文在寅氏、東京五輪を勝手に「南北融和」の場に利用か

事前の報道だと、「日王」発言などを通じて天皇陛下を侮辱したことでも知られる姜昌一(きょう・しょういち)前韓国議員が信任状を携え、駐日大使として本日日本に上陸するようです。日本人にとっての大切な天皇陛下の御前に連れてきて良いのかという疑問点もさることながら、よりにもよって姜昌一氏のような人物を駐日大使に指名した張本人である文在寅(ぶん・ざいいん)氏のホンネは、やはり「北朝鮮との関係改善」にある、という実情が垣間見えてしまうのです。

私たち日本国民にとっての大切な天皇陛下に…

各メディアの報道等によれば、韓国の姜昌一(きょう・しょういち)前国会議員は本日、駐日大使として赴任するために、日本にやって来るのだそうです。

姜昌一氏といえば、天皇陛下を「日王」などと侮辱し、国後島に日本政府の許可なく上陸して「ロシアが実効支配している」などと言い放った人物です。一昨日の『佐藤正久議員、姜昌一氏の過去の言動に「酷いもんだ」』でも触れたとおり、佐藤正久議員でなくても「これは酷い」と言いたくなる人も多いでしょう。

この点、『姜昌一氏面会拒否報道は単なる「ガス抜き」の可能性も』などでも紹介したとおり、産経新聞は先日、菅義偉総理や茂木外相らが姜昌一氏との面会を「当面見送る方向で検討」などと報じています。事実だとしたら、これはこれでおかしな話です。

姜昌一氏は文在寅(ぶん・ざいいん)韓国大統領から授与された信任状を携えて来日するわけですが、その信任状は天皇陛下に奉呈されるものです。総理や外相が面会を見送るわりには、そんな人物を私たち日本人にとって大切な天皇陛下に謁見させるというのは、極めて無礼な話ではないでしょうか。

その意味では、日本政府にはアグレマンの取り消し、あるいはペルソナ・ノングラータの発動という英断を期待したいところでもあります。

ビデオ会議+事前録画方式でいかが?

もっとも、リアリスト的な視点に立てば、また違った側面が見えてくることも事実でしょう。

じつは、『笑えない冗談?姜昌一氏「関係正常化に努力を尽くす」』などでも触れたとおり、姜昌一氏自身はインタビューで、文在寅氏が自分を駐日大使に任命したことを、「文在寅政権の韓日関係を改善する意欲の表れ」だと認識していると明らかにしました。

このくだり、「正常な日韓関係」をどう定義するかによっては、あながち間違いとは言い切れません。

たとえば、韓国が持ち出す歴史問題とやらに、日本がぺこぺこ頭を下げ続け、日本が虎の子の技術や資本をタダ同然で韓国に譲るような関係を「正常な日韓関係」と定義するならば、姜昌一氏の人選が韓国政府にとっても大間違いであることは間違いありません。

しかし、韓国が主張するウソについては「それはウソだ」とキッパリ撥ね付け、韓国がわけのわからない不法行為を仕掛けてきた場合にはサクッと経済制裁するような関係を「正常な日韓関係」と定義するならば、じつは姜昌一氏は、ある意味では日本大使にうってつけの人物だ、という言い方もできなくはないのです。

実際、姜昌一氏の言動を見ていると、どうもこの人物には「思ったことをすぐに口に出してしまう」という思慮の浅さがあるようです。こういう人物が駐日大使として日韓外交の最前線に立つということは、日本社会のさまざまな階層に対韓不信を植え付けることにつながるかもしれません。

ちなみにこんな人物については、対面で天皇陛下に奉呈するのを取りやめても良いのではないかと思います。武漢コロナ禍という事情もあるため、信任状奉呈式を見送るにはちょうどよい口実ができているという言い方も可能でしょう。

いっそのこと信任状自体を宮内庁まで事前に普通郵便かなにかで送ってもらい、皇居と韓国大使館をビデオで結び、姜昌一氏をビデオカメラの前に立たせ、皇居側では天皇陛下に宮内庁職員が信任状をお見せするシーンを映す(あるいはそのシーンを事前収録して流す)くらいでちょうど良いかもしれません。

文在寅氏の「変節」?

