一筋縄ではいかない「尹錫悦政権下での米韓関係改善」

尹錫悦政権は日本を「テコ」にして「米韓関係」の改善を図るのではないか――。これは、韓国ウォッチングをしていれば自然に気付くアイデアです。日本ではあまり認識されていませんが、じつは、韓国は現在、米国との関係を早急に建て直さねばならない状況に追い込まれています。しかし、韓国が米国を必要とするほど、米国は韓国を必要としていません。

尹錫悦政権の前途

抽象的過ぎる、尹錫悦氏の就任演説

昨日は尹錫悦(いん・しゃくえつ)韓国大統領の就任式が行われました。

尹錫悦氏の就任演説の内容については、韓国大統領府ウェブサイトにアップロードされているほか、当ウェブサイトでも昨晩の『【資料】尹錫悦大統領・演説全訳』でも収録していますので、もしお暇なら、是非とも全文を読んでみてください。

ただし、あらかじめ申し上げておきますが、正直、「抽象的過ぎて、何が言いたいのかよくわからない」と思われる方が多いと思います。

著者なりに可能な限り要約してみると、尹錫悦氏が言いたいことは、おそらく、「韓国は自由・民主主義国なのだから、自由・民主主義を大切にしよう」、「他の自由・民主主義国とも連携しよう」、ということなのだとは思います。

ただ、尹錫悦氏がそう主張するのならば、ひとつ解せない部分があります。それは、韓国にとって最も重要な同盟国である米国、あるいは「自由、民主主義、法の支配、人権」を国家的な価値として掲げる日本との連携には、一切言及されていない点です。

その理由についてもよくわかりませんが、もしかして、尹錫悦氏なりに中国とのバランスを重視した、ということなのかもしれません。というのも、尹錫悦氏の演説に出てきた具体的な国は、(冒頭の外国賓客への挨拶を除けば)北朝鮮くらいなものであり、米国はおろか、日本も中国もロシアもウクライナも出てきません。

いずれにせよ、この非常に抽象的な演説をパッと読んで、尹錫悦氏が韓国という国をどう導こうとしているのか、今回の演説だけですっきりと理解できたという人がいらっしゃるならば、その人は大変に優れた読解力をお持ちなのだと思う次第です。

前途多難な尹錫悦政権

なお、現在の韓国が抱えている課題については、韓国メディア『朝鮮日報』(日本語版)に昨日掲載されていた、次の「社説」が参考になるかもしれません。

【5月10日付社説】最悪の政治・経済・安保状況下で船出する尹錫悦政権

―――2022/05/10 10:40付 朝鮮日報日本語版より

韓国の政治、経済、安保状況が「最悪」だ、という言い方は、裏を返せば「韓国の政治、経済、安保状況を最悪にしたのは、文在寅(ぶん・ざいいん)前大統領だ」、というのが朝鮮日報の社説の主張内容でもあります。

ただ、普段、韓国メディアの主張には賛同できないことが多いのですが、今回の朝鮮日報の主張内容には、個人的には深く賛同できます。

経済的には不動産バブル、過大債務問題が発生するなかで米FRBの金融引締めに伴う通貨安に直面しており、外交的には日米中北のすべてとの関係が壊れており、さらに国内政治としては、尹錫悦政権の支持母体である「国民の力」が国会で少数政党であるという状況があるからです。

こうした困難な状況下で、「物価高を抑制し、金融市場を安定させ、規制緩和と民間企業中心の革新成長によって雇用を拡大し、民間に不動産を円滑に供給し、過度な税金を抑えると同時に住宅価格が再び高騰しないよう阻止する」…ことなどが必要だ、というのが朝鮮日報の主張でしょう。

前途多難な対米外交

日韓の違い:現在の韓国の方がはるかに困難

そういえば、文在寅政権の5年が終わったばかりという現在の韓国の状況は、日本でいえば民主党政権の3年3ヵ月が終了し、安倍晋三総理が政権を引き継いだ2012年12月の状況と似てなくもありません。

当時の安倍総理は、鳩山由紀夫、菅直人、野田佳彦の3元首相が率いた民主党政権下でガタガタになった外交・内政などを建て直すのにかなり苦慮していましたが、一説によると鳩山由紀夫氏をうんと濃縮したような文在寅氏が5年間も政権を担ったことのマイナス影響は、とんでもないことでしょう。

