現職の首相を上回る聴衆?菅義偉総理「応援」がすごい

「どこに行っても大人気」。菅義偉総理のツイッターを眺めていると、そう思わざるを得ません。非常に不思議なことに、国民からの支持率が低かったはずの菅総理は参院選の選挙応援の行く先々で有権者に囲まれ、記念撮影を求められるなど、非常に大人気であるように見えます(動員者数では安倍晋三総理には負けるかもしれませんが…)。ちなみに現職の首相、あるいは同じ漢字の某元首相と比べるのは、少しかわいそうかもしれません。

政権末期:菅内閣の支持率は軒並み低迷

少し前から気になっているのですが、菅義偉総理といえば、主要メディアによる調査では、任期末の内閣支持率が極めて低かったという人物でもあります。

図表 菅義偉内閣の支持率(2021年9月)
メディアと調査日支持率不支持率
読売新聞(9/4~5)31.0%(▲4.0)57.0%(+3.0)
共同通信(9/4~5)30.1%(▲1.7)58.5%(+7.9)
日経・テレ東(9/9~11)36.0%(+2.0)56.0%(±0)
朝日新聞(9/11~12)30.0%(+2.0)不明
時事通信(9/10~13)33.4%(+4.4)47.5%(▲0.8)
産経・FNN(9/18~19)42.3%(+10.2)52.2%(▲9.1)

(【出所】各社報道より著者作成)

当ウェブサイトで「定点観測」している6つの調査に関しては、不支持率が見当たらなかった朝日新聞のものを除くと、いずれも支持率が不支持率を10ポイント以上下回っており、このうち読売新聞、共同通信、日経・テレ東のものについては、20ポイント近くも下回っている状況にありました。

菅総理の後継者である岸田文雄・現首相に対する支持率が高どまりしているのとは非常に対照的です。菅総理は、有権者からよっぽど嫌われていた、ということなのでしょうか?

もしも各メディアの世論調査が本当に国民世論を正確に示しているのだとしたら、正直、日本国民の要求水準は少々理不尽なほど高すぎる気がします。昨年の『菅総理辞職:日本にとって価値ある384日が終わった』でも報告したとおり、個人的には菅総理は日本史上に名を遺す名宰相だったと考えているからです。

あれ?菅総理、有権者に大人気じゃ…!?

もっとも、そんな菅総理が有権者から嫌われているのか、などとシンプルに考えてはならないようです。参院選に向けて菅総理はさまざまな候補者の応援に駆けずり回っているのですが、その様子を写真で見ると、ずいぶんと大勢の聴衆を集めているようにしか見えないからです。

三原じゅん子氏の応援で大量の有権者を前に応援演説をする菅総理

朝日健太郎氏の応援で有権者と記念撮影に応じる菅総理

吉井あきら氏の応援で記念撮影に応じる菅総理

うすい正一氏の応援中の菅総理

関口まさかず氏の応援演説で待機する大勢の有権者

さすがに安倍総理には負けるけれども、岸田首相には勝っている?

ちなみに首相経験者といえば、安倍晋三総理も相変わらず大量の聴衆を集めているようです。

猪口邦子候補の応援をする安倍総理

安倍総理と菅総理を比べると、「いいね!」の数、聴衆の数などは、さすがに安倍総理の方が圧倒的に多いようです。やはり安倍総理は別格なのでしょうか。

ちなみに安倍、菅両総理と比べると、現職首相の聴衆の数、そしてツイートの「いいね!」の数は、どうも見劣りがするようです。

というよりも、どうも岸田首相のツイートの場合は、聴衆の全体が写っているものが少ないように見受けられます。不思議ですね。

「菅」違いでこんなに差が生じるものなのか

ちなみに「聴衆の全体をかたくなに写さない」といえば、やはり「菅」は「菅」でも「かん」違いの「あの方」ではないかと思います。

…。

どうしておなじ「菅」さんなのに(※発音は違いますが)、菅義偉総理と違って菅直人元首相は頑なに徴収の側を写さないのでしょうか?本当に不思議ですね。

読者コメント一覧

  1. 伊江太 より:

    記事の末尾に「聴衆」の誤変換らしき言葉が出てくるのが、ちょっと笑えますね。

    動員=労組からの「徴収」が、ままならないことへの当てこすりでしょうか?