…というのは半ば冗談ですが、ただ、最近の文在寅氏が、表面的には日韓関係を「改善」しようとする意欲を示していることは間違いなさそうです(なにが「改善」の定義なのかは別として)。

そういえば、今週の『文在寅氏「韓日協力」に菅総理「韓国が適切な行動を」』でも紹介しましたが、文在寅大統領は18日に行われた新年記者会見で、日韓関係について次のような趣旨の発言をしました。

  • 過去の歴史は過去の歴史として、韓日関係は未来志向に発展させなければならないことは、それはそれでやっていかなければならない問題だ
  • 韓日間には解かねばならない懸案があり、外交的に解決しようと両国はさまざまな協議をしている。こうしたなか、慰安婦判決が出た。率直に言って、少し困惑しているのが事実だ
  • すべての問題を結び付けては、ほかの分野の協力にも影響が及ぶ
  • 2015年の韓日の慰安婦合意が両国政府の公式合意だった事実を認める。その土台の上で被害者も同意する解決策を見つけられるよう、韓日間で協議する
  • (自称元徴用工問題について)強制執行の形での現金化は韓日関係において望ましくない。そうなる前に両国が解決策を見いだすべきだが、原告が同意しなければならない。そんな方法を両国政府が協議し、韓国政府がその案で原告を説得する方式で問題を少しずつ解決して行けると思う

ありもしない過去の歴史に拘泥し、現在と未来の日韓関係を破壊した文在寅氏が、いまさら何をおっしゃっているのかという気持ちについては、ひとまず脇に置くとしましょう。

この発言から見て取れるのは、2017年5月に就任して以来、一貫して無関心を貫いてきた日韓関係に対し、少なくとも文在寅氏はここにきて急に高い関心を示し始めた、という状況です。ことに、2015年の日韓慰安婦合意を「政府間の公式合意」などと述べたことは、大きな方針転換です。

じつは、「日韓慰安婦合意は両政府間の公式合意」とする見解は、文在寅氏の発言に先立って1月8日の「主権免除違反判決」の当日、韓国外交部報道官から出されています(『慰安婦判決巡っても無責任で当事者能力のない韓国政府』等参照)。

そして、これに対し自称元慰安婦らの支援団体側が「反発した」、とする報道もあります。

慰安婦支援団体 韓日合意巡る韓国政府の言及に反発

―――2021.01.13 14:50付 聯合ニュース日本語版より

つまり、文在寅氏にとっては、みずからの支持者とも重なるはずの自称慰安婦関係者らを怒らせてでも、日本に対して擦り寄っておきたい「理由」があるのではないかという気がしてなりません。

結局は北朝鮮が大好き?

その点に関する違和感を説明する手掛かりのひとつでしょうか、韓国メディア『聯合ニュース』(日本語版)に昨日夕方、こんな記事が配信されていました。

米朝・南北対話へ「平和の時計動かす」 東京五輪成功へ協力を=文大統領

―――2021.01.21 17:34付 聯合ニュース日本語版より

これによると文在寅氏は21日に韓国大統領府で行われた国家安全保障会議(NSC)の場で、日本との関係を巡って、「過去にとどまらず、共に知恵を出し合って建設的で未来志向的な関係へと発展させなければならない」と述べたとしたうえで、次のような考え方を示した、というものです。

新型コロナウイルスの感染拡大で今夏に延期された東京五輪を安全な大会として成功させるよう協力し、韓日関係の改善と北東アジアの平和進展の機会にしなければならない」。

北朝鮮との関係改善にやたらと言及している前後の文脈から判断して、「北東アジアの平和進展の機会」とやらが何を意味するかについては明白です。要するに、文在寅氏の頭の中には、いまも「北朝鮮との関係改善」しか入っていない可能性が濃厚です。

