為替介入の副作用?債務の膨張は純粋に韓国国内の問題
助けても助けなくても恨み言、ならば関わらない方が良い
当ウェブサイトではここ数日、韓国の家計債務の問題を話題としてしばしば取り上げています。昨日は外為市場で、米ドル・韓国ウォンの為替レート(USDKRW)が瞬間風速的に、1ドル=1200ウォンを超えるなど、約1年2ヵ月ぶりの安値水準を付ける局面も見られました。ただ、問題の本質は為替相場ではありません。為替介入などの結果、野放図に拡大したマネタリーベースをどう処理するかという話であり、これは純粋に韓国の国内問題なのです。
目次
韓国の家計債務の問題
『韓国家計債務問題深刻化も金融危機の日本波及は限定的』や『韓国金融統計で見える「若者がカネ借りて投機する国」』などでも含め、当ウェブサイトで最近、しばしば言及している話題のひとつが、韓国の家計部門の過剰債務、という論点です。
この点、なにをもって「過剰」とみなすかについては、金融界にも諸説あるため、一概に「ここからが過剰債務だ」とはいえません。
ただ、韓国の場合は、家計債務の増加ペースが非常に速く、しかもカネを借りた家計部門が、不動産のみならず、株式、暗号資産など、価格の「ボラティリティ」(変動性)が極めて高いとされるリスク資産に資金を投じているという問題があります。
さらに問題があるのは、韓国の場合、中央銀行である韓国銀行が、どうも為替介入の結果、マネタリーベースを増大させているように見受けられることです。
韓国の通貨・ウォンは、基本的にはいわゆる「ソフト・カレンシー」(自国で限定的にしか通用しない通貨)であって、いわゆる「ハード・カレンシー」、すなわち国際的な資本市場で広く通用する通貨ではありません。韓国企業は国際的に生産活動をするうえで、外貨でおカネを借りることが必要です。
したがって、ウォンの価値が下がれば困ります。しかも、韓国は輸出立国であり、韓国ウォンの価値が上がり過ぎたとすれば、今度は輸出競争力が損なわれるため、困ります。つまり、許容される為替相場のレンジが非常に狭く、常にボラティリティを抑制しなければならないというのが韓国の通貨当局にとっての課題、ということです。
ただ、非常に困ったことに、昨年のコロナ禍以降、米国のFRBを含めた主要国の中央銀行が金融緩和政策に相次いで踏み切っています。
FRB主犯説とその逆回転リスク
以上より、次のような「韓国家計債務FRB主犯説」を組み立てると、現在、世界と韓国の金融市場で発生している出来事を、うまく説明することができるのです。
韓国家計債務「FRB主犯」説
- ①FRB等、主要国中央銀行による金融緩和
- ②為替市場で韓国ウォンを含めたEM(※)通貨高
- ③韓国の通貨当局が「ウォン高になり過ぎれば輸出業者が困る」と判断
- ④韓国のウォン売り・ドル買い介入(→外貨準備の増加)
- ⑤市中のウォン流通量が増大(→マネタリーベースの増加)
- ⑥金融機関の家計向けローンが増大(→家計債務の増大)
- ⑦カネを借りた家計がリスク資産(株式、不動産、暗号資産など)を購入
- ⑧韓国ウォンがビットコイン取引通貨の第3位に浮上
(【出所】著者作成。なお、「EM」とは “Emerging Markets” 、つまり「新興市場諸国」のこと)
…。
それにしても『韓国ウォン、ビットコイン取引量で「世界3位」の衝撃』でもなどでも述べたとおり、ソフト・カレンシーであるはずの韓国ウォンが、ビットコインの取引通貨でシェア第3位を占めているというのも驚きですね。
「家計債務で消費抑制」、そういう問題じゃないのですが…
こうしたなか、韓国メディア『ハンギョレ新聞』(日本語版)に昨日、こんな記事が掲載されていました。
韓国、約170兆円の家計債務…返済のために消費は減り、労働は増える
―――2021-10-12 07:53付 ハンギョレ新聞日本語版より
これは、「家計債務が一国内で適正水準を超えれば、不良化の危険性はもとより、消費を萎縮させるなど、マクロ経済の変数にも影響を及ぼす」、「借金を返済するために労働時間を増やす現象も起こりうる」としたうえで、現在の韓国の家計債務状況について議論したものです。
ハンギョレ新聞によると、韓国銀行は今年、家計債務の増大が消費委縮につながる可能性を指摘する報告書などを多く公表しているそうであり、「現在の負債規模が適正水準を超えつつあるという認識」をほのめかしている、などと指摘します。
当ウェブサイトに言わせれば、韓国銀行自身が韓国の過剰債務問題の一端を担っている当事者です。「韓国銀行による為替介入とマネタリーベースの増大が家計債務問題を深刻化させている」という指摘がないあたり、「絶対に自分の責任を認めない態度」に見えて仕方がありませんが、この点はとりあえず脇に置きましょう。
ハンギョレ新聞によると、先月まとめられた『金融安定状況』とういレポートでは、可処分所得に対する元利金の比率(DSR)が45.9%、所得に対する負債の比率(LTI)が382.7%に達し、こうした状況のせいで韓国の家計が「消費を減らすことになる」と述べているのだとか。
