ウクライナ軍から逃げるように「遷都」したヘルソン州

プーチン、G20サミットから「逃亡」

ヘルソン州の州都・ヘルソン市を失ったロシアが、州都を、アゾフ海に面し、クリミア半島にも近い小都市・ヘニチェスクに移したようです。これに関して英国防衛省は「ウクライナによるヘルソンやメリトポリ方面からの攻勢に備えるとともに、クリミア半島からの援軍を得る狙いがある」と分析しているようです。

ヘルソン市奪還のインパクト

今年2月24日以降、ウクライナに軍事侵攻しているロシア軍は、ウクライナの首都・キーウの占領を早々に諦めただけでなく、黒海艦隊の旗艦・モスクワを撃沈され、ウクライナ側にハルキウ州を奪還されるなど、ウクライナの制圧には事実上失敗した格好です。

こうしたなかで、最近の大きな進展があるとしたら、なんといってもウクライナによるヘルソン市の奪還でしょう。

そもそもヘルソン州はロシアのウラジミル・プーチン大統領が「永遠にロシア領となった」と宣言した4州の1つで、ロシアが2014年以降、不法に占拠しているクリミア半島とも陸から至る唯一のルートでもある、戦略上の要衝です。

ウクライナが奪還したのはドニプロ川西岸のヘルソン州の一部に過ぎず、ヘルソン州の大部分は依然としてロシアの占領下にありますが、ロシアの後退という意味ではじつに象徴的な戦果のひとつであることも、また、間違いありません。

国連は損賠責任を認める一方、プーチンはG20に参加せず逃亡

こうしたなか、国連総会は14日、ロシアに対しウクライナ侵攻の賠償責任を認める決議を採択したそうです。

国連総会、ロシアにウクライナ侵攻の賠償責任認める決議採択

―――2022年11月15日4:03付 ロイターより

といっても、今回の決議には法的拘束力はなく、また、賛同したのは193ヵ国中で94ヵ国です。『国連総会がロシアの4州からの撤退を圧倒的多数で要求』でも取り上げた、ロシアにウクライナの4州からの撤退を求めた10月12日の決議が143対5という圧倒的多数だったことと比べると、やや見劣りはします。

ただ、ロシアを巡っては、こんな話題もありました。

孤立回避でG20欠席 「友人」求めアフリカ重視―ロ大統領

―――2022年11月15日07時12分付 時事通信より

時事通信によると、プーチン大統領は15日のインドネシア・バリ島でのG20サミットに参加せず、「友人」をアフリカ、中南米、アジアなどに求めている、などと報じています。また、政権は欧米への対抗軸として「反植民地主義」を掲げ始めている、などともしています。

「植民地主義」という意味では、国際法に違反してウクライナへの違法な侵略を続けるプーチン自身の行動こそが「植民地主義」のようなものではないか、といったツッコミについては、敢えて触れないでおくことにしましょう。

ヘルソン州都をヘニチェスクに移転:狙いは?

さて、戦況に関しては、英国防衛省の『インテリジェンス・アップデート』が本日、興味深いツイートを発信しています。

これについてテキスト化したものとそれらに対する当ウェブサイトなりの「意訳」を掲載しておきましょう。

  • By 12 November 2022, the Russian military had almost certainly completed the withdrawal of forces which had been holding territory west of the Dnipro River.
  • 2022年11月12日までに、ロシア軍はドニプロ川西岸の領域からの部隊の撤退をほぼ完了させた。
  • With the abandonment of Kherson city, Russia has made the Azov Sea port town of Henichesk a ‘temporary capital’ of the occupied region. Russia will likely also redeploy military command units to the Henichesk area.
  • ヘルソン市の放棄に伴い、ロシアはアゾフ海の港町・ヘニチェスクを占領地域における「臨時首都」にした。これを受けてロシアはヘニチェスク地区に軍事司令部を再派遣する見通しだ。
  • The choice of this area as a command node hints at the priorities and concerns of Russian commanders as they consolidate their defences in southern Ukraine.
  • ロシアがこの地区を司令部として選んだことは、ウクライナ南部で防衛を強化する際のロシア軍司令官の優先順位と懸念事項を示唆している。
  • It is well positioned to coordinate action against potential Ukrainian threats from both Kherson city in the west, or via Melitopol to the north-east, and to receive reinforcements from Crimea.
  • 西部のヘルソン市、あるいはメリトポリ経由で北東部に至る地域からのウクライナによる攻勢に備えるうえで行動を調整し、さらにはクリミアからの援軍を受け入れるうえで有利な位置にあるからだ。
  • Above all, it is currently out of range of Ukrainian artillery systems which have inflicted heavy damage on Russian field command posts.
  • これに加えてヘニチェスクは、ロシア軍の野戦司令部に大きな損害を与えたウクライナの砲兵システムの射程圏外にある。

