今年の日本の「報道の自由度」は「モーリシャス以下」
ジャーナリスト(自称?)がSNSで一般人に論破されると報道の自由度が下がる不思議
毎年出てくるのが、フランス・パリに本拠を置く ”reporters sans frontières” 、つまり「国境なき記者団」が発表する「報道の自由度ランキング」(classement mondial de la liberté de la presse)です。今年の日本のランキングは、なんと67位で、ボツワナ(38位)、韓国(42位)、セネガル(49位)、ベリーズ(53位)などを下回っています。ただ、実際の内容を読むと、これがまたじつに噴飯物なのです。
2021/04/25 08:30 追記
本文中「日本の順位は69位」などの誤植がありました(正しくは67位)ので修正しています。
目次
今年もRSFランキングが出てきた
RSFの噴飯物のランキング
フランス・パリに本部を置く「国境なき記者団」(reporters sans frontières, RSF【エル・エス・エフ】)という組織があります。
これは、「言論の自由」ないし「報道の自由」を擁護することを目的とした非政府組織だそうですが、正直、その活動は、毎年公表している「報道の自由度ランキング」なるものくらいしか知らないという人が多いのではないでしょうか。
じつは、当ウェブサイトとしても、この「報道の自由度ランキング」には、ある程度は注目しています。
といっても、このランキングが「信頼できるから」、ではありません。
どちらかといえば、評価の客観性・公正性がまったく担保されていないにもかかわらず、世間からは大いに注目されてしまっているからです。あるいは、「いったい誰が、どういう基準でどう採点したのか」、「その採点が適切であるかどうかを、だれがどう担保しているのか」がまったくわからないし、記載内容も噴飯物、という代物です。
日本の順位は「67位」!
すでに一部のメディアでは報じられていますが、RSFが先日公表した “Classement mondial de la liberté de la presse 2021” 、つまり「2021年の世界報道自由度ランキング」 によると、日本の順位が180ヵ国中、じつに67位に留まったのだそうです。
昨年は66位でしたので、1位下がった、ということですが、驚くのはその内容です。
Traditions et intérêts économiques limitent le rôle de contre-pouvoir des médias
―――RSFウェブサイトより
いろいろ噴飯物なのですが、これについては原文とその仮訳を示しておきましょう。
ただし、内容を読む前にお断りをしておきますが、本稿では基本的に原文の方をベースに紹介してきたいと思います。RSFのランキングでは英語版も公表されているのですが、原文と英文を比較すると、翻訳間違いと思しき箇所もいくつかあるからです。
たとえば、原文には次のような記述が出てきます。
“Depuis l’accession au pouvoir en 2012 de la droite nationaliste, les journalistes se plaignent d’un climat général de méfiance, voire d’hostilité à leur égard.”
ところが、英訳版と思しき箇所は以下です。
“Journalists have been complaining of a climate of mistrust toward them ever since the nationalist right swept to power in the 2012 general election.”
原文の “un climat general” (一般的風潮)という表現の “général” が行方不明となり、かわりに原文にはない “general election” (総選挙)という表現が出てきます。翻訳者が “général” を勘違いしたのでしょうか、じつに雑な訳です。直訳に近い訳をするならば、たとえば次のような表現の方が厳密でしょう(※ただし、英文自体は若干不自然ですが…)。
“Since the transition of power in 2012 for the right wing nationalists, the journalists have been complaining of a general climate of mistrust toward them, or even seeing hostilities for them.”
いずれにせよ、原文と英文で大きく意味が異なるというわけではないと思うのですが、こういう雑な翻訳を見せつけられると、やはり困惑します。したがって、以下の議論では面倒ではありますが、原文ベースで読み込んでみたいと思います。
冒頭から中身がスッカラカンの議論
といっても、リンク先の原文の翻訳はさほど困難ではありません。なぜなら、中身がスカスカだからです。たとえば、冒頭のこの記述など、その典型例でしょう。
Le Premier ministre Yoshihide Suga, ancien bras droit de Shinzo Abe, qu’il a remplacé fin 2020, n’a rien fait pour améliorer le climat de la liberté de la presse dans l’archipel.