この点、尹錫悦氏が真っ先にやるべきことは、安倍総理がやったことを参考にすべきかもしれません。日本の場合、安倍総理は就任すると、まずは日本にとって最も重要な同盟国である米国との信頼関係を再構築することに注力しました。

ただ、2012~13年当時の日本と異なり、現在の韓国の場合、米国との関係再構築は、さらに困難です。米国にとっての2013年ごろの日本とことなり、現在の韓国は、米国にとって必ずしも「必要な国」とは限らないからです。

そもそも米国が中国との対決姿勢を深めていることに加え、日本が主導する「自由で開かれたインド太平洋(a Free and Open Indo-Pacific)」や日米豪印「クアッド」の枠組みなどが成立し、さらには英米豪の「AUKUS」と呼ばれる枠組みも存在しています。

こうしたなかで、前任の文在寅政権のような「北朝鮮べったり」の姿勢は論外ですが、だからといって尹錫悦政権が米国との関係再構築に成功するものでしょうか。

外交を「朝貢関係」と勘違いする韓国

まだ文在寅政権のときは、米国側も、「あの政権だから仕方がないね」、と諦めていたフシがあるのですが、「保守政権」を自称する尹錫悦政権に対しては、要求水準がかなり高くなる可能性すらあります。

というよりも、日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏も指摘するとおり、韓国といえば、伝統的に中国の属国でもあります。『「李朝の世界観」:鈴置論考で考える「韓国の特殊性」』でも議論したとおり、鈴置氏は韓国が外交を「対等な関係」ではなく「朝貢関係」とみなしていると見抜いています

具体的には、米国が「対等な外交」を求めているのに対し、韓国は「朝貢国」として、何らかの「見返り」を求めている、というのが鈴置氏の指摘ですが、本当に慧眼と言わざるを得ません。

こうしたなか、鈴置氏が開発した「米中二股外交」という用語を思い出しておくのも有益かもしれません。というのも、韓国の米中二股外交が激しくなったのは、文在寅政権時代ではなく、どちらかといえば「保守政権」とされた朴槿恵政権時代のことだからです。

中国が主導する国際開発銀行である「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」に参加を決めたのも、習近平(しゅう・きんぺい)中国国家主席が主催する「抗日戦勝利70周年記念軍事パレード」に馳せ参じたのも、すべては朴槿恵元大統領の仕事です。

朴槿恵氏が2015年10月に訪米した際、当時のバラク・オバマ米大統領から徹底的に冷遇され、オバマ大統領主催の晩餐会は開催されず、ジョー・バイデン副大統領(※現大統領)主催の午餐会に「格下げ」されたのも、朴槿恵氏の自業自得でもあります。

結局、朴槿恵氏はバイデン副大統領の「仲立ち」のもとで、安倍晋三総理と2015年12月に日韓慰安婦合意を取り交わさざるを得ないところに追い込まれ、その後、2016年には「ろうそくデモ」で職権停止に追い込まれ、2017年3月には大統領職を罷免され、逮捕・拘束されてしまいました。

米国に袖にされた韓国が擦り寄るのは日本

こうした経緯を踏まえるならば、少なくとも米国が尹錫悦氏のことを、手放しで歓迎しているとも思えません。

いちおう、バイデン大統領は今月、韓国を訪問して尹錫悦大統領と会談する予定ではありますが、当初、東京を訪れて日米豪印「クアッド」首脳会合へのオブザーバー参加と日韓首脳会談開催を目論んでいたとされる尹錫悦氏にとっては、当てが外れた格好でもあるのでしょう。

そうなってくると、尹錫悦氏が日本を足掛かりにして、韓国の外交や内政を建て直そうとするのは当然の判断でもあります。こうしたなか、韓国メディアではさっそく、「韓日関係改善」に関する記事が出てきています。

尹大統領が林外相と面会 韓日関係改善に期待

―――2022.05.10 19:23付 聯合ニュース日本語版より

韓国メディア『聯合ニュース』(日本語版)によると、尹錫悦氏は10日、岸田文雄首相の特使として訪韓した林芳正外相から、岸田首相の親書を受け取ったそうです。正直、日本の首相が韓国大統領に宛てた親書が郵送で返送されたことがある相手国と、うかつに親書をやり取りすることはいかがなものかとおもいますが…。

