新聞押し紙疑惑と朝日新聞「500万部割れ」の衝撃
『FACTA ONLINE』というウェブ評論サイトに先週、「朝日新聞が500万部割れ」、「実売部数は350万部以下ではないか」、といった記事が掲載されているのに気付いた方は多いと思いますが、これについて当ウェブサイトの『「新聞業界の部数水増し」を最新データで検証してみた』でも説明したとおり、たしかに朝日新聞に限らず、新聞業界全体の部数の水増し疑惑は客観的なデータからも浮き上がって来ます。
FACTA ONLINE『朝日新聞が500万部割れ、実売は350万部以下』
ウェブ評論サイト『FACTA ONLINE』に先週、こんな記事が出ていました。
スクープ! 朝日新聞が遂に500万部割れ 実売は「350万部以下」か
新聞離れに歯止めが掛からない中、朝日新聞の販売部数(朝刊)が8月についに500万部を割ったことが分かった。<<…続きを読む>>
―――2020年9月18日 22:10付 FACTA ONLINEより【号外速報】
記事に「号外速報」などと記載されていて、このような話題があるという点については個人的に認識があったのですが、個人的には最近、週末が大変に多忙であり(※事情は明かせませんが)、紹介するのが本日にまでずれ込んでしまった次第です。
ただ、改めて読んでみると、非常に考えさせられます。
当ウェブサイトなりの文責でリンク先の説明を要約すると、だいたい次のような内容です。
- 日本ABC協会のまとめによると、朝日新聞の8月の販売部数は499万1642部で、前月比2.1万部、前年同月比43万部の減少となった。400万部台に落ち込むのは約55年ぶりだ
- 読者に配達されないままで廃棄される「押し紙」を差し引いた販売部数は300~350万部程度との見方が強い
…。
部数の水増し疑惑は客観的データからも確認できる
つまり、リンク先記事の指摘は、大きくわけて、「公称部数ベースでも朝日新聞の販売部数が500万部を割り込んだ」という点と、「もともと3割前後が『押し紙』で、読者に配達されないままで廃棄されている」という点の、2つの情報から構成されています。
このうち後者、つまり「新聞業界全体として、かなりの押し紙があるのではないか」という点については、当ウェブサイトでも何度か検証しています(たとえば『「新聞業界の部数水増し」を最新データで検証してみた』などもご参照ください)。
というのも、一般社団法人日本新聞協会が発表する『新聞の発行部数と世帯数の推移』というウェブページのデータ自体、非常に不自然だからです。
具体的には、2000年から2019年の20年間で、「夕刊単独部数」、「セット部数」、「スポーツ紙」がいずれも部数を50%以上減らしているにも関わらず、「一般紙」は26.44%、「朝刊単独部数」に至ってはわずか15%しか落ち込んでいないからです。
新聞の部数の増減(2000年→2019年)
- 一般紙:4740万部→3487万部(26.44%の減少)
- 朝刊単独部数:3370万部→2854万部(15.30%の減少)
- 夕刊単独部数:182万部→84万部(54.08%の減少)
- セット部数:1819万部→842万部(53.70%の減少)
- スポーツ紙:631万部→293万部(53.49%の減少)
(【出所】一般社団法人日本新聞協会『新聞の発行部数と世帯数の推移』を参考に著者作成)
しかし、もしも「一般紙」が現実には「セット部数」並みに53.70%程度減少していたのだとしたら、「一般紙」の実売部数は3487万部ではなく、2195万部に過ぎないはずであり、その差分である1292万部が、全国的に「押し紙」として余っているという計算です。
この1292万部は公称部数3487万部に対して37%と計算できますが、俗に「朝日新聞の公称部数の3~4割は押し紙」とする仮説と、だいたい数字的には一致していることが確認できるでしょう。
もちろん、ここでの計算はあくまでも「仮定を置いたうえでの試算」に過ぎませんので、これが正しいと申し上げるつもりはありません。しかし、『FACTA ONLINE』が主張する「押し紙」は、べつに特定の新聞に限った話ではなく、新聞業界全体についていえることではないかと考えています。
朝日新聞の苦境
一方で、『FACTA ONLINE』の記事で気になるもうひとつの部分は、やはり、公称部数ベースでも朝日新聞の販売部数が500万部を割り込んだ、という点でしょう。
記事によれば、朝日新聞の販売部数は1980年代末から2009年にかけて800万部を誇っていたのですが、これが2014年12月に700万部、2018年2月に600万部を下回るなど、10年ほどで300万部を失ったうえ、減少速度は増している、としています。
この点は、たしかにそのとおりでしょう。
2009年で800万部だった部数が2020年に500万部に減ったということは、この10年少々で部数が37.5%減った、ということです。
日本新聞協会のデータによれば、「一般紙」の部数は2009年で4566万部、2019年で3487万部でしたが、減少幅は1079万部、減少率は23.6%であり、明らかに朝日新聞の部数の減少ペースは新聞業界全体のそれを上回っています。
新聞の部数の増減(2009年→2019年)
- 「一般紙」:4566万部→3487万部(23.6%の減少)
- 朝日新聞:800万部→500万部(37.5%の減少)
(【出所】一般社団法人日本新聞協会『新聞の発行部数と世帯数の推移』および『FACTA ONLINE』の記事を参考に著者作成)
では、なぜ朝日新聞の部数「だけ」が大きく落ち込んでいるのでしょうか。
これについてリンク先記事は、「14年8月の慰安婦誤報問題や同9月の東京電力福島第一原発事故に関する『吉田調書問題』などで長年のコア読者が離れたという事情が重なったとみられる」、などとしています。
しかし、それだけが原因なのかといえば、何となくそれだけではない気がします。
新聞(とりわけ左傾紙)の主張内容と、私たち一般庶民の感覚の「平均値」との乖離が、ますます拡大しているように見受けられることが、これらのメディアの部数減に拍車をかけているのではないでしょうか。
とくに、「もりかけ問題」、つまり「安倍晋三氏が内閣総理大臣としての地位を悪用して、個人的な友人が経営する学校法人に何らかの違法な便宜を図っていた疑い」などの報道で、支持率を落としたのはむしろ朝日新聞を含めたメディアの側だった、という可能性ですね。
苦境は朝日新聞だけではない