書き出しからして、これです。いちおう日本語に意訳しておくと、こんな具合です。
2020年末に日本の総理大臣に取って代わった、安倍晋三の右腕だった菅義偉は、報道の自由の風土を改善するための努力をなにもしなかった。
この時点で辟易します。記述がまったく論理的でも客観的でもないからですが、それでも頑張って続きを読んでいきましょう(なお、以下の文章で、原文の直後に示している日本語は当ウェブサイトなりの意訳です)。
Le Japon, troisième puissance économique mondiale, respecte globalement les principes de liberté et de pluralisme des médias, mais les journalistes peinent à exercer pleinement leur rôle de contre-pouvoir face au poids des traditions et aux intérêts économiques.
世界第3番目の経済大国である日本は、メディアの自由と複数性の原則を尊重しているものの、ジャーナリストらは伝統やビジネス上の利益の重みのため、「民主主義の番人」としての役割を果たすのに苦慮している。
図らずも、最初に答えが書いてありますね。
日本では言論の自由や「メディア・プルーラリズム」(1社独占状態ではなく、さまざまなメディアが自由に報道できる状況)を原則として掲げているものの、ジャーナリストの側が報道の自由を行使するのに苦慮している、ということです。
これは日本社会の問題というよりも、日本で活動する「ジャーナリスト」(あるいは「ジャーナリスト」と名乗る何者か)の問題ではないでしょうか。
また、「民主主義の番人」という表現も不適切です。私たち有権者が、ジャーナリストらに「民主主義の番人」としての役割を与えたという事実はないからです。ジャーナリストらはあくまでもただの民間人であり、私たち有権者が選挙を通じてそのジャーナリストらを信認したわけではありません。
このあたり、言葉の端々に思い上がりがにじみ出ていますね。
「俺たちジャーナリストがSNSで論破された!許せない!」
さて、ここからが佳境(?)です。
Depuis l’accession au pouvoir en 2012 de la droite nationaliste, les journalistes se plaignent d’un climat général de méfiance, voire d’hostilité à leur égard.
2012年に右翼のナショナリストへの政権交代が発生して以来、ジャーナリストらは彼ら自身に対する社会一般の不信感に加え、敵意さえ向けられていると訴えている。
あえて踏み込むと、「俺たちジャーナリストが一般人ごときにSNSで論破されたのは、許せない!」という思い上がりのようなものを感じ取ってしまうのですが、もしそうだとすれば、これ自体、「自業自得」ではないでしょうか?
2009年8月の衆議院議員総選挙で民主党への政権交代が実現した原因のかなりの部分は、マスメディアが業界を挙げた偏向報道により、政権交代を熾烈に煽ったことにあります。一般社会から白眼視されるのは当然のことではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
おそらく、現在の日本では、「ジャーナリスト」と名乗る人たちよりも遥かに高い専門性と文章力と論理構築能力を持つ一般人が多く、それだけ生半可な活動家風ジャーナリストが活動し辛くなっていることは間違いないでしょう。
また、文脈の都合上、少し順序を変えて、次の記述についても紹介しておきます。
Sur les réseaux sociaux, les groupes nationalistes harcèlent les journalistes critiques du gouvernement ou qui traitent de sujets jugés « antipatriotiques », tels la centrale nucléaire de Fukushima ou la présence militaire américaine à Okinawa.
政府に批判的なジャーナリスト、福島原発や沖縄米軍基地など「非愛国的」とみなされるテーマに取り組むジャーナリストらに対し、ナショナリストのグループがSNSを通じて嫌がらせを行っている。
福島第一原発の捏造記事を執筆した張本人のツイートが炎上したり、反米軍基地活動家らがツイッターで人々から批判されたりしているのを日々眺めていると、この記述には極めて大きな違和感があります。
そもそもツイッターなどで批判されている人たちのなかには、「ジャーナリスト」ではなく「活動家」ではないかと思しき人たちも多いからです。
あるいは、「反原発」、「反米軍基地」、「反安倍」、「反自民」、「憲法第9条死守」などを掲げる人たちは、だいたい同じメンツばかりではないかと思いますが、彼らが一般人から批判されていることが、なぜ「日本の言論の自由度が低い」ことになるのでしょうか。
むしろ、一般人がネットを通じ、ジャーナリストの仮面をかぶった活動家らを批判する自由を持っていること自体、日本のネット言論空間が(ときとして過激になりがちではありますが)自由であるという証拠にほかなりません。
結局は日本の記者の問題
記者クラブ制度を批判するRSF
ジャーナリスト業界が「自分で自分の首を絞めている」というのは、それだけではありません。毎年必ず出てくるのが、次の記述です。
Le système des clubs de la presse (kisha clubs) représente toujours une discrimination flagrante à l’encontre des journalistes indépendants ou étrangers.
