韓国人教授「韓米は無条件でスワップ再開しなくては」

最近気づいた法則があります。1ドル=1300ウォンの大台に近づくと、韓国メディアにやたらと「韓米通貨スワップ」「韓日通貨スワップ」に関する記事が増え始めるのです。もちろん、米国も日本も、韓国と通貨スワップを締結する可能性は限りなく低いのですが、そんなことはお構いなしです。しかも、これらの議論は「韓国のために必要だ」というものであり、相手国にとって韓国とのスワップがどのような利益をもたらすのかについては、まったくと言って良いほど論じられていません。

宣伝:鈴置氏の最新刊

韓国観察者である鈴置高史氏が先週出版した『韓国民主政治の自壊』という書籍について、本稿でも簡単に宣伝しておきます(※鈴置氏に無断です)。

これは「儒教と民主主義の相性は悪い」、「韓国では約束よりも(韓国の勝手な)『正義』が重視される」、「日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ」といった、鈴置氏の知見が余すところなく示された、非常に優れた書籍です。これで税込み946円というのは、非常に安いでしょう。

こうしたなか、大変に嬉しいことに、当ウェブサイトからアマゾンのリンク(Kindle版ないし書籍版)を経由して、すでに108冊が売れています(うちKindle版が53冊、書籍版が55冊)。自著でもこんなに短期間で100冊を超える売上という経験はありません。

いずれにせよ、改めて読み返すとわかりますが、本当に内容も濃く、読みごたえは抜群です。まだの方はぜひ一度お読みください。

ウォン安がすごい

引け値ベースでは連日、13年ぶりの安値を更新

韓国銀行のデータによれば、韓国の通貨・ウォンが「引け値」(=韓国時間15時30分時点)ベースで2009年7月14日以来の最安値を2日連続で更新しました。およそ12年11か月ぶりのウォン安水準です。ただし、「日中最安値」ベースで見れば、依然として1300ウォンの大台には載せていません。

これについて、参考となる「日中最安値」、「終値」のデータを確認しておきましょう。まずは、「引け値」ベースです。

USDKRWの相場(韓国時間引け値ベース)
  • 1997/12/23(火)…1962.00
  • 2009/03/02(月)…1570.30
  • 2009/07/13(月)…1315.00
  • 2009/07/14(火)…1293.00
  • 2022/06/21(火)…1293.60 ←約13年ぶりの安値水準
  • 2022/06/22(水)…1297.30 ←さらにウォン安が進行

(【出所】為替相場については韓国銀行データベース)

これによると2009年7月14日の為替相場(引け値)は1ドル=1293.00ウォンでしたが、6月21日時点の引け値は1ドル=1293.60ウォン、そして22日時点の引け値は1297.30ウォンであり、じつに2日連続して13年ぶりのウォン安値水準です。

また、もしも「引け値ベース」でも1ドル=1300ウォンの大台を突破したとしたら、それは非常に画期的なことです。前回、引け値ベースで1ドル=1300ウォンを超えていたのは、1ドル=1315ウォンだった2009年7月13日のことです。

なお、ウォンにとっての引け値としてみたときのアジア通貨危機時の1997年12月23日に記録した1ドル=1962.00ウォンです。また、リーマン・ブラザーズの経営破綻に端を発する金融危機の際にも韓国の通貨は暴落しており、引け値ベースでは2009年3月2日には引け値ベースで1ドル=1570.30ウォンでした。

日中最安値だとまだ「13年ぶり」とは言えない

その一方で、「日中最安値」で見ると、また少し様子が異なってきます。

USDKRWの相場(日中最安値ベース)
  • 1997/12/23(火)…1995.00
  • 2009/03/02(月)…1596.00
  • 2009/07/13(月)…1315.00
  • 2009/07/14(火)…1306.00
  • 2020/03/19(木)…1296.00
  • 2022/06/21(火)…1294.00
  • 2022/06/22(水)…1297.90

(【出所】韓国銀行データベース)

これによると、「日中最安値」では2009年7月14日に記録した1ドル=1306.00ウォンの水準については、それ以来、破られていません。

また、昨日は日中最安値で1297.90ウォンだったのですが、これはコロナ禍中の2020年3月19日に記録した1ドル=1296.00ウォンの水準を破り、約2年3か月ぶりの安値となっているにせよ、まだ「13年ぶりの安値水準」とは言えません。

なお、「日中最安値ベース」で見ると、過去最もウォンが売られたのは1997年12月23日の1ドル=1995.00ウォンであり、また、リーマン時の2009年3月2日には1ドル=1596.00ウォンにまで達しています。

