岸田首相暗殺未遂事件とオールドメディアの大きな責任
テロリストの生い立ちや犯行動機などの詳細を報道すること自体が、第二、第三のテロリストを生みます。その意味で、テロリストには名前を与えてはなりません。それなのに、オールドメディアは昨年の安倍総理暗殺以来、まったく同じ過ちを犯しています。この週末に発生した岸田首相に対する暗殺未遂事件などは、その典型的な事例でしょう。
岸田首相暗殺未遂事件
すでに当ウェブサイトの読者コメント欄でも盛り上がっていますが、岸田文雄首相が15日午前、衆院和歌山1区補選の応援演説のために和歌山市の雑賀崎(さいがさき)漁港を訪れたところ、若い男が投擲した物体が破裂。岸田首相は間一髪、難を逃れるという、暗殺未遂事件が発生しました。
選挙演説は民主主義の根幹のひとつであり、その選挙演説の現場を狙った要人襲撃は民主主義に対する明らかな挑戦であり、許されるものではありません。
ところが、本件に対する新聞、テレビなどのオールドメディアの報道にも、首をかしげます。
これについてはNHKが「爆発物が投げ込まれる」、読売新聞が「大きな爆発音がした」などと報じたほか、TBSは逮捕された男の居住地、氏名や年齢などを報じるなどしているのですが、そもそも今回の事件は明確な「暗殺未遂」であり、民主主義に対するれっきとしたテロ行為です。
しかも、いくつかのメディアは容疑者の生い立ちや趣味、あるいは犯行に至るきっかけなどを詳報しているようであり、ひどいケースだと、今回のテロに使用された武器を巡り、「銃器評論家」とか名乗る者による、その作り方を含めた解説を掲載しているメディアもあります。
安倍総理暗殺事件から何も学ばない人たち
本当に、なにも学んでいない人たちです。
そもそも、昨年7月8日に安倍晋三総理大臣がテロリストに銃撃され、暗殺されていますが、当時からメディアは「暗殺」、「テロリズム」などの用語をわざと使わず、それどころか犯人と(旧)統一教会の関連性を針小棒大に報じ立て、犯人がむしろ被害者であったかのような報道を繰り返したメディアもあります。
その意味で、今回の岸田首相暗殺未遂事件を招いたのも、じつはオールドメディアによる昨年7月以降の報道だったのではないでしょうか。
この点、当ウェブサイトではテロリストに名前を与えることをしませんし、昨年の安倍総理暗殺事件、あるいは今回の岸田首相暗殺未遂で拘束された容疑者の名前やその者の生い立ちなどについても、いっさい言及することはありません。
その理由は簡単で、テロリズムに対するいかなる理由があろうが、絶対に許されないからです。
アーダーンNZ首相「犯人の名は一切口にしない」
ちなみに、こうした考え方には先例があります。
2019年3月にニュージーランドで発生した、約100人が死傷するという凄惨なテロ事件を受け、ジャシンダ・アーダーン首相(当時)は「銃撃犯の名前は今後一切口にしない」と宣言しました。
ニュージーランド首相、銃撃犯の名前は今後一切口にしないと誓う
―――2019年3月19日付 BBC NEWS JAPANより
いわば、テロリストに対しては「名前」を与えないことが、テロリズムを認めない第一歩だ、とする考え方であり、著者自身もこうしたアーダーン首相の考えには深く賛同したいと思います。
そして、テロリストの目的のひとつは、「暴力行為を通じて世の中を変えること」にあります。
実際、今回の暗殺未遂事件を受けて、ツイッターなどを眺めていても、「暴力は許されないが」と前提を置いたうえで、「岸田首相の政策が今回のテロを招いたようなものだ」、などと述べる者がいます。
これこそまさに、テロリストの思う壺です。「選挙を通じないで政策を変えさせることができる」と勘違いする者が増えれば、「1票よりも1発」を選ぶかもしれないからです。
今回の事件もメディアが遠因を作った
実際、今回の暗殺未遂事件についても、一部のメディアがすでに容疑者の生い立ちだの、動機だのといった内容を報じ始めていますが、それ自体、「次のテロ」を呼び起こすきっかけとなりかねません。
というよりも、今回の暗殺未遂事件も、昨年の安倍総理暗殺事件を巡り、メディアが「暗殺された側にも問題があった」かのように報道をしたことの影響が、かなり大きかったのではないかと懸念します。
