立憲民主党の議長・内閣不信任案、他の野党から不評

立憲民主党はまず自分たちが信任されることを目指すべきでは?

やっぱり立憲民主党は立憲民主党だったのでしょうか。週刊誌が報じたスキャンダルをもとにした議長の不信任案、さらには「見せ場作り」のための内閣不信任案を巡って、他の主要野党からは冷ややかな反応を喰らっているようです。自民党内には今回の参院選の苦戦を懸念する意見もあるのですが、それ以上に、スキャンダル追及を仕事だと思っている政党には「最大野党」ではなくなってほしいというのが、偽らざる個人的感想でもあります。

衆院選で自民党は安泰?それとも…

もうすぐ参議院議員通常選挙が行われます。

報道等によれば、選挙は6月22日に公示され、投開票は7月10日に行われる方向で、与党内で日程調整が進められているそうです。ということは、公示まであと2週間しか残されていない、というわけです。

今回の選挙では2016年の当選議員(121議席分)の改選が行われるのですが、2018年に参議院の定数が6議席増えたことから、前回(2019年)に引き続き、今回(2022年)も124議席が競われることになります。

こうしたなか、少なくとも各種世論調査で見る限りは、自民党は安泰です。

各メディアの世論調査でも自民党は他党と比べて圧倒的に高い支持率を誇っていますし、今夏の参院選の比例区でも「自民党に投票する」と答えた割合は、今月の読売新聞調査では45%にも達しています(『参院選直前「立憲脱糞疑惑」の「こうかはばつぐんだ」』等参照)。

ただし、選挙はふたを開けてみなければ結果がわかりませんし、『和田政宗議員、「岩盤支持層の離反で自民苦戦」を予想』でも述べたとおり、実際に自民党の和田政宗参議院議員は「自民党は苦戦する」との危機感を示しています。

このため、現段階で選挙結果を軽々に予想することには、慎重であるべきでしょう。

立憲民主党巡るネット空間における悪評の数々

ただ、和田氏自身は立憲民主党が日本共産党との選挙協力で自民党に競り勝つという展開を懸念しているフシもあるのですが、個人的には、現在の立憲民主党がそこまで躍進するとも思えません。インターネット、とりわけツイッターなどのSNS界隈では、立憲民主党の評判が悪すぎるからです。

とくにここ数週間に関していえば、立憲民主党を巡って、「AV禁止党」だ、「脱糞民主党」だ、などと揶揄する意見も多数出てきています(その理由については、本稿では敢えて繰り返しません)。立憲民主党自身のこれまでの言動がもたらした現象と見るべきでしょう。

とりわけ、先日の『泉健太氏が誤って「#立憲民主党いらない」とツイート』でも報告しましたが、立憲民主党の泉健太代表ご自身が(おそらくサジェスト機能の影響もあって)思わず誤ツイートする程度には、ツイッター界隈では立憲民主党に対し、悪評がプンプン、といったところなのでしょう。

他党も冷ややか:2つの不信任決議案

こうしたなか、公示が迫る参院選に向け、なんとか「見せ場」を作ろうとしているのでしょうか、立憲民主党は7日の細田博之衆院議長に対する不信任案に続き、8日には内閣不信任案を提出しました。

ただ、これに関しては時事通信ですら、「迷走の末の提出」、「他党も冷ややか」などと指摘しているほどです。

不信任案提出、立民迷走の末 他党冷ややか、漂う孤立感

―――2022年06月09日07時09分付 時事通信より

時事通信はこの2つの不信任案を巡り、「賛同会派を増やせず、提出のタイミングも当初想定からずれるなど対応は迷走」、「岸田政権との対決機運を盛り上げられない立民に対する他の野党は冷ややかで、孤立感も漂っている」、などとしていますが、これもそのとおりでしょう。

ガソリン税引き下げや原発再稼働などに向けた検討が遅々として進まない岸田政権に対しては、本来ならばツッコミどころも数多くあるはずなのですが、残念ながら立憲民主党がこれらの「ツッコミどころ」に適切に反応しているようにも思えないのです。

ちなみに時事通信の記事はなかなかに強烈で、「当初は今月7日に提出して内閣不信任案につなげていく段取りを描いていたが、党内から『細田氏のセクハラ疑惑に関する週刊文春の続報を待つべきだ』との声が出ていったん保留」した、などとする記述もあります。

週刊誌片手に議長不信任案とは、なかなかに立憲民主党らしい対応と言わざるを得ません。

また、今回の不信任案を巡っては、「茶番には乗れない」(日本維新の会幹部)、「戦ってこなかったのにけんかのふりはやめてほしい」(れいわ新選組の山本太郎代表)など、野党間でも冷ややかな反応が目立つそうです。

泉健太氏辞任?それとも立憲民主党解党?

