読者投稿要領と「不適切な事例」

当ウェブサイトでは以前から「読者投稿」を歓迎しているのですが、こうしたなか、世の中のブログサイトなどを眺めていて、改めて抱いた問題意識がいくつかあります。その一部は昨日の『ブログ「炎上事件」、なぜ発生?』でも取り上げたのですが、本稿では「読者投稿の採用基準」という視点から、改めて論点をまとめておきます。

読者投稿募集につきまして

当ウェブサイトでは以前から、「読者投稿」を歓迎しており、実際、ときどき読者の方からご投稿を頂くことがあります。

直近では『夏は涼しく過ごそう ~快適節電ライフ~』というブログを運営する、工学研究者の「イーシャ」様という読者の方から、『【読者投稿】ゲーム理論最終回:FOIPの対極・韓国』という力作をご投稿いただきました。

ちなみにこの論考は全部で4回のシリーズであり、経済学や数学などでいうところの「ゲーム理論」の考え方を応用して、韓国の異常なふるまいを分析したという秀逸な論考です。正直、このまま出版しても良いのではないかと思うほどです。

また、武漢肺炎・新型コロナウィルスに関しては、某国立大学医学部の微生物関係の研究室での勤務経験をお持ちの「伊江太」様という読者の方から、『【読者投稿】流行状況の把握を歪める「多数の偽陽性」』という、これまた大変な力作をご投稿いただいています。

ちなみに伊江太様から頂いた論考は、現時点までに10本を超えていますが、そのなかでもとくに次の2本の論考については、当ウェブサイトにおいて「過度なPCR検査がコロナ対策に無益どころか有害だ」と判断するうえで、大変参考にさせていただいています。

なお、これまでの読者投稿一覧については、『過去の読者投稿一覧』のページにまとめていますが、これらは現在読んでも大変有益で参考になるものばかりですので、ぜひ、お時間の許す限り、ご参照くださると幸いです。

読者投稿の要件

さて、読者投稿の要領については、すでに『読者投稿の募集と過去の読者投稿一覧』などのページで説明したのですが、補足的に説明しておくと、次のとおりです。

オリジナルの論考であること

当ウェブサイトにて、読者投稿として採用するための鉄則は、「投稿者様が執筆したオリジナルの論考であること」です。他人の文章を丸ごと引用した記事、あるいは記事本文中で他人の文章を引用している箇所がおおむね10%を超えているような文章は、基本的に掲載をお断りします。

読み手の知的好奇心を刺激することを意図していること

上記の鉄則を守っていただいたうえで、大前提は、「読んでくださる方々の知的好奇心を刺激すること」を意図する文章である、という点です。基本的にジャンルは問いませんし、極端な話、当ウェブサイトの普段の主張と反するものであっても構いません。大事なのは、「議論すること」だからです。

そのまま当ウェブサイトに掲載できる状態であること

少し申し訳ないお願いをさせていただくと、当ウェブサイトにそのまま掲載できる形にしていただきたいと思います。複雑なエクセルの図表をそのまま送付するのではなく、画像ファイル(png形式やjpeg形式)やシンプルな表(3~4列程度、行数も多くて10行程度)にまとめてください。

基本的な事実関係をちゃんと調べておくこと

当ウェブサイトにおいて、政治家などの公人を批判することは自由です。ただし、批判をするのであれば、最低限、報道や政党ウェブサイト、政治家ご本人のSNSなどを通じ、事実関係をちゃんと調べることが必要です。

たとえ政治家であっても、事実に基づかない「誹謗中傷」に該当するものは控えていただきたいと思います(当たり前の話ですが…)。

最近の違反事例

さて、なぜこんなことを申し上げるのかといえば、最近、当ウェブサイトへの掲載依頼を頂いた文章のなかで、どうも明らかにこれらの条件を満たしていないものがあったからです。

せっかくの労作ではありますが、当ウェブサイトに掲載させていただく際には、基本的にはこれらの要件について、ある程度は検討せざるを得ません。

昨日の『ブログ「炎上事件」、なぜ発生?』でも簡単に触れましたが、たとえば、政治、経済などに関して議論をするのであれば、最低限、「基礎体力」レベルの知識は持っておくべきでしょう。

