わかりやすい!プーチン記者会見に見る「苦しい内情」
ロシアとは、本当にわかりやすい国です。ウラジミル・プーチン大統領が現地時間の22日、「戦争」の「早期終了」を巡る「外交交渉」をウクライナに対して呼び掛けたからです。これまでロシアが使ってきた「特殊軍事作戦」という用語ではなく「戦争」という表現を使ったのも異例ですが、それ以上にプーチン大統領の発言自体、ロシアが現在の状況での戦争の継続をホンネでは望んでいないということを強く示唆しているからです。
目次
無法国家ウォッチング:4ヵ国の共通点とは?
著者自身、ウェブ評論家として、中国、ロシア、北朝鮮などの無法国家4ヵ国のウォッチングを長年続けてきたのですが、これらの4ヵ国には共通した特徴があると気付くようになりました。
それは、ありもしないウソを堂々とつき、さまざまな用語を勝手に捻じ曲げて使用し続ける、という行動です。
たとえば、輸出管理の厳格化・適正化措置のことを「輸出『規制』」などと呼んでみたり、福島第一原発のALPS処理水のことを「汚染水」と呼んでみたりすることがその典型例ですが、それだけではありません。
なかには全世界の人々からツッコミを受けながらも、堂々と開き直ってそのウソをつき続けているというケースもあります。
その典型例が、「特別軍事作戦」でしょう。
ウラジミル・プーチン大統領を筆頭とするロシアの指導者らは、ロシア軍が今年2月24日に開始したウクライナ侵攻のことを、「戦争」ではなく「特別軍事作戦」とかたくなに呼び続けてきました。
いちおう、彼らの公式の説明によれば、ロシアはウクライナ東部のドンバス地域などを「解放」するとともに、ウクライナの「非ナチ化」を達成するために、こうした軍事作戦を敢行している、というのです。
もっとも、『ロシアのウクライナ侵攻の目的は「キエフ公国回復」?』などでも取り上げたとおり、ロシアの国営メディア『RIAノーボスチ通信』が軍事侵攻の2日後の2月26日午前8時にうっかり配信してしまった「勝利記事」で、ロシアの軍事侵攻の「真の目的」が「キエフ公国の回復」にあったことを、ポロっと認めてしまいました。
該当する記事についてはすぐに削除されてしまいましたが、記事の内容もさることながら、誤配信された日時が「特殊軍事作戦」開始からちょうど48時間後に相当していたことなどから判断して、ロシア政府が48時間以内にキーウを陥落させ、ゼレンスキー政権を排除する目論見だったことが示唆されています。
ウクライナは敗北せず:ゼレンスキーは逃亡せず
ただ、こうした目論見に反し、ウクライナは敗北しませんでした。
ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は逃亡せずにキーウに留まり、指揮をとり続けましたし、ロシア軍は結局、キーウの占領を諦めて3月下旬から4月上旬にかけてキーウ近郊から撤退。
その後は黒海艦隊の旗艦「モスクワ」の「沈没」(※ロシア側は「撃沈」とは頑なに認めていません)、ウクライナ軍によるイジュームを含めたハルキウ州全土の重要軍事拠点の掌握、ケルチ海峡にかかるクリミア大橋の爆破(※ウクライナ側は公式には関与を認めていません)と、ロシア側の無残な敗北が多々ありました。
もちろん、ロシアはウクライナを物量で圧倒しており、戦況も一進一退と呼ぶべき状況ではありますが、逆にいえば、ロシアは自分たちよりも「小国」であるはずのウクライナを相手にかなり苦戦している、ということでもあります。
こうしたロシアの苦戦の原因は、ウクライナの善戦もさることながら、実質的には西側諸国によるウクライナに対する武器の供与にあります。また、西側諸国がロシアに対し、経済・金融制裁を科していることも、ロシアの苦戦に拍車をかけているようです。
この点、ロシアが核保有国であるという事情もあり、その「最終兵器」をウクライナなどに対して使用するのではないか、といった不安もないではないのですが、それ以上に「大国・ロシア」の苦戦ぶりは、ある意味で世界に衝撃を与えたのではないでしょうか。