「記者クラブ」と呼ばれるシステムは、依然として、独立系のジャーナリストや外国人ジャーナリストらを差別する仕組みである。
じつは、日本の報道の自由度に関しては、この「記者クラブ制度」が独立ジャーナリストや外国人ジャーナリストの活動の妨げとなっている、という点については、かなり以前からRSFのランキングには指摘され続けています。
日本のメディアがRSFのランキングを紹介する際、なぜかこの「記者クラブ制度」のくだりについては毎年のように無視し続けているのは謎としか言いようがありません。
いずれにせよ、「報道の自由」を主張することの大きな目的のひとつは、「政府・政治権力を批判する自由」を確保することにあるはずであり、そのこと自体は決して否定されるものではありませんが、日本に関する記述に関しては、どう考えても日本政府の問題ではありません。
特定秘密保護法を批判するなら、なぜドイツを批判しない!?
さて、日本の項の締めに、次の記述を紹介しておきましょう。
Le gouvernement continue aussi de refuser tout débat sur la loi sur la protection des secrets d’État, qui prévoit jusqu’à 10 ans d’emprisonnement pour les lanceurs d’alerte, les journalistes ou les blogueurs qui diffuseraient une information obtenue « illégalement ».
日本政府は引き続き、「特定秘密保護法」と呼ばれる法律の見直しを拒絶している。この法律では内部告発者やジャーナリスト、ブロガーが情報を「違法に」入手した場合、最大で懲役10年を科すこととしている。
このあたり、不思議というほかありません。国家機密の違法な漏洩に厳罰が科せられるのは主要国でも同じだからです(2014年7月22日付・内閣官房『特定秘密保護法と諸外国の秘密保全制度の比較(秘密指定)』【※PDFファイル】等参照)。
特定秘密保護法が日本の報道の自由度を引き下げていると言い張るならば、なぜドイツが13位、英国が33位、フランスが34位なのでしょうか。しかも、ドイツに関する記述(仏語版/英語版)を眺めてみても、国家秘密保護法に関する記述はありません。
「日本については批判しておきながら、似た法制を持つドイツなど欧州諸国については批判しない」。そういうダブルスタンダードも、大概にしてほしいものです。
RSFランキングという噴飯物
さて、このRSFランキング、記述を読んでいくと、おそらく採点者は外国人ジャーナリストと日本人ジャーナリストであろうと想像できます。
「SNSで批判されたから日本には報道の自由がない」、「自分たちの報道姿勢を批判されたから日本には報道の自由がない」などと主張しているのは、おそらく日本人の「ジャーナリスト」(?)の皆さんでしょう。
これに対し、「記者クラブ制度」を批判し続けているのは、おそらくは記者クラブの特権から排除された外国人ジャーナリストらではないかと思います。
いずれにせよ、日本の「報道の自由度が低い」などと述べている内容も、委細に眺めていくと、「自分たちの報道が批判されるのが嫌だ」という甘ったれた考え方や、ダブルスタンダードに基づく発想など、まことに手前勝手に見えるものも多々あります。
こうしたなか、RSFランキングの客観性・公正性・透明性が低いと思しき証拠は、ほかにもあります。
日本よりも上位に入っている国を見ても、たとえば次のとおり、日本よりも報道の自由度が低そうに記述されている国もあるからです。
- ボツワナ(38位)…民間所有の新聞はほとんどなく、国営メディアを大統領が管理下に置いている
- セネガル(49位)…安全保障上の事態が生じた場合、放送メディアの押収と報道機関の停止または閉鎖が規定されており、宗教に関連するいくつかの情報は依然としてタブーである
- ベリーズ(53位)…ジャーナリストに対する脅迫、脅迫、嫌がらせの事例が時折指摘され、インフラ不足からインターネットアクセスはカリブ海で最も遅くてコストが高い
- ニジェール(59位)…近年、数人のジャーナリストが逮捕され、メディアは恣意的に停止された。刑法またはサイバー犯罪に関する物議を醸す新法の条項に基づいてジャーナリストが裁判にかけられ、投獄されることがある。国防省内での金融横領を明らかにしたクーリエの関係者が拘留された。政府に批判的なジャーナリストが2017年、懲役2年と10年間の公民権停止を宣告され、最近、隣国のマリに亡命した
- モーリシャス(61位)…メディア関係者がインドのナレンドラ・モディ首相を「人種差別主義者」と呼んだところ、ラジオ局が72時間の放送停止処分を受けるなど、反対派に近いジャーナリストは制裁の対象となりやすい
…。
どう見ても、これらの国々よりも日本の方が低順位であることの合理的な説明が付きません。
RSFランキングが極めて客観性に乏しく、恣意的で非合理なものであるという証拠でしょう。
なぜ韓国が42位なのか?
