芸能事務所性加害問題では「視聴者も責任を問われる」

某大手芸能事務所における未成年者を含めた性的加害問題に関連し、テレビ出演者からは、「性加害行為をした者が悪い」としつつも、メディアやタレントは視聴者やファンが存在して成立するという点において、「視聴者、ファンの皆さんも責任の一端を担っている」などと言い放ったのだそうです。これは強烈な責任転嫁です。ただ、もしテレビ業界からそのような認識が出て来るならば、視聴者の側も「責任を取って」、当該事務所のタレントを使用したことがあるテレビ局の放送を視聴しないことで反省の意を示してもよいのかもしれませんね。

信頼できない組織は官僚、オールドメディア、特定野党

もしも「世の中で最も信頼が置けないものをいくつか挙げてほしい」と言われれば、個人的には「官僚機構、オールドメディア、特定野党」の三者を挙げたいと思います。

この三者といえば、国民から選ばれたわけでもないくせに、やたらと大きな権限・権益などを握り、それで世の中に加害行為を行っている、という共通点があります。

財務省がその典型例でしょう。というのも、財務省は国のサイフの入口(国税庁)と出口(主計局)を一手に支配し、税金を取り立てるだけ取り立てておきながら、支出を極力抑制するということを通じ、日本経済を破壊してきたからです。

以前の『剰余金21兆円!税を「取り過ぎている」亡者・財務省』でも紹介したのが、往年の名作アニメ『銀河鉄道999』の第65話『交響詩魔女の竪琴』の、こんなストーリーです。

『魔女の竪琴星』では、ほとんどすべての食料を貢物として女王に捧げてしまうため、200年もの間、食糧不足にあえいでいる。主人公・鉄郎が知り合った少年は、わずかな食料のため殺されてしまう。怒った鉄郎は女王の宮殿に潜入するが、すでに女王はミイラと化していた」――。

この星では、住民から貢物を要求していた女王はすでにこの世のものではなくなってしまっており、コンピューター・プログラムが自動で「税」として食料を要求していたため、住民が疲弊していた、というオチがつきます。

現代に生きる我々は昔のアニメを笑えない

しかも、税として徴収された食料は、人々の生活を豊かにすることに役立てられることはなく、それどころか女王の死後も集められ続けた200年分の貢物が誰にも食べられることもないまま腐敗ガスを発していたため、いずれ爆発するとみられるのだそうです。

私たち現代に生きる日本国民にとっても、このエピソードを笑い飛ばすことはできません。この「税の亡者と化したミイラ女王と自動プログラム」は、まさに国富を「税の亡者」財務省がゴッソリ召し上げ、そこに腐敗利権が群がるという、現代日本の姿そのものだからです。

ちなみに財務官僚らは、私たち日本国民から直接選挙で選ばれた存在ではありません。

それなのに、国のサイフをガッチリ支配しているがために、ときとして並みの国会議員よりも遥かに強大な政治権力を持つこともあり、それどころか国会議員らを折伏し、飼いならしたうえで、自分たちの意をくんで増税法案を続々と通過させてきたのです。

現在、国の税収は過去最多であり、かつ、巨額の剰余金まで生じているような状況にありますが、それでも財務省や岸田文雄首相らは、頑なに減税を言い出しません。故・安倍晋三総理大臣が戦っていた相手は、じつは中国でも韓国でもなく、財務省だったのではないでしょうか。

オールドメディアの罪深さ

ただ、「悪の総本山」という意味では財務省が最も罪深い組織のひとつであることは間違いないにせよ、現代の日本が抱える問題点は、それだけではありません。新聞、テレビを中心とするオールドメディアも、「邪悪な存在である」という意味では、財務省と似たようなものでもあります。

それは、「国民から積極的に選ばれたわけでもないくせに、やたらと大きな社会的影響力を持ち、社会に悪影響を与えている」からです。

新聞社は独占禁止法の適用除外、日刊新聞法による株式譲渡制限、消費税の軽減税率、公選法上の報道規制の適用除外、独占的な宅配網などにより、また、テレビ局はいわゆる電波利権などにより、それぞれ新規参入が厳しく制限されています。

これに加えて新聞社、テレビ局、通信社などは、「記者クラブ」という特権的な制度によって、一般国民とはまったく違う情報源を持っており、フリーランスや外国人の記者らが知り得ないような情報を、おもに官庁などから入手することができるのです。

