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読者雑談専用記事通常版 2023/12/31(日)

読者の皆さま、本年も当ウェブサイトをご愛顧賜り、本当にありがとうございました。今年最後の『読者雑談専用記事(通常版)』を更新しました。どうぞご利用ください。

年末のご挨拶

読者の皆さま、本年も当ウェブサイトをご愛顧賜り、本当にありがとうございました。

改めまして御礼申し上げますとともに、来年も皆様にとって素晴らしい年となりますことを心よりお祈り申し上げます。

読者雑談専用記事(通常版)とは

本記事は、特段のテーマを決めず、読者の皆さまがおのおの、好きなことを書き込んでいただくための「雑談専用記事」です。原則として土曜日と火曜日に新しい記事を立ち上げています。

書き込んでいただく内容
  • 読者同士の挨拶ないしは近況報告
  • 最近気になっていること、議論したいと思っていること
  • 自分自身のブログ・SNS記事等の宣伝(※)

等々、何でも結構です。

なお、コメントを書き込む際のルールは『読者コメント要領・引用・転載等ポリシー』等のページをご参照ください。

読者投稿

読者投稿募集』のページにも示しているとおり、当ウェブサイトでは読者投稿を歓迎しています。

その際、読者投稿の基準を満たさない投稿記事(たとえば文字数が足りない、など)については、こちらの「読者雑談専用記事」に書き込んでいただいて結構です。その際、最初に「投稿のタイトル、投稿者の簡単なプロフィール」などについて記載してください。また、1回の投稿で書ききず、投稿を続ける場合は、「続き」とわかるように明示してください。

過去リンク/次回更新予定

普段、この『読者雑談専用記事』は火曜日と土曜日に更新しています。

今回の記事のみ、大晦日バージョンということで、昨日の土曜日ではなく本日づけで公表した次第ですが、次回からは通常通りに戻ります。

よって、次回の読者雑談記事(通常版)につきましては、『読者雑談専用記事通常版 2024/01/02(火)』を1月2日(火)正午に公表したいと思います(なお、これとは別に、テーマ別記事を公開する可能性もあります)。

過去の「読者投稿一覧」につきましては、次のリンクをご参照ください。

新宿会計士:

View Comments (46)

  • 最近、「ドル換算した値を以て日本経済を測るな」という趣旨のエントリーが、しばしば登場していますが、これらを読んでいるうちに、ふと、なんとも怪しい考えが頭に浮かんできました。題して、「特殊相対性理論のドル円関係への適用」(笑)。

    英エコノミスト誌が毎年報告している「ビッグマック指数」。国により固有の価格決定要因にある程度の違いはあるでしょうが、長年変わらず、万国共通で、同じ食材、同じレシピで提供されているビッグマックは、各国通貨がもっている購入力を測る上で、希有の物差しとも言えそうです。

    この指数によると、今年7月時点で日米それぞれの値は5.58ドル対3.17ドル。
    https://jp.statista.com/statistics/1357277/big-mac-index-global-prices-for-a-big-mac
    当時の円ドルレート、1ドル141円で計算すると、日本でビッグマック1個を食べようとすれば450円。最近マックの店に入ったことがないので、本当にこの値段だったかどうかは知りませんが、いま同社のホームページを見たら、ビッグマックバリューセットの現在価格は750円だそうですから、7月以後の値上げも考えれば、まあ、そんなところだったんでしょう。懐が余り温かくないときでも、昼飯にするなら予算の範囲内ですかね。

    ビッグマック1個が食えるお値段ということで、BiMKOなる仮想通貨単位を考えてみます。1BiMKO=5.58ドル、1ドル=0.18 BiMKO。1BiMKO=450円、1円=0.0022 BiMKO。つまり、この通貨単位を基準にすれば1ドルの購買力は0.18/0.0022で82円相当ということになります。この1ドル82円のレート、ずんぶん昔に見たような。

    円ドルレートは上がり下がりを繰り返しつつも、1990~2000年代、概ね100円/ドルを超えない水準で推移し、1ドル90円時代と呼ばれたもので、一時は1ドル70円にまで円高が進んだこともありました。その後は、一度も1ドル90円の水準を回復したことはありません。当時、日本でビッグマックの値段がいくらだったかは調べていませんが、450円よりはずっと低額だったでしょう。しかしはなしを簡単にするために、当時から1BiMKO=450円のお値段は不変とします。実際の価格がいくらだったかは、後の議論に影響しません。