いや、もっといえば、安倍総理に対して暴力的な危害を加えることを是とするような者たちが、安倍総理の演説の行く先々に表れて、「安倍やめろ」コールを繰り返していたことも遠因ですし、それを一部メディアが喜々として報じたことにも大きな責任があります。
というよりも、オールドメディアが事件そのものの詳細(容疑者の供述、手口など)を詳しく報じ続けることが、模倣犯を生む、という点については、当ウェブサイトで昨年7月、『安倍総理関連報道をめぐりメディアがもたらす二次被害』でも警告したとおりです。
非常に残念ながら、この当ウェブサイトの警告が実現してしまった格好ですし、今回のテロの原因を作ったのは、明らかに一部のオールドメディア、一部の自称有識者なのです。
そういえば、オールドメディアは過去から、明らかに不適切な報道を繰り返してきました。
ここ数年の例を挙げても、▼娘さんを亡くし、失意のご両親に芸能レポーターが「今のお気持ちは」と尋ねる、▼テレビ局の芸能レポーターが逝去した男性タレントの自宅に押し掛ける、など、オールドメディア業界が「二次被害」、「三次被害」を作るという事例が多々ありました。
とくに後者に関しては、厚生労働大臣指定法人・一般社団法人「いのち支える自殺対策推進センター」は厚生労働省と連名で、こんな「再度の注意喚起」を発信したほどです。
5 月 11 日に逝去された著名人の報道に関して『自殺報道ガイドライン』に反する報道・放送が散見されることを踏まえ、再度、自殺報道に関する注意喚起をさせていただきます。【※PDFファイル】
―――2022/05/11付 いのち支える自殺対策推進センターHPより
このように考えていくと、一部のオールドメディアが私たちの社会に有害な影響を与えている問題を是正することは、私たちが暮らすこの社会における喫緊の課題のひとつです。
国民の敵としてのオールドメディア
というよりも、現在のわが国において有害な影響を与えているメディアは、そもそも、自由経済競争や民主主義の手続によることなしに、社会的影響力を獲得してきたという経緯があります。
新聞社は戦時中に統合・集約され、競争がないまま、宅配網や再販価格維持制度、日刊新聞法などにより守られた利権を謳歌し、民放テレビ局も新聞社とほぼ同じ資本で設立され、やはり電波利権により守られ続けてきました。
ちなみに当ウェブサイトでは、「自由主義、民主主義の原則から逸脱し、不当に大きな権力・社会的影響力を握り、国益を損ねている存在」のことを、「国民の敵」と呼んでいます。
そして、『【総論】崩壊始まる官僚・メディア・野党「腐敗利権」』などでも議論したとおり、「民主主義の手続によらず、不当に大きな権力を得ている」という意味では、官僚機構もオールドメディアもソックリです。
このように考えると、腐敗した官僚機構が誤った政策で日本の国益を破壊しているのと同様、腐敗したメディアが有害な情報を垂れ流すことで日本の民主主義を破壊しているという構図は、非常に危機的です。
ただし、それでも当ウェブサイトとしては、ネットの力を信じたいと考えています。
いま、オールドメディアに代わり、ネットが急速に社会的影響力を持ち始めており、その勢いは年々拡大しています。日本国民が聡明であるという事実に照らし、オールドメディアのおかしな報道をきちんと批判する主張が力を得ることを期待したいと思う次第です。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。
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毎日読ませていただいているのは山の手線駅名ブログ以外では、小野田さんのsnsがありますので、引用源がいつも同じですみません。ただ、彼女のような人がいる限り、いくらマツカワが裏切り、2Fぬらりひょんが出しゃばり続け、リン外相やスズキジュニア財相やコウノ談話ジュニアが好き放題やらかしていても、自民の方が野党よりもましなのです。
小野田紀美【参議院議員/岡山】 Retweeted
月刊『Hanada』編集部
@HANADA_asuka
山上を礼賛するかのような朝日新聞。こうしたテロを助長しかねない報道に弊誌は断固反対します!
