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欧州で広がるのはウクライナ疲れでなく「ロシア疲れ」

時事通信が「欧州でウクライナ疲れが広がっている」、などと報じたようですが、これはとんでもなくミスリーディングなタイトルです。なぜならこの違法な戦争はロシアに100%の過失が存在するからであり、このようなタイトルを付すこと自体、「どっちもどっち論」に持ち込もうとする試みに加担しているのと同じだからです。もっとも、この戦争が長引けば、ロシアを筆頭とする独裁国家の立場をさらに悪化させることは間違いありません。

局地的に戦果をあげているロシア

ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻が始まってから、早いもので、すでに4ヵ月以上が経過しました。

英国防衛省が発信する『インテリジェンス・アップデート』などをチェックしていると、ロシア軍は局所的には大きな戦果(?)をあげているようです。

本日の英国防衛省のツイートでいえば、ロシアはセベロドネツクをほぼ支配下に置くとともに、ロシア軍によるウクライナに対する砲撃が続いているとのことであり、これに対しウクライナ側は森林地帯を利用した防戦作戦に出ている、などと記載されています。

そして、ウクライナの東部から南部にかけての地域は、すでにぐるりとロシアに占領されていることがうかがえます。

この地域をウクライナが取り返せるのかどうか。

この点、ウクライナ自身がNATO加盟国ではないため、NATOが直接、ロシアに対して攻撃を行うということは難しく、これに加えてロシアが国連常任理事国であるという状況を踏まえると、国連安保理を通じた経済制裁をロシアに加えるということも困難です。

したがって、戦線が膠着するなかで、ウクライナ軍だけでロシアを追い払うことが非常に難しいのではないか、といった疑念が生じていることもまた事実でしょう。

戦略的にはすでに「敗北」したロシア

ただ、これはあくまでも「局所戦」の話です。

英軍制服組トップ「ロシアはすでに戦略的に敗北した」』でも取り上げたとおり、ロシアは局所戦ではそれなりの「戦果」らしきものをあげているのかもしれませんが、「戦略的には敗北した」との見方が妥当でしょう。

ロシアのラブロフ外相はBBCのインタビューに対し、「我々はウクライナに侵攻していない」と述べたそうです。なかなかに驚く認識ですし、「ウソにウソを積み重ねるとウソに呑み込まれる」という実例そのものでもあります。その一方で英軍制服組トップのラダキン参謀総長は「ロシアはすでに戦略的に敗北した」とする認識を示したのだとか。ロシアが払った犠牲が大きすぎるロシアによるウクライナ侵略の開始から、もうすぐ4ヵ月が経過します。非常に残念なことに、ロシアによる違法な侵略行為はいまだに続いており、ウクライナで多く...
英軍制服組トップ「ロシアはすでに戦略的に敗北した」 - 新宿会計士の政治経済評論

というのも、ロシアは西側諸国から金融面で厳しい制裁を受けており、すでにロシアの主要銀行は国際送金網であるSWIFTNetから排除され、ロシア国民は国際的なクレジットカードのサービスを受けることができなくなり、また、外貨建ての債券市場からは、ロシア政府・ロシア企業が事実上排除されたからです。

それだけではありません。

外貨準備が凍結され(ロシア公式発表によると1月末時点で約6400億ドルあった外貨準備のうち3000億ドルほどが凍結されたそうです)、西側諸国の相次ぐ禁輸措置により、社会・産業のインフラ部品を含めた重要な戦略物資が入ってこなくなりました。

これに加えて航空機の西側諸国上空通過ができなくなっているほか、海運の保険の引き受け手がいなくなり、陸では鉄道や道路で国境を超えることも困難になるなど、ロシアと外国との物流自体が滞り始めています。

さらにはロシアからは「西側諸国の自由な文化」の象徴だったマクド社が撤退し、ロシア国民は、いまやインチキコーラとなんちゃってバーガーくらいしか手に入らない状況なのだとか(『ロシア下院議長「西側制裁にアナザーG8で対抗を!」』等参照)。

インチキマクドでセルゲイ君(15)「コーラ以外味はほとんど同じ」ロシアの下院議長が土曜日、SNSに「西側諸国のロシアに対する制裁は『アナザーG8』の結成の契機となるかもしれない」、などと投稿したのだそうです。その構成国は中国、インド、ロシア、インドネシア、ブラジル、メキシコ、イラン、トルコの8ヵ国だそうであり、「購買力平価換算のGDP」では旧来のG7と比べて24.4%も規模が大きいのだとか。成果に対し犠牲が大きすぎる!2月24日に始まった、ロシアによるウクライナに対する違法な戦争を巡っては、すでに100...
ロシア下院議長「西側制裁にアナザーG8で対抗を!」 - 新宿会計士の政治経済評論