タス通信が報じたプーチン大統領の発言
ただ、ロシアというのも面白い国で、本当に困っているときには、「あちらから」メッセージが出てきます。
こうしたなか、ロシアの国営メディア『タス通信』(英語版)に、何やら興味深い記事が掲載されていました。
We will unite the people and ‘crack’ Patriot missiles: what Putin told reporters
―――2022/12/23 05:23付 タス通信英語版より
記事タイトルは、「我々ロシア国民は団結し、パトリオット・ミサイルを打ち砕く」、といったプーチン大統領の発言を抜粋したものです。このタス通信の記事は、プーチン大統領が現地時間の22日、記者団に対して応じた一問一答の内容を詳説したものです。
タス通信の記事では冒頭、プーチン大統領が次のように述べたと紹介しています。
- 米国は長年、旧ソ連諸国に干渉し、ロシア世界の分裂を狙ってきた
- ロシアはウクライナの紛争をできるだけ早く終わらせることを目指しているが、ウクライナ政府は外交的解決が避けられないことを認識する必要がある
- 米国がパトリオットミサイルをウクライナに供与することは、紛争を長引かせる試みである
本当にわかりやすい発言です。
「ロシアとしては一刻も早くウクライナとの外交交渉に入りたい」、「米国製パトリオットミサイルのウクライナへの供与はロシアにとって都合が悪い」といったロシア側の「ホンネ」が「ダダ洩れ」だからです。
ちなみにこの「パトリオットミサイルの供与」について、プーチン大統領は次のように述べたそうです。
「米国がウクライナに提供を約束したパトリオットミサイルシステムはかなり古いシステム。ロシアのS-300システムのようには機能しない。これらに対する解毒剤はすぐに見つかるだろうし、我々はパトリオットミサイルを打ち砕くだろう。パトリオットミサイルは紛争を長引かせるものでしかない。それだけだ」。
…。
よっぽど都合が悪いのだ、ということだけはヒシヒシと伝わってきます。
「特殊軍事作戦」ではなく「戦争」と呼んだプーチン
また、「紛争を長引かせる可能性について」の部分で、プーチン大統領は次のようにも述べたそうです。
「ロシアはウクライナでの紛争をエスカレートさせたいのではなく、2014年に勃発した戦争を終わらせたいと考えている。紛争は早く終わる方がいい。軍事活動が活発化すれば、不必要な損失が発生する」。
これには少し驚きます。
これまでロシアはウクライナでの戦闘を「特別軍事作戦」と呼び続けていましたが、ここでは「2014年に勃発した戦争」が「続いている」、と述べたようなものからです。
さらには、「ウクライナ問題」の「外交的解決」を巡っても、プーチン大統領はこう述べました。
「ロシアはウクライナとの会談を拒否したことはない。交渉の場を自ら閉ざしたのはウクライナの指導者の側だ。すべての紛争は外交的に解決するものであり、ウクライナ当局がこのことを早く理解すればするほどよい」。
「事実に反すること」をさも事実であるかのように言い募るのはロシアのいつもの癖のようなものですし、「すべての紛争は外交的に解決するものだ」という主張も、これまでのロシアの態度とはまったくもって矛盾するものではあります。
米国やウクライナで「時間稼ぎ」との見方も
ただ、それ以上にこの発言からうかがえるのは、ロシアが戦闘の継続を本音では望んでいない、ということでしょう。
そして、これに関してロイターは、米当局者が「プーチン大統領の意図に早くも疑念を投げかけた」と報じています。
動画:プーチン氏、ウクライナ戦争終結望むと表明 米は一蹴 pic.twitter.com/AUbOonZFyf
— ロイター (@ReutersJapan) December 23, 2022
つまり、ウクライナや米国を中心に、「戦況が芳しくないロシアが時間稼ぎをしようとしているのではないか」との見方が出ているのだそうですが、その見方が正しいように思えてなりません。
ウクライナ戦争は我々にも無関係ではない!
