ワクチン接種回数とロシア支持に相関関係=カナダ調査

ワクチン接種回数が少ない人ほどロシアの主張に賛同するとの傾向が出てきたようです。『ニューズウィーク』に掲載された記事に紹介されていた、カナダのイーコス・リサーチが3月に実施した世論調査に基づけば、ロシアによるウクライナ侵攻に対する見解とワクチン接種回数の間には、明確な相関関係が見られたのだそうです。

ブチャ事件と火器管制レーダー照射事件の共通点とは?』で、「ブチャ事件を『ウクライナの陰謀』と主張する人と、火器管制レーダー照射事件を『低空威嚇飛行』と主張する人の思考パターンは、じつはそっくりではないか」、という点を議論しました。

ただ、これに関しては、もう少し広く、「ロシアの肩を持つ人は、たいていの場合、非科学的な言説を信じる傾向があるのではないか」、といった仮説にも結び付きます。

「アポロは月面に着陸していない」、「火星に人工の施設が建設されている」、「宇宙人は地球に到来している」、「血液型占いは当たる」、といった主張をする人たちと話をしていると、どうも共通した傾向を持っているのではないかと思わざるを得ないのです。

こうした「非科学的な態度」の典型例といえば、最近だと「反ワクチン」「反マスク」もそうではないかと思います。

当ウェブサイトにもごくまれにですが、「ワクチン接種を煽るな」、「mRNAワクチンは人体にとって危険だ」、といったコメントが付くこともあります(たいていの場合は当ウェブサイトの読者層を説得することができずに自然にフェードアウトしていきますが…)。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

こうしたなか、ニューズウィーク日本版のウェブサイトに昨日、こんな記事が掲載されていました。

コロナ・ワクチンを忌避する人とロシア支持する人との相関が示唆される──カナダの調査

―――2022年4月5日17時59分付 ニュースウィーク日本版より

記事ではカナダの調査会社イーコス・リサーチが3月に実施した世論調査に基づけば、新型コロナウィルスワクチンの接種回数とロシアへの支持に相関関係が存在することが判明した、とする話題です。調査の原文は “Public Attitudes to Ukraine Conflict by Vaccine Acceptance” で読むことができます。

気になってこの調査を読んでみると、これがまた大変に興味深いものです。

たとえば、「仮に国内の経済が減速し、物価が上昇することになるとしても、カナダはロシアに対してより厳格な制裁を科すべきである」という見解に賛成するかどうかを尋ねたところ、ワクチン接種回数に応じて賛成割合が明らかに変化するのです。

具体的には、ワクチンを3回以上接種した集団では「賛成」が82%に達している一方、ワクチン接種が2回に留まっている集団では「賛成」が50%・「反対」が33%、そしてワクチン接種を拒否している集団では「賛成」が18%、「反対」が75%にも達していたというのです。

また、「ロシア語話者がドンバス地域で受けていた抑圧を考えるならば、ロシアによるウクライナへの侵攻は正当化される」とする考え方については、もっと露骨です。

3回以上の集団だと88%が「反対」したそうですが、2回の集団だと「反対」の割合が63%に減り、接種を拒絶している集団では「反対」が27%に留まる一方で「賛成」が26%に達しているのだとか。

いろいろと考えさせられる内容だと思う次第です。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. りょうちん より:

    相関関係は因果関係を証明するものではないという臨床統計の常識は、知っておいて欲しいです。

    1. 引っ掛かったオタク@カケアシ危険 より:

      傾向が見える
      まででとどめおく…のも難しいかなあ、と
      まあなんというか情報なるべく単純化して取り込もうとしがちですし

    2. 古いほうの愛読者 より:

      その通りですが,この場合は因果関係を説明できそうな要因として「情報分析能力」が上げられると思います。つまり,賛否両方の見解を聞いたとき,どちらのほうがより確からしい情報を多く含んでいるか判断する能力です。この能力が極めて低い人は,しばしば「貧乏」だったり「反社会的」なこともあります。

      1. 千鳥 より:

        このスレッドの下の方、12:59のコメントにも書いたのですが、反露性向の高低とワクチン接種回数や接種志向性の間には因果関係はないでしょう。
        ただしご指摘のように、この二つの特性両方に関係する特性はあると思います(それが情報分析力なのか論理的思考力なのか血液型なのかはわかりませんが…)。
        相関や因果という言葉自体は日常会話でもよく出てきますが、こういった話題・文脈で(直接の/間接的な)因果関係という言葉を使うときには、よく注意したいですね。

    3. 匿名 より:

      >相関関係は因果関係を証明するものではない

      いやまったくその通り

      ワクチン接種率(2回目まで)Our World in Data より
       ロシア  50.6%
       ウクライナ 34.3%
      (中国  87.9%)

      「ワクチン接種率が高い方が、ロシアを支持する傾向」というデータとなりました。

      結論
       ワクチン接種回数が少ない人ほどロシアの主張に賛同するとの傾向、というデータは何の因果関係も証明しない。

      1. JJ朝日 より:

        国や地域ではなく、個人としての見解と接種率の関係が面白いね、ということ。
        「アベが~」、の方々の接種率や、「不自由展」の主催者の方々の接種率はどうなのかな、という興味本位が沸くなぁ、ということ。

        それはそうでしょう。

    4. kurisyu より:

      アイスクリームの売上と水難事故の件数は相関関係にあるが因果関係にない、という奴ですね。
      直接の因果関係は無いでしょうが、明確な相関関係にあるのであれば、何かしら間接的には関連性を持つと思われます。

    5. 千鳥 より:

      因果と相関は異なるものであることは知っておかなければならない、という話には全く同意ですが、そう書かれた意図は量りかねます。
      ブログ著者も研究者も、相関について述べているのであって因果には触れていません。
      「ワクチンを打てば打つほど反露になる」あるいは逆に「反露の性向になればなるほどワクチンを打つようになる」といった因果関係に当たるような文を書いてみると、なるほどこんな因果はありえないだろう…ということは、一目瞭然だと思います。
      おそらく著者・研究者の意図は第3因子や疑似相関に関するものではないでしょうか。
      反露性向やワクチン接種志向性の両方を高めるあるいは弱める特性が別にある、ということです。
      反露性向を強める(あるいは弱める)ことにも、ワクチン接種志向性を強める(あるいは弱める)ことにも繋がるような特性って何でしょうね、という話です。

      1. へちまはたわしのみに非ず より:

        千鳥 様

        コメントを拝読し昨日から抱いていた違和感を消化できました。
        名文の感謝に併せ素晴らしく透徹した論旨に賛辞をお送りいたします。

      2. 元ジェネラリスト より:

        私はこの記事を面白がっていたんですが、やむを得ない事情で接種できなかった人々が、気分を害するコメントにならないように気をつけねばと、私は思いました。

        1. 千鳥 より:

          元ジェネラリストさま
          第3因子となるような特性を考えるにしても、そういった様々な背景を持つ方がいることは十分考慮しなくてはならないですよね。
          どうもありがとうございます。

    6. より:

      ワクチン関係の論文を曲解し、ワクチンは有害で危険なんだと主張する有名なTWアカウントがあるんですが、この御仁がロシアを応援し始めたんです。
      なんか「繋がった」んですが、これは因果関係を示す具体例ですかね。

      1. 匿名2 より:

        千鳥様 現様

        元コメ匿名で書込みましたので匿名2として書込み、ご容赦下さい。

        >因果と相関は異なるものであることは知っておかなければならない、という
        >話には全く同意ですが、そう書かれた意図は量りかねます。

        反例になるかも怪しい反例を上げましたのは
        「自分たちの目を曇らせないための自戒として」です。

        新宿会計士さんが因果関係を述べていられないことは、その通りですが
        これは因果関係であると誤解しやすい事例と思いました。

        自戒の内容は
        「一見、因果関係を説明するようでいて、実はそうではない」データは
         「恣意的に探せば」いくらでも出すことが出来、
        ここで 「わかった!繋がった!」 と閃いてしまうのが危険

        己の心の中で「レッテル」が形成され、ああ、これもあのことね。と思考停止してしまうのが危険。

        「傾向」から導かれるのはあくまで「仮説」であり、「仮説」は「検証」がなされるまで間違いである可能性も高い。という自戒は常に必要で、

        単なる自戒を、会計士さん記事批判のように書いてしまいましたことは申し訳ございません。しかしながら出来れば皆様にも共有頂きたい自戒と思い書き込みました。

  2. 匿名 より:

    ロシアの最大の敵対国アメリカでブースター接種が伸び悩んでますが・・・
    収入や学歴での相関関係やら荒唐無稽な陰謀論やら・・・一部の反ワク者(迷惑者)はともかく
    非接種者を十把一絡げにマヌケ扱いするのはなんとも・・・

  3. 羊山羊 より:

    紙おむつを買う男性は同時にビールを買う傾向にあるという30年くらい前にデータマイニングという言葉と共に流行った伝説?の焼き直しですね。最近、結論ありきのレッテル貼りの根拠に利用されがちです。

  4. 元ジェネラリスト より:

    面白い相関だと思いました。

    論理的な議論によっても一切考えが変わらないような、陰謀論に染まる人は一定数いるのは、経験からもなんとなくわかります。
    理由は様々でしょうが(プロパガンダ、天邪鬼、謝ったら死ぬ病、マウント取り、低理解力、等々)、社会の世論形成に与える影響とか、民主国家では無視してもよいことと思いません。

    科学的な分析が進むことを私は期待します。

    1. 世相マンボウ . より:

      ちょっと別の見方をすれば、
      相関関係は、2つの別々の
      ものの関連性なのですが、
      日本の場合は単に主張している人が
      別物を装っているだけとも感じます。

      ならず者国家とは『友愛(?)』結びたい人と、
      ロシアの肩持つためウクライナを非難する人は、
      相関関係という別のものの関係性ではなく、
      豆鉄砲喰らったようなお顔についている
      同じひとつのお口でおっしゃっているようですから。

      1. 元ジェネラリスト より:

        私の最大の関心事は、相関の一部に含まれるであろう、その因果関係です。w

  5. 攻撃型原潜#$%〇X より:

    日本でも「憲法九条を支持するか」と「ロシア語話者がドンバス地域で受けていた抑圧を考えるならば、ロシアによるウクライナへの侵攻は正当化される」の世論調査をやってみたらどのような相関が現れるか知りたいです。

  6. 理系初老 より:

    おもしろそうに見える傾向も、岸田さんのために台無しです。基礎疾患持ちの初老でワクチン早く打ちたいロシア大嫌いの私でも、ようやく来週3回目です。1,2回目の菅さんの時は、私も私の家族もみんな早かったねーと感心しました。

  7. 205eleven より:

    鳥海不二夫東京大学教授も類似の分析をされておりました。
    ツイッター上でウクライナ政府をネオナチ政権だと拡散しているのは誰か
    https://news.yahoo.co.jp/byline/toriumifujio/20220307-00285312

    「ウクライナ政府はネオナチ」というロシアの主張に沿ったツイートを拡散しているアカウントを分析したところ,これらのアカウントは反ワクチン系のツイートも拡散しているアカウント群である、との事です。

    反ワクチンデマはロシアが煽ってたんじゃないかと疑ってしまうような結果ですね。
    他に、米大統領選挙陰謀論とも何らかの共通点があるのではないかと感じています。

    1. 匿名 より:

      >ちなみにクラスタBのアカウントもそこそこQアノン系を拡散していますが,クラスタBにはいわゆるネトウヨアカウントが多く含まれているようです.

      戦争反対を叫ぶネトウヨクラスタ、ウクライナはナチスだから侵略されても仕方ないという反ワククラスタ。なかなか味わい深いですね。

  8. ネリチャリ より:

    >「アポロは月面に着陸していない」

    月面から地球を撮った写真ないし映像がないので、人類の月面到達はアメリカの嘘だと思います。技術的に今でも不可能だと考えます。

    1. へちまはたわしのみに非ず より:

      ネリチャリ 様

      反ワクでありませんが昨年8月貴コメントはワクチン接種しないとの由でした。
      https://shinjukuacc.com/20210803-04/#comment-178596

      今回の人類月面到達否定説と併せ興味深く考えています。
      差し支えなければロシアの振る舞いの見解もお聞かせいただけないでしょうか。

    2. 千葉県在住 より:

      アどうせ信じないでしょうが、アポロ18号の時に撮られた写真があります。

      https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/122700576/?P=2

  9. 匿名 より:

    「客観的に観察されたとしても自身の信条に都合の悪い事実は無視する」のは割合普通な傾向だと思います。

  10. 匿名 より:

    ちょっと本題から離れますが、自国民に対する人命に関わらない、主に経済的な待遇を「日本の重大な戦争犯罪」とする東アジアの隣国はロシアの占領地域での民間人粛清を擁護しているようですな。

    1. 引っ掛かったオタク より:

      あー彼らベトナムでやらかしてるからデショ
      ベトナムへの謝罪と賠償はどーなっとるんかは知らんケド

      1. より:

        彼らは「永遠の被害者()」なので謝罪は要求してもする事は無いのですw

  11. 匿名 より:

    最近いっちゃってしまってるトルドー政権の太鼓持ちの可能性も

    1. 羊山羊 より:

      ・ワクチン接種義務反対運動であるフリーダムコンボイを武力で鎮圧したトルドー
      ・最近、EU議会で本人がいる前でクソミソに叩かれたトルドー
      ・ロシアと対立しているEU
      カオスですなあ

  12. 世相マンボウ . より:

    今回の記事はいつもにもまして
    知的好奇心をくすぐるチャレンジングで
    かつ有意義で本質・真理へのアプローチとして
    秀逸な考察だと賛同し、またこのような記事を
    公開していただいたことに感謝申し上げます

    記事にある相関関係は、
    検証するには実態把握が難しいかもとは思いますが
    およそその人達のプロファイリング像からは
    十分納得性のある考察の方向性だと感じます。

    一方で、
    ロシアの肩を持つ日本人(?)像はといえば、
    必ずしも記事のように純粋に
    その人の性質からと言うよりは
    実は表立っては言わない彼ら特有の
    屈折した考えの帰結のものが
    多いとも感じています。

    思い上がりの鬱憤から、
    実はお世話してもらっている
    多数派国民良識層に反感持つような人たちは、
    その支える日本社会と現在の
    国防において重要なパートナーである
    アメリカを『米帝』と呼んで敵とみなし、
    その敵の敵は味方との思考から、
    捏造元に日本をディスる半島も、
    戦争犯罪行為のプーチンさえも
    利用できる味方として動いてしまっている
    のだと彼ら集団の特性のプロファイリングから
    考えています。

    まだ正直にロシア支持を口にするなら
    いいのですが
    口先で『ウクライナ支持』を掲げながら
    それをネタにしての、
    実は日本の国防を危うくすることで
    悪しき隣国がウッシッシと喜ぶような
    偽りの『核兵器廃絶(?)』や
    虚構の『戦争反対(??)』に誘導する
    オウム真理教と同じ公安指定である
    日本共産党さんの主張などには
    多数派国民層は選挙結果であきらかなとおり
    騙される人は少ないのが救いではあるのですが
    その巧妙さ悪質さには注意が必要だと
    あらためて感じています。

    1. 匿名 より:

      反米または反日をこじらせた人がかかる病ですな。

  13. 元日本共産党員名無し より:

    日本より総じてワクチン接種に熱心で既に4回目接種を始めたと言う韓国が日本よりも反ロシアとは!

  14. ビトウ より:

     コメント失礼します。

     支那(共産党独裁国家)が武漢肺炎を世界にばらまき、コロナは只の風邪!存在しない!ワクチン危険!と支援する人達が居る。
     露(共産党独裁国家)の侵略と虐殺を黙認や応援する人達も居る。
     両国共に「国家の上に党が有るファシズム国家」でもある。
     帝国時代に日米共にコミンテルンにしてやられた。(ゾルゲ事件やルーズベルト政権)
     なんか気になるなぁ。怪しい。無自覚の応援者である馬鹿が増えるとスパイには快適ですね。

     露の侵略の口実が「非ナチ化(脱ファシズム)」なら、支那とやり合えばいいのに。

  15. バシラス・アンシラシスは土壌常在菌 より:

    こういう結果は国によって違うと思うけど
    アメリカの反ワクチン派はロシア嫌いが多そうなイメージ

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