たとえば、個人所得に対して適用される国税は「所得税」、法人所得に対して適用される国税は「法人税法」ですが、所得税に関する規定をもとに、わが国における法人所得課税についての議論しても、前提条件が間違っていますので、お話になりません。

また、政治家の批判をするのも自由ですが、その際には極力、「なぜそう考えるのか」という論拠を明らかにしていただきたいところです。

たとえば、安倍晋三総理大臣やその後継者である菅義偉総理大臣を巡っては、ある人は、非常に舌鋒鋭く「無能」と罵っていたようです。実名を出すことは控えますが、とある分野の専門家の方がブログに執筆した、こんな趣旨の文章がその典型例でしょう。

政府が緊急事態宣言を発出するに至ったのは、無能な菅義偉や二階俊博らの政治屋どもによる、gotoキャンペーンなどの愚劣な政策の結果だ」。

正直、「gotoキャンペーン」と年末・年始の新規陽性者数の増大に、因果関係があるのかどうかを巡っては、専門家の間でも議論がわかれていると聞きます。ただ、「gotoキャンペーンがコロナ第3波をもたらした」というのは、仮説としては成り立つでしょう。

しかし、この文章には重篤な問題があります。

「菅義偉」と呼び捨てにするのはまだ良いとして、「gotoキャンペーンという愚劣な政策」だ、「人災」だ、といった具合に、文章自体がまったくロジカルではないのです。「無能な菅義偉」という記述の「無能な」の部分に至っては、まったくの蛇足でしょう。

「無能」、「愚劣」といった表現は、北朝鮮の国営メディアあたりでよく見かけますが、非常に主観的な表現であり、なかなか客観的な検証が難しい代物です。この手の修飾語は、論考において無益どころか有害そのものですし、それを論じた論者自身の品格を下げることにもつながりかねません。

当たり前ですが、こんな文章を当ウェブサイトに「読者投稿」として送りつけられても、採用いたしません。

専門外のことを論じる条件

また、常に問題となり得るのが、「その分野の専門家ではないが、専門外のことを論じる」、というケースです。当ウェブサイトの場合も、著者「新宿会計士」はあくまでも金融の専門家であって、外交官でも政治家でもありませんが、よく外交について議論していたりします。

これは、「外交とは一般的な人付き合いの延長で議論できるし、むしろ一般的な社会人こそ、積極的に外交について議論すべきだ」という信念に基づいてそのようにしているものですが、それでも当ウェブサイトでは、最低限、事実関係や基礎的な国際法については、可能な限り調べるように努めているつもりです。

しかし、専門外のことを議論する際に、基本的な事実を調べない人は、ときどき、こんな文章を作ってしまいます。

もう韓国には貿易制限を加え、今すぐ断交してしまうべきだ。それをやらない安倍晋三は無能だ。

それができれば苦労はありませんって(笑)。

くどいようですが、日本は法治国家であり、たとえ内閣総理大臣であっても、法の規定に背くことはできません。この文章を書いた人物は、経済制裁について、たとえば外為法や特定船舶入港禁止法などの規定を調べたこともないのでしょう。

同じく、「憲法改正をやらない安倍晋三は無能だ」、「XXをやらない▲▲は無能だ」、といった具合に、さまざまなバリエーションがあります(某活動家の方がその典型例でしょうね)。

引用の流儀

なお、当ウェブサイトでは少し前から、引用に関するルールをかなり厳格化しました。

現実には、引用元記事の2割程度までであり、かつ、批評を目的とした引用であれば、著作権法的には問題ない、などとされているのですが、当ウェブサイトではこのルールをさらに厳しく解釈しています。

具体的な数字基準としては、自分自身の論考における引用部分の割合が1割以下であり、かつ、引用部分が引用元記事に対して1割以下である、というものを設けており、この基準で読者投稿を採用するかどうかを判断しています。

さらには、他人様のブログを拝読していて、引用先記事の全文を引用してしまっているというケースも見かけますが、これは非常に危ういことでもあります。著作権法違反で思わず足元をすくわれるかもしれないからです。

ただ、基本的に当ウェブサイトにて採用させていただいている投稿は、たいていの場合、引用部分が非常に少なく、また、引用する場合も最低限にとどめていただいているケースが多いです。やはり、優れた書き手の論考は、考察部分に至るまで、大部分がオリジナル、というわけなのでしょう。

