中国で相次ぐ日本人拘束は外務省「意識の低さ」も問題

当ウェブサイトでは以前から、中国の「反スパイ法」などの懸念をお伝えしてきました。こうしたなか、ジャーナリストで青山学院大学客員教授の峯村健司氏によると、現在、中国で17人もの邦人が拘束されているそうです。ただ、峯村氏は同時に、拘束されたことがある邦人が一様に、外務省に対する不信感を口にすることに気が付いたそうです。外務省の邦人保護意識の低さは当ウェブサイトでも問題視してきた点ですが、これをどう見るべきでしょうか。そして、数字で見た日中関係を、どう解釈すべきでしょうか。

日本人の不当拘束事案は既に17人に!

中国「反スパイ法」の脅威

以前の『反スパイ法摘発相次ぐ…脱中国は日本の重要課題に浮上』などを含め、当ウェブサイトでは最近、しばしば取り上げている通り、現在、中国では「反スパイ法」による外国人に対する取り締まりが強化されていると報告されています。

ここでいう「取締対象の外国人」には、当然、日本人も含まれます。

外務省のウェブサイト(おそらくは『海外安全情報』のページ)に掲載されている、『2023年改訂「反スパイ法」におけるスパイ行為の定義』と題したPDFファイルによれば、こんな記述があります。

具体的にどのような組織や人物が『スパイ組織及びその代理人』に該当し、どのような行為がスパイ行為とみなされるか明らかでなく、列挙されているもの以外にも様々な行動が幅広くスパイ行為とみなされたり、当局によって不透明かつ予見不可能な形で解釈される可能性があります」。

さりげなく、非常に怖いことを述べています。

早い話が、「中国に行ったら、いつ、どのような理由で不当拘束されるかわからないぞ」、という警告でしょう。

危機感のない外務省…中国への渡航勧告などもほとんど出していない

ところが、実際に『海外安全ホームページ』の中国に関する情報を確認してみたら、昨日時点で中国ではチベット、ウイグルで「レベル1(十分注意してください)」が発出されている以外には、目立った警告は出ていません(図表1)。

図表1 外務省『海外安全ホームページ』における中国の記載

(【出所】『海外安全ホームページ』の中国に関する情報

また、「スポット情報」についても、基本的には次の2つしか確認できません。

邦人が反スパイ法で摘発される事例が現実に生じているにも関わらず、何とも危機感のない対応です。

外務省という組織自体が何かと職務怠慢などの問題を抱えているのではないか、という点については、当ウェブサイトでもこれまで仮説としてしばしば取り上げてきたとおりです(たとえば中国の事例ではありませんが、『イスラエル直行便は3月まで運休:邦人早期退避の課題』なども参考になるでしょう)。

一部では「外務省が海外安全ページを更新しなかったことは著しく妥当性を欠くとはいえない」、「空港は動いているんだからガタガタ言うな」、などと、極めて低レベルな論点ずらしをする人もいるようです(余談ですが、そのような方は、おそらく民間企業でマトモに働いたことがないのでしょう)。

ここでは、外務省には「不測の事態への備え」という観点が完全に欠落していることを問題視すべきです。

「外務省の意識の低さ」指摘する峯村健司氏

こうしたなかで、外務省の邦人保護の姿勢を問題視する識者の意見も出てきました。

産経系のウェブメディア『zakzak』に、ジャーナリストで青山学院大学客員教授の峯村健司氏が先週、こんな記事を寄稿したのです。

政府は「邦人保護」の抜本的対策を 中国駐在の垂秀夫日本大使が「意識改革」強調 すでに拘束は17人、歯止めかからず

―――2023.12/9 10:00付 zakzakより

非常に読みやすく、面白い記事です。是非とも直接にお読みいただきたいところですが、本稿で取り上げておきたいのが、峯村氏自身が体験したエピソードです。

12年前の2011年1月、峯村氏が朝日新聞の北京特派員だったころ、中国四川省成都市郊外でステルス戦闘機「殲(せん)20」試作品を撮影して写真と記事を本社に送ったところ、スパイ容疑を掛けられ、地元当局に9時間ほど拘束されたのだとか。