DSRが約50%、LTIが400%近いというのも凄い話ですが、この状況でFRBが資産購入の段階的縮小(テーパリング)を開始し、先ほどの①~⑧の流れが猛烈に逆回転をし始めると、消費委縮どころではないインパクトが韓国経済に襲い掛かるような気がするのですが、いかがでしょうか。
インフレよりも為替介入によるマネタリーベース減少が心配
こうしたなか、別の韓国メディア『中央日報』(日本語版)には本日、こんな記事も出ていました。
インフレ恐怖でウォンが一時1200ウォンまで下落…サムスン電子の株価も7万ウォン下回る
―――2021.10.13 06:57付 中央日報日本語版より
中央日報によると、12日のソウル外為市場で、ウォン相場は約1年2ヵ月ぶりに、1ドル=1200ウォンの水準にまで値を下げたのだそうです。
もちろん、この日のウォン安については、ウォンだけが下がったのではなく、主要国通貨(ユーロ、円など)もドルに対して下げているため、「ウォンの一人負け」というわけではありません。
ただ、中央日報はこれについて、原油価格などの急騰を受けた世界的なインフレ懸念が強まるなかで、「ドルの価値が世界的に上昇」していて、さらには「物価上昇と景気萎縮(いわゆるスタグフレーション)」の懸念も強まってきた、と述べています。
もっとも、昨日、ウォンの対ドル相場が、いったん1ドル=1200ウォンの大台を超した直後に、不自然な戻し方をしているという点については、中央日報の記事に言及はありません(通貨当局による為替介入の動きでしょうか?)。
ただ、この点を除いたとしても、韓国という「EM」から外国人の投資マネーが引き上げられるというなかで、もしも韓国の通貨当局がウォン安を防衛するための為替介入を本格化させていくとすれば、自然と金融引締め効果が生じて来ることは間違いありません。
韓国の場合、利上げよりもこちらの「自国通貨高抑制の為替介入+マネタリーベース増大」という現象とその副作用の方が、むしろ金融政策としては重要なファクターではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
結局それは韓国の問題
日本では1990年代後半から2000年代前半にかけて、金融機関の経営不安が相次いで取りざたされました。
著者私見ですが、その本質は、バブル期の乱脈融資の後遺症が金融機関経営の重しとなったというものですが、その不良債権問題を、日本は結局、自力で何とか処理し切りました。
日本が自力で不良債権問題の処理に成功した理由は、よくわかりません。
日本人独自の勤勉さ、マジメさのためなのか、それとも、もともと日本が国を挙げて、外国からおカネをあまり借りていなかったという事情もあったのかについては、金融史の観点から研究に値するテーマだとは思います。
ただ、韓国の場合は、1997年にせよ、2008年にせよ、危機に陥った際には、常に「助けてくれる外国」がいました。1990年代の日本と現在の韓国の大きな違いは、「外国からカネを借りているかどうか」と、「助けてくれる外国がいるかどうか」という点にあるのだと思います。
ついでですが、そろそろ韓国からSOSが飛んで来るかもしれないというなかで、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に掲載された、今から12年少々前の記事をご覧ください。
「韓国が厳しい時、日本が最も遅く外貨融通」
―――2009.07.07 08:07付 中央日報日本語版より
この記事の冒頭に、当時の企画財政部長官による、こんな発言が紹介されています。
「韓国が最も厳しい時に外貨を融通してくれたのは、米中日の中で日本が最後だ/世界第2位の経済大国なのに、日本は出し惜しみをしている気がする」。
助けてあげなければ「隣国なのに助けてくれない」と恨み言を言われ、助けてあげても「日本は出し惜しみした」と恨み言を言われる…。
結局のところ、これがすべてなのでしょう。
金融システムの健全性というのも、結局のところ、すべてはその国の問題であり、これは日本であっても韓国であっても変わるところではないのだ、と申し上げたい次第です。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。
ツイート @新宿会計士をフォロー
読者コメント一覧
※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。
やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。
※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。
※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。
当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。
コメントを残す
【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
ウ恩が下がればKOSPIが下がる。日本は円が下がると日経平均が上がる。何故だ?