ちなみにウクライナ戦争は遠く離れた世界の話だと勘違いしている人もいるかもしれませんが、残念なことに、私たち日本人にとってもまったく他人事ではありません。
中国人民解放軍は台湾海峡を破ろうとしているフシがありますし、北朝鮮は核・ミサイル開発に余念がありません。もしも台湾有事や朝鮮半島有事が発生すれば、日本の安全保障や経済にも、相当に深刻な影響が生じることは間違いないでしょう。
こうしたなかで、ロシアのウクライナ侵攻が成功に終われば(あるいはロシアが勝利しないまでも何らかの「利益」を得ることに成功すれば)、そのことが悪しき事例となり、ロシア以外の無法国家にとっても軍事的野心を強めるきっかけとなりかねません。
だからこそ、「国際法が蹂躙される」という事例を、西側諸国、とりわけ私たち日本は絶対に許してはならないのであり、本気でロシアを敗北させるために、西側諸国を含めた「自由、民主主義、法の支配、人権」を愛する国々は一致団結しなければならないのです。
いずれにせよ、ロシアによるウクライナ侵略の野望を挫くことができるかどうかについては、このままだと来年に持ち越される可能性が濃厚です。
それでも1日も早くウクライナが勝利し、ウクライナの人々に平和が訪れることを、個人的には強く祈りたいと思う次第です。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
素朴な感想ですけど、今のプーチン大統領の姿が、(報道姿勢に問題があって、それで何とか愚民を言いくるめなければならなくなった)明日の日本マスゴミ村村長の姿に見えるのは、私だけでしょうか。
現在の状態を「特別軍事作戦」と呼んだことを非難してもあまり意味がない。
日本では宣戦布告なしの戦争状態を「事変」と呼んでいた。朝鮮戦争は当初「朝鮮動乱」。
事変や動乱は古いので最近は「紛争」
sqsq さま
>事変や動乱は古いので最近は「紛争」
ということは、世界から(争乱になったので)戦争は無くなったということでしょうか。
そうです。
戦争がなくなり紛争と軍事作戦が増えるでしょう。
sqsq さま
>戦争がなくなり紛争と軍事作戦が増えるでしょう。
ということは、世界から(憲法9条信者が嫌いな)戦争はなくなったが、紛争や軍事作戦されることに備えるために、日本も(戦争のためでない)防衛力や反撃能力を整備する必要がある、ということでしょうか。
sqsqさま
すみません。追加です。
>戦争がなくなり紛争と軍事作戦が増えるでしょう。
日本の憲法9条信者にとって、今、ウクライナで起きていることは特別軍事作戦であって、戦争でない、ということですね。
横から失礼します。
とりあえず法的に見たとき、戦争とは、少なくとも交戦国の一方により戦争意思の表示(広義の宣戦)が行われることで、交戦国の間に交戦法規、交戦国と第三国との間に中立法規がそれぞれ適用される状態を指し、これを国際法上の戦争状態と言ったりします。
別の言い方をするなら、戦争意思の表示(広義の宣戦)によって、交戦法規と中立法規、つまり戦時国際法が全面的に適用される状態に至った武力紛争が戦争ということなります。
かつて無差別戦争観の時代には、国家は紛争解決のための手段として戦争に訴える権利が国際法上当然に認められていました。
様々な紛争について、「よろしい、ならば戦争だ」がまかり通ったわけですね。
その後戦争の違法化の流れがおこり、国際連盟規約や不戦条約、そして国際連合憲章などを経て、現代国際法秩序にあって戦争は違法化されています。
>世界から(争乱になったので)戦争は無くなったということでしょうか
sqsqさんが仰りたいのは、戦争が違法とされる状況下では、戦争意思の表示(広義の宣戦)を行うメリットが限られるため、ほとんどの武力紛争が戦争状態に至ることがないという話でしょうね。
実際、第二次世界大戦後の便宜上戦争と呼称されているものの多くは、法的に見れば戦争ではなく武力紛争だったりしますから。
ただロシアが自身の武力行使にどのような呼称を用いようと、武力行使自体が原則禁止される現代国際法秩序にあっては、その原則の例外あるいは違法性阻却事由に該当する自衛や国連の軍事的強制措置などの法的根拠が必要であることに変りはありませんし、それらに該当しないロシアのウクライナ侵攻が違法な行為であることは明らかなので、ロシアには是非とも痛い目を見てもらいたいものです。
「国際法は漸進性を持つ」と言われますが、これは裏返せば、現在から過去を振り返って見たとき、国際法の後退性が浮き彫りになることを意味していて、たとえば戦争が違法化された現代から無差別戦争観の時代を見れば、大国の恣意によって左右されやすいヒャッハーな時代に映るでしょう。
それをただ歴史上の出来事として眺められていたならよかったんですが、無法な国の挑戦によって現代国際法秩序が揺るがされている今の状況では、そう楽観的でもいられません。
法秩序観の後退など、一部の無法な国を除けば、ほとんどの国々にとってはデメリットしかないですから、無法な国のやったもん勝ちを許して、別の国がそれに続くような事態は避けたいところです。