いずれにせよ、昨日までの状況に関しては、引け値ベースでみれば「13年ぶりの安値」ということですが、日中最安値ベースで見れば、まだまだ「13年ぶりの安値」水準には届いていません。これについて、いちおう、グラフでも示しておきましょう(図表1)。

図表1 USDKRWの推移(30年分)

(【出所】韓国銀行データベース)

USDKRWは夜間に怪しい動きをする

ただし、WSJや『investing.com』のマーケット欄で確認すると、すでに1ドル=1300ウォンの大台をちっぱしています。日本時間の夕方4時過ぎの時点で1ドル=1303-1304ウォンを示しているなど、韓国市場終了後にさらに売り込まれている様子が確認できます。

このあたり、ウォンは「NDF(ノンデリバラブル・フォワード)通貨」と呼ばれており、韓国市場時間終了後の為替相場に関しては韓国銀行の公式な記録として残りません。

最近だと、朝方にNDFの買戻しが入ることもあるようですが、もしかすると翌朝の韓国市場開場までの時間、韓国銀行がNDF市場で必死に買い戻しているのかもしれません(※このあたりは単なる憶測に過ぎませんが…)。

やっぱり出た!スワップ待望論

過去に1300ウォンに近づいたときには「スワップ待望論」が出てきていた

こうしたなか、個人的にちょっと気になるのが、韓国メディアの動向です。

じつは韓国ウォンは5月中旬にも1ドル=1300ウォン直前の水準にまで売られたことがありました。図表2は、コロナ禍が深刻化した2020年3月以降のUSDKRWの推移です。

図表2 USDKRWの推移(2年3ヵ月分)

(【出所】韓国銀行データベース)

また、同じく1ドル=1300ウォンの大台を目前としていたのが2020年3月ごろの話です。

この2020年3月、2022年5月のタイミング、共通点がひとつあります。それは、韓国メディアにやたらと通貨スワップの話題が出ていたことです。

たとえば2020年3月ごろには「韓日通貨スワップが必要だ」、「G20スワップが必要だ」、などとする議論が日替わりで出ていましたし、2022年5月ごろは、「韓日通貨スワップが必要だ」、「韓米通貨スワップが必要だ」、といった議論も毎日のように見かけました。

ただし、コロナ禍のときは2020年3月19日に米FRBが韓国銀行など9つの中銀・通貨当局と「外国為替流動性スワップ」、すなわち為替スワップを締結すると、「韓日通貨スワップ待望論」はとたんに姿を消しました。

(※余談ですが、多くの韓国メディアはこの米韓スワップを「通貨スワップ」と勘違いしていますが、米国が2020年3月に締結したのはあくまでも「ドル流動性スワップ」、すなわち「為替スワップ」であり、通貨スワップとは別物ですので注意してください。)

また、2022年5月のときには、韓国メディアが米韓共同声明の文言を「米韓通貨スワップ推進のものだ」と勘違い(『完全な勘違いに立脚した米韓通貨スワップ待望論=韓国』等参照)したのに加え、USDKRWも多少落ち着いたため、米韓通貨スワップ待望論はやはりフェード・アウトしたのです。

どうも韓国メディアでは1ドル=1300ウォンを目前にすると、とたんに通貨スワップに関する話題が出てくるという習性でもあるのかもしれません。そして、ここ数日1ドル=1300ウォンの大台間近になってきたということは、やはり、「米韓通貨スワップ待望論」が出てくる、ということでもあります。

韓国人教授「米国と無条件で通貨スワップ再開を」

これに関連し、韓国メディア『中央日報』(日本語版)には昨日、延世(えんせい)大学経済学部名誉教授で「韓国経済学会」の元会長という方が執筆した、こんなコラム記事が掲載されていました。

【コラム】経済危機の台風の中の韓国経済(1)

―――2022.06.22 12:03付 中央日報日本語版より

【コラム】経済危機の台風の中の韓国経済(2)

―――2022.06.22 12:04付 中央日報日本語版より

全部で3000文字弱の記事ですが、真っ先に読むべきは『米国と無条件で通貨スワップ再開しなくては』という小見出しが付された、記事の最後の2段落です。これがまことに噴飯ものだからです。まず紹介しておきたいのは、次のくだりです。

韓米通貨スワップで外国為替市場を安定させる必要もある。<中略>外国為替市場を安定させるために韓米通貨スワップが必要だ。政策当局は国際金融の人的ネットワークを稼動して昨年末に満了した韓米通貨スワップが再開されるよう米国との協力を強化し外貨供給の安全弁を用意する必要がある」。

