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国際社会はそろそろ「ロシア解体」を議論し始めるべき

そろそろ「戦後処理」を議論しても良い局面かもしれません。国際法を無視し、武力で外国を侵略するような無法国家を、国連常任理事国の地位に留めておいてよいはずはありませんし、そのような国が核、生物・化学兵器といった大量破壊兵器を所持しているという状態は解消しなければなりません。その方法論には依然課題は多いとはいえ、ここらで「ロシア連邦解体」についても考えておくことは有益でしょう。

G20追放論

ロシアのG20追放にバイデン氏が言及

当ウェブサイトでは以前から、ロシアがG20から追放されるという可能性や、国連常任理事国から解任されるという可能性について、しばしば言及しています(たとえば、『G20が露追放できぬなら、いっそG7が脱退しては?』などもご参照ください)。

クレムリンの報道官は昨日、「G20諸国は独立した国の多国間フォーマットだ」としたうえで、米国で議論されている「ロシアG20追放論」を牽制しました。ただ、G20がロシアの追放で合意できないのであれば、考え様によっては、G7や豪州、EUなど、「基本的価値を共有している国」がG20の枠組みからいっせいに脱退する、というのも、選択肢としては「アリ」なのかもしれません。ウクライナ侵攻から1ヵ月が経過早いもので、2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻から、本日でちょうど1ヶ月が経過します。当初の観...
G20が露追放できぬなら、いっそG7が脱退しては? - 新宿会計士の政治経済評論

こうしたなか、米国のジョー・バイデン大統領は訪問先のブリュッセルで会見し、ロシアをG20から排除すべきかと尋ねられ、「私の答えはイエスだ」としつつ、他のG20参加国がこれに同意しない場合にはウクライナを会議に参加させるべきと述べたのだそうです。

Biden says he thinks Russia should be removed from G20

―――2022/03/25 03:33 GMT+9付 ロイターより

G20を解体し、G7に豪州、インド、南アの3ヵ国を加えるべき?

このあたり、当ウェブサイトでは何度か指摘しているとおり、G20自体、価値観を共有しない国も多数参加しています。

G20には、G7(日米英仏独伊加)と欧州連合(EU)だけでなく、アルゼンチン、豪州、ブラジル、中国、インド、インドネシア、韓国、メキシコ、ロシア、南アフリカ、サウジアラビア、トルコの各国がメンバーとして加わっています。

このなかで「自由、民主主義、基本的人権の尊重、法の支配」といった価値を共有している国といえば、G7とEUを除けばせいぜい豪州くらいなものであり、それ以外の各国は、どうも怪しいものです。

もちろん、中にはブラジル、インド、アルゼンチン、インドネシア、韓国、南アフリカのような、見た目は「民主主義国」っぽい国も混じってはいるのですが、これらの国々も本当の意味で我々G7諸国と基本的価値を共有しているとは言い難いかもしれません。

さらには、中国、サウジアラビアなどに関しては、明らかな独裁国家です。我々G7諸国ではなく、むしろロシアに近い立場にあります。

このように考えていくならば、個人的には「G20からロシアを追放する」のではなく、G7会合に豪州を加えた「新G8」を創設する、あるいはG7会合に毎回、豪州、インド、南アフリカの3ヵ国をオブザーバーとして招いて「G7プラス3」にする、といった方策の方が現実的ではないかと思う次第です。

ロシアのわかりやすい反応

ロシア政府高官「ロシアはG20追放で致命的影響を受けない」

もっとも、G20からのロシア追放論が出て来ることに関し、じつはこうした議論自体をロシアが嫌がっている可能性が出て来ました。

ロシア国営メディア『タス通信』(英語版)に昨日、こんな記事が掲載されていたからです。

Kremlin calls possible exclusion of Russia from G20 “not fatal”

―――2022/03/25 20:18付 タス通信英語版より

タス通信によると、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は25日、「G20という形式自体は重要だ」としつつも、「昨今の状況にかんがみ、ロシアがG20から追放されたとしてもロシア連邦にとっては『致命的』な影響をもたらさない」と述べたのだそうです。

タス通信はまた、このペスコフ氏の見解がバイデン大統領の「G20からのロシアの追放」という発言に対応したものだとして、「G20参加国の多くがロシアに対し経済戦争に入っているという状況のなかで、仮にロシアがG20から追放されたとして何か状況が変わるということはない」、などと述べたとしています。