それに、東京五輪の主催国は日本です(現時点で開けるかどうかはわかりませんが…)。無関係な韓国が、なぜ勝手に東京五輪を南北融和の場にしようとしているのか、理解に苦しみますし、厚かましくて驚き、呆れもします。

ことに、韓国側から「共に知恵を出し合おう」と持ち掛けてくるときには、ほとんどの場合、「知恵を出す」のは日本の側なのですが、さすがに現在の日本政府がこんな妄言に騙されるほど愚かではないと思いたいところです。

(※もっとも、「日本政府はすでに姜昌一氏にアグレマンを出した」とする韓国メディアの報道が正しければ、日本の外務省の実務担当能力には一抹以上の不安を感じるのも事実ですが…。)

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

つまり、韓国メディアの報道の細かい部分を読んでいくと、文在寅氏が日本に擦り寄り始めたかに見える表面的な現象も、現実には「残り1年少々の任期で北朝鮮との関係を改善させたい」という文在寅氏なりの希望のあらわれなのかもしれません。

その意味では、当たり前のことですが、文在寅氏が騙る「韓日関係改善の努力」とやらに、日本政府は間違っても協力してはならない、とだけ申し上げておきたいと思う次第です。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

このエントリーをはてなブックマークに追加    

読者コメント一覧

  1. パーヨクのエ作員 より:

    いつも知的好奇心を刺激する記事の配信ありがとうございます。

    皆様、不思議に思いませんか?
    序列社会の韓国が何故南北統一を目指しているのでしょうか?
    日本やアメリカの外資を得るのは困難と思います。
    賠償が北朝鮮エリアの人間分入るかは日本との関係が悪いので、日本からもらえない可能性があります。

    南北統一の際に赤化統一(最近管理人様の使用が減りました)の場合は南の人間はブルジョア社会不良分子として搾取と弾圧の対象です(笑)

    それでも南北統一をしたい!と言うのは何でしょうね(笑)?

    当方は「核兵器を得たいから」と思いますが、皆様の分析はどうでしょうか?

    以上です。駄文失礼しました。

    1. だんな より:

      パーヨクのエ作員 さま
      >序列社会の韓国が何故南北統一を目指しているのでしょうか?
      文大統領は、南北の序列を北が上とする思想の持ち主だからだと思います。

      >日本やアメリカの外資を得るのは困難と思います。
      寄生虫が、寄生出来ないと考える事は無いでしょう。

      >南北統一の際に赤化統一(最近管理人様の使用が減りました)の場合は南の人間はブルジョア社会不良分子として搾取と弾圧の対象です(笑)
      同感ですが、南北統一を韓国人の多くは、「安価な労働力」の獲得だと考えていると思います。

    2. より:

      まず、基本的な国家観として、従北左派は大韓民国よりも朝鮮民主主義人民共和国の方がより「正統性」を持った国家であると考えているという点がベースにあります。苦し紛れに、実体皆無の大韓民国臨時政府とか独立義勇軍の神話を語っていますが、所詮はアメリカ軍政下に半島南半分で捏造された国家である大韓民国に較べ、戦時中に抗日ゲリラ戦を継続した(ことになっている)金日成将軍を戴く朝鮮民主主義人民共和国の方が、半万年の歴史を継承する国家としてより正統であるという考え方です(“金日成”がニセモノであるとか、ソ連の傀儡国家でしかなかったことには目を瞑ってます)。ゆえに、偽物国家である韓国ではなく、より正統な北朝鮮に帰順すべきであるということになるのです。
      何をもって「正統」と見做すのか、正直言ってよくわかりませんが、朝鮮式朱子学的論理ではそういう結論になるらしいです。