正直、この状態が長引けば、ロシアは局所戦ではそれなりの戦果をあげることはできるかもしれませんが、社会は疲弊し、産業も各所で停滞するでしょう。

その正確な影響を読むことは困難ですが、西側諸国からロシアにキー・デバイスが入ってこないことの影響は、案外、ロシア経済に今後、致命的な影響を及ぼしていくかもしれません。

ロシアの味方をする不思議な人たち

もっとも、ロシアによるウクライナ戦争の初期には、「ロシアに正義がある」だの、「ウクライナにも悪いところがあった」だの、酷い場合には「ウクライナは今すぐ降伏すべきだ」だのと主張する人たちが、日本にも少なからず存在していました。

これに加えて「西側諸国も『NATOを1インチたりとも東進させない』という密約を破ってNATOを東進させようとした」、「ロシアが自衛するのは当たり前だ」、といった、荒唐無稽な主張をする人もいらっしゃるようです。不勉強の極みですね。

今回のウクライナ戦争、100対ゼロでロシアが悪いにも関わらず、こうした「どっちもどっち論」に持ち込む姿勢のことを、当ウェブサイトでは「ゼロ対100理論」と呼んでいます。

※ゼロ対100理論とは?

自分たちの側に100%の過失がある場合でも、屁理屈を駆使し、過失割合を「50対50」、あるいは「ゼロ対100」だと言い募るなど、まるで相手側にも落ち度があるかのように持っていく態度のこと。

(【出所】著者作成)

このあたり、ロシアの代弁人となって、「ゼロ対100」を主張している人たちは、残念ながら国会にも存在します。

日本維新の会は、一時期は世論調査で立憲民主党を大きく上回る支持率を誇っていましたが、最近は支持率に陰りが見られます。同党の関係者がしきりにロシアを擁護するかの発言を繰り返したことも影響しているのかもしれません(同党が今回の参院選で何議席を獲得するのかはわかりませんが…)。

時事通信の記事、タイトルが酷い

あるいは、日本のメディアも、「ウクライナ戦争は100%ロシアが悪い」という視点が、どうも欠落しているようにも見えます。

その理由はさだかではありませんが、やはり、「憲法第9条さえ守っていれば相手国が攻めてこない」という、戦後ずっと垂れ流し続けてきたプロパガンダが、国際的な政治の前にはウソであるということが白日の下に晒されたことが、メディアにとっては都合が悪い、という側面でもあるのかもしれません。

こうしたなか、「これは酷い」と思えるのが、次の記事ではないでしょうか。

欧州、広がるウクライナ疲れ 長期化で支援に影響も―物価高、市民の心理に変化

―――2022年06月27日07時12分付 時事通信より

記事タイトルからしておかしくないでしょうか?記事の内容は「戦争長期化に伴い支援疲れが欧州で広がっている」、というのですが、なぜそれが「ウクライナ疲れ」になるのでしょうか?

すべての原因を作っているのがロシアなのですから、それを述べるならば、正しくは「ロシア疲れ」と称すべきでしょう。

もっと厳しいことを申し上げるなら、戦争の「長期化」で疲れているのは、むしろロシアのほうでしょう。ロシアも当初は開戦から48時間ほどで勝利する目論見だったとも伝えられていますが(『ロシアのウクライナ侵攻の目的は「キエフ公国回復」?』)、「ウクライナの頑強な抵抗で当てが外れた」のはロシアも事情は同じです。

「プーチンは独裁者」=一般教書演説「ウクライナ戦争は自由主義国対独裁国家の戦いに」――。バイデン大統領の一般教書演説を眺めていると、米国側のそんな決意が見て取れます。その一方で、『クーリエ・ジャポン』によると、ロシアの国営メディアは誤って2月26日付で「勝利記事」を公表してしまい、あわてて削除したものの、その内容からは今回のウクライナ侵攻におけるロシアの「真の目的」が「キエフ公国の回復」にある、との指摘が出てきました。バイデン大統領の一般教書演説現地時間の3月1日(日本時間の本日)、ジョー・バイ...
ロシアのウクライナ侵攻の目的は「キエフ公国回復」? - 新宿会計士の政治経済評論