正直、本当にわかりやすい国だと思ってしまいます。

わざわざ「わが国がG20から追放されても影響はないからね」、と強調するあたり、ロシアがG20からの追放を恐れている証拠でもあるからです。この「自分にとって都合が悪いことにわざわざ言及する」というのは、中国、北朝鮮、韓国などと共通しているように思えてなりません。

メドベージェフも「制裁でロシア政府はぐらつかない」

ちなみに「ロシアは自分の国にとって都合が悪いことにわざわざ言及する癖がある」という点は、ほかにもあります。ロシアのドミトリー・メドベージェフ前大統領(現・安全保障会議副議長)が昨日、西側諸国の制裁パッケージを巡って、「クレムリンがそれで動揺することはない」、などと述べているからです。

Western sanctions won’t sway Kremlin, says Russia’s former president Medvedev

―――2022/03/25 15:22 GMT+9付 ロイターより

メドベージェフ氏はロシアのRIA通信に対するインタビューで、「ロシア企業に対する西側の制裁がロシア政府に何らかの影響を与える可能性がある」と信じることは「愚かなことだ」としたうえで、西側諸国の制裁は当局に対する一般的な不満を引き起こすこともなく、ロシア社会を強化するだけだ、などと述べたのだそうです。

これも、本当にわかりやすい発言です。「全然困っていないからね!」と言いながらも、その実は大変に困っているという証拠だからです。

いずれにせよ、ロシア政府高官自身が「ロシアは西側諸国の制裁に困っていない」と主張しているわけですから、我々西側諸国としても遠慮なく、ロシアに対する制裁を継続させていただくべきでしょう。

ウクライナ側が勢力挽回?

さて、その一方で大変に残念なことに、現在でもウクライナでの戦闘は続いています。現地で多くの方が苦しんでいることは、本当に懸念される状況です。当ウェブサイトとしても、1人でも多くの方々の無事を祈らざるを得ません。

ただ、その一方で、英国防衛省の『インテリジェンス・アップデート』によれば、ここに来て、ウクライナ側がロシアを押し返す動きも見られているようです。

内容を日本語で要約すると、こんな具合です。

  • ウクライナの反撃に加え、伸び切っていたロシア軍の補給線が後退したこともあり、ウクライナはキーウの東35キロまでの地点の街や防御ポイントなどを再び確保することに成功した
  • ウクライナ軍は、ロシア軍をキーウからホストメル飛行場に向かって北西軸に沿って押し戻そうとし続ける可能性が高いとみられる
  • ウクライナ南部戦線では、ロシア軍は補給の問題とウクライナの抵抗によって進捗が鈍化しており、また、西のオデーサ方向を目指しているため、ムィコラーイウを回避しようとしている

…。

実際、現時点におけるロシアの占領地に関する地図を確認しても、戦線はここ数日、完全に膠着し切っているように見受けられます。

これらの情報が正しいのだとすると、ウクライナ側がかなり善戦していると考えて良いでしょう。

「戦後処理」と「ロシア解体」

ロシア側にますます不利になっていく

発表を行っているのが英国防衛省であるという点も踏まえると、現時点であまりこれらの発表を過信し過ぎるべきではありませんし、現時点で戦況を巡ってあまり楽観視すべきでもありません。

さらに、西側諸国のメディア、あるいはウクライナ政府の発表が100%完全に正しい、という前提を置いて物事を判断するのは、多少行き過ぎではあります。

ただ、この1ヵ月少々の動きを可能な限り客観的に見つめてみるならば、戦況はウクライナに対して有利だと断言することはできない反面、ロシアに対し非常に不利であることに関しては、間違いありません。

なぜなら、国際社会の対ロシア制裁の包囲網は日々強まっていますし、ウクライナに対するジャベリンを含めた武器供与も続いているからです。

これに加え、西側諸国ではインターネット空間を中心に、ロシアの敗北を願う声が毎日のように出てきているという点には注目したいと思います。民主主義国家群における「国際世論」を敵に回すと、どんな国であっても戦況は大きく不利になるからです。

今回の戦争、3月初旬の国連総会では、ロシアに対しウクライナからの無条件撤退を要求する決議が、141ヵ国という賛同で可決されています(『国連総会、ロシアにウクライナからの無条件撤退を要求』等参照)し、永世中立国であるスイスですら、対ロシア制裁に参加したほどです。