ちなみにお隣の韓国の場合は、いわゆる「対北朝鮮ビラ禁止法」などで国際的な批判を浴びていますが、意外なことに、RSFランキングは42位と日本よりもずっと上です。
Corée du Sud
―――RSFウェブサイトより
韓国の順位は2017年の63位から、2018年には一気に43位に上昇し、それ以降、41位(2019年)、42位(2020年)と、40位前後を維持しています。
RSFは「人権活動家であり元政治犯でもあるMoon Jae-inが2017年に当選したことで、暗い10年が続いた韓国に新鮮な空気をもたらした」などとしています(※Moon Jae-inとは、文在寅(ぶん・ざいいん)氏のことでしょう)。
おりしも米国務省は韓国の与党政治家を名指しした人権報告書を公表していますが(『韓国の自滅外交を警告 ビクター・チャ氏の議論と限界』等参照)、RSFのレポートにはこうした事情は記載されていません。
しょせんはジャーナリストの自己満足?
いちおう、RSFのウェブサイト( “Méthodologie détaillée du classement mondial de la liberté de la presse” 等)を見ると、各国についての評点は、ジャーナリストらに対するアンケート調査などをもとに決定されているようです。
ただ、誰がいかなる基準で回答しているのか、その回答を誰がどう監査しているのか、といった点については、残念ながら一切明らかにされていません。
このあたり、通常の世論調査のような「はい/いいえ」で答えさせるタイプの調査と異なり、母集団が非常に偏ったものとなるリスク、設問が客観性を欠き、恣意的なものとなるリスクなどを抱えていることについて、RSFの明確な説明はありません。
いずれにせよ、RSFランキングに関しては、少なくとも日本の記述について、どこまで真面目に参考にして良いものなのかは不明というしかないのです。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
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【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
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素晴らしい分析と思います。有難うございました。
このRSFの調査結果を都合のいいように使う、メディアが多いのでしょうね。
でも、このような分析結果がわかって来ることが、ウェブのちからと思います。
とても参考になる記事でした。もともと同じ疑問を感じていたので大いに首肯しました。これ以外にも 国連の人権某とか大学ランキングとか 得体のしれないランキングが出回り マスコミが切り取り報道するのも気に食わないところです。今回「国境なき記者団」が発表する「報道の自由度ランキング」の実態がわかりました。他にも随時世界ランキングの分析をお願いします
大体が国際何とかランキングにおける日本の位置は首をかしげることが多いため、リテラシーの高い日本人から見放されています。
ただし、何かにつけて日本の国際的地位は斯くのごとく貶められ続けていることは、笑って済ますだけでなく、激高するでもなく、誰が何の目的(悪意)で行っているかは考えておく必要があると思います。
原因は、謙虚さこそ美徳と心得て、国際社会に何もアピールをしてこなかった日本政府、なかんずく外務省のサボタージュにもあると思います。そこにつけ込まれて特定アジアのジャパンディスカウントに欧米のリベラルが乗っかって、日本イジメをして楽しんでいるのでしょう。
いつも知的好奇心を刺激する記事の配信ありがとうございます。
健全な主権者として国民に情報を与えて、世論を形成した上で統治システムの施策と世論が大きな解離を生じない状況が民主主義社会の正しい運営ですが、統治システムに批判を行うことで統治システムを破壊し、ロシアの専制支配に人間の権利を譲渡する世界共産主義革命や中華専制統治システムに参加する「人民解放」することをジャーナリストの使命と考えている人間が存在します。
この集団が規定する報道の自由はつまりのところ、「世界共産主義革命若しくは全世界に中華専制統治システムを構築する為の活動ができる自由」ではないでしょうか。