いずれにせよ、今回の不信任案については否決される可能性が極めて濃厚ですが、これについて泉氏自身がどう責任を取るのか、気になるところです。

この点、時事通信は、参院選が近づいても党勢回復の兆しが見えないなか、党内の「不満の矛先は泉氏に向かっている」と指摘。リベラル系の党内最大勢力「サンクチュアリ」が今月に入って開いた会合で、出席者が「次の衆院選は『枝野幸男代表』で戦うべきだ」と主張すると、「満場の拍手に包まれた」、などとしています。

やはり、このように考えていくと、参院選後に泉代表の辞任、あるいは立憲民主党の再分裂など、政界「再々々々々々々々編」の動きは避けられないのかもしれません(それにしても野党はアメーバのように分裂と野合を繰り返していますね)。

もっとも、歴史に「IF」はないといわれますが、もしも現在の政権を保持しているのが岸田文雄首相ではなく、安倍晋三総理だったとしたら、どういう対応が考えられるでしょうか。

想像するに、これを機に「憲法改正」を政権公約に掲げ、衆院解散総選挙を決断し、衆参同日選に持ち込んでいたのではないでしょうか。

現在の情勢だと、少なくとも自民党が立憲民主党に敗北するという可能性は非常に低く、いわゆる「改憲に否定的ではない勢力」(たとえば自民党、日本維新の会、国民民主党など)が衆院で3分の2を占めたうえ、自民党が参院でもそこそこの勝利を収める可能性が高いからです。

(※ただし、和田政宗氏は現在の情勢を楽観視していないようですが、この点についてはとりあえず脇に置きます。)

💩 💩 💩 💩 💩 💩 💩 💩

なお、現時点における報道で読む限りは、岸田首相が解散総選挙を決断したという話題は出ていません。

まぁ、当たり前でしょう。

もっとも、正直な感想を申し上げるなら、立憲民主党が出した不信任案自体、間接的には立憲民主党自身に対する不信任案のようなものとして機能しているのかもしれません。有権者の「泉健太体制」に対する有権者による最初の審判が、もうすぐ下されるからです。

果たして立憲民主党自身、有権者から「信任」されるような仕事をしてきたと、自信をもって胸を張ることができるのでしょうか。

翻って、「週刊誌片手にスキャンダル追及」を仕事だと勘違いしている政党が最大野党である、という状況については、早急に改善されなければならないことは間違いありません。

よって、来月の参院選に加え、遅くとも3年後には行われるであろう次期衆院選も含め、本当に見識が問われているのは、ほかならぬ私たち有権者であることは間違いありません。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

このエントリーをはてなブックマークに追加    

読者コメント一覧

  1. トシ より:

    現在の立憲の主なグループは

    ・旧国民からの立憲への合流組(中道)
    ・立憲を立ち上げした組(極左)
    ・力の衰退が目立つとはいえ小沢一派

    泉の最大のミスは代表戦で小沢の力を借りたのに、以降ないがしろにしたこと。

    これで中道 vs 極左・小沢 の図式が成立した。

    今年の立憲は地方選挙で惨敗が続いている。
    沖縄4市も全敗で保守分裂も立憲が付いたほうが負け。

    あまりにふがいないが、これは極左・小沢によるサボタージュがうかがわれる。
    地方選と参院選を持って泉・中道を葬り去る算段だ。

    立憲内の「内ゲバ」は極左による勝利に終わりそうだ。

    その後はどうするのか?

    立憲を見捨てず「シン・リッケン」として再生を目指すか?
    立憲を見捨てお得意のロンダリングによる新党旗揚げを目指すか?