南アフリカメディア「アジアでは日本とニュージーランドが議論をリードした」国連総会でロシアのウクライナからの無条件撤退を求める決議が採択され、2014年3月のクリミア半島を巡る決議のときと比べ、賛同国が100ヵ国から141ヵ国に増える一方、反対国は11ヵ国から5ヵ国へ、棄権国も58ヵ国から35ヵ国へ、それぞれ減少しました。国連総会、ウクライナからの無条件撤退などを要求国連総会は現地時間2日、ロシアに対しウクライナからの無条件撤退などを求める決議を、賛成多数で採択しました。General Assembly resolution demands end...
国連総会、ロシアにウクライナからの無条件撤退を要求 - 新宿会計士の政治経済評論

ちなみに国連総会決議には法的拘束力はありませんが、国連加盟193ヵ国のうち4分の3近くに達する国が賛成したという「重み」には、格別なものがあります。決議案に反対した国がロシア以外にベラルーシ、北朝鮮、シリア、エリトリアだけだったというのも興味深いところです。

さらには、対ロシア経済制裁に参加していない中国が「反対票」ではなく「棄権」に回ったというのも重要です。中国も公然とロシアを支援した場合には、米国や欧州、日本などからの「セカンダリー・サンクション」が待っているという点を、なんとなく理解しているのかもしれません。

そろそろ「戦後処理」を考えるべき

いずれにせよ、戦争が長引けば長引くほど、ロシアにとって不利になります。戦費の問題、国際社会の経済・金融制裁がロシア経済を蝕むという問題もさることながら、ロシア軍の装備、「戦い方」などが、おそらくは西側各国の諜報機関に筒抜けになるかもしれないからです。

このように考えていくと、ロシアはウクライナ戦争で兵力に打撃を負っただけでなく、さまざまな情報を西側に知られてしまったという打撃もあったに違いありません。

そして、世界はそろそろこの戦争の「終結方法」について、考えるときが到来し始めています。

G7「ロシアの戦争犯罪・ICC捜査」の可能性に言及』でも述べたとおり、今回の戦争、ロシア側による国際法違反の疑いのある行為が非常に多く、戦後、ウラジミル・プーチン本人を犯罪者として裁く必要が出てくるかもしれません。

現地時間の24日、欧州・ブリュッセルで行われた緊急G7首脳会合の声明が、ホワイトハウスにアップロードされていました。ロシアに対し、「戦争犯罪」に関する国際刑事裁判所の調査に加え、やや具体性には欠けるものの、国際組織・国際フォーラムからのロシアの追放などに関する声明も盛り込まれています。大変長文のG7声明文ベルギー・ブリュッセルで現地時間の24日、「異例のトリプルサミット」(G7、NATO、EUの首脳会合)が行われました。ロイターによると、西側諸国はロシアの「野蛮さ」を非難する声明を出した、などと...
G7「ロシアの戦争犯罪・ICC捜査」の可能性に言及 - 新宿会計士の政治経済評論

場合によっては「ロシア連邦」という国家自体、解体され、非核化されたうえで国際社会の管理下に置くための議論をする必要もあるかもしれません。

もちろん、現在のロシアが核兵器・大量破壊兵器を所持しているという点を踏まえるならば、どうやってロシアを国際社会の管理下に置くかという問題はあるのですが、いずれにせよ、「G20からの追放」だけに留まらない可能性があるという点については、留意が必要ではないかと思う次第です。

新宿会計士:

View Comments (35)

  • 今週も露軍の中将(第49諸兵科連合軍司令官 将官7人目(含上級大佐(黒海艦隊副司令官)))戦死の模様
    まぁ、烏側広報だけど、まだ

  • いつも知的好奇心を刺激する記事の配信ありがとうございます。

    ロシア連邦の解体については当方は明確に反対します。

    ウクライナ問題は3つの正義があると思います。

    1つ目はウクライナの属国化を手始めに東欧、西欧と属領を拡大し首都モスクワの拡大版東ローマ帝国を目指すロシアの正義。

    2つ目はウクライナの干渉要因であるロシアを最終的に自国の領域にするウクライナの正義。

    3つ目は国境線を変更する事を嫌い、ウクライナが緩衝地帯国家として現状維持する事に価値を見いだす国際社会と地政学の正義。

    当方は日本がとる行動は3番目の正義に基づくべきと考えます。

    緩衝地帯の国家に周囲の大国が振り回された戦争として朝鮮戦争がありますが、国連軍が反撃して38度線に押し返した後に最初に38度線を超えたのは韓国軍です。
    以後は国連と中国は南北朝鮮に振り回されました。

