維新「全国政党化」の一方、自民内に危機感=時事通信
維新が全国政党化に向け、自信を深めているとする記事を、時事通信が配信しました。その記事の中で、自民党内の「岸田政権に対する評価が厳しい」といった危機感にあふれた声も紹介されているのですが、もし自民党内で本当に危機感にあふれているのならば、何らかの「アクション」があってしかるべきでしょう。想像するに、これから近いうちに内閣改造が行われるはずですが、岸田首相が解散総選挙に踏み切れるかどうかは微妙です。
「維新≒第二自民党」説
当ウェブサイトで日本維新の会について言及する際には、「日本維新の会が素晴らしい政党であるとは限らない」、「維新が躍進することが日本のためになるとは限らない」という注記を常に付すようにしています。
その理由は簡単で、やはり、維新もさまざまな問題を抱えた政党だからです。
ただし、『馬場代表「共産党はなくなるべき」発言撤回の必要なし』でも言及したとおり、(あくまでもひとつの考え方かもしれませんが、)維新の存在意義とは、「第二自民党という選択肢を有権者に提供すること」にあるのかもしれません。
「維新が素晴らしい政党であるとは限らない」という命題が正しかったとしても、「自民党が素晴らしい政党である」という結論は導けません。
自民党だって、たいがい酷い政党です。
安倍晋三、菅義偉両総理のころであれば、「岩盤保守層」から一部のリベラル層に至るまで、幅広い支持者を集めていたかもしれませんが、現在の岸田文雄首相は、日本のためにではなく、財務省や韓国のために動く姿勢が露骨すぎますし、2022年参院選の公約にもないLGBT法をゴリ押しまでしました。
そんな現在の自民党が、「健全な保守政党」と呼べるのでしょうか。
有権者「岸田をクビにせよ、さもなくば…」
もちろん、私たち有権者が選挙の結果、自民党を政権与党として選び、その自民党が2021年9月からの3年間、岸田首相に自民党総裁としての任期を与えたのですから、その期間、岸田首相が自分の思う通りに韓国と財務省の利益を最大化したとしても、それは「違法」ではありません。
ですが、もしも岸田文雄氏が24年9月の総裁選で自民党総裁として再任された場合、あるいはその自民党総裁選以前に衆院解散がなされた場合、私たち日本国民が「岸田文雄(氏)を首相でなくする」という総意を示すこともできます。
これが選挙というものです。
ただし、現状で「最大野党」である立憲民主党を含めた特定野党の行動を見ていると、自民党を下野させてこれらの政党に政権を委ねようと思う日本国民が多数を占めるという可能性は低いでしょう。
こうしたなかで、「第二自民党」でも良いから、政権を担い得る可能性がある(と多くの国民が考えているような)政党が存在していることは、日本の国益のためになります。
自民党の側としても、「岸田文雄(氏)のような男をいつまでも党総裁の地位にとどめておくと、自分たちの議員としての地位が危なくなる」という危機感が働くからです。
くどいようですが、岸田文雄氏をクビにすることができるかどうかは、「自民党の国会議員や党員の総意」、「私たち日本国民の総意」という二段構えの構造となっています。
仮に――あくまでも「仮に」、ですが――、国民の大多数が岸田文雄首相に「今すぐ辞めてもらいたい」と思っていたとして、自民党が岸田氏をクビにすれば、私たち有権者としては自民党を次の選挙でもある程度勝たせる、という判断を下すかもしれません。
しかし、国民の大多数が岸田氏に対し、「今すぐ辞めろ」と思っているにも関わらず、自民党側が岸田氏を自民党総裁に就けておくという判断をするのであれば、今度は私たち有権者が「自民党を野党にする」という判断を下す可能性が出て来る、というわけです。
維新が受け皿に…
わかりやすくいえば、こういうことです。
「俺たちは安倍、菅両総理の姿を見て自民党を支持したんだ。岸田(氏)が総裁になるような政党を支持した覚えはない」。
そして、維新はその「非自民の受け皿」となり得る、ということです。