ただ、新聞社もテレビ局も、垂れ流す情報の質は大変に低く、最近話題の福島第一原発のALPS処理水の海洋放出などを巡っても、一部のメディアは科学的知見を軽視あるいは侮辱し、あたかも健康被害を招くかのような不安を煽る報道を続けているのです。

何度でも挙げておきますが、特にひどいのは、「科学を隠れみのにするな」などとして、科学的知見を正面から否定した、こんな記事でしょう。

科学を隠れみのにするな

―――2023年8月23日 2:00付 日本経済新聞電子版より

専門知識もないくせに、専門知識が必要な記事を平気で執筆してそれを配信する――。

だからこそ、ネットなどでは、新聞、テレビなどのオールドメディアのことを、「マスゴミ」と呼んで蔑むのでしょうが、これについても正直、オールドメディア側の「自業自得」でもあります。

例の「性加害問題」を巡る番組出演者による「驚きの発言」

さて、当ウェブサイトではこれまで敢えて積極的に取り上げてこなかったのが、大手芸能事務所による所属タレント等に対する性的加害行為問題です。なかには未成年の被害者も多かったようであり、とりわけ「子供を持つ親」という立場から、大変に腹立たしく、到底許せないと思った人も多かったのではないでしょうか。

こうしたなか、本稿で取り上げておきたいのが、こんな話題です。

ジャニーズ性加害問題『視聴者にも責任ある』発言にネット怒り 「モーニングショー」で

―――2023/08/30 11:36付 Yahoo!ニュースより【中日スポーツ配信】

中日スポーツによるとこの「性的加害事件」を巡って、テレビ朝日系の情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』の30日の放送で、出演したコメンテーターが「視聴者であったり、ファンの皆さんも責任の一端を担っている」などと述べた、というのです。

中日スポーツの記事から該当する発言の一部を抜粋しておくと、こんな具合です。

社会全体で責任感を感じて、しっかりアクションプランを実行していくことが、事務所だけじゃなく、メディアや視聴者の側にも求められる」。

これには久しぶりに驚きました。強烈な責任転嫁です。

敢えてこのコメンテーター氏を擁護するならば、「この事務所に所属しているタレントが出演している番組の視聴率が良ため、テレビ局側としてもこの事務所のタレントを多用してしまった」、「その意味で、間接的には視聴者の責任でもある」、という意味なのかもしれません。

視聴者としての「責任の取り方」

このコメンテーター氏の主張、「視聴者も責任を感じるならば、この事務所に所属しているタレントが出演しているテレビ番組は視聴しない方が良い」、という意味にも受け取れます。それが視聴者としての「反省」、ということかもしれません。

なによりそもそも論として、とくに地上波に関していえば、チャンネル数が極めて少なく、視聴者の側としては選択肢が限られている、という事情があったことを、忘れてはなりません。テレビばかり見ている人にとっては、どこかで「うっかり」、この事務所の所属タレントが出演している番組を目にしているかもしれないからです。

ただ、ご心配には及ばないかもしれません。すでにテレビからの視聴者離れは、とくに若年層を中心に猛烈な勢いで進んでおり、最近だとネット利用時間とテレビ視聴時間の逆転現象は、40代にまで及んでいるからです(『全年代ネットが初めてオールドメディア超え=利用時間』等参照)。

そういえば、つい最近話題になった某局の『24時間の放送~カネはテレビ局を救う~』(※プライバシーへの配慮からタイトルを変更しています)なる番組にもその事務所の所属タレントが出演していたと聞きます(しかも視聴率は低迷したそうです)。

やはり、ここはテレビ業界の意見を尊重し、今回の問題を「反省」した証として、視聴者はテレビを捨て、「地上波テレビをできるだけ見ない」などの形で応えていくのも、ひとつの手なのかもしれませんね。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. クロワッサン より:

    テレビCMは兎も角、テレビ番組がしている事が“抱き合わせ商法”だって事を自覚出来て居ないんじゃないですかね?