だんだん追いつめられるロシア

「ヘニチェスク」とはあまり耳にしたことがない街ですが、地図で調べてみると、ウクライナが支配を奪還したヘルソン市からは直線距離で180㎞弱の距離にあり、アゾフ海に面した小規模な街で、クリミア半島も目と鼻の先にあります。

ただ、こうした場所にウクライナ軍から逃げるように「遷都」すること自体、現在、ロシア軍が置かれている苦しい状況が次第に明らかになってきたという言い方もできます。

この点、くどいようですが、現時点においてロシアのウクライナ侵略という試みが失敗に終わると断言するには尚早であり、ロシアがここから反転攻勢を仕掛けてくるという可能性は皆無ではありません。

しかし、ロシアは自国よりも軍事力で劣るはずのウクライナに侵攻するために、巨額の戦費を費やし、外貨準備を始めとする国外資産を凍結され、金融決済網から除外され、航空便での日米欧などへの乗り入れを制限され、西側諸国の輸出規制で産業が圧迫されるなど、少なくない人的・経済的犠牲を余儀なくされています。

これに加えてロシアが「思っていたより弱かった」ことで、この戦争以降、ロシアからの武器供与を受けていた国々も戦略の見直しを余儀なくされることでしょう。

個人的には今後、プーチン政権がロシア連邦ごと崩壊し、ロシアがバラバラになったタイミングこそが、先の大戦で日本が失った領土を一挙に取り返すチャンスではないかと考えているのですが、いかがでしょうか?

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 犬HK より:

    「ヘルソンが正式な州都であり、ゲニチェスクには行政組織が一時的に置かれているだけだ」とする記事もあるようで、どっちが本当なんでしょうね。

    まあ、州都を変更してしまうと、もうヘルソンは取り返せないってことを認めてしまうことになりますしねぇ…

  2. はにわファクトリー より:

    犬HK さま

    >もうヘルソンは取り返せないってことを

    そう認めている可能性は大です。

    ちょっと以前の話ですが、英国 Sky News 局の番組で退役軍人で軍事専門家のひとりが、ロシアがヘルソンにある現地教会の墓地からかつてウクライナ征服に貢献したロシア人の遺骨を運び出しロシアへ移した、これ興味深いことだと言っていました。目が笑ってました。
    ロシア人にとって誇るべき歴史的遺物を領土内に運び込んだのは、ヘルソンをなんとしてもわがものにしたかった理由の一部を口外に語っていると同時に、ヘルソン(~ウクライナ)が永遠にロシアに戻って来ない、だったら持ち出してやれとの覚悟が決まったためと考えることができます。
    私設動物園の飼育動物や数々の値打ち品を市街から運び出したこともロシア人のココロのうちを伺わせる状況証拠です。人道的理由から市民を移動させると公言した時から、軍服を脱いで住民に紛れた「残しておきたい精鋭部隊」とロシアが「わがものとしたかった様々な値打ち品」の移動が行われていたと判断できます。

    1. 犬HK より:

      はにわファクトリーさま

      なるほど、そう考えると腑に落ちそうですね。

      しかし、ロシア(プーチン)の考えることは一々理解し難い…

    2. はにわファクトリー より:

      他国の文化歴史を「深く」学び理解するのは重要です。
      当方は次のツイッター投稿に出くわし、思わず画面に向かってこんなバカな話があるかとと声に出してしました。

      https://twitter.com/Gurenko_Andrii/status/1586639720347742208
      『実は、今年の全面戦争勃発まで、ウクライナ人とロシア人はお互いのことを驚くほど理解していませんでした(中略)
      両方は、相手が本気だということに全く気づきませんでした』

      で本邦にあってはこれにどんな教訓をみ、どう生かしていくか。
      外国語学科を増強して他国他地域の文化歴史を理解する人材を数多く育て社会財とするほかありません。
      日本人の弱みは研究対象に入れ込むばかりに、シンパシーを心の内に育て代弁者に堕ちてしまう、そんなケースがあまりに多い。世界を相手にしながら国家繁栄を永続させるには他文化の理解から。その態度が翻って日本とは何かを浮かび上がらせることになるでしょう。海外勤務経験者たちが語らずに共有している課題意識とはこれのことです。

  3. ken より:

    ウクライナ進行が失敗に終わって、ロシアが解体したとしても、はいここは日本の領土でしたねと、北方領土が帰って来るとは思えません。ロシアが解体したタイミングで軍事侵攻しない限り北方領土は帰ってこないと考えます。北朝鮮の拉致被害者も軍事力で取り返さない限り帰って来ないでしょうね…