韓国や中国に資本の力で統治システムが浸透された国々よりもこういった自由がない事は「日本が健全な民主主義社会である」として国民全体で歓迎するべきです(笑)。
憲法前文にかかれた専制と隷属を志向する行動を拒否している何よりの証拠だからです。
以上です。駄文失礼しました。
日本のマスゴミが、自由が無いと回答した結果で、国民の声を反映した結果では無いと思います。
好き放題に捏造報道、報道しない自由を駆使して、処罰も無い。謝罪をしても、分からないように誤魔化す。
自分の思い通りにならない事を、自由じゃないと言ってるだけだと思います。
更新ありがとうございます。
と言いたいけど「国境なき記者団」か(嘲笑)。ジャーナリストを「民主主義の番人」に仕立て上げたつもりは、日本人にはありませんよ。
そういうのは名前出して悪いが、フランスやドイツ始め西欧の富裕層や実業家、政治家には無縁の中間層以下、流入したマイノリティや反社人が意識しているだけではないでしょうか?また中東やアフリカ、南米など資源頼みの国ーー富と貧が両極端な国から見た目線ではないでしょうか?
もう日本では、朝日新聞やNHKなどがマスコミのエリートで世の中のワルを締め上げる公器、任務など与えられているとは、誰も思ってません。また地方のマスコミも含め、むしろソイツらが巨悪なんです。
一般大衆はインターネットをはじめ、自分で情報の取捨選択が出来るようになり、紛い物、捏造報道、でっち上げには敏感になりました。それは個人が発信する情報も同じです。
あなた方が報じた報道がSNSなどで否定されたり、深掘り出来てない点を指弾されて、「民度が低い」とか思うのはお門違いです。フリーランスのライターなど、もう必要無いとは言いませんが、ゴミは捨てられるという事です。
記者クラブの存在を否定するなら、国のランキングを下げるよりクラブ加盟者や情報を与える側に食ってかかるべきでしょう。或いは入会するか。
国民はクラブ組織は双方の便宜上にあるだけとしか思っていませんから。大相撲で言えば協会とお茶屋の関係です。持ちつ持たれつ(ハナシ分かりますか?外国人にはムズイでしょうね)。
日本の報道は自由ですよ。総理大臣の早朝から深夜帰宅迄、分毎に掲載してます(笑)。官房長官や大臣は毎日、記者会見してます。ぶら下がり質問にも答えてます。地方県でも似たような形です。
日本はオープンで開かれてますが、ひょっとして日本語が話せないからですか?日本に来たら、多少は話せるレベルになり、いつまでも日本は、極東の異質な国家という色メガネの先入観は捨てて下さい。
さてはRSFは自由主義民主主義体制がお気に召さないのかな。RSFランキングが極めて客観性に乏しく、恣意的で非合理なものであるのを見れば、そう言いたくなります。いや〜67位ですか。誰が投票したんだろう?(爆笑)
>世間からは大いに注目されてしまっている
早速NHKが報道してますね♪
世界各国の「報道の自由度」 日本67位 去年から順位1つ下げる
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210421/amp/k10012988411000.html
朝日新聞も記事にしてたのです♪しかもタイトルに菅総理への当てこすりが入ってるのです♪
(*゚0゚*)アサピブレナイ, スッゴッイ!
報道の自由度、67位 「菅氏は改善へ何もしていない」
https://www.google.com/amp/s/www.asahi.com/amp/articles/ASP4N6V01P4NUHBI014.html
日本で活動するマスコミとかジャーナリストが、「自分たちの活動にもっと自由を!!」って言うのは良いと思うのです♪
ただ、総理が「そのために何もしていない」って言うなら、何をして欲しいのか言わないとどうしようも無いと思うのです♪
かなり前のことだったと思うけど、フリーランスだったかネット専業だったかのジャーナリストがどっかの省庁の記者会見への参加を求めたら、記者クラブに断られた(参加はできるけど質問できないだったかな?)ってことがあったと思うのです♪
例えば、そういう人たちが自由に記者会見に参加できるように、政府に求めては如何でしょうか?って思うのです♪
・
・・
・・・
多分、政府からは、記者会見を主催してる記者クラブに聞いて下さい、以上のことは言えないとは思うんだけど・・・・
(¯∇¯٥)
このランキングって、(自称)ジャーナリストの平均的知的能力を測ったものでしたっけ?