      さらに、従北左派は、南北統一したら当然南側が主導権を取れると信じて疑いません。確かに、現時点では、南側が国力や経済力で北を圧倒していることは事実ですが、彼らは「だから南側が主導権を持つのは当然」と楽観視するばかりで、以下には思い至らないようです。

      > 南の人間はブルジョア社会不良分子として搾取と弾圧の対象です

      実際問題として、もし赤化統一となった暁には、従北左派こそ真っ先に粛清の対象になるだろうと思われますが、彼らは自分たちは粛清する側であって(財閥や親日派をここぞとばかりに弾圧できる)、粛清される側だなどと夢にも思っていません。共産党政権の怖ろしさを知らない、お花畑全開としか言いようのない思考です。

      文在寅大統領以下の従北左派は以上のように考えているからこそ、南北融和、南北統一に邁進しているのです。現在の状況下では、核兵器保有への誘惑というのも一つの理由ではあるでしょうが、根本的には理念上の問題であると考えます。

      1. 名無しの権兵衛 より:

        龍 様へ
         「従北左派こそ真っ先に粛清の対象になるだろう」というのは、全く同感です。
         共産主義国家の歴史は、全て「粛清の歴史」であることは、歴史を見れば明らかです。スターリンによるトロツキーなどの粛清、毛沢東による林彪などの粛清、金日成による朴憲永などの粛清が有名ですが、共産主義国家では、最高権力者を脅かす恐れがある者は、粛清される運命にあります。言い換えれば、権力闘争の歴史です。21世紀の現在でも、同じことを繰り返しています。
         

    3. 頓珍韓 より:

      彼らも、私たちと同じように、「一致団結」し「独立」した「発展」する国家を望んでいるのでしょう。

      しかし、韓国は、自称半万年の歴史なのに民主的な政治は20-30年しか経験がありません
      長らくは、常に下々の民は特権階級から搾取され、国自体も属国にされたり国王も土下座していた国です。
      私は、ここ最近の韓国の動きは、国民がその20-30年を経て現在の韓国という国家への不満が大きくなったことによる、と思います。
      彼ら自身が意識をもって頑張らないと、民主的な国家が破綻するのは仕方がない事のような気がします。

      韓国は戦後、民主主義国家であるアメリカの保育器の中で、軍政を敷いて生まれました。
      そして、日本をはじめとする様々な国の支援を受けて成長していきました。
      1990年代になると、軍政が終焉して文民政権が樹立してました。
      しかし、様々な支援を受けて与えられた韓国の国際的な地位にも関わらず、国民意識は幼いままです。
      そんな折、中国の台頭により韓国は日米の保護下にいることは余儀なくされています。
      今、その不満が中二病的に増大してきたのだと思います。
      「あー俺も、さっさとこの家を出たい。でも自活できない・・・」
      まさに思春期を迎えた子供です。

      そんな韓国が、かつて喧嘩別れした兄弟の北朝鮮をみると、いかにも「一致団結」「独立」の2つは持っている様に見えます。
      そして韓国が唯一もっている「発展」といえば、日米中の土台で成り立っている状況です。

      もとは同じ境遇で育った彼らからしたら、北朝鮮の体制は「1990年代の韓国の軍政みたいなものなんだな」程度でとらえているのではないでしょうか。
      さらに言えば、「そんなのは気に食わなければ国民の力で変えれば良い、ケンナチョヨ!」と持ち前の楽観主義で考えているのではないでしょうか。
      もともと慣れ親しんだご主人様の中国の支援で「発展」し、北朝鮮の「一致団結」「独立(国家存立に関して正当性付き)」を手に入れられて、明るい未来が待っている、そして日本から金をせしめるのは当然だと、彼らは持ち前の他人のふんどしで相撲を取ろうとする両班気質があるのではないでしょか。