書き手がさらに必要だ

もっとも、先日の『ブログが知的好奇心の源泉になる時代を「持って来る」』でも述べたとおり、社会的にはまだまだマスメディアの影響力が大きいというなかで、ウェブ言論空間がもっと社会に対して影響力を持つことが必要と考えています。

そのような時代をどうやって「持って来る」かについて、個人的にまだ確たる答えを得ているわけではありませんが、ひとつだけ間違いないことがあるとすれば、優秀な書き手がもっと必要だ、という点でしょう。

もっといえば、市井のさまざまな一般人、さまざまな専門家が気軽にウェブ評論を行い、人々はさまざまな情報から判断し、それにより投票行動を取り、その結果として社会がより良くなっていくというプロセスが定着することを、個人的には心の底から望んでいる、という次第です。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

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読者コメント一覧

  1. 七味 より:

    書いてみたいと思うことはあるけど、例示されてる読者投稿がすごすぎて、尻込みしちゃうのです♪

    他の人の文章に載っかって戯言を言ってるのが、あたしには分相応かなって思うのです♪

    というわけで、他の人の投稿を心待ちにしてるのです♪

    ( ・ω・) _ _))ペコリ

  2. チキンサラダ より:

    機械学習(人工知能)について読者投稿しようと思い下書きまで書いたのに、2年近く経ってしまいました。
    もうそのネタは賞味期限切れ気味なので、何か別の話題ででもいつか投稿させて頂こうと思っています。

    1. パーヨクのエ作員 より:

      チキンサラダ様

      >機械学習(人工知能)について読者投稿しよう

      将棋ソフトで機械学習するソフトにボナンザと言うソフトがあり、これを社会にオープンソースすることで将棋ソフトの強さがレベル違いで向上してその結果2つの事象が起きました。
      PCと言う限られた能力で当時の名人が一割しか勝てない状況になったのです。

      ・プロの対局が従来の素人では理解できない読み筋や評価値を図示することで一般向けに楽しめるエンターテイメントに進化した。
      ・一般向けに有料で売るソフト売り場から新規開発の将棋ソフトが消えた。

      明らかに後者はAIによって人間の1市場が消滅したのですが、AIと社会と言う観点での「優秀な知性」からの投稿を読みたいと思うのは当方だけでないと思います。

      是非投稿をお願いします。

      1. チキンサラダ より:

        ボナンザはエポックメイキングとなったソフトでして、人間が強ければ強いほどソフトも強くなる、という今に繋がる路線を打ち立てました。

        一般的には人間とソフト(人工知能)は対立するもの、競争するものと捉えられているのですが、現実には両者は互いに高め合う関係でもあるのです。

        有名な将棋ソフトを開発した人が元同僚だったのですが、名人たちに対する深い尊敬を語ってくれました。

        なお、ボナンザ以降のソフトが強くなったのはオープンソースとは直接関係ないと思われます。

        こういう話が良いですか?

        1. ラスタ より:

           とても興味があります。

           私が知っているAIは、過去の正否データから面前の課題への最適解を抽出するという仕組みになっています。
           画像認識とか、音声認識とか、AI翻訳とか。要するに人間が答えを知っている種類のものですね。

           将棋などの場合、その一手単独でなく、詰みという目的へ向けたコンテキストを処理していると思われ、その目的達成に至るパラメーターをどのように処理しているのか。
           いわゆるAIなシナプス処理だけではないはずで、人為的なプログラムのロジックが干渉しているはずと思うのですが、不勉強にてそこをどうやっているのかという知見がありません。

           AIを解説することがこのサイトに相応しい話題かという点においてはちょっと微妙でしょうか。
           特A国がパテントやライセンスのコストを回避して不当に経済発展してきた状況と絡めれば、経済の話ということでリンクできそうですけど。

           国際経済における知財を考えるキッカケとしてはいかがでしょうか。

          1. チキンサラダ より:

            まず、AI とは何かから説明した方が良さそうですね。
            AI と一口に言っても、様々ありまして、鉄腕アトムみたいな general AI と、今流行りの narrow AI にわかれます。
            普通の人が AI で連想するのは general AI ですが、そちらはまだまだ発展途上な分野です。
            ここ十年ほどで急激に進化したのは narrow AI でして、機械学習やディープラーニングもこちらになります。
            narrow AI は、基本的に人間ができることを短時間でできるに過ぎません。トレーニングも基本的には人間が行ってやる必要があります。
            そして、今の機械学習で用いられてるのはシナプスではなくて、シナプスを模造したソフトウェアです。
            人工知能というからには、脳そっくりの回路が動いていると思われる方が多いのですが、現実は脳の動きににヒントを得たソフトウェアに過ぎなくて、普通のコンピューターで動かします。
            もっともで本来グラフィックを表示するのに使うGPUや、機械学習専用のチップを使うと処理が早くなるのですが、基本的なアーキテクチャは従来のコンピューターのチップとそう変わりません。
            将棋に関しても、基本的には上記の機械学習と変わりません。将棋などのゲームの場合は勝利条件がはっきりとしているので、自動でトレーニングをしやすくなるのですが、そのトレーニング方法を設定するまでは一般的な機械学習と変わりません。

            さわりはこんなところでどうでしょう?

        2. パーヨクのエ作員 より:

          チキンサラダ様
          ラスタ様

          当方もラスタ様同様、是非投稿を希望します。

          将棋ソフトに関しては少し興味のある分野でして、ボナンザの作者は将棋の実力は素人らしいです。

          それ以前のXX将棋等は概ね将棋にある程度実力を持つ人XXさんがリーダーとなって作成していました。

          強化を機械に委せる。開発に将棋の実力は必須ではない。

          機能論の観点ではこれは凄いパラダイムシフトです。

          現在ではアルファゼロのようにルールの説明以外はAIに強化方法を委せるアプローチで最強の実力を持つソフトさえ出現しています。

          これはボナンザと言うソフトが出現した故にはじめてアプローチとして可能になったと思います。

          ボナンザメソッドのソフトは大局観をシミュレーションした評価関数で最も評価値が高い手をソフトが指すのですが今や評価関数のパラメータは万の単位で項目を持つらしいです。

          それでも将棋は先手必勝、後手必勝、千日手の何れが最適か結論が出ていないです。

          人の作ったものは奥が深い。
          そう思います。

          以上です。駄文失礼しました。

          1. チキンサラダ より:

            はい、ボナンザは複数の意味でエポックメイキングだったのですが、その一つは作者が将棋の実力者ではなかったということです。
            今の将棋ソフトの肝は局面評価です。
            ボナンザ以降は名人の棋譜が非常に大きな要素になっていたのですが(AlphaGo もそうでした)、Alpha Go Zero でそれから抜け出してしまいましたね。ここまで来るとロジックはシンプルで力技なので、ある意味面白くはないですね。

          2. チキンサラダ より:

            人工知能は囲碁では既に名人クラスの実力ですが、将棋もそのレベルが近いですね。なお、その未来について同僚からとても面白いことを聞きました。そのうち紹介したいと思います。

        3. ラスタ より:

          チキンサラダ様、パーヨクのエ作員様

           これきりで終わらせるには勿体ない内容ですね。
           いずれ読者投稿記事として掲載されるのを期待して、気長にお待ちしたいと思います。

           自分で勉強しろよって話ではありますが。
           楽しみにしています。

  3. たい より:

    WEB上だとついつい感覚が麻痺しがちになりますが、著作権法違反は刑法罰が課せられる可能性がある事も気をつけないといけないですね。

  4. とある福岡市民 より:

    誰ですか。そんな無礼な文章を投稿した人は。

    ……まさかブログ宣伝記事に隔離されてる人じゃないですよね?

    1. とある福岡市民 より:

       新宿会計士様、そういう人は出禁にした上でコメントも削除する事も検討した方がよくありませんか?放置してると新宿会計士様まで同レベルと思われてしまいますよ。

    2. 新宿会計士 より:

      とある福岡市民 様

      いつもコメントありがとうございます。

      本稿で具体的に取り上げた事例は、いずれも、最近、当ウェブサイトにコメントを残した人ではありませんが、かつては当ウェブサイトにやって来ていた人も含まれています。

      また、反社会的コメント等でない限り、当ウェブサイトではコメントを排除するつもりはありませんし、議論のレベルの高低によりコメントを削除するつもりはありません。

      もっとも、もし万が一、あまりレベルが高くないコメントをしている人がいたとしたら、そのコメントは他の読者の方々からの批判には耐えられないでしょう。

      なお、「見たくないコメント」などを個別ユーザーの方で排除するフィルターを設置する方法なども考えていますが、現状、なかなかそこまで手が回らないというのが実情です。

      引き続き当ウェブサイトのご愛読とお気軽なコメントを何卒よろしくお願い申し上げます。

      1. とある福岡市民 より:

        わかりました。その方針に従います。

    3. りょうちん より:

      まだ宣伝までは理解できるのですが、「投稿」までするのは驚きを禁じ得ません。
      やはりなんらかの機能的問題があるとしか思えません。

      1. 新宿会計士 より:

        りようちん 様

        いつもコメントありがとうございます。

        本稿で「没原稿」の一部を取り上げた目的は「当ウェブサイトが不適切と判断するような文章の具体的事例」を知っていただくという点にあり、個別具体的な執筆者を特定してあげつらうというものではありません。

        よって、この文章がどなたのものであるかについては、当該ブログ主様の名誉のために言及は控えます(ただし、最近、当ウェブサイトにコメントを残したことがある方のものではない、とだけ申し上げておきます)。

        引き続き当ウェブサイトのご愛読並びにお気軽なコメントを何卒よろしくお願い申し上げます。

  5. 犬HK より:

    いやいや、執拗な追い込みにむしろ恐怖を感じます

    1. 匿名 より:

      執拗ですね。
      内容の批判はいくらでも構わないのでしょうが、過去の主張の文脈の中に「バカは氏ね」の意味合いが含まれるものがあれば、それは発言単発は批判であっても違う意味合いを持ってきます。

      二度と帰ってこれないところに行ってしまったら平気じゃいられないと思うのですが。

    2. 匿名 より:

      あー。これを「追い込み」と感じるくらいの神経なら、あそこまで批判されているのに未だに宣伝したりしてないでしょw
      なあにがノミの心臓だ。

  6. へちまはたわしのみに非ず より:

    私が思うに、入力→思考→出力が知的好奇心であり、「ウェブ言論の世界にももっと優秀な書き手が必要だ」という命題は、多数相互のこのサイクルで満たされるものです。
    時に記事本文から発展したコメント欄での議論で示される多様な見地の有益性をみれば、まさにこの命題は達成されつつあるのではないでしょうか。
    読者投稿記事が理想形という提示であれば私の誤解ですが、記事とコメントのマッシュアップもまた一つの「優秀な書き手」の形と考えるためです。

    具体例を挙げればエスプリに富んだ寸鉄殺人芸をはじめとしてドラゴン氏の透徹した論理、プルート氏の視野と先見性、タイガー氏の事象の近似を見出す歴史の造詣、中部地方諸氏の文芸術、他の専門的知見に富んだ諸氏の知見と議論は、記事が主食とすれば、私が見るところ飯が進む”おかず”そのものであるからです。
    (私の主観が失礼にあたる可能性を考慮して仮名としています)

    他方、優秀な書き手というものは主観的なものであり、能ある者は自己の才を疑う一方、自己を疑わないのが能無しというのが悩ましいカタルシスです。
    今回の記事はその意味でフィルタリング上の苦言を呈したものとみていますが、コメント欄における状況もまた集合知的フィルタリングとすればそれも命題の一側面、おそらくは裏面であろうと思うのです。本記事のコメントでいえば記事・筆者がどうあれ、既に含意が見出されているのがその証左といえるでしょうか。

  7. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。今日はちょっと長めです。

    私は毎日、毎時間ずっと張り付いて会計士さんの新規投稿やコメント欄を見ている訳ではないですが、例えば今、午後9時30分、お昼以後のコメントを遡って見るのがツラいです(笑)。

    話の筋道をいちいち最初からスクロールして行くのもシンドイですわ(愚痴になってスミマセン、でも楽しみにしております)。

    Y新聞に在籍されてた方のブログとか、確かにかなり「オクレ」の人だと思います。スマホで購入時に手違いがあったとか、よく説明が分からなかったというのは、今時、自戒を込めて言うと【自分が悪い】のです。

    旧型の人には、最早付いていけないと思う。最近の携帯電話は、例えば本体とSIMカードを別々に購入することが可能だ、或いは格安スマホについて知識が無いのなら、自分の子供か頼み込んで若い人に付いて行って貰うべきです(笑)。