米FRBが2020年3月に締結し、2021年12月に失効したスワップは「米韓通貨スワップ」ではなく「米韓為替スワップ」なのですが、こうした事実誤認についてはとりあえず脇に置きましょう。

この記述を読んで真っ先に抱く違和感は、「米韓通貨スワップないし米韓為替スワップを結ぶことの米国にとってのメリット」について、いっさい議論されていない、という点です。

当たり前の話ですが、一般に国際金融協力の世界では、お互いの国にメリットがもたらされることが必要です。

日米為替スワップのケースだと、日本の金融機関にとっては米ドル資金の流動性供給オペを受けることができるというメリットがありますが、これは米国の金融機関にとっても、いざというときには円資金の流動性供給オペを受けることができます。つまり、日米為替スワップは日米双方にメリットがあるのです。

(ちなみに韓国が好きな用語を使うならば、この日米為替スワップは「永久通貨スワップ」なのだそうです。常設型で金額上限が設けられていないというのがその理由なのだそうです。日米為替スワップはそもそも「通貨スワップ」でもなければ「打ち出の小槌」でもないのですが…。)

しかし、米国が韓国と為替スワップを締結するにしても、正直、米銀が韓国ウォンの流動性供給を必要とする事態が生じる可能性は非常に乏しいですし、これに加えて現在の米国は金融緩和を行うべき局面にもありません(ちなみに米韓為替スワップは米FRBにとって「金融緩和の手段」という性格がありました)。

結局、この大学教授の方が主張する「米韓通貨スワップ」というものは、韓国にのみ一方的な利益をもたらし、米国には何ら利益をもたらさないという意味で、非常に手前勝手なものと言わざるを得ません。

あるいは、鈴置氏の指摘にもあるとおり、韓国は近代国家の外交を理解しておらず、外交を「柵封関係」かなにかだと勘違いしているフシがあるのですが、「米国に朝貢すれば米韓通貨スワップという下賜品がもらえる」、というしこうパターンでもあるのかもしれませんね。

「100円=1000ウォンで固定を」

ちなみにリンク先の記事には、ほかにも首をかしげたくなる記述はいくつかあります。たとえば、次のくだりです。

日本と中国の緩和的通貨政策に対応することも重要だ」。

具体的には日中韓3ヵ国の「産業構造が似ていること」、「輸出競合品目も多いこと」から、「ウォンの上昇幅を円上昇幅と同様になるよう管理し、ウォン・円相場が100円=1000ウォン水準から大きく変動しないようにすべき」、などと指摘。

「政策当局は日本と中国の近隣窮乏化政策に積極的に対応し輸出競争力確保に努力しなくてはならない」、などと主張しているのです。

呆れて物も言えません。

外国人投資家が日本国債市場を「売り崩す」のは難しい』などを含め、当ウェブサイトではこれまで何十回、何百回となく指摘してきましたが、日本の金融緩和は為替相場を特定のレンジに誘導するために行われているものでは決してありません。

日本の金融緩和はあくまでも日本国内のインフレ目標を達成するために行われているものです。

そして、「国際収支のトリレンマ」に従い、日本は「資本移動の自由」と「金融政策の独立」を重視しているため、必然的に「為替相場の安定」は政策目標から外されています。これはG7各国を含め、世界の先進国にとっては常識でもあります。

また、先進国では例外的に「為替相場の安定」を採用している国(デンマーク、香港など)もあるのですが、これらに関しては逆に「金融政策の独立」という政策目標が放棄されていますし、中国などの発展途上国や経済制裁下のロシアのように「資本移動の自由」に厳しい制限を加えている事例もあります。

いずれにせよ、「100円=1000ウォンの為替相場を維持せよ」とは、国際社会では基本的には許されていない「為替操作」そのものでもあるのですが、こうも堂々と為替操作の必要性を主張されると、どうもリアクションに困ってしまいます。

状況は非常に厳しい(韓国にとって)

もっとも、考えようによっては、現在の韓国が置かれている相場環境は、大変に厳しいものでもあります。なにせ、ドル円(USDJPY)も24年ぶりの安値水準を更新しているからです。

韓国のビジネスモデルは、資源国から資源・エネルギーを購入すると同時に、日本やドイツなどの先進国から中間素材や生産財(いわゆる「素材・部品・装備」)を購入することで、スマートフォンや液晶パネルなどの製品を作って輸出する、というものです。

したがって、現在のようにウォン安以上に円安が実現してしまい、1円=10ウォンを超えるウォン高・円安になってしまうと、日本からの「素部装」の輸入価格は下がるものの、それ以上に日本企業と輸出で競合する分野では輸出競争力が損なわれてしまいます。