      理念的な赤化統一によるナショナリズムのより、情緒的な民族統合によるナショナリズムの方に視線が向くのは、彼らの国民気質的には、合点がいく志向だと私は思います。

    4. パーヨクのエ作員 より:

      だんな様
      龍様
      名無しの権兵衛様
      頓珍韓様

      当方のコメントに書き込みありがとうございました。
      序列社会での北に対する上位意識、正統性を求める外面重視性、自己中心的な楽観主義、北の粛正(というより粛清)を予想できない民族特質。彼らのいろいろな社会的な側面から切り込んだコメントは読んで興味深く、大変参考になりました。

      皆様のコメントを読んでふと思ったのですが、
      日本人の論理思考は単一な論理分析に基づいたプロセスを経た単一の結論を導くことですが、彼らの論理思考はジョージ・オーウェルが「1984年」で取り上げた二重思考を越えた多重思考で複数の結論が導かれ、その中の一つだけに日本人等が接することで困惑したり、騙されたりするのではないでしょうか。

      おそらくウリ的なあまあまワガママ何でもOK思考とナム的なお前の言うこと何でもNG思考とその折衷思考での少なくとも3つ以上の論理分析で導かれた相矛盾に見える結論は何れも彼らの深層意識ではひとつとされて「同一の結論」とされているのではないでしょうか。

      従って昨今の反日一転日本へのすり寄りに見える行動も日韓合意での韓国が義務を一切果たさなくても一切気にしない行動も彼らの意識下では一切「一貫性を失っておらず」、自己の行動を批判する日本の方が「明らかにおかしい」と感じているのではないかと思います。
      日本人からはムービングゴールポストとみえる行動も彼らの中では「自分たちは一貫性が一切失われていない」と感じて行動をしていると思います。

      仮に半島の人間が実施する論理構造の多重化と多重結論の見えない大部分への無思慮が日本の行動の失敗につながっているならばそれに対して対応策を考えて適切な対応を行うべきです。

      以上です。駄文失礼しました。

      1. パーヨクのエ作員 より:

        当方の上記コメントは人間の行動論理を論ずると一見暴論ですが、CPUの世界では複数パイプラインを使用した投機的実行と成功したパイプラインプロセスを次期の処理に引き継ぎ、失敗したパイプラインプロセスの破棄という形で実用利用されています。

        今の所仮説ですが、あり得ないかと思います。

        以上です。駄文失礼しました。

  2. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。

    姜昌一氏は今日、日本着ですか。天皇陛下との謁見は何が何でも阻止したいところです。来たらペルソナ・ノングレータで直帰(笑)。

    ところで南北宥和、南北統一の雰囲気作り、デモンストレーションに、東京五輪を利用されるのは御免です。彼らが参加しない方がよほど「世界平和」に貢献します。

    コロナ禍もあることから、観客無し、選手村は外国選手との接触禁止、自分の競技が終われば即帰国。

    また叶わぬ望みと分かってますが、期待値10%として、韓国の五輪参加を無くして欲しい。要は日本が招待しなければ良い訳で、国際的な非難は轟々と湧くでしょうが、「スポーツは平和の祭典」と言うなら、日本を敵視し、挑発し、世界に告げ口しまくる韓国、そして危険国家・北朝鮮は招待する必要はないでしょう。

    稚拙なやり方と思われるでしょうが、悪性ウイルスは徹底的に管理し、除去しなければなりません。

  3. 頓珍韓 より:

    姜昌一氏の信任状捧呈式は、日本の王として国事行為臨時代行として秋篠宮文仁親王が執り行っていただくというのは如何かな。
    秋篠宮文仁親王には大変ご迷惑なことだとは思いますが、相手は「日王」と日ごろから言ってらっしゃるので。

  4. りょうちん より:

    歴史物の復活で、天皇陛下は御簾ごしの御座で対応するって方式にすればいいんじゃ。
    御簾は現代の技術で抗菌機能を付けても良いですし、気に食わない相手なら、人型のロボットでもこっそり置いておけば良い。
    韓国相手ならペッパー君なんかちょうどいいでしょう。最近仕事無いそうですし。