    60歳前後以上の人は、20〜40歳台の人に太刀打ち出来ません。固定電話はプッシュ型じゃなくて、黒のダイヤル式電話で育った人やろ?(爆笑)。ダイヤルの戻りが遅いから、人差し指で逆回転させてた年代でしょ?(泣き笑い)知らないとは言わせネ〜(笑)。

    このブロガーの方は、執筆時点において理解されてなかったのです。恥ずかしくないよ、でも勉強不足だし稚拙な不満、怒りしか書けないなら、書かない方がマシ。

    しかし重箱の隅をつつくようで申し訳ないですが、会計士さんの仰る「読売新聞の購読契約を東京ドームシティのアトラクションのチケット売り場でやろうとするようなもの」と言うのは、地方人には??です。読売新聞は嫌いじゃないが、読売巨人は嫌いだからか(笑)。

    旧後楽園球場は座席が狭く更に詰めさせる(笑)。「ハイ、この列の人立って!詰めて下さい!」偉そうに、今ならOUTです。ドームも行きましたよ♪。でも視界に柱があるし、天井膜も安普請で圧迫感ありますなぁ。もう作り替えたら?西武はもっと酷いけど(大爆笑)。アレは球場じゃない。サウナだ。

    ドームで一番良いのはナゴヤかな(福岡も)。しかし最寄り駅から遠過ぎる。最上階からはダイヤモンドゲームやってる気分(古ッ)。臨場感ゼロです。その割に高い(笑)。いや、スタジアム貶しが過ぎました。

    コラムニストの障害者の女性、ゴミ・ミニ政党の地区幹部とか。あまりJR東を虐めんなよ。最大限の努力されましたよ。多分、電話応対した係員は、途中から相手が『只者じゃない』と確信したでしょう。こんなんに当たったら、運が悪かったと思うしかないです。JR東の横浜支社まで糾弾して。

    失礼ながら「障害者というカードを使い過ぎ」と思う。すべて思い通りになる事はありません。また健常者の毎日の、毎月の少しずつの収入からの献金、義捐金、税で補填されている事に理解が及びませんか。健常者もある日突然、障害者になる事はあります。だから、皆「面倒臭い」「邪魔な奴」なんて思いません。

    成熟した日本の社会で、生き抜ける喜びを味わって欲しいと思います。それにはアカ政党に寄り添っていては、アレもコレも欲しいと不満を言う阿呆になります。真っ当なお考えを持つよう、祈念します。

    最後です。やっぱりこのサイトにも書き手の優秀な人が欲しいですね。今いらっしゃる方は、もちろん私などは論外ですが、素晴らしい方がおられます。でも、更に階層が多岐に渡る書き手が現れるのをお待ちしてます。

  8. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。今日はちょっと長めです。

    私は毎日、毎時間ずっと張り付いて会計士さんの新規投稿やコメント欄を見ている訳ではないですが、例えば今、午後9時30分、お昼以後のコメントを遡って見るのがツラいです(笑)。

    話の筋道をいちいち最初からスクロールして行くのもシンドイですわ(愚痴になってスミマセン、でも楽しみにしております)。

    Y新聞に在籍されてた方のブログとか、確かにかなり「オクレ」の人だと思います。スマホで購入時に手違いがあったとか、よく説明が分からなかったというのは、今時、自戒を込めて言うと【自分が悪い】のです。

    旧型の人には、最早付いていけないと思う。最近の携帯電話は、例えば本体とSIMカードを別々に購入することが可能だ、或いは格安スマホについて知識が無いのなら、自分の子供か頼み込んで若い人に付いて行って貰うべきです(笑)。

    60歳前後以上の人は、20〜40歳台の人に太刀打ち出来ません。固定電話はプッシュ型じゃなくて、黒のダイヤル式電話で育った人やろ?(爆笑)。ダイヤルの戻りが遅いから、人差し指で逆回転させてた年代でしょ?(泣き笑い)知らないとは言わせネ〜(笑)。

    このブロガーの方は、執筆時点において理解されてなかったのです。恥ずかしくないよ、でも勉強不足だし稚拙な不満、怒りしか書けないなら、書かない方がマシ。

    しかし重箱の隅をつつくようで申し訳ないですが、会計士さんの仰る「読売新聞の購読契約を東京ドームシティのアトラクションのチケット売り場でやろうとするようなもの」と言うのは、地方人には??です。読売新聞は嫌いじゃないが、読売巨人は嫌いだからか(笑)。