「時代に敏感、感情任せでない犯行」 安倍氏銃撃、容疑者の投稿分析:朝日新聞デジタル
子供が喧嘩した時に用いる「手を出したら、どんな理由があっても出した方が負け」ってヤツですね。
ただ、それでも「何で手を出したのか?」って聞くのも大事だとも言います。
安倍晋三氏が殺された事で反社会的組織と言えよう旧統一教会への日本社会の対処が進んだのは「日本社会がテロリストに屈した」と指摘されても反論出来ない事実です。
しかし、テロリストとの戦いでの勝利とは、テロリストに名前を与えない事ではなく、テロリスト側に筋の良い理由でテロが起きない様、社会の問題をゆっくりと、しかし確実に潰していく事だと考えます。
今の日本は、韓国の主張する対日被害に対し、無言で無視するのではなく逐一反論して却下していく《丁寧な無視》が最善である、と理解していると考えます。
テロリストが相手でも、テロリストの主張に対する“丁寧な無視”が必要なのだと考えます。
安倍氏は生前統一教会対策を着々と打ってきた事実を無視してマスゴミはさも癒着関係のあるような報道をしてきたのをお忘れですか?
>安倍晋三氏が殺された事で反社会的組織と言えよう旧統一教会への日本社会の対処が進んだ
馬鹿も休み休み言ってください。これではマスゴミの思う壺ですよ。
KY さん
安倍晋三氏の生前になにか決定的な対策は打たれましたかね?
安倍政権時代の旧統一教会への対策関連法は、安倍晋三氏主導でしたかね?
天宙平和連合へのビデオメッセージについて、使われるのは迷惑だなどの抗議を教団や団体へ安倍晋三氏や事務所がどれほど公式に行ってます?
清濁併せ呑むのが政治ですが、仮に勝共連合由来であろうと暴対法施行前の暴力団と言えよう旧統一教会との選挙関連を中心とする共生関係はあったと言えるのでは?
安倍晋三氏ほどの重みを持つ人物が殺されたから日本社会の動揺も大きく、注目度も高くなり、岸田自民党は優先度を高くして対処しなければならなくなったと考えますが?
本来狙われて然るべき韓鶴子などが殺されたら旧統一教会は被害者面していたでしょうし、教団の外に居る安倍晋三氏が殺されたからこそ旧統一教会はまともに被害者面出来ずに居るのでは?
>安倍晋三氏ほどの重みを持つ人物が殺されたから日本社会の動揺も大きく(後略)
呆れた完全にテロを肯定してますね。
>安倍政権時代の旧統一教会への対策関連法は、安倍晋三氏主導でしたかね?
主導かどうかで暗殺の対象になるかならないかの基準になるのですか。これも呆れますね。
https://www.jijitsu.net/entry/syouhisyakeiyakuhou-reikansyouhou-kaisei
https://www.jijitsu.net/entry/AbeShinzo-touitsukyoukai-syouhisyakeiyakuhou
参考までに当時の消費者契約法改正時の顛末をリンクさせておきますが、どうせ事実を直視する事は無いでしょう。
暗殺はどの道当人にとっても関係者にとっても不幸な結末しかもたらさない。その事実を理解できないようですね。
>呆れた完全にテロを肯定してますね。
テロによって引き起こされた事を「テロによって引き起こされた」と述べているだけですが?
テロが無ければ、例えば旧統一教会への質問権の行使は行われなかったのでは?
テロによって引き起こされた事をテロによって引き起こされたと認めないのは、歴史を整形して「正しい歴史認識」を振り回す韓国と同じ事をしてるのではないですかね?