すみません。言葉足らずでした。
私の言いたいのは、(もちろん、遠い先のことは分かりませんが)戦争が紛争や軍事作戦に代わるだけで実態は変わらないのですが、戦争という言葉自体が世界から無くなるという、憲法9条信者にとっては、理想な世界が訪れるのではないか、ということです。朝日新聞も喜ぶでしょう。
>戦争という言葉自体が世界から無くなるという、憲法9条信者にとっては、理想な世界が訪れるのではないか、ということです
すみません、これはちょっと意図するところが分からないです。
戦争という表現が避けられつづけ、その結果、武力紛争は存在しても戦争というものが少なくとも言葉の上で存在しない世界が来たとして、それが憲法9条を信奉する人たちの理想にどのように適うことになるんでしょう。
信者「世界から戦争はなくなったから、日本は軍備を放棄すべき」
みたいな感じでしょうか。
ある宗教を狂信的に信じていない人にとって、狂信的信者の行動は理解不能です。なにしろ、自分たちの理想に現実を近づけて理解するのですから。
毎度、ばかばかしいお話しを。
憲法9条信者:「実態がどうであれ、戦争という言葉が聞こえなくなれば、それでいい」
これって、笑い話ですよね。
>憲法9条信者:「実態がどうであれ、戦争という言葉が聞こえなくなれば、それでいい」
憲法9条信者に対して抱くイメージというのは、人それぞれなんだなと改めて思います。
自分の中の彼らのイメージは、戦争そのものを忌み嫌う偽善的な平和主義者というより、それが能動的なものであれ、受動的なものであれ、とにかく日本の武力行使を忌み嫌う人々といったところですね。
極端な話、仮に日本に戦争をしかけてくる外国があった場合でも、彼らの非難の向かう先はその外国ではなく、自衛権を発動して武力を行使するであろう日本になるのではないか、と思ったりします。
たとえば、ロシアの侵攻に抵抗するウクライナに対して、「犠牲を少なくするため降伏すべき」という主張を見かけることがあります。
個人的には賛同できませんけど、いろんな主張の中にそういうものがあっていいと思います。
ただ、「犠牲が出るのは降伏しないウクライナに責任がある」といった主張にまでなると、責任を問うべき相手を間違っていませんか?と思わざるを得ないわけですが、この手の主張は自分の中の憲法9条信者像と重なるものがありますね。
戦争と言わなかったのはプーチンの都合
そして、車を保有する(=極貧でない)ロシア人がロシアから逃げ出すため。
>We will unite the people and ‘crack’ Patriot missiles: what Putin told reporters
パッと見て《unite & smite》ってスローガンが思い浮かびました。
ウクライナが対ロシアに、日本が対中国に使えそうですね。
クロワッサン様
進め一億火の玉だ
なんてのもありましたね。
最後の章の、ロシアのウクライナ侵攻がロシアの成功に終われば〜が、まさに至言かと思います。
ここで妥協し、ロシアがほんの少しでも利益を得るか、国際社会からノーペナルティだったら、すぐさま中国が動き出すというのは、橋下徹氏とか鈴木宗男氏とかならともかく、流石に岸田首相は分かってると思います。
岸田首相の方針を翔太郎君に聞いてみようかな。
どうでもいいけど、世襲政治家の名前に太郎とか次郎とか多い。有権者に覚えてもらい易くする為、生まれた時から世襲を決めてるのでしょうね。
我々が考える無法国家は4カ国だ。中国・ロシア・北朝鮮だ。あれ、数が合わんぞ。輸出管理の厳格化・適正化措置のことを「輸出『規制』」と呼び、福島第一原発のALPS処理水のことを「汚染水」と呼ぶ国ってのが、第四の国なんでしょうが、どこだろー(棒)。「閑古鳥?」……あ、こんな時間にNHKの集金?、今年の年末に紅白を見るのは国民の義務って何?。BSE?。あのーそれ、見ると病気になる番組でしょうか……
ロシアを敗北させてはいけない、プーチンのメンツは保たれなくてはならない。それ(ばかり)を気にしている勢力は一定以上いるのです。葛藤を内在させた人格が二重に捻じれた結果と考えるほかないですが。
ロシアではこの戦争を「戦争」と呼んだ人は拘束されてたそうですが、今回 Putinが「戦争」と呼んだので地方議員?だったかが、Putin を非難してましたっけ。(元記事見失いました) 面白くなってきました。
日本は果たして、ウクライナのように国民が一体となって抗戦できるだろうか、と心配になります。 一端、負けとこう、となんて言い出す指導者やグループがいるような気がします。
軍事作戦に関しては、
専門家の職業軍人に全て信頼して任せているゼレンスキー大統領に比べ、
プーチン氏は軍に細かく指示を出してくるとか、
あのナチスのヒトラー総統も
戦争末期には
遠くの前線にいる一部隊の動向にまで口を出していたとか、
俺はあいつとは違う、
と
嫌う者にほど
知らないうちに近づいているものですね。