    こういった「どさくさ紛れに国境線を変更して緩衝国家の一部勢力に利益を与える」事を周囲の国家は許してはなりません。

    ウクライナがミンスク合意の領域迄ロシア勢力を駆逐する迄は日本は協力するべきですが、それ以上の行為は許してはなりません。

    ロシアの復讐防止にPKFを駐屯する等に協力するのもありですが、現状維持を目的にするべきです。

    後は具体的な代案が無さ過ぎます。
    ロシア連邦解体後に何処がロシアなき力の真空を埋めるのでしょうか?
    アメリカですか?州を30位増やして(笑)。
    ウクライナですか?新たなロシアですよ(笑)。
    西欧を一本化できないNATOですか?
    それとも利敵行為ですが中国ですか?
    思いきって韓国ですか(笑)。

    現状維持が残念ですが1番現実的です。
    コレをロシアが過度に威信を失わず受け入れる方法を考えるのが大事と思いますがいかがでしょうか。

    以上です。駄文失礼しました。

  • ロシアの撤兵だけで、経済制裁をとめるなと日本は主張するべきです。
    全ての不法占拠の返還と連邦内国家の独立も主張すべき。
    連邦内国家には、ロシアから離反しなければ経済制裁は続くといい、ロシアが自ら民主化するまで、放っといたらいいのです。

  • 戦後の姿は私にはまだよく見えません。戦争の行方も大きく影響するでしょうし。不確定要素が多いんですよね。脳みそが動きません。

    今気になっているのは、戦闘終結の形です(和平か停戦かとか)。合意の中身によってはロシアへの締付けをかなり緩めざるを得なくなって、世界の変化も中途半端で有耶無耶になりそうな気がします。喉元すぎれば的な。
    問題棚上げを含む停戦なら、制裁は継続するしデカップリングも進むかなと。

    今後のロシアで言うと、プーチン亡き後のリーダー候補が見当たりません。現体制継続なら後継者はメドベージェフでしょうか。ヤツが発信を増やしているのは国内引き締めもあるでしょうが、プーチン後の後継者名乗り上げかとも思いました。体制変更ならめぼしい人物は思いつきません。

    やっぱり、ダラダラ書いちゃいました。

  • ウズベクスタンはロシアによるウクライナ侵攻へ明確に反対表明しています。モスクワの求心力は弱まることあっても強くなりはしません。「小さく弱くなっていくロシア」をみてスタン諸国のロシア離反は進むでしょう。「新しいユーラシア」構想に考えを巡らせておくことは重要と思います。

  • ロシアを甘く見過ぎている人がいる感じがします。私は会計士さんの考え方が好きです。ロシア皇帝専制の時代、プーシキンとかレールモントフとか自由を求める民衆・・的なイメージが強いロシアですが結果的に出てきたのはスターリンです。つまるところはあの国民性なのです。ロシア連邦の解体に反対など、とんでもない。殺らなければ殺られるのです。今、まだアメリカの力が残っているからそれができる可能性がある。だからこそあのドイツも腹をくくって殺る気でいる。ロシアは10%のエリートと90%の暗愚で凶暴な民衆からなる特異な国で、そのエリートも人類が守ってきた、人として侵すべからざる良心など一切もたない、己の欲望のためには手段を選ばない悪魔たちなのです。たとえばランダウなんていう人がいて、国家の犠牲になったなどと言う人がいますが、とんでもない。頭の中はスターリン以上にスターリンの人です。ロシア連邦の解体に反対などと甘い無責任なことを言う人がいますが、西側が一致団結できて成果を上げられたとしても最後の詰めができなければやらなかったも同然です。思うに親ロシアの左翼の人たちの頭の中身は田宮のプラモデルで埋まっている・・つまりT34やKV1戦車ようなロシアに憧れをもっているような人たちばかりなような気がします。そのような夢や憧れに付き合う気は毛頭ありません。