    「日本で450円で買えるのなら、当時のレートだと米国では3.17ドルで済んだでしょ」は、ニュートン力学的宇宙観。「じゃあ、いくらなんだ」と問われたら、いま答える術がないので、とりあえずxドルとします。

    BiMKO座標系という絶対座標系から見て、日本円の世界は準静止座標系。対する米ドルの世界は、亜光速、しかも時間経過とともに速度を増していく運動座標系。そこではかつて1BiMKOに相当したxドルが、今では内部の物差しを当てれば5.58ドルの大きさに膨らんでいる(物差しの方が縮んでいくように見えるから)。一方、日本から見れば、かつてのxドルは。いまでは3.17ドルと評価される大きさに相対的に縮んで見える。

    で、xの値がどれだけかと言えば、
    5.58/x= x/3.17、x^2 = 17.69 で、x = 4.2ドル。
    つまり、米ドルの値打ちはかつての75%程度(3.17/4.2)。年率にして平均1%くらいずつ収縮していってる(特殊相対性理論によれば、米ドル座標系では時間はゆっくり経過しているはずだから、系内で測った価値毀損速度はもっと速い !?)。円に替えて日本で使えば、ビッグマック1個が買えるはずのところが、米国座標系の下で暮らす限り、今でも半個ちょっとの購買力にしかならないし、ビッグマック1個相当の日本円を米ドルに替えてアチラで使う状況を考えると、それで買えるビッグマックの大きさは、多分これからもドンドン小さくなっていく、

    なぜそんなことになるのか。主な理由と言ったらやっぱり、国際基軸通貨国の座にあぐらをかいて、財政、貿易の双子の赤字を垂れ流し続けて、一向に過剰消費体質を改めないことでしょう。それでいてデフォルトとならないのは、世界中から、とくに日本から、マネーが恒常的に流れ込んでくるから。だけど、日本にしたところで、経済援助のつもりでドル債券を買ってるわけじゃないでしょう。国内に円のまま寝かせておくより、ドルに替えて米国に投資した方が有利だから。それで円ドルの需給関係は常にドル買いの方に傾き、80円そこそこの値打ちに140円までの掛け値をされても、それでも買っている。利ざや分は長年にわたってドル建てで回収するから、それが年率1%を十分超えることが期待できるのなら、投資目的としてはそれでOKってことになる。

    海外から流入するマネーが、米国社会の全体をそれなりに潤しているのならまだしもですが、その恩恵はどうもごく一部の富裕層に集中している気配が濃厚です。米国のジニ係数は最近では0.49にまで上昇しているそうで、最早、暴動が頻発してもおかしくないようなレベルです。それを宥めるためでしょうか、メディケイドとかCHIP(旧フードスタンプ)とか、貧困層対策に多額の財政支出をおこなっているんですが、それがますます赤字を膨らませるとなったら、「一体何やってんだ」と言いたくもなります。

    最近、某C国、某K国の経済破綻なんてことが盛んに語られますが、私たちが真剣に心配すべきは、むしろ米国の状況の方なんじゃないでしょうか?

    • >伊江太様
      >海外から流入するマネーが、米国社会の全体をそれなりに潤しているのならまだしもですが、その恩恵はどうもごく一部の富裕層に集中している気配が濃厚です。

      資本や企業が国境をまたぎ汎国家的な活動をしている現在では、過去の国家間に存在した所謂南北問題が国家内で起こっているのかも知れません。
      国内の経済格差により分断が起こるのであれば、国家所属のアイデンティティも薄れ、国家の存在意義や枠組みも揺らぐときが来るかも知れませんね。国家の抵抗もあり、これは近々に起こるとは考えにくいかもですが。

    • 今話題の換算したGDPの捉え方について
      学問領域を超えての壮大な理論での考察
      昼飯のビッグマックからそれが宇宙まで、
      うわあ!さすがと拝読させていただきました。

      今ちまたで拡散工作されてる
      米ドル換算GDP論なるものは、
      トリッキーな民主党擁護という
      すぐに見破られるお笑いのもので
      韓流政党立憲民主党の
      おべんきょうかいでしか通用しないものですが、
      当時もありもしない埋蔵金を言い逃れにした
      彼らもですが、そんな
      義務教育レベルが未達と言われる層向けの
      主張などではなく、せめて 韓流世界初新発見の
      『新エーテル』の存在を主張する理論など
      歯ごたえのあるもので対抗してほしい
      ものですなあ(笑)

      ぜひ、続編として
      「一般相対性理論のドル円関係への適用」を
      わくわくしながら心待ちにしています。

      • 世相マンボウ様

        絶対座標系に置いたビッグマックのお値段が、実は運動座標系で考えるべきものなんだとすれば、それこそ「一般相対性理論」の世界の話になるんでしょうが、そりゃ、わたしにはとても無理! 

