武蔵野市長選から見える、限界野党としての立憲民主党
有権者からの信頼を得られない、立憲民主党という「限界野党」の問題点は、有権者を納得させられるだけの政権ビジョンもなしに「自民党政治を終わらせる」と叫ぶ姿勢であったり、あるいは明らかな世襲政治家を「世襲じゃない」と言い張るダブルスタンダードぶりであったりするのかもしれません。日曜日の武蔵野市議選も、自民党の勝利ではなく、立憲民主党の自滅だったという見方もできます。
目次
左派が強かった武蔵野市での自民系候補の勝利
昨日の『「左派」が強かったはずの武蔵野市で自民系市長が誕生』でも取り上げたとおり、東京都武蔵野市で24日に投開票が行われた市長選では、自公両党の推薦を受けた元市議・元都議の小美濃安弘氏が、「左派」の候補者を僅差で破って当選しました。
あらためて、これまでの武蔵野市長選における「戦績」を簡単に振り返っておきましょう(図表)。
図表 武蔵野市長選における当選者と2位の候補者の状況(敬称略)
選挙期日 | 当選者 | 2位 |
1999年4月25日 | 土屋正忠…27,590票(48.38%) | 桜井くにとし…25,470票(44.67%) |
2003年4月27日 | 土屋正忠…27,741票(52.09%) | むらかみ守正…22,068票(41.43%) |
2005年10月9日 | むらかみ守正…22,013票(44.77%) | 落合恒…19,698票(40.06%) |
2009年10月4日 | むらかみ守正…33,668票(69.80%) | 田中節男…14,567票(30.20%) |
2013年10月6日 | むらかみ守正…25,573票(54.48%) | 木崎剛…14,203票(30.26%) |
2017年10月1日 | 松下玲子…34,166票(65.58%) | 高野恒一郎…17,933票(34.42%) |
2021年10月3日 | 松下玲子…34,096票(59.24%) | 鹿野あきら…16,430票(28.55%) |
2023年12月24日 | オミノ安弘…27,024票(50.32%) | 笹岡ゆうこ…26,685票(49.68%) |
(【出所】武蔵野市ウェブサイト『武蔵野市長選挙』をもとに作成。候補者氏名の表記は同ウェブサイトの通り。なお、選挙によっては候補者が3人いるため、得票率を合計しても100%にならない場合がある)
僅差の勝利だったが…立憲民主党の退勢示す象徴に
2005年まで市長を務めた土屋正忠氏は自民党ですが、その土屋氏が衆議院議員総選挙に出馬するために市長職を辞したために行われた2005年10月9日の市長選で、左派系の邑上(むらかみ)守正氏が約45%の得票で当選。
その邑上氏は2009年10月の選挙で70%近い票を得て再選され、民主党が国政選挙で惨敗したあとの2013年10月に行われた選挙では得票率を50%少々にまで落としたものの、それでも投票総数の過半数の支持を得て再々選されています。
また、2017年10月の選挙では、松下玲子・前市長が3分の2近い約66%の票を得て圧勝しており、2021年10月の選挙でも得票率は低下したものの、やはり6割弱の得票を得て圧勝しており、結果的に邑上・松下両氏の左派系の市政が2005年以来、あしかけ18年続いた計算です。
こうした状況で、しかも選挙期日が12月24日という嫌がらせのような日付に設定されたなかで、小美濃氏が僅差とはいえ左派候補を破ったことの影響は、かなり大きいといえます。
もちろん、今回の選挙戦を「自民党に思ったほど逆風が吹いていなかった証拠だ」、などと軽々に決めつけるべきではありません。
それ以上に、立憲民主党を筆頭とする特定野党の「ダブル・スタンダード」ぶりの酷さが目立った選挙だったのではないでしょうか。その意味では、今回の武蔵野市長選は、「自民党の勝利」ではなく「限界野党・立憲民主党の自滅」と見るべきではないかと思うのです。
「菅源太郎さんは世襲ではない」は余計なヒトコトだった!?