    • 匿名2様

      当方はロシア連邦の解体反対ですので当方のコメントにご意見頂いたとしてレスします。

      匿名2様>ロシア皇帝専制の時代、プーシキンとか(中略)結果的に出てきたのはスターリンです。

      その意見は当方も同意します。管理人様も数々の記事内で述べていますが、主権国家はそれぞれの文化、教育に基く行動様式を持つ故に他の国からは変えられないのです。プーチンを切っても次の指導者はプーチンの劣化版かスターリンの同類が出現するのです。
      ロシア連邦をロシア人を残して解体しても行動様式が同等の次世代リーダーが国際社会でならず者行為を行うのですよ。

      よってロシア連邦解体に当方はあまり意味を感じません。
      だから現状維持でリスクをマネージするのです。

      解体時に核兵器が管理できずに宗教的テロリストの手に渡るリスクの方がよっぽど危険ではないでしょうか。

      後、ドイツが殺るき云々書いていますが、

      要は「物理的に殺すことで民族絶滅」

      ですか?

      嘗て「ユダヤ人」と書かれた殺戮対象を「ロシア人」に代えて?

      まさか(笑)。ドイツ人は内心どうかはさておき建前ではそんな事は絶対に口に出しませんよ(笑)。

      貴殿や(仮にですが)ドイツ人が物理的にロシア人をこの世から排除を考えるならばロシア人は核兵器が持って貴殿もろとも日本人全てやドイツ人全てを抹殺する権利があると考えますよ。

      聯合国憲章敵国条項とはそういうモノです(笑)。

      そういったリスクを承知でロシア連邦を解体する事を主張する場合、当方は停めませんが、ロシア連邦解体で生じる力の真空をどこが埋めるかは意識して論じて下さい。

      それがパワーポリティクスの1丁目1番地ですので。

      以上です。駄文失礼しました。

  • ウクライナが100%白だとは思いませんが(たとえばパイプラインからガス抜き取り疑惑があります)、今回はロシア崩壊、解体まで行って欲しいですね。
    「大国」で「常任理事国」でも消える、という前例を作って欲しいです。
    中国はガクガクブルブル状態になるでしょう。

    • ウクライナに関してはアジア圏だけでもシナに戦艦を販売したり北朝鮮のミサイル開発、
      ミャンマーに爆撃機生産工場稼働と絶賛経済制裁中の独裁国家に武器を渡してる点はスルーされてますね
      ミャンマー軍は3〜4の勢力で内戦状態で自国民を痛めつけてる中そんなものを渡したところで
      白人でもキリスト教徒でもなければ世界は注目しませんし国内問題と一蹴されて終わり

      ミャンマーと北朝鮮はインターネット自体一般利用させず頻発に街を停電させたりビデオカメラとか
      撮影機材持ち歩くだけで警察の世話になるらしい?大変シンプルな検閲と情報規制が行われてるようです
      報道の自由とか人権ランキングでアフガンと共にランキングが急降下したせいで北朝鮮が2ランクアップするくらい

  • ロシア自体がクリミア含む22の「国」の集合体でウラル山脈以降は採算性が怪しいのと人種や言語、宗教(キリスト教徒も6割もいない)も違うので
    KGBの綿糸を受け継ぎ歴史の反省をせず今回開戦して醜態わや露わにしたFSB他諜報機関の解体、独立宣言という形で21は多すぎても最低限5分割くらいするべし
    カリーニングラードとクリミア半島、ジョージア、北方領土の返還は最低条件では?

    元々肌が白くてベビーフェイスなだけで勝手にソ連という形で強奪した周辺「兄弟国」の文化に至るまで掠め取って
    大嫌いなはずの欧米の西側諸国に擦り寄り寄生、神聖王侯貴族同士で結婚し勝手にビザンツ帝国の後継者名乗ってた中世は元より
    現代でもオリガルヒ含め不正蓄財で作られたダーチャ(別荘)やクルーザー、爵位とかスラブ要素ほぼ感じられず
    凄まじい欧米コンプレックス丸出しなのでアメリカも引き取り拒否すると思います。まじで白いコリアンですよ

  • 独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
    (そう自分に言い聞かせないと、素人が舞い上がってしまうので)
    もし、ロシアの解体を議論されるようになったら、中国がロシア領の一部の返還(?)を要求するので、まとまらないのではないでしょうか。
    蛇足ですが、もしロシアが解体されるようになったら、今のロシアの核兵器は、どうなるのでしょうか。(今のウクライナを見ると、核兵器廃棄には、反対すると思うのですが)
    駄文にて失礼しました。

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