>主導かどうかで暗殺の対象になるかならないかの基準になるのですか。これも呆れますね。
リンク先を見ると、安倍総理からの当初の諮問では霊感商法が念頭にあるとは言えず、調査会の中から霊感商法も対象に入れる声があがり、安倍総理は対象に入ってきた霊感商法を対象外とはしなかった、ですね。
そして、安倍晋三氏個人としては、旧統一教会との選挙関連を中心とした協力関係はあるし、送ったビデオメッセージが“活用”されている事に制止もしなかった、となります。
テロリストからすれば、安倍晋三氏は旧統一教会と利害を一定以上共有している、と判断出来ますね。
>暗殺はどの道当人にとっても関係者にとっても不幸な結末しかもたらさない。その事実を理解できないようですね。
「自分の評価は他人が決める、自分の幸不幸は自分が決める」です。
基本的に影響力が強いからテロに狙われるという論調でしかないなあ
まあでも確かに安倍さんは緩やかに行動を修正していくつもりはあっても潰す気は無かったとは思う
名無し さん
ありがとうございます。
>まあでも確かに安倍さんは緩やかに行動を修正していくつもりはあっても潰す気は無かったとは思う
私もそう思います。
旧統一教会が自主的に霊感を用いた悪徳商法を辞める事や、対日レイシズムを抱く教義を真っ当な教義に変更する見込みは無いですし、規制の網をかい潜って奴隷化した日本人の搾取を続けたと考えます。
で、そんな旧統一教会に対し、真っ当な宗教にならないのであれば潰れても当然、潰せる時に潰す、という考えを持つには、選挙での協力関係などが捨てきれないレベルだったと考えます。
伊藤博文を暗殺したテロリストの取扱いなども、
「名前を与えない」
対応で然るべきなので、彼の国の異常性が際立ちますね。
この場合、ポイントは報復ではなくて再発防止です。
どういう取扱いをしたら模倣犯がどのくらい発生したのかを数値検証してみるべきでしょうね。
本来は、日本学術会議あたりがそういう気の長い研究をすべきなんでしょうが、あの人たちなんにも仕事をせんからなぁ。
外交官の故 岡崎久彦氏が安重根の話題を振ったら、
英国人曰く「伊藤公を暗殺したFanaticなテロリストのことか」と答えたそうです。
彼を英雄視するのは朝鮮半島の国の人だけのようですね。
右翼によるテロが横行し政治家が萎縮する中、軍の暴走を朝日新聞をはじめとする右翼メディアが絶賛し、煽られた国民も同調。天皇(昭和帝)の反対にも耳を貸さず、中華民国との戦火をずるずると広げていく…
そんな狂気の時代があった。
右翼と左翼が入れ替わったような現代。今度は共産中国による侵略を受けるのか。
毎日の更新お疲れ様です。安部氏に続けて連続暗殺テロ発生に驚愕です。マスゴミはまたしてもピント外れな事で自己満足していますが、テロリズムに対して一般犯罪との違いに平和ボケ対応している。坂本龍馬や伊藤博文暗殺を例に出して如何にテロリズムが無思慮であるかを強調したいものだ。因みに安部氏に比べて今回はあまりにも殺意が見えず暗殺意図とは異なると思う。
対岸の火事(あるいは飯のタネ)と思って、まだ、オールドメディアが肯定的に報じるんじゃないでしょうか。
今は政治家を狙ってますが、テロが「普及」されたら、恨みがなくとも義憤で新聞社・テレビ局の社長が襲われる想定はしてもおかしくないのに。
安倍元総理暗殺を肯定的に書いた人が襲われた事件もありましたね
テロリズムパージさま
>恨みがなくとも義憤で新聞社・テレビ局の社長が襲われる
襲われるのが自分でなく社長で、なおかつ、それで数字が上がるのなら、プロヂューサーは襲撃されるのを歓迎するのではないでしょうか。
素朴な疑問ですけど、もし岸田総理暗殺未遂事件の犯人が、旧統一教会の信者2世なら、オールドメディアは「岸田総理側にも問題があった」と騒いで犯人を英雄扱いするのでしょうか。(もし、騒がなければ、犯人側が不満を表明するでしょう)
蛇足ですが、犯人側の弁護士が、法廷戦術として、「被告は社会への憤りから、犯行に及んだ」と主張するのではないでしょうか。
すみません。追加です。
もし 犯人がネットで凶器のパイプ爆弾製造を検索して、アベガーのサイトに出入り(?)していたら、オールドメディアは「ネット禁止も検討すべきではないか」と言い出すのではないでしょうか。
アメリカの左翼が強い州 (=民主党が強い州) で実際に起こっていること
警察予算が削られ、警察組織も縮小される ⇒ 治安が悪化して銃犯罪も増える ⇒ 対策として 「治安の回復」 ではなく 「銃規制」 の議論を始める。
ならないでしょう、あくまで安倍さん憎しのマスメディアです。
マスメディアは岸田さんをあまり批判しません、根っこが同類、かつ同じようにコントロールされているからでしょう。
引きこもり中年 さん
岸田政権が旧統一教会への解散請求を結局せず、しない理由が「岸田文雄の反対」であれば、旧統一教会の被害者が岸田文雄を狙っても「まぁそりゃあ狙われるわな、恨まれるわな」って思います。
でも、今はまだそうじゃ無いですから。
そう言う安易な考えがテロ助長する事をお忘れなく。
KY さん
恨んでいるだけなら思想・良心の自由として保障されるべきでは?