どうしてそう考えられるのでしょうか。
そもそも今回の武蔵野市長選、もともと左派系が強い地盤を持っていたはずの地域で行われた選挙であり、しかも自民党には「逆風」が吹いているはずで、立憲民主党にとっては落とすはずがない選挙だったからです。
もっといえば、「余計なヒトコト」が有権者を激怒させた可能性だってあるでしょう。
ここで思い出しておきたいのが、『菅直人元首相の長男は「世襲政治家」にあたらないのか』でも取り上げた、松下前市長が選挙前に自身のX(旧ツイッター)にポストした、こんな投稿です。
菅直人衆議院議員の後継者は私なので、武蔵野市議会議員補欠選挙に立候補している菅源太郎候補は、世襲っぽいけど、世襲じゃないです。
菅(かん)と言う名前が知られているので、世襲っぽいですが、菅直人さんは市議会議員じゃなくて衆議院議員ですから。厳密には政治家の世襲の定義にはあたらない。 https://t.co/WlMXI6JKq3— 松下玲子 (@matsushitareiko) December 18, 2023
でも、菅直人さんや立憲民主党が自民党の世襲政治を批判して来た事は事実であり、広く浸透しているため、菅源太郎さんが市議会議員補欠選挙に立候補すれば、こうした批判もあるに違いないと、覚悟の上の立候補です。これまでの政治活動に加えて子育ての経験、今の武蔵野市議会に必要な人だと思います。
— 松下玲子 (@matsushitareiko) December 18, 2023
…。
誰がどう見ても世襲なのに…
これらのポスト、何度読み返しても、理解に苦しみます。
日曜日の武蔵野市議補選で当選した立憲民主党の菅源太郎氏といえば、いうまでもなく、武蔵野市を含む東京18区を地盤とする、衆議院議員にして元首相でもある菅直人氏のご子息です。
百歩譲って、かつて2003年と2005年に出馬した岡山第1区で当選していたとしたら、「父と別の選挙区で当選した(から父の)地盤を引き継いだわけではない」、「よって世襲ではない」、という言い訳もできたかもしれません(そうだとしても、相当に苦しい言い訳ですが…)。
しかし、今回は明らかに父親である菅直人氏と同じ地域で選挙に出ているわけですし、知名度もかなりあります。さすがに松下氏の「世襲っぽいけど世襲じゃない」、「厳密には政治家の世襲の定義にはあたらない」、にはかなりの無理があります(そもそも「世襲の定義」自体がよくわかりませんが…)。
また、「菅源太郎さんが立候補すれば世襲批判もあるに違いないとの覚悟のうえでの立候補」、のくだりも、正直、意味がわかりません。誰がどう見ても、菅源太郎氏は世襲政治家そのものです。
この場合、必要なのは「批判される覚悟」ではなく、「菅直人氏や立憲民主党が世襲を批判してきたことと、菅源太郎氏が立候補したこととの整合性」の説明責任を果たすことではないでしょうか。
念のため、個人的な持論を述べておくならば、著者自身は世襲自体に問題はないと考えている人間のひとりです。日本は民主主義国家であり、「世襲政治家」といえど、政治家になるためには有権者の審査が必要だからです。田中角栄の長女・真紀子氏のように、落選して議席を失うというケースもあります。
それに、世襲が日本独特の仕組みだと述べる人も多いのですが、西側先進国でも親子そろって政界に入ったという事例は多くみられます。米国のケネディ家やブッシュ家、フランスのルペン家もそうですし、カナダのジャスティン・トルドー現首相もピエール・トルドー元首相の子息です。
このように考えるならば、たとえば父親である菅直人氏がすべきだったのは、「我が息子・源太郎はたしかに世襲政治家であり、私の長年の主張と矛盾して大変申し訳ないのだが、政治家として優秀なので、当選させてやってほしい」、と虚心坦懐に頭を下げることだったのではないでしょうか。
ちなみに松下氏は次回総選挙で菅直人氏の後継者として立候補する予定ですが、さすがにこのポストのインパクトは強烈だったのではないかと思います。
長妻氏「自民党政治を終わらせる」
こうしたなかで、立憲民主党のどこが悪いのか、端的にわかる話題がありましたので、取り上げておきましょう。
松野前長官ら聴取「前代未聞だ」 立憲・長妻氏「自民党政治を終わらせる」政権交代を強調
―――2023/12/25 14:13付 Yahoo!ニュースより【FNNプライムオンラインより】