この点、日韓通貨スワップが存在していたならば、韓国はこのスワップを後ろ盾にして、安心してウォン安誘導をすることができるのですが、残念ながらこの日韓通貨スワップは、現在は存在していません。

また、金融市場も日米両国とのスワップが存在していないという状況を見透かしているフシもあります。韓国銀行としては現在、行き過ぎたウォン安を止める手段が限られてしまっているからです(『USDKRW「13年ぶりウォン安水準」は実現する?』等参照)。

その意味で、これから数日間は、再び「韓日通貨スワップ待望論」、「韓米通貨スワップ待望論」などが韓国メディアで大量生産されるという展開を予想しておくべきなのかもしれませんね。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. クロワッサン より:

    韓国に独自通貨は要らないんじゃないですかね。

    KRWを無くすとか、中国の一地方に戻るとかで解決出来そうなのですが。

  2. sqsq より:

    コロナの初期、多くの企業は急激なキャッシュの枯渇に備えて銀行と「コミットメントライン」という契約を結んだ。契約期間内に限度額を設けて銀行が融資を確約する契約だ。
    韓国の言う米韓スワップは米国側から韓国ウォンを引き出すことは考えられないので、事実上「韓米コミットメントライン」と言える。つまりスワップの期間内に上限金額を設けて韓国が望む米ドルを融資する契約を結んでくれと要求しているのと同じことだ。
    では企業が銀行と結んだ「コミットメントライン」は無料なのか?
    そんなことはない。短期金利に近い手数料がかかる。100億円のコミットメントラインに対して5000万円程度の手数料が必要。しかも利息ではないので消費税10%が上乗せされる。
    韓国の要求する米韓スワップは、コミットメントラインを無料でつけてくれと言っているのと同じ。うさん臭さと図々しさの元はここにある。

  3. 元一般市民 より:

    韓国の望んでいる、無期限、無制限の米国との「為替」スワップとドルでの外貨準備を持っている(加えれば世界最大の債権国家である)日本が、何故円安になるのか、何故それを放置しているのか、何故放置しても大丈夫なのか、をまず考えてみれば良いのに、と思いますね。
    そこに、危機が到来する毎にあたふたしない国創りの姿があるはずなのに・・・
    まあ、言っても無駄ですね、失礼しました。

  4. カズ より:

    >韓米通貨スワップが再開されるよう米国との”協力を強化し”外貨供給の安全弁を用意する必要がある

    彼らにとっての協力とは「寄生力」ってこと。
    因みに”協力”の文字パーツも(+カカカカ)。←カタカナです

    言動が行き当たりばったりで、中身が無かったりするのはいつものことなのかと。
    政権の名が ”泥縄文(ジョウモン)から嫌尹生(ヤヨイ?)” に変わってもですね・・。

  5. 元ジェネラリスト より:

    USDKRWですが、ザラ場で1300超えましたよ。さきほど。
    引け値(15:30)でどうなるかわかりませんけど。

  6. ちょろんぼ より:

    米国・日本に対し、南国に援助合戦をして欲しいだけの事です。
    そして、後からあの援助は要らなかったとか、
    何故、もっと早く大量に援助しなかったのかと
    言われるまでが、お約束ですね。

    ところで、南国は家計債務がGDP100%を超えているとの報道もあり
    大変ですね~。
    日本に行きたいと在南日本大使館にビザを求めているそうですが、
    南国脱出、乳と蜜の流れる日本に向けての旅なのでしょうね~。
    モーゼ役は、飛行機のパイロットがやるのかなぁ~。
    そして、日本軍に強制連行されたと叫ぶのも、お約束ですね。

    1. はにわファクトリー より:

      訪日観光客相手に商品販売をしたと偽って、消費税納税をねこばばした台東区の韓国系企業が多額の追徴を喰らったとの記事が出ていました。
      日本経済新聞社記者がしきりに持ち上げる「インバウンド需要」の正体はこんなものなのです。

    2. 迷王星 より:

      >日本に行きたいと在南日本大使館にビザを求めているそうですが、
      >南国脱出、乳と蜜の流れる日本に向けての旅なのでしょうね~。

      こういう韓国で食い詰めて日本に来たがる連中は入国すれば不良外人となって犯罪者化する危険性が極めて高い.

      鶯谷を始めとする風俗街への売春婦供給源の大きな比率を占める韓国からの来日女性を規制する必要性は言うまでもありませんが,男性に関しても日本社会の治安を良好に保つために入国に関しては厳しい規制が不可欠です.

