韓国メディア「徴用工却下判決は韓日関係改善の好機」
「昨日の自称元徴用工判決で原告が敗訴したこと自体、韓国の裁判所が日本に配慮を示したものだ。だからこそ、悪化した日韓関係を改善するために、日本も韓国と対話のテーブルに着くべき」。こういう主張が絶対に出て来るから見といてね、と、今朝方の『徴用工判決「却下」を対日配慮と見るべきではない理由』で「予言」したのですが、やはりたくさん「釣れた」ようです。本稿ではそのほんの一部を紹介してみたいと思います。
目次
究極的には「3つの落としどころ」
「自称元徴用工ら85人が日本企業16社を相手取った訴訟で、韓国のソウル中央地裁が昨日、原告側の請求を却下した判決とは、崩壊する韓日関係に韓国が自らブレーキを掛けたものだ。今度は日本がこれに応じ、韓日の外交と対話を復活させる番だ」――。
「こういう見解が韓国ないし日本のメディアから絶対に出てくるはずだから、楽しみに待っていましょうね」、「韓国は不法行為をなにひとつ解消していませんよ」、という趣旨の内容を、今朝の『徴用工判決「却下」を対日配慮と見るべきではない理由』で述べたばかりです。
(※なお、自称元徴用工判決問題や今回の判決など、基本的な事実関係についてはすでに上記で簡単に紹介していますので、本稿では報道で新たに明らかになった事実関係を除き、それらについては繰り返しません。)
普段から当ウェブサイトでは何度となく報告してきたとおり、韓国では自称元徴用工判決問題に加え、自称元慰安婦問題などで国際法に違反した判決が相次いでいますが、これについては究極的に、次の3つしか「落としどころ」はありません。
日韓諸懸案を巡る「3つの落としどころ」
- ①韓国が国際法や国際約束を守る方向に舵を切ることによって、日韓関係の破綻を回避する
- ②日本が原理原則を捻じ曲げ、韓国に対して譲歩することによって、日韓関係の破綻を回避する
- ③韓国が国際法や国際約束を守らず、日本も韓国に譲歩しない結果、日韓関係が破綻する
当然、中央日報を含めた韓国の「保守派」あるいは「用日派」メディアの主張は、上記②によって日韓関係の破綻を回避すべき、とするものでしょう(ちなみに当ウェブサイトとしては、②の選択肢は絶対に容認できないと考えています)。
日本の解決を期待するな!
中央日報をそーっと覗いて見てみると…
その矢先、韓国メディア『中央日報』(日本語版)をそーっと覗いて見てみると、出るわ出るわ、本当に「テンプレート」のように、大量にその手の主張が掲載されているようです。
そのなかでもとくに秀逸(?)なものが、次の記事でしょう。
G7サミットを控えて覆された強制徴用判決…ついに「外交の時間」が来た
―――2021.06.08 07:17付 中央日報日本語版より
これもなかなか強烈です。
「韓国の裁判所が韓日関係に投げた『時限爆弾』のタイマーを自ら止めた」。
のっけから、これです。
なんですか、「時限爆弾のタイマーを自ら止めた」って。
この表現にすべてが尽くされていますが、中央日報自身が認めているとおり、自称元徴用工裁判自体、韓国が日韓関係を破壊しようと自らが仕掛けた「時限爆弾」のようなものであり、そのタイマーを自分で止めたとしても、べつに褒められるものではありません。
噴飯物の3つのコメント
それなのに、中央日報は「自らタイマーを止める行為」が、まるで日本に対する配慮であるかのごとく議論し始めている、というわけです。これに関連し、この中央日報の記事に出てくるコメントを3つほど紹介しておきましょう(引用に当たって日本語表現を整えています)。
朴喆熙(ぼく・てつき)ソウル大学国際大学院教授
「(自称元徴用工問題を巡り)韓国政府が一貫して無対応であり、司法府に過去史問題を委ねたことでこのような状態になったという不満が日本側にはあった。今回の判決を活用すれば、政府が行政府や立法府の次元で問題解決のために積極的に努力するという信号を発することが可能になった」
外交部当局者
「政府は今後も司法判決と被害者の権利を尊重し、韓日関係などを考慮しながら両国政府とすべての当事者が受け入れられる合理的解決策を議論することに開かれた立場をもって日本側と関連協議を継続していく」
静岡県立大学の奥園秀樹教授
「韓国が変化の動きを見せているのに、日本だけが『対話しない』と強硬に対応する場合、日韓問題を超えて対米問題になる可能性がある。米国が圧力をかけるかどうかによって日本政府も動くしかない」
いずれも、上記「3つの落としどころ」でいうところの「②日本が原理原則を捻じ曲げ、韓国に対して譲歩することによって、日韓関係の破綻を回避する」を強く期待した発言と考えて良いでしょう。
まず、朴喆熙氏の発言ですが、これは意味不明というほかありません。