        と言うか、「特殊相対性理論」なんかのはなしに持っていったのは、半分は冗談ですよ~。

        マジでそれ言ったら、奥さんの占星術頼りだって言われるレーガノミクスと、大同小異ってことになってしまいますものね(笑)。

        だけど、無理くり特殊相対性理論的説明をくっつけた装飾部分を取っ払った残りは、一応真面目に考えて書いたつもりです。

        • 伊江太さま。

          相対性理論への展開については
          初春に人類の叡智を謳歌する
          知性が華麗に 
          舞いける・ジョーダン の
          新春特別企画と楽しませてもらいました。

          新春特別企画の部分以外については
          これまで軽いネタとして取り上げられる
          ことの多かったビッグマック指数経済学(?)
          なるものを、論理的な整合性を持って
          突き進められたものとして、
          とても感銘を受けました。

    • このコメントを読んで、幾つかのことを考えました。

      日本や欧米の国々が、C国へ雪崩の如く工場を建設した、2000年当時C国の人件費は、日本の人件費の40分の1と言われていました。それが、最近は、4分の1にまで上がっていると言います。
      2000年当時、何故C国は、日欧米と比して人件費が格段に低かったのか?
      人々は、それでも生きて生活をしていました。物資も多種多様多量ではなかったでしょうが、稼ぐ方法も手段も無なかったし、「欲しいものが世の中に無かった」ので、それ程、お金が必要ではなかったのかもしれません。つまり、「(欲しい)モノが世の中に存在していなかったし、存在すら知らなかった」。生活にはいろんな「不便」を感じていたかもしれないが、それ程の「不満」も感じなかった。世界はそんなものだと思っていたから。また例えれば、病気も怪我もしない人が、医者も医療も必要としないし、世の中に、医者や医療という存在があるとも想像もしないのと、同じかもしれないですね。

      しかし、その後、日欧米の経済進出とともに、C国の人件費は上がって行きました。
      何故か? これには、経済学的にはいろんな見方があるのかもしれませんが、取り敢えず、自己流解釈を書いてみます。

      欲しいものが目の前に現れた!
      つまり、外国との交流によって、今まで知らなかったものの存在を知った。それは、自分達の生活の不便を取り除いてくれるものであったり、今まで知らなかった欲求を喚起するものであったりした。よく言う、「こんな世界があったのか!こんなものが世の中にあったのか!」。辺鄙な田舎から都会に出て来て、その煌びやかな生活様式に驚いたり、貧乏人が、金持ちの世界に招かれて、世の中にはこんなに美味いものや、こんなに楽しいことがあったのか!と驚嘆するようなものかもしれないです。

      松下幸之助の有名な話があります。
      戦後、後に人々の生活の3Cの神器と言われる、白黒テレビ、冷蔵庫、洗濯機を、松下電器も開発しました。しかし、そこで、松下幸之助は、困って考え込んでしまいました。「こんな高価なもの、誰が買うんだ?」
      モノは作ったが買う人がいない。
      松下幸之助のその悩みは、答えがなかなか見つかりませんでした。
      そんな最中、経済視察団の一員として、米国へ行きました。その時出会ったある米国人に、その悩みを相談しました。そうしたら、その人は言いました。
      「買う人を創ればいいじゃないか」。
      そこで、幸之助は、はっと気が付いて、帰国して直ぐに従業員の給料を3種の神器が買えるように引き上げました。つまり、買う人を自ら創り出したのです。そうしたら、飛ぶように売れました。誰もが欲しがる3種の神器。それらは、今までの生活の不便を解消してくれるもの(洗濯機)、生活の幅を広げてくれるもの(冷蔵庫)、新たな楽しみを与えてくれるもの(白黒TV)だから、誰もが欲しいものでした。
      欲しいものを買えるだけの収入があるから「買う」、買う人がいるから「売れる」、すると更に生産をしなければならず、生産をすれば儲かるので、更に従業員の給料を上げることができます。
      将来の収入まで見込んでも、買いたいものがある、だから、ローンという仕組みが生まれて金融業の幅も広がったし、将来の収入で現在の消費をするので、現在の経済も更に拡大します。
      これが、経済成長で、「モノが無かった真空状態」に(欲しい)モノが突然現れるから、ブラックホールに吸い込まれるようにモノが売れて行く。
      そして、その時には、どんな物価水準になっているか?
      「従来には無かった付加価値」を持った「高価格」な3種の神器が買えるような「収入水準」になっているのだから、社会は、従来よりも「高付加価値社会」になっているハズ。表面上、物価が上がったように見えるかもしれないが、それは、単に貨幣価値が下がったのではなく、「モノの側の付加価値」が上がっているのだ。
      例えば、車。戦後自動車が普及し始めた時の車は、兎に角動けばいい、というレベルのモノであったかもしれないが、今の自動車は、乗り心地だの、加速性能だの、AT、だのと、昔の車と比べれば、付加価値が全く異なっている。それで、昔の車の値段と比べて、最近の車は高くなった、なんて嘆くのは可笑しい。
      「物価が上昇するのは、付加価値が上昇しているからだ」とも言えます。