記事のタイトルでも想像が付きますが、FNNプライムオンラインが報じたところによると、東京地検特捜部が松野博一・前官房長官ら安倍派の幹部4人から任意で事情聴取したことを巡り、立憲民主党の長妻昭政調会長が「前代未聞」としたうえで、「もう自民党政治を終わらせるべきだ」などと述べたのだそうです。
この長妻氏の「自民党政治を終わらせるべきだ」、に立憲民主党の問題点が端的に凝縮されています。
私たち国民にとっては、生活を安心・安全で豊かなものにしてくれる政治家や政党であれば、正直、誰が政権を担おうが問題ないはずです。それに値する政治家・政党が誰なのか、個々の有権者が選択した結果が、現在の自民党政権なのです。
もちろん、自民党も腐敗が激しい政党ですし、正直、外部から見ていて、なぜ官僚どもの言いなりになっているのか、あるいはなぜ国民の声にもっと真摯に耳を傾けないのか、もどかしい限りです。個人的には、自民党より素晴らしい政党があれば、今すぐにでも政権交代してほしいとすら思うほどです。
民主党政権後、民主党とその後継政党が敗北し続けている
しかし、その肝心の「自民党以外に政権を担い得る政党があるのか」という点で、恐らく多くの有権者が、その答えを「ノー」と判断しているのでしょう。
現実に2009年8月の総選挙で、日本国民は民主党に全体の3分の2近い300を超える圧倒的な議席を与えて政権を委ねた結果、3年3ヵ月の民主党政権時代を経て2012年12月以降、4回の衆議院議員総選挙で、民主党とその後継政党(民進党、立憲民主党)はただの1度も勝てていません。
結局のところ、立憲民主党の発想が「自民党政権を終わらせる」、「政権交代を実現する」のままであり、「政権交代したら何をするか」についての個別具体的・現実的なビジョンがほとんどないことに大きな問題があります。
自民党に「政治とカネ」の問題で、ここまで逆風が吹き荒れているなかにも関わらず、おそらく立憲民主党が次回、あるいは次々回の衆議院議員総選挙で自民党を上回る議席を獲得する見通しはありません。それどころか、いまや多くのメディアの世論調査の政党支持率で日本維新の会にも抜かれている状況です。
次々回の衆院選、いや、下手をすると次回衆院選あたり、議席数で維新を下回り、「最大野党」の地位を喪失してしまう可能性が現実味を帯びて来ています。そうなると、「最大野党であること」が最大の存在意義である立憲民主党の存続が危ぶまれる状況です。
立憲民主党の起死回生策
僭越ながら、そんな立憲民主党の皆さんに対し、起死回生に向け、ひとつのアドバイスがあります。
立憲民主党がいますぐやるべきは、「打倒自民党」ではなく、「経済と安全保障上の利益を最大化するためにはどうすれば良いか」に関して真摯に研究し、自分たちなりにその道筋を示すことではないでしょうか。
およそ古今東西、ありとあらゆる国家の目的は、2つしかありません。
それは、平たくいえば、「国民が①豊かに②安心して暮らしていけるようにすること」、もう少し難しい言葉を使うならば、「①豊かに」が「経済的利益の最大化」、「②安心して」が「安全保障の確保」です。これについては2009年から3年3ヵ月の民主党政権と比べ、それ以後の自民党政権でどうなったかを考えればわかります。
このうち経済的利益に関していえば、日銀の異次元緩和などにより、かなり拡大しています(たとえばGDPは600兆円に届きそうになっていますし、失業率は過去最低水準にあり、有効求人倍率もほぼ恒常的に1倍を超えています)。
ただし、2度にわたる消費税等の増税、国債増発を渋る財務省のスタンスなどが影響し、アベノミクスの3本やのうち2本目の矢が不十分な状況で終わってしまいました(※ちなみに消費税等の増税法案は民主党政権時代に通されています)。
もしも安倍政権時代の低金利のうちに国債を大胆に増発し、減税などが実現され、年間の経済成長率3%~3.5%を達成していたとすれば、自民党が政権に戻ってからの10年で日本のGDP(名目値)は650~680兆円程度には拡大していた可能性があります。
つまり、財務省の緊縮財政のために、GDPが100兆円程度失われていた可能性がある、とするのが著者自身の試算です。
この点、自民党内には安倍派(清和政策研究会)のように、やや財務省と距離を置いている派閥もないわけではないのですが、その一方で宏池会や麻生派のように、伝統的に財務省とのしがらみが強い派閥も、依然として政治力を保持しています。