自称元徴用工判決問題などを巡って、いままでの韓国政府は「無対応」だっただけではありません。日本政府が日韓請求権協定第3条に従って呼びかけた問題解決プロセスのすべてを、韓国政府が無視したのです。
その意味で、韓国政府の態度は無責任であるとともに不誠実でもありますし、いまさら「問題解決のために積極的に努力する」と言われても困ってしまいます。韓国がひっくり返した問題は、何ひとつとして解決していないのですから。
また、外交部当局者の発言も、なかなか噴飯物です。そもそも自称元徴用工問題は、自称元慰安婦問題などと並び、純然たる韓国の国内問題です。「日本側と協議」すべき問題ではありません。
その一方、静岡県立大学の奥園教授の発言については、たしかに「米国側の圧力」は気になるところでもありますが、現在のところ、菅義偉政権はこの問題についてうまくハンドリングしているように見受けられます。
あくまでも報道ベースですが、米国側には「日米韓(3ヵ国連携について)はしっかりやる」と伝えているとされるからです(『「茂木氏が機先制し米国の日韓関係介入を阻止」=産経』等参照)。
いずれにせよ、地裁レベルの判決で「韓国からの関係改善に向けたメッセージ」と述べるには、かなりの無理があります。議論の出発点が間違っている以上、出てくる結論がとんでもないものになるのは、ある意味では当然のことでしょう。
せめて2018年の3本の大法院判決を国内的に無効化し、日本に対し意味のわからぬ判決で多大な迷惑を掛けたことを謝罪してから話を持って来い、と言いたいところですね。
日韓対話は必要なのか?
さて、先ほどの中央日報では、こんな趣旨のことも記載されています。
- 文在寅政府は任期内に韓日関係の改善に向けた事実上最後の糸口をつかむことになった
- 裁判所が期日を操り上げて判決を言い渡したことで、11~13日の英国ロンドンの主要7カ国(G7)サミットで文大統領と菅義偉首相が会談する構想にも肯定的に働くものとみられる
細かい話ですが、G7サミットはロンドンではなくコーンウォールで開かれる予定であり、また、韓国はG7のメンバー国ではなく、あくまでも今年の輪番議長国である英国からゲストとして招かれただけの立場です。
それはさておき、コーンウォールサミットのサイドラインでは、日米韓3ヵ国の首脳会合開催に向けて調整中だ、といった報道がある一方で、日韓2ヵ国の首脳会談については、すでに共同通信が「日本からは積極的に調整しない」といった情報を配信しています。
政府、日韓首脳会談を設定せず G7開催時、歴史問題で
―――2021/6/5 21:03付(2021/6/6 10:34更新) 共同通信より
共同通信によると、ロンドンG7会合に向けて、日本政府は「事前に日韓首脳会談を設定しない方針を固めた」と、「複数の日本政府筋」が5日、明らかにしたと報じました。
「日本政府筋」という表現の微妙さはさることながら、この報道が事実であれば、「日本政府としてはとくに積極的に日韓首脳会談を開催するつもりはない」、「米国や韓国などが強く望まない限りは、日韓首脳会談自体は見送られる」、という意味でしょう。
現実問題として、日本としては韓国と「どうしても会談しなければならない」という事情はありません。
北朝鮮問題に関する日米韓3ヵ国連携については、米国のジョー・バイデン大統領がしっかりと主導権をもってやろうとしているので、日本としては米国に任せておけば良い話です(これが『「日韓」と「日米韓」を明らかに分けて考える日本政府』における議論です)。
その一方で、日韓2ヵ国で連携しなければならない局面というものは、最近、意外と減っています。
福島第一原発のALPS処理水の海洋放出を巡っては、国際法的には国際原子力機関(IAEA)などとしっかり連絡を取り合いながら粛々と進めていけば良い話ですし、韓国の東京オリパラのボイコット問題についても、韓国が参加しなくて困るという事情は何もありません。
つまり、日韓間の「諸懸案」は、多いように見えて、意外と「今すぐ韓国と交渉して解決しなければならない」という切迫感のあるものは少ない、というのが実情に近いのではないでしょうか。
判決は日韓関係に影響を与えない
中央日報の「戸惑い」
そのことへの戸惑いがよくわかるのが、同じく中央日報の次の記事です。
日本、覆された強制徴用判決に「韓国からの具体的な解決策の提示を」繰り返し
―――2021.06.08 07:43付 中央日報日本語版より
中央日報は、加藤勝信官房長官が7日午後の記者会見で、「引き続き(韓国の)動向を注視する」としつつも、「両国の懸案解決のために韓国が責任を持って対応するのが重要だ」と述べたことを詳しく取り扱っています。
加藤官房長官はまた、記者側の「過去と異なる判断が下されたのが日韓関係改善のための(韓国側の)意図だと考えるか」という質問に「韓国の裁判所の意図について述べる立場にはない」と述べたそうですが、これも至極当然の回答でしょう。
