W杯日本代表勝利で「たーーー」が大流行=ツイッター

今度は「たーーー」です。ツイッターの『いまなにしてる?』欄に、唐突に、「たーーー」なる表現が出現しました。サッカーW杯で日本代表が強豪・スペインを破り、予選E組を首位突破したことと関連し、「やったーーー」、「勝ったーーー」などのツイートが席巻したことによる影響ではないかと思うのですが、ここで思い出しておきたいのが、ツイッター社でトレンドを人為的に操作していたチームの解雇、という話題です。

サッカーワールドカップ・カタール大会で日本時間の早朝4時に始まった日本vsスペイン戦では、日本がスペインを2-1で下し、決勝トーナメントの進出を果たしました。ドイツ、スペインという2つの強豪を相次いで下し、グループEを首位で突破するという快挙です。

また、日本が決勝トーナメント進出を果たすのは前回に続き2大会連続だったのだそうですが、日本がスペインに勝ったことで、ドイツはコスタリカに勝利するも、E組3位となり、2大会連続で予選リーグ敗退が決まっています。

これについて英『デイリーメールオンライン』も「ドイツが決勝に進出するためには日本がスペインに敗退する必要があった」、「ベルリンではファンが唖然としていた」などとしているほど、日本の首位突破は世界のサッカーファンに大きな衝撃を与えたようです。

They think it’s ball over… but it’s NOT! German hearts are broken as they are dumped out of the World Cup after Japan goal against Spain is allowed – with the ball kept in play by the tiniest of margins (and there wasn’t a Russian linesman in sight)

―――2022/12/01 20:53GMT付 Daily Mail Onlineより

このあたり、個人的にはサッカーと言えば「足を使った球技」くらいの認識しかないため、試合運びについて詳しく論評することは避けたいと思います。専門外だからです。

ただ、ツイッターを眺めていて興味深かったのが、『いまどうしてる?』欄に示された、「たーーー」という単語です(図表)。

図表 たーーー

(【出所】ツイッター)

なぜこれがトレンドに入ったのか――。

おそらくその理由は、「(やっ)たーーー」、「(日本が勝ってよかっ)たーーー」、「(後半長かっ)たーーー」などとツイートした人が多かったからなのでしょう(※なかには「カタール行こうと思ったらチケットもう無かったーーー」、「たーーーのしかった」といったツイートもあるようですが)。

そして、ツイッターのアルゴリズムが「たーーー」の部分だけを拾った可能性があるのです。これはなかなか興味深い現象です。なぜなら、これまでツイッター上では、どうも手作業で、流行してもいない単語が人為的にトレンドに上がってきていた可能性があるからです。

こうしたなか、『ビジネス・インサイダー・ジャパン』というウェブ評論サイトが昨日配信したこんな記事が興味深いかもしれません。

「マスク氏を支持していたが、救われなかった」感謝祭の前夜にツイッターを解雇された日本人エンジニア

―――2022/12/01 11:10付 Yahoo!ニュースより【BUSINESS INSIDER JAPAN配信】

この記事ではツイッター社を解雇された元エンジニアの方の視点で、「貴殿のコードは満足のいくものではないと判断された」として、解雇を通告するメールを唐突に受け取った、などと不平を述べるものですが、記事にはこんな記述もあります。

解雇される前、私はツイッター(Twitter)のホーム・タイムライン・モデリング部門のテックリードを務めていました。基本的には、タイムラインを無作為に並べ替えたり、フォローしていない人のツイートを挿入したりしてごちゃごちゃにするというのが私たちの業務でした」。

邪推するに、この人物が解雇された理由は、これではないでしょうか。

アルゴリズムによらず、人為的に特定の政治傾向のツイートが表示されたことで、ツイッターのユーザーの多くは首を傾げ、また、迷惑に感じていた可能性はあるでしょう。

ただ、今回の「たーーー」のトレンド入りを見ていると、こうした「人為的な作業」をするチームがいなくなったことで、ツイッターが本来のアルゴリズムを取り戻し、本当に流行している単語がトレンドに反映されやすくなっている証拠なのかもしれませんね。

読者コメント一覧

  1. 大陸老人 より:

    流行語大賞が発表されましたが、どうも「流行語」という言葉がしっくりきません。これはいつぞやの「日本死ね」あたりから顕著で、流行していることばより審査員が関心を寄せた言葉、というのが正しいようです。「村神様」も野球好きな私は言葉としてはよくできた言葉だと思いますが、流行していた感じはありません。「国葬儀」「悪い円安」なんか審査員が勝手に選んだ感じで、ツイッターの件と相似してます。ウェブの発展でこれらも退治されることになるのでしょうか。

    1. 通りすがり より:

      審査員の面子を見ればさもありなん、というところです。毎度毎度。
      本当に流行したかどうかは別問題で、左巻きの印象操作に使われているだけにしか見えません。

    2. こんとん より:

      流行語大賞 審査員
      https://www.google.com/search?client=firefox-b-d&q=%E6%B5%81%E8%A1%8C%E8%AA%9E%E5%A4%A7%E8%B3%9E%E3%80%80%E5%AF%A9%E6%9F%BB%E5%93%A1

      個人の感想ですが、野球関連の言葉が多いこと・左翼反日関連の言葉が多いこと等々を見るに、「日本の」流行語ではなく「特定の選考委員7人」の間の流行語を勝手に流布してるだけと認識しています。
      今年の流行色を恣意的に決定して流布するインターカラーとか、モンドセレクションで「世界」に認定とかと同じようなものかとw(モンドセレクションに失礼だったかな?w

      1. 匿名 より:

        モンセレはほぼ金で買えることがバレたのであっという間に廃れましたねw

    3. 匿名 より:

      自分が近年で一番「?」となったのが、トリプルスリー(2015)。
      もともと自分がスポーツの話題に疎いこともあり、大賞になるまでほぼ聞いたことがなかった。それなのに「全国で今年流行った言葉」になるのかと思ったものだ。

  2. 名無ち より:

    Twitterのアルゴリズム(敢えてこう書きます。どうせAIと名乗っているのはほとんどルールベースかと)が、正しいトレンドを反映するかは別にして、経営者が変わると何が起きるかの事例ですね。逆に経営者が同じなら、このTwitterの闇は出てこなかった。従って、安定した(?)経営ができる新聞社やTV局の闇は白日の元にさらされることはない。影響力のある違法な株主の言うことを聞いて活動してもそれが表に出ることはないと言うことですね。だって、違法な勢力がTV局の大株主であることは国も認めているのですから。

  3. 元ジェネラリスト より:

    今朝の渋谷の交差点も平和だったようです。

    いくらスペインに勝ったからって平日早朝6時の渋谷には騒げるほど人いないだろと思ったんだけど、新しく導入された左側通行規制により、勝利を祝うパリピと今から仕事のサラリーマンがハイタッチするというニューカルチャー爆誕の瞬間に巡り会えたよ。#FIFAワールドカップ #日本vsスペイン pic.twitter.com/xXSfIS59HI— Reiki🐷🦄CREW Express/Azit (@reikixs) December 1, 2022

    私も「ボールを蹴るスポーツ」くらいの認識の素人ですが、とても嬉しいですね。始まる前は予選リーグで終了と思っていたのに、まさかのトップ通過。
    振り返ると、ドイツ戦で日本が逆転した直後のドイツの監督のリアルな表情をなぜだか思い出してしまいます。

    1. 欧州某国駐在 より:

      >勝利を祝うパリピと今から仕事のサラリーマンがハイタッチするという・・・

      個人的にはこういうノリ好きですね。
      自分もそういうシチュエーションの場にいたかたっなぁ。

  4. はにわファクトリー より:

    Twitter の闇(暴露)はこれから当分の間話題、といういうか期待になり続けます。マスク氏が興味と熱意を失うまでは楽しませて貰えるのではないしょうか。次は新聞社 TV 局を特殊清掃して欲しいものです。自爆ブーメラン炸裂が見られるに違いありません。

  5. 引きこもり中年 より:

    ここで一句。
    「日本が 勝つわけないと 試合前」

  6. 犬HK より:

    考えた奴天才

    速報: W杯スペイン戦勝利で日本が国旗変更へ
    http://nofootynolife.blog.fc2.com/img/2022120211230361a.png/

    1. こんとん より:

      これは海外の反応関連のサイトでオチに取り上げられてましたね
      秀逸ですわw

    2. 欧州某国駐在 より:

      センスいいですね。
      脱帽。

    3. こんとん より:

      時系列(タイムライン)ってこういうやつですよね
      同時開催された90分の間の決勝T進出国と敗退国の推移
      (上2国が突破・下2国が敗退)
      https://i.redd.it/2w3dmmoloc3a1.png
      reddit https://www.reddit.com/r/soccer/comments/z9zlod/world_cup_group_e_as_it_stood_throughout_matchday/

      スペインとドイツが敗退する70分ー73分の世界線が熱く語られてました
      これをプリントしたTシャツを誰かが作るべきw

  7. 引きこもり中年 より:

    毎度、ばかばかしいお話しを。
    解雇されたツイッター社の日本人エンジニア:「タイムラインを無作為に並び替えたり、フォローしていない人のツイートを差し込んで、ごちゃごちゃにする仕事は、イーロン・マスク氏には不要の仕事かもしれないが、日本社会には必要な仕事だ」
    朝日新聞:「ツイッター社で、この仕事が続けられるように応援しよう」
    日本マスゴミ村:「解雇された日本エンジニアを応援するのは、大切な仕事だ」
    私:「この解雇されたエンジニアは、本当にエンジニアか」
    爆笑も、苦笑も、嘲笑も、笑いには違いない。

    1. 元ジェネラリスト より:

      コードレビューの判定結果は多分「コード書いてない」かと

  8. こんとん より:

    あとは時事ネタですが、ワールドカップスペイン戦での日本の2点目のゴールがクロス直前ラインを割っていたかが話題になっていますね
    少しこじ付けになるかもしれませんが、人間の判断による誤謬と機械による「機械的な」判断による問題として似ているかもしれません

    スポーツによる審判の「意図しない」誤謬は、それもルール内として仕方ないというウェットな意見までは否定しませんが、
    その審判の判断に「意図的・恣意的な」利益誘導や背景が見られる場合はAIや機械による公平化をしなければ視聴者は離れていくと思います。

    そしてサッカーに留まらず、近年のスポーツは極度の商業化により、「意図的・恣意的」なジャッジが散見され、
    また商業化により全世界に拡散されることにより、逆に「意図的・恣意的な」審判も即座にネット拡散され抗議されるようになっているので、
    規模が大きくなるほど可視化・公平化のためのAIや機械による公平な判断が必要とされる気がします

    Twitterがその先鞭となって、SNSやメディアなどの特定の情報利権団体にも「意図的・恣意的な」判断をする団体は淘汰されていくことを望みますね

  9. 匿名 より:

    自分はこれまで数度にわたって、「プラットフォーム事業者がトレンド情報を人為的に操作して提供するのは由々しき問題であるとともに、世論操作にもつながる有害な行為である」という趣旨のコメントをしてきました。

    今回のこの論考に示されるような、「人為的な操作が行われていた過去」と「人為的操作が排除された現在」を比較するような事例が今後積み上がっていくことにより、「プラットフォーム事業者がトレンド(のような客観性を前提とするような)情報を人為的に操作して提供するのは適正な行為ではない」という認識が、広く定着していってくれればいいなぁと思います。

    また、上記のような認識が広く定着していった先の展開として、プラットフォーム事業者に対しても、検索結果情報やトレンド情報の作成・提供の仕組みをブラックボックス化することや、人為的操作を行うことを止めさせるようなルール作りができればなおのこと良いとも思います。

  10. 匿名 より:

    タイムラインって本来は時系列って意味なのに、それをごちゃごちゃにする仕事って破綻してませんかw

  11. 匿名 より:

    明白な誤審 vs VARが判定…日本の逆転ゴールについて甲論乙駁
    https://n.news.naver.com/mnews/article/014/0004936742

    ボールはまったくラインの外にあります;;;;
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    審判買取で16強進出した倭寇たち!
    返信1
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    安定のコメントが安心します

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