立憲民主党が次回衆院選で「財務省解体」「消費税法廃止」「社会保険料雇用主負担廃止」などを叫ぶのであれば、経済学を正確に理解しているオピニオン・リーダーらが立憲民主党の味方になってくれる可能性はありますし、立憲民主党はそこそこ善戦するのではないでしょうか。
日米安保、改憲…どれも避けて通れない
これに加えてもうひとつの障壁が、安全保障です。
現実問題として日本は日米安保条約に守られ、また、憲法第9条(とくに第2項)が国防の妨げになっていると認識する国民も増えているなかで、立憲民主党がいつまでも憲法改正に後ろ向きであれば、有権者からの信頼を得ることはできません。
著者自身は日本の国防の最大の脅威は中国共産党ではなく財務省やマスメディアだと考えているクチですが(したがってNHK改革や記者クラブ廃止は憲法第9条改正と並んで優先順位が高い課題だと考えています)、立憲民主党が財務省を含めた官僚機構をどう考えているのか、明確な姿勢は見えてきません。
結局のところ、立憲民主党が有権者の信頼を得るどころか、むしろ多くの有権者から不信感を持たれているのは、「自民党政権を終わらせる」が自己目的化し、多くの有権者を納得させられるだけの明確な政権ビジョンもなく、「菅源太郎さんは世襲じゃない」などと誤魔化すダブルスタンダードぶりなのでしょう。
その意味では、武蔵野市長選挙などを通じて垣間見えたのは、立憲民主党という「限界野党」の実情だったのではないか、などと思う次第です。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。
ツイート @新宿会計士をフォロー
読者コメント一覧
※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。
やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。
※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。
※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。
当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。
コメントを残す
【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
塩野七生さんの『ローマ人の物語』によれば、シーザーの暗殺はとくに深い考えもなく実行されたのだそうです。
それが証拠に、暗殺が実行されたあと
「では具体的になにをどうするか?」
がなにも取り決められていなかったから、反体制派が大混乱に陥ってしまった由。
「反シーザー派」は
「反自民党派」の今の野党みたいな?
アホの極みですよね。
対案を出せと言うても言うても出さん。
アイツらが憎い!憎い!の連呼だけ。
僕は基本的にリベラルにシンパシー大ですが、あれではダメですな。
武蔵野市の有権者がまともでしたね。
やれ、よかった。
選挙で必要な3バン。
地盤、看板、カバン(資金)
現職代議士である父親の選挙区内での立候補。地盤は世襲している。
元総理大臣の親。看板は世襲している。
カバン(資金)親と同じ政党からの選挙資金でこれも世襲している。
「世襲じゃん」という声が出るのは当たり前でしょう。
そもそも源太郎氏、親が菅直人でなかったら公認されないでしょう。
源太郎氏は、次の次の選挙で、菅直人(元)総理の選挙区(?)から立憲の公認をえて立候補するのでしょうか。
後継者は松下 玲子ということになっているのでは?
次の国政選挙では後継者は松下 玲子女史かもしれませんが、そのまた次ぎは、どうなるかは分かりません。
蛇足ですが、次の次の国政選挙で、菅直人(元)総理の選挙区から、菅直人(元)総理の息子と、(当て馬かもしれませんが)岸田(現)総理の息子が立候補すれば、全国的に注目を集める選挙区になるのではないでしょうか。
確かに、きっしーときっしーJr.が同時立候補でJr.が武蔵野で立てばオモシロイ(interest)カモカモ
公認されても、投票しないでしょう。
そちらの地域では、アレが育たないでしょうか?