ただ、これについて中央日報は、「今回の判決は、日本政府にも突然だっただろうという推測もある」と唐突に述べます。その論拠のひとつが、「東京のある外交筋」の次の発言だそうです。
「これに先立って4月に慰安婦判決が正反対に覆されたことがあるが、当時には両方とも1審判決で、今回は大法院(最高裁)から確定判決が出た事案なので他の結論が下されにくいという見方が多かっただろう。今回の判決はすでに日本が主張してきた立場をほぼそのまま踏襲しているだけに、日本としては歓迎しない理由がない」。
中央日報など韓国メディアで「東京の外交筋」という表現が出てくるときは、たいていの場合、「在京韓国大使館」だったりするようですが(私見)、逆によくこの程度の認識で外交官が務まっているものだと感心します。
今回の判決、「日本政府が歓迎する」というレベルのものではありません。
そもそも2018年の3本の大法院判決、今年1月8日の自称元慰安婦問題に関する主権免除違反判決などを放置していること、自称元徴用工側の日本企業に対する資産差押え・売却プロセスを放置していることなどを、無視しないでほしいものです。
また、中央日報は「今回の判決が韓日関係にどのような影響を及ぼすかはまだ未知数」としつつ、こんなことを言ってのけます。
「日本政府は4月に『主権免除』を認めた慰安婦判決を受け、その後にも『韓国が現状況の打開のための実効性のある対策を持ってこなければ対話しない』という強硬な立場を維持している」。
「強硬な立場」、ではありません。
「国家として当たり前の対応」です。
今朝の『徴用工判決「却下」を対日配慮と見るべきではない理由』で詳述したとおり、そもそも韓国は、日本が韓国に対して特別な配慮をしてくれることを期待し過ぎです。自分で起こした問題を自分で解決するのは、国際社会では当然過ぎる対応でしょう。
そして、中央日報の次の記事については、内容自体に読む価値を見出すことができないので、見出しだけの紹介に留めたいと思います。
韓米同盟にも言及した強制徴用判決文…「外交解決法に弾みつくか」
―――2021.06.08 08:45付 中央日報日本語版より
見出しだけの紹介に留める理由は、韓国を代表する「保守系メディア」とされる中央日報が、この期に及んで「外交的解決」という寝言を述べている、という事実がわかるだけで十分だからです。
本当に「用日派」の人たちの主張は、読んでいてももやもやが払拭できません。
ハンギョレ新聞の清々しい(?)社説
それよりも、いっそのこと清々しいのが、左派メディア『ハンギョレ新聞』(日本語版)に掲載された、次の「社説」でしょう。
[社説]最高裁判例を否定し「荒唐無稽な論理」を展開した強制徴用判決
―――2021-06-08 08:04付 ハンギョレ新聞日本語版より
ハンギョレ新聞は昨日の判決を、2018年の「日本企業の賠償責任を認めた大法院全員合議体の判決と真っ向から反するうえ、荒唐無稽な論理を結びつけた異例な判決」と断じています。
2018年の大法院判決こそ「荒唐無稽」ではないかという気がしますが、ただ、のっけからこういうメチャクチャな論理展開がなされる「ぶっ壊れた論考」は、個人的には嫌いではありません。
というよりも、ハンギョレ新聞が社説で批判しているポイントを抽出し、それを裏返していくと、韓国がまともな法治国家となるために必要な条件になってしまうというのですから、面白いものです。
たとえば、「今回の裁判は、植民支配の不法性すらも『国内法的解釈』にすぎないという態度を示した」と述べているのですが、まともな法治国家ではそれが当たり前の解釈であり、逆にいえば、韓国ではそれを主張しただけで、このように叩かれる、ということでもあります。
また、ハンギョレ新聞の社説では、地裁の次の記述が引用されます。
「自由民主主義という憲法的価値を共有する西側勢力の代表国家のひとつである日本との関係が損なわれ、これは結局、韓米同盟によって韓国の安全保障と直結した米国との関係悪化にまでつながりかねない/請求権協定で得た外貨は、いわゆる『漢江の奇跡』に大きく貢献した」
なにについてイチャモンをつけているのかは知りませんが、どちらも正しい指摘でしょう。しかし、ハンギョレ新聞はこれについて、「一方的な『政治外交的』価値判断を判決に介入させた」と、大いに怪気炎を上げたうえで、次のように断じるのです。
「被害者勝訴の判決で賠償の強制執行が行われた場合、『国際的にもたらされる逆効果などを考慮すれば、国家の安全保障と秩序維持という憲法上の大原則を侵害する』という飛躍した論理も提示した」。
論理が飛躍しているのは明らかにこちらのハンギョレ新聞の社説の方でしょう。
ただ、韓国の左派が今回の判決に対し、心の底から怒りを抱いているということについては、なんとなくうかがい知ることができたわけであり、その意味では、非常に心強い限りです。