それはともかくとして、尹錫悦氏は「岸田首相と両国関係改善のために共に努力していくことを期待している」、「早期に首相にお目にかかれることを期待する」などと述べたのだとか。

「きっかけは韓国が作れ」の表現が欠落してしまっている

一方で、外務省のウェブサイトの発表も確認しておきましょう。

林芳正外務大臣による尹錫悦韓国大統領への表敬

 現地時間5月10日午後2時頃から約30分間(日本時間同じ)、韓国大統領就任式に出席するため総理特使として韓国・ソウルを訪問中の林芳正外務大臣は、尹錫悦(ユン・ソンニョル)韓国大統領を表敬したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 林外務大臣から、尹大統領に大統領就任の祝意を伝えるとともに、岸田文雄内閣総理大臣の親書を手交しました。
  2. 林外務大臣から、ルールに基づく国際秩序が脅かされている現下の国際情勢において、日韓、日韓米の戦略的連携がこれほど必要な時はなく、日韓関係の改善は待ったなしである旨述べました。
  3. また、林外務大臣から、1965年の国交正常化以来築いてきた日韓の友好協力関係の基盤に基づき日韓関係を発展させていく必要があり、そのためには旧朝鮮半島出身労働者問題を始めとする日韓間の懸案の解決が必要である旨述べました。
  4. これに対し、尹大統領から、日韓関係を重視しており、関係改善に向けて共に協力していきたい旨述べるとともに、今後、緊密に意思疎通を行っていきたいとの発言がありました。

―――2022/05/10付 外務省HPより

外務省によると、林外相は「ルールに基づく国際秩序が脅かされている」状況で、日韓関係改善は「待ったなし」であるとしつつも、自称元徴用工問題をはじめとする日韓間の諸懸案の解決が必要である、などと述べたのだそうです。

相変わらず、「関係改善のきっかけは韓国が作らなければならない」とする、菅義偉総理の発言を、すっかりと忘れてしまっているのは気がかりです。その意味で、やはり「岸田-林」コンビの対韓外交は、見ていて不安感がないといえばウソになるでしょう。

大変うまいたとえ話

さて、「日韓諸懸案を巡って、なにかうまいたとえ話がないものか」と思っていたところ、『日韓諸懸案は「日韓の問題」ではなく「韓国の問題」だ』にいただいた匿名のコメント主様からの大変優れたコメントを発見しましたので、これに基づいて、こんなたとえ話を作ってみました。

  • 信号を守って停車中のJさんの車にKさんの車が追突した
  • KさんはJさんに「お互い歩み寄りましょう」と持ちかけたので、JさんがKさんの話しを聞くと、どうやら「Jさんの保険で修理費を全部出してくれ」という話らしい
  • しかもKさんは警察や保険会社などに対しては、「Jさんが急にバックしてきたので事故になった」と大声で言っている

…。

ここで、「追突事故」を「日韓諸懸案」、「Jさん」を日本、「Kさん」を韓国、「警察や保険会社など」を世界に置き換えると、日韓関係の現状の説明としては、非常にわかりやすいでしょう。というのも、このように例えるならば、日本政府が何をしなければならないのかについても、明らかになるからです。

  • みんながいるところで『すみません』などと謝ったことが原因で、慰安婦問題は日本が悪者になってしまった過去の失敗を繰り返してはならない」。
  • 日本政府は、『ドラレコ』(国際法規範、国際的な条約・約束などに違反したのが韓国の側であるという客観的証拠)を世界にしっかり示して、事故の原因はすべて韓国にあるということを、世界に周知させなくてはならない」。

まったくそのとおりでしょう。

このたとえ、本当に秀逸です。

日韓諸懸案を巡っては、結局のところ、「韓国と」「密室ベースで」話をすることは絶対に避けなければなりません。ことに、岸田首相は外相時代の2015年、世界遺産登録と慰安婦合意で2回も韓国に騙された当事者でもあります。

昔から、「二度あることは三度ある」とも言いますし、「三度目の正直」とも言います。

果たして岸田首相には、どちらが当てはまるのでしょうか。

読者コメント一覧

  1. クロワッサン より:

    楽韓さんが取り上げてました。

    〈独自〉岸田首相、独首相にベルリンの慰安婦像撤去を要請
    2022/5/10 22:27
    https://www.sankei.com/article/20220510-MW2XXJQC6BLVBGIT4TOGB4LJF4/

    >慰安婦像の台座には「第二次大戦中、日本軍はアジア太平洋地域の無数の少女や女性を強制連行し、性奴隷にした」などと事実に反する記載がある。市民団体側は像の永続設置を目指し、ミッテ区議会などへのロビー活動を継続している。
    >外務省幹部は「事実に反する記載を放置するわけにはいかない。市民団体側の働きかけもあるので一筋縄にはいかないが、総力戦で撤去の実現を目指す」と語る。

    「歴史的事実を無視した正しい歴史認識」が生んだ対日ヘイトアクションですね。

    いわゆるナチスドイツによる悪行を希釈化したいドイツの心理は、やはり卑劣としか言いようがなく。

    1. クロワッサン より:

      下のコメントに関連して、日本が岸田総理からの政府レベルの要請をした事で、尹新大統領が韓国をまとめるのにドイツのミッテ区での売春婦像撤去への反対活動を用いるかもですね。

      今までは「市民団体がやった事」として距離を取ってきたと聞きますが。

      1. nanashi より:

        クロワッサンさま

        厄介なのはドイツの元首相に韓国人のと結婚した人がいて、その人が韓国の代弁者になっている事でしょう。
        その方は宇露戦争においてはロシアの代弁者となっているそうですが。

        シュレーダー氏「少女像」を忘れるな 長谷川良 ウィーン発 『コンフィデンシャル』
        http://blog.livedoor.jp/wien2006/archives/52330362.html

        1. クロワッサン より:

          nanashi さん

          記事ありがとうございます!

          シュレーダー氏が韓国人女性を後妻にし、「ドイツのハトヤマ」な状態なのは知ってましたが、プーチンの走狗にもなっちゃってるとは。。。

          下層民出身との事ですが、お金で買えない品性すらないようじゃ、名実共に最下層民出身の卑しい成金ってところですね。

  2. クロワッサン より:

    >経済的には不動産バブル、過大債務問題が発生するなかで米FRBの金融引締めに伴う通貨安に直面しており、外交的には日米中北のすべてとの関係が壊れており、さらに国内政治としては、尹錫悦政権の支持母体である「国民の力」が国会で少数政党であるという状況があるからです。

    国内政治の状況を「挙国一致」に持っていきたいのでしょうが、平時だと対北政策では先ず無理だから、結局は対日強硬姿勢で持っていこうとするかも。

    戦時になれば「挙国一致」に持っていけるのでしょうが、中国から攻められてもロクな抵抗をしそうにないし、精々がロシアによる侵略ですかね。

    日本が竹島を軍事力で取り戻そうとするのが韓国としては助かるのでしょうけど、国際法廷の場に持ち込めば先ず間違いなく勝てる日本が戦争という手段を選択する可能性は低いでしょうし。

    前途多難ですね。

    1. クロワッサン より:

      追突事故の例えは秀逸だと思います(*^_^)

      日本のドラレコ外交に対し、韓国は主に旧植民地の国家を対象に「良い植民地統治は無く、悪い植民地統治しかない」という外交を行い、日本との条約を破る事への支持を広げようとしそう。

      旧植民地国家らの感情面による韓国への指示もあり得る事から、日本は日帝統治を経験した台湾と韓国だけが先進国になっている結果からの「日帝統治の特殊性」を用い、韓国と旧植民地国家らの分断を狙えば良いのかな?