もっとも、一時は朝日新聞の部数が確かに急落していたのですが、最近ではリンク先記事によれば、他の全国紙も苦しい状況に立たされているそうです。実際、朝日新聞を含めた今年8月の販売部数は、いずれも大きく減少していることがわかります。
2020年8月の販売部数
- 朝日新聞…499万1642部(前年同月比43.0万部減)→約8.0%
- 読売新聞…742万3000部(前年同月比52.1万部減)→約6.6%
- 毎日新聞…209万7000部(前年同月比23.3万部減)→約10%
- 日経新聞…206万5000部(前年同月比22.7万部減)→約9.9%
- 産経新聞…124万3000部(前年同月比11.8万部減)→約8.7%
(【出所】『FACTA ONLINE』の記事)
読売新聞を除くと、いずれも前年同月比で10%近く減少しているのです。
もちろん、日経新聞のように、電子版の有料読者である程度紙の減少分を補うことに成功しているメディアもありますが、多くのメディアはこのままジリ貧という傾向が続くことは間違いないでしょう。
これに加え、最近では武漢コロナ禍の影響で、チラシの収入が激減しているという話も聞きます(『チラシ減:コロナ騒動は新聞業界にとどめを刺すのか?』等参照。ただし、この情報については出所は未確認です。)
非常に当たり前ですが、インターネット環境が普及した現在、木を切り倒して紙を製造し、その紙に情報を印刷し、二酸化炭素をばら撒きながら全国各地に物理的な紙媒体を届けるという前時代的なビジネスモデル自体、行き詰まりを迎えているのでしょう。
一般に、参入障壁の内側で守られている業界では、情報の質の向上、技術の研鑽などがなされず、内部から腐敗してしまうケースが多いようです。このような場合、いったん参入障壁が崩れると、もろくも総崩れとなってしまいます。
新聞業界がその例外であると、誰が保証できるのでしょうか。
いずれにせよ、新聞業界がこれからどうなるのか、じっくりと見物する価値はありそうです。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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東海の者です。
地元の新聞のチラシは、コロナ前までの量に回復していません。以前から、チラシを見るために新聞をとっているような気分なので、暫くしたら、朝刊やめようかな。
やっとイルボンサラムも東海(トンヘ)を認めたニカ?
ドクトはウリタンニダ!
阿野煮鱒さま
何か嫌なことでも有ったニカ?
脊髄反射ニダ。
とある芸能人の野球YOUTUBEチャンネルの登録者数 131万人。
628万回の視聴がある回もありました。
私たちの時間の潰し方が新聞じゃないってことですね。
「日付以外信用できない」と揶揄されるような新聞を好き好んで購読し続けるほうが不思議です。実売何百万部かわかりませんし、単価も知りませんが、1日あたりで数億円相当の売上があるということ自体驚愕です。無駄な産業ですね。省庁や自治体、大手企業のプレスリリースとか記者会見を自動収集して、要約を掲載するサイトがあればマスコミ自体不要ですよね。何なら有料でもいいですよね。専門家とかが勝手にSNSで批評や分析書いてくれるでしようし。
(日付も間違えたことがあるというツッコミ歓迎です)
朝日新聞は、公共機関(市役所、図書館、学校、美術館、博物館など)や、金融機関(銀行、信用金庫)などに必ず置いてあります。私の実体験では、産経はなくとも朝日はあるのが現状です。個人購読者が減っても、法人の買い支えは根強いかもしれません。
私は国内旅行が好きで(と言っても年に6回程度ですが)、いろいろなホテル・旅館の宿泊しますが、時々各部屋のドアの下に差し込まれているのは朝日新聞ですし、フロントそばの新聞が置いている場所には、必ず朝日新聞があるような気がします。
これは無償で配っているのでしょうか?
ホテルに置いてあるのは、押し紙の余り分という説が有力です。
因みに私が出張時に定宿で使っていたビジネスホテルではエレベーター横に読売新聞が山積みされており、朝日新聞はありませんでした。
阿野煮鱒様
横から失礼します。
私の地域では区の図書館、区役所には5大紙(読売、朝日、毎日、日経、産経)+地方紙(神戸)+デイリースポーツ+英字紙+地域内ミニコミ紙は置いてます。市内は各所同じです。
6月迄はコロナ禍で閉館にし(役所はやってましたが)、その後7月一杯は新聞コーナーは撤去されてました。紙に触れるとコロナが感染る?(笑)。今は又、復元してますが、椅子席が大幅に減りました。要するに長い時間居るナ!って事ですね(爆笑)。
さすがは関西圏、五大紙網羅ですか。私の住む地方では、公共の場に置いてある新聞の優先度は、朝日>読売>地方紙>日経>産経ですね。多分予算の都合で、どこかで切られます。毎日は見たことがありません。
コロナ禍がこうした惰性の新聞置き場を変えるとしたら、不幸中の幸いかもしれません。
ケロお 様
> 日付も間違えたことがあるというツッコミ歓迎です
調べろって事ですね(^ ^) はい、どうぞ。出るわ出るわ。
【悲報】日付だけは正確と揶揄される朝日新聞、日付を間違える
http://netgeek.biz/archives/102187
2006/04/13 Thu
date:今朝の朝日新聞は4月15日付け
http://matimura.cocolog-nifty.com/matimulog/2006/04/date415_683f.html
新聞の無謬性(笑)
http://www.afrobossa.sakura.ne.jp/view/view112.html
日付も間違うとか、東スポにも劣りますね……
国会図書館は仕方ないとして、公立の図書館からは新聞撤去を希望します。あれ、新聞社への助成金または利益誘導だし、何よりもコロナの温床です。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
(なにしろ、朝日新聞と違って自分は間違う存在であると自覚しているので)
素朴な疑問ですけど、新聞の実販売数と印刷した数の差が、あまりにも大きくなりすぎると、余分なインク代や紙代もバカにならないと思うのですが。(いよいよになったら、公称部数ほど印刷しないということが、あるかもしれません)
駄文にて失礼しました。
お世話になります。
印刷業界の片隅に身を置く者の意見です。
印刷の原価のうち、紙代は6割を占めると言われます。
インキ代は印刷代に含み計算されますので原価比率としては紙代ほどではありません。