  2. 簿記3級 より:

    ジャニーズやKPOPなんて思考停止したような10代の少女から喝采を浴びる産業ですしテレビも考えることを放棄した高齢者がターゲットですので
    現実主義で冷静なイギリス人のBBCのツッコミはむしろありがた迷惑に思っているかもしれませんね。

    しかし一人の老人の性欲の社会的影響力の大きさとならぬものはならぬというイギリス人の倫理感の高さには驚きました。

  3. さより より:

    2000年頃に最高裁の判決が出ていて、それが殆どマスコミで取り上げられることが無かったので、余り一般人は知らなかったかもしれないが、文春で取り上げられていたらしいので、マスコミ界では知らない人はいなかったでしょう。
    そして、先ごろのBBC放送と岡本氏の告発。
    この時系列から、BBC放送と岡本氏の告発までは、マスコミには100%の責任があるでしょう。しかし、BBC放送と岡本氏の告発以降は、視聴者の責任も同等に大きいと考えるのが相当です。
    因みに、個人的には、ジャニーズは、昔から全くの好印象は無いですね。

    1. 匿名 より:

      >視聴者の責任も同等に大きいと考えるのが相当です

      ただ見るだけの視聴者の責任があるなんて初めて聞いたよ。
      意味が分からん。

      1. さより より:

        何も考えずに見ている者には、何の意味も分からんだろう。こんな者こそ、マスゴミのお得意様。

        1. 匿名 より:

          おお、ご立派な意見だね。
          見ているだけの「マジョリティ」が行動しないと国や自治体は動かんよ。
          法の改正は「マジョリティ」が動かんと起きない。
          マスコミを批判するより利用しないとな。
          「マジョリティ」を動かすものは「マスコミ」だよ。
          マスコミが扇動して動かんと「何も考えずに見ているマジョリティ」は行動しないし興味も持たない。

          一部の急進派やジャニタレの被害者と称するものが何を言ってもな。

          1. さより より:

            何を言っているのか分からない。見ているだけのマジョリティって、あなたでは?それとも、別の匿名さん?

  4. パージ より:

    視聴者も責任を感じてアクションをしないといけないというならば、
    どんどんクレームの電話をしたほうがいいということなのですね。わかります。

    例:モーニングショーに形ばかりの謝罪でのうのうと復帰している玉○氏は
      妄言ばかりで見苦しいから、さっさと辞めさせて。
      人気があるように見せかける、韓国ごり押しも統計上本当に人気なのですか?等

  5. WindKnight.jp より:

    芸能界が人のコネで回っている以上、この手の話が絶えることはないわけで。
    観客のほうも、それは薄々、気が付いているし、責任が無いとは言えませんが・・・。

    今回、たまたま、有力者が故人になったことで、
    騒ぎを大きくして、利権に誘導したい連中が暴れているのが現実でしょうね。

  6. ねこ大好き より:

    この故社長の犯罪行為はずっと言われていました。それなのに一切報じず、無視していたメディアが何をか言わんやです。ビッグモーターの悪徳商法も、同社をここまで大きくした客の責任なのでしょうか。
    毎度毎度論理破綻の御説をのたまっていますが、これまた強烈です。言った本人は、オレ今、良い事言った?位に思っているかも。寧ろワイドショーネタが出来て喜んでいるかもしれません。
    被害者への賠償金を1人1億円として300人いるとしたら300億円、少なくともその3分の2はオールドメディアが出すべきでしょう。ジャニーズ事務所は資産を全て賠償で払った後解散ですね。

  7. たろうちゃん より:

    いつからだろう、大人数で歌い、踊るスタイルが定着したのは。男性でも女性でもグループが主流だ。おれなんか誰が何だか見分けがつかぬ。テレビをひねれば(今はリモコンだけど)同じ顔ばかりで下らない放送を朝からながしている。番組が軽くなった。24時間テレビの親切、感動(?)の押し売りなんて、その最たるものだ。ジャニーズの問題は権力に忖度してきたマスコミにも責任の一旦はある。使うテレビ局も視聴率第一主義で一時はジャニーズ帝国と云われ逆らうと番組編成も出来ない程だった。スポーツや俳優の分野まで顔をだし始めた。バレーボールの大会では、選手のプレーよりコート歌う姿が罷り通っていた。頑張るタレントもいたけど歌も俳優業も見ていられないレベルだった。視聴者の責任をとはれるとしたら最初の告発に当事者意識を欠いた意識だった。ジャニー喜多川氏の生存中に声をあげるべきだった。

  8. 引きこもり中年 より:

    結局のところ、上の責任を追及できないから、部下の責任。同僚同格の責任が追及できないから、下請けの責任。撮影現場が問題を起こす訳でないから、視聴者の責任でもある、ということでしょうか。

    1. 引きこもり中年 より:

      もしかしたら、テレビ局の「視聴者は下でバカでちょろい」という本音が出たものではないでしょうか。

  9. 匿名戦士 より:

    視聴者の責任としては「番組」ではなく「TV」を視聴しない事だろう。
    視聴者は番組を取捨選択しているが、視聴に責任が生じるなら全て見ないことがリスク回避になる。

  10. sqsq より:

    被害直後に訴えない理由は何なのか?
    テレビの周辺にはこういう話は男女を問わずいくらでもありそう。
    ジャニーズとは関係のないMe too が出てきそうな気がする。
    「視聴者にも責任」云々はそのへんの予防線張ってんじゃないの?