それならば頷けるものなんですがね。
世紀の捏造歪曲記事を出した、旭日新聞が残っているだけでも、国民からみたら報道の不自由さがある。市民(死民)からみたら捏造歪曲という国民がいるから、報道の不自由さがある。報道をしない自由さも認める、自由さがある。無茶苦茶自由さ高いやんか。
タテ比較をひっぱってくると、日本では、自民党政権がどんどんと追い込まれるにつれて自由度ランクも上昇、民主党政権時に過去最上位となり、10位台もあったようです。首相官邸に盗聴器+外人フリーパスとか、大臣が「これ書いたらお宅の社、終りだから」と言った事を書かれたりとか、確かに自由が過ぎましたが。
どうも、”ジャーナリスト側が”権力(が正しかろうと)と戦っているかランキング、という性質が強そうです。現代フランスは市民革命でできた国という自負からか、妙に過激ですし。
北欧がガッチリ最上位とかはよくわかりませんが。どう見ても自由ではないものの、メディアを独占掌握している中国、北朝鮮はブッチギリの最下層、エリトリアなども独裁が続いて一切のデモ不可だとか。石平氏などは国外に逃れているのでノーカン…?
日本はというと、自由もいいところなんですが、権力に安全圏から喚き散らしてるザコは大漁なものの、危険を冒して堂々と闘っているという姿勢は皆無ですから。
メディアの上質度ランキングや国民が自由に情報を享受している国ランキングだとは、一言も言ってませんしね……
各国政府に対しての苦言ではなく、各国メディアに対する苦言というのなら、ある程度は納得できます。
確か鳩山さんのとき11位でした。
よく覚えてます。
民主党政権が終わってから急落しました。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
(そう自分に言い聞かせないと、日本マスゴミ村と同じく、自分は間違えない存在と自惚れそうなので)
『報道の自由度』とは、日本マスゴミ村の老害のための自由度なのか、日本国民のための自由度なのか、をハッキリさせる必要があると思います。また報道を行うためには『大きな組織』に属していなければならないのか、また個人で情報を発信する時に、日本マスゴミ村の気にいる情報だけなのか、気にいらない情報を含むのか、もハッキリさせる必要があります。
蛇足ですが、SNSの発達で、ここにいる皆さん方も含めて、誰でも(自称かもしれませんが)ジャーナリストを名乗ることが出来る時代になったのですから、『国境なき記者団』自体が時代に取り残される可能性も、あるのではないでしょうか。
駄文にて失礼しました。
すみません。追加です。
日本で『報道の自由度』は、日本マスゴミ村の既得権になっているのではないでしょうか。(つまり、外から見る『報道の自由度』と、日本国内での『報道の自由度』は別もので、それをゴチャにしているので、訳が分からなくなっているのです)
蛇足ですが、日本メディアの『報道の自由度が下がった』という報道内容自体、日本マスゴミ村の先輩への忖度が入っているのではないでしょうか。
駄文にて失礼しました。
世の中の思潮を考え始めたのが、新左翼、全共闘運動なんてものがきっかけという世代に属する人間です、その馬鹿らしさと、必然的結果としての衰退過程をつぶさ観察してきた者の目から見れば、このRSFランキングなどというくだらないものを出し続ける団体がどういう類いの人間で成り立っているは、おおよそ想像ができます。
近代史の流れの中では、もはや徒花といって差し支えないでしょうが、いっとき、社会の進歩は我にありと、世界中の多くの知識人を糾合して大層な鼻息だった「社会主義インター」の系譜。その欺瞞性が暴かれて急速に衰退し、尾羽打ち枯らした末にも、自らの誤謬を認めることが出来ない、まあそういう連中、あるいはその末裔が逃げ込んだところなんでしょう。
こんなランキングを発表してみても、実質的には何らの影響もないとは思いますが、この記事を読んでいて、直接の関係はないはずなのに、ふと思いついたのが、先般日本学術会議が出していた言明。独立法人化はイヤ。だけど政府は人選に介入するな。一体なにを考えているんでしょうね。
伊江太様
賢人だ知識人だエリートだデキが違うんだ、或いは昔は保守傾向の強い国体を革新し、新しい「新日本」(新が付く組織は日共系が多いようです)を作るんだと思っていた過激派等。
今や老害に落ちぶれて、新聞は老眼白内障で読めず、モノを言うのも言葉が出にくいが、しかしまだ潜んでる連中は、かなり多いと思います。
例えれば、一日の日本のコロナ感染者が約5,000人とすると、その1か月分ぐらいはシンパを含めて生息していると思います。