また紙代はボリュームディスカウントが適用されますが、製紙会社は当然ロット保証を求めてきますので、発行部数減少が進めば、仕入れコストは確実に上昇していると思われます。
部数減、原価増という課題を解決するには、製品へのドラスティックな価格転嫁が必要なはずですが、社会の公器というプライドが邪魔をして、価格転嫁にも踏み切れない新聞社には将来はないと思います
日本を毀損するための機関紙ですから本来はタダで配るものです。
ホテルや公的施設にはタダで配付し、お金を払ってくれるなら儲けものなのでしょう。
原資は本業の不動産事業から出ていますので倒産することはないでしょう、残念ですが。
更新ありがとうございます。
新聞社の苦境の原因を羅列してみます。
①速報性で劣る
②持ち運びに嵩張る
③捨てる所が基本、外出先には無い
④手がインクで汚れる
⑤本紙の広告が多過ぎて意外に読む欄が少ない(第3種郵便物扱いは、紙面合計の50%迄広告可)
⑥文字の級数を上げて大きくしたがそれでも老人には読みにくい
⑦文字を大きくした為、情報量が減った
⑧ほぼ全新聞社が極端な左傾である(読む気しない)
⑨琉球日報のように国の生活支援金を騙し取る犯罪者が居る、、等のデメリットがあります。
朝日新聞が499万部に落ちて、3割が押し紙で実質350万部!それでも多いですね。不動産のリーシングで利益出てるから大丈夫って?そんな悠長な事は言ってられないでしょう。そろそろ人員削減か。
しかし、希望退職を募集しても、若くて働く人(残って欲しい人)から辞めます。ジジイで給料の高い奴は最後まで残ります。まずは軽量級で誰が見てるかワカラナイM紙からでしょう。楽しみー。
めがねのおやじ様に対抗して9件、新聞の利点を挙げてみます。
①荷物発送の際に緩衝材に使える
②濡れた靴に詰めておくと乾きが早い
③服の下に入れると温かい(冬にバイクで走るときに紙=神)
④窓掃除に使うとインクの効果もありきれいに仕上がる
⑤石油ストーブの掃除に便利
⑥カッティングマットの代わりになる
⑦子供の日にカブトを折ってかぶれる
⑧固く巻いて水に漬け凍らせると完全犯罪の鈍器になる
⑨トイレで読むのによい(スマホの様に菌の繁殖を心配せずに済むし、もしトイレットペーパーが無いという緊急事態にはよく揉んで[以下略])
部数が減って、より一層コアの読者の為に、偏向した記事を書いて、読者が減っている新聞社は、どーこだ。
ポーン。あ、あ、赤日しんぶん。あっ、赤化新聞。いえ、赤字新聞。
貧乏暇だけさま
気を使って頂いた、レスありがとうございます。
朝日新聞ではありませんが、押し紙の数は地域世帯数がMaxなので、世帯数-実売数なので販売店にもよりますが半分が押し紙の所もあります。これに対しチラシのMax配布数が世帯数になるのでここが販売店の儲けになるというカラクリだったのですが、これはかなり前の話なので現在はどの程度になっているのかは解りかねますが推定するには使えるデータで無いかと思われます。
門田隆将氏によれば、朝日新聞社内では、記者が客観公正中立な記事を書くと、デスクから「もっと角度をつけろ」と書き直しを命じられるそうです。角度の付け方が甘いと、OBから「何をやっておるか」とお叱りの声が殺到するのだとか。こんな体質では、偏向しない記事など書けません。
今朝日新聞を購読している人々は、意地でも購読を止めないでしょうから、(ここにも、そのように宣言なさっている方がいらっしゃいますし)時の流れに伴う自然減に委ねるしかないと見ております。
ウソしか書かない新聞もそれが知れ渡ればそれなりに存在意義があるかも。みんなが「朝日新聞はウソばかり」
と認識すれば娯楽として楽しめるかもね。ウソだけど面白いのも自由な社会では存在できるのじゃないかな。最初から朝日新聞はウソしか書かないとわかれば、娯楽紙として生き残れるかも。ロシアにはプラウダという新聞があるけど、プラウダはロシア語で「真実」という意味、はなから「事実ではない」といっている。なるほど、これはほとんどがウソでようするにお笑いの新聞だと思えばいいのじゃないかな。
非国民 様
ソ連共産党機関紙のプラウダ(真実)はプロパガンダ、嘘、捏造ばかりだったそうですね。ソ連政府機関紙のイズベスチヤ(ニュース)と対でこんなアネクドートがありましたね。
Q プラウダとイズベスチヤの違いは?
A プラウダにイズベスチヤはなく、イズベスチヤにプラウダはなし。
プラウダも新聞なのに「ニュースはない」、イズベスチヤも新聞なのに「真実はない」って……
日本で言えば赤旗がプラウダ、朝日新聞がイズベスチヤでしょうか。
だいぶ昔の文藝春秋に「朝日は日本のプラウダか?」という論説が掲載されたのを思い出しました。
花田氏なんかが暴れてた頃だから、相当昔の話ですね。
新聞購読が減少するのとは関係ないけど
立憲民主党も共産党と手を組むんだから
分かりやすく、赤旗、赤日、毎赤も一緒に
なった方がいいのに
役にたたなくても数だけはいるように
見せれます
ふと思ったのです♪
朝日新聞社は新聞の発行だけじゃなくて、朝日新聞dgitalとかいう有料のニュースサイトを持ってますよね♪
お金出してまで読もうと思わないから、わかんないのですが、新聞とニュースサイトの内容がおんなじだったとして、新聞の購読者は減っててもニュースサイトの有料会員が増えてるから、読者数は変わってないみたいなことはないのでしょうか?
媒体としての新聞紙は、情報が遅くてかさばるから、新聞を止めてネットで読むようにした人もいるのじゃないかな?って思ったのです♪
あと蛇足だけど、動画配信なんかだと無料と有料でコンテンツに差はないけど、有料だと広告が出てこないってあるじゃないですか。
コンテンツ自体にお金を払う価値があれば、こういったビジネスも成り立つ訳だけど、新聞みたいに広告料が前提にあると、こういうビジネスもしづらいだろうし、ネットでのニュース配信って、どうやって稼いでいるのか、会員からの購読料だけでやっていけるのか、ちょっと疑問が湧いたのです♪
会員制と広告収入で成り立ちます。
日本だと日経新聞がまだ上手くやっているほうかと思います。
デジタル化によりデメリットが少なくなりますし、当然メリットも生まれます。もともと新聞社って印刷物を作る製造業でもありますからコスト削減を考えたら当然の流れかと思います。
例えば、英ガーディアンは、デジタル化により黒字化しましたし、NYT,WSJは、将来、新聞紙の発行を廃止する方針です。ワシントンポストは、ジェフベゾスによる買収後復活の兆しです。
500万部相当の影響力ってことでまだ広告出稿料の価格決めてるんでしょうか?