    選挙前から極左の動向がここまで気になるのは、最近では珍しいことだ。

    1. 世相マンボウ* より:

      ≫その後はどうするのか?
      ですが、
      閉店そのままで新装開店の
      「シン・リッケン」では
      見透かされてしまいます。
      過去を超える意欲を示す、
      超リッケン でないと
      いけません。

      イメージキャラクター兼
      日本非難指導と名誉党首には
      中国の「チョーリッケン」
      (趙立堅報道官さん)に
      お願いされてはいかがでしょう。

      1. 世相マンボウ、 より:

        日本の友好政党への
        応援期待の声があがる(?)
        趙立堅 中国報道官さん
        https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%99%E7%AB%8B%E5%A0%85

        リンク先:フリー百科事典ウィキペディア

    2. 匿名 より:

      「朴李兼民腫党」で結構です。

    3. nanashi より:

      トシ さま

      茶請け様のブログ「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」でも述べられていますが、泉健太は小沢一郎の一派を取り込めなければ代表になれなかったとも言われています。
      泉健太が代表に選ばれれば、小沢一郎を幹事長として抜擢するようにとも釘を刺されていたそうです。
      しかし、泉健太は反小沢系の議員から「小沢を幹事長にすることやめて欲しい」と言われた為、小沢に対しての返事を躊躇した挙げ句、ジェンダーフリーを強調したいが為に西村智奈美(米山隆一の秘書で、元衆議院議員の本多正直の妻)を幹事長に抜擢したそうです。
      裏切られた小沢一派が泉健太を見限ったことは言うまでもありません。

      1. トシ より:

        nanashiさま

        立憲の内ゲバにはもう一つの構図があって
        それはラディカル・フェミニスト vs フェミニスト、その他

        本多正直は文春砲で自分の発言はラフェミにより捏造されたものとし、議員辞職も党内抗争の余波により仕組まれたという認識を示す。

        塩村の「AV救済法」の後に堤の「AV禁止法」
        これも塩村にとって寝耳に水で、自分の後に意図的にやられた挙句自分の発言とされた、として党内のガバナンスが効いていないことを暴露した。

        ラフェミには一部立憲、共産、れいわが共鳴しているが、左派の中でも眉をひそめる者や反対者も多くいる。

        ジェンダーを掲げる左派にとってラフェミの暴走は命取りになりかねない。
        ややマニアックですがw このあたりの推移も注視していく必要があります。

        1. nanashi より:

          トシ 様

          場外乱闘になりますが、室井佑月(米山隆一の妻)VSフェミ左翼(北原みのり、石川優実、仁藤夢乃など)というのがあります。
          米山隆一といえば新潟県知事時代にハッピーメール事件という性的スキャンダルで辞職に追い込まれましたが、フェミサヨは米山氏を許しておらず、米山氏だけではなく、妻となった室井佑月までも攻撃の対象としています。
          それに室井佑月がブチ切れて、今に到っています。

          1. トシ より:

            nanashi さま

            そんなこともありましたねw
            あの時は毎日ツイッターに釘付けになりました。

            今現在は休戦となっているようですがいつ再燃するかわかりません。
            室井はアエラでラフェミに苦言を呈していましたしね。

            立憲(左派)が主要テーマに掲げるジェンダー。
            それを推進するフェミは穏健派から過激派、急進派、原理主義者まで様々な種類が存在しています。
            当然に彼女らが1つに収まることはできず、左派の「お家芸」たる内ゲバに発展するのは自然の道理であります。

            左派がジェンダーを掲げるが故の矛盾。
            フェミによる内ゲバ、暴走により左派が決定的に弱体化していく未来を想像します。

            やはり左派の未来は暗いと言わざるを得ません。

    4. バシラス・アンシラシスは土壌常在菌 より:

      立憲民主党は野党合同して、「共に民主党」を結成しないのかな?