    旧後楽園球場は座席が狭く更に詰めさせる(笑)。「ハイ、この列の人立って!詰めて下さい!」偉そうに、今ならOUTです。ドームも行きましたよ♪。でも視界に柱があるし、天井膜も安普請で圧迫感ありますなぁ。もう作り替えたら?西武はもっと酷いけど(大爆笑)。アレは球場じゃない。サウナだ。

    ドームで一番良いのはナゴヤかな(福岡も)。しかし最寄り駅から遠過ぎる。最上階からはダイヤモンドゲームやってる気分(古ッ)。臨場感ゼロです。その割に高い(笑)。いや、スタジアム貶しが過ぎました。

    コラムニストの障害者の女性、ゴミ・ミニ政党の地区幹部とか。あまりJR東を虐めんなよ。最大限の努力されましたよ。多分、電話応対した係員は、途中から相手が『只者じゃない』と確信したでしょう。こんなんに当たったら、運が悪かったと思うしかないです。JR東の横浜支社まで糾弾して。

    失礼ながら「障害者というカードを使い過ぎ」と思う。すべて思い通りになる事はありません。また健常者の毎日の、毎月の少しずつの収入からの献金、義捐金、税で補填されている事に理解が及びませんか。健常者もある日突然、障害者になる事はあります。だから、皆「面倒臭い」「邪魔な奴」なんて思いません。

    成熟した日本の社会で、生き抜ける喜びを味わって欲しいと思います。それにはアカ政党に寄り添っていては、アレもコレも欲しいと不満を言う阿呆になります。真っ当なお考えを持つよう、祈念します。

    最後です。やっぱりこのサイトにも書き手の優秀な人が欲しいですね。今いらっしゃる方は、もちろん私などは論外ですが、素晴らしい方がおられます。でも、更に階層が多岐に渡る書き手が現れるのをお待ちしてます。

  9. 簿記3級 より:

    ふむふむ公務員論文試験程度、もしくは作文程度ならかき直ししてきて下さいということでしょうね。まあ調べる時間はテストの90分、120分と制限がないので、引用は裏を取る時間は無限にあります。

  10. よし より:

    なかなかコメント出来ませんが
    皆さんのコメント読んで勉強させて頂いています!

  11. だいごろう より:

    >優秀な書き手がもっと必要だ、という点でしょう。

    そのためには優秀なトップ集団だけでなく、広い裾野も必要かと思います。
    新宿会計士さんのHPは市井の言論空間として非常にレベルが高いのですが、そのレベルの高さにこそ功罪があり、「そこまでの論評を書く自信の無い」人が尻込みをしてしまうという一面も有りそうです。

    1. チキンサラダ より:

      だいごろう様の仰ることはもっともで、こちらのコメント欄に書くのを躊躇する人がいるのは容易に想像できます。

      ただ、一方でこれだけのレベルの高い人たちが気軽に書ける場というのはかなり貴重です。
      レバルの低い場だと、事実確認もろくに行わず、論理も滅茶苦茶なコメントで溢れかえっており、レベルが高い議論をしたい方々はそういう場に疲れて嫌気がさします。

      裾野を広げるのはよいことかもしれませんが、レベルが高い方が集まるこの貴重な場を犠牲にする価値があるかどうかは私は疑問です。

      ただ、こちらとは別に裾野を広げるための場があってもよいかもしれませんね。

    2. ラスタ より:

       コメントはそれこそ「お気軽」でいいと思います。
       読者投稿記事はサイト運営者(編集長)の責任下で掲載するので、投稿したからって必ずしも記事として掲載されるわけではありませんよ、ってだけのことだろうかと。

       ちと余計な詮索をすると、投稿の掲載をお断りしたところ理由を説明しても納得してもらえず当事者への直接対応はこれ以上難しいと考え、改めて全読者に掲載基準を公表することで解決を図った、という経緯なのかなと想像します。

       個人運営サイトにおいては公平も公正も必要ない(あって悪くはないけれど)はずで、「掲載希望投稿記事」をどう扱うかはサイト管理責任者の「独断」でなければならないと思います。
       そうでなくては自分のサイトに責任など持てないでしょう。

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
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