法的なことは当方さっぱりわかりませんが、もしそうならこれって詐欺じゃないの?みたいな。
本社は販売店に合計500万部おろしているという事実(←ここから疑いたいところだけど一応に事実ということにする)があって、その数字をもとに広告料を算出するらしいです。
売れない(購読契約数よりも明らかに多い)部数の新聞を販売店は「押し付けられている」わけです(故に「押し紙」と云われる)。
本社としては販売店側に売った(押し付けた)のは事実でその数字が大事。販売店で何故か新聞が余ってしまうのは、営業努力不足か契約数の数え間違いかなにか知らないけど、とにかく販売店の責任。
うん、書いてみて思ったけど詐欺とかそういう生ぬるいものじゃないですね、ヤクザのやり口。
販売店側が「不当に押し付けられた。実売の部数とは乖離がある」と証言してしまうと、いろいろと真っ黒な不法なことになってしまいますが、販売店側が表向き「念の為に予備として多めにしてるだけ」といっている限りはグレーな状態。
本社側「自主的にだよね。予備だよね。なあ!おいこら?」
販売店「ハイソウデス…」
ということなので、グレーデス、クロデハアリマセン、セーフデス(棒)
ケロお様
そうですか、どうもありがとうございます。少しでも実質部数が減るのを祈ることにします。「アカが書き ヤクザが売って バカが読む」はどなたが最初に言い出した言葉なのか存じませんが、まさに今当てはまると思いました。
例えば社会記事とかはあってもいいのかなと思います。
取材相手などに迷惑をかけてはいますが、一個人が取材して発信するのと、マスメディアが取材発信するのではやはりまだ差はあるとは思います。
(ツイッターでお手軽に現場で動画をとった一般人にせびる事も多々あるみたいですが)
後は記者会見などではマスメディアの人間が参加する方が、身元が安心なのと、一応取材のテクニックは有している(M月氏の様な人もいますが)筈です。
ただ社説やコラムなどで発信する電波記事はいらないですね。
ハナから疑ってかかるのはダメなんでしょうけどもうここまで来ると「朝日だから」って事で朝日(新聞や系列の雑誌、Webなど全て)の政治でもなんでもない記事でも素直に読めなくなりましたwww
少なくとも、全国紙の医療関係記事で、正確だと感じたものはほとんど記憶に無いですね。
この記事書いた記者は死ね、と思ったことは数限りないですが。
老人はたぶん可処分所得が減ってるからですよ
うちの親は定年してから、2紙とっていた新聞を日経だけにしました
多く買っていた雑誌もいまは4誌(週刊誌はゼロ)のみです
40代の私は全く新聞を読む習慣がなくなりました
雑誌はビッグコミックだけです(コラムが左翼ばかりのBCオリジナルはやめました)
ネット、テレビ、読書はトレードオフの関係ですね
福岡県民 様
(余談です)
ビッグコミックを読まれてるんですね。
たまたま19号のG13を読んで、検問所スタッフのセリフに笑ってしまいました。
「ここから先は部外者以外立入禁止だ。帰れ!」
・・??
*ニュースはwebなんですけど、漫画雑誌だけは紙媒体の方が読みごたえがあって好きです。
「押し紙家の一族」
ごめんなさい、どうしてもこらえきれなくて( 艸`*)
「うぬ、海原雄山」「帝都新聞社がここにも」
どうしてもこらえきれなくて、すみません …
押紙が武道館あふれたら(物理的に)死ぬ
カッとなってやった。今は反省している。
おうおう、もったいないことよ…(笑)
角度をつけて読み、記事を裏読みできる技量があるなら、こんなに良質(笑)な媒体はないというのに…
もちろん、すべての記事内容には眉に唾をベタベタとつけながら読むことはお約束でありますが…(笑)
そんな技量まで一般の方々に求めるのは無理な話しですから、ネットで逐一反論しなければならないところは厄介ではありますが…(笑)
朝日新聞を読めば、産經新聞を読むよりも世界の動向は大きくわかります。現段階で公の海外特約はこれぐらいあるのですから…
通信社
アメリカ AP通信社
イギリス ロイター通信社
フランス AFP通信社
ロシア イタルタス通信社
日本 共同通信社 時事通信社
新亜通信社(韓国系通信社)
朝鮮通信社(北朝鮮朝鮮中央通信の日本総代理店)
中国通信社(中国新華社の日本総代理店)
海外特約新聞
アメリカ ニューヨーク・タイムズ
イギリス タイムズ サンデー・タイムズ
フランス ル・モンド インターナショナル・ヘラルド・トリビューン
韓国 東亜日報
中国 人民日報(傘下の環球時報含む)
スペイン エルパイス
イタリア コッリエーレ・デラ・セラ
タイ バンコク・ポスト
シンガポール ストレーツ・タイムズ 聯合早報
インド ザ・タイムズ・オブ・インディア
ロシア 論拠と事実 ノーボエ・ブレーミャ ニェザビシマヤ・ガゼータ
ドイツ ジュート・ドイッチェ・ツァイトゥング(南ドイツ新聞)
2016年、朝日新聞が常設仲裁裁判所での南シナ海の判決を支持し、中国共産党の侵略行為を非難したことは当然であります。また最近、ニューヨーク・タイムズがBLM運動に中国共産党の支援が入っていたことを否定したこともまた当然であるのです。(笑)
これほど必要とされていない物を、消費税の軽減税率対象にするのはおかしいニダ。
記事はクソですが、食べれる新聞にしております。(嘘)
単純に紙媒体媒体が必要とされてないだけかと。基本的にどうしようもない。ちなみに朝日デジタルだけは購読してる。マトモな記事多いからの。逆に産経とかタダでも読まない。産経は記者のレベル低過ぎ。
>マトモな記事多いからの。
失礼ですが正気ですか?病院行かれてはどうですか?