  11. KN より:

    松本零士氏は共産主義国をイメージしていたのかもしれませんが、まさか日本がこんなことになっているとは思わなかったでしょうね。
    「視聴者にも責任」とは「騙されるほうが悪い」という大陸的な発想でしょうか?

  12. 農民 より:

    「今話題の大型新人ジャニーズタレントの◯◯君です、ジャニーさんと一夜を共にしてこの度大きなチャンスを得て、見事主演の座を勝ち取りました!」

     ……とか誰もが知るほど大発表してて、視聴者がそれを受け入れた上でコンテンツを購買していたのなら、そりゃ視聴者にも責任があるでしょうけど。

     私は新疆綿なんて買いませんけどね。しかし綿100%製品にこそっと新疆産を混ぜられたら避けようがありません。どちらが売ったか買ったか知りませんが、好印象で売ってるタレントが裏で何やらやってましたやられてましたなんて、産地偽装のようなものでは?国産と信じて中国産アサリを買うはめになった消費者に責任なぁ。

  13. 元雑用係 より:

    マスコミ自身は報道の自由に基づいて報道してきただけだから、瑕疵はないって立場に立ちたいんでしょ。
    「報道しない自由」なんて罪状めいた概念を知ってか知らずか、わかりませんけど。
    いまどき、ダメコンのためなら「視聴者の責任」なんて敢えて言わずに黙ってた方が賢いと思うんですけどね。(笑)

  14. Masuo より:

    テレビを見ているだけで責任を問われるのであれば、仰る通り、視聴者は自身の身を守るために
    1.テレビを視聴しない
    2.怪しい事は全てテレビ局にクレームを入れる
    のどちらかの対応を取らざるを得ないような気がします。

    いずれにしても、地上波が映るテレビは捨てるに限りますね。

  15. KY より:

     >それでも財務省や岸田文雄首相らは、頑なに減税を言い出しません

     何故か野党もそこを突っ込みませんね。何故でしょうか(棒)。
     共産党は唯一減税を主張してますが、それもポスターのキャッチコピーのみ。国会に関連法案を提出、なんて話は全く聞きませんな。

  16. ひねもすねたり より:

    これBPOさんの出番ではないですか?
    少しは自浄能力を発揮してくださいな!
    こういうことをきちっとやっていかないから、
    いつの間にか”玉〇”さんみたいなのが甦ってきちゃうのです。

    落日の夕日にむせ返る
    TV業界に期待はしていませんですが、
    それでも自分で作った浄化装置ですので
    ちょっとは活用することをお勧め致します。

  17. CRUSH より:

    直接的な責任は、もちろん存在しません。
    羽鳥はなにを言っとるのか。

    間接的な道義的責任なら、視聴者にありますね。
    需要があるから、供給される訳でして。

    麻薬が販売されてるのは、買う人がいるから。
    誰も買わなければ、それまでです。

    「ダメ。絶対。」

    性的虐待している芸能事務所のタレントは、見ない。
    性的虐待している芸能事務所のスキャンダルを、知っていたのに報道しなかったテレビチャンネルは、見ない。

    シンプルで、今すぐ誰にでもやれて、1円もかからない解決策ですね。

    1. 匿名 より:

      >性的虐待している芸能事務所のタレントは、見ない。
      性的虐待している芸能事務所のスキャンダルを、知っていたのに報道しなかったテレビチャンネルは、見ない。

      他を見るなら「受信料」はある訳で「シンプルで、今すぐ誰にでもやれて、1円もかからない解決策」なら・・・・もう一つ・・・「TVは見ないからNHKを解約する」で良いのでは。

    2. さより より:

      CRUSH様

      全くその通りです。

  18. ぬい より:

    視聴率が良いもなにも、本来アイドルなんて関係なさそうな時代劇や報道に至るまであらゆるジャンルで使いまくっていたのはテレビ局のほうです。ほとんどの番組に出ていればどれかはヒットもするでしょう。
    NHKと同じでテレビを持つ限り押し売りされている状態だった訳ですから、斜陽のテレビ業界自らが「俺らを見ていたお前らが悪い」と自分で引導を渡しにきているというわけですね。お望み通り皆さんどんどんテレビから離れていますからご心配なく笑。
    また、被害者の金銭的補償は当該事務所とテレビ各局でやるべきです。「国が関与するべき」とおっしゃる被害者もいるようですが、国営企業じゃあるまいし意味がわかりません。コ○ボのような弱者利用の利権化の臭いがします。

  19. 裏縦貫線 より:

    次は「ちゃんとTVを見て指摘してくれなかった”非視聴者”にも責任がある」でしょうか。

  20. 匿名 より:

    20年以上前に文春はジャニーズの性犯罪を告発(&名誉棄損でジャニから訴えられる)してますし、北公次氏は1960年代からの性被害の告発本を出しています。
    だから、それを知った上でジャニーズを問題視しないファンや視聴者にも責任があるということでしょうかね。
    確かに知ろうと思えば知れることですが、一般人には告発の真実性の判断はできません。テレビ局は関係者がいるわけですから、一般視聴者よりも性加害のことがわかっていたはずです。
    ジャーナリストとして「国民の知る権利」を御旗にマスコミは相当無理な(迷惑)取材をしますが、うすうす分かっていながら取材も糾弾もしてこなかったマスコミは、国民に知らせるという役割を放棄しているわけですから、一般人を非難はできないでしょう(文春除く)。
    また、この件については、英国公共放送BBCがしっかりとした取材を元に報道しています。同じように受信料を取っているNHKは日本の公共放送として、能動的に取材・報道しなかったことを恥じるべき。今回のように民放がまともに取材しない事件を報道するのが公共放送の意義ではないかと。

  21. 三門建介 より:

    今回のジャニーズの騒動ですが、自分としては「慰安婦問題」と同じに見えます。

    下手すると、「慰安婦問題」よりもたちが悪いです。一度も直接裁判がされていません。

    本来ですと次の形の裁判が行われて被害者側が勝訴していることが必要ではないでしょうか?

    ①被害者がジャニー喜多川を性加害で訴える。
    ②被害者が事務所をジャニー喜多川氏の性加害から守らなかったと訴える。

    どちらも行われていない為、推定無罪です。

    一部で2000年ごろのジャニーズ事務所と文春の裁判がセクハラ事実認定されたとありますが、名誉棄損裁判ではセクハラの事実認定はされていません。
    ジャニーズ事務所の反論が認められなかっただけとのことです。セクハラ記事が名誉棄損に当たらないと証明できなかっただけです。あくまでもグレーですし、大枠で文春は名誉棄損で敗訴しています。

    詳しい解釈は以下のリンクをご覧ください。

    https://ameblo.jp/noripyan3104/entry-12803811656.html

    特別チームの検証の結果も法治を無視した発表ではないでしょうか?
    メインで記者会見を行った元検事総長の方は、警察や検察がたびたび証言のみの冤罪を生んでいることを十分に理解しているか疑問ですね。

    現行の報道を見ていると、被害者会は、社長の退任も望まず、ジャニーズ事務所の責任も追及しないで国も加わった救済システムの構築を望まれていますね。ジャニーズ事務所やジャニーさんに責任を取らせるつもりがないように見えます。存続したまま保証がもらえればよい。ですね。本人たちの中では「やっちまった!」になっているように見えます。

    日本が、韓国の法治を無視した社会にますます似てきていて気分が悪くなります。

    一つ言えることは、数年後にジャニーズタレントはいなくなっているということで、男性アイドルの狩場と科すでしょうね。TOKIOが残れば御の字と思いますよ。
    現段階ではっきり言えるのは、名誉棄損に当たらない=事実認定とならないということです。
    弁護士でも間違えやすいようですね。

    自分としては、裁判になるまで暖かく眺めたいと思います。

    1. 匿名 より:

      ジャニーズタレントのファンが「性加害が無かった」と主張するなら、そのHPのようにこじつけることなるのでしょうね。
      そのブログ主は検証も全否定でジャニーズ事務所が冤罪被害者のように主張してますね。