経済音痴はこの程度も分かりません。しかし彼等の誇りのサムスン(株)も下がり続けて
なぁんか底の方で良くない大きな流れが半島南で起きているようだ。は分かる。
それで庶民は借金で投資(投機?)に走る。
そりゃ日本の金に目がくらむでしょ。日本国内で韓国助けろ~が弱いのは彼等の自業自得
夜盗が何が何でも政権奪取に動くのも分かる。(民団、朝鮮総連がちらつく)
メデアの常に政権非難! が鼻について来ているのが今なんだけど彼等は分かるかなぁ
普通の日本人さま
韓国の理屈は、これが分かりやすいのでは。
ウオン・ドル為替相場「危機の兆候」1ドル1200ウォン突破
https://www.kedglobal.com/newsView/ked202110120012?lang=jp
韓国さんはスタグフレーションに怯えているのですね。
恐がる必要なんてありません。
恐いのは、スタグフレーションという言葉の意味がわからず、怪物が襲いかかろうとしているように誤解しているからです。
韓国さんにもわかるように、やさしく説明してあげましょう。
物価の上昇が止まり、下落に転じさえすれば、ただのデフレで済みます。
これはよくあることです。
日本もず〜っとそんな状態です。
だから、とっくに日本を越えたはずの韓国さんが心配するようなことではありません。
では、なぜ物価が上昇するのか。
需要と供給なんて難しいことを言ってもわからないでしょうから、結論だけ言いましょう。
韓国で、お金がじゃぶじゃぶ余っているからです。
でも大丈夫。
韓国さんの金余りを解消しようと、外資が韓国からお金を抜き始めています。
外資が十分にお金を抜き取って、余らない正常な状態に戻れば、物価の上昇も止まります。
だから、外資の方々が韓国からお金を抜いてくれるのを、もう少しだけ待てば大丈夫です。
ほら、安心できたでしょ。
安らかにお眠りなさい。
イーシャさま
>外資が十分にお金を抜き取って、余らない正常な状態に戻れば、物価の上昇も止まります。
お金を抜くとウォンの価値が下がって、輸入品が高くなるから、「物価の上昇が止まる」は嘘ニダ。
ウォンの価値が下がると輸出に有利になり、それで儲けたお金が、また外資に持っていかれるニダ。
妄想を書いてたら、有ってもおかしくない話になってしまったニダ。
自分で蒔いた種は自分で刈り取る。
金融バブルは自ら招いたのだからバブル崩壊で金融危機が起きても、誰にも頼らず自力で解決が当たり前。
日本に縋ってもよもや岸田さん助けないですよね。今こそ非韓三原則の発動の時かと。
その諺昔からあるけど
よくわからんけど、有害植物の種を撒いたってこと?
英語由来のことわざだとは知りませんでした。
「自分で蒔いた種は自分で刈り取る」という英語由来のことわざから生まれた言い回しである。「自分で蒔いた種は自分で刈り取る(you reap what you sow)」とは、自分の身に起こることは全て自分の過去の行動がもたらしたものであるという意味のことわざである。
出典
https://www.weblio.jp/content/%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%A7%E8%92%94%E3%81%84%E3%81%9F%E7%A8%AE
you reap what you sow
「良くも悪くも蒔いた種は自分で刈り取る」と言う事らしいですな。
日本語になっちゃうと「悪い種」限定な感じですね。
要するに「自業自得」「身から出た錆」ということかな。
~~だから、蒔くのならば悪い種でなく良い種を蒔くべきだ、という教えのようですね。聖書からだそうで。福沢翁の「天は人の上に~~でも現実にはそうもいってらんないから頑張ろうね」に近いですね。
大昔からこれが語られ、現在でも皆で諳んじているはずの英国様が、なぜ中東を始め世界中に悪い種を蒔き散らかした挙げ句に刈り取りもせずに知らん顔してヨソの国には人権がーとか語ってるやら……
農民様
「自分で蒔いた種は自分で刈り取る」
sqsq様のご指摘にもありましたが何気に「自業自得、身から出た錆」のつもりで使いましたが、元々は「蒔くのならば悪い種でなく良い種を蒔くべきだ」が教えだったんですね。勉強になります。
しかし「地理上だけは隣国」は悪い種ばかり蒔き、刈り取らないので負のスパイラルに陥ってますね。
・対日嘘歴史の教育で反日感情を育成
・目上目下を峻別する儒教の教えは、発展途上国を見下し、数々の事故を起こしても謝らず他責に転嫁する。
・水に落ちた犬は叩け(魯迅の言葉が韓国人にマッチした)が行き渡っているので、自責であっても謝ると徹底的に叩かれるゆえ口が裂けても謝らない
(五星紅旗のお国も同じです)…
キリが無いのでやめます。
助けてあげなければ「隣国なのに助けてくれない」と恨み言を言われ、助けてあげても「日本は出し惜しみした」と恨み言を言われる… >