      そして、C国は、日欧米からの高付加価値商品の流入で、その高付加価値商品で、人々が生活するようになったので、高付加価値社会となり、人件費も、その付加価値レベルまで上昇した。

      こういう経済発展を、サプライサイド経済、というらしいですね。
      つまり、「モノの供給が、経済を発展させる」ということで、経済発展の為には、兎に角、モノを供給しろ、と。
      しかし、これは、経済成長期には当て嵌まるが、成熟した経済社会では、上手く働かない学説らしです。

      経済学の学説をどうのこうのという程の知識もないので、ここまでにします。

      が、ビッグマックの価格による購買力比較というもの、せっかくだから、その国の社会の付加価値レベルの比較にも使えないだろうか?と考えてみたいです。

      何か見ていると、ビッグマックの価格は、各々の国の「社会の付加価値度」に相関がありそうにも見えるのです。

      さて、その「社会の付加価値度」とは、何か?それは、「フロー」の付加価値度のことではないか?と思えるのです。
      それを、説明するために比喩を用いれば。
      日本人は、「ウサギ小屋に住んで、貯金通帳を眺めてその残高をみて喜んでいる」と、昔言われました。
      これは、「ストック」することを楽しんでいるのではないか?
      日本人の生活様式は、質素なものを食べ贅沢なものは買わず旅行にも行かず(質素倹約)、ウサギ小屋に住み、貯金通帳を見て、これで老後は安心だ、いや、未だ足りないからもっと節約しなくちゃ」と、「ストック重視」の生活スタイルです。
      そして、その貯金は、銀行を通して、世界の国々に貸し出されて、その金で、世界の国々の人々は、「フロー」の生活を楽しみ、中には、日本に観光に来る人達もいます。そして、その外国人観光客をお客様として、低賃金に耐えながら「おもてなし」をして、最後に「ありがとうございました」って感謝している、この構図、自分のお金を使ってもらって、ありがとうございます、って頭を下げているようにも見えます。
      いや、彼らは、借金をして日本に観光に来ている訳ではない、と言うかもしれないが、日本の金を借りて、それ種銭として自国の経済を発展させて、そのお陰で高収入を得て、日本に観光にやって来ているのかもしれない。
      中には、日本の資金(日系消費者金融)から直接借金をして、その金で、日本に観光に来る隣国人みたいな、図々しいものもいる。
      以上のことは、日本人には、「フロー」で人生を楽しもうという発想が乏しいからかもしれない。
      「お金は借りたもの勝ち」とは、昔から言われているが、逆に言えば、「お金は貸したもの負け」ということになる。
      いや、やはり、借金大国アメリカは、世界で一番の「勝者」である訳だ、という結論になりました。(あくまで、仮説です。)

      • さより 様

        レスを読ませていただいて、改めて経済分野における絶対的尺度を得ることの難しさを感じました、早い話、16世紀にメキシコ銀鉱が発見されたことで、当時の価格体系がひっくり返ったように。

        江戸時代の一両の購買力が、現代の円で評価すればいくらくらいに相当するのかというはなしは時々目にしますが、当然のことながら比較対象とする物品によって、全然違ってくるようです。米の購買力なら、一両=4万円くらいなんだそうですが、農繁期なら一家総出で朝から晩まで汗水垂らして作った米と、田植え機、ハーベスター等の農業機械の原価償却費込みでも、実働ひとりで作った米では、同じ比較対象とするのは無理筋っぽい。

        一般向けの教養書程度の位置づけの「経済学」の解説書しか読んでない者がこんなこと言うのは、僭越の極みかも知れないのですが、現代の経済学の目標は、一群の数式、経済的諸要素間の関係式でもって、完結したモデルを提唱することだと考えています。

        そこでアプリオリに前提となっているのが、現実の模倣となっている経済空間は、数学的に言えば線形空間。そこでは絶対的に不動の基本数「1」が存在しなければなりません。だけど、経済空間の「1」ってなに? どうやって、その大きさを知ることができるの?