毎度、ばかばかしいお話しを。
立憲:「自民党の世襲議員は悪い世襲議員。菅直人(元)総理からの世襲議員は、よい世襲議員」
ありそうだな。
蛇足ですが、(流石に自分でもまさか、とは思いますが)立憲の熱烈支持者から、「武蔵野市長選で不正が行われたに違いない」と叫ぶこともあり得るのではないでしょうか。そういえば、日本でもオウム真理教の政党や、アメリカのトランプ前大統領支持者などの前例もありましたね。
立憲は韓流ネロナムブルの正統政党なんだと思います。
アメリカの選挙の場合はちょっとだけ事情が違います。
アメリカではどちらの政党の候補が勝っても、反対側の政党支持者が不正だと騒ぐのは毎回のことです。
更に言うならば、数年後に小規模な不正投票の証拠などが見つかり逮捕者が出ることもしばしばあります。
つまりアメリカにおいては、不正投票はそこそこあることが分かっているからこそ疑われているのです。
二世議員の悪しき弊害の最たる例
菅源太郎を ダブスタで擁護しては、
更に顰蹙を増やすだけなのに
と感じます。
もっとも、
立憲民主党のコアな支持層の
どぶさよさんと韓流さんには
ダブスタ(=Double Standard)ではなく
彼らの日常である
ドブスタ(=DOBU Standard)
なのでしよう。
検察どブサヨ勢力の攻撃支援を受け
クリスマスにあぶれた鬱憤層の
やさぐれ票狙った選挙日の設定でも
敗れたということは
韓流政党立憲民主党の悲願ではある
反日外国人参政権付与がいかに
とんでもないことと諦め観念することです。
もはや菅源太郎まで生んでしまった
立憲民主党の取るべき道は
撃って出ることです。
最近食器棚の陰にいるような
THE小西議員(以下略称ザコニシ)さん、
ミスった年金 長妻さん、
国籍正体不明の斎藤村田謝レンホ、
人呼んでDr.スラップことハッピーさん、
汚染水レッテル貼の風評被害拡散活動家さん
などなど 総員総突撃のときです!
そのふさわしい総大将として
〜党風と支持者の生きざま体現した〜
#ザコニシ立憲民主党党首実現を応援します!
(^^)/
武蔵野市長選の結果に、大きな影響を与えたのは、2021年の「外国人参政権」をめぐる騒動ではないでしょうか。このあたりが、理念主体の左派、立憲の限界なんでしょうね。
それだけに、「俺たちは法律なんか守らなくてもいい」と勘違いしている議員の多い自民党に代わり得る勢力がない、というのが、悩みの種です。
塩谷、高木、松野、世耕、荻生田と、任意聴取を受け、万一高木が白状してしまえば、「隠れボス」こと森元総理まで、捜査が進むのではないか、と言われています。安倍-西村で法律に違反すると一旦中止とした取扱を、抗議があったとはいえ、また復活させてしまう体たらく。法律を、そして日本国民をなめているとしか、思えません。
でも自民党に代わり得る勢力はない。やはり菅(すが)前首相に期待かな。
>やはり菅(すが)前首相に期待かな。
やはり菅(すが)前首相に「すが」るしかないかな。
の方が、気持ちが伝わり易いような・・・。
うまい!!座布団一枚!