このときの体験を、峯村氏はこう述べます。

空路で北京に戻って、筆者に面会に来た日本大使館員が発した第一声が忘れられない。/『ステルス戦闘機のスクープはすごかったですね。どうやって端緒を得たのですか?』/長時間の取り調べによる極度の緊張状態の糸が吹っ切れたような感じがした。当然、筆者の体調や精神状況を尋ねられると思ったのに、そのような質問は最後までなかった」。

峯村氏はこの時以降、外務省の邦人保護に関する意識の低さを感じているのだそうであり、また、峯村氏自身がこれまで中国で拘束された後に帰国した邦人にインタビューをしてきたところ、ほぼ全員が「領事面会をした日本の大使館員や領事館員の対応に不信感と不満を抱いていた」、というのです。

垂秀夫(たるみ・ひでお)前駐中大使が約3年の任期を終えて帰国する際、在任中に力を入れた業務に「邦人保護」を挙げたのだそうですが、この峯村氏の記事を読んでいると、垂氏のような外交官は、外務省内ではむしろ例外的な存在だ、という点が懸念されます。

企業としてはどう対処すべきか

これについて、峯村氏は現時点で中国当局に拘束されている邦人が17人に達するとして、「どこかで歯止めを効かせないと、犠牲者は増えるばかりだ」と警告。外務省を含めた日本政府が「邦人保護」を最重要政策に据えるべきだとしたうえで、「抜本的な対策を練ることが求められる」と力説します。

考えてみれば、まったくそのとおりでしょう。そもそも企業で働く従業員の立場としては、企業からの業務命令に背くことは非常に難しく、たとえ中国が「反スパイ法で身柄を拘束されかねない、非常に危険な国だ」とわかっていたとしても、サラリーマン的には中国への赴任命令を断ることができません。

だからこそ、外務省が海外安全ページなどで警告を出すことが、非常に重要なのです。

もちろん、世界には中国以外にも「危ない国」はたくさんありますし、多くの日本人ビジネスマンは、そうした国にも果敢に赴任してビジネスを展開することで、これまでコーポレート・ジャパンの利益を支えてきたという側面はあります。

また、すでに中国に進出してしまっている多くの日本企業にとり、いきなり日本人従業員を全員現地から撤収させるというのも非現実的だ、というのは、その通りでしょう。これらの企業はだましだまし、現地で操業を続けるより方法はありません。

数字で見た日中関係

中国との経済関係はどうなっている

ただ、少なくとも世界第2位のGDPを誇るとされる経済大国で、外国人を大した理由もなしにいきなり拘束したり、出国停止処分を課したりするような状況は、どう考えても異常です(そのような国をここまで経済発展させてしまった「犯人」は誰か、という論点もありますが)。

ちなみに、日本にとって中国がどのくらい大切な国なのか、という観点からすれば、「大切といえば大切」ですが、「大切ではないといえば大切ではない」ともいえます。その手掛かりが、「ヒト、モノ、カネ」という関係性です(図表2)。

図表2 日本と中国の「ヒト、モノ、カネ」の関係
比較項目具体的な数値全体の割合
訪日中国人(2023年1月~10月)1,854,224人訪日外国人全体(19,891,080人)の9.32%
中国在住日本人(2022年10月)102,066人在外日本人全体(1,308,515人)の7.80%
日本在住中国人(2022年12月)761,563人在留外国人全体(3,075,213人)の24.76%
対中輸出額(2023年1月~10月)14兆3949億円日本の輸出額全体(82兆4188億円)の17.47%
対中輸入額(2023年1月~10月)20兆1368億円日本の輸入額全体(90兆9858億円)の22.13%
対中貿易額(2023年1月~10月)34兆5317億円日本の貿易額全体(173兆4046億円)の19.91%
邦銀の対中国際与信(2023年6月)796億ドル邦銀の対外与信総額(4兆6459億ドル)の1.71%
中国の金融機関の対日国際与信(2023年6月)データなし日本の外国金融機関からの借入額は1兆1963億ドル
日本企業の対中直接投資残高(2022年12月)1426億ドル日本の対外直接投資全体(2兆0792億ドル)の6.86%
中国企業の対日直接投資残高(2022年12月)73億ドル日本の対内直接投資全体(3494億ドル)の2.09%