  2. カズ より:

    >他党も冷ややか

    彼らのやらかしの結果なのだとしたら、「こうかはばつぐん」だったのでしょうね。

    アンチの受け皿どころか、
    ゥンチの受け皿と化したんですものね・・。

    1. 新宿会計士 より:

      だれがうまいこと言えと(ry

    2. 匿名 より:

      不覚にも吹いたw

    3. 小童爺 より:

      立憲民主党は韓国の前政権と共感するところが多くて「韓国と朝鮮を一軸と考えた東アジアの戦略」を練っていたかも知れません。

      結局件の「受け皿」も効果的な「イチジク韓朝戦略」の結論かも知れません。

    4. 匿名 より:

      Wizardry好きな立場からいえば「いしのなかにいる」。
      ではないかと。

  3. G より:

    自民党の参院選警戒論は単なる陣営引き締めだと思いますよ。最後まで危機感をもってやらないと陣営が緩んで力を出し切れません。選挙参謀たちはそれを最も恐れるので、それなりの説得力ある資料を出して危機を訴えるのです。

    立憲民主党の今回の不信任案はやらなかった方がよかったレベルの失策だと思います。今回解散ダブル選とならなかったことで、一気に立憲民主党が崩壊することはないにしろ、現執行部の引責退陣は確定かなと私は思っています。

    やっぱり私は解散と衆院選は近いと思っています。争点は憲法、、、ではなく原発再稼働です。日本という国が国際的地位を復活するために必要です。まず、何もしない岸田さんを辞任させ、原発再稼働を明確に謳う方を総理に迎えて解散!圧倒的な勝利のもと、変な審査で先送りされてる部分を政治判断で取り払って再稼働。その勝利の余勢で憲法改正と自衛隊予算の大幅増を実現。
    安倍総理の再々登板か高市さん。

    日本が決断できる国に変われば日本は絶対再浮上します。

  4. 元ジェネラリスト より:

    こんな報道が出てしまえば、実力も人脈もない泉氏は終わったようなもんですね。

    泉氏は・・・党内に気を遣いまくってましたよね。
    議員に不祥事や失言があっても庇いまくって、本音では言いたいことがあるのに言わずにストレスを貯めて。
    そういう行動が立憲の支持率上昇の役に立つはずもなく。(笑)
    とても小さかった。

    結局、選挙で勝てなきゃハシゴを外されるんだから、捨てるもん捨てて支持率上昇に賭ければよかったんですよ。どうせロクな未来はないのだし。どんな未来を描いていたのやら。
    決断はタイミングが大事だけど、今の与野党第一党の党首はその力が今ひとつに感じます。

    昔、日銀が「too little, too late」と散々言われていたのを思い出しました。

  5. はにわファクトリー より:

    >衆院解散総選挙を決断し、衆参同日選に持ち込む

    すかっとしますわー。そうならないのが残念です。

    右傾などとのソシリは甘受しましょう、「良識」を騙る勢力からは。
    破壊と侵略を止めることの出来ないこの期に及んで、何が、どれが20世紀の呪いか、精査するタイミングではないでしょうか。

  6. 引きこもり中年 より:

    みなさんにお尋ねします。
    立憲としては、「自公政権 VS 野党」という構図にしたかったのが、「立憲+α VS その他の政党」という構図になった、という理解で正しいでしょうか。
    蛇足ですが、立憲は、次期参議院選挙で 対立軸を何にするのでしょうか。

  7. クロワッサン より:

    >立憲民主党はまず自分たちが信任されることを目指すべきでは?

    日本を上回る他者からの評価を得るよりも、日本の足を引っ張ったり脳内勝利したりする事で日本を上回ろうとする某隣国と同じメンタルな脱糞泉主党だから、目指す筈がないですね!

  8. 匿名 より:

    >スキャンダル追及を仕事だと思っている政党には「最大野党」
    >ではなくなってほしいというのが、偽らざる個人的感想でも
    あります。

    二位ではダメなんでしょうか?

    1. 匿名 より:

      野党第2党でもいいのかもしれませんが、
      小選挙区で2番じゃダメですね。

      いずれにせよ野党第一党は常に存在するわけで、
      そのポジション争いは勝手にやってもらったらいいんじゃないでしょうか。

      民主党(立憲とか国民とか)は自らの震災当時の政権総括してませんし、
      立民がつるんでる共産党も過去の総括していません。
      似たもの同士。
      いずれどちらも恒例の内ゲバな話題性頼りになるんでないですかね。
      勝手に自滅するように放っておいてシカトするのが良いんでないかと。

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。

※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。

当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
関連記事・スポンサーリンク・広告