「判決は日韓関係に影響を与えない」意外と冷静な左派メディア
ちなみに、当ウェブサイトでハンギョレ新聞の記事を重視する理由は、ほかにもあります。それは、中央日報や朝鮮日報などの「保守系」メディアと異なり、日韓関係については意外と冷静に見ているという側面もあるからです。
その典型例でしょうか、こんな記事を発見しました。
強制徴用訴訟で却下の判決、韓日関係に影響及ぼすか
―――2021-06-08 07:16付 ハンギョレ新聞日本語版より
こちらの記事では、「たとえ一審だとしても、2018年10月の大法院判決と相反する結果である」としたうえで、今回の判決では裁判所が「外交的考慮」をした部分について、「注目される」と指摘。そのうえで、次のように述べています。
「韓日の戦後補償訴訟に長年にわたり参加してきたイ・サンヒ弁護士は『大統領と外交部が悩むべきことを裁判部が行った』とし、『極めて異例』だと述べた。(中略)聖公会大学のヤン・ギホ教授も『20年前の日本の最高裁が判決した議論と同じだ』としながらも『一審であるため象徴的な意味はあるかもしれないが、控訴すれば(事案の)本質は変わらないだろう』と見通した」。
そのうえでハンギョレ新聞は、韓国政府内では「今回の判決が韓日関係に特別な影響を及ぼすとは考えない雰囲気」と指摘。英国のG7サミットでの日韓首脳会談などの推進に肯定的に作用する「可能性は低い」(政府関係者)と述べています。
要するに、地裁の判事レベルが2018年の大法院判決前の状態に戻そうとしたものが今回の判決の意味であり、今回の判決が日韓関係において「好材料として作用することはない」、というのがハンギョレ新聞なりの分析なのでしょう。
「敵ながらあっぱれ」という言葉を述べる人がいますが、ハンギョレ新聞は途中の考察がおかしいものの、(なぜか)結論的には賛同できる部分が多という意味では、不思議なメディアと言わざるを得ないのです。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
今になって思い出すのが、「左に行き過ぎれば右から戻ってくる」、「右に行き過ぎれば左から戻ってくる」という、とある人物の発言です。ハンギョレ新聞の社説を眺めていて、そのことを思い出してしまったというわけですが、これについては機会があればどこかで触れたいと思う次第です。
トリは中央日報の社説
というところで、「気持ちよく」(?)本稿を締めようと思っていたのですが、もうひとつだけ、こんな「社説」を発見したので、いちおう紹介しておきたいと思います。
【社説】交錯した強制徴用判決…外交的妥協で解決を=韓国
―――2021.06.08 09:26付 中央日報日本語版より
中央日報は「大法院の判例と交錯(?)する判決が下された」ことで、「強制徴用問題を巡る法的攻防はさらに長引くことは間違いない」と述べているのですが(「交錯」とは「矛盾」の意味でしょうか?)、これに対して抱く感想を申し上げます。
「はぁ、そうですか。」
正直、自称元徴用工問題に関しては、法的には1965年の日韓請求権協定で完全かつ最終的に解決しているものであり、純然たる韓国の国内問題です(政治的に見れば、「ありもしない問題を捏造している」という意味では、むしろ韓国の側が加害者でしょう)。
それなのに、「日本政府が1965年請求権協定に反するという論理で反発することによって歴代最悪の水準まで冷え込んだ韓日葛藤」などと述べるのですが、そもそも「1965年の日韓請求権協定に反する」という点を、中央日報自身はいったいどう考えているのでしょう。
この社説の不可解な点は、そこだけではありません。
まず、「すでに学界や政界から提起されたさまざまな案の中から、被害者と日本がどちらも受け入れられるような共通分母を探せばよい」などと述べるのですが、その「さまざまな案」は、「2+2基金」であったり、正直、お話にならないものばかりだったのではないでしょうか。
また、「一つ明らかなのは、ひたすら司法府の判断だけを待つことはできない点だ。それは被害者救済の観点からみても、悪化した韓日関係をこのまま放置できないという外交的観点からみても同じだ」などと述べている点についても、それで困るのは韓国側だけでしょう。
それなのに、「日本も真剣に外交的協議に応じなければならない」、「外交チャネルを通した対話がほぼ断絶したような状態」などと述べている点については、外交的協議を無視した韓国の側のメディアが言って良いセリフではありません。
いずれにせよ、中央日報の社説は、清々しいほどに私たち日本人の神経を逆なでしてくれます。
「日本も前向きな姿勢で対話に応じるよう求める」、まさに当ウェブサイトの表現でいうところの「ゼロ対100」理論そのものですね。
【参考】ゼロ対100理論とは?