    1. ねこ大好き より:

      勿論その通りです。新宿会計士さんもその上でどう仕掛けるか、と問われたのかと思います。因みに私も戦うしか無いと思います。しかし負けは絶対に許されない。その為、武田信玄の如く、外交で二重三重に手を打って、それから侵攻かと思います。
      順番として
      ①憲法改正 言わずもがな。始まらない。
      ②核武装 核保有国に丸腰ではいくらなんでも無謀
      ③日英同盟と日仏同盟 安保理常任理事国3カ国と同盟
      ④中国を経済破綻させる 尖閣台湾と二方面になるとキツイ

      これくらいの覚悟が無ければ領土は帰って来ないと思います。私的には千島樺太交換後の国境が現状復帰と思うので、千島列島全部です。南樺太は微妙。逆にロシアに禍根を植え付けてしまいそう。千島列島だけなら歴史的に説明が付く。
      どうでしょうか。

      1. 誤星紅旗 より:

        歴史の転換点、レジームチェンジの際には本来あるべき姿を勝ち組として実現させればよい。という考えもあります。日露の邂逅の原点に立ち返れば、江戸幕府の統治が及んでいた樺太全島、北海道と付属の北方四島が最低限の日本の領域でしょう。
        ロシアコサックによる東漸と、ロシア水兵の度重なる狼藉により樺太は切り取られ、日露戦争後のポーツマス条約交渉で南樺太だけ取り戻せた。(日本軍が占領できた南側領域はロシア全権も実効支配を認め日本への返還を認めさせた)1945年、日ソ中立条約違反で千島樺太が侵略されロシアの占領下にある状態から復帰させる。ひとつの理想の形だと思っています。
        ただし、回収のやり易さ、国際社会への説明のしやすさを考えると、1945年8月のソ連進攻前の国境線。南樺太と千島列島全島の返還を一つの目安とする見方もあり得るでしょう。
        個人的にはロシアと地上の国境は精神衛生上よろしくないので、ロシアによるウクライナへの損害賠償のカタとして北樺太を日本へ売却させ、代金をウクライナへ支払うという形で南北樺太全島と千島列島全島を日本に帰属させることなども選択肢として有りなのではないかと感じています。
        マリウポリなどからシベリアや樺太へ抑留されているとされるウクライナ人の捜索をウクライナ軍と共に自衛隊が人道支援で米軍ともどもガラ空きになっている樺太へ進駐するくらいの老獪さを日本政府に期待、できるのかなあ。

        1. 農家の三男坊 より:

          >ロシアによるウクライナへの損害賠償のカタとして北樺太を日本へ・・
          >ウクライナ人の捜索をウクライナ軍と共に自衛隊が人道支援で米軍ともどもガラ空きになっている樺太へ進駐する・・

          どちらもナイスアイディアですね。
          ただこれを世界に認めさせ・進められる政治家がいるかとなると。

      2. トシ より:

        ここで変数として登場してくるのが中国。

        中国は国恥地図において樺太を取り戻すべき自国の領土と明記している。
        ロシアが解体するとしたら中国は沿海州に加えて樺太も取りに来る。

        ロシアはサハリン1.2で日本に権益を与えても中国には与えない。
        それは中国の領土回復の野望を理解してるから。

        ロシアが解体するとする。

        中国は沿海州を回復し日本は千島列島を回復する。
        ここまでは順当だが次に樺太の行方が焦点となる。

        日中の樺太をめぐるせめぎあいは予断を許さない。

        1. 農家の三男坊 より:

          その為に
           ④中国を経済破綻させる 尖閣台湾と二方面になるとキツイ

          が、あると思うのですが、
          順序を逆に、尖閣台湾侵略を逆手に取って中共崩壊を並行して進めた後に、という話もあります。

          そうすると、数年前の、米中露による朝鮮半島分割信託統治構想が霧散し
          、朝鮮半島も暴発しそうで、日本も返り血を浴びそう。

          やはり①~④をベースに露中は分解しない程度に弱体化(千島列島、樺太、台湾、南シナ海の統治能力なし)した後で
          朝鮮半島をエサに米中露と折り合いをつける必要があると思います。
          台湾は台湾独立と尖閣日本領相互承認で手打ち。

      3. 農家の三男坊 より:

        概ね仰る通りと思います。

        最期の侵攻は”ロシアか、新国家の要請による進出”が理想。
        加えて、時間的に間に合うか?

