【オヤジのカミナリ】「叱られた」岸田首相長男の将来
写真週刊誌の『フライデー』によると、岸田文雄首相のご長男がお父様から「叱られた」のだそうです。オールドメディアがあまり舌鋒鋭く追及しようとしていないためでしょうか、肝心の「官邸の機密情報をメディアに漏らしていた」とする疑惑についての「事実関係は藪の中」だそうです。それでも今回の情報漏洩疑惑自体、岸田首相の長男のキャリアにどんな影響を与えるかについては、来年以降の「隠れたテーマ」のひとつといえるかもしれません。
「情報漏洩」の真相は結局どうだったのか?
『今度は岸田首相長男?「官邸情報ダダ漏れ」の雑誌報道』でも取り上げたとおり、先週は岸田文雄首相の長男である翔太郎氏が官邸の機密をフジテレビの女性記者に漏洩していたとされる疑惑を、雑誌『FACTA』が報じました。
これに関しては、「情報漏洩の事実」を報じたメディアが現在のところFACTA以外に見当たらず、したがって、この報道が事実なのかどうかを確認するすべは限られています。そして、この報道自体が「飛ばし」である、という可能性についても、完全に否定することはできません。
というよりも、本件を巡って、新聞、テレビといったオールドメディアがあまり舌鋒鋭く追及しようとしているフシはありませんが、その理由はもしかすると、オールドメディアとしては「岸田首相長男」を情報源として重視していて、これを追及し始めると醜聞が自分たちにもブーメランとして跳ね返ってくることを恐れているからなのかもしれません。
叱られた!オヤジのカミナリ
ただ、これに関しては昨日、こんな「続報」もありました。
情報漏洩で岸田首相が翔太郎秘書官を叱責…官邸が「なにかおかしい」と気づいた瞬間とは
岸田翔太郎が叱られた。この10月、岸田文雄パパが長男翔太郎を首相秘書官にしたことで物議を醸したサプライズ人事だが、わずか2ヶ月でオヤジのカミナリが落ちるとは、いったい何があったのか。<<…続きを読む>>
―――2022/12/26 11:00付 Yahoo!ニュースより【FRYDAY DIGITAL配信】
配信したのは写真週刊誌『フライデー』のウェブ版です。
いきなり「叱られた」、とあります。
フライデーによると、「官邸スタッフ」は山際大志郎・経済再生担当相の辞任がフジテレビによってすっぱ抜かれた際、島田隆・首相秘書官や秋葉(剛男)国家安全保障局長が「なにかおかしい」、「情報が洩れているのではないか」と感じたのだそうです。
この山際氏の辞任を皮切りに、閣僚辞任ドミノ、法案準備、首相答弁といった「官邸のトップシークレット」となる案件なども、「早い段階から取材記者たちの知るところ」となっていた、というのです。
事実関係は藪の中だが…
もっとも、肝心の「情報漏洩」については、それが事実だったのかどうかはよくわかりません。というのも、フライデーは「岸田首相の長男を通じてテレビ局の女性記者に情報が漏れていた」というFACTAの報道を巡って、「事実関係は藪の中」としつつも、「全国紙政治部幹部」の話として、こう報じているのです。
「真相はともかく、岸田首相は『情報管理を厳格にすべし』と、翔太郎秘書官を厳重注意。改めて緊張感をもって職務にあたるよう強く求めた」。
「事実関係は藪の中」。なんともスッキリしない展開です。
当ウェブサイトでは本件に関し、「岸田首相の長男が機密情報を漏洩していた」という報道を「紛れもない事実」として取り扱うことは、現時点においては引き続き控えたいと思いますが、それでも仮にその報道が事実ならば、情報漏洩したあとでそれを叱責したところで手遅れです。
(※それにしてもなぜオールドメディアが本件を追及しようとしていないのかについては、本当に不思議ですね。)
この点、著者自身は「政治家は世襲にすべきではない」、などと申し上げるつもりはありません。先日の『今度は岸田首相長男?「官邸情報ダダ漏れ」の雑誌報道』でも指摘したとおり、政治家が自身の子息・身内などを周囲に置き、政治の現場を学ばせる、といった事例は、一般的に見られる現象でもあるからです。
たとえば、故・安倍晋三総理の実弟でもある岸信夫・前防衛大臣の場合、防衛相在任中は長男である信千世氏を自身の秘書官に任命していましたし、実際、信千世氏は次期衆院選に不出馬を表明している岸氏の後継者として出馬する予定だと報じられています。
世襲も結局は「本人次第」
それに、一概に「世襲が悪い」という話にはなりません。