恨んだ結果、殺そうとしたなら別問題ですが、KY さん
恨んでいるだけなら思想・良心の自由として保障されるべきでは?
恨んだ結果、殺そうとしたなら別問題ですが。
家を破壊され家族を殺されたウクライナ人のプーチンへの暗殺は、圧政に苦しむ北朝鮮人の金正恩に対する暗殺は、ビンラディンに対する暗殺は。
こう考えると民主主義の政体では暴力を用いたテロは許さないということになりますが、ではボンちゃんやジュングンはどないなんねんとなります。
まあオールドメディアは普段から年末に忠臣蔵を流したり、本能寺の変や、桜田門外ノ変も大河ドラマで出してお好きなようなので、口では暴力テロ反対でも内心違うのかもしれない。
京都の町を荒らしまくった新選組なる暴力集団もお忘れなく。
暗殺・殺人や騒乱は全部テロという訳じゃないでしょ
テロとは主義主張の宣伝の為に、直接関係ない相手を標的にした場合だけですよ
ウクライナ戦争の被害者がプーチンを暗殺した=テロじゃない
ロシア正教会とバチカンの関係に不満があってプーチンを暗殺した=テロ
だと思いますが どうでしょう?
なるほど。ピコ太郎風に「ヤバめな物理的有形力の行使」「政治的主張」ンッー。
テロリズム!ですかね。
政治的主張の割合が肝になりそうですね。(レッテルのようにも見えますが)
確かに、プーチンによって妻と子を失い全てを捨てて復讐に走る男性はテロリストではなく無くハードボイルドとか復讐者などと呼びそうです。
「自作された殺傷武器の構造」なんかは要らぬ情報。
余計な指南をすることで、模倣犯は生み出される。
読み方は「さいかざき」ですね。
鉄砲で有名な雑賀衆があの辺りを拠点としていました。
オールドメディアは昨年7月の安倍元総理暗殺事件の直後からあのテロリストに一分の正当性があるかの報道を繰り返し、犯行の卑劣さに焦点をあてることを避けて論点を旧統一教会にずらし、多くの一般人(SPの方々含)が巻き添えになった可能性、模倣犯が出る事も考えずにテロという暴挙を真正面から批判することを避けた罪は大きい。まるで再発を願っているかのように。
H さん
朝日毎日東京辺りの社説で、「よし!安倍をぶっ殺してやったぜ!山上マンセー!次は高市だ!イケイケゴーゴー!」みたいな記事は見た事ないですね。
朝日毎日東京辺りにコラムを書いてるエセ知識人などがそれ系の内容を書いていたかも知れませんが、今のところ聞かないですね。
とかく日本の様に同質性の高い社会集団では”行為””結果”と並んで”動機”に高い関心が向けられがちで、ひとたび事が起きれば未精査の伝聞情報を短期間集中的にこれでもかと供給しまくるのがメディアの流儀、そこに角度付けして輿論誘導を謀るのがオールドメディアの仕様、とでもいいますか…
好奇心猫を殺す、ではありませんが社会総体としてそのようなスパイラルにある? かな??