        「買う人を創ればいいじゃないか」

        これ、数学的に見れば、一種の線形変換をやることに相当するのではないかと思えるのですが、こんなの、現存の経済モデルに組み込むことは可能なんだろうか?

        ちょっとまあ、わたしなんかには予測することすら絶望的な考えに陥ってしまう、怖いお話しですね。

        • >「買う人を創ればいいじゃないか」

          流石、伊江太さん、ポイント掴みが鋭いですね。
          これって、経済政策のことではないかと思います。大恐慌の時のアメリカのニューディール政策なんかこれではないですか?
          要は、先に金を出して購買力を作り出そうと。
          例えば、孫が新発売のゲーム機を欲しがっている。それで、ジイさんにゲーム機買いたいから5万円頂戴、とせがみます。すると、ジイさんは、鼻の下を伸ばして自分の貯金の中から、5万円を孫に上げます。全国に、こんなジイさんが、100万人いたとしますと、新型ゲーム機のお陰で、500億円の内需が産まれます。ジイさんが、このゲーム機の顧客を作り出したとも言えます。実際、松下幸之助は、当時、日本有数の富豪だったようですから、従業員の給料を上げるお金に困ることは無かったのかも知れません。
          ということは、日本や世界の富豪達が、富を銀行のサーバーの記録のままにしたり、不動産にしたり、株を買って株価を釣り上げたりしないで、労働者に気前良くばら撒けば、世界の不況は永久に無くなるかも知れません。
          不況とは、金持ちの富の独占、ストックの代名詞かも知れません。

  • 数ヶ月前?ChatGPTがGPT3.5になり、GPTV(視覚聴覚を統合したマルチモーダル化)になったあたりで、「このAIは革命的で一部の人間の職を奪い、雇用構造が変化する可能性がある」てな投稿を(多分ココで?)した記憶がありますが、本場のアメリカで早速現実味を帯びたデータが出て来た気がします。

    ロイター グーグル、広告営業部門の再編を計画=報道 2023年12月20日
    https://jp.reuters.com/business/technology/7PLQKMUKAZNPLLDMKQQMKCHLSA-2023-12-20/
    >顧客がより多くの広告を購入できるようグーグルが”機械学習技術”への依存度を高めていることが背景 (ダブルクォーテーションはこんとん追記)

    UX(ユーザーエクスペリエンス)関連の調査や設計や開発の工数が、結構AI関連で自動化が見込まれることによる省力化に伴う再編じゃないかと考えています。
    この辺のUX広告営業は市場シェアや利益に直結するため、UXリサーチャーやUXデザイナーはココ数年右肩上がりにニーズが高まっていたのが、GPTなどのAIがアシストでかなり使えるようになった本年に、人間の量的な雇用に一気に冷水を浴びせられたのでは?と想像しています。

    追加参考情報:2023年にUXの求人情報が急落(英文ですがindeedによる求人情報)
    https://indeed.design/article/ux-job-listings-plunged-in-2023
    UX同様にPM(プロジェクトマネージャー)SE(システムエンジニア)職も2023年に一気に悪化しています。

    トップダウンによる即断即決のイメージが強いアメリカは、日本よりもレイオフを含めた人員移動が容易く激しいため、割と鈍重な日本のテック企業が直ぐに追随することは無いかも知れません。
    ただ日本でも近未来にIT企業の技術者を皮切りに、AIアシストを効率的に使える人間が生産性を上げて、それ以外の人員削減や組織改変などの構造変化が進むと考えています。
    そしてそれはIT企業やSI企業のSE/PGなどの技術者だけでなく、翻訳関連・文筆関連・編集関連・映像関連・音楽関連・デザイン関連・等々、”現在コンピュータを使って手作業の仕事をしている人材”が先ず影響を受ける気がします。その後更に、一般的な会社の所謂ホワイトカラー職の多くに伝播してゆくのでは無いかと考えています。