      男女問わず,韓国において十分な所得(例えば,前年度の年収が7000万ウォン以上)を証明する所得証明を来日ビザの発給における必須条件とすべきです.そもそも貧しい人々が来日して不法滞在や犯罪をしないとしても,日本社会における常識的なマナーを守らず大声で騒がれる等の迷惑を観光地が蒙るだけで,蒙る迷惑にペイするだけのお金を落とすとは全く期待できず日本の観光地にとってインバウンド経済効果は全く期待できません.

      韓国社会ことに企業でなく家系債務という韓国の一般大衆の大多数が経済的に破綻する可能性が高いということは,大量の経済難民(そして犯罪者予備軍)が観光に名を借りて来襲する危険性が極めて高くなるということです.

      李承晩による済州島における虐殺・弾圧や朝鮮戦争で大量の「難民」が韓国から日本に押し寄せた際に「人道的見地」とやらから入国を許した結果,その「難民」や彼らの子孫が日本社会にどれほど大きなマイナスを生み出したかを,今こそ良く反省して,二度とあのような馬鹿が3つは付くお人好しな大間違いを繰り返してはなりません.

      最低でも「今度,韓国から大量の『難民』流入を許せば日本社会が彼らに乗っ取られてしまい我々は彼らの望み通り奴隷(彼ら風に言えば奴婢)にされてしまう」ぐらいの危機感を全ての日本国民が共有し,この危機感を否定しようとする政治家は選挙で落選させて排除し,同じく否定しようとするマスゴミやそこで跋扈するタレントらは利用せず,スポンサー企業に電凸してブラウン管(本当は「液晶ディスプレイ」ですが)から排除する活動を国民運動として行わねばなりません.

      追伸:
      韓国での巨額の債務問題と言えば家計に関するのが有名ですが,ちょうど今日,楽韓WEBさんは韓国内の自営業者の抱える債務…韓国の経済統計において家計債務にも企業債務にも計上されていないとか…も文政権の経済大失策&中華コロナ禍の結果として急激に膨れ上がって巨額になり家計以上に間もなく破裂しそうだという話題が解説されていますので,家計債務問題に関心のある方々は今日の楽韓さんの記事も御覧になられると興味深く読めるでしょう.

  7. より:

    そもそも「為替市場介入の原資としたいので、通貨スワップを結んでください」などという申し出を受け入れてくれる国などあるはずもなく。……ああ、30年前の日本ならば受けてくれたかもしれませんね。でも、今は流石に無理でしょう。

    様々な経済指標から見ても、韓国がもはや発展途上国ではないことは明白です。ならば、まずは自力で対処するのが筋というものです。もっとも、有史以来自力で何かを解決したことのない国からすれば、自力解決というのはそもそも思いつきもしないのでしょうが。

  8. 普通の日本人 より:

    まるで我が家の小学一年生
    自分の事だけ

    1. お節介太郎 より:

      我家の小学一年生に失礼かと存じますが…

  9. 世相マンボウ_ より:

    この手の韓流メディアと
    そのお仲間の
    『スワップが必要ニダ』?の
    呆れた主張を真に受ける前に
    日本のメディアも言及しない
    今のアジアの経済セーフティーネット
    の存在を知っておく必要があります。

    外貨準備高水増しバレた
    韓国さんが引き金引いて
    顰蹙かったアジア通貨危機のあと、
    今では対策として
    相対スワップの発展形である
    CMI(チェンマイ・イニシアティブ)という
    セーフティーネットが用意されてます。
    通貨崩壊危機の国は、
    生ポの国際版とも言えるCMIで
    救済されるのですが、ただし、
    不正利用やモラハラ防ぐため
    IMFの監督下が条件です。
    韓国さんが今窮地なら
    国際生ポであるCMIを
    受ければいいだけです。

    ただし、
    サラ金返済困ったけど見栄を張っての
    ロレックスベンツは売らないで
    いわば米国や日本のプラチナカードと
    いつ停止になるかわからない
    脆弱通貨ウォンカードとを
    交換しておくべきだ(笑)などという
    スワップなどはあたりまえにアウトです。

    韓國さんは自らがG8だの
    先進国だの言ってるように
    見栄を張って 
    サムスンやヒュンダイがしている
    身の丈にあわない海外投資を売り払って
    自分たちのかねで
    自国のウォン防衛をするべきで
    韓国の見栄を張った浪費を
    他国を騙して払わせようとするような
    スワップ?などは どど厚かましいわ(笑)と
    鼻で笑い飛ばしてあげるのが
    正しい対応なのです。

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