お金出して読んだことないでしょ、数百円も払えない貧乏人でしょうかね。無料記事しか読まないとそういう凝り固まった稚拙な評価になる。
少なくとも安全保障関連は興味深い記事が多い。海外の安全保障関係者にインタビューしてたりする。これが産経になるとファクトに基づかない意見の多い国内保守論壇人のインタビューが安全保障関連の有料記事になっていたりする。インタビューで語られた内容(ファクトベースの意見)と朝日新聞社として持って行きたい方向性(ファンタジー)は別だということに早く気付いてくださいね。こういう単純なことが理解できないから保守系の人は中道の人に侮蔑にされるんやで、、
珍しい
アカピ擁護意見ですね
仰る通りファンタジー記事なので
金を払う気は全くないですね
なので有料記事が優良かはわかりませんが、
無料部分が劣悪ねつ造なのを直すべきではないですかな!
>無料記事しか読まないとそういう凝り固まった稚拙な評価になる。
朝日新聞の有料記事を読んでたらそういう稚拙な評価になる。お金を出して読める記事がこんなレベルなんだもん。
https://shinjukuacc.com/20200412-02/
>これが産経になるとファクトに基づかない意見の多い国内保守論壇人のインタビューが安全保障関連の有料記事になっていたりする。
朝日新聞は科学を否定しますからねww
朝日新聞を擁護している匿名様
反対意見の表明、ありがとうございます。もちろん朝日が正しく産経が間違っているという考え方もあっていいし、その逆もあっていいので、お互いにそれを理性的に論じるのは素晴らしいことです。
>お金出して読んだことないでしょ、数百円も払えない貧乏人でしょうかね。無料記事しか読まないとそういう凝り固まった稚拙な評価になる。
ですので、上記のような不必要な悪態はその議論の妨げになるだけでなく、匿名氏の品格を貶めることになると危惧します。
知的エリートたる天下の大朝日新聞様の読者様から見れば、朝日新聞様をけなすなどという愚昧な下司どもなど、どれほど貶めてもまだ足りないということなのではありますまいか。なんたって知的エリートですから。
確かに新聞を論ずるにあたっては不要な文かと思いますが
むしろそれこそが投稿者様にとっての主題、本音だと思いますね。金も払わないとか聞いてもいない他新聞叩きを始めるとかいかにもって感じがします
> 無料記事しか読まないとそういう凝り固まった稚拙な評価になる。
その無料記事だって朝日新聞が書いてます。つまり「朝日新聞の(無料)記事しか読まないとそういう凝り固まった稚拙な評価になる」と言ったも同然です。
「マトモな記事多いからの」で擁護したつもりでしょうけど、全然擁護できてません。フォロー下手ですね、あなた。
大体、無料記事は有料記事を買ってもらうための試供品。試供品を読んで「そういう凝り固まった稚拙な評価になる」のなら、有料記事を読んでもそうなるでしょう。試供品で人をひきつける事ができなければ商売は失敗です。
>インタビューで語られた内容(ファクトベースの意見)と朝日新聞社として持って行きたい方向性(ファンタジー)は別だということに早く気付いてくださいね。
そのインタビューですら実際には編集されてます。スペースに収めなければいけませんから。
それどころか、インタビュアーが言ってもいない事を勝手に書き散らしている時もあります。後でインタビュアーから「そんな事言ってない。本当はこう言ったんだ」と別の媒体で暴露されるケースもあります。
インタビュー記事は一見まともそうですが、実際には人選、質問内容、編集、全て、朝日新聞の意見に沿わないものが除外されてます。
肩書き(朝日新聞の場合はこれすら捏造を疑う必要あり)が安全保障の関係者っぽく書かれていても、実際は既に中枢から外れた過去の人、同僚からは白眼視されてる人の可能性も高い訳です。捏造新聞のインタビューに応じる人のレベルなんてそんなもの。インタビュー記事を読む時はそこを差し引いて読む必要があります。
インタビューで答えた事はファクトになりますが、インタビューの「中身」がファクトであるとは限りません。「中身」が本当にファクトであるかどうかは別の資料による傍証も必要です。
「専門家の意見」などエビデンスにもなりはしない、というのは科学者に取ってイロハのイです。
論理的な文章であるから正しい意見だ、と思ったのでしたら、あなたは読解力と読書量が足りません。大事なのは論理性やインタビュアーではなく、それが事実であるか否かです。
朝日新聞社の売り物に掲載された以上、インタビューで語られた内容(ファクトベースの意見かどうかも謎)と朝日新聞社として持って行きたい方向性(ファンタジー)は同じで不可分であるということに早く気付いてくださいね。こういう単純なことが理解できないから左翼系の人は中道の人に侮蔑されるのです。
朝日デジタルの本当の価値は、記事の内容ではなく、その読者になる事でどういう人間性に変わるか、だと思います。その意味ではあなた程、優れた広告塔はいないでしょう。
朝日新聞の有料記事を買って読んだら、「そういう凝り固まった稚拙な評価」しかできない、「お金出して読んだことないでしょ、数百円も払えない貧乏人でしょうかね。」と平気で人をバカにできる、そのくせ自分の意見の矛盾や思考の浅はかさに全く気付けない人間になるという事をあなた自身が証明してくれました。捏造新聞の人身御供となってまで、貴重なサンプルを示してくれた事に感謝します。このサイトの読者の皆様にとっても貴重なサンプルになります。
おかげで、朝日デジタルの記事にお金を払うという愚行を犯さずに済みました。反面教師になっていただきありがとうございます。
購読者さんというよりも、まるで記事を書いている中の人っぽい感じの狂気さを感じます。お上手です。
>海外の安全保障関係者にインタビューしてたりする。
海外の自称専門家を使うのは朝日の得意芸
>朝日新聞社として持って行きたい方向性(ファンタジー)
普通は(ストーリー)とかって書くけど、事実無根荒唐無稽なことを自覚しているし、公言までしちゃう朝日らしさ
>逆に産経とかタダでも読まない。
>これが産経になるとファクトに基づかない意見の多い国内保守論壇人のインタビューが安全保障関連の有料記事になっていたりする。
ただでも読まない割にお詳しい。商売敵が気になって仕方ないような雰囲気をうまいこと出してます。「朝日デジタルだけは購読」さんと「お金出して読んだことないでしょ」さんは別人だ、とかあさっての方向から第3の「匿名」さんが現れたらガチな感じになりますね。
> 一般に、参入障壁の内側で守られている業界では、情報の質の向上、技術の研鑽などがなされず、内部から腐敗してしまうケースが多いようです。このような場合、いったん参入障壁が崩れると、もろくも総崩れとなってしまいます。
この文章を読んで、平安〜室町時代に絶大な勢力を持っていた大山崎油座の話を思い出します。
他の地域の油座や新規の油売りの参入を実力行使で妨害したり、朝廷や幕府に強訴やストライキで圧力をかけて日本各地での荏胡麻油の生産販売の独占を認めさせたりとやりたい放題でした。
大山崎油座の優位と言えば、石清水八幡宮の威光という朝廷や幕府を強請るネタがあった事、朝廷や幕府を強請って得られた公権力を利用して大消費地・京都を独占できた事、くらいのもの。商売上手とか荏胡麻油の質が良かったとかそういうのはありませんでした。多分、お客さんに対しても殿様商売だったのでしょう。
だから戦国時代になり、朝廷や室町幕府が衰退すると公権力の抑えが効かなくなり、次々と現れる新規参入商人との競争でボロ負けし、楽市楽座でとどめを刺されて山崎の戦い後に消滅しました。
相変わらず博識でいらっしゃる。
大山崎油座になぞらえると、新聞業界を葬り去るには三つの方向があるということになりましょうか。
(1) 日本社会がポストアポカリプス並に混乱し「法律何それ美味しいの」状態になり、政府が新聞を守ってくれなくなった。(ていうか、そんな状態で新聞読む奴なんかいるのか?)