考えてみれば、自民党にしたって、消費税等の2回目の増税を4年も延期し、「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP)を提唱し、韓国に譲歩しなかった安倍総理のような人物もいれば、増税を画策し、LGBT法をゴリ押しし、韓国に徹底的に譲歩して国益をドブに捨てた岸田首相のような人物もいます。
あるいは、LGBT法に処分覚悟で立ち向かった和田政宗、山東昭子、青山繁晴の各議員のような人物もいれば、韓国への安易な譲歩を主張し、能天気にパリで観光写真をアップロードする、松川るい氏のような人物もいます。
自民党は全体として「保守政党」とされていますが、細かい粒で見ると、方向性にはずいぶんと大きな違いがあるのであり、したがって、「全体として保守政党」という「第二自民党」がもうひとつあれば、有権者にとっても「いざというときのバックアップ」としては安心なのです。
実際、そんな維新が、地盤のない仙台市で行われた市議選(定数55)で、新人をいきなり5人擁立し、全員当選させたことに、和田氏あたりは強い危機感を抱いているようです(『「有権者の自民党への根強い不信感」警告=和田政宗氏』等参照)。
和田氏のように「このままじゃいけない」という危機感を覚える自民党議員が、お盆明け以降に増えるかどうかについては、政治ウォッチャーとしては大変に気になる論点でしょう。
その一方で、時事通信は2日付で、維新が全国政党化に向けての「自信を深めている」とする分析記事を掲載しています。
維新、全国政党化へ手応え 仙台市議選、自・立危機感
―――2023/08/02 07:08付 Yahoo!ニュースより【時事通信配信】
時事通信は、維新が5人を当選させた仙台市議選で、同時に自民党が3議席、立憲民主党が1議席減らしたことで、「自民と立民は維新に議席を奪われる格好」となったと指摘。維新幹部のこんな発言を紹介しています。
「東北では弱いと言われていた。数人は落選すると覚悟していたが、勢いは衰えていない」。
そのうえで、自民党内の「維新への期待は全国的に広がっている」(自民重鎮)、「自民票は間違いなく維新に削られている」(党関係者)「岸田政権への厳しい評価の表れだ」(中堅)などの声を紹介している、というものです。
なぜ「維新への期待が全国に広がっている」のか。
なぜ「自民票が維新に削られている」のか。
なぜ「岸田政権への厳しい評価が表れている」のか。
これについて、自民党はもう少し深く省察すべきでしょうし、党内で何らかの具体的なアクションにつなげていくべきではないでしょうか?
自民党内の今後の動きに注目
さて、おそらくあと1~2ヵ月のうちに内閣改造、党役員人事が行われるでしょうが、問題はそのあとです。
ここから先は当ウェブサイトの憶測ですが、おそらく岸田文雄首相自身の頭の中にあるのは、自民党総裁としての任期が満了する来年9月に向けて、どうやれば再選されるか、でしょう。よって、対立候補となり得る人たちには、閣僚または党幹部に任命し、動きを封じるのが基本です。
ただ、無投票再選を図るのは、現状では厳しそうです。
岸田首相としては、総裁選の前に衆院解散総選挙を行い、自民党がそこそこの勝利を収めることで、自身の自民党総裁としての2期目を確保しようとしていたのかもしれませんが、もしそうだとしたら、自然に考えて、解散するタイミングは今年の秋口か、来年の6月ごろくらいしか考えられません。
しかし、岸田首相はもしかすると、このまま解散総選挙を打てず、自民党総裁としての任期が満了する来年9月を迎えてしまうかもしれません。自民党に対する逆風がやまなければ、解散できないからです。無理に解散したら自民党が議席を減らしてしまうかもしれず、場合によっては過半数割れも視野に入ります。
そうなると、①解散して総裁選、②解散する前に自民党総裁選、のどちらかのシナリオが考えられるのですが、①の場合は惨敗して引責辞任的に任期満了、②の場合は対立候補が出現して落選、といった可能性もあるかもしれません。