そういえば昔々、莫大な金額の円借款を強硬に申し入れてきた国のことを「金を借りる方が『鐚一文まかりならん』ということは、日本の常識ではなかなか通用できないことでありまして、ほとほと困っているところです」と国会で答弁した大臣ががいましたね。
あと「某国には嫌いな相手からカネを借りたり、技術を教えてもらう社会習慣でもあるのか?」などとも発言したりもしています。
園田直氏ですが、当時は外務大臣でした。
まぁ日本にもそれなりに気骨のある人物もいるにはいたんですね。是非とも今の外務官僚辺りに聞かせてやりたいお話ではあります。
園田直氏、痛快でしたね。中国にもズバッと発言していた印象があります。こういう方を外相をお任せしたいです。今はなかなかそういう人材がいませんが。
長い国韓国ウォッチャーは、「韓国経済崩壊」を夢見ています。
ストーリーは、「通貨危機(ウォン安)からのデフォルトでIMFも韓国を見放す」というのが、一般的でした(2年前迄は)。
それが、コロナショックで実現しようとしたところ、アメリカのスワップのせいでストップし、世界的な金余りで状況は、変化したように思います。
韓国は、負債を政府から個人に付け替える事に成功しているように思います。
それがどうしたと言われると困るんですが、韓国の経済破綻は個人ベースで始まるように思います。
いきなりデフォルトでは無く、徐々に血を抜かれるような感じ(イーシャさんと一緒ニダ)。
突然ですが、コロナ前後で台湾有事の可能性が大きく変化し、事が起これば、アジアの株価は大きく下落すると思ってます(違う意見の方は教えて下さい)。
これは、アジア新興国全般にとって大きなダメージになるでしょう(日本もかな)。
血を抜かれて死に絶えるのと、台湾有事で死に絶えるのとどっちがどうかは、分からないニダ。
韓国の金融当局がドル/ウォンの死守ラインを1182にしているのが本当ならFXやる人にとってこんなおいしい市場はない。
韓国銀行を擁護するわけではないですが、今年だけではなく韓国銀行は国内向けにこれまで数々の警鐘は鳴らしてきました。
政権与党が完璧に経済も算数も解らず親切な中央銀行のアドバイスを無視してきたことや韓国マスコミもまた日本のマスコミ同様に自然界科学はおろか経済も理解出来ない超文系文学系だから国民があほのまま放置されるのではないでしょうか?
今週も韓国は利上げを見送りました。
国民安堵かも知れませんが国家は窮地に立つことになります。
ハンギョレのようぬ
「労働する(増える)のは嫌だけど消費はしたい…(ゆえに徳政令待ち)」
では済まないと思うのですが?
私個人的にアメリカが韓国に公然と仕掛けた国際トラップだと考えているのは、昨年アメリカの仲介で韓国がイラン王族からの未収金を回収したことです。
しかもドル建てで。
韓国はいつもの様に同盟国アメリカのアシストで頭脳的勝利とか沸いてましたが…
これって経済制裁中のイランでも金のやり取りちゃんと出来ますぜ先例を作るアメリカの罠なんじゃないかな?
逆も真なりで、韓国は既に輸入して使っちまった原油代金を最初の契約通りドル建てでイランに支払いなさいといつでも言える根拠作りだったのではないでしょうか?
韓国の対イラン未払い原油代金って、韓国の道規模の自治体の予算以上の金額になってます。
アメリカが敵対国であるイランを利用してでも、いつでも任意の時に韓国経済潰せる様に駒すすめて王手の状態のまま保留にしてるだけなんじゃないですかね?
韓国はむしろイラン王族の不払い金放棄してでも原油代金踏み倒した方が得だったんじゃないのかな?
と思っております。
またえらい誤字・タイプミスだらけですいません。
韓国って国家がアメリカに国ごとリバースモーゲージで不動産である国土を担保に売り渡してほるってる様に見えて仕方がありません。
あるいは中国にもではありますが。
・ソウル支局を監視せよ
彼らは「歪んだ伝声管」と当方にはそのように思えてなりません。
日々ハングルを読み過ぎている彼らは朝鮮脳に侵され半島流の思考様式に沿った論旨展開が身についてしまっているでしょう。
・ソウル支局に覚醒と解毒を。日本の視点を取り戻せ。
>所得に対する負債の比率(LTI)が382.7%
日本の場合自己破産って3年で返済できるか否かが
境目らしいですけど・・・・
それに当てはめると投機に勝って儲ければ良し。
負けても自己破産で踏み倒しで犠牲を最小に
抑えた博打と言うところですかね?
思いっきりが良すぎてかえって感心してしまいます。
最近はノーベル症と並んで有名な、貸したいなら借りてやるの勢いのスワップが聞こえませんね。ま、聞こえても無視ですけどね。
外資系機関投資家:韓国株のつなぎ売り(利益確定)で得た手元資金(ウォン)でビットコインを買ってドルで売却すればいいのかな??