本件、国際的にどういう見解が主流なのか知りたくてググってみました。
欧州評議会の議員会議の報告書では、テロとの戦いを口実にメディアに対してテロに関する情報や見解の報道を過度に規制しないよう求めています。
同時に、警察当局を通じてテロリストの違法なメッセージがネット上に流布しないように加盟国が協力することも勧告しているので、なんだか玉虫色ですね。
10. The Assembly recommends that the Committee of Ministers ask member and observer states to:
ii. abstain from prohibiting or even restricting unduly the provision of information and opinions in the media about terrorism as well as about the reaction by state authorities to terrorist acts and threats under the pretext of fighting terrorism;
v. co-operate through their law enforcement authorities in order to prevent the dissemination of illegal messages and images by terrorists on the Internet;
【欧州評議会/議員会議の報告「メディアとテロリズム」】
https://assembly.coe.int/nw/xml/XRef/X2H-Xref-ViewHTML.asp?FileID=10914&lang=EN
【欧州評議会について】
https://rnavi.ndl.go.jp/jp/politics/CE.html#pace
ユネスコのHPにはこんなドキュメントが載っていました。
ただし、著者はベルギーのジャーナリストで、文書の内容は著者の見解でありユネスコの公式見解ではない旨のディスクレイマーが記載されています。
テロリストの「理不尽な理」を解明することは真実の追究に必要な行為で有り、テロの正当化ではないと言う主張ですね。
「テロリストに対して糞野郎という以上の評価を与えるな」と言う批判に対して、「真実は白黒ではなくグレーゾーンに有り、それを追求するのがジャーナリストの指名だ」と応えたジャーナリストの発言が紹介されています。
是非は別にして、ジャーナリストの思考パターンの一類型なのでしょう。
An essential principle of journalism, the pursuit of truth is imperative in the context of terrorist attacks. Initially, confusion and speculation tend to reign. Consequently, the facts must be scrupulously established, and fuzzy journal-ism avoided. Fact-checking is also compulsory. The pursuit of truth also implies the right and the duty to explain, even though this is sometimes perceived or criticised as justifying terrorist acts. Daring to decode the ‘reasons for unrea-son’, the origins of terrorist acts and terrorist demands is, however, essential. The brutality of a violent act cannot serve as a pretext to refuse to analyse its causes.One of the duties of journalism is to include complexity, refusing the denial of reality in the affirmation that “there is nothing to understand” on the pretext that terrorists are “barbarians, full stop.” The essential rules of journalistic eth-ics cover this duty in the independent pursuit of truth. When she investigated terrorist groups in Mali in 2013, the New York Times journalist Rukmini Cal-limachi thus faced sharp criticism. She was asked: “How dare you give these people a voice? How dare you see them as anything other than the disgusting dogs they are?” Her reply was: “The thing is, my reporting doesn’t deny that they’re perpetrating crimes against humanity, but I think that our job as journalists is to understand and to bring gray where there is only black and white. Because there’s always gray.
【テロリズムとメディア:ジャーナリストのためのハンドブック】
https://unesdoc.unesco.org/ark:/48223/pf0000247074
米司法省のウエブサイトに載っている論考では、メディアはテロリストのプロパガンダに利用されるリスクを自覚する必要が有るとされています。
他方で、メディアに自主規制以上の規制を課してしまうと表現の自由が損なわれる恐れがあると指摘しています。
https://www.ojp.gov/ncjrs/virtual-library/abstracts/media-and-terrorism
安倍氏の事件の際に「統一教会関係」などというマスゴミ食いつきネタをリークした、奈良県警のバカ職員(懲戒モノだと思います)のようなのが、今回は現れないといいですね。
雑談板では安倍氏暗殺犯の名前を書いてしまいましたが、あの後、書くべきではなかったと反省です。
新興宗教に引っかかる人の問題は、オレオレ詐欺に引っかかるような話と一緒で、いたちごっこのなかで粛々と対処していけばいい、割とどうでもいい問題だと思っていますが、そういうネタで民主主義の根幹への破壊行為の問題を矮小化しては本筋を誤るという実例だったと思います。
今回の事件の報道は当初は騒いでいる風でしたが、模倣犯発生の批判を恐れてか扱いが抑えめになっている気がします。でも、食いつきネタが出てくれば、また繰り返すと思います。
基本的にはマスコミは平和ボケだと思います。
今朝の日経記事、当方は老眼で視力低下が進んでいるので次のように読み間違えてしまいました。
「どうしてこうなった
真価が問われる新聞記者たち
重要なのはもっともらしく見える新聞記事を疑う態度」
本日朝のテレビ朝日のワイドショーでは、自称専門家が出演してパイプ爆弾の造り方とより殺傷力を高める方法を事細かく放送したそうな。
あんなもんや簡易迫撃砲なんて原理考えりゃ誰でも造れますけど、嬉々として放送するようなもんなんですか?