自分たちの側に100%の過失がある場合でも、インチキ外交の数々を駆使し、「相手にも落ち度がある」などと言い募り、過失割合を「50対50」、あわよくば「ゼロ対100」に持ち込もうとする、中国や北朝鮮、韓国に特有の屁理屈のこと。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
もう少し沢山釣れると予想していたのですが 朝日、毎日は これより 自分たちの 追加リストラのほうが心配なのかな。
>日本としては歓迎しない理由がない
地裁判決だからというわけじゃなくて、例え最高裁の判決であっても、所詮は個別事件に対する司法判断でしかなく、むしろ歓迎する理由なんかないと思うのです♪
ようは、韓国の司法は、その時々の情勢やら裁判官の個人的な思惑やらが、判決に強い影響を与えていて、法律の運用に安定性がないってことを示してるだけだと思うのです♪
本来は、矛盾した判決がこれ以上出ないように法律を整備しなきゃいけないはずだと思うのです♪
政府なり立法府なりから、そういった動きが出てこない限り、国同士の約束を守ることを裁判官個人の裁量に委ねるって事になると思うのです♪
有り体に言えば、国として約束を守る気はないってことを、態度で示してるように思うのです♪
だから、今回の判決に対して、「まともな判断をする裁判官がいてホッとした(被害企業の権利を守るためにも原告は控訴すべきでない)」って評価をすることはあっても、これひとつ取り上げて「韓国における関係正常化に向けた努力を歓迎する」ってことにはならないと思うのです♪
法整備が大事とのご意見賛同します。
1965年に条約を締結し、国会が批准するときに、本来で有れば条約を履行するための国内法を整備ふるのが普通です。批准ってそういうことだと思ってましたが違うんですかね。
まずは今からでも1965年条約に沿った立法をすべきです。こちらは行政と立法の話で十分に大統領が率先して出来ることです。まずはそれが「メッセージ」ですよね。
G様
返信ありがとなのです♪
>法整備が大事とのご意見賛同します。
韓国では、遡及法も作りたい放題な上、法律や憲法の上に国民情緒があるとも聞くので、法整備自体に意味がないのかもなのです♪
とはいっても、法整備すらしない国とまとまなお付き合いは無理だと思うのです♪
あと、法整備は新たな被害者を出さないためのものでしかなくて、ひとつひとつの判決やら訴訟による被害を受けている企業の救済も必要なんだと思うのです♪
七味さま
法整備の問題じゃ無いんですよね。
有銭無罪という韓国の裁判(官)の問題が有ります。
また、楽韓さんは、裁判官内にも左右葛藤が有り、その結果として左派大法院の判決を、右派裁判所が否定しただけの判決という見方をしています。
韓国人は、ルールを守らないからルールを変えても無意味です。これは、約束をしても無意味というのと同じことです。
だんな様
>韓国人は、ルールを守らないからルールを変えても無意味です。これは、約束をしても無意味というのと同じことです。
そうだろうなぁ~って思うのです♪
いっそのこと、法治は諦めて、文王朝でも金王朝でも、それなりに安定した人治だったら、まともなお付き合いもできるんじゃないかな?って思うのです♪
大統領が変わる5年毎に易姓革命が起こるようなお国柄だと、長期間安定的な関係を結ぶってことが難しいと思うのです♪
七味さま
話がつけば金正恩の方が、付き合いやすいかと思います。
トランプ氏の評価もそうでした。
韓国の「民主化」後に分かったことは朝鮮半島に住む人たちには民主主義はそぐわないという事です。
結局半島を収めることが出来るのは圧倒的な権力を持った「無慈悲な独裁者」だという事です。
つまり北の将軍様のような支配者が適任だという事です。
×収める
○治める
でした。
司法壟断で朴槿恵前大統領はブタ箱行きでした。
当然、文正寅大統領もそうなるんでしょうね。
時限爆弾のタイマーを自ら止めた
この表現で「自ら」としたところがミソだと思います。
要するに司法が独立して判断したのではなく、あの判決は韓国が国として自ら出したということです。三権分立に矛盾しています。
また、時限爆弾を慌てて止めなきゃいけない理由はなんでしょうか。明らかにG7ですね。政治日程にも絡んだ明らかに政治的な判決だと言えます。