    • ソフトウェア産業界のおいては「ペアプログラミング」のかたちで生成 AI 活用が推奨されると予測します。
      知り合いに勉強熱心な人物がおり、理学部卒ですが就職氷河期に社会に出て割りを喰い、そののち転職を繰り返しながら電子回路技術者職をやってから、今はプログラミングで生計を立てている彼はこう言っていました。
      「未知の技術領域に踏み込んでいくときに ChatGPT ほど頼りになる仕掛けはない。サンプルプログラムを要求するとするっと提示くれる。プログラムコードを解説してくれと要求すると、『よろこんで(=多分 sure!と言っている)』との返事のあとで分かり易い説明文をざくざく表示してくれる」
      その一方で彼はこうも言っていました。
      「尋ねても文章が出て来ない領域がある。その分野は日本語への翻訳量が少なく、よって提示できるものがないからしい。注目の集まっていない学術分野・技術分野にあっては原文原著を当たるべきと悟った」

    • (連投すみません)

      彼への当方の返事はこうでした。
      「そうもなる。日本語で尋ねるから駄目なんだろう。より豊富な情報が蓄積されていそうな外国語を勉強する必要がある。それを使えば ChatGPT の助けを効率的に引き出せるはずだ」

      • >はにわファクトリー様 返信ありがとうございます。

        >尋ねても文章が出て来ない領域がある。その分野は日本語への翻訳量が少なく、よって提示できるものがないからしい。

        この部分について、知人氏&はにわファクトリー様のご理解通りだろうと思います。LLMの肝は学習させるデータセット(人間で言う参考書)だと思いますので、データセットが英語ベースなら英語優位・データセットに専門分野の偏りがあれば回答も偏ると思っています。初期のLLMが差別的な回答をしたなどというのも参考書と教師がまだ低質だったせいもあるかと思っています。

        中国でも中国語ベースのLLMを開発してGPT3.5を上回る性能とか誇ってましたが、それも質問が中国語ベースで比較すれば当然かなと思います。
        そもそも独裁国で情報統制のある中国でまともな中国語データセットや中国語LLM開発できるのかという疑問はありますがw・・・

        日本でもオープンソースのLlamaをベースに日本語で学習させたLLMも公開されていますね
        https://twitter.com/ELYZA_inc/status/1739828503171019204

        こちらも資金量もリソース量も、OpenAI(MS Azure)GPTに敵うべくもないので、後追いにはなるでしょうが独自に頑張ってほしいと思っています

  • EU「難民締め出し」新協定合意のウラで、ドイツが移民法改正を閣議決定「難民→移民→帰化」が最短3年に
    https://gendai.media/articles/-/122067

    ドイツって自分が善人である事にエクスタシーを感じるド変態なところがあるので、難民問題に関してもこのまま暴走し続けそうなんですよね。

    それで、

    >やはり多くの難民を抱えて困っている英国は、今月の初め、アフリカのルワンダ政府と協定を結び、英国に違法で入ってきた難民をルワンダに移送すると決めた。ルワンダはそれらの難民を人権の守られない国に再移送しないという約束で協定を締結し、1.4億ポンドを受け取るという。将来、この協定が本格的に作動すれば、もちろん、難民にかかる経費の全ても英国が負担する。

    を読んで思ったのが、そろそろ経済崩壊が始まった韓国政府は、日本政府相手にルワンダ政府のように難民ビジネスをするのが良いんじゃないかと。

    1.4億ポンドなら250億円ちょっとですが、韓国だと移送距離が短いからもうちょい安くなるかも。

    • クロワッサン様

      >そろそろ経済崩壊が始まった韓国政府は、日本政府相手にルワンダ政府のように難民ビジネスをするのが良いんじゃないかと。おうしまながしが、

      こりゃダメですって。

      日本でしばらく住んでみりゃ、半島島流しが我が身にどのような不利益をもたらすのか、いやでも知れる。

      収容施設で、ハンストやら、集団抗議活動やら、狂言自殺騒ぎやらと、手が付けられんことになるのは必定(笑)。

      • 伊江太 さん

        日本の収容施設で過ごす時間は基本的にゼロとなるから大丈夫じゃないかと。

        で、日本に入国した後に難民申請したら韓国送りになるって分かれば日本に押し入る難民希望者はオーストラリアみたいに激減するでしょうから、更に減るでしょうし。

        ある程度減ってきたら、次は日本への入国が正規渡航であった事を証明出来ない在日コリアンを「不法入国者」として韓国送りにすれば、韓国政府としてはかなりの収益を長期間見込めるビジネスになるんじゃないかと。

  • 来年は、
    河野太郎内閣総理大臣
    小泉進次郎内閣官房長官
    石破茂外務大臣
    てな内閣が誕生するかも知れない…
    (いや別に決して望んでいるわけではないが)

    民主党政権唯一の功績が第二次安倍政権誕生だとしたら、
    コノ内閣が高市早苗総理誕生のきっかけとならないかななどと夢想している年の暮れ…

    皆様、良いお年を。

    • 百田尚樹新党を推してた人たち、最近このブログで見かけないけど元気かな?ツイッター上で色んなトラブル起こしているけどノーコメント貫くつもりかな?