(2) 各種法律を改正し、規参参入を自由化する「令和の楽市楽座」
下に「自転車の修理ばかりしている」様が取り上げてくださった「日刊新聞法」の改正は必須ですね。
(3) より効率的に菜種を搾油できる擣押木(しめぎ)を開発し、経済合理性によって荏胡麻油を市場から駆逐する。はい、インターネッツですね。
以下は雑談です。
灯明油としては菜種油が荏胡麻油を駆逐しましたが、荏胡麻油は乾性油(※)の性質を持つため、油紙や唐傘を作る目的で使われ続けました。(※ α-リノレン酸等の不飽和脂肪酸が酸化重合して固化する)
逆に、α-リノレン酸は酸化しやすいので長期保存が困難です。食味がすぐに衰えるため、搾りたて/開封したてで食べないと、不快な臭いがして食べられません。加熱調理にも向きません。
しかし、α-リノレン酸は必須脂肪酸であり、体内でEPA, DHAに変換されます。荏胡麻油はα-リノレン酸を60%程含み、効率的に摂取できます。小瓶で買って毎日使い、早めに使い切れば大丈夫です。私は、荏胡麻油 1 : ポン酢醤油 2、すりおろしニンニク少々、胡椒少々でサラダドレッシングにしています。
こんなところで油を売っている場合ではないのです。
阿野煮鱒 様
サラダドレッシングに使われてるのですね。さすがです。
> 新聞業界を葬り去るには三つの方向があるということになりましょうか。
おそらく。現実には(3)が選ばれてるようです。
日刊新聞法の改正もありでしょうけど、そもそも新聞、新聞社が必要ない時代になれば日刊新聞法の改正をしなくても同様の効果が得られます。
新聞社の猛反対に付き合うエネルギーももったいないです。放送法第4条を削除してテレビ局が今やってる偏向報道、左派のプロパガンダ放送を合法にしてしまおうか、という意見が政府より出ただけで、「言論の弾圧だ!放送の自由を守れ!」と放送業界幹部から支離滅裂な抗議が出た事もありますから。
> 灯明油としては菜種油が荏胡麻油を駆逐しました
これがわからないのです。江戸時代に入って荏胡麻油より菜種油が選ばれた理由が。
考えたのは、反収の良さや炎の明るさが優れているからか、と思ったのですが、荏胡麻や菜の花を育てた事がないのでわかりません。阿野煮鱒様のお話しですと、酸化して固まりにくく、長期保存ができるから、という線も有力かな、と思いました。
> 反収の良さや炎の明るさが優れているから
その通りです。詳しく述べると長くなるので、こんな↓資料はいかがでしょうか。
https://www.abura.gr.jp/history2016/edo-akari_all.pdf
個人的な実感としては、収穫量や、実の単位質量辺り油含有量のみならず、季節要因があると思っています。荏胡麻はシソ科の一年草で、夏に育ちます。晩春に種を蒔いて実を収穫するのは今頃です。稲作と重なるわけです。菜種は冬の間に育ち、河津桜の開花時期と同じ頃に花を咲かせります。つまり水田の裏作で栽培できます。ただし、関東以北では寒すぎて困難です。
私は関東生まれです。子供の頃、菜の花畑はあまり見ませんでした。今住んでいるところは温暖で、一面の菜の花畑が随所で見られます。
> 長期保存
これは確信がありません。種子の態で長期保存して、油の市場在庫量に応じて搾油すれば問題にならない気がします。
油にしてしまうと、酸素に触れたら直ちに劣化していきますので、保存が難しいですね。昔は一斗缶のような手軽で密閉性の高い容器がありませんでしたから、都度消費、都度供給だったと思います。もちろん菜種油もα-リノレン酸を10%程度含むため経時劣化はします。しかし、酸化しにくいオレイン酸が約60%も含まれるため、荏胡麻油より遙かに安定です。菜種油の方が保存が楽なのは間違いありません。
因みに、安定度でいうとオレイン酸を86%も含む椿油が抜群です。鬢付け油のイメージがありますが、食用にもなります。日本刀の錆止めもこれですね。機械油としても使われています。
次いで安定なのかオリーブ油です。オレイン酸の含有比率は70%を超えます。酸化重合の心配がないので長期保存は可能ですが、ただし、エクストラ・バージン・オイルの鮮烈な香りは別の成分によるので、早く消費しないとつまらない味になります。
自転車の修理ばかりしている様:
> こんなところで油を売っている場合ではないのです。
私に、油を売る意外に何の能力があるのかと小一時間(略)
誤解を招いて申し訳ないです。阿野煮鱒様に申し上げたのではなく、油売りから連想して、松波庄五郎変じて西村勘九郎改め長井新九郎養子に入って斎藤新九郎出家して斎藤道三のことを考えていた自分に対し自戒したものです。
「一文銭の穴を通して油を注ぎます、しくじったらお代は頂きません」というシーンを覚えています。
しかし近年この国盗り物語もフィクションであることが明らかになって来たらしく、少々残念な気がします。魅力的な悪役は物語の花なのになぁ。
阿野煮鱒 様
油の事、詳しく教えていただきありがとうございました。全然知らないので勉強になりました。資料も後でじっくり読みます。
稲作の裏作にできるか、は大事ですね。
自転車の修理ばかりしている 様
> しかし近年この国盗り物語もフィクションであることが明らかになって来たらしく、少々残念な気がします。魅力的な悪役は物語の花なのになぁ。
最近は中世の研究がどんどん進んで、私たちが学校で習ったり本で読んだりしたものと全然違う話が定説になってきてます。英雄の逸話が創作だの誇張だの言われてがっかりする事もありますね(笑)
しかし新しい定説もおもしろいですよ。特に経済史については現代の感覚でも理解できるのに今まで気づかなかった観点を教えられるのでおもしろいです。
> こんなところで油を売っている場合ではないのです。
ハハハ(笑)
でも油売りは夕方から忙しかったそうですよ。照明用の油が足りない事に気づく家庭はどこかにありますので、行商は夕方から夜更にかけ、あちこちの街角で売りに行っていたとか。室町時代に作られた「七十一番職人歌合」にこんな歌が残ってます。
宵(よひ)ごとに都へ出づる油売り更けてのみ見る山崎の月
逆に言えば日中は暇だった訳ですね(笑)
“中日新聞王国”県の人間ですが、来月から購読料が値上げになるとか
これまでが若干割安で、他紙と同程度の値段に並ぶだけかもしれませんが・・・
何となくの習慣で家で取り続けているのですが、これを機会に止め時・見直し時かなといよいよ思ったりです
中日新聞は折込チラシが素晴らしく充実してるという話を聞いたことがありますが、やはりそうなのでしょうか?