というよりも、もしも自民党内の力学が正常に働くならば、可能な限り解散は先延ばしにし、来年9月の自民党総裁選で岸田首相を交代させ、「新しい顔」の下で選挙を戦う、というのが自然な流れではないでしょうか。
「新しい顔」が誰なのかについては、まだわかりません。
もしかしたら、前回の総裁選で岸田首相に迫る票を得た高市早苗氏あたりが、「史上初の女性総理」との触れ込みで総裁選に立候補するのかもしれませんが、安倍総理亡きいま、派閥を持たない高市氏が当選できるのかは微妙でしょう。
このあたりも含め、まずは盆明け以降の自民党内の動きには注目する価値がありそうです。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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毎度、ばかばかしいお話しを。
維新躍進で自民党内部に危機感がある。ただし、岸田総理だけは例外である。
ありそうだな。
岸田首相も危機感は持っていると思いますよ。
ただ支持率低下の原因を理解しているとは思えません。
マイナンバーカードのせいだ、俺は悪くないと思っていると思います。
「山は動いた」
旧社会党土井たか子委員長の言葉です。消費税・リクルート事件の後行われた1989年の第15回参院選で、自民党を少数与党に追い込んだときだったかな。
自民党も余りバカばかりやってると、選挙での票ってのは、動くときには想像を超えて動くもの。誰かが言ってた言葉だが、日本で「岩盤支持層」と言えるようなものを持ってるのは、公明党と共産党くらい。「岩盤保守層」なんてものは存在しないそうな。
全くその通りです。岩盤持っているのは、公共だけですね。その代わり増えもしませんが、これらの党は、地方議会で巧みに票割りをして、生命を維持し続けます。
その分、地域の細かい声を聞いてドブ板と言われるような活動をやっているのです。
自民党もこんな手法を取り入れれば、もう少し何とかなるかも知れませんが、先ず無理ですね。これは、組織力が無ければ出来ない事ですから。自民の利益誘導型のやり方が通用しない世界です。
話が途中になりました。
つまり、岩盤以外は、そよ風だろうが暴風だろうが、風に左右される存在なのだから、自分達の立場は安泰などのいう幻想に浸る時間は一時もないと自覚しながら生きなければならないのだが、当選して毎日先生などと空虚な肩書きで呼ばれ続けると、自分が、雲の上の存在と錯覚してしまうようです。実際は、地獄の底を這いずり廻るゴキと似たような存在にしか過ぎないのに。だから、ちゃんとした食い扶持を持っている人間は、議員になんかなろうとしないんじゃないかな?
尚、岩盤支持層の議員は、岩盤支持層の操り人形でしかないので。
>>岩盤支持層の操り人形でしかないので。
いつも思うのですが、一生を、パペットで生きようと言う決断も大したものだと関心しますね。自分の人生を棒に振ってもいいという選択、ちょっと 勿体ないなあ、と思います。
岩盤と聴いて宇宙戦艦ヤマトのアステロイドベルト戦法を想像した私は昭和40年代生まれ。
危惧していること。
・岸田政権は政治的調整力が無いから独断(自民党幹部だけで)行動する
・政権幹部(自民党幹部)の縁戚が多く又無能でも二代目三代目と引き継がれる。野党も同類
これは日本の支配層が出来つつある証拠
・役人と関連する民間企業及び各種団体との癒着が目立つ。政治家がコントロールできていない。
赤い羽根募金が象徴的で理事が自分のNPOに流用している。そして未だに説明が無い
・責任回避に各種委員会が作られるが検証されているのか。民主党政権では議事録も無しだった。
日本学術会議は内閣直属らしいが運用されていないらしい。
つまり内閣から仕事が貰えないらしい。開店休業? これが何故無くせない。
・実質的に移民政策に舵を切った日本なのに移民政策が見えずに不法滞在者がのし歩く
子供を多く産み彼等の繁殖力は強く日本文化の危機です。
※投票率が低いため国会議員は安泰。野党も安泰。
国民は投票権をなし崩しに無くされるでしょう。