>俺たちは法律なんか守らなくてもいい
沖縄では県知事を筆頭にそう言うのが県政を牛耳ってますね。
taku様
> 武蔵野市長選の結果に、大きな影響を与えたのは、2021年の「外国人参政権」をめぐる騒動ではないでしょうか。このあたりが、理念主体の左派、立憲の限界なんでしょうね。
リベラルを自認する活動家連にとっては、自分は「市民」であって、「国民」ではないと信じているんでしょうね。常日頃、アタマの中では社会の「正義」「進歩」の側にありたいと思っている有権者は、得てして彼らの言説に対する見方が甘いので、選挙となれば投票してくれることが多いから勘違いするんでしょうが、その有権者の実像と言ったら、あくまで意識は「国民」。まあ、「外国人参政権」なんて言い出したら、ドン引きされるっていうことになるんだが、そこのところがどうしても理解できない(笑)。
「ナルホド自民党政権は悪いのであらう。サリトテ尚悪い立憲民主党を選択する理由にはなるまい。」
長妻氏はじめコア支持層にフォーカス続け過ぎて”機位不明”に陥っとるげな
松下市長の屁理屈も「世襲」の定義が曖昧だから言えてしまうのでしょう。世襲という言葉は「」付きで使うべき言葉でしょう。
武蔵野市長選ですが、
リベラルが強いと言われる武蔵野市ですが、(大変勝手な思い込みで)さぞ高齢者が多いのかと思ったので人口ピラミッドを見比べたら、全国では50歳と75歳にピークがありますが、武蔵野市のそれは75歳のピークがほとんどみられませんでした。意外と高齢者は少ない方なのかも知れません。(集計して比較すりゃいいのでしょうが、そこまでやってません)
2021年の世代別投票シェア(総投票数に対する世代の投票数の比率)でも、最も高いのは70代以上(幅広)で25%ですが、それを除くと40代と50代でそれぞれ18%でした。50代以下の非高齢者の投票シェアが6割です。そんな中での保革伯仲(死語)なので、リベラルは非高齢者層にもそれなりに浸透しているのだろうと思いました。
単純じゃなさそうですねー。
他に面白かったのは、2009年の20代~30代の投票シェアが、約10年後の2021年の30代~40代で有意に上がった、などがありました。
武蔵野市の人口ピラミッド
https://www.city.musashino.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/034/975/6-4.pdf
総務省:日本の人口ピラミッド
https://www.stat.go.jp/data/jinsui/2022np/index.html
武蔵野市の選挙データ集
https://www.city.musashino.lg.jp/shiseijoho/senkyo/senkyo_data/shicho/index.html
武蔵野市の近所に住んでるのですが、いまだに駅前で老人たちが赤旗のチラシを盛んに配ってます。
イメージ的に某新宿線の沿線にはパヨクさんが多い感じです。
やはり「悪の総本山」の西早稲田に直結してるから、ですかねえ。
中央線も信濃町四谷あたりに直結してますが、お高いですから、高年収でないと住みにくいかと。
みなさん大丈夫なのかな。
ネズミ講の上位者だけがヌクヌクと生き残っておられるのかな。
以前から不思議でした。
山谷や新大久保、西成や鶴橋などの
立憲共産党支持者のそんなこんなの人たちの
生きザマにフィットした街ではなく
むしろ穏やかな田園都市に見える武蔵野市で
どうしてここまで病巣のように蔓延れてしまえたのか
興味津々でしたので、情報をありがとうございます。
元々はそんなこんなの人たちには
ふさわしくない街なので逆に
むしろ警戒心を抱かれずに
繁殖することができたのではないだろうか?
というのが私の推察です。
それは人が純朴で優しい沖縄なので逆に
赤いお旗が「本州では人助け活動していました」?
とか適当に称して(笑)工作人を送り込み、
気がついたら中韓どぶサヨクラスターが繁殖して
阿部岳さんまでおみえWという例もありますので。
会計士様
立憲共産党に、自由・経済・安保なんて非常に難しい問題を
考えさせることはできません。
自民党の一部議員を除き、立憲共産党を含み野党は他国からの指示や
他国の思想に自ら染まっていった人達が作ったグループなのです。
はるか昔の民主党政権発足時、政策の点検とか事業仕分けとか言って
何も解らない人達で大騒ぎしていた事があるように
自分達が政権を担ったら何をなすべきかを考える事ができない人達なのです。
ゆえにできる事は、「反対だけ!!」です。
同じような事を沖縄でもやっているでしょ?