政治家一族に生まれると、幼いころから外国要人などと家族ぐるみで親交を深めていることもあるでしょうし、自然と「政治家としてのふるまい」を身に着けるというケースもあるでしょう。
また、裸一貫で政治家を目指すよりも、若いころから政治家(たとえば国会議員)になれるチャンスは高まりますし、若いころから政治の経験を積めば、本人次第では未来の首相を目指すことも現実的な目標として視野に入ってきます。
この点、岸信千世氏は30代前半と若く、岸田首相の長男と同世代だそうですが、岸信介や安倍晋太郎といった政治家の子孫であり、安倍総理の甥というブランドも手伝い、順調にいけば、意外と遠くない未来に「若い総理」が誕生するかもしれません(※くどいようですが、あくまでも「本人次第」ですが)。
その意味では、結局は「本人の問題」なのです。
この点、世襲議員といえば、某元首相のご次男様のように、「セクシー」「レジ袋」などのイメージが染みついてしまったケースがありますが、同じ「世襲政治家」を目指すにしても、「官邸の機密を漏洩した疑い」が、くしくも岸信千世氏とほぼ同世代である岸田首相の長男にどう働くのかは気になるところです。
結局のところ、この問題についても、「本人が奮起し、今後は将来の政治家候補として猛勉強するとともに、首相秘書官としてしっかり職務を全うする」かどうかにかかっています(といっても、読者の方からは「もう手遅れじゃないか」、といったツッコミが来る可能性もありますが…)。
いずれにせよ、岸田内閣を巡っては、年明けすぐの内閣改造も予定されているとの報道も見えてきましたが、個人的にはその内閣人事もさることながら、岸田首相長男の今後のキャリアを含め、「次世代政治家」も「隠れたテーマ」ではないかと思う次第です。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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この話ガセっぽい。
こういう話をでっちあげることによって、「頼りない息子」によって「国家の重要機密」が「女性記者」に漏れている。「それを任命した岸田」は何をやってる。というストーリーを作りたいのだろう。
私には印象操作の典型に見えるが。
この記事目にしてました。情報漏洩があれば処分なければ問題なし、でしょうけど「叱責」って意味不明でBTS報道並みにどうでもいいという感想でした。(笑)
毒にも薬にもならない。こんな話、誰に聞いたんでしょうね。誰が喋ったのか。
心証の改善に役立つとでも思ったのかなぁ。
息子氏の話題が出た後も、岸田氏自身が否定する閣僚罷免のフライング報道は流れまくってます。
記事は結局真相に言及するわけでもなく、ネタ元が「全国紙政治部幹部」と極めて怪しいし、ネットで言えば話題に乗った閲覧数稼ぎのクソ記事なのでしょう。
どうでもいいですが、息子氏は東大ではないそうです。代々高級官僚ご一家の呪縛は継続しているのか払拭したのか・・・
もしこれが本当だとすれば、父:脇が甘い → 息子:脇が甘い ということでしょうか。
「情報漏洩」に関して事実関係に突っ込んだ報道をせずフワッとした周辺ネタを小出し…父子共に「なんとなく脇が甘い」イメージを纏わせたいんでしょうかね
官邸内にも””身中の虫”が居るんぢゃあナイですか?
えっ?”親中の虫”は居るって??
どういう理由で、岸田首相は息子を叱責したのでしょうかね?
情報漏洩していないのなら、叱責する必要は無い訳ですし。
情報漏洩したから叱責したのかな?
それとも記者との関係を疑われたからでしょうか?
でも、記者と仲良くなっていたとすれば、かなり脇が甘いですね。
”女性”記者とかいちいち書くのは日本がジェンダー意識で遅れているとかうんぬんかんぬん普段からヌかしてませんでしたっけね、メディアさんは。
そういえば以前TBSだかの女性記者が色仕掛けで情報を漏らさせておきながら、モラルがどうのと騒いでたことがあったようなwアレは結局どうなったんでしょうね?
マスゴミのモラルなんてな~んも変わってない証左じゃないですかw
世襲を考えるとき、まず思い浮かぶ武将が一人おります。
立花宗茂です。
このような人格や能力の高い人物が為政者であったらと考えてしまいます。
英才教育とは何かを考えさせられる事例でもあります。
立花宗茂
https://www.youtube.com/watch?v=tBDcSk8g7Wk