実例:日本共産党は選挙されずに独裁中。ロシアでも選挙はあるが明確なインチキが横行。
しかしロシア国民は反対せず独裁者の好きにさせている。
投票率を上げ宗教組織と活動家でのさばっているゾンビ議員を落としましょう。
増税しか考えない岸田を落選させましょう
国会議員を選挙で脅しましょう。働け!と
看板だけ掛け替えればいいだろう、的な発想では岸田が河野に変わるだけなのでは無いでしょうかね。
次の選挙はどの道議席が減って野党が政権交代する可能性が皆無に近いので、1回くらい負けを「消化」した方が良いと思います。
方々の恨みは岸田と宏池会に背負って貰えば、その後の選挙で再建も簡単でしょう。
暗愚な宰相を頂く事がどれだけ不幸なことか、10年ぶりに思い知らされてます。10年前は安倍首相という希望がありましたが、今はどうでしょうか。国難であると理解し、党内基盤の無い高市氏を支えて欲しい。
黄金の三年間、、たしか前はそうほざいていたなぁ。一年前位かな。いまは、あんだけ、国民が韓国にだけは譲歩するな、スワップするな、政権が倒れるぞ!って忠告したのに、悪手に次ぐ悪手の連発で今や解散権を行使できるかも怪しいな。現職総理の落選は見られなくても、総理経験者としての落選は見られるかもしれない。楽しみだな。広島の有権がバカじゃなければかなりの確率で落選が見られるんだけどな。胸ワクワクじゃ!
岸田文雄としては、維新が急激に膨らんだ後弾けてしぼむのを期待し、「待ち」の姿勢になってるのかもですね。
麻雀では、流れが悪い時は上がるのを諦め、振り込まないように耐えに耐える事で流れを取り戻したりしますが、岸田文雄は満貫ではなくザンクとかをポツポツ振り込んで、結局流れを取り戻せずにラスに沈むってなりそう。
維新と並んで反自民の受け皿?になりつつある国民民主に早くも試練が。
次期代表選に「あの」グーグルアースが立候補すると言う試練が!ツイッター(X)で度々毒電波発言を連発している彼が党首になれば、党のイメージが一気にダウンするのは間違いないでしょう。
党員&支持者の判断は如何に?
先週たまたま秋葉原で玉木さんの演説を聞いて、党員になれば今回の党首選に投票できるという事で、入党してみました。
もちろん玉木さん一択ですが、前原が党首になれば、立憲との協力が実現しそうで悪夢としか言いようが無いです。国民民主党は今が一番苦しい時かもしれませんが、ここは踏ん張って欲しいところです。
万一、前原が党首になるようなことがあれば、即離党です。
岸田さんは増税や控除の削減等色々一気にやりすぎたと思います、それも14ヵ月連続で実質賃金が下がっているときに、さらにサラリーマン増税とあちこちのネットページで出ているなか、さすがに去年より社長は景気の悪い中で給料を頑張ってあげているのに実質の手取りが少なくなっているといのをよく聞きます、この人たちには完全に喧嘩を売っている感じでしょうし、これを止めない自民党にも反旗をひるがえしてくるのではないでしょうか、今まで政治や選挙を意識していなかって人の中で想像以上に自民党の敵が増えていて、解散総選挙の時に投票率が想像以上伸びる可能性もあるかと思います
年金生活者に選挙前にお金配るような姑息な手段を取ったとしてもケチ田さんのことですから5000円ぐらいを1回渡すくらいでしょうか、それでだます事が出来るかどうかですが
もう国民は騙されませんね、ガソリンや電気代の補助も9月で終了してしまうと、さらに嫌われて完全に終わるので多分ケチりながら延長するのでしょうね
でもやめるやめると言ってギリギリで延長しますと言ってももう人間性を見られてしまうのかもしれません
もし延長しないで、電気代が高くなり10月にまだ暑いのにクーラーをつけないで死人がでたらさすがに暴動が起きてもよいレベルだと思いますね
スマホという情報の簡単に見ることができるものをほとんどの人が手にしている状況で、さらに多くの高齢者はこの2~3年で使いこなす人が増えてきています、今までの想定なんか完全に裏返るときが来るのではないかと思います