街頭で良く老人がスピーカー持ち出してアジってます。地元選出の日本共産党か新社会党(でしたっけ)県市国会議員候補をメインに。アタマが狂った人たちだから、可哀想とか思いません。ヤカマシイ!ヤメロッ!だけですネ。
RSFの順位とは、RSFのレポートを吟味もせずに切り取って、そのまま報道する日本のジャーナリズムのレベルを示しているのと違いますか。
順位を付けるためには少なくとも客観的な尺度が1つ以上示されてなければならず、原文は読めませんがもしアンケートのみで順位を決めたとするなら全く主観でしかありません。それもRSFのものなのかアンケートに回答したジャーナリストのものなのかさえ定かでありません。
論文審査なら間違いなくペケとなる内容、かつ主観と捏造は紙一重であり疑似捏造と言ってもよいくらいです。それを吟味もせずに報道するマスコミ人のレベルの低さの順位なら納得します。 日本のマスコミはもっと伝えるべきことは他にもある筈を、このような与太話ばかりニュースにするから選択的偏向報道、捏造報道と批判されるのを自覚していないようです。
実験と結果により、物事の本質みたいなものが手に入ります。
マスコミの偏向報道で、民主党政権が出来ました。
これをマスコミ側から見たら、嘘でも民衆を思い通りに動かせるになります。
しかし、国民から見たら マスコミの嘘に騙されると、自らの生活に多大な影響が出るになります。
この多大な実験の結果、マスコミの影響力は地に落ちました。
やはり、人間は実際に経験しないとわからない人の方が多数だと言えます。
ただ、これは民主党政権がわかり易いからというのがあります。
プライマリーバランスを求めると、生活が苦しくなるは、結果が、出やすい人と出にくい人がいるのが難点です。
特に公務員や年金生活者の様に、景気に影響されない人々は実験結果を実感出来ないのが、変わりにくい原因かも知れません。
客観的な報道データに基づく具体的な分析でなく、世界のジャーナリストによる主観評価なのでこうなるのでしょうね。
多分こんな感じかと。。
日本のジャーナリストによる評価
対自国0点、対欧米100点、対発展途上国50点、対韓国90点
欧米のジャーナリストによる評価
対自国50点、対日本30点、対発展途上国50点、対韓国50点
発展途上国のジャーナリストによる評価
対自国50点、対日本50点、対欧米50点、対韓国50点
韓国のジャーナリストによる評価
対自国50点、対日本0点、対欧米80点、対発展途上国50点
総合計 欧米280点、韓国240点、発展途上国200点、日本80点
なお、海外のジャーナリストによる日本の報道の自由度の評価は日本のジャーナリストによる自国ヘイトに強く影響されているものと思います。(除 韓国)
こんなの国別好感度ランキングで絶対に日本がトップに立てない理由と同じ。
実態とはかけ離れたところ(好き・嫌い)で決まる評価なんて意味ないです。
実態に則すなら原則として自己評価は無し。上下評価5%は排除しないとね。
中韓の評価を排した”中間での評価”だと日本の立ち位置は違うはずです・・。
相変わらずジャーナリスト様が気持ちよくなれてる国(それも実態ではなくなんとなくのイメージ)ランキングなんですね
このランキングを上げたければメディアを批判する国民を政府が取り締まればいいとおもいます
「国境なき記者団」の活動資金はどこから出ているのでしょう?中国や韓国だとすると、日本の順位の低さが納得です。
それとも、ランキングしたのが、「報道の自由度」ではなくて「記者の知的レベル」の間違いだったのかもしれません。
子供のころからフランスを有難がることが皆無で、むしろ胡散臭い国としか見ていなかったので、「怪しい記者団」のお里が知れたのは良いことでした。
Wikiによると資金は
「資金全体の19%はアメリカ合衆国、カナダ、及び西ヨーロッパの各国政府および組織から出ており、メナール事務局長によれば、予算の11%がフランス政府、欧州安全保障協力機構、国際連合教育科学文化機関、フランコフォニー国際機関などからの政治援助であり、フランス政府からの寄付は4.8%を占める。」
だそうです。 結構政府筋から資金が出ているにしては、ねぇ・・・
匿名29号 さま
情報ありがとうございます。
ホント、政府筋から資金が出ている割には胡散臭い連中ですね。レポートのレベルも低そうだし。
某国には政府筋から資金が出ている割には胡散臭い○○学術会議というのがありまして…
裏縦貫線 さま
おお、そうでした。恥ずかしい国だ~。
フランスのことを西朝鮮と呼んでいる人がいました。なるほどなと思った。
こんなランキングをつけてる暇があれば
他にやる事があるだろうと思ってしまう
ますば命懸けて中国行ってからにしてくれ
若い20代として、日本マスコミに一言!