    1. 迷王星 より:

      「コロナ禍の最中ですので陛下が直々に面会なさることは中止しております。必要な書状はこちらでから陛下にお渡し致ししますので、当省のアジア大洋州局長宛に御郵送下さい」と外務省から韓国大使館に対して通知しておけば宜しいのでは。

      そうすれば東京駅に馬車を出す必要もなくなりますよ。

      1. 門外漢 より:

        迷王星 様
        馬車でなく猫車で。

  5. 転勤族 より:

    >(※もっとも、「日本政府はすでに姜昌一氏にアグレマンを出した」とする韓国メディアの報道が正しければ、日本の外務省の実務担当能力には一抹以上の不安を感じるのも事実ですが…。)

    アグレマンを出していたとしたら、外務省の前例主義・事なかれ主義も極まれりですね。
    「物事を考える」という行為を放棄してしまったのでしょうか。

    1. 迷王星 より:

      外務官僚の責任というよりも外務官僚に命令権を持つ茂木外相や対韓外交をどうするかの最終的な決定権を握っている菅首相の決断力や判断力の無さでしょう。

      常日頃から外務官僚は無能だと思っているので彼らを弁護しようとは思いませんが、本件に関しては外務官僚には非はありませんよ。

      大臣から外務官僚に対して「姜に対してはアグレマンを拒絶せよ」という特別な指示を出さなければ官僚は前例に基づいて処理しますよ。前例に基づいて恙なく速やかに処理をする、これこそが(外務に限らずあらゆる省庁の)官僚の仕事なのですから。そして官僚がそのように前例に基づき速やかに処理しているからこそ、1億人以上の人口を抱える巨大な国家もそれなりにスムーズに動いているのです。

      前例とは異なる特別な処理を官僚に行わせるには、政治が特別にどう処理すべきかを指示することが不可欠です。そしてその特別な処理の責任は指示を出す政治家つまり大臣が負わねばなりません。

      茂木も菅もアグレマン拒否という特別な処理を出して結果責任を負うことを避けたのです。あるいはアグレマン拒否という選択肢が存在していることに思い至らないほど馬鹿だったかの何れかです。

  6. クロワッサン より:

    >つまり、韓国メディアの報道の細かい部分を読んでいくと、文在寅氏が日本に擦り寄り始めたかに見える表面的な現象も、現実には「残り1年少々の任期で北朝鮮との関係を改善させたい」という文在寅氏なりの希望のあらわれなのかもしれません。
    >その意味では、当たり前のことですが、文在寅氏が騙る「韓日関係改善の努力」とやらに、日本政府は間違っても協力してはならない、とだけ申し上げておきたいと思う次第です。

    野田政権時に日本から支援を受けた李明博大統領が対日挑発行為に走った歴史を連想します。

    文在寅政権も「恩を仇で返す」だろうとの推測が外れる事はまず無い気がします。

  7. ちかの より:

    動機があって結果があるというか。
    動機ありき、というべきか。
    ムンムンの場合、
    ①なんとかして北と仲良くしたいニダ。
    ②そうだ、平昌冬季五輪の時のように、東京五輪を利用すればいいニダ!
    ③じゃあなんとか日本にゴマをすって懐柔するニダ。
    ④そのためになら、徴用工判決やら慰安婦判決やらで手を差し伸べてやってもいいニダ。
    ⑤口約束だけして、東京五輪で南北対話さえ出来ればいいニダ。
    くらいの軽いノリ、だと思います。
    東京五輪以外に、南北対話出来そうなきっかけさえ見いだせないから。
    仕方なしに日本のほうへ向いてきた、というだけの話、だと。

  8. HN忘れた より:

    東京五輪には反対してましたよね。(記憶あいまい)
    選手村で提供される食事は放射能まみれなので、どこかのホテルでも借り切って韓国から持ち込んだ食材で調理した食事を提供すると息巻いてましたが(記憶明晰)、もうホテルは確保されましたか?