        その為の構想力・外交力がある政治家がいるかが大きな課題ですね。

        ③④先行でも良いが、①②をやる気のない岸田さんではないことは確か。

    2. 誤星紅旗 より:

      軍事力の裏付けがない交渉は、無力に近いことを、何もできないことを相手に見透かされて存在感がないことを見せつけられてきました。
      また、千島樺太など失われていた領土の祖国復帰の可能性が高まる時、いざという時には軍事力による占領を行える備えは必要だと思います。ロシアの西部国境の放棄やアメリカ大陸西海岸のロシア植民拠点の放棄、アラスカの割譲など領土を狭める決定をするときは大抵が戦争で疲弊したときに見られました。ロシアがウクライナで自滅の道を歩んでいるように見えるいま、もしかすると膨張し過ぎたモスクワから取り戻す千載一遇のチャンスになるのかもしれません。
      ただし武力での奪還については慎重に、国際社会の反発を受けない様に、ロシアがウクライナで犯した失敗の二の舞を避ける形で復帰させる必要があると思います。
      日本人は近世以降、日本が樺太を統治して間宮海峡を国境にしていたこと、ロシアの侵略で奪われた土地であることを知っていても世界の大多数は無関心で、日本がいきなりの武力を用いた占領を行えば、力による現状変更に不信感や反発を受ける可能性があります。
      シベリア出兵のように、やるのであれば他国も巻きこんで信号を渡ることも頭の体操として検討の余地はあるかもしれません。

  4. 匿名 より:

    ウクライナが、ヘルソン市の奪還を含め、着実に侵略勢力の排除を進めることができれば、非常に喜ばしいことだと思います。

    しかしながら、ロシア軍のドニプロ川西岸の領域からの撤退は、敗走ではなく、ヘニチェスクを拠点にして態勢を立て直す意図があるようであり、少なくともロシア軍の戦闘継続の意志が揺らいでいないことは間違いないものと思います。

    また、ヘルソン市内においても、私服姿の(軍服を着ていない)ロシア兵が複数逮捕されているという報道もあるようですので、ロシア軍がヘルソン市におけるゲリラ戦を企図している可能性も、排除しきれないのではないかと思います。(軍人が民間人を偽装して戦闘行為を行うのは、交戦者資格を有していないので国際法違反ですが、民間人だろうがお構いなく虐殺するロシア軍が国際法を気にするとも思えません。)

    したがって、状況が楽観を許すものではないという現状は当面変わらないものと思われますので、ウクライナには、今後とも十分に用心して自軍の損耗を可能な限り抑えつつ、着実に侵略勢力を排除し、戦況を開いていっていただきたいと切に願います。

  5. はにわファクトリー より:

    インドネシア G20 を受けて、ウクライナの首都キーウにミサイルをまた撃ち込んだのだそうです。これがロシアの返事です。

  6. がみ より:

    ロシアの督戦隊の皆さ〜ん
    お仕事です
    プーチンが逃げましたよ〜
    やっちまって下さい

  7. はにわファクトリー より:

    ロシアがミサイルを撃ち込んだのはキーウのほかに3つの都市だったそうです。さらに驚くべきことに、モルドバで大規模停電発生だそうです。隠していた邪悪さのすべてをロシアは曝け出すつもり。

  8. はにわファクトリー より:

    ロシアがポーランドにミサイルを撃ち込みました。二名亡くなっています。このままだと NATO が発動してしまいます。

  9. 古いほうの愛読者 より:

    ヘニチェスクですか。西にはピンクレイクやそれに付随して塩田が広がっていますね。軍事的にはクリミアや黒海からの補給が容易なので,妥当な選択でしょう。
    戦争のほうはというと,ポーランドへのミサイル着弾のNATOの対応のほうが目下の課題で,今は何も言えません。
    中間選挙後のアメリカ政府の関心は,ロシアより中国に向いているように見えます。

  10. 通りすがり より:

    ポーランドへの着弾、朝日新聞が「数発なら誤射の範囲内」という擁護記事が出てくるのを待っているんですが、今の処音沙汰ありませんねぇw

    ロシア敗北→ロシア連邦崩壊→戦後処理外交でうまいこと北方領土の奪還は私も考えておりました。いつぞや血気盛んな誰かさんが「戦争で取られたものは戦争で取り返すしかない」とか言ってましたが、あれは真理だと思います。日本が直接戦った訳ではありませんが。

    しかし露助の奴らは、ただ逃げるだけでなく逃げる脚で各地の美術館等から絵画などを根こそぎ持ち逃げしているようですね。プーチンの指示なのかロシア兵の欲でやってるのか知りませんが、なんにせよ腹立たしいことです。これらも戦後にきっちり取り返しましょう。

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