なにを意図して番組制作しているのやら?
政情不安と治安が悪化した日本にしたい、のかと思ってしまいました。
テロは断じて許されないことは、言うまでもありません。
ただ「テロリストに対しては名前を与えない」ことが、テロリズムを認めない第一歩だという見解には、同意しかねます。テロリストがその行為に至った動機・背景につき、多様な観点から分析を進め、再発防止を図るべき、と考えるからです(その意味で、先般の対策が、カルト・宗教といったものに広がらず、旧統一教会のみに限定されたことは不満)。
そして、山上容疑者と旧統一教会の関連性の報道の仕方は、針小棒大という非難は当たらない、と考えます。むしろ多くの人がもう80年代に終わっていたと考えていた問題に、再び脚光をあてた、と考えています。
ただ残念なのは、一部に山上容疑者をヒーロー扱いするような、言論があったこと、そこだけは繰り返して欲しくない、と考えます。
taku さん
同意です。
山上容疑者に対して「テロリストに名前を与えない」と拒絶する姿勢は、在特会などの過激な主張に対して「ヘイトスピーチ」のレッテルを貼って一切を拒否する姿勢と同じだと考えます。
動機や背景を理解する事と、賛成する事、共感する事は全く異なります。
普段から知的な新宿会計士さんには似合わない思考だと受け止めています。
何故マスゴミが思い出したように統一協会で騒ぎだしたのか。疑問に思わないのが不思議でなりません。確か最初マスゴミは被告が元自衛官と言う事に着目してましたが、ほどなくフェードアウト(まあ10数年前の事を話題にするのは無理があったと判断したのでしょう)。
そしてその後「統一協会ガー」とマスゴミは一斉に吠えはじめました。
朝日新聞の退潮は本サイトでよく取り上げられていますが、朝日以外の読売にしろ日経にしろ
部数減で将来的な経営悪化は避けられないような状況ですからね。
外国勢力が裏から金を回して都合のいい記事を書かせる下地は整っているといって良いでしょう。
私はマスコミから大量に発信される韓流ヨイショ記事は韓国政府の韓流普及予算が入っているとk確信していますし、国葬時の報道姿勢を鑑みて、もはや読売新聞も信用していません。
私の趣味仲間の知り合いは安倍さんや高市さんは大嫌いで、事あるごとに悪口を話題にします。
ある日自殺の話題になったときに、枝ぶり(自殺にもってこい)の良い木があるのだが高市に教えてやろうと思っていると冗談めかしで得意げに話してました。
この知り合いから見れば安部さんや高市さんは万死に値する人間で死を願っている存在なのです、私たちもその価値観を持っているものと思っており、話題として私たちに話したのだと思います。
ちなみにその知り合いのSNSには左翼界隈のメーリングリストの紹介がかかれており、その発信先が望月記者を囲む会とかです。
左翼界隈の人たちはこのような地道な印象操作活動を通じて安倍さんや高市さんに対する憎悪をあおっていることが今回はっきりとわかりました。
私の親戚にも安部元総理はテロに有って当然。と言ってました。
情報源は「朝日新聞」とTVです。ネット情報も必要だよと言うとフェイクだの返事
見ているドラマはKドラマ。
典型的な情弱老人です。
今日本は非常に危険になっていると思います。
所謂左翼は税金チューチューシステムを作り上げ活動資金とし活発に活動しています。
我々はサイレントマジョリテーではいけないんです。
声を出しましょう。
民主主義とはめんどくさいシステムなのです。
声を出さなければ声の大きい方が勝ってしまいます。
普通の日本人 より:さん。
返信ありがとうございます。
マスコミ関係者も「安部元総理はテロに有って当然」と考えている人たちなのでしょう、だからあんな報道になってしまうのです。
あの時に事情はどうあれテロや暗殺行為は絶対にいけないという世論や空気を作るべきだったのです、安倍憎しで真逆のことをしてしまった、山上被告に同情し、中には山上被告を英雄視する声も出始めた。