日本は、本件が最高裁による確定ではないので当然無視します。やっぱり今のところ日韓首脳会談は立ち話含めないでしょう。
後は韓国はアメリカに頼るしかありません。ただ、韓国はアメリカにお願い出来る材料を持ってましたっけ?ないですよね。
今韓国は「バイデンさんが日韓関係修復に熱心なはず」と思い込んで安心するしかありません。ただ、それって事実なんですかね。日本も、防衛上支障が出るレベルで韓国を突き放すつもりはないですよ。位はアメリカに言ってるとおもいます。アメリカにしてみればそのレベルで十分ですよね。
G7楽しみですね。道端でばったり出会わせたい韓国と、出会わせたくない日本。壮絶なゲームの始まりです。
とりあえず、時限爆弾を解体してから話し合いに来て欲しい。
北の核弾頭と一緒でまた再開するのが目に見える。
日本が韓国を歓迎する理由が、ありませんね。
朝鮮脳は、日本は韓国を捨てれずに、最後には助けてくれる国という甘えが有ります。
甘い考えで文政権は、日韓協定や慰安婦合意を破って、自分の理念である南北統一の梃子に利用しようとしました。
そのツケは、払わなければなりません。
手首にあてた刃物を一旦止めて、こちらをチラチラ見られてもねぇ。
もったいぶらずに、スパッといっちゃってくださいよ。
だんな様
>最後には助けてくれる国という甘えが有ります
日本については「最後には助けさせてやる国」でしょう。
オレッチ倒れたら、困るのはソッチだろ、みたいな。
今のヒダリマキ政権にしたところで、
最後には助けてくれる国はアメリカと思ってる節はありそうですね。
宗主国様の懐に入り込んでしまうのが、ルビコン川を渡るに等しいことは
多分本能的に気付いているでしょうから。
中国のカノ国に対するツンデレ具合は、さすがに長い付き合いでよく分かっている。
それに比べれば、アメリカはまったくの大甘ですね。
>外交部当局者の発言も、なかなか噴飯物です。そもそも自称元徴用工問題は、自称元慰安婦問題などと並び、純然たる韓国の国内問題です。「日本側と協議」すべき問題ではありません。
まったくその通りです。
>「外交チャネルを通した対話がほぼ断絶したような状態」などと述べている点については、外交的協議を無視した韓国の側のメディアが言って良いセリフではありません。
まったくその通りとしか言いようがありません。
そこで、韓国の外交部としては、文政権では菅政権と対話など叶うはずもないと思っていることでしょうから、「日本側と協議」という意味は、「日本側の反日勢力との協議」ではないでしょうか。
また、外交部の「開かれた立場をもって日本側と関連協議を継続していく」というコメント中の「開かれた立場」とは日米韓の枠組みでの①アメリカ利用を意図しており、②韓国の尻馬にのって騒ぐ中国や北朝鮮への告げ口外交を暗に示していると思います。
②は無視だけど①は多くの方が再三にわたり心配されていますが気になりますね。
なんだか予想通りの展開になり過ぎていて、何も面白みがありませんね。
きっと韓国さんならば、こちらの予想を遥かに上回る斜め上の反応があるかもと期待(?)していたのですが、左派の反応も、ネットの反応も、今のところ予想通りでしかありません。
このままスルーしていけば、そのうちあっと驚くような展開に……なりそうもないなぁ……
龍さま
判決出た時から、「つまんねーやつだな」って思いました。
韓国人に漢字の書き取りやらせても、小学校低学年レベルでないと無理ですね。間違っても、「ばら」とか「ゆううつ」とか「はんちゅう」なんて書かせちゃダメです。
………あ、その方が面白いのか…
しばしば、彼らは日本人のことを「いつも本音を隠して堂々としない奴ら」などと評し、「韓国人は堂々と本音を言う、仲間とは強く結びつく熱い民族だ」というようなことを言います。
それがなぜ外交になると「信号を送った」だの「大統領がサインを見せた」などと、しおらしい事を言うのでしょうね。
日本人は良くも悪くもあるものの、語らないことに美徳を感じる部分があります(奥様にありがとうとか愛してるとかは言いましょう)。一人でメシ食いたいこともあるしそれは大抵尊重されます。しかし彼らは大げさに言ってアピールしないと信用を表明も証明もできない疑心暗鬼の世界に住み、一人でメシを食うなんて、他人であればソイツは仲間が居ない、知人であれば私を誘わないなんて仲間じゃないのか、と常にギスギスと仲間関係を強要してまわる。