「滅びよ!」
>各国についての評点は、ジャーナリストらに対するアンケート調査などをもとに決定されているようです。
朝日新聞や毎日新聞、日本弁護士会でアンケートをとれば、結果はこんなもんでしょう。かといって政府やまともなジャーナリストが抗議すれば、それをネタに罵詈雑言でしょうね。
虎ノ門ニュースに出てくるようなジャーナリストの皆さんにアンケートはとったのかな?
聞きたい情報しか聞かない歪んだ人達の集まりでしょうね。
きたたろう様
>朝日新聞や毎日新聞、日本弁護士会でアンケートをとれば、結果はこんなもんでしょう。かといって政府やまともなジャーナリストが抗議すれば、それをネタに罵詈雑言でしょうね。
そうですね、アンケートに回答したジャーナリスト名を公表して欲しいですね。
まともなジャーナリストからの抗議は言論の自由を侵す行為として認定されるのでしょう。
日本の「報道の自由度」が世界で72位の怪 信頼性が疑われる国境なき記者団の調査
2017.5.10(水) 古森 義久
「国境なき記者団」によるこの報道自由度の判断は、各国の提携支部からの報告を基にしている。
日本支部は、「日本フィクサー&ジャーナリストネットワーク」(JFJN)という組織である。
JFJNが日本の報道の自由度について恒常的に調査し、その結果を「国境なき記者団」に送って
ランキングとして集計される仕組みだという。
JFJNのメンバーはジャーナリストと呼べないとの記事も
https://aacgcj.org/wp-content/uploads/2020/05/2017-05-10-JB-Press-%E5%8F%A4%E6%A3%AE-RSF-%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0.pdf
読ませてもらいました。イメージとしては2時間サスペンスドラマに出てくる、悪徳雑誌記者みたいな連中でしょうかね。情報有り難うございます。
釜山の日本領事館前が領事館閉鎖を求める学生団体に不法占拠され、出勤する領事・職員など関係者が襲われたこと、
またソウルの大使館前は既に不法占拠されて一週間が過ぎ、韓国与党議員がデモを激励、また議員自らもデモに参加したため不法占拠は続いている現状、
上記を一切報道しないNHKや民放、確かに日本の報道の自由度は低いのでしょう。韓国様への忖度報道が多すぎ、報道自主規制。。
日本のネットの自由度は12位だそうですよ。
米国は10位。2020年の評価みたいです。
やっぱり日本はオールドメディアよりネットの方がまだ多少は信用出来そうです。
日比野庵さんのサイト
国境なき記者団の報道の自由ランキングは全く信用ならないものですからね。日本のマスコミには都合が良いのか国境なき記者団を批判することはありませんが。記者クラブについては言及することさえありません。毎年うんざりしますね。新宿会計士さんの記事で少し溜飲が下がりました。ありがとうございます。
NHKとかでは西側主要国で最下位とか言ってたが、直接的な拘束等の指標であるAbuse scoreの方を見るとドイツやフランスが結構高いんだよな