中国に飛び火

そして、ロシアに対する国際的な非難が向けられていることは、中国にとってもかなり困った事態となっている可能性があります。こうしたなか、同じく時事通信に、もうひとつ、少しだけ気になる記事がありました。

次期外相有力候補が脱落 ロシア通、外交姿勢が影響か―中国

―――2022年06月27日07時07分付 時事通信より

時事通信によると、中国で次期外相の有力候補とされていた楽玉成(らく・ぎょくせい)氏が筆頭外務次官から国家ラジオテレビ総局副局長に転出し、「外相レースから脱落したもよう」だと報道。「ロシアのウクライナ侵攻への対応で責任を問われた」との観測を伝えています。

こうした記事を読むと、真っ先に思い出すのは、『現代ビジネス』編集次長の近藤大介氏が4月5日付で寄稿した『中国・王毅外相の「超絶過密日程」が示す、対米・対ロ外交の軌道修正と焦燥感』という記事です(『中国外交は「戦争長期化」で修正を余儀なくされたのか』参照)。

習近平(しゅう・きんぺい)中国国家主席はロシアのウクライナ侵攻以降、すっかり鳴りを潜めてしまった感がありますが、これに変わって最近、じつに精力的に仕事をこなしているのが、王毅(おう・き)外相です。ウェブ評論サイト『現代ビジネス』に先日、中国はロシアのウクライナ侵攻を事前に承知していたものの、予想外に戦争が長引いたことで、中国が軌道修正を迫られているのではないか、といった仮説が掲載されていました。近藤大介氏「中国が対米・対露外交で軌道修正」ウェブ評論サイト『現代ビジネス』に先日、同編集次長の近...
中国外交は「戦争長期化」で修正を余儀なくされたのか - 新宿会計士の政治経済評論

近藤氏によると、ロシアのウラジミル・プーチン大統領や中国の習近平(しゅう・きんぺい)主席、さらには王毅(おう・き)外相のウクライナ戦争前後の動きから、ロシアが中国に対し、「ウクライナ侵攻は局地戦に留まり、最長でも2週間以内に終わる」、などと説明していた可能性を導き出しています。

冷静に考えてみるとわかるのですが、ロシアによるウクライナ侵略は、NATOの結束に加え、日本を筆頭とするNATO域外諸国をも結束させる効果を生み出しました。このことは、ロシアにとってのみならず、台湾の軍事侵攻の可能性を公言している中国にとっても、非常に都合が悪いことでもあります。

この点、昨日の『韓国紙「GSOMIA復元には韓日両国の決断が必要」』でも指摘したとおり、当初日本が提案した(と報じられた)「日豪NZ+韓国」の4ヵ国の首脳会合については、どうやら韓国が断った可能性が出てきました。これも韓国が中国から脅されたためでしょうか?

日韓首脳会談は正式、略式ともに見送りとなる一方、「日豪NZ+韓」4ヵ国会談も立ち消えに――。なんとも興味深い展開となってきました。韓国メディアはスペインで開かれるNATO首脳会合で、4年9ヵ月ぶりに日米韓首脳会合が開かれるものの、日韓首脳会談などは開かれない見通しだと報じました。これについては日韓関係どころか、尹錫悦政権下の韓国が米国の同盟国として適格なのかどうかが試される展開となりそうに思えてなりません。韓国との多国間会合自体は望ましい今朝の『韓国との二国間会談ではなく「多国間会談」のメリッ...
韓国紙「GSOMIA復元には韓日両国の決断が必要」 - 新宿会計士の政治経済評論

ロシアの敗北を願う

いずれにせよ、「ウクライナでの戦争が早く終わってほしい」、「ウクライナの人々が無事であってほしい」という気持ちは、おそらくウラジミル・プーチン一味や習近平一味などを除く、ほぼ全世界の人々の願いであることは間違いありません。

ただ、ウクライナ戦争が膠着した場合、そのこと自体がロシア、中国を筆頭とする独裁国家の立場を悪くすることに貢献している、という側面があることについては否定できないのではないかと思う次第です。

新宿会計士:

View Comments (10)

  • >当初日本が提案した(と報じられた)「日豪NZ+韓国」の4ヵ国の首脳会合については、どうやら韓国が断った可能性が出てきました。

    「具合が悪い」と、その場を離れるのが彼らの常套手段。
    けれども、駆け込める保健室はあるのだろうか・・??

