内閣不支持率は「高止まり」、支持率は「下げ止まり」
当ウェブサイトで「定点観測」している内閣支持率調査のうち、時事通信のものを除くすべての調査が、現段階で出揃いました。内閣不支持率は依然として高止まりしているものの、内閣支持率については下げ止まったのかもしれません。岸田首相は世論調査について「一喜一憂しない」と述べたそうですが、それも当たり前です。政権の存亡を決めるのは世論調査ではなく選挙だからです。
「定点観測」している手前、いちおう、話題として取り上げておきたいのが、内閣支持率です。
当ウェブサイトで「定点観測」している内閣支持率調査を巡って、時事通信以外の各メディアによる調査がおおむね出揃いました(図表)。
図表 内閣支持率(2023年9月)
メディアと調査日 | 支持率(前回比) | 不支持率(前回比) |
日経・テレ東(9/13~14) | 42.0%(±0) | 51.0%(+1.0) |
共同通信(9/13~14) | 39.8%(+6.2) | 39.7%(▲10.3) |
読売新聞(9/13~14) | 35.0%(±0) | 50.0%(±0) |
産経・FNN(9/16~17) | 38.9%(▲2.6) | 56.1%(+2.6) |
朝日新聞(9/16~17) | 37.0%(+4.0) | 53.0%(▲1.0) |
(【出所】各社報道をもとに著者作成)
当ウェブサイトで「定点観測」しているのは読売新聞、朝日新聞の両紙に加え、共同通信、時事通信の通信2社の調査、さらに日経・テレ東、産経・FNNの2つの合同世論調査、あわせて6つです。
現時点での全体的な傾向でいえば、産経・FNNのものを除いて内閣支持率はほぼ下げ止まっており、共同通信と朝日新聞では上昇に転じている一方で、不支持率が一気に10ポイント以上低下した共同通信のものを除けば、どの調査でも不支持率は50%以上と高止まりしていることも事実です。
このあたり、当ウェブサイトではこれまでもしばしば指摘してきたとおり、メディアが実施する世論調査は、「藪医者による健康診断」のようなものでもあります。
つまり、政権そのものの「健全性」を「なんとなく推し量る」うえでは有益な指標ですが、日本が議院内閣制を採用する民主主義国家である以上、現実に政権の存亡を決めるのは、やはり第一義的には選挙です。
いずれにせよ、昔から「首相は衆院解散をすればするほど求心力を強め、内閣改造をすればするほど求心力を失う」と指摘されてきています。想像するに、岸田首相としてもそんなことは百も承知で、今回の改造に踏み切ったことでしょう。
実際、時事通信の次の記事によると、岸田首相は19日、世論調査結果については「一喜一憂しない」と答えたのだそうです。
岸田首相、世論調査「一喜一憂せず」
―――2023年09月19日11時13分付 時事通信より
というよりも、こんな当たり前のこと、わざわざ記事にする内容ではありません。
「政局」という意味では、むしろ今後の焦点は、一部でうわさされている「11月解散」や「来年1月の通常国会冒頭解散」などを巡る観測、あるいは岸田文雄首相自身がこの内閣の布陣のままで来年9月の自民党総裁選を迎えざるを得ないのかどうか、ではないかと思う次第です。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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岸田がなにも考えていないのが如実に現れた改造だった。小渕優子選挙対策委員長?別名ドリル優子である。べつに小渕がドリルを振り回したわけではないが政治資金規正法での疑いの証拠隠滅は事実だし、国民への説明も9年たったいまでもなされていない。二世議員が多すぎる。国民の声を聞いてない証拠ではないか。
なにが「聞くことが得意」だ!上川陽子が抑留日本人をつれかえったら話題にはなるかもしれない。今度の農林相は前任よりはましな印象。だけど岸田が全てぶち壊す。一番わかってないのが総理大臣なのだ。前途多難である。
いまだに、支持率があるのがよほど不思議。
岸田は「一喜一憂しない」等と言っているが、国民には一つの喜も無い。
罪務省は、一度手にした財源は決して手放さない。岸田は、バラマキ補助金で何とか胡麻化そうとしているが、今ほどトリガー条項発動が必要な時はない。
何しろ、国民には、「絶望」の二字しかない現状。
岸田の、聞く力、というのは、役人どもの言うことに対して。バランスシートの見方も考え方も分からない(ように見える)人間が、国の経済を好転できるはずもない。次期選挙では、国民は「一喜」ではなく、「一揆」を求めるべきなのだろうか。
内閣府定例の官房長官記者会見では、支持率について質問がなされた場合「一喜一憂しない」と応答するのが定石で定例化しています。
質問する記者も答えがあらかじめ解ってるお約束な質問です。
過去の政府会見でも、安倍政権でもそうでしたし、菅政権でもそうでした。
何をいまさら一喜一憂がニュースになるのか不思議でなりません。
よっぽど書くネタがなくなったのでしょうか?
【上川外相と木原防衛相を歓迎する】この、シンクタンク「国家基本問題研究所」の「今週の直言」に掲載された月刊「正論」発行人、有元隆志の論考に賛同します。
上川外相に関して抜粋:
林氏が醸し出していた親中的なイメージがなくなることはいいことだ。死刑囚ら13人の死刑執行命令書に署名したことで知られるが、その姿勢と胆力に、当時の安倍晋三首相や菅義偉官房長官らは感銘を受けた。
防衛相に関して抜粋:
安倍、菅両政権では安全保障担当首相補佐官を務めたほか、安保3文書の改定では、与党実務者協議の一員として策定作業に関与し、安全保障政策に精通する。7月に行われた「台湾海峡危機政策シミュレーション」では防衛相役を担当した。
—-しかーし、スズキJr.とコウノJr.を外し、デリバリー補佐官を無役にする力などないことはわかっていたものの、公明党に反旗を翻した仕事人小野田さんを無役にしたことは万死に値する。
—-しかーし、スズキJr.とコウノJr.を外し、デリバリー補佐官を無役にする力などないことはわかっていたものの、公明党に反旗を翻した仕事人小野田さんを無役にしたことは万死に値する。
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小野田さんと鈴木に関しては同感だが、河野をこのタイミングで外すわけないでしょうが。。。
マイナンバー誰がやってると思ってるんだ。。。
大丈夫か?ここのコメント欄。。。
外相確かに前任よりは実務面でコワモテでっけど政策志向は所謂リベラル寄りなし、ビミョーに不安感ありまんな
そも来歴からも「ビルの谷間のラーメン屋(二代目)」と違い武闘派()なまじハラ据わっとるニンゲンと見受けられるだけにイランコトせんか~?とやや警戒
コノタロには次の総裁選ニラんでも”雑巾掛け”させるような隙はヤランでしょ
高市サンともども閣内封じちゃいます~
まあ(初代)ラーメン屋も二世議員ちゃ二世議員なからキニクワン向きもありそう…
小野田さんは、防衛政務官再任されているとおもいますが。ご本人の公式ホームページでも、第二次岸田内閣で、防衛政務官と書かれています。
すいません。
上記、私の勘違いでした。
日付の見間違いでして。