  3. 匿名 より:

    >日本の場合、安倍総理は就任すると、まずは日本にとって最も重要な同盟国である米国との信頼関係を再構築することに注力しました。

    靖国参拝のことですかね?でもまあ、当初は東南アジアや欧州に麻生さん甘利さんと手分けして駆け回っていたような印象が残ってます。FOIPの下書きですね。米国との関係改善は2014年のオーストラリア議会演説の後からってイメージですね。

    しかしまあ、韓国は日本をどう使おうというのか。THAAD配備の正常化や米韓演習再開に関して日本になんの関係が・・・ 何もできることはないと思うけど、一限の件で中国の矢面に日本を立たせるとか?米韓演習再開に日本を絡めたらますます中国を怒らせることになると思うけど。

  4. taku より:

    米国が、韓国新政権の誕生を歓迎しながらも、その行動を注視しているのは、ご指摘の通りでしょう。同盟は「ギブアンドテーク」が原則で、これまでの「安保は米国、経済は中国」というようなフリーライドが許される訳もありません。一方、中国も、就任式に王岐山を送り、THAAD問題に早くも釘をさしたようです。ムンジェインの「どちらにもいい顔」路線のツケを、ユンソクニョルは払わされるようです。米国側に明確に舵を切るのか、それとも選挙や国民情緒を言い訳に、現状維持で糊塗しようとするのか、米国は興味深く見守っていると思います。
    ところで、同様の関係が、日韓にも見られます。国家間の合意・条約を破るいうことは、たとえ過去に植民地にされた経緯があるとしても、到底許されることではありません。口では何とでも言えますが、選挙や国民情緒を言い訳に、現状維持ですまそうとしているのではないか、日本政府も日本国民も興味深く見守っています(私は信じていない)。

  5. G より:

    一応真面目に日韓関係修復について考察してみます。

    ご存知の通り日韓関係の懸案が山積していますが、それって基本国内問題を反日で誤魔化した結果だと分析できます。問題を日本のせいと押し付けてしまったがために、もし間違いに気づいたとしても撤回するには日本への謝罪が必要になってしまう。反日の韓国でそれは不可能。。。

    まずは第一歩として新たな「日本への押し付け」をしないことですね。前政権は全く頓着なく処理水やら佐渡金山やらどんどん増やしてましたが、まずはそれをやめること。日本に頼らない一人前の成熟国家への第一歩です。

    韓国って国としての成熟度合いがちょうど厨二病のお子さんレベルです。自分は実は特別な存在だと妄想しているあたりまさにドンピシャの厨二病くんです。周囲に揉まれて精神的にはしっかり成熟しているベトナムあたりから見れば「わー恥ずかしー。あれの真似しろって無茶」って思うでしょうね。

    慰安婦徴用工は100%の韓国譲歩でしか解決はありません。「日本も一部悪かったことにする」解決は、その後の新規案件を止められないので、日本にとって益がないだけでなく、韓国にとっても成熟する機会を逸します。

    そういうことが新大統領ができるかどうか。

    一応高々ゼロコンマ数パーセントの確率ですがあり得ると思ってます。一応まだ結果が出てないとは思っています。

  6. 元ジェネラリスト より:

    昨晩プライムに武藤元駐韓大使が出演していました。
    とても色ツヤがよく、とても明るく話していました。文在寅の頃と比べるととても元気になった気がしました。(産経黒田氏もそんな感じ)

    内容は、詰まるところは韓国には関係改善の意思があるのだから、日本も何もしないということではなく汲み取れ、的なもの。悪意なく心からそう言ってるようでした。

    ところが、慰安婦徴用工を韓国が問題解決できるかについては、難しいという認識(他の黒田氏、尹氏も)を持っていました。
    詰将棋の答えはわかっているのだけど、何かそれをひっくり返す魔法でも期待しているかのように聞こえました。
    保守派大統領の就任は、ないないづくしの日韓関係で出てきた最後の望み、というところでしょうか。

    長く韓国をやっている方々ですから、気持ちはわからないでもないですが、不必要に前のめりになった結果、韓国のゴネ得を許すことになれば、長い目で見た日韓関係にはマイナスだと思います。

    キッシーはこういう人たちの話を「聞いて」いるんだろうなと想像しました。

    1. 匿名 より:

      いま尹錫悦が潰れると
      揺り戻し効果で一気に親北反米国家になってしまう危険性を感じます
      敵国化が進む事態は避けたいでしょう

      外務省や武藤元次官の発言が甘く見えるのは
      なんとか尹錫悦が死なない程度にフォローしたいという魂胆だと思います
      仮に交渉が進むとしたら
      尹錫悦が国内の親中反米勢力を血祭にした後ですかねぇ

  7. 名無しの権兵衛 より:

     林外務大臣が尹錫悦大統領と会談し「日韓関係を発展させていくためには旧朝鮮半島出身労働者問題を始めとする日韓間の懸案の解決が必要である」旨発言しました。
     そこで、最大の懸案「自称元徴用工問題」の行方を予想してみました。
    ➀韓国国会で韓国大法院判決を無効化する法律が制定され、国際法違反状態を解消し解決する。
    ⇒野党「共に民主党」が6割近くを占める国会において可能性はほぼ0%。仮に2年後の総選挙で与党「国民の力」が過半数を獲得しても、強固な国民情緒を考えればほぼ不可能。
    ➁韓国政府が「日韓請求権協定」第3条の紛争解決手続きに同意し、手続きに従い解決する。
    ⇒強固な国民感情に反して、負けることが確実な手続きに韓国政府が同意する可能性はほぼ0%。
    ➂日本政府が譲歩する形で(例:財団設立方式)解決する。
    ⇒岸田政権が「日本政府の一貫した方針に基づき対処する」と表明しており、国民も許さないため、可能性はほぼ0%。
    ➃現在の状態が5年間継続し次期政権に丸投げされる。裁判所は政権に忖度し現金化を先送り。
    ⇒消去法的に、この可能性が最も高い。(ほぼ100%)
     この場合、心配されるのは、尹錫悦政権から「韓国の経済情勢が悪化してデフォルト危機に直面し、北朝鮮核開発問題への日米韓連携に支障をきたす恐れがあるので、日韓通貨スワップ協定を締結して支えて欲しい」と依頼された岸田首相が「ルールに基づく国際秩序が脅かされている現下の国際情勢を踏まえ、我が国の国益を考慮し、総合的判断により日韓通貨スワップ協定を締結することを決定した」などと言い出さないかということです。 

  8. マスオ より:

    > 尹錫悦氏が真っ先にやるべきことは、安倍総理がやったことを参考にすべきかもしれません。
    残念ながら、ルーピー鳩山を師としたようですので、期待は薄いんじゃないかと思いますw
    ・聯合ニュース
    https://jp.yna.co.kr/view/AJP20220509005800882

  9. 引きこもり中年 より:

    独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
    (そう自分に言い聞かせないと、韓国と同じく、自分は間違えない存在と自惚れそうなので)
    韓国は、日本を利用して米韓関係を改善するつもりのようですが、日本が韓国と(外交儀礼以上の)対話を再開するためには、米韓関係を改善して、アメリカからの口利きがあった場合だけではないでしょうか。
    蛇足ですが、韓国のことですから、中国やロシアからの口利きで、米韓関係を改善を図るかもしれません。確かに今後の展開では、そういう奇跡が起こらないとは限りません。
    駄文にて失礼しました。

  10. トシ より:

    韓国は国内の構造的問題により対日関係の改善ができない。
    それに加えて中国からの圧力があるから対米関係の改善はなおさらできない。

    ・環球時報が尹錫悦に3不の誓いを遵守するよう念を押す。
    ・元編集長は「韓国の動き次第で次のウクライナになる」と公然と脅迫。
    ・大統領就任式には大物の王岐山を送った。

    このよに中国は韓国の動きを牽制している。

    尹錫悦により対米関係が改善するならば
    THAAD追加配備、攻撃ミサイル配備、日米韓合同軍事演習、クアッド参加
    これらが当然のように求められる。

    こうなると中国は現在の「限韓令」を「禁韓令」に引き上げ。
    各種原材料の韓国への輸出を止め産業を壊滅させるだろう。

    去年、尿素水の輸出停止で韓国が大混乱したのは記憶に新しい。

    現在、上海ロックダウンによりコンテナの輸送が滞っている。
    これも現在の韓国の製造業に大きな影響を与えている(これは日本も同じ)

    韓国が中国依存度90%以上の物品は1800種になる。
    原材料の禁輸がどれだけ恐ろしいか韓国も理解しているだろう。

    韓国は技術を日本に握られる一方で原材料を中国に握られる。
    右を向けば原材料を止められ左を向けば技術を止められる。

    結局、尹錫悦は米中の間をウロウロオロオロだろう。
    そして長期的には韓国はやはり左に向いていくと思われる。

    こうしてみると日本の対韓関係の改善などまったく不要であると理解できる。

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