    *戦争の速やかな終息を願います。

  • 報道されている「ウクライナ疲れ」の記事を読んで違和感を覚えていましたが、その正体がよくわからずにいました。こういうことだったんですね。
    たしかに「ウクライナ疲れ」などと書くとまるでウクライナのせいで欧米が迷惑を被っているように聞こえます。ひどい印象操作です。

  • > ゼロ対100理論
    私の周りにもそれとなく聞くと、「どっちもどっち」と思っている人が多いように思います。
    むしろ、ガソリン高、部品不足などで困っている人は、早く終わって欲しいのか、「お互いが譲歩すればいい」とさえ思っているようでした。
    落ちぶれたとはいえ、メディアの力は未だ強いのだな、と感じました。

  • 私が「制裁によるロシア国内の疲弊」を過大評価しない理由は太平洋戦争時の日本が念頭にあるから。ABCD包囲網で経済封鎖されたが真珠湾攻撃で世の中がいっぺんに明るくなったという。
    終戦記念日の特番でかなり年配の女性が当時の気分を「いじめられ、いじめられしたから一矢報いてやったんじゃ!」と叫んでいたのを思い出す。日本はその後3年9か月持ちこたえた。
    プロパガンダの影響もあるだろうが、ロシア国内に厭戦気分が充満しているようには見て取れない。ロシア人には全く違う景色が見えているのではないか。

  • ウクライナとしては、どっちに正義があるかなんて言うのはどーでも良いので、ソ連時代の「造られた飢饉」の記憶がある限り、徹底的に戦うでしょう。
    戦って国が滅びても、講和してロシアの属国になっても、所詮は「造られた飢饉」の再現です。戦って勝つ以外に無いのです。
    「どっちもどっち」を主張する人は、この観点が抜けています。
    ただ、むねおチャンの意見は維新支持者には影響無いでしょう。あの人が維新だなんて知ってるのは北海道の人くらいで、維新はとりあえず近畿地方を押さえるくらいしか考えてません。
    閑話休題
    西側もクリミアの時に、もっというとジョージアの時にも、強く出ていれば今回の事態は無かったでしょう。でもまあ、仏の顔も三度で、今度はウクライナを支援する気になってます。
    もし停戦になっても、2/14以前の状態に戻らなければ金融制裁は続くのでしょうから、ロシアもいずれは負けを認めることになります。と思います。

  • >すべての原因を作っているのがロシアなのですから、それを述べるならば、正しくは「ロシア疲れ」と称すべきでしょう。

    うまく説明できる言葉が思いつかず、漠然としてるんですが、
    「話の通じない奴は放置、話が通じる奴をなんとかする」
    のような暗黙の理解が我々の中に元々あって、そこをうまく突いているのだろうかと思うことがあります。常日頃、中露朝韓の肩を持つ人々の主張もここを突いてると感じルことがあります。
    「安部はプーチンのところに話しに行け」も同じで、「話が通じない奴に、話できそうな奴がいるなら行ってこい」のような。(「俺は行かないけど」も暗黙にくっついてますが)

    思考停止にこんなこと言ってたり言葉に従ってれば、「話の通じない奴を「演じる」」人が利を得ることになりますけどね。
    一種のゴネ得。韓国への接し方を学んだのだから、ロシアにも援用すればいいのにと思います。

    >「ロシアのウクライナ侵攻への対応で責任を問われた」との観測を伝えています。
    >中ロの強固な関係を誇示した。この後ロシアが侵攻に踏み切り、厳しい国際的制裁の対象となる中、こうした言動が問題視され人事に影響した可能性がある。

    ほとんどの国の専門家や外交官が読み間違えた(ハシゴを外された)ので、ババ引かされたようなもんなのでしょう(3月頃の東郷さんの喋り方の焦りっぷりを思い出します)。中共内部にはこれを攻撃材料にする勢力もいるのでしょうね。

  • 私は、ロシアのウクライナ侵攻の長期化により、ウクライナ国民の不満、怒りがアメリカなどNATO諸国に向かうのでは無いかと危惧しています。
    ウクライナを支援するNATO諸国も足並みが揃っているとも思えませんし、どこまで支援するのか方針も明確ではありません。
    ウクライナでは毎日100人以上が戦死し、国土が破壊され続けています。
    「ウクライナ疲れ」では無く、「ウクライナ国民の疲れ」がNATO諸国への失望に繋がならない事を願っています。
    ゼレンスキー失脚、内政混乱、ウクライナ分割という事態になれば、アメリカやNATOの威信が大きく揺らぎます。
    中国にとっては歓迎すべき事態でしょうけど。