休憩時間にゆっくり新聞を読める会社は間違いなくホワイトな企業だと思います。
ひと昔前なら労働貴族様が出社後優雅にコーヒーを飲みつつ教養のたしなみとか言いながら新聞を読んでいましたが現在はブラック企業が跋扈しているせいかそう言った人はあまり見なくなりました。朝日が衰退するのは構いませんが新聞業界が衰退するのは少し残念です。
不偏不党の地に立って言論の自由を貫き、民主国家の完成と世界平和の確立に寄与す。
正義人道に基いて国民の幸福に献身し、一切の不法と暴力を排して腐敗と闘う。
真実を公正敏速に報道し、評論は進歩的精神を持してその中正を期す。
常に寛容の心を忘れず、品位と責任を重んじ、清新にして重厚の風をたっとぶ。
ここから反安倍が生まれることが不思議です。
その素晴らしい綱領によって、お節介にも民衆を導こうとするところに朝日新聞の問題があるのだと思います。朝日新聞綱領は戦後の制定ですが、戦前から人々を動かそうとする先導的(扇動的)傾向が朝日新聞にはありました。
自転車の修理ばかりしている様
言われて見てみると民主国家を確立するとか言ってますし工作的、扇動的な臭いもしますね。
あとは、まどろっこしい表現が多いように思えます。重厚な風を貴ぶとかもっとシンプルな表現に出来なかったのでしょうか。
あくまでも印象でしかありませんが、新聞業界の堕落と衰退は、宅配制度というビジネスモデルがあまりにも成功し過ぎたせいなのではないかと思います。
実際、その新聞の論調に賛同し、我が意を得たりと思っている購読者はどれほどいるのでしょう。「なんとなく」「昔から取っているから」など、惰性で取り続けている購読者が、大半とまでは言いませんが、相当な割合なのではないでしょうか。そして、朝食を食べながら、あるいは某所で踏ん張りながら朝刊を読むという行動を習慣づけすることに成功したのは、まさに宅配制度の賜物です。
しかし、そのような状態となってしまうと、ある意味どんな記事を掲載しようが部数に影響は出ません。読者も「なんとなく」読んでるに過ぎないからです。つまり、安定した購読者による大部数発行が確保されているのであれば、記者は最低限の日本語力を除けば、全く研鑽の必要がなくなってしまうのです。だって、記事の質など誰も気にしておらず、部数にも影響しないのですから。
宅配制度などなく、駅やスタンドでの販売のみということになれば、記事の質の低下は即部数減に繋がるため、記者はそれなりの研鑽を積み、記事の質向上に努めざるを得ません。クズ記事しか書けない記者は当然クビになるからです。
こうして日本の新聞記者の堕落は進行し、そしてあまりにもクズ記事を量産したために、惰性読者すらをも呆れさせ、結果として大幅な部数減に繋がったのではないか、というのが私の見立てです。もちろん、ネットワーク環境の普及がそれを後押ししているのは間違いありません。しかし、惰性読者の繋ぎとめに失敗しているというのは、新聞が提供する情報に価値を認めてもらえなくなったということでもあるのです。
いや、電子版の読者は増えてるし、というのは一種の詭弁です。わざわざ有料会員となって電子版を読む人たちというのは、その新聞を読みたくて読んでいる人たちであり、単に媒体が紙から画面に変わったにすぎません。それでは発行部数の大幅な減少を説明することはできないのです。
宅配制度の根幹である新聞販売店の経営は、年々厳しさを増しているという噂を聞くことがあります。どの程度実情を反映しているのかは分かりません。しかし、惰性読者の減少は、否が応でも新聞業界を揺るがしていくことになるでしょう。
龍様
私の子供のころ、新聞と牛乳は毎朝配達されてきました。(歳がバレる) 新聞は今も配達されますが、牛乳配達を見かけることはごく少なくなりました。比較して論じてみたいと思います。
牛乳配達が盛んだったのは、家庭での冷蔵能力が物量とも不足で、継続した少量の供給が必要だったためだと考えます。その後の冷蔵物流の進化、スーパー・コンビニの発達と価格低減、家庭冷蔵庫の大型化も相まって、「毎日配達してもらわなくても必要な時に買いに行けばいい」という認識に至り、減少したものでしょう。
新聞は、これも生鮮商品です。情報の新しさはストック不能で、冷蔵庫に入れてもダメです。それに加えて、龍様ご指摘の通り、購読側にとっては不労入手と月極めで安くなる点、発行側にとっては囲い込みできる点が双方のメリットとなり、配達制度が生き延びたのだと思います。
とは言え、これからもそうだとは思えません。ネットの発達により、情報も「毎日配達してもらわなくても必要な時に取りに行けばいい」となります。新聞も次第に電子版が主となり、随時の更新と記事の差替えという形態に至ると考えます。…が、それは多々ある無料ニュース配信と大差ないようにも見え、それでも購読してもらおうとするなら、他とどう差別化を図るかという問題になってきます。
鮮度を切り口にしましたが、鮮度が最重要なのはニュースであって、新聞社の知見を反映した「解説」「分析」「社説」などはじっくり読みたいという需要があると思います。そこに新聞社ないし紙媒体のサバイバル方向があると考えます。逆に言えば、バイアスまみれの解説や説得力のない分析、唯我独尊な社説を書けば、客離れを招くという事になります。龍様ご記述の「記事の質の低下は即部数減に繋がる」がここでも適用されてきます。
まあ、こういった理屈通りに行くとは限りませんが。
牛乳配達はもう過去のものだと思っていましたが、明治によれば契約軒数はV字回復しているという事です。保冷能力の高い配達箱も一因ですが、宅配専用商品の開発や機能性飲料が大きく寄与しているようです。やはり飲み応えのある、読み応えのある商品が決め手なのだと思います。