(【出所】日本政府観光局、外務省、法務省、財務省税関、国際決済銀行、JETROデータをもとに作成)

日中貿易高の多さが際立っているのだが…

このなかで、圧倒的に目立つのは、日中両国の貿易量の多さでしょう。公表されている10月分までのデータで見て、中国は日本の最大の貿易相手国です。貿易額だけで見たらざっと20%前後が中国との取引であることがわかります。

  • 輸出…全体(*82兆4188億円)の17.47%に相当する14兆3949億円
  • 輸入…全体(*90兆9858億円)の22.13%に相当する20兆1368億円
  • 貿易…全体(173兆4046億円)の19.91%に相当する34兆5317億円

ただ、日本から中国への輸出品を品目別に見てみると、(自動車を除けば)半導体製造装置、半導体等電子部品、原動機、科学光学機器といった、「モノを作るためのモノ」(生産装置、中間素材など)が中心であることがわかります。

また、中国からの日本への輸入品については、PC、スマートフォン、家電、衣類、雑貨といった、労働集約的な最終製品が多く、このことから日本は「川上産業」を国内に置いたまま、「川下産業」をどんどんと中国に移転させていった、という仮説が成り立つのです。

このように考えると、何となく、光明が見えてきます。

基本的に日中関係は、日本企業が川上工程を国内に残し、労働集約的な川下工程を、当初は韓国、台湾、香港、シンガポールなどに、続いて中国などに、最近だとASEAN・インドなどに、それぞれ展開してきたという歴史に沿ったものに留まっているからです。

言い方を変えれば、日中間は日本から中国に素材・部品・装備を送り、中国で加工して日本に送り返す、といったビジネスモデルが成り立っているのであり、実態よりも「水膨れ」している、という可能性を指摘しておくことができるのです。

「日→中」の人的交流の希薄さ

そして、「ヒト、モノ、カネ」のうち、「モノ」以外の交流状況については、さらに希薄です。より正確にいえば、中国の側が日本との関係を深めようとしているものの、日本の側は中国との関係をこれ以上深めるのに及び腰、といった実態が見えてきます。

たとえば「ヒトの交流」が、その典型例でしょう。

これには、短期的な交流(観光客や短期商用などでお互いの国民がお互いの国を訪れること)と、中・長期的な交流(企業の関係者などとして相手国に赴任=長期在留する、あるいはいっそのこと、相手国に「永住」する、など)から成り立ちます。

このうち「短期的な交流」に関しては、(データは十分ではないにせよ)確実に減っています。2023年1月から10月までに日本を訪れた中国人は約185万人ですが、これは訪日外国人全体(1989万人)の10%弱に過ぎません。

中国人観光客の日本にとっての相対的な重要性は、コロナ前と比べてずいぶんと低下しました。その一方、中国を訪れた日本人の人数については、データが存在しないためよくわかりませんが、日本人の出国者自体が減っているため、やはり訪中日本人も、コロナ前と比べてずいぶん減っていることは間違いなさそうです。

さて、「ヒトの交流」のもうひとつの側面である、「中・長期的な交流」は、いったいどうなっているのでしょうか。

まず、中国に在住している日本人は2022年10月時点で102,066人であり、これは在外邦人全体(約131万人)の8%弱に相当します。これだけを見ると、中国に在留する日本人の数は、ずいぶんと多いようにも見えます。

しかし、この10万人少々のうち、「中国が好きで中国に永住する」などの目的で中国に暮らしている人は、多くないと考えられます。というのも、在中邦人のうち、永住者はたった4,140人、割合にして4%弱に過ぎず、約96%に相当する残り97,926人が「長期在留者」だからです。

ちなみにこの「長期在留者」とは、「いずれ日本に帰る人たち」を意味します。想像するに、その多くは日本企業の命令で中国に赴任している人たち(やその家族)であり、「中国が好きで中国に赴任している」とは限らないでしょう。