そんな人達の「信号」かぁ…うざ。
あフォント色変えてないやテヘ
上手い。 ただこのところ、奥様からの、感謝の言葉強要圧力の前には、その美徳も吹っ飛んでしまいますね。
>なんですか、「時限爆弾のタイマーを自ら止めた」って。
テロリストを民族の英雄とする彼らに相応しい表現じゃないですか(*´∇`*)
きっと韓国では、「腹腹時計」のコピーが各家庭にあるんでしょう。
大法院の判決を覆したのならまだ評価も出来ます。
しかしそれならそれで、大法院の判決なんて屁のツッパリにもならないことになる訳で、やはり評価は出来ないのかな?と思ったりします。
下級審同士の判決の捻じれなら日本でもありますが、大法院の判例が定まってるのに下級審が反対の判決を書くというのも、おいおい大丈夫かい?と思います。いくら個別の案件と言っても。
いっぱしの法治国家を気取るなら、大法院の判決は判決として認めた上で、行政として国際条約との齟齬を埋める方法を考えれば良いのです。それが司法の独立ってもんです。
そもそも大法院の院長に左巻きのウリを据えた時点で、こうなるのは予見できました。
今更、自分の政治力では収拾出来ないと言って、尻をこっちに持って来られても困ります。
元徴用工訴訟で日本企業への請求を却下した「反国家・反民族的判決」裁判官の弾劾を求める国民請願に5万人以上が同意=韓国
https://s.wowkorea.jp/news/read/302615/
判決を出した裁判官の弾劾についての国民請願です。
1日で5万件ですので、対応しないといけない20万件は、あと数日で達成するでしょう。
中央日報から
韓国与党、強制徴用判決に「清算されていない親日思考の残滓」
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c8f711517a3455e1e26fedefdc03d890c85e43f
>「納得しがたく、国民の感情ともかけ離れた判決」
与党の報道官が、「国民感情で判決が決まる」と自白したようです。
とんだ、法治国家ですこと。ホホホ。
呆痴国家のことは放置しましょう。
加藤官房長官の発言が全てだと思います。
日本政府が韓国政府に対して求めているのは、「韓国司法府(裁判所)の判決によって、日韓請求権協定違反(=国際法違反)の状態が生じているため、日韓請求権協定を締結した当事者である韓国政府(行政府)が、国際法違反の状態を是正するための適切な措置を講ずること」です。
今回の韓国地方裁判所の判決があっても、国際法違反の状態には何の影響もありません。必要なのは裁判所の判決ではなく、行政府の国際法違反状態を是正するための適切な措置です。
仮に、今後、「自称元徴用工判決」や「自称元日本軍性奴隷判決」などの国際法に違反する判決が韓国大法院で否定(判例変更)され、国際法違反状態が解消されるのと同じ結果になったとしても、「韓国政府(行政府)は、日韓請求権協定締結の当事者として、国際法違反状態を解消するために必要な措置を講じることは一切無かった」という結果と、日本政府の韓国政府に対する不信感が残るだけです。
なんというか、「時限爆弾を解体しろ」と言ってるのに
「タイマー止めたから納得しろ、配慮が足りない」という要求。
(そして配慮した瞬間にタイマーを動かす)
更新ありがとうございます。
どうせ文大統領か与党からの圧力が、裁判所にあったんでしょ。こんな地裁レベルの判決で、韓国は関係改善に向けたメッセージを出した、次は日本にボールがある、というのはお門違いです。
どんだけ日本の誠意を踏みにじってきた事か。自称元徴用工なんて、大半いや、ほとんどがフツーの渡って来た労働者です。金になるからね。
それに、日韓基本条約で請求権はすべて終わりになっているのが何故分からないか。何故政府が愚民を指導せず、焚き付けるのか!国内問題ですよ。議論の出発点が間違っているので、結論は韓国有利にナンボでも作り替えれる。嘘ばっかでしょう。
中央日報の「交錯した強制徴用判決…外交的妥協で解決を」って何ですか?(笑)