    • 正月、早々、能登で地震が発生しました。この地震への対応で、(菅直人内閣との比較も含めて)政界に変化が起きる可能性があるのではないでしょうか。

  • 大晦日ですね。
    考えてみれば、他の1日と特に変わりはないはずなのに、なんとなく一つの区切りであるかのように感じてしまうのは、やはり長年染みついた文化的風習というものなのでしょうか。
    年賀状は書いてません。大掃除は......越年しました(-.-; おせちは先ほど詰め終わりました。正月用の日本酒やお餅は用意済みです。後は、年越しラーメンを食べて(そばアレルギー持ちなもので...(-.-;)、「ゆく年くる年」を見れば今年も終わりということになります。あ、紅白歌合戦は見ません。多分、今年良かったと思えたライブのアーカイブを見てるでしょう。
    ちなみに、おせちはローソン100ストアで年末に販売する100円おせちで全部揃えました。1000円ちょっとくらいで一通り揃うので、ここ数年は専らこれで済ませてます。

    [参考] https://store100.lawson.co.jp/special/campaign/2023/osechi2023/

    本年は皆様方に大変お世話になりました。厚く御礼申し上げます。
    それでは皆様、良いお年を。

  • 「安倍一強の終わり」が加速させる「日本保守層全体の地盤沈下」
    https://news.yahoo.co.jp/articles/442d54f2202bcb0713c2c7236c121c80848541bd
     ”安倍派の裏金疑惑”ですが、こんなことで、日本の保守主義そのものが、地盤沈下したり、衰退することはありえません。そもそも安倍会長時代にいったん廃止と決めたものを、(今まで見つからなかったんだから)まだまだ大丈夫だろう、と復活させた、森+5人衆の”先の読めなさ、コンプライアンス感覚の薄さ”が露呈しただけです。
     検察には、徹底的に、捜査を尽くして欲しいし、法が及びきらない(「キックバックは知っていたが、不記載は知らなかった」なぞという言い抜けが、裁判上は通る)のであれば、我々国民が、このような輩に鉄槌を加えるべき、と思っております。
     本年も言いたいことを山ほど、述べさせていただきました。
     このサイトを開いて頂き、品性を保って頂いている新宿会計士さんに、深く感謝いたしますとともに、コメント頂いている皆様にも、厚く御礼申し上げます。
     皆様、よいお年を!

    • ソースが講談社の現代ビジネスですからね。
      講談社は陸軍大臣の父系の孫が社長に就いている出版社ですが、本当に酷いものです。
      子会社の日刊ゲンダイの記事はもっと酷く、個人攻撃的な要素もありますからね。
      「政治とカネ」と言えば立憲民主党の「あの大物議員」を思い出されると思いますが、日刊ゲンダイは徹底してその大物議員を庇いつつけてきました。
      お金に関しては、その汚さが際立っている議員なのに、兎に角、政治思想だけで特定の政治家を攻撃している様にも見えました。

    • >クロワッサン様 情報提供ありがとうございます

      >京都大学の高木佐保(現・麻布大学獣医学研究科特別研究員)
      確かこの方だと思いますが、少し前にXのリポストで「飼い猫の鳴き声データ募集」とかいう統計調査募集があったので、協力しようと当該サイト見に行った所もう機器貸出の締切後だったっていうのが有りました。麻布大学とか特徴的なの覚えています。

      猫の情報発信は一般的には判りづらいかと思いますが、飼い主側が興味を持って調べると猫側からのサインは理解ることも多いですね。
      ウチの猫の世話は家人がしていることが多いので、ナカナカ私には懐いてくれなくて寂しいですがw

  • ルールなき世界」への転落を目前に、老人同士が座を争う「最後の機会」を見届ける...私たちは民主主義を救えるか?
    https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/12/post-103321_1.php