    1. 世相マンボウ_ より:

      ほんとだあ(笑)
      誤変換とは言えたしかに
      特定野党にとって国民は
      組合費徴収して巻き上げる対象
      というのが本音なのでしょう。

      『国民の痛みを理解して
       消費税引き下げを~!』とかを
      本心から言ってるのであれば
      労働者から巻き上げてる
      組合費を専従でおまんまの人を
      削減してでもまずは行うべきだと
      感じます。

  2. マスオ より:

    聴衆の対比、ワロタwww
    会計士様も、こんな比較論考をするなんて、すてk・・意地悪だなと思いました。

  3. トシ より:

    これもなかなか味わい深い!

    https://twitter.com/okayamawarboy/status/1543080010684125185

    水道橋から遁走する枝野!

    大将がこれでは立憲はもうどうしようもないねw

    1. 元ジェネラリスト より:

      これはホントに逃げてますな・・・w

      BSの生番組で、共産小池氏が自民小野寺氏とサシで対論させられ、コテンコテンで相手になってませんでしたが・・・
      多分、立憲も共産も幹部はみな、まともな議論をすればそうなることはわかってるんでしょう。

      https://www.sankei.com/article/20210610-DLSXABT2DZM4JMHPRV3IZO5PBQ/

  4. 通りすがり より:

    立件脱糞党が台頭すると日本国と国民は理不尽に国益を徴収されちゃうからね。

  5. 匿名 より:

    菅さんに向かって『朝日』、『朝日』のプラカードはなんかブラックジョークに見える。
    菅さん、『朝日』を応援して大丈夫?

  6. 縄文人 より:

    オールドメディアに否定された人たちが実際にはネットでも街頭でも人気があるというのは面白いですね。
    私も安倍元総理や菅前総理が近くにいらっしゃるのであれば聞いてみたい見てみたいと思いますが、立民の方々がいらっしゃってもお決まりの政権批判しか出てこないだろうと想像ついて行く価値を見いだせません。
    参議院はスキャンダル追求政権批判型野党である立民にとっては6年間の任期が約束されるカミツキガメの池として最重要かと思いますが、国民はもうカミツキガメは見飽きてるんですよね。

  7. 農民 より:

     うすい正一氏は「臼井」のようなので、漢字でいけば良いのに。碓井・笛吹あたりはやや難読、誤記の恐れがありますが。白井と間違われるのかな。
     おかげで、菅・自民・うすい、というビミョーな印象の画像になってしもーて……

    1. 裏縦貫線 より:

      >>白井と間違われるのかな。

      はい、北総線の「白井」と間違えないよう、平仮名で表記します。

      …それは冗談として、「『臼』を正しく書けず誤字だから無効!」を避ける意図はあると思います。

  8. マサ より:

    先頃地元に安倍総理と某元野党党首が演説をしていかれました。
    職場の近くだったので耳に入ったのですが、会計士様の今回の考察を拝見し自分なりに考察してみたのですが、
    安部総理の話はとにかく聞き取りやすい印象がありました。
    声もハキハキして内容も起承転結がハッキリし時折ユーモアも交える余裕すらありました。
    そして最後まで出来るだけ聴取と語り合おう、触れ合おうとしていかれました。
    そこへいくと某元野党党首ですが、なんというか回りくどいというか…個人的には結論ありきで選挙活動としてはマイナスではとすら感じました。
    最後もどこか余所余所しく引き上げていきましたね。
    私見ですが、元々国民全体を常に意識し且つ重箱の隅をつついてくる一部の勢力に、特に内閣関係者はトーク力鍛えられているのではと思いました。
    反対に、元々自分達の信者に向けて演説すればよく、そもそも国民全体に目が向いていない節のある野党関係者は、どこか聞くに耐えない所があり、その辺りが原因ではと思いました。

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。

※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。

当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。