このように考えると、「隣国同士」、「世界第2位・第3位の経済大国同士」、「アジアの経済大国同士」という関係性のわりに、日中の経済関係は、思ったほどは深くない、という言い方もできるかもしれません。

その一方で、日本に居住している中国人は2022年12月末時点で761,563人で、これは在留外国人全体(約308万人)のうちの4分の1に相当します。この時点で、日本との交流を深めようとしているのは中国の側である、ということがよくわかります。

一説によると最近、中国人富裕層が東京都内のタワーマンションなどを好んで購入している、といった情報もありますが、豊かになった一部の中国人が国を捨てて逃げ出す先が日本だ、という言い方もできなくはないでしょう。

カネの面で見るとさらに希薄

さて、「日中は経済的な関係が非常に深い」、などとする言説はよく耳に挟むのですが、これは、本当でしょうか。

上記で見たとおり、たしかに貿易高自体は非常に多いのですが、人的交流に関していえば、隣国同士とは思えないほどに希薄です。

しかし、もっと希薄なのが、「カネの面の交流」です。

じつは、邦銀は2023年6月末時点で、全世界に対し4兆6459億ドル(!)という莫大な投融資を積み上げているのですが(これはもちろん世界一です)、このうち中国に対する国際与信は796億ドル、つまり全体のたった1.71%に過ぎないのです。

また、日本企業による対外直接投資は2022年12月末時点で2兆0792億ドルですが、やはり中国に対する直接投資残高は1426億ドルで、全体に占める割合は7%弱に過ぎません。

隣国同士、経済大国同士と考えたら、少なすぎます。

なお、中国の金融機関の対日与信残高についてはデータ自体が存在しませんが、そもそも日本の海外金融機関からの借入額は1兆1963億ドルとされており、対外債権と比べて極端に少ないことが知られています。

また、中国企業の対日直接投資残高は73億ドルですが、そもそも日本が外国から受け入れている投資が3494億ドルに過ぎず、そのうち中国による投資はさらに2%少々に過ぎない、ということです。

日本政府の対応とは?

このように考えていくと、現在の日中関係は、「ニッポン株式会社」が中国を製造拠点として使っていて、貿易額自体は膨らんでいるものの、人的・物的・金銭的な経済交流の実態は、隣国同士として見れば、さほど多くないという言い方ができるのです。

そして、在留邦人保護という観点も踏まえ、日本企業は可能な限り、中国拠点を現状維持ないし縮小に持っていくべきでしょうし、日本政府もリパトリエーション税制などを整え、中国から撤退した企業に税制優遇を与えるなどの支援策を講じるべきではないでしょうか。

このあたり、増税原理主義に凝り固まった日本の財務省に期待するだけ無駄ではないか、といった懸念もありますが、そうであるならば、なおさら政治主導で邦人保護には万全を期してほしい、などと思う次第です。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. クロワッサン より:

    お金の関係性でふと思ったのが、日本企業が中国国内に工場を作った場合に、借金をしているのが中国工場ではなく日本本社扱いであるなら、国際与信統計には出ないのではないかと。

    それとも、最終リスクベースという事は、中国工場への投資であるなら対中投資として計上されるのでしょうか?

  2. 赤ずきん より:

    パーティー券問題で 大臣更迭らしいが 理由不明の邦人勾留で外務大臣が更迭されないことのほうが問題は大きい。法人保護ができない外務大臣は即刻更迭すべきと思う。

    1. 引きこもり中年 より:

      赤ずきんさま
      >法人保護ができない外務大臣は即刻更迭すべきと思う。
       邦人保護のできない外務次官や外務省幹部が罷免(?)されれば、外務次官は下に「死に物狂いで、邦人保護にあたれ」と言い出すのではないでしょうか。
       

      1. 赤ずきん より:

        法人と邦人間違えました。現内閣は国民より(大規模)法人保護には熱心なようです。

  3. 引きこもり中年 より:

    毎度、ばかばかしいお話しを。
    外務省:「外務省は、相手国の中国が不快に思うことはしないのだ。これは福田元総理も言っていた」
    まあ、「相手国との友好のためだ」と朝日新聞の論説委員も言いそうですね。

  4. 不和琴 より:

    私は昔中国の青島で働いていたことがあります。
    2010年ぐらいだったと思いますが当時尖閣諸島の国有化に伴い対日デモが発生しジャスコが略奪に会いました。
    さすがにその時は青島領事館より外出をなるべくせずにいるよう通達がありました。
    最低限の活動はしていたように思います。
    普通の会社でも仕事ができる人とそうでない人がいるように外務省でも同じだと思います。
    ただしトップがしっかりしないと長期衰退になり、今まさしく日本はそのような状況なのではと感じます。

  5. 元雑用係 より:

    峯村氏の体験談は説得力がありますね。
    もう随分昔のことですが、瀋陽の総領事館の敷地内に中国官憲が侵入して脱北者を拘束した事件の映像を思い出します。あの時、取り押さえの現場を間近でボーッと見ていたのは副領事だったそうです。親切にも中国官憲の帽子を拾って渡してあげていた。
    自分たちを空気か水のような存在だと思ってるんじゃないの、と感じたもんです。

    垂大使の『政治部にいようが経済部にいようが広報文化部にいようが、すべてが領事担当官である』の戒めは、その文化が今も変わってないことを示しているのか、とも思いました。
    外務省の文化が中国政府や中共の危険が増した現状を「そんなもの」程度に捉えさせているのかもですね。
    現状から利益を享受するだけで何もしない「お公家様」と言われても仕方なしと思います。

    在瀋陽総領事館事件
    https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/shinyo/020517.html

  6. 引っ掛かったオタク@悲観的 より:

    外務省にはオノレの誤謬怠慢錯誤無能が決定的に国益を毀損してきたコトに関して反省の欠片も無い
    「ヤッチマッタモンはショーガネー」でオワリ
    作為不作為問わずヤラカシによって生じた『被害』に無関心ダカラ繰り返すし、『被害回復』ナンテ「オレラカンケーネー」
    対米宣戦布告ノ一件ナド象徴的ダガ外務省ナンも変わってネー
    …とトーシロパンピーには見えまする

  7. HY より:

     日本の外務省というより日本という国そのものが海外へ出た邦人に冷淡なんですね。「自己責任」なんて平然と言われるほどにどこまでも他人事なのでしょう。その根っこは「相手が国なら戦わない」憲法9条にあると思います。そしてそれは40年も事実上放置している北朝鮮による拉致事件とも繋がっているのです。結局これを正さない限り、邦人保護は「明日になったら本気出す」ニート状態が続きますね。
     ところで日中関係がカネとヒトが希薄な「モノだけの関係」だったということは、例えは悪いですが男女の体だけの関係のようなものであり、そのツケが今回ってきたと考えられないでしょうか。ヒトを積極的に送ってくる中国はモノだけでない、より一歩進んだ「運命共同体」としての関係を日本に要求しています。そのために台湾問題やアジア情勢で米国と共同歩調をとる事に不快感を示し、経済的・政治的手段で干渉を試みているのです。体だけのつもりだった相手がストーカーになったような状況です。

  8. 匿名隊員 より:

    中国に肩入れしているどこぞの大企業のエライヒト曰く、「OKのボーダーを見極めながらやっているので大丈夫!」だそうです。
    昨日までOKだったボーダーが今日はNGになる国だということは考えないのですかね?
    エライヒトがボンクラだと社員さんも大変ですね。

  9. 匿名 より:

    >だからこそ、外務省が海外安全ページなどで警告を出すことが、非常に重要なのです。
    憶測ですが、こういった警告を表立って出さないように、中国進出の大企業から外務省に裏で強い要請があるんじゃないでしょうか?

    外務省が表立って警告を出してしまったら、従業員が中国出張や滞在を拒否することに対して一定以上の正当性を生じてしまうので。

    逆に言えば、外務省が警告を出さない限り、公には危険性がないことになるので企業にとって都合がいいし、外務省が警告を出すことは企業にとって非常に都合が悪い。

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