  • ロシアの敗北とウクライナの自滅のどちらが先なんでしょうね。
    ウクライナの政治腐敗は、欧州で最低レベルと言われてきました。EU加盟のハードルの一つにもあげられています。
    そんなウクライナでは、欧米諸国からの支援物資が行方不明になっています。ブラックマーケットで、米軍しかもっていないはずの武器弾薬が売られていると言います。
    またウクライナ当局が、ウクライナ軍の死傷者を公開しています。それによるとウクライナ軍兵士の数も激減していることがわかります。欧米諸国の軍隊あるいはNATOの軍隊が戦わないなら、ロシア軍の優位は変わりません。
    また火力は、10対1で、ロシア優位となっています。ウクライナ軍が、欧米諸国の兵器を使いこなせていないことに加えて、兵器の横流しがあるからです。
    ロシアへの経済制裁は、ロシアの疲弊と欧州諸国の疲弊と諸刃の剣になっています。ロシア国民が疲れるか、欧米諸国の国民が疲れるか、どちらが先かという問題になっています。アメリカだって、インフレでバイデン批判が起きています。
    ロシアへの金融制裁は、欧米諸国との金融取引ができないだけであって、ルーブルの金兌換が信じられる限りにおいて、少なくない数の国が金融取機器を認めています。むしろロシアの支払手段を制限して、支払えないからデフォルトだと騒いでいる欧米諸国の方が追い詰められているようにも思えます。
    NATO軍や米軍が動かない限り、ロシアの勝利で終わると思います。

    >5月19日以来、一ヶ月で、ウクライナ軍第14機機甲旅団だけでも、死亡と負傷の結果として2,100人を失った。士気と心理的状態の低さから、この損失を補充するよう命じられた800人の人々が作戦地域に行くのを拒否し、無能と賃金支払いにおける賄賂と縁故主義で士官を訴えた。
    >第10山岳攻撃旅団偵察部隊の兵士約100人が、調査のため、戦闘任務から外され、クレメンチュグに移送された。
    >ウクライナ軍第30機甲旅団指揮官のかなりの部分が、部隊管理を止めて、戦闘任務実行を拒否している。病気を装うためあらゆる口実が使われている。大多数の部隊は、既に士官がいない状態になっている。
    http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2022/06/post-502580.html

    >能力が低下しているため、ウクライナは1日に約4,000〜5,000発の砲弾しか撃てず、ロシアは5万発以上の砲弾で応戦している。この10倍の火力差は、ウクライナ戦争において最も決定的な要因の一つであり、ロシアは自国の地上軍へのリスクを最小限に抑えながらウクライナの防御陣地を破壊することができた。

    >ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領の上級補佐官であるミハイロ・ポドリャク氏は最近、ウクライナはロシアとの前線で1日に100人から200人の兵士が死亡し、さらに500人ほどが負傷していると推定している。これは、大砲に象徴されるように、ロシアとウクライナの戦闘能力の差が継続していることが原因で、持続不可能な損失である。

    >ウクライナは1,000基の大砲と300基の多連装ロケットシステムを要求しているが、これはアメリカ陸軍と海兵隊の現役の全兵器を合わせた数よりも多い。また、ウクライナはドイツとイギリスの合計保有台数よりも多い500台の主力戦車を要求している。
    >つまり、ウクライナの戦場での競争力を維持するために、NATOは自国の防衛力を文字通りゼロにすることを要求されているのです。
    https://ameblo.jp/aza-sss/entry-12750381052.html

    • 真っ当な意見だと思います。

      >ウクライナの政治腐敗は、欧州で最低レベルと言われてきました。
       独仏なんかは反ロシアというよりウクライナ嫌いですからね。

      >ルーブルの金兌換が信じられる限りにおいて
       石油や天然ガスのほうが今は威力があります

      >支払えないからデフォルトだと騒いでいる欧米諸国
       これは笑いました。欧米諸国というより米英ですが。
       これで経済制裁が効いていると宣う専門家ww

      >NATO軍や米軍が動かない限り、ロシアの勝利で終わると思います。
       いや、どっちもゼレンスキーに勝手にしろって感じになってますw
       半島国くりそつクレクレ厨にはすっかり疲れてます。

      そろそろ財産貯め込んだ英雄とやらが高跳びしそう。

    • 自分が1、2ヶ月くらい前に「ウクライナはもらった武器を横流しするかも」とレスしたら否定されたけど?
      本当に横流ししているの?
      ロシア側のプロパガンダじゃないの?