      冤罪なのかどうかの判断はおいといて、高裁判決は以下ですから性加害は事実認定されてます。
      (「真実であることの証明があった=性加害が真実であることの証明があった」です)
      <高裁判決>
      「一審原告が少年らに対しセクハラ行為をしたとの前掲〈証拠〉、証人少年A、同少年Bの各証言はこれを信用することができ、これらの証拠により、一審原告が、少年達が逆らえばステージの立ち位置が悪くなったりデビューできなくなるという抗拒不能な状態にあるのに乗じ、セクハラ行為をしているとの本件記事〈略〉の各記事は、その重要な部分について真実であることの証明があったものというべきである。」
      無論、証言のみでの判決ですが、以下のHPで事実認定のことは理解できるかと。
      http://www.midori-lo.com/column_lawyer_138.html
      裁判では生々しい性加害証言が出てきますから、自分の好きなタレントがピーをピーした可能性があるなんて信じたくないんでしょうね。

  22. 通りすがり より:

    「VIVANT」が見れなくなるじゃん!やだー!

  23. のぶくん より:

    民法は最終スポンサーのほうを向いて仕事をするため視聴率イコールお金となりますがNHKは日本国民から強制的に視聴料をとっているのに疑惑があったのに調べることもしないままジャニーズの番組をたくさん作ってきました
    他の民放と同じ謝罪でいいのでしょうか
    民法は視聴者がスポンサーに対してなぜそのような疑惑を置いたまま使っているテレビ番組に対してお金を出したのかと追及してゆけばテレビ局はスポンサーに対してどのように責任をとるのでしょう
    HNKはスポンサーに対してどのように責任をとるのでしょう
    国営放送としてどのように対応してゆくのでしょう

    1. 匿名 より:

      NHKは公共放送として、自ら定めた「NHK放送ガイドライン2020」において、基本姿勢に人権の尊重を上げています。
      なので、性加害の疑いのある芸能事務所を使うことは、ガイドラインに違反するわけです。

      民間放送なら知らなかったで済むかもしれませんが、公共放送なのですからBBCなみに調査してガイドラインを守る必要はありますよね。

  24. 転勤族 より:

    知命世代以前の皆さまであれば「金屏風事件」はご承知のことと思います。
    最近であれば「SMAP公開謝罪」を覚えているかたも多いと思います。

    上記のような当該芸能事務所における異常行為(ハラスメント)の元凶として故「メリー」氏にスポットは当たるものの、故「ジャニー」氏の異常性癖は「誰もが知っているけど誰も声に出さない公然の秘密」になっていたような気がします。

    昨年だと思いますが、「金スマ」という番組で「KinKi Kids結成30周年」と思しき特集を見た記憶があります。
    そこでは「ジャニーさん」に可愛がられたエピソードがあり「ジャニーさんに呼ばれ、ジャニーさんが宿泊しているホテルで食事をして云々」と楽しそうに語られていました。
    「公然の秘密」を認識している方であれば「KinKiに対する特別扱いを見ればそりゃそうだよな」と想像出来ますが、番組のトーンは「素晴らしいジャニーさんへ感謝」という作りこみであり「公然の秘密」を知らない視聴者には「わあ、なんて素敵なエピソードなんだ」となるような、故ジャニー氏およびジャニーズ事務所に対する忖度を前面に出した番組でした。

    またSMAPやTOKIOの所属メンバーによる不法行為があった時も「容疑者」ではなく「○○メンバー」と呼ぶマスコミを見るに、長いものには巻かれ、強いものにはなびくマルチスタンダードなマスゴミの罪は非常に大きいと思います。

    ま、マスゴミが責任取るとは思えませんけどね。

  25. 匿名 より:

    (論説風に)社長の辞任や事務所解散で幕引きを図ってはならない。共犯者であるマスコミの謝罪と反省が必要である。放送会社や出版社、それらのオーナーであり日頃から社会の公器と大ボラを吹きながらも報道しない自由を行使してきた新聞社らの経営陣への責任追求、放送免許返納、事業の廃止、会社精算まで含めた対応が不可欠だ。
    視聴者に責任転嫁するなどは無責任の極みである。仮に視聴者に責任があるとすれば、それは独善と欺瞞に満ちたマスコミを廃業に追い込む勢いで徹底的に糾弾することである。

    1. 匿名 より:

      視聴者の責任の取り方は他にも、
      ジャニタレを宣伝に使う企業、ジャニタレ番組に広告出稿をする企業の商品を買わない。それら企業の株主であれば総会で経営者の姿勢を質す。

  26. 匿名 より:

    このタイトルに直接関係ないことですが
    ジャニーズで大成したグループなり個人はすべでジャニーズ爺を受け入れたという理解になりますよね。
    男の子ですらこれですから女性タレント、歌手は推して知るべしですね。

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