最高裁判決で負けて、最高裁に上告するなんてアホな事を
考える前に、既にでている判決内容を理解する事が必要です。
中共様からの指示があるから、できないのでしょうがね。
そりゃあ自民も、過去の立場を全く理解せず、やるべきことをやってこなかった罪はでかい。
しかし、だからと言って立憲脱糞党を選択するのは国民として恥を通り越した辛さがある。
それが浸透してきた結果が武蔵野市長選の結果でしょう。
次の衆議院選挙では自民と脱糞が共に驚くべき結果が待っていると思っています。
日本の戦後の政治史は、李氏朝鮮時代の不毛で醜い闘争、500年以上に渡って延々と互いの足の引っ張り合いの歴史である党争の歴史を学べば大体の骨格は見えてきます。
何故、日本の戦後史に朝鮮半島史が絡んで来るのかと問われても、このサイトを覗く方には全ておわかりでしょう。
李氏朝鮮時代の歴史がわかれば、いかなる闘争が日本に持ち込まれているのかがあからさまにわかってしまうため、日本の教育では朝鮮史をほとんど教えようとしません。
まあ、全く面白くもない朝鮮朱子学と並んで、参考程度に頭に片隅にとどめておく程度でいいと思います。
冷戦時代は自民党と社会党の間で、韓国と北朝鮮の間の代理戦争を演じていました。現在は立憲民主党の中で韓国と北朝鮮の双方を濃縮して抱えこんで身動きが取れない状況でしょうか。
立憲民主党、れいわ新選組、共産党など中核派やその他のお仲間たちはそのままでいいんじゃないでしょうか。
最近あまり聞かなくなったような気もしますが、プロ野球ファンの中にはアンチ・ジャイアンツと呼ばれる人たちが結構いました。要するに、対戦相手がどこであろうと、とにかくジャイアンツが負ければ嬉しいという人種です。でも、当時から言われていたのは、「アンチ・ジャイアンツとは裏を返したジャイアンツファンである」、つまり結局のところジャイアンツのことが気になって仕方ないということは、捻くれたジャイアンツファンといっても過言ではないということでした。
各種世論調査を見る限りでは、立憲民主党の政党支持率は5%内外で、間違いなく泡沫政党と呼んでしかるべき数字なのですが(かつての日本社会党は15%程度の支持率があったはずです)、その割には多くの議席を保有しています。およそ政策と言えるものを何も持ち合わせていない政党なので、政策が評価されたから多くの票を得たとはちょっと考えられません。ということは、つまり「自民党ではない」「自民党に反対している」という理由だけで立憲民主党に票を投じた人が相当数に上るということではないかと推測されます。
自民党は長年政権を担当し続けており、腐敗度、ぐだぐだ度、無能度など、多くの問題を抱えていますので、世の中に決して少なくはなさそうな、何か不都合や面白くないことがあったら、とにかく「政治が悪い」「社会が悪い」とクダを巻いている人たちからすれば、恰好のターゲットです。つまり、とにかく何が何でもアンチ自民党という人も決して少なくはないだろうと推測できます。立憲民主党が政党支持率に比べて過大な議席数を保有できているのも、そういったアンチ自民党層の受け皿になっているからだと考えます。
でも、アンチ自民党というだけならば、なにも立憲民主党である必然性はなく、他政党であっても何も問題はありません。そして、アンチ自民党という理由だけで立憲民主党に票を投じている人たちが、立憲民主党が政権を取ることを期待しているかと言えば、おそらくそんなことはないでしょう。というのも、単に自民党に失望しただけであって、立憲民主党に何かを期待して票を投じているわけではないと思われるからです。その意味では、アンチ自民党層というのは、かつてのアンチ・ジャイアンツ層と似ており、もしかすると表面的な自民党への罵声とは裏腹に、深層では「可愛さ余って憎さ百倍」である可能性も否定できないなと思います。
今となってはおよそ熱心なファンとは言えませんが、かつては某球団のファンでした(今でも試合結果だけはちょっと気になります)。その頃、TVでのプロ野球中継はジャイアンツ戦ばかりでしたが、対戦相手が某球団でなくても「ジャイアンツ負けろ」と思いながら見ていた記憶があります。してみると、私も立派にアンチ・ジャイアンツであり、ということは、実は心の奥底ではジャイアンツファンだった……ということはないと思うんだけどなぁ、きっと。
「何が〇〇で何が〇〇ではないかは我々が決める、お前には決めさせない」
”ヘイトスピーチ”や”差別”と「戦う」人達が大前提としている態度ですね。
今回の場合、〇〇は”世襲”です。
これじゃあ、今まで通り「自民党が赤点だからと言って、0点以下の野党は選べない」が
まかり通るに決まっている。自民党が腐り続けてしまうから良くない事なんですけどね、これ。
菅源太郎じゃなく還元太郎として政治をします!とか言えば変わったのかな?