    >最悪のシナリオだ。しかし、このシナリオを回避する道はある。まずアメリカ人が、ヨーロッパの安全はアメリカの死活的に重要な国益であることを思い出すべきだ。
    >そしてヨーロッパの人がアメリカの約束する安全保障へのただ乗りをやめ、自らの軍事力強化に取り組むことも必要だ。ヨーロッパの未来はウクライナの運命に懸かっている。この点を忘れてはならない。

    核心的な要素が抜けてますね。

    米国がイスラエルを擁護するのは、ユダヤロビーのお金が米国政界を支配するからだから、ウクライナを始めとする欧州諸国が米国政界に巨額の献金をして、金の力で米国の政治家を動かせば済むお話し。

    世の中、結局カネです。

    • クロワッサン様

      >核心的な要素が抜けてますね

      わたしが考える「核心的な要素」はこれ。

      米国市民に広く染み渡っている自国に関する意識といったら、
      「今のわが国は、最早裕福な国でも、ますます発展しつつある国でもなく、深刻な問題だらけ。世界の自由、正義の伝道者気取りはもうたくさん。他国のことなど考えている余裕はない。政治家はまずオレ達のことだけ考えてくれ」
      というもの。

      トランプ氏が大統領になったのも、また次にもそうなりそうなのも、結局この意識が背景にあると考えています。だって、統計的に見る限り、平均的米国市民の懐具合は悪くなる一方なんだもの。

      もっと昔のように、一所懸命にはたらけば、豊かな暮らしができる世の中に戻してくれ、これが飾らない本音。

      世の中、結局カネです。

      • 伊江太 さん

        米国市民の立場からだと「世界の警察気取りはもう辞めて、ちゃんと米国民の食と安全を保障しろ」ってなるのは分かるのですが、

        所詮貧乏人が何千万人集まろうとユダヤロビーが米国政治家に提供するユダヤマネーで決まる政治は変えられないというか、

        ユダヤマネーによる政治キャンペーンに転がされ、踊らされて終わるだけな気がするんですよね。

        世の中、結局カネです。

  • 日本保守党を応援する著名人(月刊Hanada2月号より、敬称略)

    武田邦彦(元中部大学総合工学研究所特任教授)
    奈良林直(東京工業大学先導原子力研究所特任教授、北海道大学名誉教授)
    ジェイソン・モーガン(歴史学者、日本史研究者、麗澤大学国際学部准教授)
    蔵野孝洋(お笑いタレント、漫才コンビ130Rのツッコミ担当、芸名は「ほんこん」)
    松木国俊(松木商事代表取締役、朝鮮問題研究家、朝鮮近現代史研究所所長、調布史の会世話人、日本会議東京本部調布支部副支部長、新しい歴史教科書をつくる会理事、多摩支部副支部長)
    小笠原理恵(国防ジャーナリスト)
    ラトナ・サリ・デヴィ・スカルノ(タレント、インドネシア共和国初代大統領・スカルノの第3夫人、NPO法人アースエイドソサエティ総裁、㈱デヴィーナ・ソサエティ代表取締役、旧名は「根本七保子」)
    新間寿(新間事務所代表取締役社長、リアルジャパンプロレス会長、スポーツ平和党幹事長、元新日本プロレス専務取締役兼営業本部長及び元WWF会長)
    村西とおる(AV監督、実業家)
    長尾敬(自由民主党前衆議院議員、同党元副幹事長、元内閣府大臣政務官)

    今回の特徴として、参政党の結党時にアドバイザーとして参加をし、令和4年7月10日の参議院選挙で比例区から出馬をした武田邦彦氏、北朝鮮との繋がりが深いと指摘されているデヴィ・スカルノ氏、更には自由民主党前衆議院議員の長尾敬氏名前が入っています。
    自由民主党の党員が堂々と日本保守党を応援していますが、それは大丈夫なのですかね。
    長尾氏は日本保守党への移籍を考えているのでしょうか。
    また新間寿氏は、従兄弟に元民社党参議院議員で俳優、ラジオパーソナリティである新間正次氏がおり、姪には声優、歌手、ナレーター、作曲家として活躍されている高山みなみさんがいます。

  • ハマスはイスラエルに「必要」な存在だった...パレスチナ「75年間の歴史」で、紛争を基礎から理解する
    Vengeance Is Not a Policy
    2023年12月21日(木)17時13分
    イアン・ラスティック(ペンシルベニア大学名誉教授〔中東政治〕)
    https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/12/post-103268_1.php

    飯山陽氏の語るイスラエルーハマス考とは異なる視点です。

    宜しければどうぞ。

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