それはともかく、明治さんフルーツ牛乳復活させてください。好きだったんだよぅ。
自転車の修理ばかりしている 様
>明治さんフルーツ牛乳復活させてください。好きだったんだよぅ。
後継商品の「明治 フルーツ 220ml」はいかがでしょうか?瓶じゃなくペットボトルです。
配達も受け付けてるそうですよ。
↓ ↓ ↓
明治のHPより「明治フルーツ220ml」
https://www.meiji.co.jp/products/drink/4902705013810.html
Amazonでも売ってます。
↓ ↓ ↓
https://www.amazon.co.jp/明治-1013810-フルーツPET-220ml-×24本/dp/B081NFHFCS/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&dchild=1&keywords=明治+フルーツ+220&qid=1600929119&sr=8-1
とある福岡市民様へ
へえぇ、ペットボトルで常温保存可能なんだ…買ってみようかな。
情報ありがとうございます。このサイトはホントにためになります。
ちなみに、明治さんはコーヒー牛乳を廃止するつもりはないらしいです。なくなったときの銭湯での反応が怖いとか。暴動が起きるのでしょうか?
こどもの頃に読んだ21世紀の生活の絵図には、
「各家庭には冷蔵庫程度のコンピューターがあり、毎日の献立を計算してくれる」
「新聞は伝送されて各家庭で印刷される」
なんてのが、チューブカー・エアカー並みに書かれていました。
今では、iPhone片手にcookpadでレシピを調べ、作ってみた動画をYouTubeを見ながら調理。
新聞の宅配がまさか生き残っている一方で、スマートスピーカーに記事を読ませる人もいるという。
アナログAM/FMラジオ放送が完全に死滅しないように紙の新聞宅配も死滅はしないのでしょうね。
朝日新聞は株式会社なのですから、発行数減少は株主総会での質疑項目の目玉とも言え、原因究明を求められて然るべきです。そうすると誤報や偏向が原因であることが指摘され、正常化への修正力が働くはずです。しかしそんな話は聞いたこともありません。…という素人の疑問が浮かびました。もしかすると新宿会計士様の記事にもこういう指摘は既にあったのかもしれませんが、読み飛ばしたのか頭に入っていませんでした。以下、詳しい方にとっては先刻ご承知の話が続きますがご容赦ください。
ちょっと調べてみると「日刊新聞紙の発行を目的とする株式会社の株式の譲渡の制限等に関する法律(昭和26年制定)」略して「日刊新聞法」というものに突き当たりました。その第一条をコピペします。
「一定の題号を用い時事に関する事項を掲載する日刊新聞紙の発行を目的とする株式会社にあつては、定款をもつて、株式の譲受人を、その株式会社の事業に関係のある者に限ることができる。この場合には、株主が株式会社の事業に関係のない者であることとなつたときは、その株式を株式会社の事業に関係のある者に譲渡しなければならない旨をあわせて定めることができる。」
つまり、株は身内しか保有できないし離脱者からは剥奪できるという事ですよね?日本のどの新聞社も非上場なのもこのためですよね?そりゃ株主総会が紛糾しないわけです。経済音痴にもやっと分かりました。
法律制定の目的は外部資本による圧力の排除と報道の自主性の確保だったことは想像できますが、それは結局新聞社自身の自己批判を怠らせ、民衆との乖離をもたらすことになりました。権利に安住する権力は腐敗するという好例です。これで「××社は閉鎖的な社風を改革するために外部取締役を積極的に導入するべき」とかよく記事に書けたものです。
「日刊新聞法」にしても「電波法」にしても、マスコミは法の保護に甘えすぎて、自浄能力を失っているように見受けられます。偏向を防ぐための法が偏向を助長しています。ネットがメディアの偏向を補完する方向に働いている現在、法の保護も見直すべき時期なのかもしれません。
業界スズメさんに「部数が350万になったんだって?」と電話で聞きました。そしたら「実売部数は300万位だよ」と教えてくれました。押し紙もやり過ぎると販売店が廃業して販売地域にアナがあくので難しくなってきたそうです。毎日配達するという20世紀的なビジネスモデルが時代遅れになってきています。
新聞、テレビを含むマスコミ界、出版界はどのように生き残れるのか、目が離せません。
中日に続き、北海道新聞も来月から値上げとの事で、いずれ朝日等も続きそうです。
疲弊している販売所への押売りを減らし、実売数に近づけていく感じかなぁ。
実売300万で差し引き押し紙200万。実売6:押し紙4。なんかリアルですね。押し紙率は販売店毎に違うでしょうけど、5:5越えてくるぐらいが搾取限界というところでしょうか。
景気の悪化で本業の不動産事業が苦しくなって来たら、副業の新聞紙製造の方も一気に倒れるかもしれませんね。倒れる前になにかとんでもないことをやらかしそうな予感がします。
日経は、社員さんの本業である株式投資のために、副業で本業支援記事を書いてますよね。時々バレて捕まる間抜けもいますが、そういうリスク込のお仕事なのでしょうがないですよね。経済以外の記事は結構読めるレベルなので、副業のついでにやってる新聞紙の空欄埋め記事を頑張って欲しいものです。
朝日も、誌上で本業支援をバンバンするようになって、お縄になる社員が出てくると妄想すると胸が熱くなります。