そのことが悪い奴(そう思い込み)は始末すべきだ、それが正義だという勘違い野郎が今回の事件を起こしたことは想像に難くありません。
新宿会計士さまの今回の記事は
いつにもまして日本社会の正しい未来への
大切なご提言だと心から強く指示します。
たとえどんなに、
その長けているレトリックを駆使しようとも
人々の暮らす社会を自分たちの狭量な思いから
「テロ」を擁護助長することは許されません。
この安全安定した日本の社会で起こった
安倍元首相テロの卑劣な行為を、
「国葬反対?」とかオールドメディアの
レトリック力を駆使して盛り上げてしまえたことに
オールドメディアと少数そんなこんなの
どぶサヨさんたちは間違った手応えを
感じてしまっているようです。
通称西木空人こと元天声人語どぶサヨライター
栗田亘のテロ礼賛川柳にしても、
老害お笑い芸人裸猿石井にしても
その道の ハッピーさんとかにしても(笑)
少数そんなこんなの彼らが頑張って
戦果と誇るものは
寛容な日本を支える多数派の
今日の限界に自ら近づいてしまっている
浅はか愚劣な思い上がりだと私は位置づけます。
世界的に見ても富に寛容な日本の言論は
私達日本人の誇りなのですが、
それをいいことに、
山上・木村・安重根などのテロリスト賛美を
表面ごまかしながらもネットで書き込んでしまっている
少数そんなこんなありようの
恥ずかしい人たちを見ると、
考えものだと転換点が必要かとも感じています。
テロに至った動機や背景 (=プロファイリング) について報道すべきかどうか、でコメント欄の意見が分かれていますが、テロ犯がその場で射殺されたわけでもなく、裁判が行われるのがわかっているなら、少なくともそれまでは報道すべきではないでしょう。予断を与えますから。
なお、NZのアーダーン前首相の言葉は、このテロ事件が 「加害者が白人、被害者がイスラム教徒」 だったからで、もしこれが逆でも、同じ事を言っただろうか? と私は疑問に思っています。この人、労働党の党首からの首相になったド左翼で、元々はすごい親中派で、ウイグル問題より対中貿易を優先していると西側メディアからも批判されていましたから。
彼ら日本のオールドメディアは、社会を意のままに動かすことに快楽をおぼえるのでしょう。
彼らにとっては、「真実」や「正義」なんてどうでもいいんです。
ひたすら民衆を「煽る」のみです。
その属性は、戦前から全く変わってません。
更新ありがとうございます。
メディアには「模倣犯製造機能」があると個人的には捉えています。
現状ネット上には様々な知識が溢れており、何を探すのかを「知って」しまえば見付けるのはさほど難しくはありません。また実際に製造は行わなくとも脅迫メールやFAXで伝えることは可能です。そういった実例も散見されます。
>□を参考にして□を作った。こいつで何発も撃って□す
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220728-OYT1T50140/
>口座に送金しなければ生徒や教員を自作の□や□で□してやる
https://www.kanaloco.jp/news/government/article-964387.html
かと言って知識自体をネットから全削除するのは現実的ではありません。最も容易なのは「詳しい手段や作成方法のヒント」を報じないことかと思います。
もちろん完全に防げるものだとは考えていません。ただ不特定多数に無闇に危険な情報を広報すると、中には自力では辿り着くことができない者にも情報が伝わってしまいます。
これが示威行為であれば世間に認知されるだけで効果が得られるようになります。
メディア自身がそれを自覚し自主規制してくれるのが良いと思います。ただ残念ながら現状はそうなってはいません。
それ以外にも人命を軽視または「自分たちなりの理由さえあれば、何をやっても構わない」という思想が透けて見えるように感じます。