新聞社(長野で信濃~~ではなく志那の~~とか呼ばれてるアレ)ですが、同じ立場の同業者や後続の助けになればと思い承諾。でその後、なんもありません。
個人情報を収集するだけとか企業としてどうなん?話を持ちかけた後にバックレるとか社会人としてどうなん?それともそんな管理もできないほど能力低いの?新聞に載せてやるんだありがたく思え、載せずに話が流れてもこちらの自由だ、くらいの意識が根底になければ、普通の人間同士の付き合いであればありえないでしょう。更に嫌いになりましたとさ。
そもそも考えてみれば、私がちょっと協力したところで、「同じ立場にあってたまたまその新聞を読んで有益な情報として拾ってくれる人間」がほぼ居ないのではないかと思いました。ましてや後続となる「若者」であんな新聞を熱心に読むやつなんておるか……?大抵はgoogle開いて「農業 独立 制度」とか検索すれば終わるでしょう。
もしまた同じような機会があれば、適当におちょくった挙げ句にお断りしてやろうと思います。基本的には職業に貴賎無しと考えていますが、奴等のは真っ当な職業の枠に入れたくありません。
取材依頼の電話があったので了解したが、その後連絡も無かったのに、1か月程後に雑誌が届きました。見ると、こちらの発言がカッコ内に書かれていました。取材もされていないから、発言したはずもないのに。しかも、こちらの名前も間違っていました。ある東南アジアの国の経済誌でした。マスコミ界の実態は、何処の国も同じ?
自分の例でも大概だと思ったのに、一段と凄まじいですね(笑)
記事を作って紙幅を埋めるのありきで、内容や影響なんてどーでも良い、というところでしょうかね。取材依頼を以ってもう仕事は終わっていて、あとは捏造すればヨシ!とか。
東南アジアだしなぁとか納得しかけますが(ド偏見)、欧米だろうがメディアのクソムーブはネット登場以前※からよく言われる事でもあります。世界共通っぽいですね。
※[it’s media]として知られる風刺画は1985年のドキュメンタリドラマの危険性に関するエッセイに添えられたものだそう。当時すでに大メディアは切り貼り過演出捏造上等だったと。
あの時、何故、雑誌を送って来たのか考えると、記事にリアリティを出す為に、こちらのコメントが(架空にでも)必要だったんでしょう。それで、こちらという存在を使ったから、掲載誌送っておかなきゃマズイかなぁと考えたんでしょう。
しかし、リアリティを作る為に、架空を作るとは?
何か、頭がこんがらがって来ましたね。
これが、マスコミの実態の一部ですか?
昭和が懐かしいけど、世の中、常に変化しているんですね・・・。
17時半 笑点の大喜利
18時 ちびまる子ちゃん
18時半 サザエさん
明日から学校か・・・・。
団塊ジュニア世代の私は、
ゴレンジャー
タイムボカン
あばれはっちゃく
まんが日本昔ばなし
部長刑事
全員集合→ひょうきん族
、
記憶を頼りに書いてます
順番が違うかも。
懐かしい番組名ですね~~~~~~。
昭和後期、テレビは王様の時代でしたね。
テレビ(深夜ラジオもか)の話題に参加できなかった時期があり、番組を見逃すと孤独感がありました。
(どの時代も有能なクリエイターは、新しい環境・方法でモノを創り出していますね)
まさか未来において昭和の見逃し番組を視聴できるとは考えもしなかった・・。
長生きしてて本当によかったです。リベンジ視聴でしょうか。
全員集合→ひょうきん族→加トちゃんケンちゃん??
>滅びゆくメディア
今はテレビ以外の面白い時間の使い方がありますし、誰でも手軽に世界へモノを発信できる時代。
新聞紙と違い全国紙からの倒産でなく、人口減で地方テレビ局から倒産でしょうか。
そして、日曜洋画劇場のエンディング音楽で激しく落ち込む….
そうでしたね。すっかり、忘れていました。
日曜洋画劇場を観るのは、風呂に入った後だったか前だったか
日曜が終わる・・・・。ラストスパートですね。
エンディング音楽もそうなんですが、淀川さんのかすれ声
「いやぁ、映画って本当にいいもんですね~」
「さよなら、さよなら、さよなら」
日曜洋画劇場の前に、
マチャアキの西遊記を忘れないで
ゴダイゴのガンダーラが流れると、
楽しい休みも終わりかと
さびしくなりましたね。
テレビ局などのマスコミではバイトなどをかき集めた部隊が人海戦術でTwitterなどのSNSを巡回して記事ネタになりそうなものを見つけて、投稿者にダイレクトメッセージを投げて映像を貰ったり取材をしています。
『こちちはナントカTVのナニナニの番組です。動画・写真を使わせていただけないでしょうか。お話を伺えないでしょうか。ご返信お待ちしています。』というふうに。
ニュースやワイドショーで『視聴者提供』という映像などはそうやって取材したものを使用しています。
内部告発者の保護をいい加減にして退職&左遷に追い込んだTBSですが、謝罪しないどころかその事を報道するなと「お仲間」に働きかけていたことが発覚。
成田闘争でテロリストのアッシー君をやらかした時から全く変わってませんね。BPOも真面目に取り上げる気など更々無く、所詮「ガス抜きのお友達人事組織」でしかありません。
そういう屑マスゴミの顔色を伺う政治屋は選挙で落とさないと。
倉◯まり子さんを投資ジャーナルの江◯会長の愛人と決めつけて、
会見で否定する本人に執拗に追及する芸能レポーター達の顔は
もはや人間ではありませんでしたね。