また同じく「文在寅政府は任期内に韓日関係の改善に向けた事実上最後の糸口をつかむことになった」って、失笑!私は読み間違えたのかと思いました。「改善に向けた取り組みを何も行わなかった」でしょうに。G7のゲスト(ゲス)は、黙って座っとれ。日韓首脳会談なんて、あるわけなかろ〜。
「今回の判決で直接は何も変わるわけがない。しかし、後で振り返ってみたとき、ターニングポイントになる判決なのかもしれない」との意見を楽韓さんが書かれてましたが、私はこれに同意です。
韓国司法内の保守派と革新派の骨肉の争いの分岐点になったように思います。もちろん、その理由は文政権がレイムダック化して、次期政権は保守政権になる可能性が少なからずあることを反映しているのでしょう。
判決がどうであろうが問題は1ミリも解決していないのに、何を歓迎するというのでしょう。不思議なことを言う人達ですねん。
仏像を盗んでおいて、ばれると、これでいいだろう、な ...と言って、ぬいぐるみを持ってきた韓国の坊主が韓国人のすべてです。
現代史における西ドイツ・オーストリア関係 日韓関係との類似点または相違点
第二次世界大戦中、オーストリアはドイツの一部でした。朝鮮が日本の一部であったことと、ほぼ同じような状況といえます。
ドイツから分離独立するオーストリアの地位を定める条約では、オーストリアは賠償請求を放棄したのです。その後、西ドイツが国内の戦争被害者救済を始めると、オーストリア政府は「わが国民も救済を受ける権利がある」と言い出します。
条約をたてにとるならば、聞き入れる必要のない要求ですが、爾後の国際関係を忖度した西ドイツ政府は協力金的な名目で(記憶だが)1億マルクを拠出しました。1950年代の1億マルク(約80億円)は少ない金額ではありません。東ドイツの方はソ連に収奪される真っ最中でもあり、この協定には参加していない。必然的にかつてのドイツを継承する資格を喪失したことになります。
イスラエルに対する補償を別にすれば、(西)ドイツが特別に配慮した最後の事例と思われます。その後、アンゴラが植民地支配時代の保証を、イタリアやギリシャ、ポーランドなどが大戦中の保証を求めますが、ドイツは一蹴します。ポーランドは、大戦中の被害賠償をロシアにも要求したらしいのですが(らしい、というのは交渉者レベルがよくわからない故)、はなから相手にされません。
安部総理の時代に、メルケル首相との会談の中で、日韓問題のトラブルについてメルケルが「それははやく解決したほうがいいですよ」と言ったと報道されましたが、西ドイツが行ってきた交渉経緯を鑑みると、報道内容がまちがっているのか、あるいは意図を曲解した報道だったのではないか、と思います。メルケルが「つかみカネ」的なものを渡して終わりにしろ、というのはあり得ないのではないか。「はやく解決しろ」というのは、言うべきことをぴしゃりと言ってやれ、という意味だったのではないか。
少しでも隙をみせるとたかってくる国は世界中にいくらでもいるのです。でありながら、日本人がポーランドやイタリア、ギリシャに悪感情を持っている様子もない。ひとごとなんですね。韓国のたかり体質については、日本自身がぴしゃりとやるしかない。伝えられる茂木外相の発言がこういった主旨なら歓迎ですが、メディア報道はあてにならないことがあるので、油断は禁物。
ポーランドは相応の賠償を受け取るに値するでしょう。
ただ、戦後東側に入ってしまったのが不幸でしたね。ソ連から賠償を受けれる訳がないし、東ドイツへの請求も許されない。冷戦崩壊後は時間が経ちすぎていて、西ドイツ(統一ドイツ)にも請求が受け入れられなかった。
もし、統一ドイツが日本のようなら、ポーランドにも莫大な補償をした上に技術提供も行い、その上で、反独活動に莫大な援助をしたと思いますよ。
茂木さんは王毅外相とのヘラヘラ会見でカツを入れられたのか、韓国に対してはそれなりに毅然とした対応をするようになりましたね。
正直、最高裁が徴用工の請求権を認めた時点で詰んでる。
今後最高裁判決を覆しても「最高裁判決が信用ならない」ことになる。
一回覆したら次も覆すということなのだから。
何はともあれ、韓国政府が動かないと、何も起きないんだよね。
地裁・・・ではなく、裁判所では話になりません。