    それよりなにより、五輪の開催には、さも韓国の協力がなりより必要だと思ってらっしゃるようですが、日本だけで大丈夫ですから、ただ参加して楽しんでください。

  9. 引きこもり中年 より:

     独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
    (自分にそう言い聞かせないと、韓国と同じになってしまうので)
     韓国の文大統領は、バイデン新大統領就任で、韓国にとって都合の悪いところはリセットされ、都合のよいところは継続されると信じているのでしょう。(日本の暴走老人も、都合の悪いところは忘れて、都合の良いところだけを覚えています。今日のことは忘れて、10年前のことは覚えています。似てませんか)
     駄文にて失礼しました。

  10. イジワルばあさん より:

    ふと思ったのですが、根拠はありません。あくまで私の妄想です。
    日本政府はアグレマンを出していないのではないかという気がします。そして対抗上韓国政府も相星氏へのアグレマンを出しておらず、暗礁に乗り上げているのではないでしょうか?
    というのは、日本政府は相星氏の韓国大使の辞令を出していませんからね。そして日本政府は既定方針どおり「丁寧な無視」を貫いているのではないかと思うのです。韓国としては、駐韓日本大使が空席で、駐日韓国大使も空席となったら日本政府に
    働きかける術がありません。閣僚級の会談の日程調整ひとつとっても大使不在は困ります。特に東京五輪を舞台に南北関係の改善を図ろうと画策している文在寅にとっては時間がありません。そこで焦ってアグレマンが出たとメディアに報道させて既成事実化してアグレマンを引き出そうとしたけれど上手くいかなかったのだと思うのです。しかも日本政府はアグレマンを出したか拒否したかは外交慣例で公表しないとしているので、それを良いことに、またアグレマンが出たと公表しまった手前姜昌一氏の着任を進めざるを得なかったわけです。そこで買ってもない商品を勝手に送り付けて代金を払わせる送り付け詐欺よろしく大使を送り込んできて既成事実にしようとしているのではないでしょうか?こう考えると当面総理や外相が姜昌一氏と面会するつもりはないということと辻褄が合います。
    常識では考えられないストーリーですが、何しろ常識では計れないこと平然とやってくるかの国のことですからね。

    1. 阿野煮鱒 より:

      同意する/否定する、いずれの根拠も持ちませんが、仰るとおりだといいですね。

    2. 門外漢 より:

      イジワルばあさん 様
      https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/zaigai/meibo/index.html

      在外公館長名簿に「在大韓民国大使館 相星 孝一 アイボシ コウイチ 特命全権大使」
      とあります(涙)。

  11. 名無しの権兵衛 より:

     「この発言から見て取れるのは、2017年5月に就任して以来、一貫して無関心を貫いてきた日韓関係に対し、少なくとも文在寅氏はここにきて急に高い関心を示し始めた、という状況です。ことに、2015年の日韓慰安婦合意を『政府間の公式合意』などと述べたことは、大きな方針転換です。」
     『政府間の正式合意』という発言を「大きな方針転換」と評価(?)するのは、マスコミにも散見されれますが、これは間違いで、日本国民に大変な誤解を与えるものだと思います。
     2018年1月9日に、康京和(カンギョンファ)外相が、日韓慰安婦合意の検証結果を踏まえて発表した日韓慰安婦合意に関する韓国政府の新方針の中で「2015年の合意が両国間の公式合意だったという事実は否定できない。韓国政府は合意に関して日本政府に再交渉は求めない。」と述べています。
     今月8日の「主権免除違反判決」当日、韓国外交部報道官からも同じ見解が出されていますが、これも目新しいものではありません。

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。

※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。

当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。

ちかの へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
関連記事・スポンサーリンク・広告